JP4878245B2 - 開閉扉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、折戸装置や、引戸装置、バランスドア、スライディングドア等、扉体を開口部幅方向へ開閉する開閉扉装置に関し、詳しくは、開放状態で停止している扉体を防災信号に応じて自動閉鎖するようにした開閉扉装置に関するものである。
従来、この種の発明には、特許文献1の図1に記載されているように、扉体(扉1)の開放方向端部側に着脱装置(Y)を備え、レール(5)の傾斜により閉鎖方向へ付勢された扉体(扉1)を、全開位置で係止するようにした防災用扉がある。
この従来技術によれば、火災等の発生していない通常使用時には、係脱部材(ストッパー10)の先端側が下方側に維持される。したがって、扉体(扉1)を全開すれば、その扉体(扉1)は係脱部材(ストッパー10)に係止されて全開状態を維持する。また、扉体(扉1)を閉鎖動作すれば、係脱部材(ストッパー10)が弾性的に変形するため、扉体(扉1)を係脱部材(ストッパー10)から離脱させて閉鎖方向へ動作させることができる。
また、火災等が発生した非常時には、プランジャ進退機構(出入り部材112)の作動により、係脱部材(ストッパー10)の先端側が上方側に維持される。
そのため、例えば、扉体(扉1)が全開状態にあった場合には、その扉体(扉1)が係脱部材(ストッパー10)から外れて自動的に閉鎖動作する。また、扉体(扉1)が全閉状態にあった場合には、その全閉状態が維持される。
すなわち、非常時には、扉体(扉1)を全閉状態にして、火炎や煙が蔓延するのを防ぐことができる。
しかしながら、上記従来技術に対し、例えば特許文献2に記載されたフリーストップ機構を備えれば、扉体(扉1)を、全開位置以外に、開閉方向の任意の位置でも停止することができるが、この構造とした場合には、任意の位置で停止した扉体(扉1)を、上記構造の着脱装置(Y)では自動閉鎖することができない。
また、上記従来技術では、扉体(扉1)の開放方向側の上方に、複雑な構造の前記着脱装置(Y)を設置する構造であるため、扉体(扉1)上方側の無目を比較的広く確保する必要がある上、現場状況によって扉体(扉1)が戸袋内に隠されて、着脱装置(Y)に対するメンテナンス作業がし難い。
特許第3398815号公報 特開平8−42230号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、防災信号があった際に任意の開放位置で係止させた開閉体の自動閉鎖の確実性を向上させることができる開閉扉装置を提供することにある。
上記課題を解決するための一手段は、開口部幅方向へ開閉動作可能な扉体と、該扉体を閉鎖方向へ牽引するように該扉体に一端側を止着した長尺状の牽引部材と、該牽引部材の他端側を扉体閉鎖方向側から巻き取るように付勢部材によって巻取り方向へ付勢された巻取体と、該巻取体に対し更に巻取力を加えることが可能な電動モータと、前記扉体を前記付勢部材の付勢力に抗して開放途中位置及び/又は全開位置で係止するとともにこの係止状態を前記扉体の閉鎖方向への移動により解除する係脱装置とを備え、前記係止状態において防災信号がない場合には前記巻取体に前記電動モータの回転力を加えず、前記係止状態において防災信号があった場合には前記巻取体に前記電動モータの回転力を加えて、前記巻取体を前記付勢部材の付勢力と前記電動モータの回転力との合成力によって巻取り方向へ回転させ、この回転で前記巻取体に巻き取られる前記牽引部材の牽引力によって、前記扉体を閉鎖方向へ移動し、前記係脱装置による係止状態が解除されるようにしたことを特徴とする。
第一の形態では、開口部幅方向へ開閉動作可能な扉体と、該扉体を閉鎖方向へ牽引する長尺状の牽引部材と、該牽引部材を扉体閉鎖方向側から付勢部材の付勢力によって巻き取る巻取装置と、前記扉体を前記付勢力に抗して開放途中位置及び/又は全開位置で係止する係脱装置とを備え、防災信号があった際に、前記巻取装置に前記付勢部材の付勢力よりも大きい巻取力を加えることにより、前記係脱装置による係止状態が解除されるようにした。
ここで、上記扉体は、該扉体により閉鎖される開口部に対し、その開口部幅方向へ開閉動作する構成であればよく、この扉体には、引戸を構成する扉体や、折戸を構成する扉体等を含む。
また、上記係脱装置は、上記扉体を上記付勢力に抗して開放途中位置及び/又は全開位置で係止する構造のものであればよく、この係脱装置には、上記扉体をその開放方向側から係脱する態様と、上記扉体をその閉鎖方向側から係脱する態様とを含むが、メンテナンス性等の観点より後者の態様の方が好ましい。
また、第二の形態では、上記巻取装置は、上記牽引部材を巻取ったり繰り出したりするように軸支された巻取体と、該巻取体を回転させるように該巻取体の外周面に接する駆動回転体と、該駆動回転体を巻取り方向へ回転させる電動モータとを備え、該電動モータを防災信号に応じて通電するようにした。
また、第三の形態では、上記係脱装置は、全開位置にある上記扉体を閉鎖方向側から係脱可能に係止する第一係脱装置と、同扉体を開放途中位置で係脱可能に係止する第二係脱装置とを具備してなる。
上記形態は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
第一の形態によれば、扉体を任意の開放位置で係止する構造とした場合でも、防災信号があった際に、任意の開放位置で係止された扉体を、閉鎖方向側から牽引部材により牽引することで自動閉鎖することが可能となる。
また、防災信号があった際に、閉鎖方向側に配置された巻取装置からの牽引力によって扉体の係止状態が解除される構造であるため、扉体上方側を簡素で省スペースな構造にすることができる。その上、巻取装置が閉鎖方向側に配置されるため、その巻取装置に対するメンテナンス作業を、扉体を開放した状態で容易に行うことができる。
更に、第二の形態によれば、防災信号に応じて電動モータが通電されると、電動モータの回転力によって、駆動回転体および巻取体が巻取り方向へ回転し、巻取体が牽引部材を巻き取る。そのため、扉体が係脱装置によって係止されている状態では、その扉体は、閉鎖方向側から牽引部材により牽引されることで、係止状態から解除されて自動閉鎖する。
よって、扉体を自動閉鎖する構造を、生産性の良好な具体的態様とすることができる。
更に、第三の形態によれば、扉体を開放途中位置と全開位置との双方で良好に係止することができる。しかも、第一係脱装置が扉体を閉鎖方向側から係脱可能に係止する構造であるため、この第一係脱装置に対するメンテナンス作業等を、扉体を全開した際に形成される開口部から行うことができ、その作業性が良好である
次に、上記形態の特に好ましい具体例を、図面に基づいて説明する。
図1は、本実施の形態の開閉扉装置の一例を示す。
この開閉扉装置Aは、建物等の不動部位に固定される左右の縦枠2,3と上枠4とによって囲まれる空間内に、扉体5を配設することで、所謂引戸装置を構成しており、該扉体5を開口部幅方向(図1によれば左右方向)へスライドさせて開閉動作する。
上枠4は、左右の縦枠2,3の上端部間に配設された中空状の枠体であり、その内部には、扉体5を吊った状態で開閉方向へ導くためのレール6が、該上枠4の長手方向へわたって固定されている。
扉体5は、正面視縦長矩形状を呈し、その上辺部に複数(図示例によれば二つ)の吊車10を介在して、レール6に引っ掛けられるようにして吊り下げられている。
レール6は、扉体開閉方向へわたる断面略L字状を呈し、その扉体厚さ方向(図1における手前方向)へ突出する突端部に上方へ突出する凸状レール部6aを有し、この凸状レール部6aを、後述する吊車10の外周面や、第二係脱装置40における振り子部材42の下端部に対し、凹凸状に遊嵌させる。
吊車10は、扉体5の上端に固定され上方向きに突出する軸支ブラケット11と、該軸支ブラケット11によって回動自在に支持されたローラ12とを備え、ローラ12外周面の環状溝をレール6の凸状レール部6aに遊嵌させて転動させるようにしている。
そして、この巻取装置20配置側の吊車10の軸支ブラケット11には、後述する巻取装置20における牽引部材21の先端部が固定されている。
上記巻取装置20は、不動部位である上枠に固定された支持ブラケット24と、該支持ブラケット24に軸支されて双方向へ回転する巻取体22と、該巻取体22により巻き取られたり繰り出されたりする牽引部材21と、巻取体22を巻取り方向へ付勢する付勢部材(図示せず)と、同巻取体22の外周面に接する駆動回転体23とを備え、防災信号に応じて電動モータ25が通電されることで、駆動回転体23から巻取体22に対し巻取力を加えるようになっている。
巻取体22は、支持ブラケット24によって回動自在に軸支された滑車状の部材であり、その内部に設けられたゼンマイやコイルスプリング等の付勢部材によって、牽引部材21を巻き取る回転方向へ付勢されている。
牽引部材21は、扉体5の開閉範囲にわたる長さの長尺紐状に形成され、例えば、金属製のワイヤー等とされる。
この牽引部材21の一端側は、巻取装置20配置側の吊車10の軸支ブラケット11に止着され、他端側は巻取体22の外周面に止着されている。
また、電動モータ25は、巻取体22を巻取り方向へ回転させるものであればよく、例えば、直流モータや交流モータ等とすることが可能である。この電動モータ25は、防災信号があった際に、図示しない制御部から電源を供給されて、巻取体22を巻取り方向へ回転させるように電気配線されている。
なお、電動モータ25に供給される電源は、防災信号を直接電源として利用してもよいし、防災信号用などの非常用電源を利用してもよい。
そして、前記電動モータ25における出力軸には、巻取体22の外周面に接して、巻取体22を連動回転させるように略円筒状の駆動回転体23が固定されている。この駆動回転体23の少なくとも外周面には、回転力を巻取体22に対し効率的に伝達するように、ゴムや軟質合成樹脂材料等の滑り止め材が設けられている。
なお、電動モータ25が配置される位置は、図1によれば扉体5や吊車10等との干渉を避けるように巻取体22の左上としているが、駆動回転体23の外周面を巻取体22の外周面に摺接させて、回転力を伝達できるようにすれば、他の位置とすることも可能である。
また、上記扉体5と不動部位である上枠4との間には、全開位置となった際の扉体5を閉鎖方向側から係脱可能に係止する第一係脱装置30、同扉体5を開放途中位置で係脱可能に係止する第二係脱装置40等が設けられている。
第一係脱装置30は、図2に示すように、不動部位である上枠4に固定された凸部31と、扉体5の開閉動作時に該凸部31を弾性変形しながら乗り越える弾性部32とからなり、これら凸部31と弾性部32とを扉体の厚さ方向に係脱させる。
凸部31は、図示例によれば、金属板を凸形状に曲げ加工してなり、全開位置になった際の扉体5の戸先部分に対応するようにして、ネジやボルト、リベット等の止着具によって上枠4に止着されている。
また、弾性部32は、図示例によれば、長尺状の金属板における先端側を略へ字状に曲げることで、該先端側に、扉体5から離間する方向へ突出する隆起部32aを形成している。この隆起部32aは、弾性的な変形により扉体5面に対し接近離間する。
そして、弾性部32は、扉体5が全開した際に、前記隆起部32aを凸部31の扉体開放方向側(図2によれば右側)に係止させるように配置され、隆起部32aと逆側の基端部が扉体5に対し固定される。
第一係脱装置30における凸部31と隆起部32aとの係脱は、基本的には隆起部32a側の弾性変形により行われるが、本実施の形態の開閉扉装置Aによれば、扉体5を吊車10によって吊り下げるようにした構造であるため、扉体5の厚さ方向への揺動によっても補助されて、スムーズに行われる。
また、第二係脱装置40は、吊車10の軸支ブラケット11に固定された支持ブラケット41に、振り子部材42の基端側を回動可能に支持してなる周知のフリーストッパー機構(例えば、特許文献2参照)である。
この第二係脱装置40の動作を説明すれば、図3(a)に示すように、扉体5が開放動作した際には、振り子部材42の揺動端側が扉体閉鎖方向側(図3における左方向側)へ傾く。
扉体5が開放動作途中で停止されると、該扉体5には巻取装置20による閉鎖方向の牽引力が作用する。そのため、振り子部材42の揺動端側が逆方向(扉体開放方向)へ揺動しようとし、該振り子部材42の揺動端部とレール6との間の摩擦力が大きくなって、扉体5は開放途中位置で停止した状態に維持される。
また、扉体5に対し、巻取装置20における付勢部材(図示せず)の付勢力よりも大きい閉鎖力が作用した場合には、振り子部材42が若干上方へ移動しながら揺動端側を扉体開放方向側(図3における右方向側)へ傾ける。したがって、扉体5は、巻取装置20における付勢部材の付勢力によって閉鎖動作することになる。
なお、振り子部材42は、例えば長孔によって支持されるとともに圧縮バネにより下方へ付勢された構造等、周知のフリーストッパー機構の構造とされる。
次に、防災信号があった場合における上記開閉扉装置Aの動作について説明する。
扉体5が全開位置で第一係脱装置30により係止されている際に、防災信号があった場合には、電動モータ25に電力が通電されることで、巻取体22が巻取り方向へ回転しようとする。
したがって、扉体5には巻取装置20の図示しない付勢部材の付勢力よりも大きい閉鎖力が作用し、第一係脱装置30における隆起部32aが凸部31を閉鎖方向へ乗り越え、第一係脱装置30による係止状態が解除される。
そして、扉体5は、電動モータ25の回転力と、巻取装置20における付勢部材の付勢力との合成力によって、閉鎖方向へ移動することになる。
また、扉体5が開放途中位置において第二係脱装置40によって係止されている際に、防災信号があった場合には、巻取装置20の電動モータ25に電力が通電されることで、巻取体22が巻取り方向へ回転しようとする。
すると、扉体5には巻取装置20の図示しない付勢部材の付勢力よりも大きい閉鎖力が作用し、第二係脱装置40の振り子部材42の揺動端側が扉体開放方向へ傾く。
したがって、第二係脱装置40による係止状態が解除されて、扉体5は、巻取体22に作用する電動モータ25の回転力と、巻取装置20における付勢部材の付勢力との合成力によって、閉鎖方向へ移動することになる。
なお、上記電動モータ25への通電は、扉体5の閉鎖動作中継続していてもよいし、第一係脱装置30または第二係脱装置40による係止状態から解除された後に遮断されてもよい。すなわち、後者の場合であっても、巻取装置20における付勢部材(図示せず)の付勢力によって、扉体5の閉鎖動作を継続することが可能である。
また、扉体5が全閉位置にある際には、防災信号に応じて電動モータ25への通電があったとしても、扉体5は縦枠2に当接しているため状態変化しない。
よって、上記開閉扉装置Aによれば、扉体5が全開位置にある場合と途中開放位置にある場合との双方において、その扉体5を防災信号に応じて自動閉鎖することができ、ひいては、火災等の災害時に、炎や煙が蔓延するのを防ぐことができる。
なお、上記実施の形態では、駆動回転体23の外周面と巻取体22の外周面とを摺接させて、駆動回転体23の回転力を巻取体22へ伝達する構造としているが、他例としては、巻取体22と一体的な歯車(図示せず)と駆動回転体23と一体的な歯車(図示せず)とを係合させて、駆動回転体23の回転力を巻取体22へ伝達する構造としてもよい。
更に他例としては、前記駆動回転体23を省き、巻取体22を電動モータによって直接回転させる構造や、チェーンとスプロケット、またはベルトとプーリー等の動力伝達手段を介して駆動回転体23の回転力を巻取体22へ伝達する構造等とすることも可能である。
本発明に係わる開閉扉装置の一例を示す要部正面図である。 同開閉扉装置の第一係脱装置の構造を示す要部平面図である。 同開閉扉装置の第二係脱装置を示す要部正面図であり、(a)は扉体が開放動作中または開放途中位置で係止された状態を示し、(b)は扉体が閉鎖動作中または全閉位置にある状態を示す。
5:扉体
10:吊車
20:巻取装置
21:牽引部材
23:駆動回転体
25:電動モータ
30:第一係脱装置
40:第二係脱装置
A:開閉扉装置

Claims (7)

  1. 開口部幅方向へ開閉動作可能な扉体と、該扉体を閉鎖方向へ牽引するように該扉体に一端側を止着した長尺状の牽引部材と、該牽引部材の他端側を扉体閉鎖方向側から巻き取るように付勢部材によって巻取り方向へ付勢された巻取体と、該巻取体に対し更に巻取力を加えることが可能な電動モータと、前記扉体を前記付勢部材の付勢力に抗して開放途中位置及び/又は全開位置で係止するとともにこの係止状態を前記扉体の閉鎖方向への移動により解除する係脱装置とを備え、
    前記係止状態において防災信号がない場合には前記巻取体に前記電動モータの回転力を加えず、前記係止状態において防災信号があった場合には前記巻取体に前記電動モータの回転力を加えて、前記巻取体を前記付勢部材の付勢力と前記電動モータの回転力との合成力によって巻取り方向へ回転させ、この回転で前記巻取体に巻き取られる前記牽引部材の牽引力によって、前記扉体を閉鎖方向へ移動し、前記係脱装置による係止状態が解除されるようにしたことを特徴とする開閉装置。
  2. 前記係止状態が解除されている際には、前記巻取体に前記電動モータの回転力を加えず、且つ、前記付勢部材の付勢力によって前記扉体を閉鎖動作するようにしたことを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
  3. 前記係止状態が解除されている際には、前記電動モータへの通電を遮断することで、前記巻取体に前記電動モータの回転力を加えないようにしたことを特徴とする請求項2記載の開閉装置。
  4. 前記巻取体は、扉体閉鎖方向側の不動部位に、双方向へ回転するように支持され、
    前記電動モータは、前記扉体との干渉を避けた位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置。
  5. 前記扉体上方の不動部位である上枠に固定された支持ブラケットと、該支持ブラケットに軸支されて双方向へ回転する前記巻取体と、前記巻取体を巻取り方向へ付勢する前記付勢部材と、前記巻取体の外周面に接する駆動回転体と、該駆動回転体を出力軸に固定した前記電動モータとを具備して、前記牽引部材を巻き取るための巻取装置を構成したことを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の開閉装置。
  6. 前記牽引部材の前記一端側は、前記扉体を吊り下げてレール上を扉体開閉方向へ導かれる吊車における扉体閉鎖方向側に固定されていることを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載の開閉装置。
  7. 前記係脱装置は、全開位置にある前記扉体を閉鎖方向側から係脱可能に係止する第一係脱装置と、同扉体を開放途中位置で係脱可能に係止する第二係脱装置とを具備し、
    前記第一係脱装置は、不動部位に固定された凸部と、前記扉体の開閉動作時に弾性変形しながら前記凸部を乗り越える弾性部とからなり、これら凸部と弾性部とを扉体の厚さ方向に対向して配置し係脱させるように構成してあり、
    前記第二係脱装置は、前記吊車を支持する軸支ブラケットに固定された支持ブラケットに、振り子部材の基端側を回動可能に支持し、前記扉体が開放動作した際に前記振り子部材の揺動端側を前記レールに接して扉体閉鎖方向側へ傾け、その後、前記扉体に対し前記付勢部材の付勢力よりも大きい閉鎖力が作用した場合に、前記振り子部材が若干上方へ移動しながら揺動端側が前記レールに接して扉体開放方向側へ傾くようにしたことを特徴とする請求項6記載の開閉扉装置。
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