JP3016477B2 - 海底ケーブルシステムにおける監視情報の送受信装置 - Google Patents

海底ケーブルシステムにおける監視情報の送受信装置

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    • H04B10/07Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems
    • H04B10/075Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an in-service signal
    • H04B10/077Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an in-service signal using a supervisory or additional signal
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の陸揚げ局が
リング状に配置された海底ケーブルシステムの陸揚げ局
における監視情報の送受信装置に関する。特に、海底ケ
ーブルシステムにおける自局および他局の監視情報を送
受信するための送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】国際回線の需要が高まるにつれて、国際
回線の回線品質がさらに重要視されるようになってい
る。回線障害が発生するとその回線を収容する陸揚げ局
端局装置から多数の警報が他局に向けても送出される。
国際通信の品質を高い状態に維持しておくために、シス
テム内の各局は、他局の監視情報も入手して、システム
内の各回線や各局の状況を把握しておく必要がある。海
底ケーブルシステムでは、2局または3局の陸揚げ局相
互間で通信が行われことが多い。そのようなシステムで
は、ある陸揚げ局は、他局における障害情報等の監視情
報を比較的容易に入手できる。
【0003】海底ケーブルシステムには、複数の陸揚げ
局がリング状に配置されたシステムもある。そのような
システムにおいて、ある陸揚げ局が各局における監視情
報を入手しようとすると、直接には回線接続されていな
い局からも監視情報を入手しなければならない。地上局
で構成されている通信システムでは、通信のための回線
の他に監視情報送受信用のLANなどを容易に敷設でき
る。しかし、海底ケーブルシステムでは、そのようなこ
とを行うのは困難であり、通信のための海底ケーブル自
体の回線を用いて監視情報の送受信を行わなくてはなら
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、複数の
陸揚げ局がリング状に配置された海底ケーブルシステム
では、限られた回線によって他局の監視情報を入手しな
ければならない。また、上述したように国際通信の品質
を高い状態に保つために、システム内の各局は、他局の
監視情報を正確に把握する必要がある。なお、海底ケー
ブルシステムにおける2つの陸揚げ局の間で監視情報を
送受信する方式は、例えば特開平4−122127号公
報に記載されている。
【0005】そこで、本発明は、複数の陸揚げ局がリン
グ状に配置された海底ケーブルシステムにおいて、海底
ケーブル自体の回線を用いて各局が相互に監視情報の送
受信を行う場合に、信頼性の高い監視情報の送受信を行
うことができる海底ケーブルシステムにおける監視情報
の送受信装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による海底ケーブ
ルシステムにおける監視情報の送受信装置は、複数の陸
揚げ局がリング状に配置された海底ケーブルシステムの
各陸揚げ局の監視情報データを送受信する送受信装置で
あって、両方向の各ルートによって受信された各局の監
視情報データを含む監視情報に自局の監視情報を設定す
るとともに設定時刻を特定するためのデータを監視情報
に含めて、送出される監視情報を作成する監視情報設定
手段と、両方向の各ルートによって受信した各局の監視
情報データのうち設定時刻が新しいものを最新の監視情
報データとして選択する選択手段とを備えたものであ
る。監視情報設定手段は、受信した監視情報を記憶する
とともに、記憶されている情報のうち自局の監視情報デ
ータのみを書き換えて監視情報を送出する重畳手段を備
えていてもよい。監視情報設定手段は、設定時刻を特定
するためのデータとして時刻に応じて数値が増えていく
番号を使用する構成であってもよい。選択手段は、両方
向の各ルートによって受信した各局の監視情報データの
うち対応する番号が大きい方の監視情報データを選択す
る構成であってもよい。そして、送受信装置は、監視情
報をオーバヘッド信号に組み込む信号処理手段をさらに
備えていてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、複数の陸揚げ局がリング
状に配置された海底ケーブルシステムの一構成例を示す
システム構成図である。この例では、A局〜H局の計8
つの陸揚げ局が存在し、各隣接局間には内廻りおよび外
廻りの光海底ケーブルが敷設されている。また、A局〜
H局には、それぞれ、監視装置1A〜1Hが設けられて
いる。図1において、Pは外廻りルートを示し、Qは内
廻りルートを示す。
【0008】図2は、図1に示されたA局〜H局の構成
例を示すブロック図である。図2には1つの陸揚げ局2
の構成が示されているが、A局〜H局の構成は図2に示
されたように構成される。また、図2では、図1に示さ
れた監視装置は1A〜1Hは、監視装置2として示され
ている。
【0009】外廻りルートPにおける光海底ケーブルに
よる一方の隣接局からの多重化された光信号は光−電気
変換器21で電気信号に変換され、分離器22で各チャ
ネルの信号に多重分離される。信号処理回路23は、分
離器22が取り扱っている信号からオーバヘッド信号の
部分を抽出する。この実施の形態では、オーバヘッド信
号には、A局〜H局における監視情報データが含まれて
いる。信号処理回路23は、オーバヘッド信号中のA局
〜H局における監視情報データを監視情報送受信装置3
に転送する。また、多重器24は、各チャネルの送信信
号を多重化する。信号処理回路23は、さらに自局およ
び他局の監視情報データを送信信号中のオーバヘッド信
号に組み込む制御を行う。多重器24が出力した送信信
号は、電気−光変換器25によって光信号に変換され、
外廻りルートPによって他方の隣接局に伝送される。
【0010】内廻りルートQにおける光海底ケーブルに
よる他方の隣接局からの多重化された光信号は光−電気
変換器26で電気信号に変換され、分離器27で各チャ
ネルの信号に多重分離される。信号処理回路28は、分
離器27が取り扱っている信号からオーバヘッド信号の
部分を抽出する。信号処理回路28は、オーバヘッド信
号中のA局〜H局における監視情報データを監視情報送
受信装置3に転送する。また、多重器29は、各チャネ
ルの送信信号を多重化する。信号処理回路28は、さら
に自局および他局の監視情報データを送信信号中のオー
バヘッド信号に組み込む制御を行う。多重器29が出力
した送信信号は、電気−光変換器30によって光信号に
変換され、内廻りルートQによって他方の隣接局に伝送
される。
【0011】図3は、監視情報送受信装置3の構成を示
すブロック図である。ここでは、B局の監視情報送受信
装置3を例示するが、他の局の監視情報送受信装置3も
同一構成でよい。監視情報送受信装置3において、抽出
回路31は、図2に示す信号処理回路23からのオーバ
ヘッド信号から監視情報cを抽出し、それを重畳回路3
4および比較/選択回路32に出力する。また、抽出回
路36は、図2に示す信号処理回路28からのオーバヘ
ッド信号から監視情報dを抽出し、それを重畳回路37
および比較/選択回路32に出力する。なお、図3で
は、理解の容易のために、A局およびC局から抽出回路
31,36に直接信号が渡るように表現されているが、
実際には、信号は陸揚げ局2の内部を伝達して抽出回路
31,36に到達する。
【0012】比較/選択回路32は、監視情報cと監視
情報dとを比較し、比較結果にもとづく監視情報eをイ
ンタフェース回路41を介して監視装置1に送出する。
監視装置1は、監視情報eを表示する制御を行う。自局
情報検出/順序番号回路33は、各種の自局情報を入力
し、それらの情報に時刻を特定するための番号を付して
重畳回路34,37に出力する。重畳回路34は、抽出
回路31からの監視情報を自局情報検出/順序番号回路
33からの情報で更新し、更新された監視情報を出力回
路35を介して信号処理装置23に出力する。また、重
畳回路37は、抽出回路36からの監視情報を自局情報
検出/順序番号回路33からの情報で更新し、更新され
た監視情報を出力回路38を介して信号処理装置28に
出力する。
【0013】図4(A)は、オーバヘッド信号に含まれ
る監視情報のフォーマットの一例を示す説明図である。
A局〜H局は、図4(A)に示すフォーマットの監視情
報を、外廻りルートPおよび内廻りルートQのそれぞれ
で順次転送する。各局は、図4(A)に示すフォーマッ
トにおける自局の監視情報のエリアに各種の自局情報を
設定するとともに、その他の監視情報のエリアには受信
した情報をそのまま設定する。なお、図示されていない
が、図4(A)に示すフォーマットには、パリティチェ
ックビットなどのチェックデータ等も含まれている。さ
らに、図4(B)に示すように、各局の監視情報のエリ
アには、各局の監視情報データとともに、送出時刻に対
応した順序番号が設定されている。図4(B)にはA局
の監視情報のエリアの設定内容が例示されているが、そ
の他の局に関する監視情報のエリアの設定内容も、同様
に、各局の監視情報データおよび送出時刻に対応した順
序番号を含むものである。順序番号として、例えば、0
1から始まる番号が使用される。番号は、例えば監視情
報の送出時にインクリメントされる。
【0014】次に、監視情報送受信装置3の動作を説明
する。ここでは、B局における監視情報送受信装置3を
例にとって動作説明を行う。B局の監視情報送受信装置
3は、信号処理回路23から、A局が送出したオーバヘ
ッド信号中の監視情報aを入力する。この実施の形態で
は、監視情報aは図4(A)に示すフォーマットで構成
されている。抽出回路31は、パリティチェック等を行
った後に監視情報cとして、重畳回路34および比較/
選択回路32に出力する。監視情報cにおける各局の監
視情報エリアには、それぞれの局を通過したときにそれ
ぞれの局が設定した監視情報データが設定されている。
また、各順序番号として、それぞれの局が監視情報デー
タを設定した時刻を特定するための番号が設定されてい
る。なお、監視情報は、各局において、一定時間毎に送
出される。例えば、1秒毎に送出される。
【0015】一方、C局が送出したオーバヘッド信号中
の監視情報bは、信号処理回路28から監視情報送受信
装置3に入力される。監視情報bも、図4(A)に示す
フォーマットで構成されている。抽出回路36は、パリ
ティチェック等を行った後に監視情報dとして、重畳回
路37および比較/選択回路32に出力する。監視情報
dにおける各局の監視情報エリアにも、それぞれの局を
通過したときにそれぞれの局が設定した監視情報データ
が設定されている。また、各順序番号として、それぞれ
の局が監視情報データを設定した時刻を特定するための
番号が設定されている。
【0016】比較/選択回路32は、監視情報dにおけ
る各局の監視情報エリア中の順序番号と監視情報cにお
ける各局の監視情報エリア中の順序番号とを、それぞれ
比較する。そして、番号が大きい方に対応した監視情報
データをその局の最新の監視情報データとして、インタ
フェース回路41を介して監視装置1に送出する。監視
装置1は、受け取った各局の監視情報データの内容を表
示する。
【0017】自局情報検出/順序番号回路33は、自局
の警報情報や給電電圧電流値情報などの自局の各種情報
を入力する。そして、前回監視情報を送出したときの順
序番号の値よりも1大きい番号を順序番号として、自局
の各種情報および順序番号を重畳回路34,37に出力
する。重畳回路34は、抽出回路31からの監視情報d
を記憶している。その監視情報における自局(この例で
はB局)の監視情報のエリアに、自局情報検出/順序番
号回路33から入力した自局の各種情報を設定するとと
もに、自局情報検出/順序番号回路33から入力した順
序番号を、自局の監視情報のエリアにおける順序番号の
欄に設定する。他局の監視情報の領域の記載内容はその
ままにする。このようにして作成された新たな監視情報
を出力回路35に出力する。出力回路35は、信号処理
回路23に新たな監視情報を出力する。信号処理回路2
3は、外廻りルートPでC局に送られる送信信号中のオ
ーバヘッド信号に新たな監視情報を組み込む。従って、
C局に送られる信号中のオーバヘッド信号には、B局の
監視情報のエリアが更新された監視情報が含まれる。
【0018】同様に、重畳回路37は、抽出回路36か
らの監視情報dを記憶している。その監視情報における
自局(この例ではB局)の監視情報のエリアに、自局情
報検出/順序番号回路33から入力した自局の各種情報
を設定するとともに、自局情報検出/順序番号回路33
から入力した順序番号を、自局の監視情報のエリアにお
ける順序番号の欄に設定する。他局の監視情報の領域の
記載内容はそのままにする。このようにして作成された
新たな監視情報を出力回路38に出力する。出力回路3
8は、信号処理回路28に新たな監視情報を出力する。
信号処理回路28は、内廻りルートQでA局に送られる
送信信号中のオーバヘッド信号に新たな監視情報を組み
込む。従って、A局に送られる信号中のオーバヘッド信
号にも、B局の監視情報のエリアが更新された監視情報
が含まれる。
【0019】次に、図5〜図7を参照して、受信した監
視情報から最新の情報を検出する制御についてさらに詳
しく説明する。ここでも、B局の動作を例にする。ま
た、簡単のために、各局は、初めに順序番号を01に設
定して同時に監視情報を送出開始したとする。そして、
その後、1秒毎に監視情報を送出するものとする。ある
程度時間がたって、図5に示すような監視情報が、内廻
りルートQでC局からB局に到着したとする。その監視
情報において、例えば、A局の監視情報のエリアでは順
序番号は「1」になっている。また、その他の局の監視
情報の各エリアでは順序番号は、A局が設定した「1」
から1ずつ増えた値になっている。
【0020】このときに外廻りルートPでA局からB局
に到着する監視情報は、図6に示すようになっている。
この実施の形態では、外廻りルートPではA局とB局と
の間に他局は存在しないのに対して、内廻りルートQで
はA局とB局との間に他の6局が存在する。すると、内
廻りルートQで受信したA局の監視情報データは、同時
に受信された外廻りルートPによるA局の監視情報デー
タよりも、監視情報送出の6周期分だけ古いものであ
る。
【0021】図6に示すように、内廻りルートQで受信
したA局の順序番号「1」に対して、外廻りルートPで
受信したA局の順序番号は、「6」多い値である「7」
になっている。すなわち、内廻りルートQで受信したA
局の順序番号「1」と外廻りルートPで受信したA局の
順序番号「7」とを比較すると、順序番号が大きい方が
新しい監視情報データを示していることになる。そこ
で、比較/選択回路32は、順序番号が大きい方に対応
した監視情報データを最新のデータとして選択する。C
局〜H局に関しても、内廻りルートQで受信した監視情
報と外廻りルートPで受信した監視情報とにおける順序
番号を比較し、大きい方の順序番号に対応した各監視情
報データを最新のデータとして選択する。
【0022】図7は、図5に示されたような内廻りルー
トQで受信した監視情報dと、図6に示されたような外
廻りルートPで受信した監視情報cとから、比較/選択
回路32が、上述したように選択して生成された監視情
報eを示す説明図である。この監視情報eは、インタフ
ェース回路41を介して監視装置1に送出される。監視
装置1は、その監視情報eを表示する。以上のようにし
て、監視装置1は、最新の各局における監視情報データ
を入手して表示することができる。なお、ここでは、B
局を例にとって動作説明を行ったが、他の局も同様の処
理によって、最新の他局の監視情報データを入手して表
示することができる。また、この実施の形態では、監視
情報送出時刻を特定するための情報として順序番号を用
いたが、他の形式の情報を用いることができる。例え
ば、時刻そのものを用いてもよい。
【0023】各局における監視情報送出時刻のずれや伝
搬遅延の違い等によって、外廻りルートPによる監視情
報と内廻りルートQによる監視情報とが、全く同時に到
着するとは限らない。そこで、比較/選択回路32にお
いて、一方のルートによる監視情報が到着してから他方
のルートによる監視情報が到着するまで、ある程度の待
ち時間が設定される。そして、その待ち時間が過ぎても
他方のルートによる監視情報が到着しない場合には、そ
のルートにおいて回線断等が発生したと判断し、すでに
到着している監視情報を監視装置1に送出する。
【0024】この実施の形態にれば、複数の陸揚げ局が
リング状に配置された海底ケーブルシステムにおいて、
両ルートの海底ケーブル自体の回線を用いて各局の監視
情報を転送しあい、両ルートで受信した監視情報に含ま
れる各監視情報データのうち順序番号が大きい方の監視
情報データを選択するので、監視情報の伝達が冗長化さ
れて信頼性が向上するとともに、常に各局の最新情報を
入手できて監視装置1において無駄なロギングを行った
りする必要がなくなる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、海底ケ
ーブルシステムにおける監視情報の送受信装置を、両方
向の各ルートによって受信した各局の監視情報データを
含む監視情報に自局の監視情報を設定するとともに設定
時刻を特定するためのデータを監視情報に含める監視情
報設定手段と、両方向の各ルートによって受信した各局
の監視情報データのうち設定時刻が新しいものを最新の
監視情報データとして選択する選択手段とを備えた構成
にしたので、監視情報転送の冗長性によって各局が受信
する監視情報の信頼性が向上させた上で、各局において
他局の情報を可能な限り早く入手できる効果がある。監
視情報設定手段を、受信した監視情報を記憶するととも
に、記憶されている情報のうち自局の監視情報データの
みを書き換えて監視情報を送出するように構成した場合
には、監視情報送出のための構成を簡略化できる。監視
情報設定手段を、設定時刻を特定するためのデータとし
て時刻に応じて数値が増えていく番号を使用する構成に
した場合には、設定時刻を特定するためのデータの処理
を簡略化できる。選択手段を、両方向の各ルートによっ
て受信した各局の監視情報データのうち対応する番号が
大きい方の監視情報データを選択する構成にした場合に
は、容易に最新データを選択できる。そして、送受信装
置を、監視情報をオーバヘッド信号に組み込む信号処理
手段をさらに備えた構成にした場合には、海底ケーブル
自体の回線を用いて監視情報を転送するシステムを容易
に構築できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 複数の陸揚げ局がリング状に配置された海底
ケーブルシステムの一構成例を示すシステム構成図であ
る。
【図2】 図1に示されたA局〜H局の構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】 監視情報送受信装置の構成を示すブロック図
である。
【図4】 オーバヘッド信号に含まれる監視情報のフォ
ーマットの一例を示す説明図である。
【図5】 内廻りルートで到着した監視情報の一例を示
す説明図である。
【図6】 外廻りルートで到着した監視情報の一例を示
す説明図である。
【図7】 監視装置に与えられる監視情報の一例を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 監視装置 3 監視情報送受信装置 23,28 信号処理装置 31,36 抽出装置 32 比較/選択回路 33 自局情報検出/順序番号回路 34,37 重畳回路 35,36 出力回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 3/46 H04B 1/74 H04B 3/03 H04B 17/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の陸揚げ局がリング状に配置された
    海底ケーブルシステムの各陸揚げ局の監視情報データを
    送受信する送受信装置であって、 両方向の各ルートによって受信された各局の監視情報デ
    ータを含む監視情報に自局の監視情報を設定するととも
    に設定時刻を特定するためのデータを監視情報に含め
    て、送出される監視情報を作成する監視情報設定手段
    と、 両方向の各ルートによって受信した各局の監視情報デー
    タのうち設定時刻が新しいものを最新の監視情報データ
    として選択する選択手段とを備えたことを特徴とする海
    底ケーブルシステムにおける監視情報の送受信装置。
  2. 【請求項2】 監視情報設定手段は、受信した監視情報
    を記憶するとともに、記憶されている情報のうち自局の
    監視情報データのみを書き換えて監視情報を送出する重
    畳手段を含む請求項1記載の海底ケーブルシステムにお
    ける監視情報の送受信装置。
  3. 【請求項3】 監視情報設定手段は、設定時刻を特定す
    るためのデータとして時刻に応じて数値が増えていく番
    号を使用する請求項1または請求項2記載の海底ケーブ
    ルシステムにおける監視情報の送受信装置。
  4. 【請求項4】 選択手段は、両方向の各ルートによって
    受信した各局の監視情報データのうち対応する番号が大
    きい方の監視情報データを選択する請求項3記載の海底
    ケーブルシステムにおける監視情報の送受信装置。
  5. 【請求項5】 監視情報をオーバヘッド信号に組み込む
    信号処理手段を備えた請求項1ないし請求項4記載の海
    底ケーブルシステムにおける監視情報の送受信装置。
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