JP3020483B1 - 自動ドア装置 - Google Patents
自動ドア装置Info
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- JP3020483B1 JP3020483B1 JP10317882A JP31788298A JP3020483B1 JP 3020483 B1 JP3020483 B1 JP 3020483B1 JP 10317882 A JP10317882 A JP 10317882A JP 31788298 A JP31788298 A JP 31788298A JP 3020483 B1 JP3020483 B1 JP 3020483B1
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- Japan
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- door
- screw
- screw shaft
- clutch
- moving body
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Abstract
【要約】
【課題】 構造が簡単な上に上スペースで安価、故障し
難くメンテナンス性がよく、駆動音が静か。停電時等の
ドアの手動開閉が簡単に軽快に行え、ドアに挟まれても
締めつけることのない自動ドアの提供。 【解決手段】 駆動手段13によりネジ軸16を正回転
させネジ移動体18を巻取ドラム23に接触、ロックし
てこれを回転させ、ドア引張部機27を巻き取らせてド
ア本体8を所定の位置まで開放する。該ネジ軸を逆回転
させて該ネジ移動体を該巻取ドラムから離し、非電動ド
ア閉手段により該ドア本体を閉鎖する。
難くメンテナンス性がよく、駆動音が静か。停電時等の
ドアの手動開閉が簡単に軽快に行え、ドアに挟まれても
締めつけることのない自動ドアの提供。 【解決手段】 駆動手段13によりネジ軸16を正回転
させネジ移動体18を巻取ドラム23に接触、ロックし
てこれを回転させ、ドア引張部機27を巻き取らせてド
ア本体8を所定の位置まで開放する。該ネジ軸を逆回転
させて該ネジ移動体を該巻取ドラムから離し、非電動ド
ア閉手段により該ドア本体を閉鎖する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は引き戸式の自動ドア
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の自動ドア装置は、ドア本体の
上方に、該ドア幅の2倍以上の長さ(ドアの可動範囲以
上)の歯付リングベルトを付設し、該歯付リングベルト
を固定されたプーリと駆動プーリ(駆動モーターは駆動
プーリの後方=ドア移動方向に付設されている。)に架
けて張り、前記歯付リングベルトの下側に前記ドア本体
の上部端方の2点を金具などで取り付け固定する駆動部
を有する構造のものであった。
上方に、該ドア幅の2倍以上の長さ(ドアの可動範囲以
上)の歯付リングベルトを付設し、該歯付リングベルト
を固定されたプーリと駆動プーリ(駆動モーターは駆動
プーリの後方=ドア移動方向に付設されている。)に架
けて張り、前記歯付リングベルトの下側に前記ドア本体
の上部端方の2点を金具などで取り付け固定する駆動部
を有する構造のものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術
は、閉じ移動もドアを駆動手段の駆動力により強制的に
行うので、人が挟まった場合、駆動手段の駆動力により
強く挟みつける危険が大きく、安全性に問題のあるもの
であった。また、駆動部品点数が多く大がかりとなるた
め、駆動部を収める枠体及び収納部が大掛かりとなり、
製造、部品コスト及び施工コストも高くなるものであっ
た。また、遊びのプーリの回転音及び2個所のプーリと
ベルトの接触・擦れ音や、モーターがプーリと直結でき
ないために駆動軸の向きを変えるために設けた方向変更
ギアーの音など、駆動の際の音の発生する個所が多く、
結果駆動音が大きくなり、深夜の病室のような静寂を要
求される場所での使用は不向きであった。また、駆動モ
ーター故障時や停電時においては、ドアを主動により開
こうとする場合、連動するモーターをも回転させなけれ
ばならず、該モーターの抵抗があるためブレーキとな
り、ドアが大変重くなり開くのが容易でないという問題
をっていた。これは、病院や老人ホーム、障害者施設な
ど力のない人が多数入所されている場所においては、地
震や火災などの災害時において、入所者がドアを開けれ
なかったり時間がかかったり、避難や救助を遅らせる重
大な事態を招く恐れが大きいものであった。
は、閉じ移動もドアを駆動手段の駆動力により強制的に
行うので、人が挟まった場合、駆動手段の駆動力により
強く挟みつける危険が大きく、安全性に問題のあるもの
であった。また、駆動部品点数が多く大がかりとなるた
め、駆動部を収める枠体及び収納部が大掛かりとなり、
製造、部品コスト及び施工コストも高くなるものであっ
た。また、遊びのプーリの回転音及び2個所のプーリと
ベルトの接触・擦れ音や、モーターがプーリと直結でき
ないために駆動軸の向きを変えるために設けた方向変更
ギアーの音など、駆動の際の音の発生する個所が多く、
結果駆動音が大きくなり、深夜の病室のような静寂を要
求される場所での使用は不向きであった。また、駆動モ
ーター故障時や停電時においては、ドアを主動により開
こうとする場合、連動するモーターをも回転させなけれ
ばならず、該モーターの抵抗があるためブレーキとな
り、ドアが大変重くなり開くのが容易でないという問題
をっていた。これは、病院や老人ホーム、障害者施設な
ど力のない人が多数入所されている場所においては、地
震や火災などの災害時において、入所者がドアを開けれ
なかったり時間がかかったり、避難や救助を遅らせる重
大な事態を招く恐れが大きいものであった。
【0004】本発明は上述したような従来技術の問題点
に鑑みてなされたものであって、その目的は、構造が簡
単な上に小スペースで安価、故障し難くメンテナンス性
がよく、駆動音が静か、停電時等のドアの手動開閉が簡
単に軽快に行え、ドアに挟まれても締め付けることがな
く且つ誰でも容易にドアを押し返すことができる安全な
自動ドア装置を提供するにある。
に鑑みてなされたものであって、その目的は、構造が簡
単な上に小スペースで安価、故障し難くメンテナンス性
がよく、駆動音が静か、停電時等のドアの手動開閉が簡
単に軽快に行え、ドアに挟まれても締め付けることがな
く且つ誰でも容易にドアを押し返すことができる安全な
自動ドア装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明の自動ドア装置は次に述べるような構成
となっている。 <請求項1記載の発明>横移動可能に設けられたドア本
体と、出口側にある前記ドア本体を戸袋側に移動させる
ためのモーターなどからなる駆動手段と、この駆動手段
により駆動回転するネジ軸と、このネジ軸に螺合されて
該ネジ軸の回転により移動するように設けられたネジ移
動体と、このネジ移動体が前記ネジ軸の回転により該ネ
ジ軸上を移動するようにするための、前記ネジ移動体が
前記ネジ軸と共に回転しないように該ネジ移動体を軽く
押さえるようにしてなる回転阻止手段と、前記ネジ移動
体の先方の前記ネジ軸に、回転フリーに取り付けられた
巻取ドラムと、この巻取ドラムに巻き取られ、先端を前
記ドア本体の適宜な部位につないで、該ドア本体を引っ
張って戸袋側に移動させるためのベルトやロープなどか
らなるドア引張部材と、前記ドア本体が戸袋側から出入
り口側に自動的に移動し該出入り口を塞ぐようにするた
めの、ドア本体を出入り口側に常に引っ張る引張クロー
ザーや、ドア本体を吊る軌条に傾斜をつけて常にドア本
体が出入り口側に移動して行くようにした傾斜軌条など
の、常に前記ドア本体を出入り口側に移動させるように
設けられた非電動ドア閉手段とからなり、前記ネジ軸が
正回転(ドア引張回転)したときには、前記ネジ移動体
は回転する前記ネジ軸に案内されて前記巻取ドラムに向
かって移動して行き、該巻取ドラムに接するなどしてロ
ックして、該ネジ軸の回転と共に前記巻取ドラムを回転
させて、前記ドア引張部材を該巻取ドラムに巻き取らせ
て前記ドア本体を所定の開き位置まで移動させ、前記ネ
ジ軸を逆回転させて前記ネジ移動体を前記巻取ドラムか
ら離し移動させて該巻取ドラムをフリーとし、前記非電
動ドア引張部材による前記ドア本体の閉じ移動を行わせ
るようにしてなる。「回転フリーに取り付けられた巻取
ドラム」の「回転フリー」とは、一方向にのみ回転フリ
ー(この場合もう一方の回転はロックされネジ軸と共に
回転する。)を含むものである。 「巻取ドラム」は単
純に回転フリーのもの、回転フリー状態をロックするク
ラッチ機構を含むロック機構を有するものなどを含む。
この場合、ネジ移動体はこのロック機構をON−OFF
するように機能する。
ために、本発明の自動ドア装置は次に述べるような構成
となっている。 <請求項1記載の発明>横移動可能に設けられたドア本
体と、出口側にある前記ドア本体を戸袋側に移動させる
ためのモーターなどからなる駆動手段と、この駆動手段
により駆動回転するネジ軸と、このネジ軸に螺合されて
該ネジ軸の回転により移動するように設けられたネジ移
動体と、このネジ移動体が前記ネジ軸の回転により該ネ
ジ軸上を移動するようにするための、前記ネジ移動体が
前記ネジ軸と共に回転しないように該ネジ移動体を軽く
押さえるようにしてなる回転阻止手段と、前記ネジ移動
体の先方の前記ネジ軸に、回転フリーに取り付けられた
巻取ドラムと、この巻取ドラムに巻き取られ、先端を前
記ドア本体の適宜な部位につないで、該ドア本体を引っ
張って戸袋側に移動させるためのベルトやロープなどか
らなるドア引張部材と、前記ドア本体が戸袋側から出入
り口側に自動的に移動し該出入り口を塞ぐようにするた
めの、ドア本体を出入り口側に常に引っ張る引張クロー
ザーや、ドア本体を吊る軌条に傾斜をつけて常にドア本
体が出入り口側に移動して行くようにした傾斜軌条など
の、常に前記ドア本体を出入り口側に移動させるように
設けられた非電動ドア閉手段とからなり、前記ネジ軸が
正回転(ドア引張回転)したときには、前記ネジ移動体
は回転する前記ネジ軸に案内されて前記巻取ドラムに向
かって移動して行き、該巻取ドラムに接するなどしてロ
ックして、該ネジ軸の回転と共に前記巻取ドラムを回転
させて、前記ドア引張部材を該巻取ドラムに巻き取らせ
て前記ドア本体を所定の開き位置まで移動させ、前記ネ
ジ軸を逆回転させて前記ネジ移動体を前記巻取ドラムか
ら離し移動させて該巻取ドラムをフリーとし、前記非電
動ドア引張部材による前記ドア本体の閉じ移動を行わせ
るようにしてなる。「回転フリーに取り付けられた巻取
ドラム」の「回転フリー」とは、一方向にのみ回転フリ
ー(この場合もう一方の回転はロックされネジ軸と共に
回転する。)を含むものである。 「巻取ドラム」は単
純に回転フリーのもの、回転フリー状態をロックするク
ラッチ機構を含むロック機構を有するものなどを含む。
この場合、ネジ移動体はこのロック機構をON−OFF
するように機能する。
【0006】<請求項2記載の発明>横移動可能に設け
られたドア本体と、出口側にある前記ドア本体を戸袋側
に移動させるためのモーターなどからなる駆動手段と、
この駆動手段により駆動回転するネジ軸と、このネジ軸
に螺合されて該ネジ軸の回転により移動するように設け
られたネジ移動体と、このネジ移動体が前記ネジ軸の回
転により該ネジ軸上を移動するようにするための、前記
ネジ移動体が前記ネジ軸と共に回転しないように該ネジ
移動体を軽く押さえるようにしてなる回転阻止手段と、
前記ネジ移動体の先方の前記ネジ軸に固定されてなるO
N−OFFクラッチと、このON−OFFクラッチのク
ラッチをON−OFFするための、該ON−OFFクラ
ッチの前記ネジ移動体と向かい合う側に突設された、O
N−OFFクラッチ内の常時押し出し力として機能する
押し出し機構により外側に押し出されている場合にはク
ラッチOFF状態とし、前記ネジ移動体により強制的に
押し込まれた場合にはクラッチON状態とするON−O
FFノブと、前記ON−OFFクラッチを内設してなる
巻取ドラムと、この巻取ドラムに巻き取られ、先端を前
記ドア本体の適宜な部位につないで、該ドア本体を引っ
張って戸袋側に移動させるためのベルトやロープなどか
らなるドア引張部材と、前記ドア本体が戸袋側から出入
り口側に自動的に移動し該出入り口を塞ぐようにするた
めの、ドア本体を出入り口側に常に引っ張る引張クロー
ザーや、ドア本体を吊る軌条に傾斜をつけて常にドア本
体が出入り口側に移動して行くようにした傾斜軌条など
の、常に前記ドア本体を出入り口側に移動させるように
設けられた非電動ドア閉手段とからなり、前記ネジ軸が
正回転(ドア引張回転)したときには、前記ネジ移動体
は回転する前記ネジ軸に案内されて前記ON−OFFク
ラッチに向かって移動して行き、前記ON−OFFノブ
を押し込み該ON−OFFクラッチをON状態とし、前
記巻取ドラムを回転させて前記ドア引張部材を該巻取ド
ラムに巻き取らせて前記ドア本体を所定の開き位置まで
移動させ、前記ネジ軸を逆回転させて前記ネジ移動体を
前記ON−OFFクラッチから離し移動させて、前記O
N−OFFノブを解放して該ON−OFFクラッチをO
FF状態(巻取ドラムはフリー状態)とし、前記非電動
ドア引張部材による前記ドア本体の閉じ移動を行わせる
ようにしてなる。ネジ移動体は移動付加の部位まで移動
したら、回転阻止手段に軽く擦りながらネジ軸と共に回
転する。「前記ネジ軸を逆回転させて」とは、ネジ移動
体をON−OFFノブからは離す数回等の適宜な回数
も、回転させ続ける場合も含むものである。
られたドア本体と、出口側にある前記ドア本体を戸袋側
に移動させるためのモーターなどからなる駆動手段と、
この駆動手段により駆動回転するネジ軸と、このネジ軸
に螺合されて該ネジ軸の回転により移動するように設け
られたネジ移動体と、このネジ移動体が前記ネジ軸の回
転により該ネジ軸上を移動するようにするための、前記
ネジ移動体が前記ネジ軸と共に回転しないように該ネジ
移動体を軽く押さえるようにしてなる回転阻止手段と、
前記ネジ移動体の先方の前記ネジ軸に固定されてなるO
N−OFFクラッチと、このON−OFFクラッチのク
ラッチをON−OFFするための、該ON−OFFクラ
ッチの前記ネジ移動体と向かい合う側に突設された、O
N−OFFクラッチ内の常時押し出し力として機能する
押し出し機構により外側に押し出されている場合にはク
ラッチOFF状態とし、前記ネジ移動体により強制的に
押し込まれた場合にはクラッチON状態とするON−O
FFノブと、前記ON−OFFクラッチを内設してなる
巻取ドラムと、この巻取ドラムに巻き取られ、先端を前
記ドア本体の適宜な部位につないで、該ドア本体を引っ
張って戸袋側に移動させるためのベルトやロープなどか
らなるドア引張部材と、前記ドア本体が戸袋側から出入
り口側に自動的に移動し該出入り口を塞ぐようにするた
めの、ドア本体を出入り口側に常に引っ張る引張クロー
ザーや、ドア本体を吊る軌条に傾斜をつけて常にドア本
体が出入り口側に移動して行くようにした傾斜軌条など
の、常に前記ドア本体を出入り口側に移動させるように
設けられた非電動ドア閉手段とからなり、前記ネジ軸が
正回転(ドア引張回転)したときには、前記ネジ移動体
は回転する前記ネジ軸に案内されて前記ON−OFFク
ラッチに向かって移動して行き、前記ON−OFFノブ
を押し込み該ON−OFFクラッチをON状態とし、前
記巻取ドラムを回転させて前記ドア引張部材を該巻取ド
ラムに巻き取らせて前記ドア本体を所定の開き位置まで
移動させ、前記ネジ軸を逆回転させて前記ネジ移動体を
前記ON−OFFクラッチから離し移動させて、前記O
N−OFFノブを解放して該ON−OFFクラッチをO
FF状態(巻取ドラムはフリー状態)とし、前記非電動
ドア引張部材による前記ドア本体の閉じ移動を行わせる
ようにしてなる。ネジ移動体は移動付加の部位まで移動
したら、回転阻止手段に軽く擦りながらネジ軸と共に回
転する。「前記ネジ軸を逆回転させて」とは、ネジ移動
体をON−OFFノブからは離す数回等の適宜な回数
も、回転させ続ける場合も含むものである。
【0007】<請求項3記載の発明> また請求項2記載の発明を構成するON−OFFクラッ
チの状態を、ON−OFFノブが押し出された場合には
クラッチON状態に変え、ON−OFFノブが押し込ま
れている場合にはクラッチOFF状態となるように変え
てなる。
チの状態を、ON−OFFノブが押し出された場合には
クラッチON状態に変え、ON−OFFノブが押し込ま
れている場合にはクラッチOFF状態となるように変え
てなる。
【0008】この場合、ネジ軸が逆回転(ドア引張回
転)することによりネジ移動体をON−OFFクラッチ
から切り離し、巻取ドラムを逆回転させて、ドア引張部
材を該巻取ドラムに巻き取らせて前記ドア本体を所定の
開き位置まで移動させ、前記ネジ軸を正回転させて前記
ネジ移動体を前記ON−OFFクラッチから離し移動さ
せて前記ON−OFFノブを解放して該ON−OFFク
ラッチをOFF状態とし、前記非電動ドア引張部材によ
る前記ドア本体の閉じ移動を行わせる。ネジ軸のネジが
逆ネジでない限りドア引張部材は請求項2のものと逆巻
きとなる。この逆ネジの構成も本発明の技術範囲に含ま
れる。
転)することによりネジ移動体をON−OFFクラッチ
から切り離し、巻取ドラムを逆回転させて、ドア引張部
材を該巻取ドラムに巻き取らせて前記ドア本体を所定の
開き位置まで移動させ、前記ネジ軸を正回転させて前記
ネジ移動体を前記ON−OFFクラッチから離し移動さ
せて前記ON−OFFノブを解放して該ON−OFFク
ラッチをOFF状態とし、前記非電動ドア引張部材によ
る前記ドア本体の閉じ移動を行わせる。ネジ軸のネジが
逆ネジでない限りドア引張部材は請求項2のものと逆巻
きとなる。この逆ネジの構成も本発明の技術範囲に含ま
れる。
【0009】<請求項4記載の発明> 請求項2又は3記載の発明を構成するネジ軸を滑り軸に
変え、ネジ移動体を該滑り軸の回転からフリーで且つ往
復移動できるスライドベアリングやメタル製ドライベア
リングや合成樹脂製ドライベアリングなどからなる滑り
移動体に変え、この滑り移動体が制御されたソレノイド
や電磁石やボールネジなどからなる移動手段により往復
移動されるようにしてなる。
変え、ネジ移動体を該滑り軸の回転からフリーで且つ往
復移動できるスライドベアリングやメタル製ドライベア
リングや合成樹脂製ドライベアリングなどからなる滑り
移動体に変え、この滑り移動体が制御されたソレノイド
や電磁石やボールネジなどからなる移動手段により往復
移動されるようにしてなる。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照しながら本発明の実施
の形態について説明する。以下の実施の形態の説明にお
いて、構成部品、取付場所等はこれらのみに本願発明を
限定する趣旨のものではなく、単なる実施例にすぎな
い。 <実施の形態1>
の形態について説明する。以下の実施の形態の説明にお
いて、構成部品、取付場所等はこれらのみに本願発明を
限定する趣旨のものではなく、単なる実施例にすぎな
い。 <実施の形態1>
【0011】図1は本発明の実施の形態1の自動ドア装
置の全体図、図2は同じ実施の形態1の駆動部のON−
OFFクラッチのON状態を示す側面図、図3は同じ実
施の形態1の駆動部のON−OFFクラッチのOFF状
態を示す側面図である。自動ドア装置1は、出入り口2
と戸袋3を有する戸口枠体4と、戸口枠4の上部に設け
られた上部枠5と、この上部枠5の出入り口2から戸袋
3の全域に水平にかけられた吊軌条6と、この吊軌条6
を走行する吊り車7、7と、この吊り車7、7に吊られ
て横移動するドア本体8と、このドア本体の上部に立て
られたクローザーワイヤ取付部9と、上部枠5の出入り
口2向かって左側に設けられて引張ワイヤ10をクロー
ザーワイヤ取付部9につなげなるクローザー11と、上
部枠5の天井部に固定した駆動部12と、一方をドア本
体8の向かって左側端につなげ駆動部12に巻き取られ
て該ドア本体8を開き移動させるワイヤローブからなる
ドア引張部材27を有する構成となている。駆動部12
は、モータからなる駆動手段13と、この駆動手段13
の駆動軸14に軸継手15を介してネジ軸16が連結さ
れ、該16には中程にゴム製の摩擦リング17を有する
ネジ移動体18が螺合され、駆動部筐体19からスプリ
ング20により常時軽く押されて摩擦リング17に接触
し続けてネジ軸16の回転に同調してネジ移動体18が
回転するのを阻止して該18が移動するようにする回転
阻止手段21が設けられ、ネジ軸16の先端にはON−
OFFクラッチ22を内設する巻取ドラム23が設けら
れ、該23にはドア引張手部材27が巻き取られ、ON
−OFFクラッチ22のネジ軸側にはクラッチをON−
OFFするための、ネジ移動体18に押仕込まれるとク
ラッチONとなり、ネジ移動体18が離れて突出すると
クラッチOFFとなるON−OFFノブ24が設けられ
構成となっている。摩擦リング17を金属製にして、回
転阻止手段21をゴム製などの摩擦部材にするのもよ
い。回転阻止手段21をトルクローラーとするものよ
い。25はドア本体の閉め移動を関知して適宜な部位で
駆動手段13を停止するための、ドア本体を検出するた
めのドア検出手段、26は下部案内車である。以下の説
明において同じ構成には同じ符号を付し説明を省略す
る。
置の全体図、図2は同じ実施の形態1の駆動部のON−
OFFクラッチのON状態を示す側面図、図3は同じ実
施の形態1の駆動部のON−OFFクラッチのOFF状
態を示す側面図である。自動ドア装置1は、出入り口2
と戸袋3を有する戸口枠体4と、戸口枠4の上部に設け
られた上部枠5と、この上部枠5の出入り口2から戸袋
3の全域に水平にかけられた吊軌条6と、この吊軌条6
を走行する吊り車7、7と、この吊り車7、7に吊られ
て横移動するドア本体8と、このドア本体の上部に立て
られたクローザーワイヤ取付部9と、上部枠5の出入り
口2向かって左側に設けられて引張ワイヤ10をクロー
ザーワイヤ取付部9につなげなるクローザー11と、上
部枠5の天井部に固定した駆動部12と、一方をドア本
体8の向かって左側端につなげ駆動部12に巻き取られ
て該ドア本体8を開き移動させるワイヤローブからなる
ドア引張部材27を有する構成となている。駆動部12
は、モータからなる駆動手段13と、この駆動手段13
の駆動軸14に軸継手15を介してネジ軸16が連結さ
れ、該16には中程にゴム製の摩擦リング17を有する
ネジ移動体18が螺合され、駆動部筐体19からスプリ
ング20により常時軽く押されて摩擦リング17に接触
し続けてネジ軸16の回転に同調してネジ移動体18が
回転するのを阻止して該18が移動するようにする回転
阻止手段21が設けられ、ネジ軸16の先端にはON−
OFFクラッチ22を内設する巻取ドラム23が設けら
れ、該23にはドア引張手部材27が巻き取られ、ON
−OFFクラッチ22のネジ軸側にはクラッチをON−
OFFするための、ネジ移動体18に押仕込まれるとク
ラッチONとなり、ネジ移動体18が離れて突出すると
クラッチOFFとなるON−OFFノブ24が設けられ
構成となっている。摩擦リング17を金属製にして、回
転阻止手段21をゴム製などの摩擦部材にするのもよ
い。回転阻止手段21をトルクローラーとするものよ
い。25はドア本体の閉め移動を関知して適宜な部位で
駆動手段13を停止するための、ドア本体を検出するた
めのドア検出手段、26は下部案内車である。以下の説
明において同じ構成には同じ符号を付し説明を省略す
る。
【0012】<実施の形態2>図4は本発明の実施の形
態2を示す自動ドア装置の全体図である。自動ドア装置
30は、自動ドア装置1の駆動部12の設置部位を戸袋
がわ最奥に設け、ドア引張部材27をドア本体8の向か
って右側上部端につなげたものである。
態2を示す自動ドア装置の全体図である。自動ドア装置
30は、自動ドア装置1の駆動部12の設置部位を戸袋
がわ最奥に設け、ドア引張部材27をドア本体8の向か
って右側上部端につなげたものである。
【0013】<実施の形態3>図5は本発明の実施の形
態3を示す自動ドア装置の全体図である。自動ドア装置
31は、自動ドア装置1の駆動部12の設置部位をドア
本体8内に設けたものである。
態3を示す自動ドア装置の全体図である。自動ドア装置
31は、自動ドア装置1の駆動部12の設置部位をドア
本体8内に設けたものである。
【0014】<実施の形態4>図6は本発明の実施の形
態4を示す駆動部の側面図である。駆動部32は、駆動
部12のスプリング20に変えて、ソレノイド33を設
け、該33により回転阻止手段21を出し入れ制御する
ようにしたものである。摩擦リング17の磨耗や損傷を
なくすと共に、擦れ音などの雑音の心配がない。
態4を示す駆動部の側面図である。駆動部32は、駆動
部12のスプリング20に変えて、ソレノイド33を設
け、該33により回転阻止手段21を出し入れ制御する
ようにしたものである。摩擦リング17の磨耗や損傷を
なくすと共に、擦れ音などの雑音の心配がない。
【0015】<実施の形態5>図7は本発明の実施の形
態5を示す駆動部の側面図である。駆動部35は、駆動
部12のネジ軸16を滑り軸36とし、ネジ移動体18
を該滑り軸36の回転からフリーに取り付けられた、制
御されたソレノイドからなる移動手段39により、滑り
軸36上を移動するリニアベアリングからなる滑り移動
体37としものである。移動手段39は電磁石やネジ軸
とボールベアリングの組み合わせなどいろろある。滑り
移動体にはメタル製ドライベアリング、合成樹脂製ドラ
イベアリングなどもよい。
態5を示す駆動部の側面図である。駆動部35は、駆動
部12のネジ軸16を滑り軸36とし、ネジ移動体18
を該滑り軸36の回転からフリーに取り付けられた、制
御されたソレノイドからなる移動手段39により、滑り
軸36上を移動するリニアベアリングからなる滑り移動
体37としものである。移動手段39は電磁石やネジ軸
とボールベアリングの組み合わせなどいろろある。滑り
移動体にはメタル製ドライベアリング、合成樹脂製ドラ
イベアリングなどもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上述べたような構成となって
いるので、次に述べるような効果を奏する。 <請求項1記載の発明>常に回転阻止手段により駆動回
転するネジ軸上を移動するネジ移動体を軽く押さえるよ
うにしているので、どのような姿勢でもON−OFFク
ラッチの切り替えが行える。これによりドア本体内に駆
動装置を収納し巻取ドラムを上にしての使用も可能とす
る。また、駆動部(駆動手段、ネジ軸、回転阻止手段、
ネジ移動体、巻取ドラムからなる)の部品点数が少ない
ので、駆動部の小型化、低コスト化を実現する。また、
回転手段によりネジ移動体を常時押している構造である
ので、移動手段を移動させるための音が少なく、駆動音
はモーターのみであるので極めて音が静かで、病院等で
の深夜の開閉にも安心して使用できる低雑音の自動ドア
を実現する。また、ドア本体の閉め移動は駆動手段によ
らず、引張クローザーや傾斜軌条などの非電動ドア閉手
段により行うので、人がドアに挟まっても軽い挟み力で
すむので、苦痛を与えたり負傷させることのない安全な
自動ドアを実現している。また、ドア本体の開き移動を
阻害するのは非電動閉手段のみであるので、ドア本体に
手をかけ誰でも簡単に開き移動させることができる。停
電になっても安心であり、災害時などの避難や救出を困
難にする要因とならない。また、従来に比べて部品点数
が大幅に削減できるので、故障し難くメンテナンス性が
良好、装置の組立施工時間の大幅な短縮、駆動手段等を
収納する上部戸口枠を小型にできるなど、装置の小型化
と大幅なコストの低減・低価格化を実現する。
いるので、次に述べるような効果を奏する。 <請求項1記載の発明>常に回転阻止手段により駆動回
転するネジ軸上を移動するネジ移動体を軽く押さえるよ
うにしているので、どのような姿勢でもON−OFFク
ラッチの切り替えが行える。これによりドア本体内に駆
動装置を収納し巻取ドラムを上にしての使用も可能とす
る。また、駆動部(駆動手段、ネジ軸、回転阻止手段、
ネジ移動体、巻取ドラムからなる)の部品点数が少ない
ので、駆動部の小型化、低コスト化を実現する。また、
回転手段によりネジ移動体を常時押している構造である
ので、移動手段を移動させるための音が少なく、駆動音
はモーターのみであるので極めて音が静かで、病院等で
の深夜の開閉にも安心して使用できる低雑音の自動ドア
を実現する。また、ドア本体の閉め移動は駆動手段によ
らず、引張クローザーや傾斜軌条などの非電動ドア閉手
段により行うので、人がドアに挟まっても軽い挟み力で
すむので、苦痛を与えたり負傷させることのない安全な
自動ドアを実現している。また、ドア本体の開き移動を
阻害するのは非電動閉手段のみであるので、ドア本体に
手をかけ誰でも簡単に開き移動させることができる。停
電になっても安心であり、災害時などの避難や救出を困
難にする要因とならない。また、従来に比べて部品点数
が大幅に削減できるので、故障し難くメンテナンス性が
良好、装置の組立施工時間の大幅な短縮、駆動手段等を
収納する上部戸口枠を小型にできるなど、装置の小型化
と大幅なコストの低減・低価格化を実現する。
【0017】<請求項2記載の発明>請求項1記載の巻
取ドラムに、ON−OFFノブを外に押し出されている
状態ではクラッチOFF、ON−OFFノブを押し込ま
れている状態ではONになるON−OFFクラッチを内
設した構成であるので、請求項1記載の発明の効果に加
えて、ドア閉め移動時においてはON−OFFノブから
回転阻止手段を離した後は(ネジ軸を数回回転させる程
度)、駆動手段を停止しておくことを実現するので、電
気消費量を削減でき。
取ドラムに、ON−OFFノブを外に押し出されている
状態ではクラッチOFF、ON−OFFノブを押し込ま
れている状態ではONになるON−OFFクラッチを内
設した構成であるので、請求項1記載の発明の効果に加
えて、ドア閉め移動時においてはON−OFFノブから
回転阻止手段を離した後は(ネジ軸を数回回転させる程
度)、駆動手段を停止しておくことを実現するので、電
気消費量を削減でき。
【0018】<請求項3記載の発明>請求項2記載の発
明と同じような効果を奏する。
明と同じような効果を奏する。
【0019】<請求項4記載の発明> 請求項2又は3記載の発明を構成するネジ軸を滑り軸に
変え、ネジ移動体を該滑り軸の回転からフリーで且つ往
復移動できる滑り移動体に変え、この滑り移動体が制御
された移動手段により往復移動されされるようになって
いるので、滑り軸を回転させることなく滑り移動体の往
復移動が行える。
変え、ネジ移動体を該滑り軸の回転からフリーで且つ往
復移動できる滑り移動体に変え、この滑り移動体が制御
された移動手段により往復移動されされるようになって
いるので、滑り軸を回転させることなく滑り移動体の往
復移動が行える。
【図1】本発明の実施の形態1の自動ドア装置の全体
図。
図。
【図2】本発明の実施の形態1の駆動部のON−OFF
クラッチのON状態を示す側面図。
クラッチのON状態を示す側面図。
【図3】本発明の実施の形態1の駆動部のON−OFF
クラッチのOFF状態を示す側面図。
クラッチのOFF状態を示す側面図。
【図4】本発明の実施の形態2を示す自動ドア装置の全
体図。
体図。
【図5】本発明の実施の形態3を示す自動ドア装置の全
体図。
体図。
【図6】本発明の実施の形態4を示す駆動部の側面図。
【図7】本発明の実施の形態5を示す駆動部の側面図。
1・・・・・自動ドア装置 2・・・・・出入り口 3・・・・・戸袋 4・・・・・戸口枠体 5・・・・・上部枠 6・・・・・吊軌条 7・・・・・吊り車 8・・・・・ドア本体 9・・・・・クローザーワイヤ取付部 10・・・・・引張ワイヤ 11・・・・・クローザー 12・・・・・駆動部 13・・・・・駆動手段 14・・・・・駆動軸 15・・・・・軸継手 16・・・・・ネジ軸 17・・・・・摩擦リング 18・・・・・移動体 19・・・・・駆動部筐体 20・・・・・スプリング 21・・・・・回転阻止手段 22・・・・・ON−OFFクラッチ 23・・・・・巻取ドラム 24・・・・・ON−OFFノブ 25・・・・・ドア検出手段 26・・・・・下部案内車 27・・・・・ドア引張部材 31・・・・・自動ドア装置 32・・・・・駆動部 33・・・・・ソレノイド 35・・・・・駆動部 36・・・・・滑り軸 37・・・・・滑り移動体 39・・・・・移動手段
Claims (4)
- 【請求項1】 横移動可能に設けられたドア本体と、 出口側にある前記ドア本体を戸袋側に移動させるための
モーターなどからなる駆動手段と、 この駆動手段により駆動回転するネジ軸と、 このネジ軸に螺合されて該ネジ軸の回転により移動する
ように設けられたネジ移動体と、 このネジ移動体が前
記ネジ軸の回転により該ネジ軸上を移動するようにする
ための、前記ネジ移動体が前記ネジ軸と共に回転しない
ように該ネジ移動体を軽く押さえるようにしてなる回転
阻止手段と、 前記ネジ移動体の先方の前記ネジ軸に、回転フリーに取
り付けられた巻取ドラムと、 この巻取ドラムに巻き取られ、先端を前記ドア本体の適
宜な部位につないで、該ドア本体を引っ張って戸袋側に
移動させるためのベルトやロープなどからなるドア引張
部材と、 前記ドア本体が戸袋側から出入り口側に自動的に移動し
該出入り口を塞ぐようにするための、ドア本体を出入り
口側に常に引っ張る引張クローザーや、ドア本体を吊る
軌条に傾斜をつけて常にドア本体が出入り口側に移動し
て行くようにした傾斜軌条などの、常に前記ドア本体を
出入り口側に移動させるように設けられた非電動ドア閉
手段とからなり、 前記ネジ軸が正回転(ドア引張回転)したときには、前
記ネジ移動体は回転する前記ネジ軸に案内されて前記巻
取ドラムに向かって移動して行き、該巻取ドラムに接す
るなどしてロックして、該ネジ軸の回転と共に前記巻取
ドラムを回転させて、前記ドア引張部材を該巻取ドラム
に巻き取らせて前記ドア本体を所定の開き位置まで移動
させ、前記ネジ軸を逆回転させて前記ネジ移動体を前記
巻取ドラムから離し移動させて該巻取ドラムをフリーと
し、前記非電動ドア引張部材による前記ドア本体の閉じ
移動を行わせるようにしてなる自動ドア装置。 - 【請求項2】 横移動可能に設けられたドア本体と、 出口側にある前記ドア本体を戸袋側に移動させるための
モーターなどからなる駆動手段と、 この駆動手段により駆動回転するネジ軸と、 このネジ軸に螺合されて該ネジ軸の回転により移動する
ように設けられたネジ移動体と、このネジ移動体が前記
ネジ軸の回転により該ネジ軸上を移動するようにするた
めの、前記ネジ移動体が前記ネジ軸と共に回転しないよ
うに該ネジ移動体を軽く押さえるようにしてなる回転阻
止手段と、 前記ネジ移動体の先方の前記ネジ軸に固定されてなるO
N−OFFクラッチと、このON−OFFクラッチのク
ラッチをON−OFFするための、該ON−OFFクラ
ッチの前記ネジ移動体と向かい合う側に突設された、O
N−OFFクラッチ内の常時押し出し力として機能する
押し出し機構により外側に押し出されている場合にはク
ラッチOFF状態とし、前記ネジ移動体により強制的に
押し込まれた場合にはクラッチON状態とするON−O
FFノブと、前記ON−OFFクラッチを内設してなる
巻取ドラムと、この巻取ドラムに巻き取られ、先端を前
記ドア本体の適宜な部位につないで、該ドア本体を引っ
張って戸袋側に移動させるためのベルトやロープなどか
らなるドア引張部材と、前記ドア本体が戸袋側から出入
り口側に自動的に移動し該出入り口を塞ぐようにするた
めの、ドア本体を出入り口側に常に引っ張る引張クロー
ザーや、ドア本体を吊る軌条に傾斜をつけて常にドア本
体が出入り口側に移動して行くようにした傾斜軌条など
の、常に前記ドア本体を出入り口側に移動させるように
設けられた非電動ドア閉手段とからなり、前記ネジ軸が
正回転(ドア引張回転)したときには、前記ネジ移動体
は回転する前記ネジ軸に案内されて前記ON−OFFク
ラッチに向かって移動して行き、前記ON−OFFノブ
を押し込み該ON−OFFクラッチをON状態とし、前
記巻取ドラムを回転させて前記ドア引張部材を該巻取ド
ラムに巻き取らせて前記ドア本体を所定の開き位置まで
移動させ、前記ネジ軸を逆回転させて前記ネジ移動体を
前記ON−OFFクラッチから離し移動させて、前記O
N−OFFノブを解放して該ON−OFFクラッチをO
FF状態とし、前記非電動ドア引張部材による前記ドア
本体の閉じ移動を行わせるようにしてなる自動ドア装
置。 - 【請求項3】 前記ON−OFFクラッチの状態を、O
N−OFFノブが押し出されて場合にはクラッチON状
態となり、ON−OFFノブが押し込まれている場合に
はクラッチOFF状態となるように変えてなることを特
徴とする請求項2記載の自動ドア装置。 - 【請求項4】 前記ネジ軸を滑り軸に変え、ネジ移動体
を該滑り軸の回転からフリーで且つ往復移動できるスラ
イドベアリングやメタル製ドライベアリングや合成樹脂
製ドライベアリングなどからなる滑り移動体に変え、こ
の滑り移動体が制御されたソレノイドや電磁石やボール
ネジなどからなる移動手段により往復移動されるように
してなることを特徴とする請求項2又は3記載の自動ド
ア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10317882A JP3020483B1 (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 自動ドア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10317882A JP3020483B1 (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 自動ドア装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3020483B1 true JP3020483B1 (ja) | 2000-03-15 |
JP2000145284A JP2000145284A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18093115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10317882A Expired - Lifetime JP3020483B1 (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 自動ドア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020483B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117583677A (zh) * | 2024-01-19 | 2024-02-23 | 山东豪迈机械科技股份有限公司 | 电火花机床的工作液盛装装置以及电火花机床 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101021126B (zh) * | 2007-01-05 | 2010-12-01 | 方大集团股份有限公司 | 固定驱动门顶盒限位机构 |
KR101292804B1 (ko) | 2011-11-14 | 2013-08-02 | (주) 금강씨에스 | 창문 개폐장치 |
-
1998
- 1998-11-09 JP JP10317882A patent/JP3020483B1/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117583677A (zh) * | 2024-01-19 | 2024-02-23 | 山东豪迈机械科技股份有限公司 | 电火花机床的工作液盛装装置以及电火花机床 |
CN117583677B (zh) * | 2024-01-19 | 2024-04-16 | 山东豪迈机械科技股份有限公司 | 电火花机床的工作液盛装装置以及电火花机床 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000145284A (ja) | 2000-05-26 |
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