JPH0630946Y2 - 側溝,マンホ−ル等の騒音防止パッキン - Google Patents

側溝,マンホ−ル等の騒音防止パッキン

Info

Publication number
JPH0630946Y2
JPH0630946Y2 JP1987148008U JP14800887U JPH0630946Y2 JP H0630946 Y2 JPH0630946 Y2 JP H0630946Y2 JP 1987148008 U JP1987148008 U JP 1987148008U JP 14800887 U JP14800887 U JP 14800887U JP H0630946 Y2 JPH0630946 Y2 JP H0630946Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing
manhole
packing body
gutter
side groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987148008U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6453288U (ja
Inventor
甚太郎 近藤
Original Assignee
菱建産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 菱建産業株式会社 filed Critical 菱建産業株式会社
Priority to JP1987148008U priority Critical patent/JPH0630946Y2/ja
Publication of JPS6453288U publication Critical patent/JPS6453288U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0630946Y2 publication Critical patent/JPH0630946Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Sewage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は側溝やマンホールに被着させる蓋体を緩衝させ
て、走行車等により発生する騒音を防止するパッキンに
関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の騒音防止パッキンとしては例えば本出願
人の考案に係る実開昭59−178484号公報(以下
第1従来例という。)に見られるような一定の幅と肉厚
とを設けて扁平状且つ帯状に形成されるパッキン本体の
長手方向外側縁に所定間隔置きに舌状片を突設したもの
が有る。また、その後に実開昭61−54086号公報
(以下第2従来技術という。)に見られるような側溝の
開口部を閉塞する蓋の底面又は隣接する蓋の相接する端
面の適所に複数の緩衝材を貼着するようにしたものが知
られている。
[考案が解決すべき問題点] しかるに、前記第1従来技術のパッキンは長尺状のパッ
キン本体の長手方向外側縁に所定間隔置きに舌状片を突
設してなり、金型により一体形成できるので形成上簡単
であるが、各舌状片はパッキン本体と略同一平面上に形
成されるため、側溝開口部の両側に設けた段部に配設す
る場合、各舌状片は折れ曲がって垂直面に当接すること
となるので、根元部で折曲され無理な力が加わり、しか
もパッキン本体を段部の水平面上に乗せることからその
反発性により段部特に角部にピッタリと貼りつきにくく
施工しずらい。また、長期に亘り使用していると前記根
元が裂けて切断する虞れを生ずる。
更に、側溝がカーブして段部が弧状を成していたり、マ
ンホールの如く段部が円形状をしていると、段部の水平
面上に乗る扁平状且つ帯状に形成されるパッキン本体が
水平面内で弧状に湾曲することになるので、その取付け
が極めて困難となる。
第2従来技術では、蓋に細かい断片的な緩衝材を貼着し
てなるので、多くの緩衝材を必要とし、また多くの蓋に
逐次貼着するとなるとその作業が面倒となり多大な手間
と時間を要することからコスト的に問題を残す。また、
曲線状又は円弧状の側溝に対する蓋においては、その外
側縁に貼着する緩衝材も外側端を適宜蓋の外側端形状に
合った緩衝材を別途用意せねばならず、この分金型も多
く必要とされるので、前記と同様コスト的に高価とな
る。
更に、側溝の段部の水平面に前記多くの緩衝材を列設す
る方法においては、多くの時間と手間を要し、施工上に
おいても作業能力が低下するなどの問題が有る。
そこで、本考案はこれら問題点に鑑みなされたもので、
一個の金型のみで形成でき、しかも直線状、曲線状、円
弧状等の側溝にも良くフィットし、施工も簡単に行なえ
長期に亘り痛むこともなく安定して使用できる騒音防止
パッキンを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] かかる目的を達成するため、本考案の側溝,マンホール
等の騒音防止パッキンは、側溝、マンホール等の開口縁
に設けられた段部に配設する騒音防止パッキンであっ
て、軟質塩化ビニル樹脂等の柔軟性を備えた素材により
一定の幅と肉厚とを有する扁平状で、前記段部の垂直面
に当接する長尺のパッキン本体を形成すると共に、該パ
ッキン本体の長手方向の下側端縁に沿って所定間隔置き
に該パッキン本体に対し直角を成し、前記段部の水平面
に当接する複数の受止片を一体に設けた構成よりなる。
[作用] 本考案の騒音防止パッキンは、側溝やマンホールの開口
縁に設けられた段部の垂直面にパッキン本体を沿わせる
と共に、各受止片を前記段部の水平面に乗せれば、パッ
キンの全体が軟質樹脂で形成され、可撓性を有すること
でパッキン本体の外側面は段部の垂直面に、また各受止
片の下側面は段部の水平面に夫々安定して当接し各受止
片で蓋体の底面を緩衝し、パッキン本体で蓋体の側端面
と段部の垂直面間の隙間を塞いで蓋体を固定させる。
そして、段部の垂直面に当接するパッキン本体はその可
撓性により長手方向に湾曲可能であり、しかもこの際、
受止片が不連続に設けられているためにその湾曲はこれ
らの受止片で妨害され無理な力が働くことはなく容易に
なし得、受止片にも無理な力が加わらないので、直線状
或いはカーブしている側溝は勿論、環状をなすマンホー
ルにも簡単な施工で貼着でき、しかも長期に亘り使用で
きる。
[実施例] 以下に本考案の騒音防止パッキンの一実施例を図面に基
づき説明する。
図において1は一定の幅と肉厚とを持つ扁平状かつ直線
状の長尺に形成されたパッキン本体であり、該パッキン
本体1の長手方向の下側端縁には所定間隔置きに複数の
受止片2,2…をパッキン本体1に対して直角状に突設
してパッキンAを構成する。また、該パッキンAは超軟
質塩化ビニル樹脂等の素材により一体に形成され、柔軟
性・可撓性を備え、強度が優れ、しかも耐候性並びに耐
薬品性を持つ。
第2図及び第3図はこのように構成されたパッキンAの
使用例を示すもので、図中3はコンクリート製の側溝で
あり、左右側壁4,4の内側上部長手方向に断面L字形
で水平面5aと垂直面5bとを持つ段部5が互いに対向
状に設けられている。そして、この側溝3は直線の部分
と第2図手前で右側へカーブした曲線状の部分とを持っ
ている。また、6は対向する段部5,5に両側下面を支
持させて側溝3の開口部を閉止する。グレーチングと称
される側溝蓋である。
しかして、パッキン本体1を各段部5の垂直面5bに沿
わせ、該パッキン本体1の下側端縁に一体に設けた各受
止片2,2…を該段部5の水平面5aに乗せる。この際
に、パッキン本体1の外側面と前記垂直面5bとを接着
剤により接着固定させるようにしてもよい。この状態
で、側溝3の開口に側溝蓋6を被せて、該側溝蓋6の両
側下面は各受止片2に支承させると共に該側溝蓋6の両
側端面はパッキン本体1の内側面に当接させ、このパッ
キン本体1で側溝蓋6の両側端面と段部5の垂直面5b
間の隙間Sを埋めて側溝蓋6を固定させることができ
る。
このように側溝3が直線状である状態に限らず、道路の
形状に合わせてカーブしている場合でも、パッキン本体
1を垂直面5bに沿って湾曲させることにより何ら支障
なく使用できる。この際、各受止片2,2…はあらかじ
めパッキン本体1に対し90度折曲して設けられているの
で、角部に無理な力が加ることはない。
また、第4図はマンホール7に環状に使用する状態を示
すものであり、マンホール7の上部開口縁沿いに周回さ
せて、断面L字形を成す段部5′の垂直面5b′に長尺
のパッキンAのパッキン本体1外側面を沿わせ周回させ
ると共に、各受止片2を段部5′の水平面5a′に乗せ
ることで安定して取付られる。この場合も、パッキン本
体1は垂直面5b′に沿って容易に湾曲するのでその取
付けが容易となる。この状態で、マンホール蓋6′を被
着することにより第5図に示すようにマンホール蓋6′
の周縁下面は各受止片2,2…に支承され、マンホール
蓋6′の周縁外端面と段部5′の垂直面5b′間の隙間
Sをパッキン本体1で埋めて、マンホール蓋6′を固定
させることができる。
ところで、パッキンAは長尺に形成されたものに限られ
ることなく、適当長さのものを二本,三本または四本と
いったように継ぎ合わせて環状にして使用することもで
きる。
さらに、第6図に示すように分割形成した四本のパッキ
ンA1〜A4の隣接する端部の間に適当な間隔Dを持た
せた状態で使用すれば、大径のマンホールなど径の異な
るものにも使用することが可能である。
このように本考案のパッキンAは一体形成により簡単に
形成でき、使用に際してはパッキン本体1をその長手方
向で自由に湾曲して使用できるもので、第1図に示すよ
うに直線状に成形したものの他にカーブした側溝3にも
また径の異なるマンホール7にも各開口周縁に沿わせて
対応させて使用することができ、結局、ただ一個の金型
で同じ形状に形成したものを直線,曲線,環状さらには
円弧状の何れの形状をした側溝3にも使うことができ
る。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の騒音防止パッキンは、軟質
塩化ビニル樹脂等の柔軟性を備えた素材によりパッキン
本体を扁平長尺状に成形すると共に該パッキン本体の長
手方向の下側端縁に沿って該パッキン本体に対し直角を
成す複数の受止片を一体に設けた構成よりなるので、直
線状,湾曲状の側溝又は円形のマンホールにおいて、こ
れら上部開口縁に形成された段部に、パッキン本体をそ
の垂直面に沿わせまた各受止片は水平面に乗せるように
すれば、パッキン本体は長手方向に自由に湾曲するた
め、パッキン本体並びに受止片に無理な力が加わらず安
定良くしかも簡単な作業で設置することができる。
また、長期に亘り使用しても、従来の如く受止片が裂け
て破損するようなこともない。
更に、前記パッキンは一体形成により形成できるので同
じものを量産しておけばよく、コストを低廉となし得る
と共に、楽に取付できるので施工も簡単となり施工上の
コストも低廉となし得る等有益な効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の側溝,マンホール等の騒音防止パッキンの
一実施例に係わるもので、第1図は斜視図、第2図は側
溝への使用状態を示す斜視図、第3図は同上平面図、第
4図はマンホールへの使用状態を示す斜視図、第5図は
同上断面図、第6図は大径のマンホールへの使用状態を
示す斜視図である。 A,A1〜A4……パッキン、1……パッキン本体、2
……受止片、3……側溝、7……マンホール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側溝,マンホール等の開口縁に設けられた
    段部に設置する騒音防止パッキンであって、軟質塩化ビ
    ニル樹脂等の柔軟性を備えた素材により一定の幅と肉厚
    とを有する扁平状で、前記段部の垂直面に当接する長尺
    のパッキン本体を形成すると共に、該パッキン本体の長
    手方向の下側端縁に沿って所定間隔置きに該パッキン本
    体に対し直角を成し、前記段部の水平面に当接する複数
    の受止片を一体に設けたことを特徴とする側溝,マンホ
    ール等の騒音防止パッキン。
JP1987148008U 1987-09-28 1987-09-28 側溝,マンホ−ル等の騒音防止パッキン Expired - Lifetime JPH0630946Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987148008U JPH0630946Y2 (ja) 1987-09-28 1987-09-28 側溝,マンホ−ル等の騒音防止パッキン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987148008U JPH0630946Y2 (ja) 1987-09-28 1987-09-28 側溝,マンホ−ル等の騒音防止パッキン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6453288U JPS6453288U (ja) 1989-04-03
JPH0630946Y2 true JPH0630946Y2 (ja) 1994-08-22

Family

ID=31418932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987148008U Expired - Lifetime JPH0630946Y2 (ja) 1987-09-28 1987-09-28 側溝,マンホ−ル等の騒音防止パッキン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0630946Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59178484U (ja) * 1983-05-13 1984-11-29 菱建産業株式会社 側溝,マンホ−ル等の騒音防止パツキン
JPS6154086U (ja) * 1984-09-07 1986-04-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6453288U (ja) 1989-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2026105C (en) Device for fastening a headliner to the roof frame of a sliding or sliding/lifting roof structure
US4443981A (en) Concrete form system
JPH0630946Y2 (ja) 側溝,マンホ−ル等の騒音防止パッキン
JP3018612U (ja) 側溝,マンホール等の騒音防止パッキン
GB2322880A (en) Floor edging strip
JPH0237863Y2 (ja)
JPH06317005A (ja) ユニットフロアパネル
JPH054516Y2 (ja)
GB2350240A (en) Cover for a conduit junction piece
JP3566767B2 (ja) 通水蓋
JPH0245373Y2 (ja)
JP2502640B2 (ja) 乾式壁材の縦目地構造
JPS636298Y2 (ja)
JPH0352367Y2 (ja)
JP2793325B2 (ja) 雨樋曲がり
JPH0314437Y2 (ja)
JPH0236833Y2 (ja)
CA1183318A (en) Connector for wall mouldings
JP2566879B2 (ja) 溝 蓋
JP2863151B2 (ja) 側溝蓋及び側溝構造
JPS604475Y2 (ja) 浴槽
JP2588285Y2 (ja) 化粧用溝蓋
JPH049204Y2 (ja)
JPH0413215Y2 (ja)
KR830001444Y1 (ko) 자동차 보호용 모울딩 스트립