JP4201613B2 - 引違い窓開閉装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠隔操作により窓の開閉を行う引違い窓開閉装置に係り、とりわけ既存の窓に後付けできるように改良した引違い窓開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物や家屋には換気や排煙のために窓を設けているが、病院や診療所などの介護施設では、室内の脱臭や衛生環境のため病人に代わって介護福祉士や看護師などの医療従事者が窓を開放して換気するのが日課となっている。このため、介護福祉士や看護師などが傍にいないと、歩行が困難で非力な病人にとっては自らが窓を開放したくても開けられない不都合がある。そこで、リモートコントローラを用いて遠隔操作により窓の開閉およびクレセントの動作を行う窓戸制御システムが登場している(例えば特許文献1参照)。この特許文献1によれば、タイミングベルトが両側の押圧ローラと中央のドライブタイミングプーリーに挟まれており、リモートコントローラの操作時、クレセントの解錠を行ってから駆動モータによりドライブタイミングプーリーを回転してタイミングベルトを移動して窓を自動開閉する。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−22295号公報(第3−4頁、図4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1ではリモートコントローラの操作で窓の開閉が行えるので、非力な病人にとっては便利である。また、複雑な制御手段を用いた遠隔操作により窓の開閉動作を完全に自動化しているが、窓の開放時に故障や停電が生じた場合、簡単には窓を手動で閉鎖できない不便がある。
【0005】
本発明は上記事情を背景になされたもので、その目的は遠隔操作により窓を自動的に開閉でき、閉窓時は窓を手動では開放できず防犯に役立ち、窓を閉め忘れたり開窓時に故障や停電が生じた場合、手動で閉鎖することができて便利な引違い窓開閉装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
窓枠内に設けられて窓を開閉する方向に変位する窓体と、窓枠に取付けられ、窓体を一方向クラッチを介して開閉方向に駆動する駆動歯車を備えた駆動部を有する駆動制御機構と、この駆動制御機構を遠隔操作して駆動部を制御する遠隔操作手段と、閉窓時に駆動部の駆動力で弾性変形により生じた弾性力を蓄勢する弾性手段とを備え、駆動制御機構は、窓枠に設けられた駆動プーリーおよび従動プーリーと、駆動プーリーと従動プーリーとに掛け渡されたギァドケーブルと、このギァドケーブルを窓体にコイルスプリングを介して連結固定するスライダーとを有し、駆動部は一方向クラッチを介して駆動プーリーを駆動するようになっており、窓体の自動開閉時には、一方向クラッチは、閉窓時のみに駆動部の窓体に対する連結を行い、開窓時窓体に対して駆動歯車の開窓方向の回転量に応じて駆動プーリーの回転量を許容することにより窓体に対する連結を解き、弾性手段に蓄勢された弾性力を解放して窓枠を開窓方向に変位させることにより、閉窓および開窓を許容するとともに、手動開閉時には、一方向クラッチにより窓体側からの開閉操作に対して、閉窓方向の変位のみを許容し、開窓方向の変位を許容しないことを特徴とする
【0007】
【発明の作用および効果】
(請求項1について)
閉窓時は、遠隔操作手段の操作により駆動制御機構の駆動部を駆動し、一方向クラッチを介して窓体を閉窓方向に変位させる。開窓時は、遠隔操作手段の操作により、窓体に対する連結を解き、弾性手段の弾性力が解放されて窓体を開窓方向に変位させる。一方向クラッチは、閉窓時のみに駆動部を窓体に連結するので、窓体は閉窓方向に自由に変位する。この場合、一方向クラッチの機能により、窓体を手動で開窓方向に変位させることができず、部外者による窓の開放動作を阻止できて防犯上有利である。手動により窓体を開窓方向に変位できないものの、窓体は手動で閉窓方向に変位するので、閉め忘れた窓を手動で閉鎖できる便宜がある。
これにより、遠隔操作により窓の自動開閉が実現し、歩行が困難で非力な病人も介護人などの助けなしで窓の開閉が可能となり室内の換気などが行われる。しかも、窓の開放時に故障や停電が生じた場合、窓を閉め忘れた時と同様に手動で窓を閉鎖できる便宜が得られる。また、自動開閉用および手動閉鎖用に二系統の窓駆動機構を個別に設けることなく、単一の駆動制御機構により窓の自動開閉および手動閉鎖が実現するので、全体の構造が比較的簡素になって省スペース化および低コスト化に寄与する。
駆動制御機構は、窓枠に設けられた駆動プーリーおよび従動プーリーと、駆動プーリーと従動プーリーとに掛け渡されたギァドケーブルと、このギァドケーブルを窓体に連結固定するスライダーとを有し、駆動部は一方向クラッチを介して駆動プーリーを駆動する。 このため、駆動プーリー、従動プーリー、ギァドケーブルおよびスライダーといった比較的入手し易く構造が簡素な手段により駆動制御機構が実現でき、コスト的に有利に全体のコンパクト化を図ることができる。
スライダーは、コイルスプリングを介してギァドケーブルに連結されている。このため、コイルスプリングのテンション保持機能によりギァドケーブルが弛まず緊張状態に保たれて開窓および閉窓動作が円滑になる。また、コイルスプリングの緩衝機能により開窓および閉窓動作終了時に生じる開閉音が低減する。
【0009】
(請求項について)
駆動制御機構は、ケーシング内に収容してユニット化している。このため、駆動制御機構は、ケーシングにコンパクトにユニット化したまま窓枠に取付けられ、ひいては簡単な取付操作で既存の窓枠に後付けすることができて普及および拡販の促進に寄与する。
【0011】
(請求項3について)
駆動部は正逆回転可能な電動モータであり、弾性手段は閉窓時に電動モータにより駆動歯車を回転させて蓄勢された弾性力を開窓時に解放する。このため、駆動プーリーは弾性手段の弾性力により開窓方向に回転付勢され、電動モータは駆動プーリーの回転を抑制しながら略無負荷状態で逆回転する。回転付勢された駆動プーリーの回転が抑制されることにより、窓体が開窓方向に略一定の速さになって円滑に変位する。
【0012】
(請求項について)
窓は施解錠のためにクレセント軸に回動可能に設けたクレセントレバーを備え、窓体は遠隔操作手段によりクレセントモータに通電して正逆回転してクレセントレバーが係脱する係合爪部を有する。このため、遠隔操作手段によりクレセントレバーを正逆回転して窓の施解錠を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例を図1ないし図7に基づいて説明する。
図1は、一般の家屋、店舗、住宅や病院などの建物に設けられた窓1を示し、横長な矩形の窓枠2内に引違形の窓体3、4を互いにスライド可能に嵌めている。窓体3、4にはガラスや障子などの遮蔽板5が嵌め込まれ、図示右方の窓体4は固定され、専ら左方の窓体3が窓体4に対してスライド変位するようになっている。窓体4の左枠部4aには、窓体3、4同士をロックしたり、解放して窓1を施解錠するクレセントロック部6が取り付られている。窓体3の右枠部3aには、クレセントロック部6のクレセントレバー8に対応する係合爪部7が取付けられている。クレセントレバー8は、ボス部8aをクレセント軸として一体に形成し、ボス部8aを中心にして施錠位置と解錠位置との間で回動する。
【0014】
クレセントロック部6は図2ないし図4に示すように、縦長ボックス9内に正逆回転可能な減速部付きで小型のクレセントモータ10を収容し、その回転軸10aにウォーム歯車11を嵌着している。ウォーム歯車11には、クラッチ軸12に嵌着したピニオン13が噛合している。クラッチ軸12は六角断面を有し、ピニオン13の六角中心穴部13aに摺動可能に設けられている。クラッチ軸12の先端部は、ピン15により筒状の押ボタン16内に取付けられた摺動頭部14を有している。押ボタン16は解除用ノブとして機能するもので、クレセントレバー8のボス部8a内に回転可能および軸方向に摺動可能に設けられている。クラッチ軸12の摺動頭部14は、クラッチ軸12の基端部で棒状のストッパー18を貫通させた状態に取付けている(図5参照)。
【0015】
ボス部8aの円周状開口端部には、ストッパー18の両端部の軸方向の移動を許容するように形成した一対の切欠部19を形成している。この切欠部19にストッパー18の両端部を係合させている。ボス部8aと押ボタン16との間には、圧縮コイルスプリング17が介在して押ボタン16を図3および図4に矢印Aで示す方向に付勢している。この状態では、クラッチ軸12からの正逆方向の回転力が摺動頭部14およびストッパー18を介してボス部8aに伝わってクレセントレバー8を係合爪部7に対して係脱方向に回動させる。
【0016】
また、押ボタン16を圧縮コイルスプリング17の付勢力に抗して矢印Aとは反対方向に押すと、摺動頭部14が同方向にクラッチ軸12とともにピニオン13の六角中心穴部13aに沿って摺動し、ストッパー18が切欠部19から抜け出て切欠部19に対する係合を外す。このため、窓体3に対する施解錠時に押ボタン16を押したままクレセントレバー8を手動で回動し、キャッチ部8bを係合爪部7に対して係脱させることができる。
【0017】
窓枠2の下枠部2aには、窓体3をスライド変位させて窓1を自動開閉するため、図6および図7に示すようにケーシング21内に収容してユニット化した駆動制御機構20が取付けられている。駆動制御機構20を設けるには、ケーシング21をハンドスクリューなどの簡易な取付手段により下枠部2aに取付ければよいので、駆動制御機構20は既存の建物の室内に簡単に後付けすることができる。駆動制御機構20には、正逆回転可能な電動モータ22が駆動部として設けられている。電動モータ22は減速機構を内蔵したギァドモータを構成し、その駆動軸23を伝動歯車24に連結している。駆動制御機構20は、窓1を自動開閉する時に遠隔操作手段としてのリモートコントローラ42により制御される(図1参照)。リモートコントローラ42には、「開」、「停止」および「閉」のタッチボタン45、46、47が設けられており、これらが発する信号をアンテナ43が受けて演算制御部(図示せず)を介して電動モータ22を駆動制御する。
【0018】
駆動軸23を連結した伝動歯車24は、支軸26に嵌着させた駆動歯車25に噛合している。支軸26は弾性手段としてのゼンマイばね29を取付けているとともに、一方向連結手段としての一方向クラッチ27を介して駆動プーリー28に連結されている。一方向クラッチ27は、閉窓時のみに駆動歯車25の回転力を支軸26を介して駆動プーリー28に伝達し、開窓時に駆動プーリー28に対する支軸26の連結を解いて駆動プーリー28を開窓方向に回転可能にさせる。閉窓時に駆動歯車25の回転が支軸26に伝達されるので、支軸26が回転によりゼンマイばね29を巻取る方向に弾性変形させる。これにより、ゼンマイばね29が弾性力を蓄勢して駆動プーリー28を開窓方向に回転付勢する。駆動プーリー28の外側面部は、周方向に所定の等間隔ピッチで斜めに形成した傾斜溝(図示せず)を有しており、傾斜溝に後述するギァドケーブル30がワイヤーとして嵌まるようになっている。窓枠2の下枠部2aの図示右方には、駆動プーリー28に対応する従動プーリー31が支軸32に支持されている。駆動プーリー28と従動プーリー31にはギァドケーブル30が掛け渡されている。
【0019】
ギァドケーブル30には、ゲート33、34間にコイルスプリング35が張られた取付板36が設けられている。ギァドケーブル30の一端部はゲート33を介してコイルスプリング35の一端に連結され、他端部はゲート34を介してコイルスプリング35の他端に連結されている。取付板36に対向する板状のスライダー37が窓体3の下枠部3bにビス38などの取付手段により連結固定されている。スライダー37の先端部に形成した長穴状の切欠部39を取付板36のビス40に係合させて、スライダー37を取付板36に連結している。従動プーリー31の近接位置に、窓閉鎖用のリミットスイッチ41が設けられて可動接片41aを取付板36の左辺部に対応させている。駆動プーリー28の近接位置に窓開放用のリミットスイッチ42Aが設けられて、可動接片42aを取付板36の右辺部に対応させている。なお、ケーシング21には、演算制御部に給電するための電源スイッチ44が設けられている。
【0020】
上記構成において、病室などで換気などのため窓1を開放するには、図1のリモートコントローラ42の「開」のタッチボタン45を操作する。これにより、図3および図4のクレセントモータ10に通電されてウォーム歯車11、ピニオン13、クラッチ軸12、摺動頭部14、ストッパー18およびボス部8aを介してクレセントレバー8が図2の(イ)に矢印Dで示すように回動し、(ロ)に示すようにクレセントレバー8の円弧状のキャッチ部8bが係合爪部7に対する係合を外して窓体3に対する施錠を解除する。キャッチ部8bが係合爪部7から外れた時、図示しないリミットスイッチが働いてクレセントモータ10に対する通電が止み、クレセントレバー8が解錠位置で停止する。
【0021】
窓体3の施錠が解除されると、電動モータ22に対する通電により駆動軸23を介して伝動歯車24が図7に示す矢印Cとは反対方向に回転する。この場合、閉窓時に駆動歯車25の回転力を支軸26を介して駆動プーリー28に伝達し、ゼンマイばね29に弾性変形により蓄勢した弾性力が解放される。ここで、駆動プーリー28には、一方向クラッチ27が内蔵されているので、駆動歯車25の開窓方向への回転量分のみが駆動プーリー28の同方向への回転量を許容する。すなわち、駆動歯車25の回転速度に応じて、駆動プーリー28が開窓方向に回転を行うことができる。このため、駆動歯車25から矢印Bとは反対方向の回転付勢力が伝動歯車24に伝わり、電動モータ22は略無負荷状態で伝動歯車24を回転するとともに、駆動歯車25の回転を所定の速さに抑制している。駆動プーリー28が矢印Bとは反対方向に回転することにより、ギァドケーブル30が矢印E、Fとは反対方向に移動し、取付板36、ビス40およびスライダー37を介して窓体3が開窓方向にスライド変位し、取付板36が左端のリミットスイッチ41から離れて可動接片41aを解放する(図6参照)。窓体3が開窓方向いっぱいにスライドして窓1が全開すると、リミットスイッチ41から離れた取付板36が右端のリミットスイッチ42Aの可動接片42aを押圧する。このため、電動モータ22に対する通電が止み電動モータ22が停止する。
【0022】
開放した窓1を閉鎖するには、リモートコントローラ42の「閉」のタッチボタン47を操作する。これにより、電動モータ22に通電されて駆動軸23を介して伝動歯車24が矢印Cの方向に回転し、伝動歯車24を矢印Bの方向に回転させる。これに伴って支軸26が矢印B方向に回転し、一方向クラッチ27を介して駆動プーリー28を矢印B方向に回転する。このため、ギァドケーブル30が矢印E、Fの方向に移動するとともに、ゼンマイばね29を支軸26に巻取らせて弾性変形させ、ゼンマイばね29に弾性力を蓄勢して開窓動作時に備える。ギァドケーブル30の移動に伴い、取付板36、ビス40およびスライダー37を介して窓体3が閉窓方向にスライド変位し、取付板36が右端のリミットスイッチ42Aから離れて可動接片42aを解放する。
【0023】
窓体3が閉窓方向いっぱいにスライドして窓1が全閉すると、リミットスイッチ42Aから離れた取付板36が左端のリミットスイッチ41の可動接片41aを押圧する。このため、電動モータ22に対する通電が止み電動モータ22が停止する。電動モータ22の停止後、クレセントモータ10に通電されてウォーム歯車11、ピニオン13、クラッチ軸12、摺動頭部14、ストッパー18およびボス部8aを介してクレセントレバー8が矢印Dとは反対方向に回動し、キャッチ部8bを係合爪部7に係合させて窓体3を施錠する。窓体3を施錠すると、図示しないリミットスイッチが働いてクレセントモータ10に対する通電が止みクレセントモータ10が停止する。窓体3に対する施解錠過程、開窓や閉窓過程でリモートコントローラ42の「停止」のタッチボタン46を操作すると、クレセントレバー8を施錠位置や解錠位置で停止させたり、窓体3を所望の位置で止めて窓1を任意の開放度に開いておくことができる。
【0024】
窓1の開放時に手動で窓体3を閉窓方向に押圧すると、この押圧力がスライダー37、ビス40および取付板36を介してギァドケーブル30に伝わり、ギァドケーブル30が駆動プーリー28に閉窓方向(矢印B方向)の回転力を伝える。駆動プーリー28と支軸26の間に一方向クラッチ27を設けていることから、駆動プーリー28はギァドケーブル30からの回転力を受け、支軸26および駆動歯車25を停止させたまま単独で閉窓方向に回転する。このため、窓体3を手動で閉窓方向にスライド変位させて窓1を閉鎖することができる。
これとは逆に、閉鎖時の窓体3を手動で開窓方向に押圧すると、この押圧力はスライダー37、ビス40および取付板36を介してギァドケーブル30に伝わり、ギァドケーブル30が駆動プーリー28に開窓方向の回転力を伝える。この時駆動プーリー28は、開窓方向の回転力を一方向クラッチ27を介して支軸26および駆動歯車25に伝えるものの、電動モータ22がロックにより伝動歯車24の回転を阻止しているため、窓体3は開窓方向にスライド変位することなく閉鎖状態を維持する。
【0025】
(実施例上の効果)
このように閉窓時は、リモートコントローラ42の操作により、駆動制御機構20の電動モータ22を駆動して一方向クラッチ27を介して窓体3を閉窓方向に変位させる。開窓時は、リモートコントローラ42の操作により、開窓時にゼンマイばね29の弾性力が解放されて窓体3を開窓方向に変位させる。一方向クラッチ27は、閉窓時のみに駆動歯車25および支軸26の回転力を駆動プーリー28に伝え、ギァドケーブル30、取付板36およびスライダー37を介して窓体3を閉窓方向に自由にスライド変位させる。この場合、窓体3を手動で開窓方向に変位させることができず、部外者による窓1の開放動作を阻止できて防犯上有利である。手動により窓体3を開窓方向に変位できないものの、窓体3は手動で閉窓方向に変位するので、リモートコントローラ42を用いずとも閉め忘れた窓1を手動で閉鎖できる便宜がある。
【0026】
これにより、遠隔操作により窓1の自動開閉が実現し、歩行が困難で非力な病人も介護人などの助けなしで室内の換気などのため窓1の開閉を行うことができる。しかも、窓1の開放時に故障や停電が生じた場合、窓を閉め忘れた時と同様に手動で窓1を閉鎖できる便宜が得られる。また、自動開閉用および手動閉鎖用に二系統の窓駆動機構を個別に設けることなく単一の駆動制御機構20により窓1の自動開閉および手動閉鎖が実現するので、全体の構造が比較的簡素になって省スペース化および低コスト化に資する。さらに、駆動制御機構20をケーシング21内に収容してユニット化したので、駆動制御機構20は、ケーシング21にコンパクトにユニット化したまま窓枠2に取付けることができ、ひいてはハンドスクリューなどを用いる簡単な取付操作で既存の窓枠2に後付けできる便宜が得られる。
【0027】
(変形例)
上記実施例では、駆動プーリー28と従動プーリー31とにギァドケーブル30を掛け渡したが、駆動プーリー28と従動プーリー31とには通常のベルトを掛け渡してもよい。また、駆動プーリー28、従動プーリー31およびギァドケーブル30に代わって駆動タイミングプーリー、従動タイミングプーリーおよびタイミングベルトを用いてもよい。電動モータ22の駆動軸23は、伝動歯車24を介さずに支軸26に直結するように構成してもよい。
また、本実施例では、窓体3の開窓方向のスライド変位はロックにより阻止されて施錠状態になるので、クレセントロック部6は用いずに省略してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般の家屋、店舗、住宅や病院などの建物に設けられた窓の斜視図である。
【図2】(イ)、(ロ)は作用説明のために示すクレセントロック部の正面図である。
【図3】クレセントロック部の縦断面図である。
【図4】クレセントロック部の横断面図である。
【図5】クレセントロック部の分解斜視図である。
【図6】ケーシングを破断して示す駆動制御機構の側面図及び部分拡大図である。
【図7】ケーシングを破断して示す駆動制御機構の平面図及び部分拡大図である。
【符号の説明】
1 窓
2 窓枠
3、4 窓体
6 クレセントロック部
7 係合爪部
8 クレセントレバー
10 クレセントモータ
11 ウォーム歯車
16 押ボタン
20 駆動制御機構
21 ケーシング
22 電動モータ(駆動部)
27 一方向クラッチ(一方向連結手段)
28 駆動プーリー
29 ゼンマイばね(弾性手段)
30 ギァドケーブル(ワイヤー)
31 従動プーリー
35 コイルスプリング
36 取付板
37 スライダー
42 リモートコントローラ(遠隔操作手段)
8a ボス部(クレセント軸)

Claims (4)

  1. 窓枠内に設けられて窓を開閉する方向に変位する窓体と、前記窓枠に取付けられ、前記窓体を一方向クラッチを介して開閉方向に駆動する駆動歯車を備えた駆動部を有する駆動制御機構と、この駆動制御機構を遠隔操作して前記駆動部を制御する遠隔操作手段と、閉窓時に前記駆動部の駆動力で弾性変形により生じた弾性力を蓄勢する弾性手段とを備え、 前記駆動制御機構は、前記窓枠に設けられた駆動プーリーおよび従動プーリーと、前記駆動プーリーと前記従動プーリーとに掛け渡されたギァドケーブルと、このギァドケーブルを前記窓体にコイルスプリングを介して連結固定するスライダーとを有し、前記駆動部は前記一方向クラッチを介して前記駆動プーリーを駆動するようになっており、
    前記窓体の自動開閉時には、前記一方向クラッチは、閉窓時のみに前記駆動部の前記窓体に対する連結を行い、開窓時前記窓体に対して前記駆動歯車の開窓方向の回転量に応じて前記駆動プーリーの回転量を許容することにより前記窓体に対する連結を解き、前記弾性手段に蓄勢された弾性力を解放して前記窓枠を開窓方向に変位させることにより、閉窓および開窓を許容するとともに、手動開閉時には、前記一方向クラッチにより前記窓体側からの開閉操作に対して、閉窓方向の変位のみを許容し、開窓方向の変位を許容しないことを特徴とする引違い窓開閉装置。
  2. 前記駆動制御機構は、ケーシング内に収容してユニット化したことを特徴とする請求項1に記載の引違い窓開閉装置。
  3. 前記駆動部は正逆回転可能な電動モータであり、前記弾性手段は閉窓時に前記電動モータにより前記駆動歯車を回転させて蓄勢された弾性力を開窓時に解放することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の引違い窓開閉装置。
  4. 前記窓は施解錠のためにクレセント軸に回動可能に設けたクレセントレバーを備え、前記窓体は前記遠隔操作手段によりクレセントモータに通電して正逆回転して前記クレセントレバーが係脱する係合爪部を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の引違い窓開閉装置。
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