JP2697395B2 - 伝送路切替装置 - Google Patents

伝送路切替装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、環状伝送路上の各局の
伝送路切替装置に利用する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来例の伝送路切替装置のブロッ
ク構成図である。
【0003】従来、伝送路切替装置は、図4に示すよう
に装置内にマトリクススイッチ70を設け、この装置の
設置局で回線を通過させるか、またはこの局で回線を終
端させるかをマトリクススイッチ70を制御して切替え
ていた。
【0004】また、伝送路故障を救済するための冗長系
切替を行う場合にも、冗長系切替制御はマトリクススイ
ッチ70を制御して受信信号を折返すことにより行って
いた。
【0005】ここで、伝送路故障を救済する冗長系切替
は、できるだけ伝送路の故障時間を短くするために、高
速に切替える必要がある。一方、回線を通過させるか終
端させるかを切替える回線設定は、通常回線を敷設しサ
ービスを開始する時点で行われる以外にはほとんど行わ
れない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の伝送装置では、マトリクススイッチを使用している
ために回線設定の自由度から回線設定には適している
が、制御手順が複雑になるので一般的に緊急を要する伝
送路の冗長系切替には適していない問題点があった。
【0007】本発明は上記の欠点を解決するもので、伝
送路故障発生時の冗長系切替を単純な制御により行うこ
とができ、かつ高速に切替えることができる伝送装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、環状伝送路の
時計回りおよび反時計回りの受信信号をそれぞれ0系チ
ャネル信号と1系チャネル信号とに分離する分離手段
と、入力する反時計回りおよび時計回りの0系送信信号
と1系送信信号とをそれぞれ多重化して送信する多重化
手段とを備えた伝送路切替装置において、上記分離手段
で分離された時計回りおよび反時計回りのそれぞれの0
系チャネル信号と入力する異なる方向の1系通過信号と
を切替え1系チャネル信号と入力する異なる方向の0系
通過信号とを切替える信号切替手段と、この信号切替手
段の出力する時計回りおよび反時計回りの1系チャネル
信号および0系チャネル信号を通過させ上記1系および
0系通過信号として出力し主信号を終端させるときには
この時計回りおよび反時計回りの0系チャネル信号を終
端させるマトリクススイッチと、アイドルパタンを発生
するパタン発生手段とを備え、上記信号切替手段は、こ
のパタン発生手段の出力するアイドルパタンと上記マト
リクススイッチの出力する反時計回りおよび時計回りの
1系通過信号とを切替え上記1系送信信号を出力するパ
タン切替手段と、上記0系通過信号を上記0系送信信号
として出力する送出手段とを含むことを特徴とする。
【0009】
【作用】信号切替手段は分離手段で分離された時計回り
および反時計回りのそれぞれの0系チャネル信号と入力
する異なる方向の1系通過信号とを切替え1系チャネル
信号と入力する異なる方向の0系通過信号とを切替え
る。マトリクススイッチは信号切替手段の出力する時計
回りおよび反時計回りの1系チャネル信号および0系チ
ャネル信号を通過させ1系および0系通過信号として信
号切替手段に出力し主信号を終端させるときにはこの時
計回りおよび反時計回りの0系チャネル信号を終端させ
る。パタン発生手段はアイドルパタンを発生する。上記
信号切替手段は、パタン切替手段でパタン発生手段の出
力するアイドルパタンとマトリクススイッチの出力する
反時計回りおよび時計回りの1系通過信号とを切替え1
系送信信号を多重化手段に出力し、送出手段で0系通過
信号を0系送信信号として多重化信号に出力する。
【0010】以上により伝送路故障発生時の冗長系切替
を単純な制御により行うことができ、かつ高速に切替え
ることができる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は本発明一実施例伝送装置のブロック構成図
である。図2は本発明の伝送装置が適用される環状伝送
系のブロック構成図である。
【0012】図1および図2において、伝送路切替装置
は、環状伝送路の時計回りおよび反時計回りの受信信号
をそれぞれ0系チャネル信号と1系チャネル信号とに分
離する分離手段として信号分離手段401 、402 と、
入力する反時計回りおよび時計回りの0系送信信号と1
系送信信号とをそれぞれ多重化して送信する多重化手段
として信号多重化手段501 、502 とを備える。
【0013】ここで本発明の特徴とするところは、信号
分離手段401 、402 で分離された時計回りおよび反
時計回りのそれぞれの0系チャネル信号と入力する異な
る方向の1系通過信号とを切替え1系チャネル信号と入
力する異なる方向の0系通過信号とを切替える信号切替
手段として切替回路611 、621 、612 622 と、
切替回路611 、621 、612 、622の出力する時
計回りおよび反時計回りの1系チャネル信号および0系
チャネル信号を通過させ上記1系および0系通過信号と
して出力し主信号を終端させるときにはこの時計回りお
よび反時計回りの0系チャネル信号を終端させるマトリ
クススイッチ30と、アイドルパタンを発生するパタン
発生手段としてパタンゼネレータ(PG)641 、64
2 とを備え、切替回路611 、621 、612 、 622
は、パタンゼネレータ641 、642 の出力するアイド
ルパタンとマトリクススイッチ70の出力する反時計回
りおよび時計回りの1系通過信号とを切替え上記1系送
信信号を出力するパタン切替手段として切替回路6
1 、632 と、上記0系通過信号を上記0系送信信号
として出力する送出手段とを含む。
【0014】このような構成の伝送路切替装置の動作に
ついて説明する。図3は本発明の伝送路切替装置が適用
される環状伝送系の伝送路故障発生時の切替動作を示す
図である。
【0015】図2において、本伝送路切替装置を適用す
る伝送系は環状になっており、この伝送路上に複数の局
201 〜204 が設けられる。伝送系を構成する伝送路
には複数のチャネルの信号が多重化されており、また多
重化された信号の中には0系チャネル信号と1系チャネ
ル信号との2種類がそれぞれのチャネルごとに含まれて
いる。図2では説明を簡単にするために、特定の1チャ
ネルの0系チャネル信号と1系チャネル信号とについて
示している。
【0016】ここで、回線は伝送系の中の任意の2局間
を接続するように選択することが可能であるが、図2で
は局201 から局202 に局203 および局204 を経
由して接続される伝送路11と、局201 と局202
を接続する伝送路12とを設定したものとする。通常、
伝送系が全て正常に運用されている場合に、0系チャネ
ル信号により運ばれ、図中実線で示すような経路で伝送
路が接続されている。一方、このとき1系チャネルは回
線信号を運んでいないために、このままでは各局で1系
チャネル信号が正常か異常かを判断できない。0系チャ
ネル信号に故障が生じた場合に、即座に1系チャネル信
号に切替えて運用する必要があるために、1系チャネル
信号の動作状態は常に切替制御系が判断できる状態にあ
る必要がある。このために、各局の伝送路切替装置では
伝送系が正常の場合に1系チャネルに正常なパタンの信
号を送信しておく機能が必要である。このような信号を
アイドルパタンと呼び、アイドルパタンを発生するパタ
ンゼネレータ(PG)641 、642 を各伝送路切替装
置に内蔵する。
【0017】次に、伝送路上に故障が発生した場合の制
御について図3を用いて説明する。図3は局203 と局
204 との間で切断された状態を示す。伝送路の救済
は、伝送路故障が発生した区間の両端の局で0系チャネ
ル信号は1系チャネル信号に1系チャネル信号は0系チ
ャネル信号に折返すことにより行う。この場合に局20
1 から局202 へ送る信号は、局201 より反時計回り
信号によりいったん局204 にわたり、局204 で時計
回りの1系チャネル信号に乗換えて局201 、局2
2 、局203 まで送り、局203 で再度反時計回り0
系チャネル信号に乗せて局202 に到達する。局202
から局201 へ送る信号は上記の逆の経路をたどる。ま
たこのときに、各局の伝送路切替装置では1系チャネル
信号にアイドルパタンを送信せず、受信した1系チャネ
ル信号をそのまま送信するいわゆるスルー状態とする。
【0018】以上のように伝送路故障が発生した区間の
両端の局で回線を折返すことにより、局201 および局
202 における回線設定についてなんら設定変更を行う
必要がないことを特徴とする回線の救済方法である。
【0019】ここで、図4に示すような従来例の伝送装
置を適用した場合に、たとえば図4で時計回りの下流方
向で伝送路故障が発生した場合に、1点鎖線で示す時計
回り信号の回線の折返し接続回線100、110の接続
を行い1系チャネルへアイドルパタン挿入時の接続回線
120、121の接続をスルー接続にして折返した信号
を通すように設定し直す制御を行う。一般的に、マトリ
クススイッチは信号の入出力を任意に選択でき、自由度
の点では、上記の設定変更を行うことは可能と考えられ
るが、伝送路故障が発生した場合には、この伝送路を共
用している全回線について設定し直す必要があり、ごく
短時間のうちに回線を救済することが困難であると考え
られる。
【0020】本発明の伝送装置では、図1に示すよう
に、信号切替手段とマトリクススイッチとを分離してあ
る。このために、回線を救済する冗長系切替制御は信号
切替手段で行い、終端または非終端の回線設定をマトリ
クススイッチで行う特徴がある。たとえば、上記と同様
にB側で伝送路故障が発生した場合に、切替回路6
2 、612 で時計回り信号を反時計回り信号に乗換え
ることで折返す。一方、伝送路が正常なときにはパタン
ゼネレータ641 で生成したアイドルパタンを1系チャ
ネル信号に挿入して送信しているが、伝送路故障発生時
は切替回路631 によりスルー接続する。以上のように
伝送路故障による冗長系切替は信号切替手段のみで行う
ことができ、マトリクススイッチの回線設定は一切変更
する必要がない。図1に2点鎖線で示す接続回線13
0、131は本伝送装置を設置する局がこの伝送路につ
いて非終端であり、通過する必要がある場合に行う回線
設定状態について示している。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、伝送路
故障発生時の冗長系切替を単純な制御により行うことが
でき、かつ高速に切替えることができる優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例伝送路切替装置のブロック構成
図。
【図2】本発明の伝送路切替装置が適用される環状伝送
系のブロック構成図。
【図3】本発明の伝送路切替装置が適用される環状伝送
系の伝送路故障発生時の切替動作を示す図。
【図4】従来例の伝送路切替装置のブロック構成図。
【符号の説明】
11、12 伝送路 201 〜204 局 30、70 マトリクススイッチ 401 、402 、801 、802 信号分離手段 501 、502 、901 、902 信号多重化手段 601 、602 信号切替手段 611 〜631 、612 〜632 切替回路 641 、642 、71 パタンゼネレータ(PG) 100、110、120、121、130、131 接
続回線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状伝送路の時計回りおよび反時計回り
    の受信信号をそれぞれ0系チャネル信号と1系チャネル
    信号とに分離する分離手段と、入力する反時計回りおよ
    び時計回りの0系送信信号と1系送信信号とをそれぞれ
    多重化して送信する多重化手段とを備えた伝送路切替装
    置において、 上記分離手段で分離された時計回りおよび反時計回りの
    それぞれの0系チャネル信号と入力する異なる方向の1
    系通過信号とを切替え1系チャネル信号と入力する異な
    る方向の0系通過信号とを切替える信号切替手段と、こ
    の信号切替手段の出力する時計回りおよび反時計回りの
    1系チャネル信号および0系チャネル信号を通過させ上
    記1系および0系通過信号として出力し主信号を終端さ
    せるときにはこの時計回りおよび反時計回りの0系チャ
    ネル信号を終端させるマトリクススイッチと、アイドル
    パタンを発生するパタン発生手段とを備え、 上記信号切替手段は、このパタン発生手段の出力するア
    イドルパタンと上記マトリクススイッチの出力する反時
    計回りおよび時計回りの1系通過信号とを切替え上記1
    系送信信号を出力するパタン切替手段と、上記0系通過
    信号を上記0系送信信号として出力する送出手段とを含
    むことを特徴とする伝送路切替装置。
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