JPH0352367Y2 - - Google Patents

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JPH0352367Y2
JPH0352367Y2 JP13262785U JP13262785U JPH0352367Y2 JP H0352367 Y2 JPH0352367 Y2 JP H0352367Y2 JP 13262785 U JP13262785 U JP 13262785U JP 13262785 U JP13262785 U JP 13262785U JP H0352367 Y2 JPH0352367 Y2 JP H0352367Y2
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locking body
joint
panel
cover
packing material
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JP13262785U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多数枚のパネルを連結して内、外装を
構成した際に形成される目地カバーを装着するた
めの目地カバー係止体(以下、単に係止体とい
う)に関する。
一般にパネルを用いて壁、例えば全体を平面と
した横張り状に施工した壁には、パネル端部が相
互に対面する部分、所謂目地が形成され、この目
地に対して、防水材、化粧材となるカバーが打設
されているのが普通である。即ち、従来から使用
されているカバーは、目地上に目地幅より広い幅
のカバーを敷設し、このカバーの上から釘を脳天
打ちすることによりカバーを目地部に固定してい
た。その結果、壁表面には釘頭が直接露出するた
め、防水、および美観上から大きな欠点となつて
いた。そこで、このような欠点を改善した目地装
置としては、実公昭54−26647号が知られている。
しかしながら、この装置ではパネル端部と取付座
板間に空隙が生じ、この空隙からパネル端面、下
地を腐食する欠点があつた。
本考案はこのような欠点を除去するため、パネ
ル端部の裏面が当接する部分に防水用のはぜを設
け、かつパネル側端部と接触する立ち上り部にパ
ツキング材を植設し、カバー装着用の取付具を目
地に沿つてガイドすると共に、パネル側端部と立
ち上り部間に間隙が生ずるのを防止し、さらに、
万一雨水が漏洩しても下地まで到達しないように
し、その上パネルの施工をガイドする係止体を提
案するものである。
以下に、図面を用いて、本考案に係る係止体の
一実施例について詳細に説明する。すなわち、第
1図a,bは上記係止体の代表的な一例を示す斜
視図であり、a図は押し出し、引き抜き、または
射出成形により形成した密実一体の係止体、b図
は板材をロール成形などにより成形した係止体で
ある。さらに詳説すると、は係止体で例えば金
属板(カラー鋼板、ガルバリウム鋼板、塩ビ鋼
板、フツソ樹脂被覆鋼板、アルミニウム板、ステ
ンレス板、銅板など)、合成樹脂材から所定形状
に形成したものである。即ち、係止体は長尺体
の水平面部2と立ち上り部4とその先端に必要に
応じて形成したガイド部5とから縦断面を略T字
状で、かつ、一体に形成した本体と、立ち上り
部4の外表面に一体に植設したパツキング材7と
から構成したものである。さらに説明すると、前
記水平面部2はa図に示すように1枚の長尺体、
あるいはb図のように実質は2枚の長尺体を水平
に並設し、結果として1枚の長尺体とした2種類
があり、その長手方向の両側端には防水用の突起
3、もしくは、はぜ3aを形成したものである。
水平面部2は主に係止体を胴縁(図示せず)に
装着するための取付座、および防水材して機能と
するものである。その幅W1、所謂、短尺方向の
大きさは約20〜100mm位、長さLは909〜7272mm位
であり、特に2分割したb図においてはW1/2
とした各々の水平面部片2a,2bを形成したも
のである。また、立ち上り部4は水平面部2の表
面の中央、所謂W1/2の位置に長手方向に沿つ
て垂直に突設したものであり、主に後記するパネ
ルA装着時の案内、パツキング材の装着面および
防水面として機能するものである。その高さh1
パネルAと後記する取付具Bの相対的な関係によ
つて定まるものである。さらに、ガイド部5は立
ち上り部4の先端の外形を必要により菱形、角
形、円形、楔状などに形成したものであり、主に
第2図に示すように取付具Bの凹溝を案内し、後
記するカバーCを目地Dに沿つて装着するのに役
立つものである。また、立ち上り部4の高さh1
パネルAの板厚によつて異なるが、その先端、ま
たはガイド部5のいずれかがパネルAの目地側端
部の表面より突出する寸法であり、高さh2は5〜
20mm、W2は5〜20mm位である。さらに、パツキ
ング材7は目地幅ΔWにおいて立ち上り部4とパ
ネルAの目地側端面間に形成される空隙の全部、
または一部(図示せず)を閉塞し、雨水が目地
部、パネルA間の横目地部から上記端面、下地、
躯体に浸入するのを防止するものである。その具
体例としては、プラスチツクフオーム、ゴム、合
成ゴムからなるクツシヨン性と防水性を有する成
形体、ホツトメルト系コーキング材、アクリレー
トオリゴマーをベースとするゴム弾性樹脂、ポリ
ウレタン樹脂を液状で塗布し、硬化させたものな
どからなるものである。その厚さtはパネルAと
立ち上り部4間の間隙より大きい寸法としたもの
である。
次に施工例につき第2図を用いて説明する。ま
ず、躯体E上のパネルAの長さに対応した位置
に、係止体の水平面部2の裏面を当接し、その
適宜位置を釘Fで固定する。次に、各パネルAの
裏面端部を水平面部2の表面にその側端面をパツ
キング材7を押圧して間隙が生じないように載
せ、この部分を釘Fで脳天打ちしてパネルAをそ
れぞれ固定する。次ぎに、取付具Bを釘Fでガイ
ド部5に合致させて固定し、その後でカバーCを
取付具Bに弾力を利用して係合し、目地部Dを完
成する。そこで、このように形成した壁体の目地
部について(JIS−A−1414の6、4)の水密試
験を簡易的に行つた。平均圧力55Kgf/m2
(539.37Pa)でパネルAの裏面への漏水を観察し
た。なお、比較例としてパツキング材7が植設さ
れていない係止体、所謂本体のみを目地部に施
工した目地部と比較した。その結果、係止体
用いた目地部からは、水が全く裏面に漏洩しなか
つたのに対し、比較例ではパネルA同士の横目地
部からパネルAの裏面に直接的に漏洩した。
以上説明したのは、本考案に係る係止体の一
実施例にすぎず、第3図a〜kに示すように形成
することもできる。すなわち、a図はガイド部5
を角形とした係止体の、b図はガイド部5の3
つの角部を面取り状とした係止体、c図は水平
面部2の途中に長手方向に沿つて水切り用突起2
cを形成した係止体、d図は立ち上り部4に凹
部4aを設け、係止体の連結に際し、その一端
部の切断を容易にした係止体、e図はガイド部
5を除去した係止体、f図はガイド部5を3角
形状とした係止体、g図はガイド部5を曲面の
突起状とした係止体、h図はガイド部5を半楕
円状とそた係止体、i図はガイド部5を5角形
にした係止体、j図は水平部2の水路用の凹部
2dを形成した係止体、k図は水平面部2にパ
ツキング材8を植設した係止体である。
上述したように本考案に係る係止体によれば、
縦断面を構造の簡単なT字状に形成したため製造
が極めて容易となる特徴がある。また、水平面部
に防水用のはぜを形成したため、仮令、目地部か
ら雨水が漏洩しても係止体外へ漏洩することもな
く下方へ通すことができるので下地などを腐食す
ることがない特徴がある。さらに、防水性とクツ
シヨン性のあるパツキング材がパネルと本体間に
形成される空隙を閉塞するため、パネルの寸法誤
差を吸収でき、防水性、施工性にすぐれた特徴が
ある。また、目地カバーとの嵌合は極めて容易
で、かつ、離脱しにくい特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案に係る目地カバー係止体
の一実施例を示す斜視図、第2図は目地カバー係
止体の装着状態を示す説明図、第3図a〜kは目
地カバー係止体のその他の実施例を示す説明図で
ある。 ……目地カバー係止体、2……水平面部、5
……ガイド部、7……パツキング材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネルを連結して平面状の壁体を構成した際に
    形成される目地を覆うカバーを装着する目地カバ
    ー係止体において、長尺体の水平面部と、該水平
    面部の短尺面の中央に長手方向に沿つて突設する
    と共に先端にガイド部を形成した立ち上り部と、
    該立ち上り部の外表面に防水性とクツシヨン性の
    あるパツキング材を一体に植設したことを特徴と
    する目地カバー係止体。
JP13262785U 1985-08-29 1985-08-29 Expired JPH0352367Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13262785U JPH0352367Y2 (ja) 1985-08-29 1985-08-29

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JP13262785U JPH0352367Y2 (ja) 1985-08-29 1985-08-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6240134U JPS6240134U (ja) 1987-03-10
JPH0352367Y2 true JPH0352367Y2 (ja) 1991-11-13

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JPS6240134U (ja) 1987-03-10

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