JP3138508B2 - 伝送装置間信号経路切替方式 - Google Patents

伝送装置間信号経路切替方式

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JP3138508B2
JP3138508B2 JP03219315A JP21931591A JP3138508B2 JP 3138508 B2 JP3138508 B2 JP 3138508B2 JP 03219315 A JP03219315 A JP 03219315A JP 21931591 A JP21931591 A JP 21931591A JP 3138508 B2 JP3138508 B2 JP 3138508B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は伝送装置間信号経路切替
方式に係り、特に伝送装置間の信号経路が2系統あり、
伝送装置内に2系統の経路選択部と2系統の装置内信号
選択部を持つ伝送装置の伝送装置間信号経路切替方式に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、伝送装置間での信号経路の切り替
えは、光ケーブルなどの伝送媒体および中継器などの伝
送媒体上の装置の保守等により信号経路を変更する必要
があるときに行われるが、この場合、複数の入力信号と
複数の出力信号との経路を内部で切り替えるクロスコネ
クト装置等を用いて行われる。そして、このクロスコネ
クト装置は、信頼性向上のため冗長構成となっている。
すなわち、クロスコネクト装置内で2系統の信号路があ
り、2系統の信号路には通常同一の信号が流され択一的
に選択できるようになっている。
【0003】例えば、クロスコネクト装置は図4に示す
ような構成の回路を用いる。このクロスコネクト装置の
回路例を示す図4において、入力された信号は装置内分
岐部11,12・・・1N−1,1Nで、装置内の2系
統の信号に分岐され、経路選択部2,3に入力される。
ここで、この経路選択部はN個の入力群の任意の1つを
N個の出力群の任意の1つに選択的に接続する機能を有
している。通常、経路選択部2と経路選択部3は同じ接
続がされる。その結果、経路選択された信号は2系統共
その経路に接続される装置内信号選択部41,42・・
・4N−1,4Nに入力される。ここで、信号は択一的
に選択され経路へ出力される。このようなクロスコネク
ト装置を使用して伝送装置間での信号経路を切り替える
方法を考察する。
【0004】図5に伝送装置間の信号経路切替の全体構
成を示す。この図5において、装置A,Bはクロスコネ
クト装置であり、装置Aのatx端と装置Bのbrx端
には経路Xの中継伝送路が接続され、装置Aのaty端
と装置Bのbry端には経路Yの中継伝送路が接続され
ているとする。いま、装置Aのar1端に接続された伝
送路から信号を入力し、経路Xの中継伝送路を通って装
置Bのbt1端に接続された伝送路に信号を出力してい
るとする。
【0005】このときの装置A,Bのクロスコネクト状
態を図6に示す。この後、信号の通過する中継伝送路を
経路Xから経路Yに切り替えられたとする。この図6は
切替前のクロスコネクト状態を示す回路図である。
【0006】そして、従来、この種の伝送装置間信号経
路切替は、従来の切替動作を示すフローチャートである
図7に示すような方法で行っていた。すなわち、まず、
装置A2の経路の切替制御(SA1 )をし、つぎに装置
A3の切替制御(SA2 )をする。これと同時に装置B
2の経路の切替制御(SB1 )をし、つぎに装置B3の
経路の切替制御(SB2 )をする。この図7において、
A2は送信側装置第1系統経路選択部、A3は送信側装
置第2系統経路選択部、A4Xは送信側装置内信号選択
部(切替元)、A4Yは送信側装置内信号選択部(切替
先)を示し、B2は受信側装置第1系統経路選択部、B
3は受信側装置第2系統経路選択部、B41は受信側装
置内信号選択部を示す。そして、各ステップSA1,S
2,SB1,SB2においては上記したように、それぞ
れ所定の処理を実行する。
【0007】このときのクロスコネクト状態を図8に示
す。この図8は従来のクロスコネクト状態遷移を示す回
路図である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】運用中の信号路の経路
の切り替えを行う上述した従来の方法では、装置A2,
B2での経路切替時の信号の瞬断時間が装置A2,B2
の特性上長いという課題があり、さらに、装置A2,B
2の制御時間のずれによる信号断時間が存在するという
課題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の伝送装置間信号
経路切替方式は、伝送装置間の信号経路が2系統あり、
この2系統の信号経路の切り替えを独立に行う2系統の
経路選択部と、信号経路毎に設けられてこの信号経路を
2系統の経路選択部のいずれか一方に選択的に接続する
装置内信号選択部とを有する伝送装置を用いた伝送装置
間信号経路切替方式において、2系統の経路選択部のう
ち、非運用系である一つの経路選択部を切り替え先の信
号経路に切り替える第1の切替制御手段と、装置内信号
選択部を切り替えて第1の切替制御手段によって信号経
路が切り替えられた前記一つの経路選択部を運用系と
し、他の経路選択部を非運用系とする第1の切替手段
と、第1の切替手段によって非運用系とされた前記他の
経路選択部を切り替え先の信号経路に切り替える第2の
切替制御手段と、装置内信号選択部を切り替えて第2の
切替制御手段によって信号経路が切り換えられた前記他
の経路選択部を運用系とし、前記一つの経路選択部を非
運用系とする第2の切替手段とを備えている。上記構成
により、信号の通る信号経路を一方の信号経路から他方
の信号経路に切り替えることができる。
【0010】
【作用】本発明においては、伝送装置間の信号経路を切
り替える場合、まず、装置内の第2系の経路切替制御を
行い、つぎに第1系から第2系への運用系切替制御を行
い、さらに第1系の経路切替制御を行い、最後に第2系
から第1系への運用系切替制御を行うように、2系統の
経路選択部を別々の経路を選択し、系統切替をする。
【0011】
【実施例】図1は本発明による伝送装置間信号経路切替
方式の一実施例の動作手順を示すフローチャートであ
り、図4に示したクロスコネクト装置を使用し、図5に
示す構成において伝送装置間の信号経路の切り替えに適
用した例である。そして、各ステップS1 〜S8 におい
てはそれぞれ所定の処理を実行する。
【0012】この図1において、ステップS1,S2 は装
置内第2系統経路選択部の経路切り替え制御を行う切替
制御手段を構成し、ステップS3,S4 は装置内信号選択
部で装置内運用系を第1系統から第2の系統に切り替え
る切替手段を構成している。また、ステップS5,S6
装置内第1系統経路選択部の経路切り替え制御を行う切
替制御手段を構成し、ステップS7,S8 は装置内信号選
択部で装置内運用系を第2系統から第1系統に切り替え
る切替手段を構成している。そして、これらの各手段を
有することにより、信号経路の一方を通っていた信号を
他方の信号経路を通るように信号経路を切り替えるよう
に構成されている。
【0013】つぎに、この図1に示す実施例の動作を説
明する。まず、クロスコネクト装置は、装置内の信頼性
向上のため図4に示すように2系統の経路選択部を持っ
ているが、従来は常時連動して同一の経路が選択されて
いた。本発明は、装置間の信号経路の切替において2系
統の経路選択部を別々に制御し系統切替することによ
り、極力信号断時間を短くすることを可能としている。
伝送装置間の信号経路切替の全体構成を示す図5におい
て、装置Aのar1端に接続された伝送路から信号を入
力し、経路Xの中継伝送路を通って装置Bのbt1端に
接続された伝送路に信号を出力しているとする。このと
きの装置A,Bのクロスコネクト状態を図6に示す。こ
の後、通過する中継伝送路を経路Xから経路Yへ切り替
えるとき、極力信号断を短くすることが可能となる制御
方法について説明する。
【0014】図1に示すように、まず、装置A3(送信
側装置第2系統経路選択部)の経路切替制御(ステップ
1 )を行い、つぎに、装置B3(受信側装置第2系統
経路選択部)の経路切替制御(ステップS2 )を行い、
そして、装置A4Y(送信側装置内信号選択部)(切替
先)により、第1系から第2系への運用系切替制御(ス
テップS3 )を行い、さらに装置B41(受信側装置内
信号選択部)により、第1系から第2系への運用系切替
制御(ステップS4 )を行えば、本発明のクロスコネク
トの状態遷移を示す回路図である図2に示した状態とな
る。この後装置A2の(送信側装置第1系統経路選択
部)の経路切替制御(ステップS5 )を行い、つぎに、
装置B2(受信側装置第1系統経路選択部)の経路切替
制御(ステップS6 )を行い、そして、装置A4Y(送
信側装置内信号選択部)により第2系から第1系への運
用系切替制御(ステップS7 )を行い、さらに、装置B
41(受信側装置内信号選択部)により第2系から第1
系への運用系切替制御(ステップS8 )を行えば、本発
明のクロスコネクトの状態遷移を示す回路図である図3
に示した状態となり、処理を終了する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、従来、常
時連動して同一の経路が選択されていた2系統の経路選
択部を、伝送装置間の信号経路を切り替える場合、ま
ず、装置内の第2系の経路切替制御を行い、つぎに第1
系から第2系への運用系切替制御を行い、さらに第1系
の経路切替制御を行い、最後に、第2系から第1系への
運用系切替制御を行うように、2系統の経路選択部を別
々の経路を選択し、系統切替をするようにしたので、出
力伝送路での信号断を系統切替時のみにでき、系統切替
部の切替時間が短いことにより極力信号の断時間を短く
することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による伝送装置間信号経路切替方式の一
実施例の動作手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明のクロスコネクトの状態遷移を示す回路
図である。
【図3】本発明のクロスコネクトの状態遷移を示す回路
図である。
【図4】クロスコネクト装置の回路例を示す回路図であ
る。
【図5】伝送装置間の信号経路切替の全体構成を示すブ
ロック図である。
【図6】切替前のクロスコネクト状態を示す回路図であ
る。
【図7】従来の切替動作を示すフローチャートである。
【図8】従来のクロスコネクトの状態遷移を示す回路図
である。
【符号の説明】
A2 送信側装置第1系統経路選択部 A3 送信側装置第2系統経路選択部 A4X 送信側装置内信号選択部(切替元) A4Y 送信側装置内信号選択部(切替先) B2 受信側装置第1系統経路選択部 B3 受信側装置第2系統経路選択部 B41 受信側装置内信号選択部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−116208(JP,A) 特開 昭50−116209(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/74

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送装置間の信号経路が2系統あり、こ
    の2系統の信号経路の切り替えを独立に行う2系統の経
    路選択部と、前記信号経路毎に設けられてこの信号経路
    を前記2系統の経路選択部のいずれか一方に選択的に接
    続する装置内信号選択部とを有する伝送装置を用いた伝
    送装置間信号経路切替方式において、前記2系統の経路選択部のうち、非運用系である一つの
    経路選択部を切り替え先の信号経路に切り替える 第1の
    切替制御手段と、前記装置内信号選択部を切り替えて前記第1の切替制御
    手段によって信号経路が切り替えられた前記一つの経路
    選択部を運用系とし、他の経路選択部を非運用系とする
    第1の切替手段と、前記第1の切替手段によって非運用系とされた前記他の
    経路選択部を切り替え先の信号経路に切り替える 第2の
    切替制御手段と、前記装置内信号選択部を切り替えて前記第2の切替制御
    手段によって信号経路が切り換えられた前記他の経路選
    択部を運用系とし、前記一つの経路選択部を非運用系と
    する 第2の切替手段 を備えたことを特徴とする伝送装
    置間信号経路切替方式。
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