JP3227293B2 - スクロール型圧縮機 - Google Patents

スクロール型圧縮機

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滋 久永
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靖 渡辺
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクロール型圧縮機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のスクロール型圧縮機(以下、単に
圧縮機という。)として、実開昭60−77788号公
報記載のものが知られている。この圧縮機では、リアハ
ウジングとフロントエンドプレートとフロントハウジン
グとがハウジングとして外形を形成している。フロント
ハウジングにはクラッチ装着用のボス及び基端面が形成
され、フロントハウジングとフロントエンドプレートと
により椀状が形成されている。また、リアハウジングに
は固定側板及び固定渦巻体からなる固定スクロールが固
定され、この固定スクロールにはリアハウジング内にお
いて可動側板及び可動渦巻体からなる可動スクロールが
互いに180°位相をずらして噛合されている。そし
て、フロントハウジングには駆動軸がアンギュラコンタ
クト玉軸受を介して回転自在に支承され、駆動軸の後端
には駆動ピンが突設されている。この駆動ピンには可動
スクロールを公転させる駆動ブッシュが嵌合され、フロ
ントエンドプレートと可動スクロールの可動側板との間
には可動スクロールの自転を防止する自転防止機構が備
えられている。
【0003】この圧縮機では、電磁クラッチを基端面と
当接させてボスに取りつけ、この電磁クラッチにより駆
動軸を回転駆動すれば、駆動ブッシュは駆動ピンにより
駆動されて回転する。駆動ブッシュの回転はラジアル軸
受を介して可動スクロールに伝達され、可動スクロール
が自転防止機構により自転を防止されていることから、
可動スクロールは公転運動のみ実行される。これによっ
て固定スクロールと可動スクロールとの噛合により形成
される圧縮室が順次容積を縮小させながら渦巻き中心方
向へ移動されるため、冷媒ガスを冷媒吸入口から圧縮室
内に吸入し、圧縮室内の冷媒ガスを順次圧縮して吐出室
へ吐出する。
【0004】ここで、この種の圧縮機では、渦巻き中心
にも圧縮室が形成されているため、軸方向に駆動軸を貫
通させることができず、駆動軸はいわゆる片持ち構造に
なっている。そして、圧縮室内には冷媒ガスの圧縮によ
り圧縮反力が作用し、この圧縮反力は可動スクロール、
駆動ブッシュ、駆動ピン等を介してスラスト力及びラジ
アル力として駆動軸に作用する。このため、通常、駆動
軸は、片持ち構造でこのスラスト力及びラジアル力を同
時に支持しつつ好適な回転を継続すべく、ハウジングに
嵌合したアンギュラコンタクト玉軸受を介して支承され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の圧
縮機では、アンギュラコンタクト玉軸受により駆動軸を
支承していることから、運転中、転動体にラジアル力が
比較的大きく働き、外輪がその着装面との間で連れ回り
を生じる場合がある。この場合、着装面にクリープが発
生するため、着装面の摩耗等の発生により、信頼性を損
なうこととなる。
【0006】かといって、着装面の嵌合内径に外輪の連
れ回りを防止可能な締め代を付与するだけでは、圧縮反
力に基づくラジアル力ばかりでなく、その締め代に基づ
くラジアル力もハウジングに作用することとなり、ハウ
ジングが径方向に拡径されやすくなる。例えば、図3に
示すように、必要最小限程度の肉厚を有し、着装面90
aの嵌合内径に外輪91の連れ回りを防止可能な締め代
を付与したフロントハウジング90に対して、アンギュ
ラコンタクト玉軸受を打ち込んだ場合、応力が図中矢印
のように作用し、ボス90b等に歪が生じる。こうして
フロントハウジング90に変形を生じれば、自転防止機
構(図示せず)が当接する受承面90cや基端面90d
にも変位が現れる。これにより、自転防止機構が好適に
機能しにくくなるとともに、基端面90dが電磁クラッ
チのステータを押圧し、ひいてはプーリの回転を阻害し
やすくなり、駆動トルクの増加の不具合を生じてしま
う。一方、容易に変形しないようにフロントハウジング
全体の肉厚を大きくすれば、圧縮機全体の重量増を招
き、車両等への搭載性を損なうこととなる。
【0007】本発明は、圧縮機全体のさほどの重量増及
び駆動トルクの増加を招くことなく、アンギュラコンタ
クト玉軸受の外輪の連れ回りを防止することを解決すべ
き課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の圧縮機は、上記
課題を解決するため、クラッチ装着用のボス及び基端面
を有し、該基端面から凹曲部を介して椀状に形成された
ハウジングと、該ハウジングに固定され、固定側板及び
固定渦巻体を有する固定スクロールと、該ハウジング内
に収容され、該固定スクロールと噛合して圧縮室を形成
する可動側板及び可動渦巻体を有する可動スクロール
と、該ハウジングに内装されたアンギュラコンタクト玉
軸受を介して支承された駆動軸と、該駆動軸の後端に突
設された駆動ピンと係合し、該可動スクロールを公転さ
せる駆動ブッシュと、該ハウジング及び該可動スクロー
ルの該可動側板と係合し、該可動スクロールの自転を防
止する自転防止機構とを備え、該可動スクロールの公転
運動により該圧縮室が渦巻き中心方向に移動されて容積
を縮小するスクロール型圧縮機において、前記アンギュ
ラコンタクト玉軸受が着装される前記ハウジングの嵌合
内径は該玉軸受の連れ回りを防止可能な締め代を有する
とともに、該ハウジングには前記凹曲部を局部的に埋塞
する補強リブが形成されているという新規な手段を講じ
ている。
【0009】
【作用】本発明の圧縮機においても、片持ち構造でスラ
スト力及びラジアル力を同時に支持しつつ好適な回転を
継続すべく、アンギュラコンタクト玉軸受により駆動軸
を支承していることから、運転中、転動体にラジアル力
が比較的大きく働く。しかし、この圧縮機では、着装面
の嵌合内径が外輪の連れ回りを防止可能な締め代を有す
るため、その連れ回りは防止されている。
【0010】また、この圧縮機においても、圧縮反力に
基づくラジアル力ばかりでなく、その締め代に基づくラ
ジアル力もハウジングに作用することとなる。しかし、
この圧縮機では、ハウジングにおける凹曲部を局部的に
埋塞しているにすぎない補強リブが両ラジアル力を支持
するため、ハウジング全体の肉厚を大きくすることな
く、ハウジングの径方向の拡径が防止されている。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面を参
照しつつ説明する。この圧縮機は、図1に示すように、
固定側板21と、この固定側板21と一体に形成され外
郭を形成するシェル部22と、固定側板21の内側にイ
ンボリュート曲線等により形成された固定渦巻体23と
からなる固定スクロール2が、可動側板41と、この可
動側板41の内側にインボリュート曲線等により形成さ
れた可動渦巻体42とからなる可動スクロール4と噛合
することにより、圧縮室1を形成している。
【0012】固定スクロール2のシェル部22は、フロ
ントハウジング30及びリアハウジング38と通しボル
ト(図示せず)により締結されており、フロントハウジ
ング30にはクラッチ装着用のボス30a及び基端面3
0bが形成され、フロントハウジング30は基端面30
bから凹曲部30cを介して椀状に形成されたている。
なお、図2に示すように、基端面30bは、ボス30a
に取り付けられる電磁クラッチのステータ(図示せず)
の回り止めのために凹部30dを有し、かつステータの
溶接部位との干渉回避及びステータに接続されるコネク
タ(図示せず)との干渉回避のために図のような形状に
されている。
【0013】ボス30a内には、図1に示すように、軸
封装置31を介して駆動軸33が延在されており、この
駆動軸33の後方には大径部33aが形成されている。
フロントハウジング30の着装面30eと大径部33a
との間には合わせ内輪型の複列外向きアンギュラコンタ
クト軸受32が介在されている。ここで、着装面30e
の嵌合内径は、アンギュラコンタクト玉軸受32の外輪
32aの連れ回りを防止可能な締め代を有している。
【0014】また、フロントハウジング30には、図2
にも示すように、凹曲部30cを3条で間隔して埋塞す
る補強リブ30fが放射方向に形成されている。なお、
フロントハウジング30には、4本の通しボルトを軸方
向にそれぞれ貫通させる貫設孔をもつ組付けフランジ6
0と、2本の取り付けボルト(図示せず)を軸直角方向
に貫通させる貫設孔をもつ取り付けフランジ61とが形
成されている。
【0015】そして、図1に示すように、駆動軸33の
大径部33aの後端には駆動ピン34が突設されてい
る。この駆動ピン34にはバランスウェイト35及び駆
動ブッシュ36が嵌合され、駆動ブッシュ36にラジア
ル軸受37を介して可動側板41のボスが支承されてい
る。なお、駆動ピン34は駆動軸33の回転方向後方に
傾斜した駆動面34aを有しており、駆動ブッシュ36
はこの駆動面34aに沿って径方向に案内可能になされ
ている。
【0016】フロントハウジング30と可動側板41と
の間には軸方向に延在する所定数の自転防止ピン51a
をもつ可動リング51が介在され、自転防止ピン51a
はフロントハウジング30に凹設された規制孔30gと
可動側板41に凹設された規制孔41aとにそれぞれ鋼
鉄製ライナを介して係合され、これにより駆動軸33及
び可動側板41より作用するラジアル力を受承して可動
側板41の自転を防止している。ここで、自転防止ピン
51aが設けられている可動リング51の前後面は、ラ
ジアル力を好適に受承するため、フロントハウジング3
0及び可動側板41との間に数十μmの間隙を有してい
る。一方、自転防止ピン51aが設けられていない可動
リング51の前後面はフロントハウジング30及び可動
側板41と摺動可能に当接されており、これにより可動
側板41より作用するスラスト力が受承されている。こ
れら自転防止ピン51a、可動リング51及び規制孔3
0g、41aにより自転防止機構が構成されている。
【0017】また、フロントハウジング30には、図2
に示すように、冷凍回路と接続される冷媒吸入口をもつ
吸入フランジ62が形成され、冷媒吸入口は、図1に示
すように、可動リング51の開口により吸入段階の圧縮
室1内に連通されている。さらに、リアハウジング38
内には吐出室39が形成されており、この吐出室39は
固定側板21の中央部分に貫設された吐出口2と吐出弁
機構3を介して連通されているとともに、図示しない冷
媒吐出口で冷凍回路と連通されている。
【0018】以上のように構成されたこの圧縮機では、
電磁クラッチを基端面30bと当接させてボス30aに
取りつけ、この電磁クラッチにより駆動軸33を回転駆
動すれば、駆動ブッシュ36は駆動ピン34により駆動
されて回転する。駆動ブッシュ36の回転はラジアル軸
受37を介して可動側板41に伝達され、可動側板41
が自転防止ピン51a、可動リング51及び規制孔30
g、41aにより自転を防止されていることから、可動
スクロール4は公転円に沿って公転運動のみ実行され
る。これによって固定側板21、固定渦巻体23、可動
側板41及び可動渦巻体42により形成された圧縮室1
が順次容積を縮小させながら渦巻き中心方向へ移動され
るため、冷凍回路より冷媒ガスが冷媒吸入口から吸入段
階の圧縮室1に吸入される。その後、圧縮室1の移動に
よって圧縮された冷媒ガスは、吐出口2、吐出弁機構3
を介して吐出室39へ吐出される。この間、駆動ブッシ
ュ36は、駆動軸33の駆動力により、駆動ピン34の
駆動面34aに沿って径方向に案内され、これにより固
定渦巻体23及び可動渦巻体42の微小公差等が吸収さ
れる。
【0019】そして、圧縮室1内には冷媒ガスの圧縮に
より圧縮反力が作用する。この圧縮反力は、可動リング
51の前後面と可動側板41及びフロントハウジング3
0との間に摺動を許容する間隙があること、ラジアル軸
受37と駆動ブッシュ36との間に間隙があること、駆
動ブッシュ36の径方向への移動が可能であること等か
ら、可動スクロール4、駆動ブッシュ36、駆動ピン3
4等を介してスラスト力及びラジアル力として駆動軸3
3に作用する。ここで、片持ち構造の駆動軸33を支承
するアンギュラコンタクト玉軸受32は、このスラスト
力及びラジアル力を同時に支持する。
【0020】こうして、この圧縮機においても、運転
中、アンギュラコンタクト玉軸受32の転動体32bに
ラジアル力が比較的大きく働く。しかし、この圧縮機で
は、着装面30eの嵌合内径が外輪32aの連れ回りを
防止可能な締め代を有するため、その連れ回りは防止さ
れている。したがって、この圧縮機では、外輪32aの
連れ回りの防止により、着装面30eのクリープの発生
を回避することができ、これにより着装面30eの摩耗
等がなくなり、ひいては高い信頼性を発揮することがで
きる。
【0021】また、この圧縮機においても、圧縮反力に
基づくラジアル力がフロントハウジング30に作用す
る。また、着装面30eの嵌合内径に外輪32a連れ回
りを防止可能な締め代を付与したフロントハウジング3
0に対して、アンギュラコンタクト玉軸受32を打ち込
む際、その締め代に基づくラジアル力もフロントハウジ
ング30に作用する。しかし、この圧縮機では、その締
め代に基づくラジアル力は、圧縮反力に基づくラジアル
力とともに補強リブ30fによって確実に支持される。
したがって、この圧縮機では、フロントハウジング30
が径方向に拡径されないため、自転防止機構が好適に機
能するとともに、電磁クラッチのプーリが好適に回転可
能に維持され、駆動トルクの増加を生じない。
【0022】そして、補強リブ30fは、フロントハウ
ジング30における凹曲部30cを3条で間隔して埋塞
しているにすぎず、フロントハウジング30全体の肉厚
を大きくするわけではない。したがって、この圧縮機で
は、圧縮機全体がさほどの重量増とならず、車両等への
優れた搭載性を発揮することができる。なお、ハウジン
グに歪みを見込んだ逆歪みを予め前加工しておき、この
逆歪みにより締め代に基づくラジアル力を吸収させるこ
ともできる。
【0023】また、各補強リブ間を埋設した円錐形状の
ハウジングとすることもできる。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の圧縮機で
は、特許請求の範囲記載の構成を採用しているため、圧
縮機全体のさほどの重量増及び駆動トルクの増加を招く
ことなく、アンギュラコンタクト玉軸受の外輪の連れ回
りを防止することができる。すなわち、この圧縮機で
は、外輪の連れ回りを防止することができるため、着装
面のクリープの発生が回避され、着装面の摩耗等がなく
なり、高い信頼性を発揮することができる。
【0025】また、この圧縮機では、ハウジングの変形
が防止されるため、自転防止機構が好適に機能するとと
もに、クラッチのプーリは好適に回転可能に維持され、
駆動トルクの増加を生じない。さらに、この圧縮機で
は、ハウジングにおける凹曲部を局部的に埋塞している
にすぎない補強リブを採用していることから、圧縮機全
体がさほどの重量増とならず、車両等への優れた搭載性
を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の圧縮機の縦断面図である。
【図2】実施例の圧縮機に係り、フロントハウジングの
正面図である。
【図3】締め代を付与したフロントハウジングに対して
軸受を打ち込んだ場合の応力線図である。
【符号の説明】
30…フロントハウジング 22…シュル部 38…リアハウジング 30a…ボス 30b…基端面 30c…凹曲部 2…固
定スクロール 21…固定側板 23…固定渦巻体 4…可
動スクロール 41…可動側板 42…可動渦巻体 1…圧
縮室 32…アンギュラコンタクト玉軸受 33…
駆動軸 34…駆動ピン 36…駆動ブッシュ 51a、51、30a、41a…自転防止機構(51a
…自転防止ピン、51…可動リング、30g、41a…
規制孔) 30e…着装面 32a…外輪 30f
…補強リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮川 進 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 渡辺 靖 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 深沼 哲彦 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社豊田自動織機製作所内 (56)参考文献 実開 平5−52287(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04C 18/02 311

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クラッチ装着用のボス及び基端面を有し、
    該基端面から凹曲部を介して椀状に形成されたハウジン
    グと、該ハウジングに固定され、固定側板及び固定渦巻
    体を有する固定スクロールと、該ハウジング内に収容さ
    れ、該固定スクロールと噛合して圧縮室を形成する可動
    側板及び可動渦巻体を有する可動スクロールと、該ハウ
    ジングに内装されたアンギュラコンタクト玉軸受を介し
    て支承された駆動軸と、該駆動軸の後端に突設された駆
    動ピンと係合し、該可動スクロールを公転させる駆動ブ
    ッシュと、該ハウジング及び該可動スクロールの該可動
    側板と係合し、該可動スクロールの自転を防止する自転
    防止機構とを備え、該可動スクロールの公転運動により
    該圧縮室が渦巻き中心方向に移動されて容積を縮小する
    スクロール型圧縮機において、 前記アンギュラコンタクト玉軸受が着装される前記ハウ
    ジングの嵌合内径は該玉軸受の連れ回りを防止可能な締
    め代を有するとともに、該ハウジングには前記凹曲部を
    局部的に埋塞する補強リブが形成されていることを特徴
    とするスクロール型圧縮機。
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