JP5031328B2 - 開閉装置用急閉鎖抑制装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スクリーンシャッター装置やオーバーヘッドドアを含むシャッター装置、ロールスクリーン装置、ブラインド、オーニング装置等、開閉体をスライドさせて開閉動作するようにした開閉装置に具備されて、開閉体の急な閉鎖動作を抑制する開閉装置用急閉鎖抑制装置に関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されたもののように、巻取り軸(3)側の異常により開閉体(シャッターカーテン)が急激に落下しようとした際に、急激に回転するカム板(10)外周の凹凸面によって爪具(16)の基端側を弾き飛ばし、揺動した爪具(16)先端側の爪16aを爪車(11)に噛み込ませることで、爪車(11)及び巻取り軸(3)の回転を停止させて、開閉体の落下を防ぐようにしたシャッターの急激落下防止装置がある。
また、他の従来技術としては、例えば特許文献2に記載されたもののように、駆動チェーン(5)に対し交差方向へ当接するアーム(30)を備え、駆動チェーン(5)が切断等により緩んだ際に、アーム(30)を揺動させて巻取軸(3)と一体的な従動スプロケット(4)に係合させ、該従動スプロケット(4)の回転を抑制することで、開閉体(スラットカーテン15)が自重により閉鎖動作してしまうのを防ぐようにしたシャッターの落下防止装置がある。
しかしながら、上記何れの従来技術においても、例えば、開閉体を巻取るための巻取軸を構成するホイールが、その中心側の軸本体から外れたり、前記ホイールからシャッターカーテンが外れたり、あるいは、何らかの原因により巻取軸が落下したり等した場合には、急激に閉鎖動作する開閉体を制止できない可能性がある。
実開平02-123598号公報 実開平02-105494号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、開閉体開放方向側の多様な異常に対応して、開閉体の急な閉鎖動作を抑制することができる開閉装置用急閉鎖抑制装置を提供することにある。
上記課題を解決するための一手段は、開閉体の閉鎖方向側部位と開閉体開放方向側の不動部位との間にわたるように設けられる可撓性の線状部材と、開閉体の開閉動作に伴い前記線状部材を巻き取ったり繰り出したりする巻取装置と、可動部材の移動により開閉体と不動部位とを係合させて開閉体の閉鎖動作を抑制する係合装置とを備え前記巻取装置は、前記線状部材を巻き取るように付勢された巻取体と、この付勢力に抗して前記線状部材が繰り出されてその繰出速度が所定値以上となった場合に、前記巻取体の繰り出し方向の回転を停止する回転停止手段とを備え、前記巻取体を巻き取り方向へ付勢する付勢力は、開閉体が通常の閉鎖動作をする際に作用する閉鎖方向の力よりも小さな力に設定され、前記所定値は、開閉体が通常の閉鎖動作をする場合の速度よりも速い速度に設定され、前記係合装置は、前記線状部材の引張力により前記可動部材が反係合方向側に維持されるとともに、該引張力よりも小さい付勢力により同可動部材が係合方向へ付勢されるように構成され、前記線状部材の線上には、該線状部材に作用する引張力の上昇により線状部材を分離する分離手段を備えた開閉装置用急閉鎖抑制装置であって、開閉体の閉鎖動作の速度上昇に伴って前記巻取体の繰出速度が前記所定値以上になった場合に、前記巻取体の回転を前記回転停止手段により停止することで、前記線状部材に作用する引張力を、開閉体の通常の開閉動作の際に作用する引張力以上に上昇させ、この引張力の上昇によって前記分離手段を分離し、この分離により前記線状部材の引張力が消失して前記可動部材が係合方向へ移動するようにしたことを特徴とする
第一の形態では、開閉体の閉鎖方向側部位と開閉体開放方向側の不動部位との間にわたるように設けられる可撓性の線状部材と、開閉体の開閉動作に伴い前記線状部材を巻き取ったり繰り出したりする巻取装置と、可動部材の移動により開閉体と不動部位とを係合させて開閉体の閉鎖動作を抑制する係合装置とを備えた開閉装置用急閉鎖抑制装置であって、前記巻取装置は、前記線状部材を巻き取るように付勢された巻取体と、この付勢力に抗して前記線状部材が繰り出されてその繰出速度が所定値以上となった場合に、前記巻取体の繰り出し方向の回転を停止する手段(回転停止手段)とを備え、前記係合装置は、前記線状部材の引張力により前記可動部材が反係合方向側に維持されるとともに、該引張力よりも小さい付勢力により同可動部材が係合方向へ付勢されるように構成され、前記線状部材の線上には、繰り出し停止された際の前記線状部材に作用する引張力の上昇により前記線状部材を分離する分離手段を備えている。
ここで、本形態の開閉装置用急閉鎖抑制装置が適用される開閉装置には、開閉体が開動作のみを行うように用いられる態様や、開閉体が閉動作のみを行うように用いられる態様、開閉体が開動作と閉動作との双方を行うように用いられる態様等を含む。
この開閉装置における開閉体は、スライドすることで空間を仕切ったり開放したりする部材であればよく、その具体例としては、複数のスラットやパネル、パイプを開閉方向へ連設してなる態様や、シート状物やネット状物からなる態様、あるいはスラット、パネル、パイプ、シート状物、ネット状物等を適宜に組み合わせてなる態様等が挙げられる。
また、上記線状部材とは、開閉体の閉鎖方向側部位と開閉体開放方向側の不動部位との間にわたる長尺状の可撓性部材であればよく、この線状部材には、紐やワイヤー、ロープ等の紐状部材や、長尺な帯状部材等を含む。更に、この線状部材には、前記紐状部材と前記帯状部材との内の一方からなる態様や、これら双方の部材を連結してなる態様等を含む。
また、上記巻取装置は、開閉体の開閉動作に伴い前記線状部材を巻き取ったり繰り出したりするように巻取り方向へ付勢された巻取体と、この巻取り方向の付勢力に抗して該巻取体が繰り出し方向へ回転して線状部材が繰り出され、その繰出速度が所定値以上となった場合に、該巻取体の繰り出し方向の回転を停止する手段(回転停止手段)とを備えた装置であればよい。
この巻取装置の具体例としては、上記線状部材として帯状のベルトを巻き取ったり繰り出したりするようにした周知の自動車シートベルト用リトラクターが挙げられる。
また、上記係合装置は、開閉体と不動部位とを係合させるように移動可能な可動部材と、その係合方向へ該可動部材を付勢する手段とを備えた構成とされる。
この係合装置には、開閉体側に設けられる可動部材を不動部位に係合させるようにした態様や、不動部位側に設けられる可動部材を開閉体に係合させるようにした態様等を含む。
また、上記可動部材には、上記係合方向と上記反係合方向とへ揺動するようにした態様や、上記係合方向と上記反係合方向とへスライドするようにした態様等を含む。
また、上記可動部材を上記係合方向へ付勢する手段は、好ましくはスプリングや板バネ、ゴム等の弾性体を用いた態様とされるが、可動部材を自重によって係合方向へ付勢する態様とすることも可能である。
また、「線状部材を分離する」という意味には、線状部材を分割することや、線状部材を破断すること、線状部材の端部の接続を外すこと等を含む。
また、上記分離手段の具体例としては、二つの線状部材を連結する部材が所定の引張力により分割又は破断するようにした態様や、上記線状部材自体が所定の引張力により破断するようにした態様、上記線状部材の接続箇所が所定の引張力により分離または破断するようにした態様等が挙げられる。
この分離手段の配置は、上記線状部材を二つの線状部材から構成した場合においてこれら二つの線状部材の間や、上記線状部材の端部側の接続箇所、上記線状部材自体等とすることが可能である。
また、上記「開閉体開放方向側の不動部位」とは、開閉動作する開閉体に相対して不動な部位であればよく、この不動部位の具体例には、上記開閉体をその端部側で開閉方向へ案内するガイドレールや、開閉体をその開放方向側で収納する収納ケースまたはまぐさ部材、開閉装置の設置対象となる躯体等が挙げられる。
また、上記「開閉体と不動部位とを係合させて」における不動部位は、前記具体例を含むが、開閉体開放方向側の不動部位には限定されず、例えば開閉体閉鎖方向側の不動部位であってもよい。
また、第二の形態では、上記分離手段は、上記線状部材の線上、又は上記線状部材の端部の接続箇所に配設され、繰り出し停止された際の前記線状部材に作用する引張力の上昇により離脱するように構成されている。
ここで、この第二の形態における分離手段は、より具体的に説明すれば、複数の部材を、前記引張力の上昇により分離可能な状態で、一体化した構成を意味する。
この分離手段の好ましい具体例としては、上記線状部材の線上、又は上記線状部材の端部の接続箇所に凹状部材と凸状部材を介在し、これら凹状部材と凸状部材を繰り出し停止された際の前記線状部材に作用する引張力の上昇により離脱するように嵌め合わせた構成等が挙げられる。
また、この分離手段の他例としては、上記線状部材の線上、又は上記線状部材の端部の接続箇所に磁力により吸着し合う複数の磁石を介在し、これら複数の磁石を、繰り出し停止された際の前記線状部材に作用する引張力の上昇により離脱するようにした構成等が挙げられる。
更に、この分離手段の他例としては、上記線状部材の線上、又は上記線状部材の端部の接続箇所に接着により一体化された複数の部材を介在し、これら複数の部材の接着箇所を、繰り出し停止された際の前記線状部材に作用する引張力の上昇により剥離するようにした構成等が挙げられる。
また、第三の形態では、上記分離手段は、上記線状部材を、繰り出し停止された際の引張力の上昇により破断するように構成してある。
また、第四の形態では、上記巻取装置は、上記線状部材の一端側を巻き取ったり繰り出したりするようにして、開閉体と不動部位との内の一方に支持され、上記係合装置は、上記可動部材が上記線状部材の他端側により引っ張られるようにして、開閉体と不動部位との内の他方に支持されている。
また、第五の形態では、上記巻取装置は、開閉体開放方向側の不動部位に支持され、上記係合装置は、移動した際の可動部材を開閉体開閉方向に沿う不動部位に係合させるように、開閉体に支持され、上記線状部材は、その一端側を巻取装置の巻取体に止着するとともに、その他端側を上記係合装置の可動部材に止着している。
また、第六の形態では、上記巻取装置は、開閉体の閉鎖方向側に支持され、上記係合装置は、移動した際の可動部材を開閉体に係合させるように、開閉体開放方向側の不動部位に支持され、上記線状部材は、その一端側を巻取装置の巻取体に止着するとともに、その他端側を上記係合装置の可動部材に止着している。
また、第七の形態では、上記係合装置は、移動した際の可動部材を開閉体に係合させるように、開閉体開放方向側の不動部位に支持され、上記巻取装置は、上記係合装置の可動部材を反係合方向へ引っ張るようにして吊下げ状に支持され、上記線状部材は、その一端側を巻取装置の巻取体に止着するとともに、その他端側を開閉体に止着している。
ここで、「上記巻取装置は、上記係合装置の可動部材を反係合方向へ引っ張るようにして吊下げ状に支持され」という構成には、上記巻取装置が上記可動部材に直接吊持された態様や、上記巻取装置が例えば線状部材等の部材を介して間接的に吊持された態様等を含む
上記形態は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
第一の形態によれば、通常時は、開閉体と開閉体開放方向側の不動部位との間にわたる線状部材が、開閉体の開閉動作に伴って巻取装置により巻き取られたり繰り出されたりする。この開閉動作の際、係合装置の可動部材は、線状部材の引張力によって反係合方向側に維持される。
巻取装置から繰り出される線状部材の繰出速度が所定値以上となった場合には、巻取装置の巻取体が回転を停止するため、線状部材の引張力が上昇し、該線状部材が分離する。
そのため、係合装置の可動部材は、付勢力によって係合方向へ移動して、開閉体と不動部位とを係合させて、開閉体の閉鎖動作を抑制する。
よって、開閉体を巻き取ったり繰り出したりする巻取軸の異常や、開閉体を開閉動作させる駆動源の異常、該駆動源の動力を伝達する動力伝達機構の異常等、開閉体開放方向側の多様な異常に起因して、開閉体が急な閉鎖動作をしてしまうのを防ぐことができる。
更に、第二の形態によれば、線状部材が離脱される際の引張力を、例えば離脱可能に嵌め合わせられた凹状部材と凸状部材の嵌合箇所の形状等によって、適宜に設定することができる。
ひいては、巻取装置の巻取体が回転を停止した際の線状部材の分離性を良好にすることができる。
更に、第三の形態によれば、分離手段をより簡素な構造とすることができ、例えば、線状部材を引張強度的な材質の選定によって適宜に破断される構成とすることができる。
更に、第四乃至七の形態によれば、巻取装置と係合装置の支持構造を、生産性の良好な具体的構造とすることができる
次に、上記形態の好ましい具体例を、図面に基づいて説明する。
以下の開閉装置用急閉鎖抑制装置は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の構築・構造物の開口部分や、構築・構造物の内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、構築・構造物内部の空間を仕切ったり開放したりする開閉装置に適用可能であり、特に好ましい態様として所謂シャッター装置に適用した一例を説明する。
この開閉装置1は、図1に示すように、スライドしながら開閉動作する開閉体10と、該開閉体10の幅方向の両端部をそれぞれ開閉方向(図示例では上下方向)へ導くガイドレール20,20と、該開閉体10の閉鎖方向側部位と該開閉体10開放方向側の不動部位との間にわたるように設けられる可撓性の線状部材30と、前記不動部位側で線状部材を巻き取ったり繰り出したりする巻取装置40と、可動部材51の移動により開閉体10を不動部位に係合させて開閉体10の閉鎖動作を抑制する係合装置50とを備えることで、開閉体10の急な閉鎖動作を抑制する開閉装置用急閉鎖抑制装置を構成している。
開閉体10は、横長略矩形状の金属板を曲げ加工してなるスラット11を複数連接してなり、幅方向の両端側を左右のガイドレール20,20によって開閉方向(図示例では上下方向)へ案内される。この開閉体10における閉鎖方向側の端部には、床面、地面等に当接させるための座板部材12が接続されている。
この開閉体10の上端側は、該開閉体10を巻き取ったり繰り出したりする巻取軸(図示せず)の外周面に止着されている。
ガイドレール20は、開閉体10の幅方向の端部を囲む断面略コ字状であって、上下方向へわたる長尺状に形成されている。
線状部材30は、本実施の形態の好ましい一例によれば、第一線状部材31と、該第一線状部材31に対し分離手段33を介して離脱可能に接続された第二線状部材32とから構成されている。
第一線状部材31は、後述する巻取装置40に具備される略長尺帯状の可撓性部材であり、例えば、引張強度の比較的高い布材等によって形成されている。
この巻取装置40の一端側(図示例によれば上端側)は巻取装置40の巻取体41外周面に止着され、他端側(図示例によれば下端側)は、分離手段33に接続されている。
また、第二線状部材32は、可撓性を有する金属製ワイヤーであり、その一端側(図示例によれば上端側)が分離手段33に接続されるとともに、他端側(図示例によれば下端側)が、後述する係合装置50に接続されている。
分離手段33は、引張力が所定値以上となった場合に離脱するように嵌合された凹状部材33aと凸状部材33bからなる。
この分離手段33は、繰り出し停止された線状部材30に作用する引張力の上昇により、凹状部材33aから凸状部材33bを外すことで、線状部材30における第一線状部材31と第二線状部材32の間を分離する。
前記引張力の所定値は、開閉体10が通常の開閉動作を行う際に線状部材30に作用する引張力よりも大きな値とされる。
凹状部材33aは、図示例によれば、凸状部材33b向きに開口部を有する枠状の部材であり、弾性変形可能な金属材料や合成樹脂材料から形成されている。この凹状部材33aの上端側には、第一線状部材31の下端側が止着される。
また、凸状部材33bは、図示例によれば、前記凹状部材33aの開口部幅よりも径の大きい略球状または略円筒状であって凹状部材33a向きの突起を有するとともに、該突起の付け根側を前記開口部幅よりも小さく形成した部材である。
この凸状部材33bの上端側の前記突起は凹状部材33aの開口部内に嵌合され、同凸状部材33bの下端側には、第二線状部材32の上端側が止着される。
また、巻取装置40は、第一線状部材31を巻き取るように、図示しないゼンマイ機構等により付勢された巻取体41と、この付勢力に抗して第一線状部材31が繰り出されてその繰出速度が所定値以上となった場合に、巻取体41の繰り出し方向の回転を停止する手段(回転停止手段)とを備えた周知の機構であり、例えば、自動車のシートベルト用リトラクター等を利用することができる。
巻取体41を巻き取り方向へ付勢するゼンマイ機構等の付勢力は、開閉体10が通常の閉鎖動作をする際に作用する閉鎖方向の力よりも小さな力に設定されている。
また、前記繰出速度に係わる所定値は、開閉体10が通常の閉鎖動作をする場合の速度よりも速い速度に設定されている。
そして、この巻取装置40は、ガイドレール20の上端側、あるいは開放動作した際の開閉体10を収納する収納ケース(図示せず)、または開閉体10上方側のまぐさ部材(図示せず)等、不動部位に支持されている。
また、係合装置50は、線状部材30の引張力により可動部材51が反係合方向側に維持されるとともに、該引張力よりも小さい付勢力により同可動部材51が係合方向へ付勢されるように構成してある。
より詳細に説明すれば、この係合装置50は、図2に示すように、開閉体10側に固定される固定部材51(図2参照)と、ガイドレール20に対し接近して係合する方向(換言すれば係合方向)とガイドレール20から離間する方向(換言すれば反係合方向)との双方向へ自在に回動するように、固定部材51に支持された可動部材52と、該可動部材52を前記係合方向へ回動させるように付勢する付勢部材53と、可動部材52に対し回動自在に支持されたアーム54とを備え、該アーム54の自由端側に挿通した第二線状部材32の下端を、下方向きに突出する止着部52aを介して可動部材52に止着している。
そして、この係合装置50は、可動部材52が付勢部材53の付勢力に抗するようにして第二線状部材32により引っ張られることで、可動部材52を前記反係合方向側に維持するようにしている。
固定部材51は、付勢部材53を回動自在に支持する部材であり、開閉体10のスラット11に対し、ブラケット等を介して固定されている。
また、可動部材52には、ガイドレール20に対し係止可能なブレード52bが固定されている。このブレード52bは、ガイドレール20側へ向く突端部を、ガイドレール20に対し食い込み可能な略刃状に形成した平面視略矩形状を呈し、ガイドレール20と対向するように可動部材52における自由端側に固定されている。
そして、可動部材52は、線状部材30の引張力により反係合方向側の所定位置に維持され(図3(a)参照)、線状部材30の引張力が消失した際には係合方向へ回動して、ブレード52bをガイドレール20に食い込ませる(図3(c)参照)。
また、付勢部材53は、略コイルスプリング状を呈し、その一端側と他端側を可動部材52に係止するとともに、コイル状部分の中央側を突出させて固定部材51に係止させることで、可動部材52を、固定部材51に相対する上記係合方向へ付勢している。
この付勢部材53の付勢力は、巻取装置40において巻取体41を巻き取り方向へ付勢する付勢力よりも小さな力であって、且つ分離手段33の凹状部材33aと凸状部材33bを分離させる力よりも小さな力に設定されている。
また、アーム54は、線状部材30における引張方向の変化に伴い回動するように、線状部材30に対し自由端側を挿通させるとともに、その基端側が可動部材52に対し回動可能に支持されている。
このアーム54は、ガイドレール20の上端側が前方または後方へ湾曲している開閉装置(例えばオーバーヘッドドア等)である場合に、特に有効に作用するものである。
そのため、当該開閉装置1のようにシャッター装置である場合には、このアーム54を省き、第二線状部材32を可動部材52の下辺側部分によりガイドする構造としてもよい。
なお、図1に示す一例によれば、左右に配設された係合装置50,50は、左右対称に構成されている。
次に、上記構成の開閉装置1について、その特徴的な作用効果を詳細に説明する。
通常の開閉体10の開閉動作中は、線状部材30の引張力により、可動部材52が反係合方向側の所定位置に維持される(図3(a)参照)。
例えば、開閉体10を巻き取るための駆動機構のチェーンが切断した場合や、開閉体10を巻き取るための巻取軸が破損した場合、該巻取軸から開閉体10が外れてしまった場合等、開閉体10よりも開放方向側の異常に起因して、開閉体10が自重により繰り出されてしまった際には、その繰り出し速度の上昇により巻取装置40における巻取体41の回転が停止する。
そのため、線状部材30には、通常の開閉動作の際に作用する引張力以上の引張力が作用し、その引張力により分離手段33における凹状部材33aと凸状部材33bとが分離する(図3(b)参照)。したがって、線状部材30における第二線状部材32が第一線状部材31から離脱した状態となる(図3(c)参照)。
すると、係合装置50における可動部材52が付勢部材53の付勢力によって係合方向へ回動し、可動部材52のブレード52bがガイドレール20に食い込むため、開閉体10の閉鎖動作が停止することになる。
なお、上記構成によれば、特に好ましい態様として所定値以上の引張力により凹状部材33aと凸状部材33bを分離させるようにしたが、他例としては、線状部材30における第一線状部材31又は第二線状部材32が所定値以上の引張力で破断する態様や、第二線状部材32と可動部材52との接続箇所が所定値以上の引張力で離脱するようにした態様、巻取装置40全体が所定値以上の引張力で不動部位から外れるようにした態様等とすることも可能である。
次に、本発明に係わる開閉装置用急閉鎖抑制装置の他例について説明する。なお、以下に示す構成において、上記開閉装置1と略同様の構成については、開閉装置1と同一の符号を用いることで重複する詳細な説明を省略する。
図4に示す開閉装置用急閉鎖抑制装置は、巻取装置40を開閉体10の閉鎖方向側部分に支持し、係合装置60を、揺動した際の可動部材62が開閉体10に係合するように、開閉体開放方向側の不動部位に支持し、線状部材30の一端側を巻取装置40の巻取体41に止着するとともに、その他端側を係合装置60の可動部材61に止着している。
より詳細に説明すれば、巻取装置40は、第一線状部材31を上方へ繰り出すようにして、開閉体10の座板部材12上に支持されている。
また、係合装置60は、まぐさ部材等の不動部位60aに固定された固定部材61と、開閉体10に対し接近する係合方向と開閉体10から離間する反係合方向との双方向へ自在に回動するように、固定部材61に支持された可動部材62と、該可動部材62を前記係合方向へ回動させるように付勢する付勢部材(図示せず)とを備え、可動部材62の自由端側に、第二線状部材32の上端を止着している。
固定部材61は、二つの滑車状のローラ61a,61bを回動自在に支持しており、その一方のローラ61aに掛けるようにして第二線状部材32の一端側を下方へ導くとともに、同第二線状部材32の他端側を他方のローラ61bにより可動部材62へ導いている。
可動部材62は、自由端側を開閉体10のスラット11の凹部と係合可能な形状(例えば先細状等)に形成してなり、固定部材61により回動可能に支持されることで、開閉体10とは係合することのない上方向きの位置と、開閉体10におけるスラット11の凹部に係合する横向き又は斜め横向きの位置との間で回動する。なお、図示例によれば、この可動部材62は、ローラ61aを支持する軸部材によって回動するように支持されている。
この可動部材62は、その軸支部分に設けられた図示しない付勢部材(例えばコイルスプリング等)によって、係合方向(図4によれば時計方向)へ回動するように付勢されている。この付勢部材の付勢力は、開閉体10が通常の開閉動作をする際に線状部材30に作用する引張力よりも小さな力であって、巻取装置40の巻き取り力よりも小さな力であり、且つ第二線状部材32全体の重量よりも大きな力に設定されている。
なお、他例としては、前記付勢部材を省き、通常状態の可動部材62が開閉体10側に傾斜した状態で維持されるように構成することで、異常時に可動部材62が自重によって係合方向へ回動する構成とすることも可能である。この構成の場合、可動部材62の自重による係合方向の回転力が、第二線状部材32全体の自重よりも大きな力となるように構成される。
また、線状部材30における第一線状部材31と第二線状部材32との接続箇所には、分離手段が設けられている。
この分離手段は、開閉体10が通常の開閉動作をしている際に線状部材30に作用する引張力よりも大きな引張力により、第二線状部材32を第一線状部材31から分離する構成であればよく、上述した凹状部材33aおよび凸状部材33bからなる分離手段33としてもよいし、前記接続箇所の破壊により第二線状部材32が分離する構成としてもよい。
而して、図4に示す開閉装置用急閉鎖抑制装置によれば、通常の開閉体10の開閉動作中は、線状部材30の引張力により、可動部材62が反係合方向側の所定位置に維持される(図4(a)(b)参照)。
また、開閉体10よりも開放方向側の異常に起因して、開閉体10が自重により繰り出されそうになった際には、その繰り出し速度の上昇により巻取装置40における巻取体41の回転が停止する。
そのため、線状部材30には、通常の開閉動作の際に作用する引張力以上の引張力が作用し、その引張力により、線状部材30における第二線状部材32が第一線状部材31から離脱した状態となる(図3(c)参照)。
すると、係合装置60における可動部材62が係合方向へ回動してスラット11の凹部に嵌り合うため、開閉体10の閉鎖動作が停止することになる。
また、図5に示す開閉装置用急閉鎖抑制装置では、揺動した際の可動部材72を開閉体10に係合させるように、開閉体開放方向側の不動部位に支持された係合装置70と、可動部材72を反係合方向へ引っ張るようにして吊下げ状に支持された巻取装置40と、一端側を巻取装置40の巻取体41に止着するとともに他端側を開閉体10の閉鎖方向端部に止着した線状部材30’とを具備している。
係合装置70は、基本的には上述した係合装置50と略同様の構成で、固定部材71と可動部材72を備えている。
固定部材71は、開閉体10開放方向の不動部位(例えばまぐさ部材や、まぐさ部材に固定されたブラケット、ガイドレール等)に固定され、可動部材72を揺動可能に支持している。
可動部材72は、その自由端側に固定されたブレード52bを、開閉体10に接近する係合方向と開閉体10から離間する反係合方向へ揺動させるように、固定部材71によって支持されている。
そして、可動部材72には、アーム72aを介して補助線状部材32’の上端部が止着されている。
アーム72aは、補助線状部材32’による下方向きの引張力により可動部材72を反係合方向へ回動させるように、その基端側が可動部材72に支持されている。
なお、図示例のアーム72aは、上述した開閉装置1における係合装置50のアーム54と共通部品化するために、可動部材72に対し揺動自在に支持されるが、このアーム72aは、揺動不能な構成とすることも可能である。
また、補助線状部材32’は、線状部材30’よりも引張強度の高いワイヤーであり、その上端側をアーム72a先端に止着するとともに、その下端側には巻取装置40のケーシング部分に止着して、巻取装置40を吊持している。
上記構成の係合装置70、補助線状部材32’、および巻取装置40は、図示例によれば、まぐさ部材80よりも上方側に配置されている。まぐさ部材80は、開閉体10を繰り出したり収納したりする開口部81における開閉体厚方向の寸法を、巻取装置40を通過不能な程度に設定している。
また、巻取装置40から繰り出される線状部材30’は、上述した第一線状部材31と略同様の部材であり、その引張強度が補助線状部材32’よりも低く設定されている。この線状部材30’は、一端側が巻取装置40の巻取体41に止着されるとともに、他端側が開閉体10の座板部材12に止着されている。
而して、図5に示す開閉装置用急閉鎖抑制装置によれば、通常の開閉体10の開閉動作中は、線状部材30’及び補助線状部材32’の引張力により、可動部材72が反係合方向側の所定位置に維持される(図5(a)参照)。
また、開閉体10よりも開放方向側の異常に起因して、開閉体10が自重により繰り出されそうになった際には、その繰り出し速度の上昇により巻取装置40における巻取体41の回転が停止する。
そのため、線状部材30’及び補助線状部材32’には、通常の開閉動作の際に作用する引張力以上の引張力が作用し、その引張力により、補助線状部材32’よりも引張強度の弱い線状部材30’が断線する(図5(b)参照)。
すると、係合装置70における可動部材72が係合方向へ回動して開閉体10におけるスラットの凹部に嵌り合うため、開閉体10の閉鎖動作が停止することになる。
なお、図5に示す構成によれば、異常時の引張力により線状部材30’が破断する構成としているが、他例としては、線状部材30’よりも補助線状部材32’の引張強度を低くすることで、異常時の引張力により補助線状部材32’が破断する構成としてもよい。
また、他例としては、異常時の引張力により補助線状部材32’とアーム72aの接続箇所や、補助線状部材32’と巻取装置40の接続箇所、あるいは線状部材30’と座板部材12の接続箇所等が外れる構成としてもよい。
更に、他例としては、線状部材30’および補助線状部材32’の線上に、上述した分離手段33を具備するようにしてもよい。
また、上述した各実施の形態では、特に好ましい態様として、開閉体10の急な閉鎖動作を制止する構成としているが、開閉体10の急な閉鎖動作を抑制して、開閉体10の閉鎖速度を低下させる構成とすることも可能である。この構成の場合は、例えば、上記構成において、係合方向へ揺動した際の可動部材を、対向する部材(具体的には開閉体10あるいはガイドレール20等)に対し摺接させる構成とすればよい。
本発明に係わる急閉鎖抑制装置を備えた開閉装置の一例を示す斜視図である。 同急閉鎖抑制装置における係合装置の一例を示す斜視図である。 同急閉鎖抑制装置の動作を(a)〜(c)に順に示す要部側面図である。 本発明に係わる急閉鎖抑制装置の他例について、その動作を(a)〜(c)に順に示す要部側面図である。 本発明に係わる急閉鎖抑制装置の他例について、その動作を(a)〜(b)に順に示す要部側面図である。
10:開閉体
20:ガイドレール
30:線状部材
31:第一線状部材
32:第二線状部材
33:分離手段
33a:凹状部材
33b:凸状部材
40:巻取装置
41:巻取体
50:係合装置
52:可動部材
53:付勢部材

Claims (9)

  1. 開閉体の閉鎖方向側部位と開閉体開放方向側の不動部位との間にわたるように設けられる可撓性の線状部材と、開閉体の開閉動作に伴い前記線状部材を巻き取ったり繰り出したりする巻取装置と、可動部材の移動により開閉体と不動部位とを係合させて開閉体の閉鎖動作を抑制する係合装置とを備え
    前記巻取装置は、前記線状部材を巻き取るように付勢された巻取体と、この付勢力に抗して前記線状部材が繰り出されてその繰出速度が所定値以上となった場合に、前記巻取体の繰り出し方向の回転を停止する回転停止手段とを備え、前記巻取体を巻き取り方向へ付勢する付勢力は、開閉体が通常の閉鎖動作をする際に作用する閉鎖方向の力よりも小さな力に設定され、前記所定値は、開閉体が通常の閉鎖動作をする場合の速度よりも速い速度に設定され、
    前記係合装置は、前記線状部材の引張力により前記可動部材が反係合方向側に維持されるとともに、該引張力よりも小さい付勢力により同可動部材が係合方向へ付勢されるように構成され、
    前記線状部材の線上には、該線状部材に作用する引張力の上昇により線状部材を分離する分離手段を備えた開閉装置用急閉鎖抑制装置であって、
    開閉体の閉鎖動作の速度上昇に伴って前記巻取体の繰出速度が前記所定値以上になった場合に、前記巻取体の回転を前記回転停止手段により停止することで、前記線状部材に作用する引張力を、開閉体の通常の開閉動作の際に作用する引張力以上に上昇させ、この引張力の上昇によって前記分離手段を分離し、この分離により前記線状部材の引張力が消失して前記可動部材が係合方向へ移動するようにしたことを特徴とする開閉装置用急閉鎖抑制装置。
  2. 上記分離手段は、複数の部材を、前記引張力の上昇により分離可能な状態で一体化した構成であることを特徴とする請求項1記載の開閉装置用急閉鎖抑制装置。
  3. 上記分離手段は、前記引張力の上昇により離脱するように嵌め合わされた二つの部材であることを特徴とする請求項1記載の開閉装置用急閉鎖抑制装置。
  4. 上記二つの部材は、前記引張力の上昇により分離するように嵌合された凹状部材と凸状部材であることを特徴とする請求項3記載の開閉装置用急閉鎖抑制装置。
  5. 上記分離手段は、上記線状部材の端部の接続箇所を前記引張力の上昇により離脱するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の開閉装置用急閉鎖抑制装置。
  6. 上記分離手段は、上記線状部材を、前記引張力の上昇により破断するように構成してあることを特徴とする請求項1記載の開閉装置用急閉鎖抑制装置。
  7. 上記巻取装置は、開閉体開放方向側の不動部位に支持され、
    上記係合装置は、移動した際の可動部材を開閉体開閉方向に沿う不動部位に係合させるように、開閉体に支持され、
    上記線状部材は、その一端側を巻取装置の巻取体に止着するとともに、その他端側を上記係合装置の可動部材に止着していることを特徴とする請求項1乃至6何れか1項記載の開閉装置用急閉鎖抑制装置。
  8. 上記巻取装置は、開閉体の閉鎖方向側に支持され、
    上記係合装置は、移動した際の可動部材を開閉体に係合させるように、開閉体開放方向側の不動部位に支持され、
    上記線状部材は、その一端側を巻取装置の巻取体に止着するとともに、その他端側を上記係合装置の可動部材に止着していることを特徴とする請求項1乃至6何れか1項記載の開閉装置用急閉鎖抑制装置。
  9. 上記係合装置は、移動した際の可動部材を開閉体に係合させるように、開閉体開放方向側の不動部位に支持され、
    上記巻取装置は、上記係合装置の可動部材を反係合方向へ引っ張るようにして吊下げ状に支持され、
    上記線状部材は、その一端側を巻取装置の巻取体に止着するとともに、その他端側を開閉体に止着していることを特徴とする請求項1乃至6何れか1項記載の開閉装置用急閉鎖抑制装置。
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