JP3018380B2 - 自動車の変速装置 - Google Patents
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- F16H57/00—General details of gearing
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- F16H57/042—Guidance of lubricant
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/027—Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by means for venting gearboxes, e.g. air breathers
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0482—Gearings with gears having orbital motion
- F16H57/0483—Axle or inter-axle differentials
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H57/0493—Gearings with spur or bevel gears
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は自動車の変速装置に係り、特に変速機によ
り前後車輪のいずれか一方を駆動するとともに前記変速
機に一体的に設けられた駆動力分配機により前後車輪の
いずれか他方を駆動する自動車の変速装置に関する。
り前後車輪のいずれか一方を駆動するとともに前記変速
機に一体的に設けられた駆動力分配機により前後車輪の
いずれか他方を駆動する自動車の変速装置に関する。
前後車輪の全てを駆動する方式の自動車には、変速機
から取り出される駆動力により前後車輪のいずれか一方
を駆動するとともに、前記変速機に一体的に設けられた
駆動力分配機により変速機から取り出される駆動力を分
配して前後車輪のいずれか他方を駆動する変速装置を備
えたものがある。このような自動車の変速装置として
は、実公昭61−19232号公報に開示のものがある。
から取り出される駆動力により前後車輪のいずれか一方
を駆動するとともに、前記変速機に一体的に設けられた
駆動力分配機により変速機から取り出される駆動力を分
配して前後車輪のいずれか他方を駆動する変速装置を備
えたものがある。このような自動車の変速装置として
は、実公昭61−19232号公報に開示のものがある。
この公報に開示の変速装置は、内燃機関の駆動力を自
動的に変換して取り出す変速機の終減速被動歯車の開放
側外周を被包するオイル転向板を設けるとともにこのオ
イル転向板を挟んで前記変速機の変速用バルブ機構を設
け、この変速用バルブ機構のストレーナの側方を被包す
る分岐転向板を前記転向板に設けたものである。これに
より、変速用バルブ機構方向へのオイルの流動を規制し
て終減速被動歯車のオイル攪拌抵抗を減少させ、オイル
装填量を減少させ、終減速被動歯車のオイルによる抵抗
を減少させ、駆動力損失を低減させたものである。
動的に変換して取り出す変速機の終減速被動歯車の開放
側外周を被包するオイル転向板を設けるとともにこのオ
イル転向板を挟んで前記変速機の変速用バルブ機構を設
け、この変速用バルブ機構のストレーナの側方を被包す
る分岐転向板を前記転向板に設けたものである。これに
より、変速用バルブ機構方向へのオイルの流動を規制し
て終減速被動歯車のオイル攪拌抵抗を減少させ、オイル
装填量を減少させ、終減速被動歯車のオイルによる抵抗
を減少させ、駆動力損失を低減させたものである。
ところで、従来の自動車の変速装置としては、第5図
に示すものがある。図において、102は変速機、104は駆
動力分配機である。この変速機102は、変速機ケース106
の内部空間108にトルクコンバータ110と補助変速機構11
2とを配設し、図示しない内燃機関の駆動力を運転状態
に応じて自動的に変換して取り出し、終減速被動歯車11
4により例えば前部差動機116を介して図示しない前車輪
を駆動する。
に示すものがある。図において、102は変速機、104は駆
動力分配機である。この変速機102は、変速機ケース106
の内部空間108にトルクコンバータ110と補助変速機構11
2とを配設し、図示しない内燃機関の駆動力を運転状態
に応じて自動的に変換して取り出し、終減速被動歯車11
4により例えば前部差動機116を介して図示しない前車輪
を駆動する。
また、前記変速機102には、駆動力分配機104を一体的
に設けている。駆動力分配機104は、分配機ケース118の
内部空間120に入力軸122と出力軸124とを軸支して設
け、入力軸122の一端側に前記終減速被動歯車114に噛合
する分配歯車126を設けるとともに入力軸122の他端側に
入力歯車128を設け、前記出力軸124の一端側に前記入力
歯車128に噛合する出力歯車130を設けるとともに出力軸
124の他端側に図示しない推進軸の接続される継手132を
設けている。これにより、駆動力分配機104は、変速機1
02から取り出される駆動力を分配して図示しない推進軸
により例えば後部差動機を介して後車輪を駆動する。
に設けている。駆動力分配機104は、分配機ケース118の
内部空間120に入力軸122と出力軸124とを軸支して設
け、入力軸122の一端側に前記終減速被動歯車114に噛合
する分配歯車126を設けるとともに入力軸122の他端側に
入力歯車128を設け、前記出力軸124の一端側に前記入力
歯車128に噛合する出力歯車130を設けるとともに出力軸
124の他端側に図示しない推進軸の接続される継手132を
設けている。これにより、駆動力分配機104は、変速機1
02から取り出される駆動力を分配して図示しない推進軸
により例えば後部差動機を介して後車輪を駆動する。
この変速装置は、前記の如く内燃機関の駆動力を運転
状態に応じ自動的に変換して取り出す変速機102の変速
機ケース106の内部空間108に潤滑油として低粘度の自動
変速機油(A.T.F.;オートマチック・トランスミッショ
ン・フリューイド)を装填し、この自動変速機油を分配
機ケース118の内部空間120にも循環させて変速機102及
び駆動力分配機104の潤滑を行っている。また、変速機
ケース108には、変速機ケース108及びこの変速機ケース
108に連通する分配機ケース118内外の圧力差を調整する
ブリーザ機構134を設けている。
状態に応じ自動的に変換して取り出す変速機102の変速
機ケース106の内部空間108に潤滑油として低粘度の自動
変速機油(A.T.F.;オートマチック・トランスミッショ
ン・フリューイド)を装填し、この自動変速機油を分配
機ケース118の内部空間120にも循環させて変速機102及
び駆動力分配機104の潤滑を行っている。また、変速機
ケース108には、変速機ケース108及びこの変速機ケース
108に連通する分配機ケース118内外の圧力差を調整する
ブリーザ機構134を設けている。
ところが、自動変速機油のみにより変速機102及び駆
動力分配機104の潤滑を行うと、各々の機器の要求する
特性の潤滑油を供給し得ないことにより効率の良い潤滑
を行い得ず信頼性が低下する不都合がある。例えば、駆
動力分配機104の入力歯車128及び出力歯車130は、ベベ
ルギヤやハイポインドギヤ等を使用しているため、前記
の如く低粘度の自動変速機油により潤滑を行うと、油切
れを生じ易いことにより潤滑不良が惹起され、歯面のピ
ッチングの原因となる不都合がある。また、駆動力分配
機104の入力軸122に設けた分配歯車126に噛合する終減
速被動歯車114によって、自動変速機油が分配機ケース1
18の内部空間120側から変速機ケース106の内部空間108
側に流動され、駆動力分配機104の潤滑油が不足して潤
滑不良が惹起され、焼付きの原因となる不都合がある。
動力分配機104の潤滑を行うと、各々の機器の要求する
特性の潤滑油を供給し得ないことにより効率の良い潤滑
を行い得ず信頼性が低下する不都合がある。例えば、駆
動力分配機104の入力歯車128及び出力歯車130は、ベベ
ルギヤやハイポインドギヤ等を使用しているため、前記
の如く低粘度の自動変速機油により潤滑を行うと、油切
れを生じ易いことにより潤滑不良が惹起され、歯面のピ
ッチングの原因となる不都合がある。また、駆動力分配
機104の入力軸122に設けた分配歯車126に噛合する終減
速被動歯車114によって、自動変速機油が分配機ケース1
18の内部空間120側から変速機ケース106の内部空間108
側に流動され、駆動力分配機104の潤滑油が不足して潤
滑不良が惹起され、焼付きの原因となる不都合がある。
また、自動変速機油のみにより変速機102及び駆動力
分配相機104の潤滑を行うと、潤滑油の流動状態が複雑
化することによりブリーザ機構134の配設位置や潤滑対
策が困難となる不都合があり、分配機ケース118内のバ
リや汚れ等により汚損された潤滑油が変速機102に還流
することにより変速機102の性能に悪影響を及ぼす不都
合がある。
分配相機104の潤滑を行うと、潤滑油の流動状態が複雑
化することによりブリーザ機構134の配設位置や潤滑対
策が困難となる不都合があり、分配機ケース118内のバ
リや汚れ等により汚損された潤滑油が変速機102に還流
することにより変速機102の性能に悪影響を及ぼす不都
合がある。
そこでこの発明の目的は、変速機と駆動力分配機とに
夫々要求する特性の潤滑油を供給し得て、効率の良い潤
滑を行い得て信頼性を向上し得て、また、潤滑油の流動
状態を単純化し得て、ブリーザ機構の配設位置や潤滑対
策を容易とし得て、変速機の性能への悪影響を排除し得
る自動車の変速装置を実現することにある。
夫々要求する特性の潤滑油を供給し得て、効率の良い潤
滑を行い得て信頼性を向上し得て、また、潤滑油の流動
状態を単純化し得て、ブリーザ機構の配設位置や潤滑対
策を容易とし得て、変速機の性能への悪影響を排除し得
る自動車の変速装置を実現することにある。
この目的を達成するために、この発明は、変速機から
取り出される駆動力により前後車輪のいずれか一方を駆
動するとともに前記変速機に一体的に設けられた駆動力
分配機により前記変速機から取り出される駆動力を分配
して前後車輪のいずれか他方を駆動する自動車の変速装
置において、前記変速機の変速機ケースの内部空間と前
記駆動力分配機の分配機ケースの内部空間とを分離区画
する区画機構を設け、この区画機構は前記駆動力分配機
の入力軸の途中に大径部を設け、この大径部と分配機ケ
ースの内壁との間に円環状のシール部を設け、前記分配
機ケースにはこの分配機ケース内外の圧力差を調整する
ブリーザ機構を設け、このブリーザ機構は前記大径部に
近接する部位の前記分配機ケースにこの分配機ケース内
外を連通するブリーザ孔を形成して設け、このブリーザ
孔に連結管を嵌装するとともにこの連結管にブリーザ管
の一端側を連通して設け、前記分配機ケースの内部空間
に装填された潤滑油の前記ブリーザ機構方向への流動を
偏向させる偏向機構を設け、この偏向機構は前記大径部
に近接する部位の前記分配機ケースの内壁に前記入力軸
の軸方向に指向して延長されるリブ状の突縁部を設け、
前記ブリーザ孔は前記大径部と突縁部とにより囲まれる
部位に位置させ且つ前記前記突縁部に対して潤滑油の流
動方向の下流側の部位に位置させて前記分配機ケースに
形成して設けたことを特徴とする。
取り出される駆動力により前後車輪のいずれか一方を駆
動するとともに前記変速機に一体的に設けられた駆動力
分配機により前記変速機から取り出される駆動力を分配
して前後車輪のいずれか他方を駆動する自動車の変速装
置において、前記変速機の変速機ケースの内部空間と前
記駆動力分配機の分配機ケースの内部空間とを分離区画
する区画機構を設け、この区画機構は前記駆動力分配機
の入力軸の途中に大径部を設け、この大径部と分配機ケ
ースの内壁との間に円環状のシール部を設け、前記分配
機ケースにはこの分配機ケース内外の圧力差を調整する
ブリーザ機構を設け、このブリーザ機構は前記大径部に
近接する部位の前記分配機ケースにこの分配機ケース内
外を連通するブリーザ孔を形成して設け、このブリーザ
孔に連結管を嵌装するとともにこの連結管にブリーザ管
の一端側を連通して設け、前記分配機ケースの内部空間
に装填された潤滑油の前記ブリーザ機構方向への流動を
偏向させる偏向機構を設け、この偏向機構は前記大径部
に近接する部位の前記分配機ケースの内壁に前記入力軸
の軸方向に指向して延長されるリブ状の突縁部を設け、
前記ブリーザ孔は前記大径部と突縁部とにより囲まれる
部位に位置させ且つ前記前記突縁部に対して潤滑油の流
動方向の下流側の部位に位置させて前記分配機ケースに
形成して設けたことを特徴とする。
この発明の構成によれば、変速機の変速機ケースの内
部空間と駆動力分配機の分配機ケースの内部空間とを分
離区画する大径部とシール部とからなる区画機構を設け
たことにより、変速機と駆動力分配機とに夫々要求する
特性の潤滑油を供給することができるとともに、潤滑油
の流動状態を単純化することができる。また、この発明
の構成によれば、ブリーザ機構のブリーザ孔を区画機構
の大径部と偏向機構の突縁部とによって囲まれる部位に
位置させて形成したことにより、ブリーザ孔の形成され
た部位を潤滑油の飛び込みにくい部位とすることがで
き、また、ブリーザ機構のブリーザ孔を偏向機構の突縁
部に対して潤滑油の流動方向の下流側の部位に位置させ
て形成したことにより、ブリーザ孔の形成された部位に
向かう潤滑油の流動を突縁部によって偏向することがで
きる。
部空間と駆動力分配機の分配機ケースの内部空間とを分
離区画する大径部とシール部とからなる区画機構を設け
たことにより、変速機と駆動力分配機とに夫々要求する
特性の潤滑油を供給することができるとともに、潤滑油
の流動状態を単純化することができる。また、この発明
の構成によれば、ブリーザ機構のブリーザ孔を区画機構
の大径部と偏向機構の突縁部とによって囲まれる部位に
位置させて形成したことにより、ブリーザ孔の形成され
た部位を潤滑油の飛び込みにくい部位とすることがで
き、また、ブリーザ機構のブリーザ孔を偏向機構の突縁
部に対して潤滑油の流動方向の下流側の部位に位置させ
て形成したことにより、ブリーザ孔の形成された部位に
向かう潤滑油の流動を突縁部によって偏向することがで
きる。
次にこの発明の実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1〜4図は、この発明による自動車の変速装置の実
施例を示すものである。図において、2は変速機、4は
駆動力分配機である。この変速機2は、変速機ケース6
の内部空間8に図示しないトルクコンバータと補助変速
機構とを配設し、図示しない内燃機関の駆動力を運転状
態に応じて自動的に変換して取り出し、図示しない終減
速駆動歯車から終減速被動歯車10により例えば前部差動
機12を介して図示しない前車輪を駆動する。
施例を示すものである。図において、2は変速機、4は
駆動力分配機である。この変速機2は、変速機ケース6
の内部空間8に図示しないトルクコンバータと補助変速
機構とを配設し、図示しない内燃機関の駆動力を運転状
態に応じて自動的に変換して取り出し、図示しない終減
速駆動歯車から終減速被動歯車10により例えば前部差動
機12を介して図示しない前車輪を駆動する。
また、前記変速機2には、駆動力分配機4を一体的に
設けている。駆動力分配機4は、分配機ケース14の内部
空間16に入力軸18と出力軸20とを軸支して設けている。
入力軸18は、一端側に前記終減速被動歯車10に噛合する
分配歯車22を設けるとともに、他端側に入力歯車24を設
けている。前記出力軸20には、一端側に前記入力歯車24
に噛合する出力歯車26を設けるとともに、他端側に図示
しない推進軸の接続される継手28を設けている。これに
より、駆動力分配機4は、変速機2から取り出される駆
動力を分配して図示しない推進軸により例えば後部差動
機を介して後車輪を駆動する。
設けている。駆動力分配機4は、分配機ケース14の内部
空間16に入力軸18と出力軸20とを軸支して設けている。
入力軸18は、一端側に前記終減速被動歯車10に噛合する
分配歯車22を設けるとともに、他端側に入力歯車24を設
けている。前記出力軸20には、一端側に前記入力歯車24
に噛合する出力歯車26を設けるとともに、他端側に図示
しない推進軸の接続される継手28を設けている。これに
より、駆動力分配機4は、変速機2から取り出される駆
動力を分配して図示しない推進軸により例えば後部差動
機を介して後車輪を駆動する。
このように、変速機2から取り出される駆動力により
前後車輪のいずれか一方を駆動するとともに前記変速機
2に一体的に設けられた駆動力分配機4により変速機2
から取り出される駆動力を分配して前後車輪のいずれか
他方を駆動する自動車の変速装置において、前記変速機
2の変速機ケース6の内部空間8と駆動力分配機4の分
配機ケース14の内部空間16とを分離区画する区画機構30
を設ける。区画機構30は、駆動力分配機4の入力軸18の
途中に大径部32を設け、この大径部32と分配機ケース14
との間に円環状のシール部34を設けている。
前後車輪のいずれか一方を駆動するとともに前記変速機
2に一体的に設けられた駆動力分配機4により変速機2
から取り出される駆動力を分配して前後車輪のいずれか
他方を駆動する自動車の変速装置において、前記変速機
2の変速機ケース6の内部空間8と駆動力分配機4の分
配機ケース14の内部空間16とを分離区画する区画機構30
を設ける。区画機構30は、駆動力分配機4の入力軸18の
途中に大径部32を設け、この大径部32と分配機ケース14
との間に円環状のシール部34を設けている。
この区画機構30によって、変速機ケース6の内部空間
8と分配機ケース14の内部空間16とを分離区画すること
ができることにより、変速機2と駆動力分配機4とに夫
々要求する特性の潤滑油を供給することができるととも
に、潤滑油の流動状態を単純化することができる。
8と分配機ケース14の内部空間16とを分離区画すること
ができることにより、変速機2と駆動力分配機4とに夫
々要求する特性の潤滑油を供給することができるととも
に、潤滑油の流動状態を単純化することができる。
また、前記分配機ケース14には、この分配機ケース14
内外の圧力差を調整するブリーザ機構36を設ける。ブリ
ーザ機構36は、第2・第3図に示す如く、大径部32に近
接する部位の分配機ケース14にこの分配機ケース内外を
連通するブリーザ孔38を設け、このブリーザ孔38に連結
管40を嵌装するとともにこの連結管40にブリーザ管42の
一端側を連通して設けている。
内外の圧力差を調整するブリーザ機構36を設ける。ブリ
ーザ機構36は、第2・第3図に示す如く、大径部32に近
接する部位の分配機ケース14にこの分配機ケース内外を
連通するブリーザ孔38を設け、このブリーザ孔38に連結
管40を嵌装するとともにこの連結管40にブリーザ管42の
一端側を連通して設けている。
このブリーザ機構36によって、分配機ケース14内外の
圧力差を調整することができる。
圧力差を調整することができる。
さらに、前記分配機ケース14には、分配機ケース14の
内部空間16に装填された潤滑油の、前記ブリーザ機構36
方向への流動を偏向させる偏向機構44を設けている。こ
の偏向機構44は、この実施例においては、第2・3図に
示す如く、ブリーザ機構36のブリーザ孔38に対する潤滑
油の流動方向(矢印A方向)を偏向させ得る位置に、潤
滑油の流動方向(矢印A方向)に対向させてリブ状の突
縁部46を設けている。
内部空間16に装填された潤滑油の、前記ブリーザ機構36
方向への流動を偏向させる偏向機構44を設けている。こ
の偏向機構44は、この実施例においては、第2・3図に
示す如く、ブリーザ機構36のブリーザ孔38に対する潤滑
油の流動方向(矢印A方向)を偏向させ得る位置に、潤
滑油の流動方向(矢印A方向)に対向させてリブ状の突
縁部46を設けている。
即ち、分配機ケース14の内部空間16に装填された潤滑
油は、第4図に示す如く、駆動力分配機4の入力軸18及
び入力歯車24の回転により矢印A方向に流動される。こ
のように矢印A方向に流動される潤滑油が、ブリーザ孔
38に流入しないように偏向させ得る位置である、大径部
32に近接する部位の分配機ケース14の内壁48には、入力
軸18の軸方向に指向して延長されるリブ状の突縁部46を
設ける。前記ブリーザ孔38は、大径部32と突縁部46とに
より囲まれる部位に位置させ且つ突縁部46に対して入力
軸18の回転により流動される潤滑油の流動方向の下流側
の部位に位置させて、分配機ケース14に形成して設け
る。
油は、第4図に示す如く、駆動力分配機4の入力軸18及
び入力歯車24の回転により矢印A方向に流動される。こ
のように矢印A方向に流動される潤滑油が、ブリーザ孔
38に流入しないように偏向させ得る位置である、大径部
32に近接する部位の分配機ケース14の内壁48には、入力
軸18の軸方向に指向して延長されるリブ状の突縁部46を
設ける。前記ブリーザ孔38は、大径部32と突縁部46とに
より囲まれる部位に位置させ且つ突縁部46に対して入力
軸18の回転により流動される潤滑油の流動方向の下流側
の部位に位置させて、分配機ケース14に形成して設け
る。
前記ブリーザ機構36のブリーザ孔38を区画機構30の大
径部32と偏向機構44の突縁部46とによって囲まれる部位
に位置させて形成したことにより、ブリーザ孔38の形成
された部位を潤滑油の飛び込みにくい部位とすることが
でき、また、ブリーザ機構36のブリーザ孔38を偏向機構
44の突縁部46に対して潤滑油の流動方向の下流側の部位
に位置させて形成したことにより、ブリーザ孔38の形成
された部位に向かう潤滑油の流動を突縁部46によって偏
向することができる。
径部32と偏向機構44の突縁部46とによって囲まれる部位
に位置させて形成したことにより、ブリーザ孔38の形成
された部位を潤滑油の飛び込みにくい部位とすることが
でき、また、ブリーザ機構36のブリーザ孔38を偏向機構
44の突縁部46に対して潤滑油の流動方向の下流側の部位
に位置させて形成したことにより、ブリーザ孔38の形成
された部位に向かう潤滑油の流動を突縁部46によって偏
向することができる。
このように、変速機2と駆動力分配機4とに夫々要求
する特性の潤滑油を供給することができるため、駆動力
分配機4の入力歯車24及び出力歯車26の油切れによる潤
滑不良の惹起を回避することができ、歯面のピッチング
の原因を解消することができる。また、終減速被動歯車
10が潤滑油を流動させることによる駆動力分配機4の潤
滑油不足を防止することができ、潤滑不良の惹起を回避
し得て、焼付きの原因を解消することができる。これに
より、効率の良い潤滑を行い得て、信頼性を向上するこ
とができる。
する特性の潤滑油を供給することができるため、駆動力
分配機4の入力歯車24及び出力歯車26の油切れによる潤
滑不良の惹起を回避することができ、歯面のピッチング
の原因を解消することができる。また、終減速被動歯車
10が潤滑油を流動させることによる駆動力分配機4の潤
滑油不足を防止することができ、潤滑不良の惹起を回避
し得て、焼付きの原因を解消することができる。これに
より、効率の良い潤滑を行い得て、信頼性を向上するこ
とができる。
また、変速機2と駆動力分配機4とに夫々要求する特
性の潤滑油を別途に供給することができることにより、
潤滑油の流動状態を単純化することができる。このた
め、ブリーザ機構36の配設位置や潤滑対策を容易とし得
て、分配機ケース14内のバリや汚れ等により汚損された
潤滑油が変速機2に還流することもなく、変速機2の性
能への悪影響を排除することができる。
性の潤滑油を別途に供給することができることにより、
潤滑油の流動状態を単純化することができる。このた
め、ブリーザ機構36の配設位置や潤滑対策を容易とし得
て、分配機ケース14内のバリや汚れ等により汚損された
潤滑油が変速機2に還流することもなく、変速機2の性
能への悪影響を排除することができる。
さらに、区画機構30の大径部32と偏向機構44の突縁部
46とによって、ブリーザ孔38の形成された部位を潤滑油
の飛び込みにくい部位とすることができ、また、ブリー
ザ孔38の形成された部位に向かう潤滑油の流動を偏向す
ることができる。このため、分配機ケース14の内部空間
16に装填された潤滑油が、ブリーザ孔38から流出する不
都合を解消することができる。
46とによって、ブリーザ孔38の形成された部位を潤滑油
の飛び込みにくい部位とすることができ、また、ブリー
ザ孔38の形成された部位に向かう潤滑油の流動を偏向す
ることができる。このため、分配機ケース14の内部空間
16に装填された潤滑油が、ブリーザ孔38から流出する不
都合を解消することができる。
なお、この実施例においては、内燃機関の駆動力を自
動的に変換して取り出す変速機を例示したが、内燃機関
の駆動力を手動操作により変換して取り出す変速機にも
実施し得るのは、明らかである。
動的に変換して取り出す変速機を例示したが、内燃機関
の駆動力を手動操作により変換して取り出す変速機にも
実施し得るのは、明らかである。
このように、この発明によれば、変速機の変速機ケー
スの内部空間と駆動力分配機の分配機ケースの内部空間
とを分離区画する区画機構を設けたことにより、変速機
と駆動力分配機とに夫々要求する特性の潤滑油を供給す
ることができる。このため、駆動力分配機の入力歯車及
び出力成車の油切れによる潤滑不良の惹起を回避し得
て、歯面のピッチングの原因を解消し得て、また、終減
速被動歯車が潤滑油を流動させることによる駆動力分配
機の潤滑油不足を防止して潤滑不良の惹起を回避し得
て、焼付きの原因を解消し得て、これにより、効率の良
い潤滑を行い得て信頼性を向上することができる。
スの内部空間と駆動力分配機の分配機ケースの内部空間
とを分離区画する区画機構を設けたことにより、変速機
と駆動力分配機とに夫々要求する特性の潤滑油を供給す
ることができる。このため、駆動力分配機の入力歯車及
び出力成車の油切れによる潤滑不良の惹起を回避し得
て、歯面のピッチングの原因を解消し得て、また、終減
速被動歯車が潤滑油を流動させることによる駆動力分配
機の潤滑油不足を防止して潤滑不良の惹起を回避し得
て、焼付きの原因を解消し得て、これにより、効率の良
い潤滑を行い得て信頼性を向上することができる。
また、変速機と駆動力分配機とに夫々要求する特性の
潤滑油を別途に供給することができることにより、潤滑
油の流動状態を単純化することができる。このため、ブ
リーザ機構の配設位置や潤滑対策を容易とし得て、分配
機ケース内のバリや汚れ等により汚損された潤滑油が変
速機に還流することもなく、変速機の性能への悪影響を
排除することができる。
潤滑油を別途に供給することができることにより、潤滑
油の流動状態を単純化することができる。このため、ブ
リーザ機構の配設位置や潤滑対策を容易とし得て、分配
機ケース内のバリや汚れ等により汚損された潤滑油が変
速機に還流することもなく、変速機の性能への悪影響を
排除することができる。
さらに、ブリーザ孔の形成された部位を潤滑油の飛び
込みにくい部位とすることができ、また、ブリーザ孔の
形成された部位に向かう潤滑油の流動を偏向することが
できる。このため、分配機ケースの内部空間に装填され
た潤滑油が、ブリーザ孔から流出する不都合を解消する
ことができる。
込みにくい部位とすることができ、また、ブリーザ孔の
形成された部位に向かう潤滑油の流動を偏向することが
できる。このため、分配機ケースの内部空間に装填され
た潤滑油が、ブリーザ孔から流出する不都合を解消する
ことができる。
第1〜4図はこの発明の実施例を示し、第1図は変速装
置の駆動力分配機部位の断面図、第2図は駆動力分配機
の要部断面図、第3図は駆動力分配機のブリーザ機構の
要部断面図、第4図は分配機ケース内の潤滑油流動状態
を示す駆動力分配機の要部断面図である。 第5図は、変速装置の従来例を示す一部断面図である。 図において、2は変速機、4は駆動力分配機、6は変速
機ケース、8は内部空間、14は分配機ケース、16は内部
空間、30は区画機構、36はブリーザ機構、44は偏向機構
である。
置の駆動力分配機部位の断面図、第2図は駆動力分配機
の要部断面図、第3図は駆動力分配機のブリーザ機構の
要部断面図、第4図は分配機ケース内の潤滑油流動状態
を示す駆動力分配機の要部断面図である。 第5図は、変速装置の従来例を示す一部断面図である。 図において、2は変速機、4は駆動力分配機、6は変速
機ケース、8は内部空間、14は分配機ケース、16は内部
空間、30は区画機構、36はブリーザ機構、44は偏向機構
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−62462(JP,A) 実開 平1−71265(JP,U) 実開 平2−121660(JP,U) 実開 昭61−182455(JP,U) 実開 平2−22449(JP,U) 実公 昭61−19232(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 57/00 - 57/04 F16H 1/28 - 1/36 F16H 48/00 - 48/20
Claims (1)
- 【請求項1】変速機から取り出される駆動力により前後
車輪のいずれか一方を駆動するとともに前記変速機に一
体的に設けられた駆動力分配機により前記変速機から取
り出される駆動力を分配して前後車輪のいずれか他方を
駆動する自動車の変速装置において、前記変速機の変速
機ケースの内部空間と前記駆動力分配機の分配機ケース
の内部空間とを分離区画する区画機構を設け、この区画
機構は前記駆動力分配機の入力軸の途中に大径部を設
け、この大径部と分配機ケースの内壁との間に円環状の
シール部を設け、前記分配機ケースにはこの分配機ケー
ス内外の圧力差を調整するブリーザ機構を設け、このブ
リーザ機構は前記大径部に近接する部位の前記分配機ケ
ースにこの分配機ケース内外を連通するブリーザ孔を形
成して設け、このブリーザ孔に連結管を嵌装するととも
にこの連結管にブリーザ管の一端側を連通して設け、前
記分配機ケースの内部空間に装填された潤滑油の前記ブ
リーザ機構方向への流動を偏向させる偏向機構を設け、
この偏向機構は前記大径部に近接する部位の前記分配機
ケースの内壁に前記入力軸の軸方向に指向して延長され
るリブ状の突縁部を設け、前記ブリーザ孔は前記大径部
と突縁部とにより囲まれる部位に位置させ且つ前記突縁
部に対して潤滑油の流動方向の下流側の部位に位置させ
て前記分配機ケースに形成して設けたことを特徴とする
自動車の変速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2085136A JP3018380B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 自動車の変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2085136A JP3018380B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 自動車の変速装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03288054A JPH03288054A (ja) | 1991-12-18 |
JP3018380B2 true JP3018380B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=13850239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2085136A Expired - Fee Related JP3018380B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 自動車の変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3018380B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6158303A (en) * | 1997-03-21 | 2000-12-12 | Mazda Motor Corporation | Transfer case for four wheel drive vehicle |
JP2003214530A (ja) * | 2002-01-21 | 2003-07-30 | Nissan Motor Co Ltd | トランスファのブリーザ構造 |
DE102017221833A1 (de) * | 2017-12-04 | 2019-06-06 | Zf Friedrichshafen Ag | Lüftungssystem |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP2085136A patent/JP3018380B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03288054A (ja) | 1991-12-18 |
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