JP3017043U - フラワースタンド - Google Patents

フラワースタンド

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JP3017043U JP1995004498U JP449895U JP3017043U JP 3017043 U JP3017043 U JP 3017043U JP 1995004498 U JP1995004498 U JP 1995004498U JP 449895 U JP449895 U JP 449895U JP 3017043 U JP3017043 U JP 3017043U
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雅和 今野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 植木鉢やプランター等の園芸容器を傾けた状
態で載置することができるフラワースタンドを提供す
る。 【構成】 本体4をL字型に形成し、その縦壁3にワイ
ヤからなる係止部材5を設ける。係止部材5に、本体4
の底板2の上方で手前側に傾くとともに、矩形状に開口
する環状部5bを設ける。環状部5bをプランター10
0の上縁側に外挿した状態に係合させる。環状部5bに
より、自重による揺動を防止しつつプランター100を
傾いた状態に保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、植木鉢やプランター等を載置するためのフラワースタンドに関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のフラワースタンドにあっては、左右に対をなす逆T字状の脚部 材のそれぞれの上端部に、所定の長さを有する互いに平行な一対の棚受枠を、各 々の長さ方向中央部にて傾斜させた状態で取り付けるとともに、双方の棚受枠の 間に複数枚の棚板を階段状に架設したものが一般的である。また、実公平5−4 5239号公報には、前述したフラワースタンドにおいて、前記棚受枠を脚部材 に回動自在に支持させて、棚受枠つまり複数段の棚板の傾斜角度を段階的に調整 可能とするとともに、前記棚受枠を平行四辺形状のリンクにて構成することによ って、棚受枠の傾斜角度に関係なく、常に複数段の棚板、すなわち棚板に載置し た植木鉢やプランター等の園芸容器の水平状態を維持できるようにしたものが開 示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、植木鉢等の園芸容器に植えた花を観賞する場合、それを設置す る場所や花の高さによっては、園芸容器を傾けた方が観賞に適する場合があるが 、前述した従来のフラワースタンドは、棚受枠を回動させることにより複数段の 棚板の傾きを調整するものであり、棚板に載置した園芸容器を傾けることはでき なかった。
【0004】 本考案は、かかる実情に鑑みてなされたもので、植木鉢等の園芸容器を傾けた 状態で載置することができるフラワースタンドを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するために、請求項1の考案にあっては、植木鉢等の園芸容器 を載置するフラワースタンドにおいて、前記園芸容器の底面側の角部を支持する 支持部と、前記園芸容器の上縁側に係合し前記園芸容器の自重による揺動を防止 する係合部とを備えたものとした。
【0006】 また、請求項2の考案にあっては、植木鉢等の園芸容器を載置するフラワース タンドにおいて、前記園芸容器の底面が当接する斜状の底面支持部と、前記園芸 容器の傾き方向側の周面が当接する周面支持部とを備えたものとした。
【0007】 また、請求項3の考案にあっては、請求項2記載のフラワースタンドを、別体 に形成された第1の本体と第2の本体とによって構成し、前記第1の本体に前記 底面支持部を設ける一方、前記第2の本体に前記周面支持部を設けたものとした 。
【0008】 また、請求項4の考案にあっては、植木鉢等の園芸容器を載置するフラワース タンドにおいて、スタンド本体と、該スタンド本体に水平方向の一端側が上下方 向に回動自在に支持されるとともに前記園芸容器の底部を支持する載置部材と、 前記スタンド本体に設けられ、前記載置部材の水平方向の他端側が回動方向にス ライド自在でかつ固定可能に支持された調整部と、前記載置部材の上面側に突出 し、前記園芸容器の傾き方向側の周面が当接する支持部とを備えたものとした。
【0009】 また、請求項5の考案にあっては、相離間する一対の脚に、植木鉢等の園芸容 器を載置する棚板が架け渡されたフラワースタンドにおいて、前記棚板に、前記 園芸容器の底面に当接する第1の傾斜面と、前記園芸容器の傾き方向側の周面に 当接する第2の傾斜面とを形成する凹部を設けたものとした。
【0010】 また、請求項6の考案にあっては、相離間する一対の脚に、植木鉢等の園芸容 器を載置する複数段の棚板が架け渡されたフラワースタンドにおいて、前記複数 段の棚板のいずれかに、前記園芸容器の底面に当接する第1の傾斜面と、前記園 芸容器の傾き方向側の周面に当接する第2の傾斜面とを形成する凹部を設けたも のとした。
【0011】 また、請求項7の考案にあっては、上部開口状の容器本体の開口部周縁に、外 側に向かって張り出すフランジが形成された植木鉢等の園芸容器を載置するフラ ワースタンドにおいて、相離間するとともに相互に連結された一対の脚からなり 、該一対の脚に、前記容器本体の両側に位置して前記フランジを下面側から支持 する支持部がそれぞれ対をなして設けられるとともに、その対をなす支持部が同 一方向へ同一角度で傾斜したものとした。
【0012】 また、請求項8の考案にあっては、上部開口状の容器本体の開口部周縁に、外 側に向かって張り出すフランジが形成された植木鉢等の園芸容器を載置するフラ ワースタンドにおいて、相離間するとともに相互に連結された一対の脚からなり 、該一対の脚に、前記容器本体の両側に位置して前記フランジを下面側から支持 する高さの異なる複数の支持部がそれぞれ対をなして設けられ、その複数対の支 持部のいずれかが、同一方向へ同一角度で傾斜したものとした。
【0013】
【作用】
請求項1の構成において、載置される園芸容器は支持部と係合部とによって傾 いた状態を保持され、また、請求項2,3の構成では、載置される園芸容器は底 面支持部と周面支持部とによって傾いた状態を保持される。
【0014】 また、請求項4の構成において、園芸容器は載置部材に載置される。ここで、 載置部材を、水平方向の一端側を中心に回動させれば、載置した園芸容器が傾く とともに、載置部材の上面側に突出する支持部によりその状態が保持される。し かも、載置部材の他端側がスタンド本体の調整部に、その回動方向にスライド自 在にかつ固定可能に支持されているため、その傾斜角度が多段階的乃至は無段階 的に調整可能である。
【0015】 また、請求項5の構成において、棚板に載置される園芸容器は、棚板の凹部に 底部の角部を収容されることにより、傾いた状態で保持される。そして請求項6 の構成では、複数段の棚板のうち、凹部を備えた棚板に載置された園芸容器のみ が傾いた状態で保持される。
【0016】 また、請求項7の構成において、載置される園芸容器は、フランジを同一方向 へ同一角度で傾斜した一対の支持部によって、傾いた状態にて保持される。そし て請求項8の構成では、高さが異なる複数対の支持部のうち、同一方向へ同一角 度で傾斜したものに載置された園芸容器のみが傾いた状態で保持される。
【0017】
【実施例】
以下、本考案に係る一実施例を図面に従って説明する。 《第1実施例》 図1及び図2は、請求項1の考案に係るフラワースタンド1を示す図であって 、フラワースタンド1は、本考案の支持部である矩形状の底板2と、該底板2の 後方側の長辺に連続して立設された縦壁3とによって一体形成された側面L字型 のスタンド本体4を有している。また、前記縦壁3には、ワイヤからなる係止部 材5が設けられている。係止部材5は、縦壁3の長手方向に並んで設けられた3 本の腕5a,5a,5aと、その先端に設けられるとともに、前記底板2の上方 側で、やや手前側に傾いて矩形状に開口する本考案の係合部である環状部5bと を有している。
【0018】 一方、本実施例のフラワースタンド1は、図2に示したように、園芸容器であ るプランター100を載置するものであって、プランター100は上面開口状の 容器本体101と、容器本体101の開口部周縁に形成され、外側に向かって折 り返すように張り出したフランジとを有している。そして、前記係止部材5の環 状部5bは、使用時に、図2に示したように前記底板2によって、その底面側の 角部101aを支持されたプランター100の上縁側に外嵌することにより、プ ランター100の自重による揺動を防止するよう構成されている。なお、底板2 の前方側の長辺には、プランター100の前記角部101aを位置規制する断面 略三角形状の係止凸部2aが一体形成されている。
【0019】 従って、かかる構成からなるフラワースタンド1によれば、図2に示したよう に底板2と係止部材5の環状部bとによって、プランター100を傾いた状態の ままで保持することができる。よって、フラワースタンド1を用いることにより 、プランターに植えられた花を観賞に適した状態に載置することができる。例え ば図17に示したように、プランター100が直立した状態(a)では手前側の 花h1,h2に隠れてしまい見えない後側の花h3を、プランター100を傾け た状態(b)とすることにより見えるようにし、これにより、見る者に対して花 のボリューム感を増すことができる。
【0020】 また、これとは別に、太陽の高度が低く日射量が少ない季節には、プランター 100を太陽に向けて傾けることにより、プランター100に植えた植物の発芽 や結花を促進させることができる。なお、本実施例においては、フラワースタン ド1がプランター100を載置するものについて説明したが、前記環状部5bの 形状を円形にして植木鉢を載置するものとしてもよい。
【0021】 《第2実施例》 図3及び図4は、請求項1の考案に係る他のフラワースタンド11を示す図で あって、フラワースタンド11は、本考案の支持部である矩形状の底板12と、 その前方側の長辺に一体形成された係止腕13とを有している。係止腕13は、 底板12の長手方向両端から、底板12の他方の長辺側に向かい鋭角をなして延 出する延出部13a,13aと、底板12に平行して延在し延出部13a,13 a先端を連結する係合部13bとを有している。また、本実施例のフラワースタ ンド11も前述したものと同様にプランター100を載置するものであって、前 記係合部13bは、図示した使用時に、底板12に底面側の角部101aが支持 されたプランター100のフランジ102の裏面側に係合できるよう上方に突出 した形状を有しており、プランター100の自重による揺動を防止するように構 成されている。
【0022】 従って、本実施例のフラワースタンド11にあっては、底板12と、係止腕1 3の係合部13bとによって、プランター100を傾いた状態のままで保持する ことができる。よって、図1及び図2に示したものと同一の効果が得られる。な お、図示しないが、前記係合部13bを弧状に湾曲して形成すれば、周面が湾曲 する植木鉢を載置するフラワースタンドとすることができる。
【0023】 《第3実施例》 一方、図5及び図6は、請求項2の考案に係るフラワースタンド15を示す図 であって、フラワースタンド15は長さ方向に断面一様であって、長方形をなす 底面の後方側の長辺を形成する底面支持部16と、前方側の長辺を形成する周面 支持部17と、それらの間に形成された溝18とを有している。底面支持部16 には、使用時にプランター100の容器本体101の底面が面接する第1の当接 面16aが形成されている。周面支持部17には、使用時にプランター100の 容器本体101の傾き方向側の周面が面接するとともに、前記第1の当接面16 aに対し略90°傾斜した第2の当接面17aが形成されている。
【0024】 従って、本実施例のフラワースタンド15にあっては、プランター100の底 面側の角部101aを溝18に収容させた状態で底面支持部16と周面支持部1 7とにより、プランター100を傾いた状態のままで保持することができる。よ って、図1及び図2に示したものと同一の効果が得られる。
【0025】 なお、本実施例においては、第1の当接面16aと第2の当接面17aとが溝 18により分断されたものを示したが、双方の当接面16a,17aを連続的に 形成してもよい。また、本実施例では、断面一様の底面支持部16と周面支持部 17とを面接させることによってプランター100を保持するものを示したが、 底面支持部16と周面支持部17の一方又は双方を、それらと同一の断面形状を 有するとともにプランター100の長手方向に適宜間隔をおき設けられた複数の 突起等により形成するようにしても構わない。また、前記第2の当接面17aを 湾曲面に形成すれば、周面が湾曲する植木鉢を載置するフラワースタンドとする ことができる。
【0026】 《第4実施例》 一方、図7及び図8は、請求項3の考案に係るフラワースタンド21を示す図 であって、図から明らかなように、このフラワースタンド21は、図5及び図6 をもって既説したフラワースタンド11における底面支持部16を構成する第1 の本体22と、同様に周面支持部17を構成する第2の本体23とによって別体 形成されている。そして、第1の本体22側に第1の当接面16aが設けられる とともに、第2の本体23側に第2の当接面17aが設けられている。従って、 かかるフラワースタンド21にあっても、図5及び図6に示したものと同様の効 果が得られる。
【0027】 《第5実施例》 図9は、請求項2の考案に係る他のフラワースタンド25を示す図であって、 このフラワースタンド25は、プランター100の長さ方向に延びた長方形の基 部26と、該基部26の長さ方向に沿って突出形成された底面支持部27と、基 部26の前方側の長辺全域に立設された縦壁28と、該縦壁28の上縁全域に形 成された周面支持部29とを有している。底面支持部27は、基部26の幅方向 の中程部から前方側の長辺に向かって傾斜する三角形状の一様断面を有しており 、底面支持部27には、使用時にプランター100の底面が面接する第1の当接 面27aが形成されている。また、前記周面支持部29には、使用時にプランタ ー100の容器本体101の傾き方向側の周面が面接する第2の当接面29aが 形成されている。
【0028】 従って、本実施例のフラワースタンド21にあっては、底面支持部27と周面 支持部29とによって、プランター100を傾いた状態のままで保持することが できる。よって、図1及び図2に示したものと同一の効果が得られる。なお、本 実施例のフラワースタンド21においても、底面支持部27と周面支持部29の 一方又は双方を、それらと同一の断面形状を有するとともにプランター100の 長手方向に適宜間隔をおき設けられた複数の突起により形成するようにしてもよ く、また、前記第2の当接面29aを湾曲面に形成すれば、周面が湾曲する植木 鉢を載置するフラワースタンドとすることができる。
【0029】 《第6実施例》 図10は、請求項4の考案に係るフラワースタンド31を示すものであって、 フラワースタンド31は、プランター100の長さ方向に延びた長方形のスタン ド本体32と、スタンド本体32の前方側にて、水平方向の一端が軸Oを介して 回動自在に支持されるとともに、プランター100の底部を支持する板状の載置 部材33とを有している。スタンド本体32の後方側には、両短辺に接して弧状 に湾曲した本考案の調整部である支持腕34が立設されている。支持腕34には 弧状のスリット34aが開設されており、この支持腕34に載置部材33の水平 方向の他端側が、蝶ボルト35の図示しない軸を介してスライド自在にかつ固定 可能に支持されている。これにより、載置部材33の傾斜角度を無段階的に調整 できるようになっている。また、載置部材33には、スタンド本体32の前方側 の上面側に、プランター100の容器本体101における傾き方向側の周面が当 接する支持部36が突設されている。
【0030】 従って、本実施例のフラワースタンド31にあっては、載置部材33と支持部 36とによってプランター100を傾けた状態で保持できる。しかも、載置部材 33の傾斜角度が無段階的に調整可能であるため、プランター100の傾きを必 要に応じて変化させることができ、より便利である。なお、本実施例のフラワー スタンドにおいても、支持部36を同一の断面形状を有する突起等に変更しても よく、また、プランター100が当接する部分を湾曲させて植木鉢を載置するフ ラワースタンドとすることができる。
【0031】 《第7実施例》 また、図11は、請求項4の考案に係る他のフラワースタンド41を示すもの であって、フラワースタンド41は、前述したプランター100(図示せず)の 長さ方向に長尺で上面開口状の容器体であるスタンド本体42によって形成され ている。スタンド本体42の内部には板状の載置部材43が収容されており、載 置部材43は、スタンド本体42の側壁44の後方側にて水平方向の後端側を軸 Oを介して回動自在に支持されている。また、載置部材43の両側縁には、前記 側壁44に平行するフランジ45が形成されている。フランジ45には、載置部 材43の水平方向の前端側に位置してねじ穴45aが開口しており、前記側壁4 4には、載置部材43の回動に伴いねじ穴45aが描く軌跡上に、複数の穴44 a・・・が相互に間隔をおき開口している。なお、複数の穴44aのうち最上部 に位置するものが、前記軸Oと同じ高さに設定されている。
【0032】 また、載置部材43は、図12に示すように、調製ボルト46を前記側壁44 の外側から任意の穴44aに貫通した後ねじ穴45aに螺合することにより、傾 斜角度を段階的に調製されるとともに、その前端部を固定されている。すなわち 、本実施例においては、前記側壁44の複数の穴44aが開口する部分によって 本考案の調製部が構成されている。また、スタンド本体42が有する前壁47の 上縁側47aは、常時載置部材43の前端部より上方側に位置している。このた め、載置部材42に前記プランターを載置したときには、その容器本体の傾き方 向側の周面が前記上縁47aに当接するようになっており、前記前壁47の上縁 47a側により本考案の支持部が構成されている。
【0033】 従って、かかる構成からなる本実施例においても、載置部材33と支持部36 とによってプランター100を傾けた状態で保持できる。しかも、載置部材33 の傾斜角度が段階的に調整可能であるため、プランター100の傾きを必要に応 じて変化させることができ、より便利である。なお、本実施例のフラワースタン ドにおいても、前壁47の上縁47a側を湾曲させれば、植木鉢を載置するフラ ワースタンドとすることができる。
【0034】 《第8実施例》 図13は、請求項5の考案に係るフラワースタンド51を示すものであって、 フラワースタンド51は、相離間する一対の脚52,52が複数本の連結棒53 を介して連結されるとともに、一対の脚52,52に、2枚の棚板54,54が 段差をもって架け渡された構造を有している。双方の棚板54,54の上面には 凹部55が形成されている。凹部55は図14にも示すように、棚板54の後方 側から前方側に向かって傾斜するとともに、棚板54に載置するプランター10 0の底面に当接する第1の傾斜面55aと、棚板54の前方側から後方側に向か って傾斜し、第1の斜面55aに対し略90°をなして連続するとともに、プラ ンター100における容器本体101の傾き方向側の周面に当接する第2の傾斜 面55bと、それらの両側辺に連続する逆三角形状の垂直面55cとによって形 成されている。
【0035】 かかる構成からなる本実施例においては、図14に示したように、プランター 100の底部側の角部101を凹部55に収容させることにより、プランター1 00を傾いた状態で保持することができる。よって、図1及び図2をもって既説 したフラワースタンド1と同一の効果を奏することができる。なお、図示しない が、前述した2枚の棚板54,54の一方側を、凹部55が存在しない通常の棚 板とすれば、すなわち、請求項6の考案に係る構成とすれば、複数のプランター を複数段に載置するとともに、凹部55を備えた棚板54に載置したプランター のみ傾いた状態で保持できる。つまり一方のプランターを選択的に傾けた状態、 すなわち植えられた花の観賞等に適した状態にすることができ、便利である。
【0036】 《第9実施例》 図15は、請求項7の考案に係るフラワースタンド61を示すものであって、 フラワースタンド61は、相離間する一対の脚63,63が複数本の連結棒64 を介して連結された構造を有している。脚63は、前後に並んだ縦長状の直立部 65,66が中程で一体化された略H型の板状部材であり、後方側の直立部65 が前方側の直立部66より高く形成されている。双方の直立部65,66の上端 部65a,66aは、図16に示した使用時にプランター100の容器本体10 1とフランジ102との間に内嵌され、かつフランジ102を下面側から支持す る本考案の支持部である。また双方の上端部65a,66aは略角錐台状に形成 されるとともに前方側に向かって傾斜しており、双方の上面には二筋のスリット 67,67が欠成されている。
【0037】 かかる構成からなる本実施例において、プランター100を載置するには、図 16に示したように一対の脚63,63が有する前後の直立部65,66の上端 部65a,66aにて、プランター100の長さ方向両端部におけるフランジ1 02を支持させる。このとき、直立部65,66の上端部65a,66aが傾斜 しているため、プランター100を傾いた状態にて保持させることができる。よ って、図13及び図14をもって既説したフラワースタンド51と同様の効果を 得ることができる。なお、使用時には、プランター100のフランジ102の下 面側に形成されたリブ(図示せず)が、上端部65a,66aに欠成されたスリ ット67,67に内嵌することにより、プランター100の前後のガタツキが防 止される。
【0038】 また、図示しないが、本実施例のフラワースタンド61にあっても、前後の直 立部65,66の上端部65a,66aの一方側を、傾斜させず水平に形成すれ ば、すなわち、請求項8の考案に係る構成とすれば、複数のプランターを複数段 に載置するとともに、傾斜した上端部側に載置したプランターのみ傾いた状態で 保持できる。つまり一方のプランターを選択的に傾けた状態、すなわち植えられ た花の観賞等に適した状態にすることができ、便利である。
【0039】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1乃至請求項8のフラワースタンドにおいては、 園芸容器を傾いた状態で保持することができる構成としたから、園芸容器に植え られた花を観賞に適した状態に載置することができる。また、日射量の少ない季 節には園芸容器を太陽に向けて傾けることにより、植えられた植物の発芽や結花 を促進させることもできる。さらに、請求項4のフラワースタンドにあっては、 載置部材の傾斜角度が調整可能であるため、園芸容器の傾きを必要に応じて変化 させることができ、より便利である。また、請求項6及び請求項8のフラワース タンドにあっては、複数の園芸容器を複数段に載置するとともに、いずれかの園 芸容器を選択的に傾けた状態、すなわち植えられた花の観賞等に適した状態にす ることができ、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す外観斜視図である。
【図2】同第1実施例の使用状態を示す図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す使用状態における外
観斜視図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】本考案の第3実施例を示す外観斜視図である。
【図6】同第3実施例の使用状態を示す図である。
【図7】本考案の第4実施例を示す外観斜視図である。
【図8】同第4実施例の使用状態を示す図である。
【図9】本考案の第5実施例を示す図である。
【図10】本考案の第6実施例を示す図である。
【図11】本考案の第7実施例を示す図である。
【図12】図11のB−B断面図である。
【図13】本考案の第8実施例を示す外観斜視図であ
る。
【図14】同第8実施例の使用時における棚板を示す断
面図である。
【図15】本考案の第9実施例を示す外観斜視図であ
る。
【図16】同第9実施例の使用状態を示す図である。
【図17】本考案の効果を示す説明図である。
【符号の説明】
1 フラワースタンド 2 底板(支持部) 5b 環状部(係合部) 11 フラワースタンド 12 底板 13b 係合部 15 フラワースタンド 16 底面支持部 17 周面支持部 21 フラワースタンド 22 第1の本体 23 第2の本体 25 フラワースタンド 27 底面支持部 29 周面支持部 31 フラワースタンド 32 スタンド本体 33 載置部材 34 支持腕(調整部) 36 支持部 41 フラワースタンド 42 スタンド本体 43 載置部材 47a 上縁 51 フラワースタンド 52 脚 54 棚板 55 凹部 55a 第1の斜面 55b 第2の斜面 61 フラワースタンド 63 脚 65a 直立部の上端部(支持部) 66a 直立部の上端部(支持部)

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植木鉢等の園芸容器を載置するフラワー
    スタンドにおいて、 前記園芸容器の底面側の角部を支持する支持部と、 前記園芸容器の上縁側に係合し前記園芸容器の自重によ
    る揺動を防止する係合部と、 を備えたことを特徴とするフラワースタンド。
  2. 【請求項2】 植木鉢等の園芸容器を載置するフラワー
    スタンドにおいて、 前記園芸容器の底面が当接する斜状の底面支持部と、 前記園芸容器の傾き方向側の周面が当接する周面支持部
    と、 を備えたことを特徴とするフラワースタンド。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のフラワースタンドを、別
    体に形成された第1の本体と第2の本体とによって構成
    し、前記第1の本体に前記底面支持部を設ける一方、前
    記第2の本体に前記周面支持部を設けたことを特徴とす
    る請求項2記載のフラワースタンド。
  4. 【請求項4】 植木鉢等の園芸容器を載置するフラワー
    スタンドにおいて、 スタンド本体と、 該スタンド本体に水平方向の一端側が上下方向に回動自
    在に支持されるとともに前記園芸容器の底部を支持する
    載置部材と、 前記スタンド本体に設けられ、前記載置部材の水平方向
    の他端側が回動方向にスライド自在でかつ固定可能に支
    持された調整部と、 前記載置部材の上面側に突出し、前記園芸容器の傾き方
    向側の周面が当接する支持部と、 を備えたことを特徴とするフラワースタンド。
  5. 【請求項5】 相離間する一対の脚に、植木鉢等の園芸
    容器を載置する棚板が架け渡されたフラワースタンドに
    おいて、 前記棚板に、前記園芸容器の底面に当接する第1の傾斜
    面と、前記園芸容器の傾き方向側の周面に当接する第2
    の傾斜面とを形成する凹部を設けたことを特徴とするフ
    ラワースタンド。
  6. 【請求項6】 相離間する一対の脚に、植木鉢等の園芸
    容器を載置する複数段の棚板が架け渡されたフラワース
    タンドにおいて、 前記複数段の棚板のいずれかに、前記園芸容器の底面に
    当接する第1の傾斜面と、前記園芸容器の傾き方向側の
    周面に当接する第2の傾斜面とを形成する凹部を設けた
    ことを特徴とするフラワースタンド。
  7. 【請求項7】 上部開口状の容器本体の開口部周縁に、
    外側に向かって張り出すフランジが形成された植木鉢等
    の園芸容器を載置するフラワースタンドにおいて、 相離間するとともに相互に連結された一対の脚からな
    り、該一対の脚に、前記容器本体の両側に位置して前記
    フランジを下面側から支持する支持部がそれぞれ対をな
    して設けられるとともに、その対をなす支持部が同一方
    向へ同一角度で傾斜したことを特徴とするフラワースタ
    ンド。
  8. 【請求項8】 上部開口状の容器本体の開口部周縁に、
    外側に向かって張り出すフランジが形成された植木鉢等
    の園芸容器を載置するフラワースタンドにおいて、 相離間するとともに相互に連結された一対の脚からな
    り、該一対の脚に、前記容器本体の両側に位置して前記
    フランジを下面側から支持する高さの異なる複数の支持
    部がそれぞれ対をなして設けられ、その複数対の支持部
    のいずれかが、同一方向へ同一角度で傾斜したことを特
    徴とするフラワースタンド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016205056A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 トヨタホーム株式会社 半地下構造の居室壁構造
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