JP3040881U - 可動式植木用コンテナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな植木を植えても倒れるおそれがなく、
かつ、自由に移動させることができる植木用コンテナを
提供することを目的としている。 【解決手段】 植木を植えるためのコンクリート製のコ
ンテナ本体（１２）と、コンテナ本体を載せるための受
台（１４）と、受台に対して旋回可能に受台の下面に取
付けられた少なくとも３つのキャスタ（１６）とを備え
ていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、可動式のコンクリート製植木用コンテナに関する。

【０００２】

【考案が解決しようとする課題】

植木鉢やプランタは通常、陶器やプラスチック等の軽い材料で作られている。 しかし、このような軽い材料で作られた鉢やプランタに大きな植木を植えて屋外 に置いておくと、風などにより、鉢やプランタが倒れるおそれがある。一方、倒 れにくいように重い材料で鉢やプランタを作ると、鉢やプランタを移動させにく いという弊害がある。

【０００３】 したがって、本考案は、大きな植木を植えても倒れるおそれがなく、かつ、自 由に移動させることができる植木用コンテナを提供することを目的としている。

【課題を解決するための手段】

【０００４】 上述の課題を達成するために、本考案により、植木を植えるためのコンクリー ト製のコンテナ本体と、コンテナ本体を載せるための受台と、受台に対して旋回 可能に受台の下面に取付けられた少なくとも３つのキャスタとを備えていること を特徴とする可動式植木用コンテナが提供される。

【０００５】 好ましくは、本考案の可動式植木用コンテナが、キャスタの移動を阻止するた めのストッパを更に備えている。

【０００６】

【考案の実施の形態】

次に図面を参照して、本考案の実施の形態について説明する。図１において全 体として参照符号１０で示される本考案の可動式植木用コンテナは、植木を植え るためのコンテナ本体１２を備えており、コンテナ本体１２は、側壁１２ａと、 底壁１２ｂとによって構成されている。コンテナ本体１２は、大きな植木を植え て屋外に置いても倒れることがないように、コンクリートで形成されている。な お、底壁１２ｂには、水はけ用の孔１２ｃが設けられている。

【０００７】 可動式植木用コンテナ１０は更に、コンテナ本体１２を載せるための受台１４ を備えている。受台１４は好ましくは、鋼などの金属で作られている。受台１４ の下面には、少なくとも３つのキャスタ１６（図１においては、２つのキャスタ が示されている）が、廻りフレーム１８を介して取付けられており、これにより 、キャスタ１６は、廻りフレーム１８の軸線１８ａを中心として旋回することが できる。

【０００８】 好ましくは、各廻りフレーム１８には、キャスタ１６の移動を阻止するための ストッパ２０が取付けられている。ストッパ２０は、図１に示されるように、雄 ねじの切られたシャフト部２０ａと、シャフト部２０ａの下端に固定されたヘッ ド部２０ｂと、シャフト部２０ａの雄ねじに対応する雌ねじが切られ、シャフト 部２０ａがねじ込まれる受容部２０ｃとを有しており、ヘッド部２０ｂを下降さ せて床面（図示せず）に接触させることによって、キャスタ１６の移動を阻止す るようになっている。なお、受台１４の下面には、受台１４を補強するための補 強材１４ａを取付けてもよい。

【０００９】

【考案の効果】

本考案によれば、コンクリート製のコンテナ本体に植木を植えているので、屋 外に置いたとしても風で倒れる心配がなく、かつ、キャスタを備えているので、 植木を所望の箇所に自由に移動させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の可動式植木用コンテナを示した断面図
である。

【符号の説明】

１０ 可動式植木用コンテナ １２ コンテナ本体 １４ 受台 １６ キャスタ ２０ ストッパ

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 植木を植えるためのコンクリート製のコ
   ンテナ本体と、コンテナ本体を載せるための受台と、受
   台に対して旋回可能に受台の下面に取付けられた少なく
   とも３つのキャスタとを備えていることを特徴とする可
   動式植木用コンテナ。
2. 【請求項２】 キャスタの移動を阻止するためのストッ
   パを更に備えていることを特徴とする請求項１に記載の
   可動式植木用コンテナ。