JP2003021227A - 無段変速機における潤滑構造 - Google Patents

無段変速機における潤滑構造

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JP2003021227A
JP2003021227A JP2001210014A JP2001210014A JP2003021227A JP 2003021227 A JP2003021227 A JP 2003021227A JP 2001210014 A JP2001210014 A JP 2001210014A JP 2001210014 A JP2001210014 A JP 2001210014A JP 2003021227 A JP2003021227 A JP 2003021227A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コントロールバルブから出力される潤滑油のミ
ッションケースからコンバータハウジングへの受け渡し
部がレイアウト上の制約を受けることがないと共に、デ
ィファレンシャルギヤへの潤滑を他の第3軸等への潤滑
経路から切り離して潤滑バランスを安定させることがで
きる無段変速機の潤滑構造を提供する。 【解決手段】コントロールバルブ70から出力される潤
滑油をミッションケース11a内で、L字状貫通油路7
4、第3軸103及び第4軸104を支承する中間壁7
3に沿うパイプ75を通じて第3軸103の上方まで案
内し、貫通油路76を介してコンバータハウジング11
bとの合わせ面に形成された潤滑油受け渡し部71Bま
で案内する。コンバータハウジング11cでは、潤滑油
受け渡し部71Bに連通する貫通油路82に受け渡され
た潤滑油を連結パイプ83を通じて分岐油路84に供給
し、第2軸102及び第3軸103に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無段変速機におけ
る第2軸及び第3軸の潤滑を行う無段変速機における潤
滑構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無段変速機における潤滑構造とし
ては、例えば特開平8−28666号公報に記載されて
いるものが知られている。この従来例には、第2軸とな
るセカンダリプーリシャフトの右端側に供給される油を
セカンダリプーリシャフト内を通じて油圧補正室に供給
すると共に、下部に形成した油溜まりを形成するリブに
供給してアウトプットギヤの潤滑を行うようにしてい
る。
【0003】ところで、上記従来例では、第3軸となる
リダクションシャフトへの油供給系統については説明さ
れていないが、この第3軸への油供給系統としては、図
8及び図9に示すように、ミッションケース110の下
面側に配設されたコントロールバルブ111から出力さ
れる潤滑油が油路112を通じてディファレンシャルギ
ヤ113の出力軸となる第4軸104の下方位置の受け
渡し部114でコンバータハウジング115側に受け渡
され、このコンバータハウジング115内にディファレ
ンシャルギヤ113を囲むようにコ字状に配設されたパ
イプ116によって第3軸103となるリダクションシ
ャフト117の右端及び第4軸104の中間位置に供給
され、このパイプ116から分岐油路118を通じて第
3軸103及びディファレンシャルギヤ113のベアリ
ング119に夫々供給されている。
【0004】また、コンバータハウジング115内に配
設されたパイプ116における第4軸104の上方に対
応する位置にオリフィスを形成して、図9に示すよう
に、パイプ116に穿設した噴射孔120からディファ
レンシャルギヤ113のピニオンに対して潤滑油を噴射
するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、コントロールバルブ111から出力さ
れる潤滑油のミッションケース110からコンバータハ
ウジング115への受け渡し部114が第4軸104よ
り下側に形成されているので、第1軸101及び第4軸
104間の距離が短い場合に、ミッションケース110
とコンバータハウジング115への潤滑油受け渡し部1
14がディファレンシャルギヤ113のサイズやコント
ロールバルブ111のサイズにより、レイアウト上の制
約を受け、設計の自由度が少ないという未解決の課題が
ある。
【0006】また、コンバータハウジング115内に配
設したパイプ116にオリフィスを形成して、ディファ
レンシャルギヤ113のピニオンに対して潤滑油を噴射
するようにしているため、他の潤滑箇所の潤滑バランス
が安定しないという未解決の課題もある。そこで、本発
明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたも
のであり、コントロールバルブから出力される潤滑油の
ミッションケースからコンバータハウジングへの受け渡
し部がレイアウト上の制約を受けることがないと共に、
ディファレンシャルギヤへの潤滑を他の第3軸等への潤
滑経路から切り離して潤滑バランスを安定させることが
できる無段変速機の潤滑構造を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る無段変速機の潤滑構造は、互いに結
合するミッションケース及びコンバータハウジングに、
回転駆動源からの動力が伝達されると共に、駆動プーリ
を形成された第1軸と、前記第1軸と平行に配設され、
前記駆動プーリとVベルトを介して連結された従動プー
リを形成した第2軸と、前記第2軸に動力伝達手段を介
して連結された第3軸と、該第3軸にディファレンシャ
ルリングギヤを介して連結されたディファレンシャルギ
ヤを形成した第4軸とを支承した無段変速機において、
前記ミッションケースには、前記コンバータハウジング
との結合面端部側に前記第3軸及び第4軸を回転自在に
支承する中間壁を設けると共に、当該中間壁と前記ディ
ファレンシャルリングギヤとの間隙部に、一端が当該ミ
ッションケースに配設されたコントロールバルブの潤滑
油出口に連通し、他端が前記ディファレンシャルリング
ギヤの最外周範囲外に延長する潤滑油路を形成し、前記
コンバータハウジングとの合わせ面に前記潤滑油路に連
通する潤滑油受け渡し部を形成し、前記コンバータハウ
ジングに、前記潤滑油受け渡し部に連通すると共に、前
記第2軸及び第3軸の潤滑油路に連通する潤滑油路を形
成したことを特徴としている。
【0008】この請求項1に係る発明では、コントロー
ルバルブの潤滑油出口から出力される潤滑油が潤滑油路
によってディファレンシャルギヤの最外周範囲外まで中
間壁に沿って案内され、この潤滑油路の他端側でコンバ
ータハウジングとの合わせ面に形成された潤滑油受け渡
し部によってコンバータハウジング側に受け渡されるの
で、この潤滑油受け渡し部がディファレンシャルギヤの
サイズやコントロールバルブのサイズに影響されること
がなく、設計の自由度を格段に向上させることができる
と共に、ディファレンシャルギヤ近傍に潤滑油受け渡し
部を設ける必要がないので、ディファレンシャルギヤを
ケース体の底部側に配設することが可能となり、ケース
体下部に溜まる潤滑油にどぶ漬け状態として、別途潤滑
油を供給する必要がなくなる。
【0009】また、請求項2に係る無段変速機の潤滑構
造は、請求項1に係る発明において、前記ミッションケ
ースの潤滑油路は、前記中間壁を貫通し、一端がコント
ロールバルブの潤滑油出口に連通して前記中間壁を貫通
する貫通油路と、該貫通油路と連通し、前記中間壁に沿
うと共に、第1軸及び第4軸間の空隙部と、第3軸及び
第4軸間の空隙部と、第3軸及び第2軸の外側とを通っ
て配設されたパイプと、該パイプに連通されて前記中間
壁を通って潤滑油受け渡し部に連通する貫通油路とで構
成されていることを特徴としている。
【0010】この請求項2に係る発明では、コントロー
ルバルブの潤滑油出口から出力される潤滑油が、貫通油
路及びパイプを通じて第3軸より上方側に案内され、さ
らに貫通油路を介してコンバータハウジングとの合わせ
面に形成された潤滑油受け渡し部に案内されてコンバー
タハウジング側に受け渡されることになり、パイプによ
ってコントロールバルブから受け渡し部までの潤滑経路
を自由に設定することができる。
【0011】さらに、請求項3に係る無段変速機の潤滑
構造は、請求項1又は2に係る発明において、前記コン
バータハウジングの潤滑油路は、一端がミッションケー
スに形成された潤滑油路受け渡し部に連通し、他端がコ
ンバータハウジング内を貫通して第2軸及び第3軸の支
承部中間位置まで延長する貫通油路と、該貫通油路に連
通するパイプと、該パイプに連通して第2軸及び第3軸
の潤滑油路に夫々連通する分配油路とで構成されている
ことを特徴としている。
【0012】この請求項3に係る発明では、ミッション
ケースから受け渡された潤滑油が貫通油路で第2軸及び
第3軸の中間部まで案内され、次いで、パイプ及び分配
油路を介して第2軸及び第3軸に案内されるので、潤滑
油受け渡し部から第2軸及び第3軸までの潤滑経路を自
由に設定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
について説明する。図1は本発明の一実施形態を示すV
ベルト式無段変速機の概略正面図、図2及び図3は図1
の右側面図及び左側面図である。Vベルト式無段変速機
は、図1で見て中央部のミッションケース11aと、そ
の左端側に装着されたコンバータハウジング11bと、
ミッションケース11aの右端側に装着されたサイドカ
バー11cとを備えている。
【0014】コンバータハウジング11b内には、図7
に示すように、回転駆動源としてのエンジン10の出力
軸10aに連結されるトルクコンバータ12が配設され
ている。このトルクコンバータ12は、ロックアップ機
構が付加されており、ロックアップ油室12aの油圧を
制御することにより、入力側のポンプインペラー12b
と出力側のタービンランナー12cとを機械的に締結す
る締結状態と、ポンプインペラー12bとタービンラン
ナー12cとを切り離した解除状態とを選択することが
可能できる。そして、トルクコンバータ12のタービン
ランナー12cは一端かコンバータハウジング11b
に、他端がミッションケース11aに夫々回転自在に支
持された出力軸13に連結されている。
【0015】この出力軸13はミッションケース11a
内で前後進切換機構15と連結され、この前後進切換機
構15は、遊星歯車機構17、前進用クラッチ40及び
後進用ブレーキ50を有している。遊星歯車機構17
は、サンギヤ19と、ピニオンギヤ21を有するピニオ
ンキャリア25と、インターナルギヤ27とから構成さ
れている。ここで、サンギヤ19は常に出力軸13と一
体に回転するように連結されている。また、ピニオンギ
ヤ21はサンギヤ19とインターナルギヤ27との双方
に噛合している。
【0016】そして、ピニオンキャリア25は前進用ク
ラッチ40によって出力軸13と連結可能であり、イン
ターナルギヤ27は後進用ブレーキ50によってミッシ
ョンケース11aに対して固定可能である。ピニオンキ
ャリア25は出力軸13のトルクコンバータハウジング
側に同軸的に配置され、一端がミッションケース11a
に、他端がサイドカバー11cに夫々回転自在に支持さ
れた駆動軸14と連結され、この駆動軸14には駆動プ
ーリ16が設けられている。ここで、出力軸13及び駆
動軸14が第1軸101に対応している。
【0017】駆動プーリ16は、駆動軸14と一体に回
転する固定円錐板18と、固定円錐板18に対向配置さ
れてV字状プーリ溝を形成すると共に、駆動プーリシリ
ンダ室20に作用する油圧によって駆動軸14の軸方向
に移動可能である可動円錐板22とから構成されてい
る。この駆動プーリ16はVベルト24を介して従動プ
ーリ26と伝動可能に連結されている。
【0018】従動プーリ26は、一端がミッションケー
ス11aにベーリング27aで回転自在に支持され、他
端がサイドカバー11cにベアリング27bで回転自在
に支持された第2軸102となる従動軸28上に設けら
れている。従動プーリ26は、一端がミッションケース
11aに、他端がサイドカバー11cに夫々回転自在に
支持された従動軸28と一体に回転する固定円錐板30
と、固定円錐板30に対向配置されてV字状プーリ溝を
形成すると共に、従動プーリシリンダ室32に作用する
油圧によって従動軸28の軸方向に移動可能である可動
円錐板34とから構成されている。なお、33は従動プ
ーリシリンダ室32にピストン32aを挟んで対向して
形成された圧力補正室であって、後述するように従動軸
28に形成された中心潤滑油路28aを介して作動油が
供給され、従動プーリ26の回転に伴って従動プーリシ
リンダ室32の作動油に発生する遠心力による油圧の上
昇を打ち消すように、遠心力による油圧を発生させる。
【0019】これら駆動プーリ16、Vベルト24、従
動プーリ26によりVベルト式無段変速機構29が構成
されている。従動軸28にはトルクコンバータハウジン
グ11b内で駆動ギヤ46が固着されており、この駆動
ギヤ46は一端がミッションケース11aに、他端がト
ルクコンバータハウジング11bに夫々回転自在に支持
された第3軸103としてのアイドラ軸52上に固定さ
れたアイドラギヤ48と噛合している。アイドラ軸52
に設けられたピニオンギヤ54はディファレンシャルリ
ングギヤ44と常に噛合している。ディファレンシャル
リングギヤ44には、ディファレンシャルギヤ56を構
成する一対のピニオンギヤ58及び60と一対のサイド
ギヤ62及び64が噛合しており、サイドギヤ62及び
64は夫々第4軸104を構成する出力軸66及び68
と連結されている。
【0020】上記のような動力伝達機構にエンジン10
の出力軸10aから入力された回転力は、トルクコンバ
ータ12及び出力軸13を介して前後進切換機構15に
伝達され、前進用クラッチ40が締結されると共に、後
進用ブレーキ50が解放されている場合には一体回転状
態となっている遊星歯車機構17を介して出力軸13の
回転力が同じ回転方向のまま駆動軸14に伝達され、一
方前進用クラッチ40が解放されると共に、後進用ブレ
ーキ50が締結されている場合には遊星歯車機構17の
作用により回転軸13の回転力は回転方向が逆になった
状態で駆動軸14に伝達される。
【0021】駆動軸14の回転力は駆動プーリ16、V
ベルト24、従動プーリ26、従動軸28、駆動ギヤ4
6、アイドラギヤ48、アイドラ軸52、ピニオンギヤ
54及びディファレンシャルリングギヤ44を介してデ
ィファレンシャルギヤ54に伝達され、第4軸としての
出力軸66及び68が前進方向又は後進方向に回転す
る。なお、前進用クラッチ40及び後進用ブレーキ50
の両方が解放されている場合には動力伝達機構は中立状
態となる。
【0022】上記のような動力伝達の際に、駆動プーリ
16の可動円錐板22及び従動プーリ26の可動円錐板
34を軸方向に移動させてVベルト24との接触位置半
径を変更することにより、駆動プーリ16と従動プーリ
26との回転比を変更することができる。例えば駆動プ
ーリ16のV字状プーリ溝の幅を拡大すると共に、従動
プーリ26のV字状プーリ溝の幅を縮小すれば、駆動プ
ーリ16側のVベルト24の接触位置半径は小さくな
り、従動プーリ26側のVベルトの接触位置半径は大き
くなり、結局大きな変速比が得られることになる。可動
円錐板22及び34の逆方向に移動させれば、上記と全
く逆に変速比は小さくなる。
【0023】そして、第1軸101〜第4軸104が、
図4で明らかなように、第1軸101がミッションケー
ス11aの右半部の上下方向の略中央部に配設され、第
2軸102が第1軸101に対して左上方部となる左半
部上部に配設され、第3軸103が第2軸の左下部に配
設され、第4軸104が第3軸103の右下部で第1軸
101の左下部となる左半部の下部に配設され、さらに
ミッションケース11aの右半部における下部に図6に
示すトルクコンバータ12の出力軸13に配設されたオ
イルポンプ51から作動油が供給されるコントロールバ
ルブ70が配設されている。
【0024】このコントロールバルブ70の潤滑油出力
口70aから出力される潤滑油がミッションケース側潤
滑油路71A、コンバータハウジング11bとの合わせ
面に形成された潤滑油受け渡し部71B及びコンバータ
ハウジング側潤滑油路72を通じて第2軸101及び第
3軸103に供給されている。ミッションケース11a
には、図6に示すように、コンバータハウジング11b
との合わせ面に近い位置に合わせ面と平行に中間壁73
が形成され、この中間壁73にディファレンシャルギヤ
56のケース57を支承するベアリング59を支持する
と共に、第2軸となるアイドラ軸52を支承する後述す
るベアリング88を支持している。
【0025】ミッションケース側潤滑油路71Aは、図
4及び図7に示すように、コントロールバルブ70の潤
滑油出力口70aに連結されたミッションケース11a
内に穿設したL字状貫通油路74と、このL字状貫通油
路74の他端に連結されて中間壁73に沿って配設され
た潤滑油路としてのパイプ75と、このパイプ75の他
端に連通された中間壁73を貫通してコンバータハウジ
ング11bとの合わせ面に形成した潤滑油受け渡し部7
1Bに潤滑油を供給する傾斜貫通油路76とで構成され
ている。
【0026】L字状油路74は、一端がコントロールバ
ルブ70の潤滑油出力口70aに連通され、他端が図4
に示すようにミッションケース11aの中間壁73を貫
通してコンバータハウジング11b側のディファレンシ
ャルギヤ56を収納する空間部77における第1軸10
1及び第4軸104の中間部に開口されている。パイプ
75は、図4で特に明らかなように、中間壁73のコン
バータハウジング11b側の表面とピニオンギヤ44及
びディファレンシャルリングギヤ44の側面との間隙7
7内を第1軸101及び第4軸104間と第3軸103
及び第4軸104間とを通り、第3軸103の外側を略
コ字状に巡って第3軸103の上方における第2軸10
2及び第3軸103の中間部まで延長されている。
【0027】傾斜貫通油路76は、図6で特に明らかな
ように、ミッションケース11aの空間部77からコン
バータハウジング11bとの合わせ面まで右上がりに傾
斜延長されて、潤滑油受け渡し部71Bに連通してい
る。また、コンバータハウジング側油路73は、図6で
特に明らかなように、ミッションケース11aとの合わ
せ面にミッションケース11a側の潤滑油受け渡し部7
1Bと連通して開口され、他端がコンバータハウジング
11b内を通って第2軸102及び第3軸103を外側
で支持するベアリング80及び81間に右下がりに傾斜
延長する貫通油路82と、この貫通油路82に連通して
軸方向右方に延長する連結パイプ83と、この連結パイ
プ83に連結された第2軸102及び第3軸103に潤
滑油を分岐する分岐油路84とで構成されている。
【0028】ここで、分岐油路84は、コンバータハウ
ジング11bの右端側に比較的急峻な左上がりに形成さ
れ、一端が第2軸102となる従動軸28に形成された
中心潤滑油路28aに対向する位置に配設された潤滑油
供給部85まで延長され、他端が第3軸103となるア
イドラ軸52に形成された中心潤滑油路52aに対向す
る位置に配設された潤滑油供給部86まで延長されてい
る。
【0029】そして、潤滑油供給部85に供給された潤
滑油が第2軸102となる従動軸28に形成された中心
潤滑油路28aと、これに連通する半径方向の油路28
b及び28cとを通ってベアリング27a及び従動プー
リ26の油圧補正室33に供給され、潤滑油供給部86
に供給された潤滑油がアイドラ軸52をコンバータハウ
ジング11b側で支持するベアリング87に直接供給さ
れると共に、アイドラ軸52を中間壁71上で支持する
ベアリング88にはアイドラ軸52の中心潤滑油路52
aを通って供給される。
【0030】次に、上記実施形態の動作を説明する。
今、エンジン10が停止状態であって、且つシフトレバ
ーでパーキングレンジ(Pレンジ)を選択した駐車状態
にあるものとする。この駐車状態では、Vベルト式無段
変速機構29が図7に示すように、Vベルト24の駆動
プーリ16側の接触位置半径が最小で、従動プーリ26
側の接触位置半径が最大となった最大変速比となる変速
位置にある。
【0031】この駐車状態からイグニッションスイッチ
をオン状態としてエンジン10を始動させてアイドリン
グ状態とすると、これに応じてトルクコンバータ12の
出力軸13に連結されたオイルポンプ51が回転駆動さ
れることにより、このオイルポンプ51から吐出される
作動油がミッションケース11aの下部に配設されたコ
ントロールバルブ70に供給される。このコントロール
バルブ70では、オイルポンプ51から供給される作動
油がプレッシャーレギュレータバルブPRに供給され
て、駆動プーリ16及び従動プーリ26の溝幅を変更す
る際に必要とするプーリ制御圧を形成するプレッシャー
レギュレータバルブ、前進用クラッチ40を制御するク
ラッチレギュレータバルブ等の作動バルブに供給され、
最後に潤滑油として潤滑油出口70aから出力される。
【0032】この潤滑油出口70aから出力された潤滑
油は、ミッションケース側潤滑油路71Aを構成するL
字状油路74によって中間壁73を通ってコンバータハ
ウジング11b側の空間部77に案内され、このL字状
油路74からパイプ75に受け渡されて、第1軸101
及び第4軸104間、第3軸103及び第4軸104間
を通り、第3軸103の外側を略コ字状に巡って第3軸
103の上方の第2軸102との中間付近に案内され、
このパイプ75から中間壁73を貫通する傾斜貫通油路
76を介してコンバータハウジング11bとの合わせ面
に形成された潤滑油受け渡し部71Bまで供給される。
【0033】この潤滑油受け渡し部71Bで、コンバー
タハウジング側潤滑油路73の貫通油路82に受け渡さ
れてコンバータハウジング11bの右端側に案内され、
ここで連結パイプ83を介して分岐油路84に受け渡さ
れる。この分岐油路84では、分岐した潤滑油の一方を
第2軸102となる従動軸28の端部に対向する潤滑油
供給部85に供給して、従動軸28に形成した中心潤滑
油路28aを介し、さらに油路28bを介して反対側の
ベアリング27aに滴下すると共に、油路28cを介し
て従動プーリ26の従動プーリシリンダ室32と対向す
る油圧補正室33に供給されて、従動プーリ26の回転
に伴う遠心力によってシリンダ室32で発生する油圧上
昇を打ち消す油圧を発生させる。
【0034】分岐油路84で分岐した潤滑油の他方は、
第3軸となるアイドラ軸52の端部に対向する潤滑油供
給部86に供給され、この潤滑油供給部86からアイド
ラ軸52を回転自在に支持するベアリング87に直接供
給されると共に、アイドラ軸52に形成した中心潤滑油
路52aを通じて反対側のミッションケース11a側で
アイドラ軸52を回転自在に支持するベアリング88に
供給される。
【0035】このようにして、第2軸102及び第3軸
103周りの潤滑及び作動油供給を良好に行うことがで
きる。このとき、コントロールバルブ71から出力され
る潤滑油のミッションケース11a側からコンバータハ
ウジング11b側への受け渡しがディファレンシャルギ
ヤ54の最外周範囲の外側となる第3軸103の上方の
第2軸102及び第3軸103の中間部に設けた潤滑油
受け渡し部71Bで行われるので、この受け渡し部71
Bを設計する際に、前述した従来例のようにディファレ
ンシャルギヤ54のサイズや、コントロールバルブ71
のサイズの影響を受けることがなく、任意に設定するこ
とができ、レイアウトの自由度を格段に向上させること
ができる。
【0036】しかも、ミッションケース側油路71Bは
パイプ75を使用することでディファレンシャルギヤ5
4やアイドラ軸52を避けながらアイドラ軸52の上方
側に潤滑油を供給することができ、図4に示すように、
ディファレンシャルギヤ54をミッションケース11a
の最下部位置に配置することができる。このため、図3
に示すように第1軸101に対する第4軸104のドロ
ップ長Lを長くとることができるので、自動車の車体に
対する搭載角度を0°とすることができると共に、ミッ
ションケース11aの下部に集まる潤滑油にディファレ
ンシャルギヤ54をピニオンギヤ58,60近傍位置ま
でどぶ漬けすることができ、コントロールバルブ70か
ら出力される潤滑油でディファレンシャルギヤ54を潤
滑する必要がなくなるため、ミッションケース側潤滑油
路72に従来例のようにオリフィスを形成する必要がな
い。この結果、第2軸102及び第3軸103への潤滑
バランスが崩れることなく安定に維持することができ
る。
【0037】なお、上記実施形態においては、ミッショ
ンケース側潤滑油路71Aにおけるパイプ75を第1軸
101及び第4軸104間と第3軸103及び第4軸1
04間を通るようにした場合について説明したが、これ
に限定されるものではなく、コントロールバルブ70の
潤滑油出口70aが図4で左下側に形成されている場合
には、第4軸104の下側及び左側を通って第3軸10
3の左側に至るように配置するようにしてもよい。
【0038】また、上記実施形態においては、ミッショ
ンケース側油路71Aとコンバータハウジング側油路7
3との間の潤滑油受け渡し部71Bを第3軸103の上
部における第2軸102と第3軸103との中間部とし
た場合について説明したが、これに限定されるものでは
なく、潤滑油の受け渡し部76はディファレンシャルギ
ヤ54の最外周範囲外の任意の位置に形成することがで
きる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、コントロールバルブの潤滑油出口から出力
される潤滑油がミッションケースの中間壁に沿う潤滑油
路によってディファレンシャルギヤの最外周範囲外に案
内されてからコンバータハウジングとの合わせ面に形成
された潤滑油受け渡し部に供給されてコンバータハウジ
ング側に受け渡されるので、この潤滑油受け渡し部がデ
ィファレンシャルギヤのサイズやコントロールバルブの
サイズに影響されることがなく、設計の自由度を格段に
向上させることができると共に、ディファレンシャルギ
ヤ近傍に潤滑油受け渡し部を設ける必要がないので、デ
ィファレンシャルギヤをケース体の底部側に配設するこ
とが可能となり、ケース体下部に溜まる潤滑油にどぶ漬
け状態となり、別途潤滑油を供給する必要がなくなり、
ミッションケース側潤滑油路にオリフィスを設けること
を省略して良好な潤滑バランスを確保することができる
という効果が得られる。
【0040】また、請求項2に係る発明によれば、コン
トロールバルブの潤滑油出口から出力される潤滑油が中
間壁を貫通する貫通油路を通じ、さらにパイプを通じて
第3軸より上方側に案内され、さらに中間壁を貫通する
貫通油路を介してコンバータハウジングとの合わせ面に
形成された潤滑油受け渡し部に案内されてコンバータハ
ウジング側に受け渡されることになり、パイプによって
コントロールバルブから受け渡し部までの潤滑経路を自
由に設定することができるという効果が得られる。
【0041】さらに、請求項3に係る発明によれば、ミ
ッションケース側から受け渡された潤滑油が貫通油路で
第2軸及び第3軸の中間部まで案内され、次いで、パイ
プ及び分配油路を介して第2軸及び第3軸に案内される
ので、潤滑油受け渡し部から第2軸及び第3軸までの潤
滑経路を自由に設定することができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す概略正面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1の左側面図である。
【図4】図1のA矢示端面図である。
【図5】図1のB矢示端面図である。
【図6】本発明の要部を示す図2のC−C線拡大断面図
である。
【図7】ケース体内の動力伝達機構を示す概略構成図で
ある。
【図8】従来例の潤滑油供給系統を示す断面図である。
【図9】従来例の潤滑油供給系統を示すコンバータハウ
ジングの端面図である。
【符号の説明】
10 エンジン 11 ケース体 11a ミッションケース 11b コンバータハウジング 12 トルクコンバータ 15 前進切換機構 16 駆動プーリ 26 従動プーリ 29 Vベルト式無段変速機構 40 前進用クラッチ 50 後進用ブレーキ 51 オイルポンプ 101 第1軸 102 第2軸 103 第3軸 104 第4軸 70 コントロールバルブ 71A ミッションケース側油路 71B 潤滑油受け渡し部 72 コンバータハウジング側油路 73 中間壁 74 L字状油路 75 パイプ 76 傾斜貫通油路 82 傾斜油路 83 連結パイプ 84 分岐油路
フロントページの続き Fターム(参考) 3J063 AA02 AB22 AC03 BA11 CA01 CD45 XD03 XD32 XD47 XD56 XD64 XE15 XF15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに結合するミッションケース及びコ
    ンバータハウジングに、回転駆動源からの動力が伝達さ
    れると共に、駆動プーリを形成された第1軸と、前記第
    1軸と平行に配設され、前記駆動プーリとVベルトを介
    して連結された従動プーリを形成した第2軸と、前記第
    2軸に動力伝達手段を介して連結された第3軸と、該第
    3軸にディファレンシャルリングギヤを介して連結され
    たディファレンシャルギヤを形成した第4軸とを支承し
    た無段変速機において、 前記ミッションケースには、前記コンバータハウジング
    との結合面端部側に前記第3軸及び第4軸を回転自在に
    支承する中間壁を設けると共に、当該中間壁と前記ディ
    ファレンシャルリングギヤとの間隙部に、一端が当該ミ
    ッションケースに配設されたコントロールバルブの潤滑
    油出口に連通し、他端が前記ディファレンシャルリング
    ギヤの最外周範囲外に延長する潤滑油路を形成し、前記
    コンバータハウジングとの合わせ面に前記潤滑油路に連
    通する潤滑油受け渡し部を形成し、前記コンバータハウ
    ジングに、前記潤滑油受け渡し部に連通すると共に、前
    記第2軸及び第3軸の潤滑油路に連通する潤滑油路を形
    成したことを特徴とする無段変速機における潤滑構造。
  2. 【請求項2】 前記ミッションケースの潤滑油路は、前
    記中間壁を貫通し、一端がコントロールバルブの潤滑油
    出口に連通して前記中間壁を貫通する貫通油路と、該貫
    通油路と連通し、前記中間壁に沿うと共に、第1軸及び
    第4軸間の空隙部と、第3軸及び第4軸間の空隙部と、
    第3軸及び第2軸の外側とを通って配設されたパイプ
    と、該パイプに連通されて前記中間壁を通って潤滑油受
    け渡し部に連通する貫通油路とで構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の無段変速機における潤滑構
    造。
  3. 【請求項3】 前記コンバータハウジングの潤滑油路
    は、一端がミッションケースに形成された潤滑油路受け
    渡し部に連通し、他端がコンバータハウジング内を貫通
    して第2軸及び第3軸の支承部中間位置まで延長する貫
    通油路と、該貫通油路に連通するパイプと、該パイプに
    連通して第2軸及び第3軸の潤滑油路に夫々連通する分
    配油路とで構成されていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の無段変速機における潤滑構造。
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