JP3017641B2 - スクロール型圧縮機 - Google Patents
スクロール型圧縮機Info
- Publication number
- JP3017641B2 JP3017641B2 JP6175751A JP17575194A JP3017641B2 JP 3017641 B2 JP3017641 B2 JP 3017641B2 JP 6175751 A JP6175751 A JP 6175751A JP 17575194 A JP17575194 A JP 17575194A JP 3017641 B2 JP3017641 B2 JP 3017641B2
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- JP
- Japan
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- bush
- shaft
- scroll member
- balance weight
- face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/0215—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2240/00—Components
- F04C2240/80—Other components
- F04C2240/807—Balance weight, counterweight
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スクロール型圧縮機に
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、スクロール型圧縮機において
は、基板及び渦巻部を有する固定スクロール部材と、基
板及び渦巻部を有する可動スクロール部材とが、それら
の渦巻部において互いに噛み合わされて、両スクロール
部材間に圧縮室が形成されている。そして、シャフトの
回転に伴い、可動スクロール部材が固定スクロール部材
の軸心の周りで公転されることにより、圧縮室が渦巻部
の外周側から中心側に移動されて、ガスの圧縮作用が行
われる。
は、基板及び渦巻部を有する固定スクロール部材と、基
板及び渦巻部を有する可動スクロール部材とが、それら
の渦巻部において互いに噛み合わされて、両スクロール
部材間に圧縮室が形成されている。そして、シャフトの
回転に伴い、可動スクロール部材が固定スクロール部材
の軸心の周りで公転されることにより、圧縮室が渦巻部
の外周側から中心側に移動されて、ガスの圧縮作用が行
われる。
【０００３】図３及び図４に示すように、従来のスクロ
ール型圧縮機（特開平４−９４４８３号公報）を示す。
可動スクロール部材７１のボス部７２には、回転軸７６
上の偏心軸７３に支持されたブッシュ７４がベアリング
７５を介して嵌合されている。シャフト７６内端面とブ
ッシュ７４との間における偏心軸７３には可動スクロー
ル部材７１の公転運動に伴って発生する遠心力や圧縮反
力のアンバランスを除くバランスウエイト７７が支持さ
れている。偏心軸７３の先端側の周面には溝７８が形成
されている。この溝７８にはサークリップ７９が係合さ
れ、ブッシュ７４及びバランスウエイト７７のガタツキ
及び偏心軸７３からブッシュ７４及びバランスウエイト
７７が外れるのを防止している。
ール型圧縮機（特開平４−９４４８３号公報）を示す。
可動スクロール部材７１のボス部７２には、回転軸７６
上の偏心軸７３に支持されたブッシュ７４がベアリング
７５を介して嵌合されている。シャフト７６内端面とブ
ッシュ７４との間における偏心軸７３には可動スクロー
ル部材７１の公転運動に伴って発生する遠心力や圧縮反
力のアンバランスを除くバランスウエイト７７が支持さ
れている。偏心軸７３の先端側の周面には溝７８が形成
されている。この溝７８にはサークリップ７９が係合さ
れ、ブッシュ７４及びバランスウエイト７７のガタツキ
及び偏心軸７３からブッシュ７４及びバランスウエイト
７７が外れるのを防止している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
スクロール型圧縮機においては、偏心軸７３の近辺から
騒音を発生する場合がある。この騒音はブッシュ７４及
びバランスウエイト７７の軸線方向へのガタツキに起因
するものと考えられる。
スクロール型圧縮機においては、偏心軸７３の近辺から
騒音を発生する場合がある。この騒音はブッシュ７４及
びバランスウエイト７７の軸線方向へのガタツキに起因
するものと考えられる。
【０００５】ブッシュ７４の幅α、バランスウエイト７
７の幅β、サークリップ７９の幅γにおいて、シャフト
７６の内端面から溝７８までの間隔δが最大許容寸法に
あり、各部材の幅α，β，γが最小許容寸法にある際に
は、ブッシュ７３、バランスウエイト７７のガタツキが
最大となる。このガタツキが大きいほど騒音レベルが高
くなる。
７の幅β、サークリップ７９の幅γにおいて、シャフト
７６の内端面から溝７８までの間隔δが最大許容寸法に
あり、各部材の幅α，β，γが最小許容寸法にある際に
は、ブッシュ７３、バランスウエイト７７のガタツキが
最大となる。このガタツキが大きいほど騒音レベルが高
くなる。
【０００６】このガタツキを減少するためには、各部材
の寸法公差を小さくすることが考えられるが、この場合
には各部材を高精度で加工する必要がある。そのため、
加工難易度が高くなって製造コストの増加につながる。
の寸法公差を小さくすることが考えられるが、この場合
には各部材を高精度で加工する必要がある。そのため、
加工難易度が高くなって製造コストの増加につながる。
【０００７】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は加工を容易に行うことが
でき、シャフト、バランスウエイト、ブッシュのガタツ
キを減少して駆動時の騒音レベルを低減可能なスクロー
ル型圧縮機を提供することにある。
れたものであって、その目的は加工を容易に行うことが
でき、シャフト、バランスウエイト、ブッシュのガタツ
キを減少して駆動時の騒音レベルを低減可能なスクロー
ル型圧縮機を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明では、前記バランスウエイトをブッ
シュの外周面に固定し、ブッシュの一端面にシャフトの
端面を接触させるとともに、ブッシュの他端面に偏心軸
と係合する規制手段を接触させることで、ブッシュの軸
線方向への移動を規制し、また、前記バランスウエイト
の端面をブッシュの端面の内方に位置させたことをその
要旨とする。
に、請求項１の発明では、前記バランスウエイトをブッ
シュの外周面に固定し、ブッシュの一端面にシャフトの
端面を接触させるとともに、ブッシュの他端面に偏心軸
と係合する規制手段を接触させることで、ブッシュの軸
線方向への移動を規制し、また、前記バランスウエイト
の端面をブッシュの端面の内方に位置させたことをその
要旨とする。
【０００９】
【００１０】
【作用】請求項１の発明によれば、ブッシュはシャフト
の端面と規制手段との接触により軸線方向への移動が規
制される。また、バランスウエイトはブッシュの外周面
に固定されていることから、規制手段は必要ない。すな
わち、シャフトの端面と規制手段との間にはブッシュの
みが配置されることから、バランスウエイトの軸線方向
の寸法公差は影響されない。また、ブッシュに対するバ
ランスウエイトの取付公差及びバランスウエイトの幅の
寸法公差に余裕を持たせることができ、バランスウエイ
トの加工が容易となる。さらに、より確実にブッシュの
一端面のみシャフトの端面に接触させることができる。
の端面と規制手段との接触により軸線方向への移動が規
制される。また、バランスウエイトはブッシュの外周面
に固定されていることから、規制手段は必要ない。すな
わち、シャフトの端面と規制手段との間にはブッシュの
みが配置されることから、バランスウエイトの軸線方向
の寸法公差は影響されない。また、ブッシュに対するバ
ランスウエイトの取付公差及びバランスウエイトの幅の
寸法公差に余裕を持たせることができ、バランスウエイ
トの加工が容易となる。さらに、より確実にブッシュの
一端面のみシャフトの端面に接触させることができる。
【００１１】
【００１２】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図１及
び図２に基づいて説明する。図１に示すように、フロン
トハウジング１は固定スクロール部材２の前面（同図に
おいて左側面）に図示しないボルトにより連結固定され
ている。リアハウジング３は図示しないボルトにより固
定スクロール部材２の後面に連結固定されている。シャ
フト４はメインベアリング５によりフロントハウジング
１内に回転可能に支持され、その内端には偏心軸６が突
設されている。ブッシュ７は偏心軸６に回転可能に支持
され、その外周にはベアリング８が嵌合されている。
び図２に基づいて説明する。図１に示すように、フロン
トハウジング１は固定スクロール部材２の前面（同図に
おいて左側面）に図示しないボルトにより連結固定され
ている。リアハウジング３は図示しないボルトにより固
定スクロール部材２の後面に連結固定されている。シャ
フト４はメインベアリング５によりフロントハウジング
１内に回転可能に支持され、その内端には偏心軸６が突
設されている。ブッシュ７は偏心軸６に回転可能に支持
され、その外周にはベアリング８が嵌合されている。
【００１３】前記固定スクロール部材２は基板９とその
内面に一体形成された渦巻部１０とを備えている。同様
に、可動スクロール部材１１も、基板１２とその内面に
一体に形成された渦巻部１３とを備えている。そして、
両スクロール部材２，１１は渦巻部１０，１３において
互いに噛み合わされている。
内面に一体形成された渦巻部１０とを備えている。同様
に、可動スクロール部材１１も、基板１２とその内面に
一体に形成された渦巻部１３とを備えている。そして、
両スクロール部材２，１１は渦巻部１０，１３において
互いに噛み合わされている。
【００１４】吸入室１６は前記対向するスクロール部材
２，１１の渦巻部１０，１３の外周部間に形成され、そ
の内部には冷媒ガスが吸入される。圧縮室１７は両スク
ロール部材２，１１の渦巻部１０，１３間に形成されて
いる。吐出孔１８は固定スクロール部材２の基板９の中
心に形成され、前記圧縮室１７をリアハウジング３内の
吐出室１９に連通させる。吐出弁２０は吐出孔１８の外
端部に配設され、ストッパ２１によりその開放位置が規
制される。
２，１１の渦巻部１０，１３の外周部間に形成され、そ
の内部には冷媒ガスが吸入される。圧縮室１７は両スク
ロール部材２，１１の渦巻部１０，１３間に形成されて
いる。吐出孔１８は固定スクロール部材２の基板９の中
心に形成され、前記圧縮室１７をリアハウジング３内の
吐出室１９に連通させる。吐出弁２０は吐出孔１８の外
端部に配設され、ストッパ２１によりその開放位置が規
制される。
【００１５】周知の自転阻止機構２４はフロントハウジ
ング１と可動スクロール部材１１との間に介在されてい
る。この自転阻止機構２４により、可動スクロール部材
１１は自らの軸心の周りでの回転を規制される。そし
て、可動スクロール部材１１は、シャフト４が回転され
たとき、偏心軸６によりブッシュ７及びベアリング８を
介して、シャフト４の軸線の周りで公転される。
ング１と可動スクロール部材１１との間に介在されてい
る。この自転阻止機構２４により、可動スクロール部材
１１は自らの軸心の周りでの回転を規制される。そし
て、可動スクロール部材１１は、シャフト４が回転され
たとき、偏心軸６によりブッシュ７及びベアリング８を
介して、シャフト４の軸線の周りで公転される。
【００１６】図１及び図２に示すように、前記ブッシュ
７はベアリング８を介してボス部２２に相対回転可能に
挿入されている。サークリップ２６は偏心軸６の先端外
周面に形成された溝２７に係合し、ブッシュ７の軸線方
向への移動を規制する。バランスウエイト２５はベアリ
ング５とボス部２２との間において、ブッシュ７の外周
に圧入により支持され、ブッシュ７とともに回転する。
バランスウエイト２５の端面はブッシュ７の端面の内方
（ブッシュ７の両端面の間）に位置し、シャフト４の内
端面に接触するブッシュ７の端面と、ベアリング５と対
向する側のバランスウエイト２５の端面との間には間隔
εが設けられている。
７はベアリング８を介してボス部２２に相対回転可能に
挿入されている。サークリップ２６は偏心軸６の先端外
周面に形成された溝２７に係合し、ブッシュ７の軸線方
向への移動を規制する。バランスウエイト２５はベアリ
ング５とボス部２２との間において、ブッシュ７の外周
に圧入により支持され、ブッシュ７とともに回転する。
バランスウエイト２５の端面はブッシュ７の端面の内方
（ブッシュ７の両端面の間）に位置し、シャフト４の内
端面に接触するブッシュ７の端面と、ベアリング５と対
向する側のバランスウエイト２５の端面との間には間隔
εが設けられている。
【００１７】次に、上記スクロール型圧縮機の作用につ
いて説明する。シャフト４が回転されると、偏心軸６の
偏心回転により、可動スクロール部材１１がシャフト４
の軸心の周りで公転される。これにより、冷媒ガスが吸
入室１６から両スクロール部材２，１１間の圧縮室１７
内に取り込まれる。そして、可動スクロール部材１１の
公転に伴い、この圧縮室１７が渦巻部１０，１３の外周
側から中心側に移動され、容積を徐々に減少して圧縮作
用を行う。従って、冷媒ガスは圧縮室１７内において次
第に圧縮され、吐出孔１８から吐出弁２０を押し開いて
吐出室１９に吐出される。このとき、バランスウエイト
２５の作用により可動スクロール部材１１の公転運動に
伴って発生する遠心力や圧縮反力のアンバランスが除か
れ、可動スクロール部材１１が円滑に公転される。
いて説明する。シャフト４が回転されると、偏心軸６の
偏心回転により、可動スクロール部材１１がシャフト４
の軸心の周りで公転される。これにより、冷媒ガスが吸
入室１６から両スクロール部材２，１１間の圧縮室１７
内に取り込まれる。そして、可動スクロール部材１１の
公転に伴い、この圧縮室１７が渦巻部１０，１３の外周
側から中心側に移動され、容積を徐々に減少して圧縮作
用を行う。従って、冷媒ガスは圧縮室１７内において次
第に圧縮され、吐出孔１８から吐出弁２０を押し開いて
吐出室１９に吐出される。このとき、バランスウエイト
２５の作用により可動スクロール部材１１の公転運動に
伴って発生する遠心力や圧縮反力のアンバランスが除か
れ、可動スクロール部材１１が円滑に公転される。
【００１８】上記のように、本実施例ではバランスウエ
イト２５をブッシュ７の外周面に圧入により固定し、シ
ャフト４の内端面とブッシュ７の端面とを直接接触させ
た。すなわち、本実施例では従来とは異なり、シャフト
４の内端面とブッシュ７の端面との間にバランスウエイ
ト２５を介在させずに、直接シャフト４の内端面とブッ
シュ７の端面とを接触させた。これにより、ブッシュ７
はシャフト４の内端面とサークリップ２６との接触によ
り軸線方向への移動が規制される。また、バランスウエ
イト２５はブッシュ７の外周面に固定されていることか
ら、軸線方向への移動を規制する部材を必要としない。
イト２５をブッシュ７の外周面に圧入により固定し、シ
ャフト４の内端面とブッシュ７の端面とを直接接触させ
た。すなわち、本実施例では従来とは異なり、シャフト
４の内端面とブッシュ７の端面との間にバランスウエイ
ト２５を介在させずに、直接シャフト４の内端面とブッ
シュ７の端面とを接触させた。これにより、ブッシュ７
はシャフト４の内端面とサークリップ２６との接触によ
り軸線方向への移動が規制される。また、バランスウエ
イト２５はブッシュ７の外周面に固定されていることか
ら、軸線方向への移動を規制する部材を必要としない。
【００１９】従って、本実施例では、シャフト４の内端
面とサークリップ２６との間にはブッシュ７のみが配置
されることから、シャフト４の内端面とサークリップ２
６との間における部材のガタツキは、バランスウエイト
２５の寸法公差に影響されない。すなわち、従来ではシ
ャフトの端面とサークリップとの間における部材のガタ
ツキの発生は、ブッシュの幅α、サークリップの幅γ、
シャフトの内端面から溝までの間隔δの他にバランスウ
エイトの幅βが関与する。
面とサークリップ２６との間にはブッシュ７のみが配置
されることから、シャフト４の内端面とサークリップ２
６との間における部材のガタツキは、バランスウエイト
２５の寸法公差に影響されない。すなわち、従来ではシ
ャフトの端面とサークリップとの間における部材のガタ
ツキの発生は、ブッシュの幅α、サークリップの幅γ、
シャフトの内端面から溝までの間隔δの他にバランスウ
エイトの幅βが関与する。
【００２０】これに対し、本実施例ではシャフト４の端
面とサークリップ２６との間における部材のガタツキは
バランスウエイト２５の幅βは関与されず、ブッシュ７
の幅α、サークリップ２６の幅γ、シャフト４の内端面
から溝２７までの間隔δのみ関与する。その結果、高精
度な加工を行うことなく、ブッシュ７のガタツキが減少
され、圧縮機の駆動時における騒音レベルを低減でき
る。
面とサークリップ２６との間における部材のガタツキは
バランスウエイト２５の幅βは関与されず、ブッシュ７
の幅α、サークリップ２６の幅γ、シャフト４の内端面
から溝２７までの間隔δのみ関与する。その結果、高精
度な加工を行うことなく、ブッシュ７のガタツキが減少
され、圧縮機の駆動時における騒音レベルを低減でき
る。
【００２１】さらに、本実施例では、ブッシュ７の端面
とバランスウエイト２５の端面との間に間隔εを設け
た。これにより、ブッシュ７に対するバランスウエイト
２５の取付公差及びバランスウエイト２５の幅の寸法公
差に余裕を持たせることができ、加工が容易になるとと
もに、確実にシャフト４の内端面にブッシュ７のみを接
触させることができる。
とバランスウエイト２５の端面との間に間隔εを設け
た。これにより、ブッシュ７に対するバランスウエイト
２５の取付公差及びバランスウエイト２５の幅の寸法公
差に余裕を持たせることができ、加工が容易になるとと
もに、確実にシャフト４の内端面にブッシュ７のみを接
触させることができる。
【００２２】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項１の発明に
よれば、バランスウエイトの軸線方向の寸法公差を考慮
することなく、ブッシュ及びバランスウエイトのガタツ
キを防止することができる。その結果、バランスウエイ
ト及びブッシュ、規制手段等の寸法公差を大きくでき、
製造が容易となる。また、ブッシュに対するバランスウ
エイトの取付公差及びバランスウエイトの幅の寸法公差
に余裕を持たせることができ、バランスウエイトの加工
が容易となる。さらに、より確実にブッシュの一端面の
みシャフトの端面に接触させることができる。
よれば、バランスウエイトの軸線方向の寸法公差を考慮
することなく、ブッシュ及びバランスウエイトのガタツ
キを防止することができる。その結果、バランスウエイ
ト及びブッシュ、規制手段等の寸法公差を大きくでき、
製造が容易となる。また、ブッシュに対するバランスウ
エイトの取付公差及びバランスウエイトの幅の寸法公差
に余裕を持たせることができ、バランスウエイトの加工
が容易となる。さらに、より確実にブッシュの一端面の
みシャフトの端面に接触させることができる。
【００２３】
【００２４】
【図１】本発明を具体化した一実施例のスクロール型圧
縮機の断面図である。
縮機の断面図である。
【図２】一実施例における要部断面図である。
【図３】従来技術のスクロール型圧縮機の断面図であ
る。
る。
【図４】従来技術における要部断面図である。
２…固定スクロール部材、４…シャフト、６…偏心軸、
７…ブッシュ、９…固定スクロール部材の基板、１０…
固定スクロール部材の渦巻部、１１…可動スクロール部
材、１２…可動スクロール部材の基板、１３…可動スク
ロール部材の渦巻部、１７…圧縮室、２２…ボス部、２
５…バランスウエイト、２６…規制手段としてのサーク
リップ、２７…溝、ε…間隔
７…ブッシュ、９…固定スクロール部材の基板、１０…
固定スクロール部材の渦巻部、１１…可動スクロール部
材、１２…可動スクロール部材の基板、１３…可動スク
ロール部材の渦巻部、１７…圧縮室、２２…ボス部、２
５…バランスウエイト、２６…規制手段としてのサーク
リップ、２７…溝、ε…間隔
フロントページの続き (72)発明者 久永 滋 愛知県刈谷市昭和町１丁目１番地 日本 電装 株式会社 内 (56)参考文献 実開 平４−37803（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F04C 18/02 311
Claims (1)
- 【請求項１】 渦巻部及び基板を有する固定スクロール
部材と、 前記固定スクロール部材の渦巻部と噛み合って圧縮室を
形成する渦巻部及び基板を有する可動スクロール部材
と、 前記可動スクロール部材の基板背面に突出形成されたボ
ス部と、 前記可動スクロール部材に公転力を付与するシャフト
と、 前記シャフトの端面に偏心した状態で形成され、シャフ
トと一体回転する偏心軸と、 前記偏心軸の外周に支持され、前記ボス部に嵌合するブ
ッシュと、 前記可動スクロール部材の公転運動時にアンバランスを
除去するバランスウエイトとを備えたスクロール型圧縮
機において、 前記バランスウエイトをブッシュの外周面に固定し、ブ
ッシュの一端面にシャフトの端面を接触させるととも
に、ブッシュの他端面に偏心軸と係合する規制手段を接
触させることで、ブッシュの軸線方向への移動を規制
し、また、前記バランスウエイトの端面をブッシュの端
面の内方に位置させたスクロール型圧縮機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6175751A JP3017641B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | スクロール型圧縮機 |
| US08/507,039 US5597297A (en) | 1994-07-27 | 1995-07-25 | Scroll type compressor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6175751A JP3017641B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | スクロール型圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0842477A JPH0842477A (ja) | 1996-02-13 |
| JP3017641B2 true JP3017641B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=16001622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6175751A Expired - Lifetime JP3017641B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | スクロール型圧縮機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5597297A (ja) |
| JP (1) | JP3017641B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3564769B2 (ja) * | 1995-01-23 | 2004-09-15 | 松下電器産業株式会社 | スクロール圧縮機 |
| JPH10205466A (ja) * | 1997-01-23 | 1998-08-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール型流体機械 |
| US6053714A (en) * | 1997-12-12 | 2000-04-25 | Scroll Technologies, Inc. | Scroll compressor with slider block |
| US7284972B2 (en) * | 2006-03-22 | 2007-10-23 | Scroll Technologies | Scroll compressor with stop structure to prevent slider block movement |
| CN101294565B (zh) * | 2007-04-28 | 2010-09-29 | 蜗卷技术公司 | 具有止动结构以防止滑块移动的涡旋压缩机 |
| JP5594846B2 (ja) | 2011-04-22 | 2014-09-24 | 株式会社ヴァレオジャパン | スクロール型圧縮機 |
| JP6628957B2 (ja) * | 2014-02-28 | 2020-01-15 | 三菱重工業株式会社 | スクロール圧縮機 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-07-27 JP JP6175751A patent/JP3017641B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-07-25 US US08/507,039 patent/US5597297A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0842477A (ja) | 1996-02-13 |
| US5597297A (en) | 1997-01-28 |
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