JP3020748B2 - クローラドリルのガイドシェルのメンテナンス位置設定方法 - Google Patents
クローラドリルのガイドシェルのメンテナンス位置設定方法Info
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- JP3020748B2 JP3020748B2 JP4232228A JP23222892A JP3020748B2 JP 3020748 B2 JP3020748 B2 JP 3020748B2 JP 4232228 A JP4232228 A JP 4232228A JP 23222892 A JP23222892 A JP 23222892A JP 3020748 B2 JP3020748 B2 JP 3020748B2
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- Japan
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- guide
- guide shell
- boom
- guide mounting
- drill
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Description
ローラドリルのガイドシェルを、メンテナンスし易い位
置に設定する方法に関する。
仰旋回可能に枢支されたブームの先端に、チルト及びス
イング可能にガイドマウンチングを取付け、このガイド
マウンチングでガイドシェルを支承しており、ガイドシ
ェルは、前後軸線方向に水平とした状態で、さく岩機を
搭載する面が左右水平となるようガイドマウンチングに
取付けられていた。
め、キャビン付のクローラドリルが用いられるようにな
ってくると、さく岩機を搭載する面が左右水平となるよ
うガイドマウンチングに取付けられたガイドシェルで
は、オペレータがさく孔操作する際キャビン内からさく
孔状態を十分に認識できず、さく孔時にトラブルが発生
することが多くなった。そこで、ガイドシェルを、前後
軸線方向に水平とした状態でさく岩機を搭載する面を左
右に傾斜させてガイドマウンチングに取付けることによ
り、キャビン内部からオペレータがさく岩機のさく孔状
態を容易に視認できるようにしたクローラドリルが用い
られるようになってきた。
れたさく岩機は、周期的に消耗品を交換する等のメンテ
ナンス作業が必要であり、前後軸線方向に水平とした状
態で、さく岩機を搭載する面が左右水平となるようガイ
ドマウンチングに取付けられたガイドシェルは、ブーム
の俯仰とガイドマウンチングのチルト操作で、ガイドシ
ェルを適切な高さで前後軸線方向に水平とすることによ
り、メンテナンスし易い位置に設定することができた。
状態でさく岩機を搭載する面を左右に傾斜させてガイド
マウンチングに取付けたガイドシェルでは、ブームの俯
仰とガイドマウンチングのチルト操作で、ガイドシェル
を適切な高さで前後軸線方向に水平としても、さく岩機
を搭載する面は左右に傾斜している。この状態でメンテ
ナンス作業を行った場合、取り外した部品が落下する危
険が大きく、重量物等も組付け取り外しが完全に終了す
るまで位置保持しなければならず作業効率が悪い。
る問題を解決するものであって、オペレータの視認性を
向上させるため、前後軸線方向に水平とした状態でさく
岩機を搭載する面を左右に傾斜させてガイドマウンチン
グに取付けたガイドシェルを、簡単にさく岩機を搭載す
る面が水平でメンテナンスし易い位置に設定することが
でき、メンテナンス作業の効率と安全性を向上させるガ
イドシェルのメンテナンス位置設定方法を提供すること
を目的とする。
旋回可能に枢支されたブームの先端に、チルト及びスイ
ング可能にガイドマウンチングを取付け、このガイドマ
ウンチングで、前後軸線方向に水平とした状態でさく岩
機を搭載する面を左右に傾斜させたガイドシェルを支承
したクローラドリルにおいて、ガイドマウンチングを9
0°スイング可能に構成し、メンテナンス作業の際に
は、ガイドマウンチングを90°スイングし、ブームを
俯仰させてガイドシェルの高さを調整し、ガイドマウン
チングをチルトさせガイドシェルのさく岩機を搭載する
面を水平にすることにより上記課題を解決している。
作することにより、さく岩機を搭載する面を左右に傾斜
させてガイドマウンチングに取付けたガイドシェルは、
さく岩機を搭載する面が水平でメンテナンスし易い位置
に容易に設定される。この状態でメンテナンス作業を行
なえば、取り外した部品が落下する危険がなく、重量物
等の組付け取り外しも容易に行うことができ、メンテナ
ンス作業の効率と安全性が向上する。
ルの側面図、図2はブーム及びガイドマウンチングの構
成を示す平面図、図3はブーム及びガイドマウンチング
の構成を示す側面図である。本実施例では、クローラド
リル1は、台車11の基台12上にブーム台13を旋回
軸14によって枢着し、このブーム台13にブーム15
の下端を俯仰軸16によって枢着している。ブーム台1
3と基台12との間に旋回用油圧シリンダ17、ブーム
15とブーム台13との間には俯仰用油圧シリンダ18
が設けられてブーム15が旋回俯仰可能になっている。
ブーム15の先端には、チルトアーム19がチルトアー
ム軸20によって枢着され、ブーム15との間にチルト
用油圧シリンダ21を設けてチルト可能になっている。
チルトアーム19には、スイングアーム22がスイング
アーム軸23によって枢着され、チルトアーム19との
間にスイング用油圧シリンダ24を設けて図2上で時計
方向には30°、反時計方向には90°スイング可能に
なっている。スイングアーム22にはガイドマウンチン
グ26が支持され、このガイドマウンチング26でガイ
ドシェル29を摺動可能に支承している。ガイドシェル
29にはさく岩機30を搭載しフィードシリンダ(図示
略)で前後方向に移動可能としている。さく岩機30に
はロッド32を装着し、打撃と回転を与えて切羽の岩石
にさく孔する。
であり、ガイドシェル29は、前後軸線方向に水平とし
た状態で、さく岩機30を搭載する面をキャビン33側
が低くなるよう左右に傾斜させてガイドマウンチング2
6に取付けられている。従って、図4に示すように、ブ
ーム15を仰動させ、チルトアーム19を下方へチルト
させてガイドシェル29の前端を地面34に向けてさく
孔姿勢にしたとき、図5に示すように、キャビン33内
部からオペレータがさく岩機30のさく孔状態を容易に
視認できるようになっている。
軸線方向に水平とした走行姿勢にあるとき、メンテナン
ス作業を開始する際には、先ずガイドマウンチング26
を反時計方向に90°スイングし、次にブーム15を俯
仰させてガイドシェル29を作業の容易な高さに調整
し、それからガイドマウンチング26をチルトさせ傾斜
を調整して、図6に示すようにガイドシェル29のさく
岩機30を搭載する面が水平になるようにする。
きとしたさく孔姿勢にあるとき、メンテナンス作業を開
始する際には、先ずチルトアーム19を上方へチルトさ
せブーム15を俯動させてガイドシェル29を前後軸線
方向に水平とした走行姿勢に戻した後、上記と同様にし
てメンテナンス位置に設定する。この場合、ガイドシェ
ル29を走行姿勢に戻す前に、先ずガイドマウンチング
26を反時計方向に90°スイングし、次にブーム15
を俯動させて図7の状態とし、それからガイドマウンチ
ング26をチルトさせ傾斜を調整して、図6に示すよう
にガイドシェル29のさく岩機30を搭載する面が水平
になるようにすることもできる。
取り外した部品が落下する危険がなく、重量物等の組付
け取り外しも容易に行うことができ、メンテナンス作業
の効率と安全性が向上する。
オペレータの視認性を向上させるため、前後軸線方向に
水平とした状態でさく岩機を搭載する面を左右に傾斜さ
せてガイドマウンチングに取付けたガイドシェルを、簡
単にさく岩機を搭載する面が水平でメンテナンスし易い
位置に設定することができ、メンテナンス作業の効率と
安全性を向上させることができる。
図である。
面図である。
面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 台車上に俯仰旋回可能に枢支されたブー
ムの先端に、チルト及びスイング可能にガイドマウンチ
ングを取付け、該ガイドマウンチングで、前後軸線方向
に水平とした状態でさく岩機を搭載する面を左右に傾斜
させたガイドシェルを支承したクローラドリルにおい
て、前記ガイドマウンチングを90°スイング可能に構
成し、メンテナンス作業の際、ガイドマウンチングを9
0°スイングし、ブームを俯仰させてガイドシェルの高
さを調整し、ガイドマウンチングをチルトさせガイドシ
ェルのさく岩機を搭載する面を水平にすることを特徴と
する、クローラドリルのガイドシェルのメンテナンス位
置設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4232228A JP3020748B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | クローラドリルのガイドシェルのメンテナンス位置設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4232228A JP3020748B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | クローラドリルのガイドシェルのメンテナンス位置設定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0681571A JPH0681571A (ja) | 1994-03-22 |
JP3020748B2 true JP3020748B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=16935988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4232228A Expired - Lifetime JP3020748B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | クローラドリルのガイドシェルのメンテナンス位置設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020748B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4738616B2 (ja) * | 2001-03-27 | 2011-08-03 | 古河機械金属株式会社 | さく岩機の支持機構 |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP4232228A patent/JP3020748B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0681571A (ja) | 1994-03-22 |
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