JP3018612U - 側溝,マンホール等の騒音防止パッキン - Google Patents

側溝,マンホール等の騒音防止パッキン

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JP3018612U
JP3018612U JP1995006073U JP607395U JP3018612U JP 3018612 U JP3018612 U JP 3018612U JP 1995006073 U JP1995006073 U JP 1995006073U JP 607395 U JP607395 U JP 607395U JP 3018612 U JP3018612 U JP 3018612U
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packing
adhesive
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JP1995006073U
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Inventor
甚太郎 近藤
Original Assignee
菱建産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 側溝やマンホールに被着させる蓋体を緩衝さ
せて騒音の発生を防止させる。 【構成】 側溝4,マンホール9等の開口縁に設けられ
た段部5に設置する騒音防止パッキンであって、発泡ポ
リエチレン樹脂等の柔軟性を備えかつ所要の厚さを有す
る板材1の片面に粘着剤2を付与してその表面に離型紙
3を被覆することにより素材M,M′を形成し、該素材
M,M′を前記段部5の巾に合わせて長尺に裁断してパ
ッキン本体P1,P2を形成すると共に、該パッキン本
体P1,P2の離型紙3を剥がした粘着剤の面を前記段
部の垂直面または水平面に貼着して固定させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、側溝やマンホールに被着させる蓋体を緩衝させて、走行車等により 発生する騒音を防止するパッキンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から知られるこの種のパッキンに、細巾で平板状のものがあり、これを側 溝等の側壁の内側上部に設けた段部の水平面に敷設し、蓋体の底面を支承させて いる。しかしながら、このような平板状のパッキンでは蓋体の底面と側溝の段部 水平面とが摺接して生じる騒音は解消しうるものの、パッキンが側溝の段部水平 面上に乗っているのみで固定されていないため、長期にわたる使用で蓋体が繰り 返し受ける衝撃でパッキンがずれを生じて蓋体を安定して支承し続けることがで きなくなる。また、蓋体と側溝の段部垂直面との間に隙間がある場合にはこの隙 間によって蓋体が固定されないため、走行車の通過する衝撃で蓋体が振動し軋み 音を発することがある。
【0003】 そこで出願人は、実公平2−34308号公報に見られるように、断面L字形 に形成すると共に両側片の巾を同一とし、かつ一方側片の肉厚が他方側片の肉厚 よりも薄くなるように形成したものを考案したが、このものは蓋体と段部の垂直 面や水平面との隙間に合わせたパッキンを選ぶ必要があって、施工現場でパッキ ンを選択するのに手間が掛かり、さらにパッキンを側溝段部に固定しないで施工 するために施蓋に若干手間と注意を払う必要がある。 また、出願人は、実公平2−37863号公報に見られるように、一定の巾と 肉厚とを設けて扁平状かつ帯状に形成されるパッキン本体の長手方向外側縁に所 定間隔置きに舌状片を突設したものを考案したが、このものは各舌状片を側溝の 段部垂直面に沿わせる際に固定されないために施蓋に手間が掛かる。 さらに出願人は、実公平6−309465号公報に見られるように、一定巾と 肉厚とを有する扁平状で、側溝の段部の垂直面に当接する長尺のパッキン本体を 形成すると共に、該パッキン本体の長手方向の下側端縁に沿って所定間隔置きに 該パッキン本体に対し直角をなし、前記段部の水平面に当接する複数の受止片を 一体に設けたものを考案したが、この考案のパッキンも側溝の段部に固定しない で施工するために、施蓋に手間が掛かる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のものは何れもパッキンを側溝の段部に固定しないで施工 するため、共通的に、施蓋に際してずれや折れ曲がり等に注意を払う必要があり 、手間が掛かっている。 そこで本考案はこれらの問題点を解消することを目的としてなされたものであ り、板状に形成され、その片面に付与した粘着剤で側溝段部に固定することで施 工を容易にし、しかも、蓋体と、側溝等の段部の垂直面または水平面の隙間に合 わせて、直線,曲線,円弧等に応じて簡単に施工できて、長期間安定して騒音を 防止できるパッキンを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本考案に係わる側溝,マンホール等の開口縁に設 けられた段部に設置する騒音防止パッキンであって、発泡ポリエチレン樹脂等の 柔軟性を備えかつ所要の厚さを有する板材の片面に粘着剤を付与してその表面に 離型紙を被覆することにより素材を形成し、該素材を前記段部の巾に合わせて長 尺に裁断してパッキン本体を形成すると共に、該パッキン本体の離型紙を剥がし た粘着剤の面を前記段部の垂直面または水平面に貼着して固定させる。
【0006】
【作用】
本考案の騒音防止パッキンは、側溝やマンホール等の開口縁に設けられた段部 の巾に合わせて長尺に裁断したパッキン本体を、離型紙を剥がして粘着剤の面を 露出させ、この粘着剤の面を段部の垂直面または水平面に沿って貼り付けて固定 し、蓋体の側面や底面を緩衝し、パッキン本体で蓋体の側溝面と段部の垂直面ま たは水平面間の隙間を塞いで蓋体を嵌合固定させる。 しかも、パッキン本体は柔軟性を備え、段部の巾に合わせて長尺に裁断したも のであるから、直線或いはカーブしている側溝は勿論、環状をなすマンホールに も屈曲自在に沿わせて、しかも粘着剤によって貼着固定させているので、パッキ ン本体がずれることなく、側溝に蓋体を嵌合させる作業が簡単に施工でき、長期 にわたり騒音の発生を防止する。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の騒音防止パッキンの実施例を図面と共に説明する。図1におい て1は発泡ポリエチレン樹脂,発泡塩ビ樹脂,発泡ゴム等の柔軟性を備え、かつ 所要の均一厚さを有する板材であり、該板材1の片面の全面に粘着剤2を付与し 、その表面に離型紙3を被覆し、粘着剤2を保護している。このように形成した 素材Mを離型紙3を被覆したままで、使用する側溝やマンホール等の開口縁に設 けられる段部の水平面や垂直面の巾に合わせて図2に示すように一定巾に裁断し てパッキン本体P1を形成する。 図4に示す素材M′は板材1を図1に示すものより薄く形成したものを使用し 、図5に示すように偏平でかつ広巾に裁断して、強度をあまり必要としない個所 や隙間の狭い個所で主に使用するパッキンP2を形成するためのものである。素 材M′もパッキン本体P1と同様に板材1の片面全面に粘着剤2を付与し、その 表面に離型紙3を被覆し、粘着剤2を保護している。
【0008】 図7以降にこれらのパッキンP1,P2の使用例を示す。図7及び図8は側溝 4の開口縁左右のに長手方向に断面L字形に水平面5aと垂直面5bとを設けた 段部5に使用する状態を示したもので、図7では蓋体6と段部5の隙間の広狭に 合わせて、水平面5a上に厚さの厚いパッキン本体P1を、粘着剤2を下面にし て離形紙3を剥がして貼り付け、垂直面5bに対して厚さの薄いパッキン本体P 2を粘着剤2の面を外側にして貼り付けた状態で側溝4の開口に蓋体6を被せ、 その側縁と底面をこれらのパツキン本体P1,P2で緩衝させる。 また、図8は段部5の水平面5aと垂直面5bの隙間の広狭が図7と逆の場合 であり、この実施例では水平面5a上に厚さの薄いパッキン本体P2を貼着し、 垂直面5bに厚さの厚いパッキン本体P1を貼着している。
【0009】 図9に示すものはグレーチングと称される通水性のよい蓋体を被着する側溝4 に対する実施例である。この実施例では段部5の垂直面5bに厚さの薄いパッキ ン本体P2を貼着し、水平面5aの長手方向に設けた凹溝7に厚さが厚くて巾を 狭く裁断したパッキンP1を嵌挿して貼着させ、このパッキン本体P1の上面に 図10に示すようにグレーチング6aの底面長手方向に突出させた突条8を嵌挿 して緩衝させるようにしている。
【0010】 また、図11に示すものはU字型側溝に係わる実施例であり、この実施例では U側溝4aの上端の水平面5aの巾に合わせて厚さの厚いパッキン本体P1を貼 着し、蓋体6を緩衝させ、蓋体6の上面が地上Eと面一となるように使用される 。
【0011】 図12はマンホール9に係わる実施例であり、平面円環状をなす水平面5a上 に厚さの厚いパッキン本体P1を周回させて貼着して、円板状をなす蓋体6bの 周端面と底面の周縁の全体を緩衝させるようにしている。
【0012】
【考案の効果】
以上幾つかの使用の態様を説明したように本考案に係わる側溝、マンホール等 の騒音防止パッキンは、蓋体と側溝等の開口縁の段部の垂直面または水平面の全 体をその隙間の広狭に合わせて、粘着剤で固定して緩衝するものであり、直線で あれ、カーブであれ、さらに円形であってもその形状に沿った状態にしかも簡単 に施工できて、何れの場合もパッキン本体が段部よりずれることなく、全体を偏 りなく緩衝して長期間にわたって騒音の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パッキン本体を形成する素材の斜視図。
【図2】図1に示す素材を裁断して形成されるパッキン
本体P1の斜視図。
【図3】図2に示すパッキン本体P1の断面図。
【図4】図1に示すものより厚さを薄く形成した素材の
斜視図。
【図5】図4に示す素材を裁断して形成されるパッキン
本体P2の斜視図。
【図6】図5に示すパッキン本体P2の断面図。
【図7】側溝への使用状態を示す断面図。
【図8】図7と異なる側溝への使用状態を示す断面図。
【図9】グレーチングを被着する側溝への使用状態を示
す斜視図。
【図10】同上断面図。
【図11】U字型側溝への使用状態を示す断面図。
【図12】マンホールへの使用状態の断面図。
【符号の説明】
1 板材 2 粘着剤 3 離型紙 4,4a 側溝 5 段部 5a 水平面 5b 垂直面 9 マンホール M,M′ 素材 P1,P2 パッキン本体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側溝,マンホール等の開口縁に設けられ
    た段部に設置する騒音防止パッキンであって、発泡ポリ
    エチレン樹脂等の柔軟性を備えかつ所要の厚さを有する
    板材の片面に粘着剤を付与してその表面に離型紙を被覆
    することにより素材を形成し、該素材を前記段部の巾に
    合わせて長尺に裁断してパッキン本体を形成すると共
    に、該パッキン本体の離型紙を剥がした粘着剤の面を前
    記段部の垂直面または水平面に貼着して固定させるよう
    にしたことを特徴とする側溝,マンホール等の騒音防止
    パッキン。
JP1995006073U 1995-05-24 1995-05-24 側溝,マンホール等の騒音防止パッキン Expired - Lifetime JP3018612U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05168122A (ja) * 1991-12-18 1993-07-02 Yazaki Corp コルゲートチューブ及びその取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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