JPH0689839B2 - エクステンシヨンハウジングの潤滑装置 - Google Patents
エクステンシヨンハウジングの潤滑装置Info
- Publication number
- JPH0689839B2 JPH0689839B2 JP58247445A JP24744583A JPH0689839B2 JP H0689839 B2 JPH0689839 B2 JP H0689839B2 JP 58247445 A JP58247445 A JP 58247445A JP 24744583 A JP24744583 A JP 24744583A JP H0689839 B2 JPH0689839 B2 JP H0689839B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- extension housing
- transmission case
- oil passage
- oil
- bearing
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16N—LUBRICATING
- F16N21/00—Conduits; Junctions; Fittings for lubrication apertures
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動変速機のエクステンションハウジング軸
受部に装着されるエクステンションハウジングの潤滑装
置に関するものである。
受部に装着されるエクステンションハウジングの潤滑装
置に関するものである。
(従来の技術) 従来、自動変速機においては、ポンプの吐出圧を軸の軸
心に供給し、潤滑油を軸心に形成された径方向穴を介し
て軸の回転によって遠心油圧として潤滑必要部に供給す
るようにしている。
心に供給し、潤滑油を軸心に形成された径方向穴を介し
て軸の回転によって遠心油圧として潤滑必要部に供給す
るようにしている。
したがって、あらゆる駆動状態に対応させてポンプ容
量、潤滑穴の径の大きさ及び個数等を考慮して潤滑油を
適正に供給するようにしている。
量、潤滑穴の径の大きさ及び個数等を考慮して潤滑油を
適正に供給するようにしている。
また、トランスミッションケースの後方にエクステンシ
ョンハウジングを連結するとともに、出力軸を収容した
ものが知られている。この種のエクステンションハウジ
ングにおいて、出力軸はベアリング、ブッシュ等の支持
手段によって支持される。この場合、該支持手段は自動
変速機の後端部に位置するので、磨耗防止のために潤滑
油を供給する必要がある。
ョンハウジングを連結するとともに、出力軸を収容した
ものが知られている。この種のエクステンションハウジ
ングにおいて、出力軸はベアリング、ブッシュ等の支持
手段によって支持される。この場合、該支持手段は自動
変速機の後端部に位置するので、磨耗防止のために潤滑
油を供給する必要がある。
そこで、前記エクステンションハウジングに油受けを取
り付けるとともに出力軸に径方向穴を形成し、出力軸の
回転に伴う遠心力によって潤滑油を径方向外側に噴出さ
せ、前記油受けによって潤滑油を受けて軸受部に供給す
る方法が考えられる。
り付けるとともに出力軸に径方向穴を形成し、出力軸の
回転に伴う遠心力によって潤滑油を径方向外側に噴出さ
せ、前記油受けによって潤滑油を受けて軸受部に供給す
る方法が考えられる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記従来のエクステンションハウジング
の潤滑装置においては、出力軸の軸心に長い穴を形成す
ることは現有のドリルの構造上の制約があり困難であ
る。また仮に出力軸の軸心に長い穴を形成することがで
きたとしても、例えば、出力軸の支持部に直接軸心から
油を供給すると、油穴の位置、油受けの取付け位置等を
種々変更する必要が生じ、また前記潤滑必要部に供給さ
れる潤滑油の量にアンバランスが生じることがある。
の潤滑装置においては、出力軸の軸心に長い穴を形成す
ることは現有のドリルの構造上の制約があり困難であ
る。また仮に出力軸の軸心に長い穴を形成することがで
きたとしても、例えば、出力軸の支持部に直接軸心から
油を供給すると、油穴の位置、油受けの取付け位置等を
種々変更する必要が生じ、また前記潤滑必要部に供給さ
れる潤滑油の量にアンバランスが生じることがある。
本発明は、前記従来のエクステンションハウジングの潤
滑装置の問題点を解決して、エクステンションハウジン
グに油受け等の部材を配設する必要がなく、しかも潤滑
必要部に供給される潤滑油の量にアンバランスが生じる
ことがなく、出力軸の支持部に一様に潤滑油を供給する
ことができ、かつ、簡単に取り付けることが可能なエク
ステンションハウジングの潤滑装置を提供することを目
的とする。
滑装置の問題点を解決して、エクステンションハウジン
グに油受け等の部材を配設する必要がなく、しかも潤滑
必要部に供給される潤滑油の量にアンバランスが生じる
ことがなく、出力軸の支持部に一様に潤滑油を供給する
ことができ、かつ、簡単に取り付けることが可能なエク
ステンションハウジングの潤滑装置を提供することを目
的とする。
(問題点を解決するための手段) そのために、本発明のエクステンションハウジングの潤
滑装置においては、トランスミッションケースと、該ト
ランスミッションケースに対して互いに端面を当接させ
て連結されたエクステンションハウジングと、前記トラ
ンスミッションケースに締結されたバルブボディとを有
する。
滑装置においては、トランスミッションケースと、該ト
ランスミッションケースに対して互いに端面を当接させ
て連結されたエクステンションハウジングと、前記トラ
ンスミッションケースに締結されたバルブボディとを有
する。
また、前記エクステンションハウジング内に延在するト
ランスミッションの出力軸と、該出力軸にスプライン嵌
合されるとともに、前記エクステンションハウジングの
軸受部に挿通されて軸受支持されたスリーブヨークと、
前記トランスミッションケース内において前記バルブボ
ディから前記トランスミッションケースの端面まで延
び、該端面下方に開口を有する第1油路と、該第1油路
内の開口近傍に配設されたオリフィスと、前記エクステ
ンションハウジング内に延在し、一端が該エクステンシ
ョンハウジングの端面において前記トランスミッション
ケースの開口に連通するとともに、他端が前記軸受部に
おいて開口し、エクステンションハウジングの上方に係
止され、パイプから成る第2油路と、該第2油路の端部
を包囲するとともに前記第1油路の開口との間をシール
する円筒型シールとを有する。
ランスミッションの出力軸と、該出力軸にスプライン嵌
合されるとともに、前記エクステンションハウジングの
軸受部に挿通されて軸受支持されたスリーブヨークと、
前記トランスミッションケース内において前記バルブボ
ディから前記トランスミッションケースの端面まで延
び、該端面下方に開口を有する第1油路と、該第1油路
内の開口近傍に配設されたオリフィスと、前記エクステ
ンションハウジング内に延在し、一端が該エクステンシ
ョンハウジングの端面において前記トランスミッション
ケースの開口に連通するとともに、他端が前記軸受部に
おいて開口し、エクステンションハウジングの上方に係
止され、パイプから成る第2油路と、該第2油路の端部
を包囲するとともに前記第1油路の開口との間をシール
する円筒型シールとを有する。
そして、該円筒型シールは前記トランスミッションケー
ス及びエクステンションハウジングの端面のいずれか一
方に形成された凹部に配設される。
ス及びエクステンションハウジングの端面のいずれか一
方に形成された凹部に配設される。
(作用及び発明の効果) 本発明によれば、前記のようにエクステンションハウジ
ングの潤滑装置においては、トランスミッションケース
と、該トランスミッションケースに対して互いに端面を
当接させて連結されたエクステンションハウジングと、
前記トランスミッションケースに締結されたバルブボデ
ィとを有する。
ングの潤滑装置においては、トランスミッションケース
と、該トランスミッションケースに対して互いに端面を
当接させて連結されたエクステンションハウジングと、
前記トランスミッションケースに締結されたバルブボデ
ィとを有する。
また、前記エクステンションハウジング内に延在するト
ランスミッションの出力軸と、該出力軸にスプライン嵌
合されるとともに、前記エクステンションハウジングの
軸受部に挿通されて軸受支持されたスリーブヨークと、
前記トランスミッションケース内において前記バルブボ
ディから前記トランスミッションケースの端面まで延
び、該端面下方に開口を有する第1油路と、該第1油路
内の開口近傍に配設されたオリフィスと、前記エクステ
ンションハウジング内に延在し、一端が該エクステンシ
ョンハウジングの端面において前記トランスミッション
ケースの開口に連通するとともに、他端が前記軸受部に
おいて開口し、エクステンションハウジングの上方に係
止され、パイプから成る第2油路と、該第2油路の端部
を包囲するとともに前記第1油路の開口との間をシール
する円筒型シールとを有する。
ランスミッションの出力軸と、該出力軸にスプライン嵌
合されるとともに、前記エクステンションハウジングの
軸受部に挿通されて軸受支持されたスリーブヨークと、
前記トランスミッションケース内において前記バルブボ
ディから前記トランスミッションケースの端面まで延
び、該端面下方に開口を有する第1油路と、該第1油路
内の開口近傍に配設されたオリフィスと、前記エクステ
ンションハウジング内に延在し、一端が該エクステンシ
ョンハウジングの端面において前記トランスミッション
ケースの開口に連通するとともに、他端が前記軸受部に
おいて開口し、エクステンションハウジングの上方に係
止され、パイプから成る第2油路と、該第2油路の端部
を包囲するとともに前記第1油路の開口との間をシール
する円筒型シールとを有する。
したがって、前記バルブボディからトランスミッション
内に向けて供給される潤滑油の量を適正に確保しなが
ら、エクステンションハウジングの軸受部の潤滑を適正
に行うことができる。しかも、バルブボディから軸受部
までの距離を比較的短くすることができ、簡単な構造に
よって軸受部に潤滑油を強制的に供給することができ
る。
内に向けて供給される潤滑油の量を適正に確保しなが
ら、エクステンションハウジングの軸受部の潤滑を適正
に行うことができる。しかも、バルブボディから軸受部
までの距離を比較的短くすることができ、簡単な構造に
よって軸受部に潤滑油を強制的に供給することができ
る。
そして、前記円筒型シールは前記トランスミッションケ
ース及びエクステンションハウジングの端面のいずれか
一方に形成された凹部に配設される。
ース及びエクステンションハウジングの端面のいずれか
一方に形成された凹部に配設される。
したがって、円筒型シールの位置決めを確実に行うこと
ができ、該円筒型シールのシール性を向上させることが
できるとともに、トランスミッション内に向けて供給さ
れる潤滑油の量を適正に確保しながら、エクステンショ
ンハウジングの軸受部の潤滑を適正に行うことができ
る。
ができ、該円筒型シールのシール性を向上させることが
できるとともに、トランスミッション内に向けて供給さ
れる潤滑油の量を適正に確保しながら、エクステンショ
ンハウジングの軸受部の潤滑を適正に行うことができ
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
に説明する。
本発明のエクステンションハウジングの潤滑装置1は、
トランスミッションケース22、該トランスミッションケ
ース22の下面に締結されたバルブボディ23、前記トラン
スミッションケース22に連結したエクステンションハウ
ジング(以下ハウジングと略す)4、該ハウジング4内
の出力軸3からなるオーバードライブ(OD)含む前進4
段後進1段の車両用自動変速機2に組付けられている。
トランスミッションケース22、該トランスミッションケ
ース22の下面に締結されたバルブボディ23、前記トラン
スミッションケース22に連結したエクステンションハウ
ジング(以下ハウジングと略す)4、該ハウジング4内
の出力軸3からなるオーバードライブ(OD)含む前進4
段後進1段の車両用自動変速機2に組付けられている。
エクステンションハウジングの潤滑装置1は、前記トラ
ンスミッションケース22内に設けられ、バルブボディ23
よりライン圧を油室11を介して後記する変速装置21の油
圧サーボ(図示しない)へ供給するライン圧発生油路1
2、該ライン圧発生油路12においてバルブボディ23と油
室11との間を分岐するようトランスミッションケース22
の壁面22aにドリル加工または鋳抜きによって形成され
た軸受潤滑油取出油路13とから成る第1油路と、該軸受
潤滑油取出油路13内に装着され、絞り作用によって流量
を制御する絞りであるオリフィス14と、前記軸受潤滑油
取出油路13の潤滑油の洩れを防止し、トランスミッショ
ンケース22とハウジング4との接合面10のハウジング4
に設けられたシール座15に挿入された円筒のシールであ
るパッキン16とを有する連結部17を一方端18Aで嵌着さ
れており、軸受部5に開口した他方端18Bを形成し、前
記ハウジング4内の後記する出力軸および該出力軸に取
り付けられたガバナ弁または電子式車速センサを迂回
し、湾曲して配設されたパイプ18から成る第2油路とか
ら成り、後記するエクステンションハウジングの軸受部
5に安定した潤滑油量を供給している。
ンスミッションケース22内に設けられ、バルブボディ23
よりライン圧を油室11を介して後記する変速装置21の油
圧サーボ(図示しない)へ供給するライン圧発生油路1
2、該ライン圧発生油路12においてバルブボディ23と油
室11との間を分岐するようトランスミッションケース22
の壁面22aにドリル加工または鋳抜きによって形成され
た軸受潤滑油取出油路13とから成る第1油路と、該軸受
潤滑油取出油路13内に装着され、絞り作用によって流量
を制御する絞りであるオリフィス14と、前記軸受潤滑油
取出油路13の潤滑油の洩れを防止し、トランスミッショ
ンケース22とハウジング4との接合面10のハウジング4
に設けられたシール座15に挿入された円筒のシールであ
るパッキン16とを有する連結部17を一方端18Aで嵌着さ
れており、軸受部5に開口した他方端18Bを形成し、前
記ハウジング4内の後記する出力軸および該出力軸に取
り付けられたガバナ弁または電子式車速センサを迂回
し、湾曲して配設されたパイプ18から成る第2油路とか
ら成り、後記するエクステンションハウジングの軸受部
5に安定した潤滑油量を供給している。
車両用自動変速機2は、トルクコンバータ、オーバード
ライブ(OD)装置、自動変速機の入力軸を内蔵したトル
クコンバータハウジング(図示しない)と、前記入力軸
と連結した中間軸20、遊星歯車変速機構、クラッチおよ
びブレーキを備えた前進3段後進1段の変速装置21を内
蔵したトランスミッションケース22と、該トランスミッ
ションケース22下面に締結され、これら種々の機能を持
つ弁類を納め、変速信号によって油路を切換えるシフト
弁、変速信号を出すスロットル弁、油圧の発生源である
油ポンプを有する油圧制御装置24のバルブボディ23、前
記油圧制御装置24を内蔵するオイルパン25と、トランス
ミッションケース22の後端に図示しないボルトにより連
結され、前記中間軸20と連結した出力軸3、該出力軸3
に取付けられ図示しないリードスイッチによりON、OFF
される電子式車速センサ27a、または出力軸3に取付け
られ、出力軸3の回転数すなわち車速に対応したガバナ
圧を作るガバナ弁27bを内蔵するハウジング4と、前記
出力軸3とスプライン嵌合して配され軸受26を介して前
記ハウジング4の軸受部5に支持されたスリーブヨーク
28とを備える。
ライブ(OD)装置、自動変速機の入力軸を内蔵したトル
クコンバータハウジング(図示しない)と、前記入力軸
と連結した中間軸20、遊星歯車変速機構、クラッチおよ
びブレーキを備えた前進3段後進1段の変速装置21を内
蔵したトランスミッションケース22と、該トランスミッ
ションケース22下面に締結され、これら種々の機能を持
つ弁類を納め、変速信号によって油路を切換えるシフト
弁、変速信号を出すスロットル弁、油圧の発生源である
油ポンプを有する油圧制御装置24のバルブボディ23、前
記油圧制御装置24を内蔵するオイルパン25と、トランス
ミッションケース22の後端に図示しないボルトにより連
結され、前記中間軸20と連結した出力軸3、該出力軸3
に取付けられ図示しないリードスイッチによりON、OFF
される電子式車速センサ27a、または出力軸3に取付け
られ、出力軸3の回転数すなわち車速に対応したガバナ
圧を作るガバナ弁27bを内蔵するハウジング4と、前記
出力軸3とスプライン嵌合して配され軸受26を介して前
記ハウジング4の軸受部5に支持されたスリーブヨーク
28とを備える。
前記ハウジング4の軸受部5は、図示下部の軸受部5を
図示左方に突出した樋状部材51の先端内周側52に取付け
られた油溜堰53、前記軸受26、スリーブヨーク28、油溜
堰53に囲まれた油溜54を設けており、図示右方へ突出し
た突出部55の内周側56には外部からの出力軸3への異物
の侵入および潤滑油の洩れを防ぐオイルシール57を装着
し、外周側58にはオイルシール57への外部からの異物の
侵入を防ぐダストカバー59を装着している。また軸受部
5の図示上部には油路穴59Aを形成し、軸受26には油穴2
6Aを形成している。
図示左方に突出した樋状部材51の先端内周側52に取付け
られた油溜堰53、前記軸受26、スリーブヨーク28、油溜
堰53に囲まれた油溜54を設けており、図示右方へ突出し
た突出部55の内周側56には外部からの出力軸3への異物
の侵入および潤滑油の洩れを防ぐオイルシール57を装着
し、外周側58にはオイルシール57への外部からの異物の
侵入を防ぐダストカバー59を装着している。また軸受部
5の図示上部には油路穴59Aを形成し、軸受26には油穴2
6Aを形成している。
この構成においてライン圧発生油路12内の作動油(潤滑
油)は、オリフィス14によって油量を制御されながら軸
受潤滑油取出油路13を通ってパイプ18(第2油路)に入
る。さらに潤滑油はパイプ18の他方端18Bより噴出し軸
受部5へ供給され、油路穴59Aを介してオイルシール5
7、軸受26を潤滑し、さらにオイルシール57、軸受26を
潤滑した潤滑油はスリーブヨーク28、出力軸3を潤滑し
て油溜54へ供給される。またパイプ18は電子式車速セン
サ27aの外周に配設されているのでパイプ18に穴を設
け、該穴を介してスピードメータドライブギア(図示せ
ず)を潤滑することも可能である。これによって出力軸
3が円滑に回転し、出力軸3を駆動するエンジン出力の
ロスを押え、エンジン燃料の消費を低減できる。
油)は、オリフィス14によって油量を制御されながら軸
受潤滑油取出油路13を通ってパイプ18(第2油路)に入
る。さらに潤滑油はパイプ18の他方端18Bより噴出し軸
受部5へ供給され、油路穴59Aを介してオイルシール5
7、軸受26を潤滑し、さらにオイルシール57、軸受26を
潤滑した潤滑油はスリーブヨーク28、出力軸3を潤滑し
て油溜54へ供給される。またパイプ18は電子式車速セン
サ27aの外周に配設されているのでパイプ18に穴を設
け、該穴を介してスピードメータドライブギア(図示せ
ず)を潤滑することも可能である。これによって出力軸
3が円滑に回転し、出力軸3を駆動するエンジン出力の
ロスを押え、エンジン燃料の消費を低減できる。
本実施例ではライン圧発生油路12の途中にドリル加工ま
たは鋳抜きにより軸受潤滑油取出油路13を形成したが、
バルブボディ23にドリル加工または鋳抜きにより軸受潤
滑油取出油路13を形成しても良い。
たは鋳抜きにより軸受潤滑油取出油路13を形成したが、
バルブボディ23にドリル加工または鋳抜きにより軸受潤
滑油取出油路13を形成しても良い。
第1図は本発明のエクステンションハウジングの潤滑装
置の一実施例を示す断面図、第2図は本発明のエクステ
ンションハウジングの潤滑装置の正面図、第3図は本発
明のエクステンションハウジングの潤滑装置の軸受潤滑
油路を示したものである。 図中 1……エクステンションハウジングの潤滑装置、
2……車両用自動変速機、3……出力軸、4……エクス
テンションハウジング、5……軸受部、10……接合面、
12……ライン圧発生油路、13……軸受潤滑油取出油路、
14……オリフィス、15……シール座、16……パッキン、
18……パイプ、22……トランスミッションケース、23…
…バルブボディ、24……油圧制御装置、26……軸受、28
……スリーブヨーク
置の一実施例を示す断面図、第2図は本発明のエクステ
ンションハウジングの潤滑装置の正面図、第3図は本発
明のエクステンションハウジングの潤滑装置の軸受潤滑
油路を示したものである。 図中 1……エクステンションハウジングの潤滑装置、
2……車両用自動変速機、3……出力軸、4……エクス
テンションハウジング、5……軸受部、10……接合面、
12……ライン圧発生油路、13……軸受潤滑油取出油路、
14……オリフィス、15……シール座、16……パッキン、
18……パイプ、22……トランスミッションケース、23…
…バルブボディ、24……油圧制御装置、26……軸受、28
……スリーブヨーク
フロントページの続き (72)発明者 久保 政徳 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−190960(JP,U) 実開 昭57−40762(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】トランスミッションケースと、該トランス
ミッションケースに対して互いに端面を当接させて連結
されたエクステンションハウジングと、前記トランスミ
ッションケースに締結されたバルブボディと、前記エク
ステンションハウジング内に延在するトランスミッショ
ンの出力軸と、該出力軸にスプライン嵌合されるととも
に、前記エクステンションハウジングの軸受部に挿通さ
れて軸受支持されたスリーブヨークと、前記トランスミ
ッションケース内において前記バルブボディから前記ト
ランスミッションケースの端面まで延び、該端面下方に
開口を有する第1油路と、該第1油路内の開口近傍に配
設されたオリフィスと、前記エクステンションハウジン
グ内に延在し、一端が該エクステンションハウジングの
端面において前記トランスミッションケースの開口に連
通するとともに、他端が前記軸受部において開口し、エ
クステンションハウジングの上方に係止され、パイプか
ら成る第2油路と、該第2油路の端部を包囲するととも
に前記第1油路の開口との間をシールする円筒型シール
とを有し、該円筒型シールは前記トランスミッションケ
ース及びエクステンションハウジングの端面のいずれか
一方に形成された凹部に配設されたことを特徴とするエ
クステンションハウジングの潤滑装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58247445A JPH0689839B2 (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | エクステンシヨンハウジングの潤滑装置 |
US06/683,616 US4621710A (en) | 1983-12-27 | 1984-12-19 | Bearing lubrication system for extension housing of vehicular transmission |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58247445A JPH0689839B2 (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | エクステンシヨンハウジングの潤滑装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60139973A JPS60139973A (ja) | 1985-07-24 |
JPH0689839B2 true JPH0689839B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=17163547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58247445A Expired - Fee Related JPH0689839B2 (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | エクステンシヨンハウジングの潤滑装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0689839B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0743521Y2 (ja) * | 1986-02-05 | 1995-10-09 | 栃木富士産業株式会社 | 動力伝達装置の潤滑油供給機構 |
JPS62128271U (ja) * | 1986-02-05 | 1987-08-14 | ||
JP2006300122A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Toyota Motor Corp | 油路構造 |
JP4895273B2 (ja) * | 2006-08-14 | 2012-03-14 | ナブテスコ株式会社 | 減速機 |
JP4730408B2 (ja) * | 2008-07-18 | 2011-07-20 | マツダ株式会社 | 自動変速機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS602375Y2 (ja) * | 1980-08-20 | 1985-01-23 | トヨタ自動車株式会社 | 歯車変速機の潤滑機構 |
JPS6330845Y2 (ja) * | 1981-05-29 | 1988-08-17 |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP58247445A patent/JPH0689839B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS60139973A (ja) | 1985-07-24 |
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