JPH06197080A - 光並列伝送制御方式 - Google Patents

光並列伝送制御方式

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JPH06197080A
JPH06197080A JP4346279A JP34627992A JPH06197080A JP H06197080 A JPH06197080 A JP H06197080A JP 4346279 A JP4346279 A JP 4346279A JP 34627992 A JP34627992 A JP 34627992A JP H06197080 A JPH06197080 A JP H06197080A
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JP4346279A
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Nobuhiro Fujimoto
暢宏 藤本
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光並列伝送において、任意の伝送路に障害が発
生した場合に、障害発生経路を回避してデータ伝送を行
える方式を提供することを目的とする。 【構成】送信側に、nチャネルの入力データ系列6の各
チャネルデータを、新たにmチャネルの冗長チャネルを
加えたn+mチャネルの電気伝送路8の何れかに選択・
出力する第1経路切換手段1と、電気信号形式のデータ
を光信号形式のデータへ変換する電気光変換手段2と、
n+mチャネルの光伝送路9により入力される各チャネ
ルデータを、nチャネルの光出力データ系列7へ出力す
る第2経路切換手段3と、光伝送路9を監視して、電気
光変換が正常に行われた否かを判別する監視手段4と、
前記各部の制御を行う制御手段5を備える光並列伝送制
御方式とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理システム内、
情報伝送交換システム内におけるボード間及び各装置間
の情報伝送インタフェースにおいて、特に光ケーブルを
複数を使用した光並列伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、情報処理の高速化が進むと共
に、情報処理量が著しく増加してきている。これはプロ
セッサの処理能力向上によるところが大きく、このプロ
セッサに対応すべくシステムにおけるボード間インタフ
ェース、及び装置間インタフェースの高速化が要求され
ている。
【0003】従来では、ボード間、及び装置間のインタ
フェースとして、同軸ケーブルやペアケーブルのような
電気信号形式の情報伝送媒体によるインタフェースが行
われているが、上記した同軸ケーブル及びペアケーブル
では、その情報伝送量、伝送速度、及び伝送距離は、物
理的要因によるところが大きい。即ち、大量の情報を高
速且つ正確に伝送するためには、ケーブルの径を太くす
る必要が生じる。このため、ケーブル自体の大きさ、太
さ、重量による物理的限界が生じると共に、伝送距離の
延長により情報の劣化が生じ、伝送距離にも限界があ
る。
【0004】また、会社内における環境づくりが盛んに
行われており、端末及びその周辺機器のレイアウトに自
由度が要求されている。しかし、同軸ケーブルでは、物
理的及び伝送距離の面から前記要求に対応することが困
難である。
【0005】さらに次世代の通信技術として注目を集め
ている広帯域ISDNにおいては、伝送交換システムの
扱うデータは、音声電話機にかかる音声データに加え、
画像通信用データ、ファクシミリ通信用データ等が挙げ
られる。そして、これらのデータを多重化して一時期に
伝送するため、音声データのみを取り扱っている場合に
比べ、1000倍以上のデータを伝送する必要があり、
同軸ケーブル、ペアケーブル等の電気信号ケーブルで
は、対応が極めて困難である。
【0006】そこで、従来では、多量の情報を伝送可能
であり、伝送距離による劣化の少ない光伝送技術が注目
されてきている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光伝送方式
において、電気信号を光信号を変換する際に、変換が正
常に行われなかった場合、または任意の光伝送系列に障
害が発生した場合に、その系列のデータは、復旧作業が
終了されるまで、伝送不可能となり、並列伝送の利点が
損なわれる。
【0008】そこで、本発明は、光並列伝送において、
任意の伝送路に障害が発生した場合、冗長系列によりデ
ータ伝送を行い、障害発生時におけるデータ伝送をスム
ースに行える方式を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下のようにした。これを図1の原理図に
基づいて説明する。
【0010】本発明にかかる光並列伝送方式は、nチャ
ネルの入力データ系列6を電気信号形式のデータから光
信号形式のデータへ変換し、nチャネルの光出力データ
系列7を経由して受信側へ出力し、受信側では光出力系
列7の各チャネルデータを電気信号形式のデータに変換
して出力する光並列伝送方式において、前記した送信側
には、第1出力経路切換手段1、電気光変換手段2、第
2出力経路切換手段3、監視手段4、制御手段5を備え
ると共に、第1出力経路切換手段1と電気光変換手段2
は、nチャネルにmチャネルの冗長チャネルを加えたn
+mチャネルの電気伝送路8により接続する。
【0011】また電気光変換手段2と第2出力経路切換
手段3は、n+mチャネルの光伝送路9により接続す
る。ここで、上記した第1経路切換手段1は、nチャネ
ルの入力データ系列6の各チャネルデータを、n+mチ
ャネルの電気伝送路8の何れかに選択・出力する。
【0012】電気光変換手段2は、電気信号形式の各チ
ャネルデータを光信号形式のチャネルデータに変換する
ものである。第2出力経路切換手段3は、n+mチャネ
ルの光伝送路9により入力される各チャネルデータを、
nチャネルの光出力データ系列7へ出力するものであ
る。
【0013】監視手段4は、n+mチャネルの光伝送路
9を監視して、電気光変換が正常に行われたか否かを判
別する。制御手段5は、第1経路切換手段1及び第2経
路切換手段2を制御して、第nチャネルのチャネルデー
タを何れの電気伝送路8または出力データ系列7へ出力
させるかを選択する。
【0014】ここで、監視手段4は、電気光変換手段2
から出力されるn+mチャネルの各系列の光出力レベル
を監視し、光出力レベルが所定のレベル未満の場合に、
そのチャネルの障害発生を判別するようにしてもよい。
【0015】このとき、監視手段4は、電気光変換手段
2の各チャネルの発光素子毎に、その発光レベルを計測
する受光素子を備えるようにしてもよい。また、受光素
子を、各チャネルの発光素子にモノリシックに集積する
ようにしてもよい。
【0016】さらに、監視手段4及び第2経路切換手段
3を前記受信側に設けるようにしてもよい。この場合、
受信側と送信側との間に障害情報の伝達を専用に行う制
御情報専用系列11を設ける。
【0017】また、第2経路切換手段3を受信側に設け
るようにしてもよい。この場合も、受信側と送信側との
間に障害情報の伝達を専用に行う制御情報専用系列11
を設けるようにする。
【0018】一方、nチャネルの入力データ系列6を電
気信号形式のデータから光信号形式のデータへ変換し、
nチャネルの光出力データ系列7を経由して受信側へ出
力し、受信側では光出力系列7の各チャネルデータを電
気信号形式のデータに変換して出力する光並列伝送方式
において、送信側に多重化手段11、電気光変換手段
2、分散手段19、監視手段4、制御手段5を備えるよ
うにしてもよい。
【0019】このとき、多重化手段11は、任意の入力
データ系列6のチャネルデータを他のチャネルへ多重化
させるものである。分散手段19は、多重化手段11に
より多重化されているチャネルを検出して、当該チャネ
ルに多重化されているデータを元のチャネルの伝送系列
へ分散・出力させるものである。
【0020】
【作用】本発明によれば、監視手段4は、電気光変換手
段2から出力される光伝送路9を監視して、第nチャネ
ルの障害発生を判別すると、この旨を制御手段5へ通知
する。
【0021】制御手段5は、第1経路切換手段1を制御
し、当該第nチャネルの電気伝送路8へ出力しているチ
ャネルデータをn+mチャネルのうち、空き状態にある
冗長チャネルの電気伝送路8へ出力させる。そして、第
2経路切換手段3を制御し、前記の冗長チャネルの光伝
送路9を伝送されるチャネルデータを、第nチャネルの
光出力データ系列7へ出力させる。これにより、障害を
発生した第nチャネルのデータは、冗長チャネルを経由
して出力され、障害発生によるデータ伝送の遅延を最小
限に抑えることができる。
【0022】また、第1経路切換手段1の代わりに多重
化手段11を設けると共に、第2経路切換手段3の代わ
りに分散手段19を設けた場合は、監視手段3は、前記
電気光変換手段2から出力される各光伝送路9を監視し
て、第nチャネルの障害発生を判別した場合に、この旨
を制御手段5へ通知する。
【0023】制御手段5は、多重化手段11を制御し
て、第nチャネルの電気伝送路8へ出力しているチャネ
ルデータを他のチャネルに多重化させる。そして、分散
手段19に、多重化チャネルを特定する情報を通知す
る。分散手段19では、前記制御手段5から受信した多
重化チャネル情報に基づいて、そのチャネルの光伝送路
9を監視する。そして、多重化チャネルのデータを元の
第nチャネルの出力データ系列7へ分散・出力させるこ
とができる。これにより、障害を発生した系列のチャネ
ルデータを他のチャネルデータに多重化することによ
り、障害発生時のデータ伝送の遅延を最小限に抑えるこ
とができる。
【0024】
【実施例】以下に、本発明の具体的な実施例について説
明する。 (実施例1)本実施例1における光並列伝送路の概略構
成を図2に示す。
【0025】本実施例1では、電気マトリックススイッ
チ13、光マトリックススイッチ15、電気/光変換回
路14、制御回路17を送信側に備え、受信側には光/
電気変換回路16を備える。
【0026】電気マトリックススイッチ13は、nチャ
ネルの入力系列をn+mチャネルの電気伝送路8の何れ
かに出力させるための、経路切換スイッチである。光マ
トリックススイッチ15は、n+mチャネルの光伝送路
9上のデータをnチャネルの出力データ系列7へ出力さ
せるための、経路切換スイッチである。
【0027】電気/光変換回路15は、電気信号形式の
チャネルデータを光信号形式のチャネルデータに変換す
るものであり、この具体的な説明は後述する。制御回路
17は、前記電気マトリックス13及び光マトリックス
15を制御して、任意のチャネルデータを何れの出力系
列へ出力させるかを選択するものである。
【0028】受信側において、光/電気変換回路16
は、送信側から送られてくる光信号形式のチャネルデー
タを元の電気信号形式のチャネルデータに復元するもの
である。
【0029】図3に、本実施例1における電気/光変換
回路14の内部構成を示す。本実施例1における電気/
光変換回路14は、発光素子駆動回路14aと、発光素
子14b及びホトダイオード14cのモノシリック集積
回路とからなる。
【0030】発光素子駆動回路14aは、各系列の電気
信号に対応する発光レベルに発光素子14bを発光させ
るものである。ホトダイオード14cは、発光素子14
bが所定の発光レベルに達しいているか否かを判別する
モニタである。ここで、発光素子駆動回路14aは、入
力するn+mチャネルの系列のうち、データ未伝送の系
列については発光素子を駆動させないようにする。
【0031】ホトダイオード14cは、任意の光伝送路
の発光レベルが所定レベル未満の場合に、当該光伝送路
を特定する情報、例えば、系列番号を制御回路17に通
知する。制御回路17は、前記系列番号の光伝送路のチ
ャネルデータに関し、電気マトリックススイッチ13及
び光マトリックススイッチ15を制御して、当該光伝送
路を経由せず、他の冗長系列を経由して出力データ系列
7へ出力させる。
【0032】また、本実施例1において、第1〜第nチ
ャネルの光伝送路9が全て正常の場合には、第1チャネ
ルの入力データ系列は、第1チャネルの電気伝送路8、
第1チャネルの光伝送路9を経由して第1チャネルの光
出力データ系列へ出力される。同様に、第nチャネルの
入力データ系列は、第nチャネルの電気伝送路8、第n
チャネルの光伝送路9を経由して第nチャネルの光出力
データ系列へ出力される。
【0033】ここで、障害発生時の光伝送路の具体例を
図4に示す。同図は、第n−1チャネルの発光素子の発
光レベルが所定レベル未満の場合に、ホトダイオード1
4cは、当該第n−1チャネルの光伝送路9(図中×
印)に障害を発生したことを認識する。
【0034】次に、図5に障害発生時における冗長化の
具体例を示す。上記の図4において、ホトダイオード1
4cは、第n−1チャネルの光伝送路9に障害を発生し
たことを認識し、当該光伝送路を特定する情報とし
て、”n−1”を制御回路17へ通知する。
【0035】制御回路17は、当該第n−1チャネルの
光伝送路9の障害発生を認識し、電気マトリックススイ
ッチ13を制御して、第n−1チャネルの入力データ系
列を、n+1〜n+mチャネルの冗長化系列のうち、空
き状態にあるチャネルへ電気伝送路8へ出力させる。同
図においては、n−1チャネルの入力データ系列を第n
+1チャネルの電気伝送路8へ出力すべく電気マトリッ
クススイッチ13を切り換える。これにともない光マト
リックススイッチ15では、第n+1チャネルの光伝送
路9を元の第n−1チャネルへ出力すべく、出力経路を
切り換える。これにより、障害発生時には、冗長化チャ
ネルによりデータ伝送を行い、伝送効率の低下を防止す
ることができる。
【0036】以下、本実施例1における光並列伝送過程
について図6のフローチャート図に基づいて説明する。
本実施例1では、電気マトリックススイッチ13は、第
nチャネルの入力データ系列を第nチャネルの電気伝送
路8へ出力し(ステップ601)、電気/光変換回路1
4は、第nチャネルの電気伝送路データを光信号形式の
データに変換して第nチャネルの光伝送路9へ出力する
(ステップ602)。
【0037】ここで、ホトダイオードは、第1〜第nチ
ャネルの発光素子14bを監視して、各チャネルの発光
素子が発光素子駆動回路14aの駆動力に対応した所定
レベルの発光レベル以上であるか否かを判別する(ステ
ップ603)。
【0038】ここで、発光レベルが所定のレベル以上の
場合には、光マトリックススイッチ15は、第nチャネ
ルの光伝送路データを第nチャネルの光出力データ系列
に出力する(ステップ604)。
【0039】さらに、受信側では、第nチャネルの出力
データ系列のデータを電気信号形式のデータに変換して
第nチャネルの出力系列へ出力する(ステップ60
5)。一方、前述のステップ603において、第nチャ
ネルの発光素子14bの発光レベルが所定レベル未満の
場合に、ホトダイオード14cは、当該チャネルデータ
を特定する情報”n”を制御回路17へ通知する。そし
て、制御回路17は、電気マトリックススイッチ13を
動作させて、当該第nチャネルの入力データ系列を、第
n+1〜第n+mまでの冗長チャネルのうち、空き状態
にある第n+mチャネルの電気伝送路8へ出力させる
(ステップ606)。
【0040】第n+mチャネルの電気伝送路データは、
電気/光変換回路14により第n+mチャネルの光伝送
路9へ出力され(ステップ607)、光マトリックスス
イッチ15において、当該第n+mチャネルの光伝送路
データを第nチャネルの光出力データ系列へ出力する
(ステップ608)。
【0041】以上、本実施例1によれば、予め、m本の
冗長系列を用意と共に、各系列の出力経路を任意に切り
換えるマトリックススイッチを備えることにより、第n
チャネルの光伝送系列に障害が発生した場合には、直ち
に冗長系列によりデータの伝送を行うことができ、障害
発生時におけるスムースな光並列伝送を行うことが可能
となる。
【0042】なお、本実施例1では、発光素子14bと
ホトダイオード14bをモノリシック集積回路とした
が、双方を独立した回路としてもよい。 (実施例2)本実施例2における送信側光並列伝送路の
構成を図7に示す。
【0043】本実施例2における送信側光並列伝送路
は、前述の実施例1の構成に対して、電気マトリックス
スイッチ13を二段設け、第1の電気マトリックススイ
ッチ13aと第2の電気マトリックススイッチ13bと
の間に2線の電気伝送路を1線に多重化する2:1MULT
IPLEXER(以下、2:1MUXと記す)18をn/2個
(nが偶数の場合)、または(n−1)/2個(nが奇
数の場合)設ける。そして、第2の電気マトリックスス
イッチ13bの後段に電気/光変換回路14を設ける。
電気/光変換回路14の内部構成は、前述の実施例1と
同様である。さらに、第1の電気マトリックススイッチ
13以降には、多重化情報を受信側へ伝送するための制
御情報系列11を設けると共に、電気マトリックススイ
ッチ13を制御する送信側制御回路17Aを備える。
【0044】ここで、第nチャネルの光伝送路に障害が
発生した場合に、第1の電気マトリックススイッチ13
aにおいて、第nチャネルの入力データ系列を、2:1
MUX18に入力されるn+1〜n+mチャネルのうち
空き情報にあるチャネルに出力させる。そして、当該第
nチャネルを特定する情報”n”及び多重化先の系列を
特定する情報を制御情報系列11に格納し、受信側へ送
出するようにする。
【0045】次に、図8に本実施例2における受信側の
光並列伝送路の構成を示す。同図において、受信側に
は、前述の実施例1の構成に対し、光/電気変換回路1
6の後段に、第1の電気マトリックススイッチ13cと
第2の電気マトリックススイッチ13dとからなる二段
の電気マトリックススイッチ13を設け、これら電気マ
トリックススイッチ13の間には、多重化された1線の
電気伝送路を2線の電気伝送路へ分散させる1:2DMUL
TIPLEXER(以下、1:2DMUX)19を設ける。この
1:2DMUX19は、上記の2:1MUXと同数設け
ると共に、電気マトリックススイッチ13を制御する受
信側制御回路17Bを設ける。
【0046】ここで、受信側制御回路17Bは、制御情
報系列11を監視して、多重化情報を検出する。そし
て、この多重化情報に基づいて電気マトリックススイッ
チ13を制御し、多重化されているチャネルデータを分
散すると共に、分散されたチャネルデータを元のチャネ
ルの伝送系列へ出力させる。
【0047】図9に、電気/光変換回路14における障
害発生時の光並列伝送路の第1の具体例を示す。各系列
の電気/光変換が正常に行われている場合には、第1の
電気マトリックススイッチ13aにおいて、第n系列の
入力データは同一系列である第n系列の出力系列へ出力
され、第2の電気マトリックススイッチ13bにおいて
も、第n系列の入力データは第n系列の出力系列へ出力
される。同図において、ホトダイオード14cは、各系
列の発光素子14bの発光レベルを監視して、第4系列
の発光素子14cの発光レベルが所定のレベル未満であ
ることを判別し、これを送信側制御回路17Aへ通知す
る。
【0048】送信側制御回路17Aは、第1の電気マト
リックススイッチ13aを動作させて、第4系列のデー
タを第3系列のデータに多重化させる。この具体例を図
10に示す。
【0049】図10において、第1の電気マトリックス
スイッチ13では、第4系列の入力データを第n+2系
列の出力系列へ出力すべく、経路の切換を行う。これに
より、第3系列の入力データ及び第4系列の入力データ
は、単一の2:1MUX18に入力され、ここで多重化
される。
【0050】一方、第2の電気マトリックススイッチ1
3bでは、第4系列の入力系列と第4の出力系列とを切
断する。これにより、多重化された第3系列の入力デー
タ及び第4系列の入力データは、第2の電気マトリック
ススイッチ13bにおいて、第3の入力系列から第3の
出力系列を経由して電気/光変換回路14へ入力され
る。
【0051】電気/光変換回路14では、当該多重化デ
ータを電気信号形式のデータから光信号形式のデータに
変換し、第3系列の光伝送路へ出力する。ここで、送信
側制御回路17Aは、第4系列の入力データを第3系列
に多重化した旨、及び、当該多重化データの出力系列を
特定する情報”3”を制御情報系列11を介して受信側
へ送信する。当該冗長化に対応する受信側の冗長化例を
図11に示す。
【0052】図11において、受信側では、送信側から
入力系列を介して入力される光信号形式のデータを光/
電気変換回路16へ入力して電気信号形式のデータへ変
換後、第1の電気マトリックススイッチ13cへ出力す
る。このとき、受信側制御回路17Bは、制御情報系列
11から前記した多重化情報及び出力系列情報を受信し
て、第1の電気マトリックススイッチ13cにおいて、
第4の入力系列と第4の出力系列とを切断する。さら
に、第2の電気マトリックススイッチ13dにおいて、
第4の入力系列と第4の出力系列とを切断すると共に、
第n+2の入力系列と第4の出力系列とを接続する。
【0053】以上の処理により、第1の電気マトリック
ススイッチ13cにおいて、第3の入力系列から入力さ
れる多重化データは、第3の出力系列を経由して1:2
DMUX19へ入力される。1:2DMUX19では、
当該多重化データを分散させ、第3系列の入力データを
第3の出力系列へ出力し、第4系列の入力データを第n
+2の出力系列へ出力する。
【0054】そして、第2の電気マトリックススイッチ
13dでは、第3の入力系列から入力される第3系列の
入力データを、第3の出力系列へ出力する。一方、第n
+2の入力系列から入力される第4系列の入力データ
は、第4の出力系列へ出力する。以上から、第3系列の
入力データは、送信側入力時と同様の第3系列から出力
可能であると共に、第4系列の入力データを第4系列か
ら出力することができる。
【0055】次に、本実施例2における障害発生時の送
信側伝送路の第2の具体例を図12に示す。同図では、
上記した図9に対して、第3系列の発光素子14bに障
害が発生した場合の具体例である。この場合の冗長化例
を図13に示す。
【0056】送信側制御回路17Aは、第3系列の発光
素子14bに障害が発生したことを認識し、第1の電気
マトリックススイッチ13aにおいて、第4の入力系列
の出力経路を、第4の出力系列から第n+2の出力系列
へ切り換える。このとき、第2の電気マトリックススイ
ッチ13bにおいて、第4の入力経路と第4の入力経路
とを切断すると共に、第3の入力経路と第3の出力経路
とを切断し、第3の入力経路と第4の出力経路とを接続
する。さらに、第3系列の入力データを第4系列の入力
データに多重化する旨、及び当該多重化データの出力系
列を特定する情報”4”を制御情報系列11を介して受
信側へ送信する。
【0057】以上から、第3系列の入力データ及び第4
系列の入力データは、単一の2:1MUX18に入力さ
れ、ここで多重化される。多重化されたデータは、第2
の電気マトリックススイッチ13bにおいて、第3の入
力系列から第4の出力系列を経由して電気/光変換回路
14へ入力される。
【0058】電気/光変換回路14では、当該多重化デ
ータを電気信号形式のデータから光信号形式のデータへ
変換し、第4系列の光伝送路を介して受信側へ送信す
る。当該冗長化に対応する受信側の冗長化例を図14に
示す。
【0059】受信側では、送信側から入力系列を介して
入力される光信号形式のデータを光/電気変換回路16
により電気信号形式のデータへ変換後、第1の電気マト
リックススイッチ13cへ出力する。
【0060】ここで、受信側制御回路17bが制御情報
系列11から前記の多重化情報及び出力系列情報”4”
を認識し、第1の電気マトリックススイッチ13cにお
いて、第3の入力系列と第3の出力系列とを切断すると
共に、第4の入力系列と第4の出力系列とを切断し、第
4の入力系列と第3の出力系列とを接続する。
【0061】一方、第2の電気マトリックススイッチ1
3dにおいて、第4の入力系列と第4の出力系列とを切
断すると共に、第n+2の入力系列と第4の出力系列と
を接続する。
【0062】以上から、送信側から第4系列の光伝送路
を経由して入力される多重化データは、第1の電気マト
リックススイッチ13cにおいて第3の出力系列へ出力
され、1:2DMUX19において、第3系列の入力デ
ータと第4系列の入力データとに分散される。さらに当
該1:2DMUX19から第3系列の入力データは第3
の出力系列へ出力され、第4系列の入力データは第n+
2の出力系列へ出力される。
【0063】第2の電気マトリックススイッチ13dに
おいて、第3の入力系列から入力される第3系列の入力
データは第3の出力系列へ出力され、第n+2の入力系
列から入力される第4系列の入力データは第4の出力系
列、すなわち、送信側入力時と同一の系列から出力され
る。
【0064】本実施例によれば、任意の系列において、
障害が発生した場合にスムースな冗長化を行うことがで
き、光並列伝送における高速伝送及び多量伝送の利点を
損なうことを防止できる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、光並列伝送において、
任意の伝送路に障害が発生した場合、障害を発生した伝
送路を回避して、情報伝送を行うことができ、光並列伝
送における高速伝送及び多量伝送の利点を損なう虞がな
く、光並列伝送の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図
【図2】本実施例1における光並列伝送路の概略構成図
【図3】本実施例1における電気/光変換回路の内部構
成ブロック図
【図4】本実施例1における障害発生時の伝送路の具体
【図5】本実施例1における障害発生時n冗長化の具体
【図6】本実施例1における光並列伝送過程を示すフロ
ーチャート図
【図7】本実施例2における送信側光並列伝送路の構成
ブロック図
【図8】本実施例2における受信側光並列伝送路の構成
ブロック図
【図9】本実施例2における障害発生時の伝送路の第1
の具体例
【図10】障害発生時における送信側の冗長化の第1の
具体例
【図11】本実施例2における受信側の冗長化の第1の
具体例
【図12】本実施例2における障害発生時の送信側伝送
路の第2の具体例
【図13】障害発生時における送信側の冗長化の第2の
具体例
【図14】本実施例2における受信側の冗長化の第2の
具体例
【符号の説明】
1・・第1出力経路切換手段 2・・電気光変換手段 3・・第2出力経路切換手段 4・・監視手段 5・・制御手段 6・・入力データ系列 7・・出力データ系列 8・・電気伝送路 9・・光伝送路 11・・制御情報専用系列(制御情報系列) 13・・電気マトリックススイッチ 13a・・第1の電気マトリックススイッチ 13b・・第2の電気マトリックススイッチ 13c・・第1の電気マトリックススイッチ 13d・・第2の電気マトリックススイッチ 14・・電気/光変換回路 14a・・発光素子駆動回路 14b・・発光素子 14c・・ホトダイオード 15・・光マトリックススイッチ 16・・光/電気変換回路 17・・制御回路 17A・・送信側制御回路 17B・・受信側制御回路 18・・2:1MUX(多重化回路) 19・・1:2DMUX(分散回路)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 nチャネルの入力データ系列(6)を電
    気信号形式のデータから光信号形式のデータへ変換し、
    nチャネルの光出力データ系列(7)を経由して受信側
    へ出力し、受信側では光出力系列(7)の各チャネルデ
    ータを電気信号形式のデータに変換して出力する光並列
    伝送方式において、 前記送信側には、nチャネルの入力データ系列(6)の
    各チャネルデータを、新たにmチャネルの冗長チャネル
    を加えたn+mチャネルの電気伝送路(8)の何れかに
    選択・出力する第1経路切換手段(1)と、 前記n+mチャネルの電気伝送路(8)により伝送され
    る電気信号形式のデータを光信号形式のデータへ変換
    し、n+mチャネルの光伝送路(9)へ出力する電気光
    変換手段(2)と、 前記n+mチャネルの光伝送路(9)により入力される
    各チャネルデータを、nチャネルの光出力データ系列
    (7)へ出力する第2経路切換手段(3)と、 前記n+mチャネルの光伝送路(9)を監視して、電気
    光変換が正常に行われたか否かを判別する監視手段
    (4)と、 前記第1経路切換手段(1)及び第2経路切換手段
    (2)を制御して、第nチャネルのチャネルデータを何
    れの電気伝送路(8)または出力データ系列(7)へ出
    力させるかを選択する制御手段(5)とを備え、 前記監視手段(4)は、前記電気光変換手段(2)から
    出力される各チャネルデータを監視して、第nチャネル
    に障害発生を判別した場合に、前記制御手段(5)は、
    前記第1経路切換手段(1)において、当該第nチャネ
    ルの電気伝送路(8)へ出力しているチャネルデータを
    n+mチャネルのうち、空き状態にある冗長チャネルの
    電気伝送路(8)へ出力させると共に、 前記第2経路切換手段(3)を制御して前記冗長チャネ
    ルのデータを、入力データ系列(6)に対応する第nチ
    ャネルの出力データ系列(7)へ出力させることを特徴
    とする光並列伝送制御方式。
  2. 【請求項2】 前記監視手段(4)は、前記電気光変換
    手段(2)から出力されるn+mチャネルの各系列の光
    出力レベルを監視し、光出力レベルが所定のレベル未満
    の場合に、そのチャネルの障害発生を判別することを特
    徴とする請求項1記載の光並列伝送制御方式。
  3. 【請求項3】 前記監視手段(4)は、前記電気光変換
    手段(2)の各チャネルの発光素子毎に、その発光レベ
    ルを計測する受光素子を備えることを特徴とする請求項
    1記載の光並列伝送制御方式。
  4. 【請求項4】 前記受光素子を、前記各発光素子にモノ
    リシックに集積したことを特徴とする請求項3記載の光
    並列伝送制御方式。
  5. 【請求項5】 前記監視手段(4)及び第2経路切換手
    段(3)を前記受信側に設けるとともに、前記受信側と
    送信側との間に障害情報の伝達を専用に行う制御情報専
    用系列(11)を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の光並列伝送制御方式。
  6. 【請求項6】 前記第2経路切換手段(3)を前記受信
    側に設けると共に、前記受信側と送信側との間に障害情
    報の伝達を専用に行う制御情報専用系列(11)を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の光並列伝送制御方
    式。
  7. 【請求項7】 nチャネルの入力データ系列(6)を電
    気信号形式のデータから光信号形式のデータへ変換し、
    nチャネルの光出力データ系列(7)を経由して受信側
    へ出力し、受信側では光出力系列(7)の各チャネルデ
    ータを電気信号形式のデータに変換して出力する光並列
    伝送方式において、 前記送信側には、任意の入力データ系列(6)のチャネ
    ルデータを他のチャネルへ多重化させる多重化手段(1
    1)と、 前記nチャネルの電気伝送路(8)により伝送される電
    気信号形式のデータを光信号形式のデータへ変換・出力
    する電気光変換手段(2)と、 前記多重化手段(11)により多重化されているチャネ
    ルを検出して、当該チャネルに多重化されているチャネ
    ルデータを元のチャネルの伝送系列へ分散・出力させる
    分散手段(19)と、 前記電気光変換手段(2)から出力される各系列を監視
    して、電気光変換が正常に行われた否かを判別する監視
    手段(3)と、 前記多重化手段(11)及び分散手段(19)を制御す
    る制御手段(5)とを備え、 前記監視手段(3)は、前記電気光変換手段(2)から
    出力される各光伝送路(9)を監視して、第nチャネル
    の障害発生を判別した場合に、前記制御手段(5)は、
    前記多重化手段(11)において、当該第nチャネルへ
    出力しているチャネルデータを他のチャネルに多重化さ
    せると共に、 前記分散手段(19)を制御して、前記多重化チャネル
    のデータを元の第nチャネルへ分散・出力させることを
    特徴とする光並列伝送制御方式。
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