JP3018774B2 - 自動販売機の制御装置 - Google Patents

自動販売機の制御装置

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JP3018774B2
JP3018774B2 JP4248751A JP24875192A JP3018774B2 JP 3018774 B2 JP3018774 B2 JP 3018774B2 JP 4248751 A JP4248751 A JP 4248751A JP 24875192 A JP24875192 A JP 24875192A JP 3018774 B2 JP3018774 B2 JP 3018774B2
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数基の商品収納搬
出機構に対して共用の商品搬送機構を有し、販売指令に
より商品が商品収納搬出機構から搬出されると、これを
商品搬送機構で受け止めて更に商品取出口に向かって搬
送して販売する自動販売機に関し、詳しくは商品収納搬
出機構が故障した際の処理の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】サーペンタイン式やスパイラルラック式
の商品収納搬出機構(以下、ベンドラックという)の下
方に、これらに共用のベルトコンベヤなどの商品搬送機
構を配置し、販売動作時にベンドラックから搬出された
商品をこの商品搬送機構で受け止め、そのまま、あるい
は更にエレベータなどの別の商品搬送機構を介して商品
を商品取出口まで搬送することにより、客の商品取出を
容易にした自動販売機が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のこの
種の自動販売機においては、ベンドラックの故障が検知
された場合にはそのまま販売動作を終了し、かつ自動販
売機全体を故障として以後の販売を停止する処理を行っ
ている。しかし、商品ロックなどのベンドラックの故障
は商品の搬出直後に生じることがあり、そのような場合
にそのまま販売動作を終了してしまうと、折角搬出され
ているかも知れない商品を活かせないことになる。ま
た、特定の商品コラム(自動販売機内における商品別の
収納・搬出単位)のベンドラックのみの故障で直ちに自
動販売機全体を販売停止としてしまうと、他の正常な商
品コラムまで販売ができなくなってしまう。この発明
は、このような従来構成の問題に対処するもので、ベン
ドラックの故障発生時にも販売機会をできるだけ確保す
るようにした自動販売機の制御装置を提供することを目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、商品搬送機構上に商品が搬出されたこ
とを検知する手段と、販売動作時に商品収納搬出機構の
故障が検知されたら前記検知手段により前記商品収納搬
出機構からの商品の搬出の有無を検知し、商品の搬出が
検知されたら販売動作終了を待って、また商品の搬出が
検知されなければ直ちに故障した前記商品収納搬出機構
の商品コラムを販売停止とする一方、前記商品収納搬出
機構が正常に動作したのに商品の搬出が検知されなけれ
ば自動販売機全体を販売停止とする制御手段とを設ける
ものとする。
【0005】
【作用】ベンドラックの故障が検知された場合にはその
商品コラムだけを販売停止とし全体故障とはしないの
で、他の商品コラムについては販売を継続できる。ま
た、ベンドラックの故障が検知されても、商品搬送機構
上に商品が搬出されたことが検知されたら販売動作(商
品の商品取出口への搬送や釣銭の演算など)を継続する
ので、その商品の販売を完了できる。
【0006】
【実施例】図1はこの発明の実施例のブロック図、図2
はその制御動作のフローチャートである。まず、図1に
おいて、複数基のベンドラック1の下方にこれらに共用
の商品搬送機構としてのコンベア2が配置され、更にこ
れに続いてエレベータ3が設置されている。ベンドラッ
ク1はいわゆるスパイラルワイヤ式のもので、角筒状の
ラック4の中心にスパイラルワイヤ5が垂直に配置さ
れ、その両側のピッチ間に商品(例えば箱入り弁当)6
が差し込まれて収納されている。
【0007】スパイラルワイヤ5は販売指令ごとにベン
ドモータ7で半回転ずつ駆動され、それに伴って商品6
はラック4の下部から左右交互に1個ずつ搬出される。
ベンドラック1の下部には、スパイラルワイヤ5に取り
付けられた図示しないカムにより操作される自走スイッ
チ8が設けられている。この自走スイッチ8は販売待機
中はオン状態にあるがベンドラック1が起動するとオフ
し、商品搬出動作の終端で再びオンしてベンドモータ7
を停止させる。商品6がロックしてスパイラルワイヤ5
が途中で停止すると自走スイッチ8がオフのままとな
り、ベンドラック1に異常が生じたことが分かる。
【0008】コンベア2は無端ベルトからなるものでコ
ンベアモータ9により駆動され、ベンドラック1から搬
出された商品6を受け止めて水平に移動し、これをエレ
ベータ3内に投入する。コンベア2の終端には移動する
商品6で操作される商品検知スイッチ10が設けられて
おり、その動作信号により商品6がコンベア2上に搬出
されたことが検知される。コンベアモータ9は販売指令
と同時に起動され、商品検知スイッチ10の動作信号に
より停止する。
【0009】エレベータ3はエレベータモータ11によ
り駆動され、コンベア2から受け取った商品6を図示し
ない商品取出口まで持ち上げる。エレベータ3内には重
力操作式の商品検知スイッチ12が設けられており、こ
れにより商品6がコンベア2から投入されたことが検知
されると、エレベータ3は上昇を開始する。このエレベ
ータ3は商品取出口に達したことが図示しない停止スイ
ッチで検知されると停止し、その後、客が商品6をエレ
ベータ3から取り出したことが商品検知スイッチ12に
より検知されると再び下降する。そして、停止スイッチ
13の作動により図示位置で停止して待機する。
【0010】販売指令及びスイッチ8,10,12,1
3などからの信号によるベンドラック1、コンベア2及
びエレベータ3の上記動作は、自動販売機全体を制御す
る制御部14により制御される。制御部14はCPU1
5、制御プログラムを格納したROM16及び各種デー
タを記憶するRAM17を備え、I/O18から入力し
た上記各信号に基づきドライバ19を介してモータ7,
9,11をオンオフ制御する。それでは、制御部1によ
るこの発明に係る故障処理制御について、図2のフロー
チャートに基づいて説明する。
【0011】図2において、ステップS1の待機状態で
コインが投入され、次いで商品が選択されたら制御部1
4はステップS2で販売動作を開始し、ステップS3で
指定された商品コラムのベンドラック1を動作させる。
そして、ステップS4で自走スイッチ8からの信号によ
りベンドラック1が正常動作したかをチェックし、YE
SならステップS5でコンベア2を動作させる。そし
て、ステップS6で商品検知スイッチ10からの信号に
より商品がベンドラック1から搬出されたかをチェック
し、YESならステップS7でエレベータ3を上昇さ
せ、商品が取り出されたらステップS8でエレベータ3
を下降させ、ステップS9で販売終了としてステップS
1に戻り販売待機する。
【0012】ステップS6でNO、すなわち一定時間内
に商品検知スイッチ10からの動作信号がなければ、ベ
ンドラック1から商品が搬出されたにも関わらずそれが
搬送されていないので、ステップS10でコンベア2が
故障したものと判断し、ステップS11で自動販売機全
体の販売を停止する。ステップS4でNO、すなわち自
走スイッチ8からオフ→オン信号がなくてもステップS
12ではコンベア2を動作させる(なお、従来はステッ
プS4で正常動作でなければ以後の販売動作は行わず、
自動販売機全体を直ちに販売停止としている)。
【0013】そして、ステップS13で商品が搬出され
ているかをチェックし、YESなら商品搬出後にベンド
ラック1が故障したと判断されるので、ベンドラック1
が正常動作の場合と同様にステップS14とステップS
15でエレベータ3を上昇、下降させた後、ステップS
16で販売終了とし、ステップS17でベンドラック1
が故障した商品コラムだけ販売停止とする。また、ステ
ップS13で商品が搬出されていなければ、ベンドラッ
ク1は商品を搬出しないまま故障したと判断されるの
で、直ちにステップS16に移って販売終了とし、ステ
ップS17でベンドラック1が故障した商品コラムだけ
販売停止とする。
【0014】
【発明の効果】以上述べた通り、この発明によれば、ベ
ンドラックが故障した場合にも自動販売機全体を販売停
止とせず、ベンドラックが故障した商品コラムだけを販
売停止とするので、他の商品コラムは引き続き販売が可
能となり、販売機会の減少が最小限に抑えられる。ま
た、ベンドラックが故障した場合にも商品搬送機構上へ
の商品搬出をチェックし、商品が搬出されていればその
まま販売動作を継続した上で、その商品コラムだけを販
売停止とするので、ベンドラックが商品搬出後に故障し
た場合にもその商品の販売を完了できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のブロック図である。
【図2】図1の制御装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 商品収納搬出機構 2 コンベア 3 エレベータ 6 商品 7 ベンドモータ 8 自走スイッチ 9 コンベアモータ 10 商品検知スイッチ 11 エレベータモータ 12 商品検知スイッチ 13 停止スイッチ 14 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 9/00 107 G07F 9/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】故障検知手段をそれぞれ備えた複数基の商
    品収納搬出機構に対して共用の商品搬送機構を有し、販
    売指令により前記商品収納搬出機構から搬出された商品
    を前記商品搬送機構により商品取出口に向かって搬送し
    て販売する自動販売機において、 商品搬送機構上に商品が搬出されたことを検知する手段
    と、 販売動作時に商品収納搬出機構の故障が検知されたら前
    記検知手段により前記商品収納搬出機構からの商品の搬
    出の有無を検知し、商品の搬出が検知されたら販売動作
    終了を待って、また商品の搬出が検知されなければ直ち
    に故障した前記商品収納搬出機構の商品コラムを販売停
    止とする一方、前記商品収納搬出機構が正常に動作した
    のに商品の搬出が検知されなければ自動販売機全体を販
    売停止とする制御手段とを設けたことを特徴とする自動
    販売機の制御装置。
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