JP5583113B2 - 特に接続要素用の保護器具 - Google Patents

特に接続要素用の保護器具 Download PDF

Info

Publication number
JP5583113B2
JP5583113B2 JP2011501263A JP2011501263A JP5583113B2 JP 5583113 B2 JP5583113 B2 JP 5583113B2 JP 2011501263 A JP2011501263 A JP 2011501263A JP 2011501263 A JP2011501263 A JP 2011501263A JP 5583113 B2 JP5583113 B2 JP 5583113B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheath
protective
mechanical
end piece
thermal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011501263A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011518537A (ja
Inventor
ジャン ルネ シュスネ
ヤン バティーク
ジャン フェラン
Original Assignee
フェデラル モーグル システムス プロテクション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フェデラル モーグル システムス プロテクション filed Critical フェデラル モーグル システムス プロテクション
Publication of JP2011518537A publication Critical patent/JP2011518537A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5583113B2 publication Critical patent/JP5583113B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0462Tubings, i.e. having a closed section
    • H02G3/0481Tubings, i.e. having a closed section with a circular cross-section
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G15/00Cable fittings
    • H02G15/007Devices for relieving mechanical stress
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/56Means for preventing chafing or fracture of flexible leads at outlet from coupling part

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本発明は、熱的及び機械的保護器具に関する。
本発明は、特に、自動車エンジンに取り付けられたセンサをケーブルハーネスに接続するために自動車に用いられる接続ケーブルの保護に関する。
この種の用途では、接続ケーブルを機械的攻撃に対してだけでなく、エンジンの環境で生じる強烈な熱に対して保護する必要がある。
特に、排気ガス排出管(EGR管)が設けられていることにより、極めて強烈な熱放射が生じ、これにより、接続ケーブルの溶融又は短絡が生じる場合がある。
かくして、米国特許出願公開第2007/0191755号明細書から、機械的保護シースと、機械的保護シースの一端部に取り付けられる熱的保護端部品とを有する接続ケーブル用保護器具が知られている。
この特許文献では、機械的保護シースは、回旋状プラスチック製シースである。熱的保護端部品は、断熱材料層及び反射層で作られている。
位置決め・固定器具により、熱的保護端部品を機械的保護シースの一端部に取り外し可能に取り付けることができる。
米国特許出願公開第2007/0191755号明細書
本発明の目的は、使用するのが簡単であり、特に保護器具により保護される要素の取り付けを容易にする熱的及び機械的保護器具を提案することにある。
この目的のため、本発明の第1の観点は、機械的保護シースと、機械的保護シースの一端部に取り付けられた熱的保護端部品とを有する保護器具に関する。本発明によれば、保護器具において、機械的保護シースは、機械的保護シースの長手方向における圧縮によって変形可能な管状テキスタイル構造体を含み、テキスタイル構造体は、長さ方向圧縮領域に、それ自体折り返されることによって、熱的保護端部品の一端部と協働するようになった拡張シース部分を有することを特徴とする保護器具に関する。
圧縮により変形可能な機械的保護シースのテキスタイル構造体により、保護器具の長さを短くすることができ、その目的は、保護器具により保護される接続されるべき要素の一端部を露出状態のままにしておくことにある。さらに、熱的保護端部品の近くでの拡張シース部分のそれ自体の折り返しが達成される。拡張シース部分のところでの機械的保護シースそれ自体の折り返しにより、機械的保護シースの内側にひだ(プリーツ)を作ることができる。シースのこのひだは、熱的保護端部品によって形状が保持される。熱的保護端部品と折り返し拡張シース部分が互いに協働する位置を得ることにより、保護器具を避けて妨害なく接続されるべき要素を取り付けることが可能である。
さらに、この協働位置は、機械的保護シースの単純な長さ方向圧縮によって得られるので、特に最初の取り付けに続く次の操作の際に、保護器具に対するこの作業を数回実施することができる。
本発明の一具体的実施形態では、機械的保護シースは、拡張シース部分がそれ自体折り返されて熱的保護端部品の一端部によって保持される不安定な平衡位置と、機械的保護シースが熱的保護端部品と整列する休息位置との間で変形可能であり、機械的保護シースは、休息位置への機械的保護シースの弾性戻りによって不安定な平衡位置から休息位置に動くことができる。
機械的保護シースの不安定な平衡位置と休息位置との間で働く弾性戻り力により、取り付け後、保護器具の自動位置決め、特にオペレータとは無関係に、機械的保護シースの端部のところへの熱的保護端部品の確実な位置決めを得ることができる。
本発明の有利な一実施形態では、拡張シース部分は、拡張シース部分をそれ自体熱的保護端部品の外面上に折り返すことにより保持される。かくして、機械的保護シースは、これを熱的保護端部品上にそれ自体折り返すだけで長さ方向圧縮領域に保持でき、それにより、オペレータが保護器具により保護される接続されるべき要素を操作している間、維持されるのに十分に確実性のある不安定な平衡位置が作られる。
機械的保護シースは、好ましくは、モノフィラメントの管状編組体から成る。
機械的保護シースのこの編組構造体により、保護器具の周りからの熱の排出が容易になり、特に、熱的保護端部品内への熱の封じ込めを阻止することが可能である。
さらに、この編組構造体により、長さ方向における圧縮により幅方向に拡張可能な管状テキスタイル構造体を得ることができる。
本発明のもう1つの観点は、接続要素、特に、自動車エンジンに取り付けられたセンサの接続要素を覆うための本発明の保護器具の使用である。
最後に、本発明の第3の観点は、接続要素を別の接続要素に取り付ける際に接続要素を覆うための本発明の保護器具の使用方法であって、かかる使用方法が、次のステップ、即ち、
‐機械的保護シースを長さ方向に圧縮して接続要素の周りに拡張シース部分を得るステップと、
‐拡張シース部分を熱的保護端部品の端部に圧接することにより拡張シース部分をそれ自体折り返すステップと、
‐接続要素を他方の接続要素に取り付けるステップと、
‐休息位置への機械的保護シースの弾性戻りのために、それ自体折り返されている拡張シース部分を解除するステップとを有することを特徴とする使用方法を提案することを目的としている。
保護器具のこの使用は、用いられる保護器具を参照して上述した特徴及び利点と同様な特徴及び利点を有する。
本発明の他の特徴及び利点は、以下の説明中において明らかになろう。
添付の図面は、非限定的な例として提供されている。
接続要素に取り付けられた本発明の第1の実施形態としての保護器具の縦断面図である。 長さ方向における保護器具の圧縮状態を示す図1に類似した図である。 不安定な平衡位置にある保護器具を示す図1に類似した図である。 接続要素に取り付けられた本発明の第2の実施形態としての保護器具の斜視図である。 不安定な平衡位置にある保護器具を示す図4に類似した図である。 図5の不安定な平衡位置にある保護器具を示す縦断面図である。
次に図1〜図3を参照して本発明の第1の実施形態としての保護器具について説明する。
保護器具は、この場合、自動車用のものとして示されている。
非限定的な例として、保護器具10は、エンジン13に取り付けられたセンサ12の接続要素11に取り付けられている。
センサ12は、例えばエンジンシリンダの位置を検出する上死点(TDC)センサであるのが良い。センサ12は、均等例として、エンジン13の作動をモニタする酸素センサであっても良い。
特に、保護器具10は、センサ12に取り付けられるようになったコネクタ15に接続される接続ケーブル14を保護するよう長さ方向Xに延びている。
保護されるべき要素は、当該技術分野においては周知であり、本明細書においてこれについて詳細に説明する必要はないであろう。
保護器具10は、機械的保護シース20及び機械的保護シース20の一端部21のところに取り付けられた熱的保護端部品30を有している。
かくして、休息位置では、機械的保護シース20は、図1に示されている保護器具の全長にわたり第1の端部21から第2の端部22まで延びている。
図1に明確に示されているように、この機械的保護シース20の第1の端部21は、かくして、接続要素11だけでなくセンサ12の接続部の一部をも覆っている。
機械的保護シース20は、その第2の端部22のところで標準型クランプカラーによって接続ケーブル14に締結されるのが良い。
かくして、機械的保護シース20の第2の端部22のところのこの取り付けにより、接続要素11及び保護器具10をエンジンに取り付ける前に、これらを一緒に締結することが可能である。
この実施形態では、機械的保護シース20は、編組モノフィラメントで作られた管状テキスタイル構造体から成る。この場合、この機械的保護シースは、管状編組により直接得られる閉鎖管状シースである。
編組シースを製作するために用いられるモノフィラメントは、弾性率の高いプラスチック製のものである。
例えば、これらモノフィラメントは、ポリエステル又はポリアミドから成るのが良い。当然のことながら、特に、保護器具10を強烈な熱放射の環境中で用いなければならない場合、技術的性質又は性能を向上させた他の材料を用いることができる。
管状テキスタイル構造体の長さ及び直径は、用途、特に保護されるべき接続要素11の寸法形状に関連している。
この編組管状テキスタイル構造体は、機械的保護シース20の長さ方向Xにおける圧縮によって変形可能であると共に図2に明確に示されているように、長さ方向圧縮領域24に拡張シース部分25を形成するという特徴を有している。
この拡張シース部分25の寸法、特にその直径は、特に、テキスタイル構造体のモノフィラメントの編組角及び編組構造体を製作するために用いられる糸の本数で決まる。
非限定的な例を挙げると、拡張シース部分25は、休息位置における機械的保護シース20の直径dの2倍に実質的に等しい直径Dを有するのが良い。
この実施形態では、機械的保護シースは、管状構造体を有するが、これとは異なる構造、特に一端部のところがフレア状になっている構造体を用いることができる。
熱的保護端部品30を第1の端部21の付近の機械的保護シース20の一部分を覆うよう形成された防熱網で作られるのが良い。
非限定的な例を挙げると、熱的保護端部品は、防熱網を実質的に円筒形の形に巻き、長さ方向縁部を互いに締結し、例えばこれらを互いに溶接し又は接着することによって作られるのが良い。
この防熱網は、アルミニウムの層で被覆されたテキスタイルで作られるのが良い。例えば、アルミニウム化ポリエステルのシートを用いるのが良い。
当然のことながら、防熱網の構造は、本発明を限定するものではない。一般的にいえば、かかる防熱網の構造体は、アルミニウムの層で被覆された、織成された又はそうではない状態のプラスチック製繊維又は無機繊維、特にガラス繊維から成るのが良い。
同様に、図1〜図3に示されている円筒形の形状は、本発明を限定するものではなく、熱的保護端部品は、種々の保護用途に合うようにセンサ12の方向にフレア状になった円錐形のものであっても良い。
かくして、熱的保護端部品30は、特に周囲環境からの熱的攻撃から接続部(センサ12及びコネクタ15の接続部)を保護するために保護器具10の一部分にわたり長さ方向Xに延びている。
本明細書において説明する用途では、エンジンセンサは、排気マニホルド又はエキゾーストパイプからの高レベルの熱放射を受ける場合が多い。かくして、熱的保護端部品30により、コネクタの損傷又は短絡を回避するために150℃に達する場合のある周囲温度から接続部を保護することが可能でなければならない。
非限定的な例を挙げると、長さ方向Xにおける熱的保護端部品30の長さは、2〜10cm(両端の値を含む)であるのが良く、例えば、3〜6cm(両端の値を含む)である。
保護器具の全長は、15〜20cm(両端の値を含む)であるのが良い。
熱的保護端部品30は、好ましくは、熱的保護端部品の第1の端部31のところで機械的保護シース20の端部21のところに取り付けられる。
用いられる固定手段は、例えば、機械的保護シース20及び熱的保護端部品30の端部21,31を締結するための1つ又は2つ以上のクリップ18から成るのが良い。
当然のことながら、この場合、任意他の固定技術、特に接着又は溶接を利用することができる。
他方、機械的保護シース20は、熱的保護端部品30の内側を自由に延び、熱的保護端部品30の第2の端部32を越えて延び出ている。
この実施形態では、図1に示されているように、機械的保護シース20の直径dは、熱的保護シース30の内径に実質的に一致している。当然のことながら、機械的保護シース20の直径dは、これよりも小さくても良く、この場合、機械的保護シース20の端部21は、機械的保護シース20及び熱的保護端部品30の端部21,31の固定を可能にするよう円錐形に僅かに変形されている。
注目されるように、編組機械的保護シースの通気性構造は、空気の循環、特に熱的保護端部品30の周りから機械的保護シース20の反対側の端部22に向かう熱の排出を容易にする。
図2及び図3に明確に示されているように、機械的保護シース20の長さ方向圧縮時、拡張シース部分25により、熱的保護端部品30の端部32と協働してこの領域における機械的保護シース20のそれ自体の折り返しを開始させることが可能である。
この場合、拡張シース部分25の直径Dは、熱的保護端部品30の外寸、この場合その直径よりも大きい。
したがって、この実施形態では、拡張シース部分25は、この拡張シース部分を図3に示されているように、熱的保護端部品30の外面33上に折り返すことにより保持される。
具体的に説明すると、拡張シース部分25は、機械的保護シース20の内側に内曲(リエントラント)環状リング形ひだ(プリーツ)26を形成する。この実施形態では、ひだ26は、熱的保護端部品30の端部32の近くの表面33の対応の部分上に延びる。
かくして、ひだ26は、拡張シース部分25の外側端部26aと熱的保護端部品30の内側に位置する機械的保護シース20の部分に連結された内側端部26bとの間で拡張シース部分25の内側に位置する内曲シース部分で作られている。
機械的保護シース20が図3に示されている位置に達すると、熱的保護端部品30の第2の端部32は、拡張シース部分25を熱的保護シース30の第2の端部32上にそれ自体折り返すための支承領域となる。
編組体の弾性構造により、それ自体折り返された拡張シース部分25のひだ26は、熱的保護端部品30の端部32をひだ26と熱的保護端部品30の内側の機械的保護シース部分20との間に挟まれた状態に保持する。
注目されるように、それ自体折り返された拡張シース部分により及ぼされる力により、熱的保護端部品30の端部32の僅かな変形及び締め付けを生じさせることができる。
かくして、不安定な平衡位置に達し、この位置では、機械的保護シース20は、長さ方向Xに短い長さを有し、拡張シース部分によって保持され、熱的保護端部品30上にそれ自体折り返される。図3に明確に示されているように、保護器具10の長さがこのように短くなることにより、接続要素11の端部を自由なままにし、かくしてセンサ12及びコネクタ15に対する操作を容易にすることができる。
機械的保護シース20は更に、この不安定な平衡位置から図1に示されている休息位置に、テキスタイル構造体それ自体により及ぼされる弾性戻り力によって動くことができる。
かくして、拡張シース部分25をその不安定な平衡位置から僅かに変位させるやいなや、機械的保護シース20は、図1に示されているその休息位置に戻る傾向を有する。
「プッシュバック効果」と呼ばれている休息位置へのこの戻り効果により、図1に示されているように熱から保護されるべき要素、即ち、この場合、センサ12及びコネクタ15上への熱的保護端部品30の確実な位置決めを得ることができる。
かくして、保護器具の取り付けが容易になり、熱的保護端部品30の正確な位置決めは、オペレータにより行われる操作には依存しない。
実際、上述の保護器具は、自動車エンジン13へのセンサ12及びその接続要素11の最初の固定に使用できる。
この取り付けを行うため、機械的保護シース20を長さ方向に圧縮し、その目的は、接続要素11の周りに拡張シース部分25を得ることにある。
次に、拡張シース部分25を熱的保護端部品30の端部32に押し付けてこれが図3に示されている不安定な平衡位置に保持されるようにすることにより拡張シース部分25をそれ自体折り返す。
保護器具10のこの短縮された形態では、コネクタ15を妨げなく接続要素、この場合センサ12に取り付けることが可能である。
接続操作をいったん実施すると、それ自体折り返された拡張シース部分25を解除して機械的保護シース20が弾性戻り力により図1に示されている休息位置に戻されるようにするのが良い。かくして、保護器具10は、その初期長さを再び取り、熱的保護端部品30は、接続要素11のこの敏感な部分を熱的攻撃から保護するためにコネクタ15上の専用位置を自動的に占めるようになる。
当然のことながら、本発明は、上述の実施形態には限定されない。
特に、図4〜図6は、異なる実施形態を示しており、この実施形態では、拡張シース部分25も又、熱的保護端部品の端部32のところで折り返されるが、この場合、熱的保護端部品の内側に折り返されることによって協働するようになっている。
上述の実施形態に共通の要素は、同一の参照符号で示されており、かかる要素については再び詳細に説明する必要はないであろう。
図5及び図6に明確に示されているように、この場合、拡張シース部分25は、熱的保護端部品30の内側にひだ27を形成するようになっている。したがって、この第2の実施形態では、機械的保護シース20は、熱的保護端部品30の第2の端部32の近くに位置する内面34がひだ27を圧縮状態に保つことにより不安定な平衡位置に保持される。
さらに、機械的保護シースのテキスタイル構造体は、異なっていても良く、特に、管状編組プロセスによって作られても良い。

Claims (7)

  1. 機械的保護シース(20)と、前記機械的保護シース(20)の一端部(21)に取り付けられた熱的保護端部品(30)とを有する保護器具であって、前記機械的保護シース(20)は、前記機械的保護シース(20)の長手方向(X)における圧縮によって変形可能な管状テキスタイル構造体を含み、前記テキスタイル構造体は、長さ方向圧縮領域(24)に、それ自体折り返されることによって、前記熱的保護端部品(30)の一端部(32)と協働するようになった拡張シース部分(25)を有し、
    前記機械的保護シース(20)は、前記拡張シース部分(25)がそれ自体折り返されて前記熱的保護端部品(30)の一端部(32)によって保持される不安定な平衡位置と、前記機械的保護シース(20)が前記熱的保護端部品(30)と整列する休息位置との間で変形可能であり、前記機械的保護シース(20)は、前記休息位置への前記機械的保護シース(20)の弾性戻りによって前記不安定な平衡位置から前記休息位置に動くことができる、保護器具。
  2. 前記拡張シース部分(25)は、前記拡張シース部分をそれ自体前記熱的保護端部品(30)の外面(33)上に折り返すことにより保持される、請求項1記載の保護器具。
  3. 前記拡張シース部分(25)の直径(D)は、前記熱的保護端部品(30)の外寸よりも大きい、請求項2記載の保護器具。
  4. 前記機械的保護シース(20)は、モノフィラメントの管状編組体から成る、請求項1〜3のうちいずれか一に記載の保護器具。
  5. 前記熱的保護端部品(30)は、実質的に円筒形の形をしており、前記機械的保護シース(20)は、前記熱的保護端部品(30)の内側に位置し、前記機械的保護シース(20)及び前記熱的保護端部品(30)の端部(21,31)は、互いに固定されている、請求項1〜4のうちいずれか一に記載の保護器具。
  6. 前記熱的保護端部品(30)は、前記機械的保護シース(20)に固定された第1の端部(31)と反対側に位置する第2の端部(32)を有し、前記第2の端部(32)は、前記熱的保護端部品(30)の前記第2の端部(32)上への前記拡張シース部分(25)のそれ自体の折り返しのための支承領域となる、請求項5記載の保護器具。
  7. 接続要素(11)を別の接続要素(12)に取り付ける際に前記接続要素(11)を覆うための請求項1〜6のうちいずれか一に記載の保護器具の使用方法であって、かかる使用方法は、次のステップ、即ち、
    ‐前記機械的保護シース(20)を長さ方向に圧縮して前記接続要素(11)の周りに拡張シース部分(25)を得るステップと、
    ‐前記拡張シース部分(25)を前記熱的保護端部品(30)の端部(32)に圧接することにより前記拡張シース部分(25)をそれ自体折り返すステップと、
    ‐前記接続要素(11)を他方の前記接続要素(12)に取り付けるステップと、
    ‐休息位置への前記機械的保護シース(20)の弾性戻りのために、それ自体折り返されている前記拡張シース部分(25)を解除するステップとを有する、使用方法。
JP2011501263A 2008-03-27 2009-03-25 特に接続要素用の保護器具 Active JP5583113B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0801700A FR2929460B1 (fr) 2008-03-27 2008-03-27 Dispositif de protection, notamment pour un element de connexion
FR08/01700 2008-03-27
PCT/FR2009/000326 WO2009130403A1 (fr) 2008-03-27 2009-03-25 Dispositif de protection, notamment pour un élément de connexion

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011518537A JP2011518537A (ja) 2011-06-23
JP5583113B2 true JP5583113B2 (ja) 2014-09-03

Family

ID=39874933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011501263A Active JP5583113B2 (ja) 2008-03-27 2009-03-25 特に接続要素用の保護器具

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8445784B2 (ja)
EP (1) EP2255414B1 (ja)
JP (1) JP5583113B2 (ja)
KR (1) KR20100139080A (ja)
CN (1) CN101981757B (ja)
FR (1) FR2929460B1 (ja)
WO (1) WO2009130403A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7095028B2 (en) 2003-10-15 2006-08-22 Varian Medical Systems Multi-slice flat panel computed tomography
JP5655631B2 (ja) * 2011-02-28 2015-01-21 株式会社オートネットワーク技術研究所 保護具、保護具の製造方法およびシールド導電体
DE102015104958B4 (de) * 2015-03-31 2016-11-03 Intercontec Pfeiffer Industrie-Steckverbindungen Gmbh Elektrischer Stecker und Verfahren zum Herstellen eines elektrischen Steckers mit einer spezifischen EMV-Schirmanordnung
US10840681B2 (en) * 2015-07-30 2020-11-17 Federal-Mogul Powertrain Llc Thermal sleeve with positioning member, assembly therewith and method of construction thereof
US10807341B2 (en) * 2015-08-04 2020-10-20 Federal-Mogul Powertrain Llc Thermal sleeve with reflective positioning member, assembly therewith and method of construction thereof
US9994194B2 (en) * 2015-08-21 2018-06-12 Randy Greene Recreational vehicle service compartment sealing shroud
JP2017054991A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 キヤノン株式会社 撮像素子及びそれを用いた撮像装置
US11596142B2 (en) * 2019-11-29 2023-03-07 Michael T. Hagan System to deter rodents from accessing a pipe system

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3290064A (en) * 1963-08-08 1966-12-06 Edwin H Bush Cable coupling shield
GB1223671A (en) * 1966-11-17 1971-03-03 Reyrolle A & Co Ltd Improvements relating to high-voltage electric cable terminations
US3599757A (en) * 1968-06-25 1971-08-17 Tokyu Car Corp Energy absorber by means of plastic deformation
US3992773A (en) * 1975-04-21 1976-11-23 Grumman Aerospace Corporation Magnetic forming process for joining electrical connectors and cables
ES2096999T3 (es) * 1989-05-10 1997-03-16 Raychem Corp Aparato y procedimiento para reducir el agrietamiento del aislante de poliolefina de los cables.
GB2263823B (en) * 1992-01-25 1995-09-06 Siemens Plessey Electronic Electrical connector
JPH11194250A (ja) * 1997-12-26 1999-07-21 Fujikura Ltd 分岐用光ファイバケーブルおよび光ファイバケーブルの分岐方法
JP2005123072A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk シールド用編組体の端末処理方法
US8263866B2 (en) * 2004-09-16 2012-09-11 Federal-Mogul World Wide, Inc. Protection shield positioning assembly and positioning device therefor and method of use
US20060054763A1 (en) * 2004-09-16 2006-03-16 Federal-Mogul World Wide, Inc. Heat shield positioning assembly
US20070240896A1 (en) * 2006-04-17 2007-10-18 Ott Donald C Jr Protective sleeve assembly having an integral closure member and methods of manufacture and use thereof

Also Published As

Publication number Publication date
CN101981757B (zh) 2014-01-22
WO2009130403A1 (fr) 2009-10-29
FR2929460B1 (fr) 2010-04-23
CN101981757A (zh) 2011-02-23
EP2255414B1 (fr) 2015-08-12
EP2255414A1 (fr) 2010-12-01
KR20100139080A (ko) 2010-12-31
US20110005807A1 (en) 2011-01-13
JP2011518537A (ja) 2011-06-23
FR2929460A1 (fr) 2009-10-02
US8445784B2 (en) 2013-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5583113B2 (ja) 特に接続要素用の保護器具
US5849379A (en) Wrappable sleeve
US7544890B2 (en) Insulated article and method of making same
US20080169038A1 (en) Thermal shield and methods of construction and installation
US20200217443A1 (en) Insulated tubular exhaust apparatus and methods
WO2012044916A1 (en) Knit sleeve with knit barrier extension having a barrier therein and method of construction
US6051291A (en) Heat reflective sleeve with insulating air pocket
JP4330446B2 (ja) オーバーラップにより再閉鎖可能な保護シース及びその用途
US8973618B2 (en) Stretchable stripwound hose
JP7026611B2 (ja) 自動調整式配置部材を有する熱スリーブ、それを有するアセンブリ、およびそれを用いて感温部材を保護する方法
JP6873973B2 (ja) 反射性配置部材を有する熱スリーブ、それを有するアセンブリ、およびその構築方法
KR20180034519A (ko) 위치결정 부재를 갖는 써멀 슬리브, 그 어셈블리 및 그 제조 방법
US11920266B2 (en) Convolute woven sleeve and method of construction thereof
JP3417841B2 (ja) 高熱配管用断熱スリーブ
JP3022074U (ja) 排気筒及び給排気筒
CN103842125A (zh) 使排气装置绝缘的方法
KR101732926B1 (ko) 차량의 배기관용 플렉시블 튜브
KR20220003931A (ko) 커넥터 보호장치
JPH04119324U (ja) 内燃機関の排気管部材
JP3769919B2 (ja) ワイヤハーネスの分岐部へのコルゲートチューブ取付構造
FR2857050A1 (fr) Perfectionnement a un flexible de decouplage pour ligne d'echappement d'un vehicule a moteur
KR19980016900U (ko) 벨로우즈 어셈블리
MXPA00000546A (es) Manguito con barrera térmica secundaria

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131002

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20131227

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140616

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5583113

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250