JP2013187632A - 光伝送装置および光伝送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数チャネルのデータ伝送中一つあるいは複数のチャネルに伝送障害が発生しても、この障害発生のチャネルのデータを含めて伝送できること。
【解決手段】光伝送装置100は、複数のチャネルの入力信号を複数チャネルの光信号として伝送路150を介して対向する受信部102に送信する送信部101と、送信部101と受信部102との間の伝送障害を検出したときに、送信部における伝送障害が発生したチャネルchCのデータを正常なチャネルchA,B,Dに振り分け、正常なチャネルの伝送レートを、所定の伝送レートに引き上げて故障チャネルを含む全チャネルchA〜Dのデータ伝送を継続させる制御部103とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、光信号を伝送する光伝送装置および光伝送方法に関する。
近年の通信容量の増大に伴い、光信号を用いた光通信システムが広く用いられている。特に、複数のチャネルを同時に使用してデータを送受信する光並列伝送により、データの伝送帯域幅を広げることができるため、光通信の適用範囲が広がっている。一方、このような光通信では、電気信号を用いた伝送と異なり、システムの部品点数が増えやすく、また、光部品の信頼性が電気部品より低いため、電気伝送に比べて通信障害が発生しやすい。
光通信システムを用いてデータ処理するサーバなどは、光通信システムの常時運転を前提として稼働している。このため、光通信システムのあるチャネルに故障が発生しても、すぐに光通信を止めて光部品の交換をすることはできない。このような障害発生に対処するために、光通信システムに冗長性をもたせ、つぎのメンテナンス期間まで一定の伝送品質を保ちつつ連続運転を継続できることが求められる。
上記光並列伝送における冗長性確保の方法としては、たとえば、あらかじめ予備のチャネルを設けておき、故障発生時に故障したチャネルを予備系のチャネルに切り替える方法や、複数チャネルの光並列伝送を行い、故障が発生したときには、正常動作するチャネルが故障チャネルのデータを伝送する方法(たとえば、下記特許文献1参照。)などがある。
特開2007−60494号公報
しかしながら、上記の第1の方法においては、正常時には使用しない故障時用の予備系のchを専用に設けておくため、敷設の初期コストが増大する問題がある。加えて、予備系のチャネル以上の数のチャネルが故障した場合には、予備系のチャネルで収容できず、伝送不能になるなどの問題もある。また、第2の方法では残りの正常チャネルに故障チャネルのすべてのデータが集約されるため、故障チャネル数が増えるほど伝送帯域が低下していく。
1つの側面では、本発明は、複数チャネルのデータ伝送中一つあるいは複数のチャネルに伝送障害が発生しても、この障害発生のチャネルのデータを含めて伝送できることを目的とする。
1つの案では、複数のチャネルの入力信号を複数チャネルの光信号として伝送路を介して対向する受信部に送信する送信部と、前記送信部と前記受信部との間の伝送障害を検出したときに、前記送信部における前記伝送障害が発生したチャネルのデータを正常なチャネルに振り分け、正常なチャネルの伝送レートを、所定の伝送レートに引き上げて故障チャネルを含む全チャネルのデータ伝送を継続させる制御部と、を備える光伝送装置を用いる。
1つの実施形態によれば、複数チャネルのデータ伝送中一つあるいは複数のチャネルに伝送障害が発生しても、この障害発生のチャネルのデータを含めて伝送できる。
図1は、実施の形態にかかる光伝送装置の構成を示す図である。 図2は、制御部の機能を示すブロック図である。 図3は、正常時のデータの送受信を説明する図である。 図4は、故障時のデータの送受信を説明する図である(その1)。 図5は、故障時のデータの送受信を説明する図である(その2)。 図6は、チャネル故障発生時における光通信システム全体の制御処理を示すシーケンス図である。 図7は、トランシーバ間の伝送レートの変更制御を示す図表である。 図8は、故障チャネルのデータの振り分け例を示すタイムチャートである(その1)。 図9は、故障チャネルのデータの振り分け例を示すタイムチャートである(その2)。 図10は、トランシーバ間の伝送レートの変更制御の他の例を示す図表である。 図11は、故障チャネルのデータの他の振り分け例を示すタイムチャートである。 図12−1は、正常時の送信部のデータバッファ部の動作を説明する図である。 図12−2は、チャネル故障発生時の送信部のデータバッファ部の動作を説明する図である。 図13は、送信部のスイッチング素子の動作を示す図である。 図14は、受信部のスイッチング素子の動作を示す図である。 図15は、受信部のデータバッファ部の動作を説明する図である。
(光伝送装置の構成)
以下に添付図面を参照して、開示技術の好適な実施の形態を詳細に説明する。図1は、実施の形態にかかる光伝送装置の構成を示す図である。以下、光伝送装置としてデータを光信号により送受信するトランシーバ100を例に説明する。トランシーバ100は、送信側と受信側とに同様のものが設けられる。一対の対向するトランシーバ100aとトランシーバ100bとの間では、送信部から受信部に向けて光ファイバ等の光伝送路150を介してデータ伝送(送受信)を行う。
図1に示すトランシーバ100(100a)は、送信部101と、受信部102と、制御部103とを含む。送信部101および受信部102は、それぞれ複数のチャネル(ch)を有し、図示の例では4ch設けられ、4chのデータの伝送が行える。図1の例では4chで構成したが、開示技術はch数に制限はない。
送信部101は、各chごとにデジタル電気信号を一時的に保存する複数のデータバッファ部111と、各chの電気信号を光信号に変換する電気/光信号変換部112と、データバッファ部111の各chの経路を切り替えて複数の電気/光信号変換部112に出力するスイッチング素子113と、を含む。電気/光信号変換部112は、発光素子としてのたとえば半導体レーザ(LD:Laser Diode)と、LDを駆動するドライバICとを含み、電気信号を光信号に変換する機能を有する。
受信部102は、送信部101と同様に複数(4ch)のデータ受信の各部を備える。この受信部102は、光/電気信号変換部121と、複数のデータバッファ部122と、、故障時に経路を切り替えるスイッチング素子123とを含む。光/電気信号変換部121は、受光素子としてのたとえばフォトダイオード(PD:Photo Diode)と、TIA(Trans Impedance Amp)やリミティングアンプなどを含み、光信号を電気信号に変換する機能を有する。
制御部103は、トランシーバ100のデータの送受信を制御する。この制御部103は、通常時には、規定のデータレートで各chのデータの送受信を行い、この際、スイッチング素子113は経路の切り替えを行わない。あるchのデータ伝送が行えない等の故障時(伝送障害時)には、故障したchのデータを正常に送受信できるchのデータに振り分けて(分散させて)データの送受信を継続させる。この際、制御部103は、正常時および故障時のいずれにおいても、所定の伝送帯域幅を確保する。
(制御部のch制御の概要)
制御部103は、正常時には、たとえば、送信側のトランシーバ100aでは、chを切り替えずに同じchを用いてデータの送受信を行う。図1の例では、送信部101のchAに入力される電気信号は、スイッチング素子113でchを切り替えずにchAの電気/光信号変換部112に入力させ、chAの光信号として光伝送路150に出力する。受信側のトランシーバ100bでは、受信部102によりchAの光信号の受信を行う。
そして、故障発生chの検出は、送受信するデータの受信側のトランシーバ100bの受信部102により検出し、送信側の送信部101に通知するようになっている。このような故障発生は、対向する一対のトランシーバ100a,100b間の光伝送路150の破損、および送信側のトランシーバ100aの送信部101の電気/光信号変換部112に設けられるLDの故障などを原因とする。このような故障が発生すると、受信側のトランシーバ100bの受信部102の光/電気信号変換部121に設けられるPD等が受光する光入力レベルが低下し、制御部103に該当chの光入力レベル低下警報を出力する。
受信側のトランシーバ100bの制御部103は、故障発生chのデータ伝送を停止させ、故障発生chのデータを他の正常chを用いて受信する制御を行う。この際、制御部103は、受信側のトランシーバ100b内の受信部102の正常chのデータバッファ部122とスイッチング素子123に対し、動作周波数を上げる制御を行う。また、対向する送信側のトランシーバ100aに対し、故障発生chの情報を通知する。
送信側のトランシーバ100aでは、制御部103が故障発生chの情報の通知を受けると、故障発生chのデータを他の正常chに振り分けて伝送させる制御を行う。このため、スイッチング素子113を制御して故障したchのデータを正常chに出力するスイッチング動作を行う。
また、送信側のトランシーバ100aの制御部103は、故障発生ch数に応じて正常なchのデータレートを高速にする。この際、スイッチング素子113と、正常chのデータバッファ部122の動作周波数を上げる制御を行う。
上述したように、あるchの故障時には、送信側のトランシーバ100aおよび受信側のトランシーバ100bは、同期して動作周波数を同様に上げる制御を行う。このため、トランシーバ100(100a,100b)は、送信部101および受信部102の回路素子には、規定したデータの伝送レートよりも早い(高速な)データの伝送レートでの動作が可能な素子を用いる。このような回路素子の動作速度は、入力されるデータの伝送レートだけではなく、全体ch数(リンク数)に対する故障発生chの数の割合、等に応じて設定される(詳細は後述する)。
一般的に光/電気信号変換部121は、マルチレートの動作が可能であり、動作可能な範囲内であれば入力されたデータレートに対応できる。そして、一つのchの故障時には、残りの3つのchの一つあるいは複数に故障したchのデータを振り分ける。この際、トランシーバ100a,100b間の伝送帯域は、正常時の4ch分の伝送帯域を確保するため、故障時には、送信部101および対向する受信部102の3chの動作レートをいずれも上げて動作させることにより、正常時の伝送帯域を確保する。
送信側のトランシーバ100aでは、データバッファ部111によりデータを一時的にバッファリングし、スイッチング素子113によって正常動作する3chの電気/光信号変換部112に、故障発生した1ch分のデータを振り分けて伝送する。受信側のトランシーバ100bの受信部102では、光/電気信号変換部121の正常受信できる3chを用いて光電気変換された電気信号を受信する。この後、スイッチング素子123は、受信した3chのデータから4ch分のデータを得るようにch分配する。すなわち、正常chのデータについては、同じchに出力し、故障発生した1ch分のデータについては、振り分けられた3chのデータの中から抽出して元のchに出力する。これにより、受信側のトランシーバ100bのデータバッファ部122では、4ch分のデータを再構成して出力できる。これにより、chの故障時であっても、故障前の伝送帯域を確保したデータ伝送が可能となる。
図2は、制御部の機能を示すブロック図である。制御部103は、送信制御部201と、受信制御部202と、制御情報記憶部203と、通信部204とを含む。送信制御部201は、送信部101のデータ送信を制御する。受信制御部202は、受信部102のデータ受信を制御する。制御情報記憶部203には、データ送受信を制御するための情報が記憶される。通信部204は、対向するトランシーバ100bの制御部103に故障発生chの情報を通知する通信を行う。
送信制御部201は、送信部動作処理部211と、送信光リンク制御部212と、バッファ制御部213と、スイッチ制御部214とを含む。送信部動作処理部211は、故障発生chが生じたときにおいてもデータの送信を継続するよう送信部101を制御する。
受信制御部202は、受信部動作処理部221と、光受信リンク制御部222と、バッファ制御部223と、スイッチ制御部224とを含む。受信部動作処理部221は、正常時と故障時のいずれにおいてもデータの受信が継続できるよう、受信部102を制御する。この受信部動作処理部221は、光/電気信号変換部121による故障発生chの検出時には、通信部204を介してトランシーバ100aの送信部101に対して故障発生chの情報を通知する。
制御情報記憶部203には、規定の伝送レート(通信速度)に対応した送信部101および受信部102の動作レートが記憶される。また、故障時には、送信側および受信側の故障発生chの情報が記憶される。
送信部動作処理部211は、制御情報記憶部203に記憶された情報に基づき、正常時および故障時の動作設定を行う。この送信部動作処理部211は、通信部204を介して対向するトランシーバ100bから故障発生chの通知を受信すると、制御情報記憶部203から故障発生chの動作レートを取得する。そして、送信光リンク制御部212に対し故障発生chのデータ送信を停止(OFF)させ、正常chだけでのデータ送信を継続する制御を行う。また、送信部動作処理部211は、送信部101の規定のデータレートと、故障発生chの数に基づいて、残りの正常chを用いて故障発生chのデータを送信する場合の動作レートを計算する。そして、バッファ制御部213とスイッチ制御部214に対し、それぞれ計算された故障時の動作レートを出力する。
バッファ制御部213は、データバッファ部111を故障時の動作レートで動作させる制御を行う。同様に、スイッチ制御部214は、スイッチング素子113を故障時の動作レートで動作させる制御を行う。また、スイッチ制御部214は、故障時には、故障発生chのデータを正常chのデータに振り分けるようスイッチング素子113を制御する。
受信部動作処理部221は、制御情報記憶部203に記憶された情報に基づき、正常時および故障時の動作設定を行う。光受信リンク制御部222は、光/電気信号変換部121から光入力レベルの低下警報を受けると、この故障発生chの受信を停止(OFF)させ、残りのchでの受信を継続させ、故障発生chの情報を受信部動作処理部212に出力する。受信部動作処理部212は、通信部204を介して故障発生chの情報を送信側のトランシーバ100aに通知する。そして、受信部動作処理部212は、受信部102の規定のデータレートと、故障発生chの数に基づいて、残りの正常chを用いて故障発生chのデータを受信する場合の動作レートを計算する。そして、バッファ制御部223とスイッチ制御部224に対し、それぞれ計算された故障時の動作レートを出力する。
バッファ制御部223は、データバッファ部122を故障時の動作レートで動作させる制御を行う。同様に、スイッチ制御部224は、スイッチング素子123を故障時の動作レートで動作させる制御を行う。また、スイッチ制御部224は、故障時には、故障発生chのデータを正常chのデータから抽出するようスイッチング素子123を制御する。
ところで、実際の故障時には、送信側のトランシーバ100aの送信部101と、受信側のトランシーバ100bの受信部102が故障時に対応する制御を行う。
(制御部のハードウェア構成例)
これら制御部は、CPU、ROM、RAM等を用いて構成することができる。CPUは、トランシーバ100全体の制御を司る。RAMは、CPUのワークエリアとして使用される。ROMには、トランシーバ100を動作させる各種のプログラムが記憶されている。たとえば、ch故障時の動作プログラムを含む。このプログラムは、RAMにロードされてCPUによって実行される。
(正常時のデータ送受信動作)
図3は、正常時のデータの送受信を説明する図である。便宜上、図3には、送信側のトランシーバ100aには送信部101を、受信側のトランシーバ100bには受信部102を記載してある。
このように、一対のトランシーバ100(100a,100b)を対応配置し、光ファイバ等の光伝送路150を介してデータを光信号により送受信する。トランシーバ100aと100bを対向させることにより、トランシーバ100aの送信部101により複数ch(chA〜chD)のデータを多重化して光伝送路150を介して送信する。トランシーバ100bの受信部102は、複数ch(chA〜chD)のデータをそれぞれ受信することができる。たとえば、正常時の伝送帯域は、5Gbps×4ch=20Gbpsである。
正常時とは、いずれのchにも故障が発生せず、全chでの伝送が正常に行える状態であり、制御部103が正常と判断した状態である。この正常時、トランシーバ100aに入力される、たとえばデジタルの電気信号は、各chのデータバッファ部111(111a〜111d)に一時格納される。そして、このデータバッファ部111に格納されたデータは、特別な信号処理を施されることなくそのまま後段のスイッチング素子113に入力される。正常時には、制御部103は、スイッチング素子113に対して経路切り替えを制御せず、スイッチング素子113は、各chのデータをスルーさせ、電気/光信号変換部112に出力させる。
スルー出力時には、入力された各chの電気信号は、データバッファ部111に一時記憶され、データバッファ部111(111a〜111d)の各chの出力は、スイッチング素子113によるchの切り替えを行わずに、そのまま電気/光信号変換部112(112a〜112d)に出力させる。たとえば、chAのデータバッファ部111aの出力は、スイッチング素子113で経路切り替えせずに、chAの電気/光信号変換部112aに出力させる。電気/光信号変換部112aは、対向するトランシーバ100bの受信部へ光信号のデータを送信する。chB〜chDについても同様に、chを切り替えずに送信する。
対向する受信側のトランシーバ100bは、入力された各chの光信号がそれぞれ受信部102の光/電気信号変換部121により光信号から電気信号に変換される。光/電気信号変換部121により変換された電気信号は、スイッチング素子123を介してデータバッファ部122(122a〜122d)に出力される。正常時においては、送信部101と同様に、スイッチング素子123ではch切り替えを行わず、データバッファ部122(122a〜122d)から外部にスルー出力される。
(故障時のデータ送受信動作:その1)
図4は、故障時のデータの送受信を説明する図である。一対のトランシーバ100a,100bのデータ送受信システムにおいて、規定のデータレートがchあたり5Gbps(5Gbps×4ch)の送受信を行うものとし、一つのchに故障が発生した例について説明する。
そして、一対のトランシーバ100a,100b間の光伝送路150の破損、送信側のトランシーバ100aの電気/光信号変換部112に設けられる発光素子(LD等)の故障が発生したとする。図4の例では、送信側のトランシーバ100aの電気/光信号変換部112のchCの発光が停止したとする。
これにより、受信側のトランシーバ100bでは、受信部102の光/電気信号変換部121のうち、故障が発生したchCの光入力レベルが低下し、光/電気信号変換部121cは、光入力レベル低下警報S400を出力する。光入力レベル低下警報S400は、たとえば、LOS(Loss Of Signal)を用いることができる。これにより、受信側のトランシーバ100bの制御部103は、制御信号S401により故障発生ch(chC)の光/電気信号変換部121cを停止させる。また、制御部103は、故障時に対応した動作レートを決定し、受信部102(データバッファ部122、スイッチング素子123)に対し、動作レートを変更する制御信号S402を出力する。
また、受信側のトランシーバ100bの制御部103は、送信側のトランシーバ100aの制御部103に対し、故障発生ch(chC)の情報S410を通知する。この故障発生chの情報S410は、光伝送路150を用いたインバンドあるいは他の通信路(アウトバンド)のいずれを用いても通知することができる。
送信側のトランシーバ100aでは、故障発生chの情報S410の通知を受けると、制御部103は、制御信号S411により故障発生ch(chC)の電気/光信号変換部112cを停止させる。また、制御部103は、故障時に対応した動作レートを決定し、送信部101(データバッファ部111、スイッチング素子113)の動作レートを変更する制御信号S412を出力する。
上述した送信側のトランシーバ100a、および受信側のトランシーバ100bに設けられる制御部103は、いずれも一つのch故障時に対応した動作レートを同様に求める。たとえば、規定の伝送レートが5Gbpsであれば、故障時には、送信部101の正常chの各部(データバッファ部111とスイッチング素子113)に対し、早い動作レート(たとえば8Gbps)で動作させるよう制御を切り替える。受信部102も同様の動作レートとなる。たとえば、トランシーバ100a,100b間の伝送帯域は、故障時には、8Gbps×3ch=24Gbpsとすることにより、正常時の伝送帯域(5Gbps×4ch=20Gbps)以上の伝送帯域を確保する。
送信部101では、データバッファ部111(111a〜111d)により入力されたデータを一時的にバッファリングし、スイッチング素子113は、故障発生ch(chC)以外の正常ch(chA,chB,chD)に故障発生ch(chC)のデータを分配する。これにより、電気/光信号変換部112は、正常chのchA,chB,chD(112a,112b,112d)から4ch分のデータを光信号にして光伝送路150に出力する。
受信側のトランシーバ100bでは、受信部102の光/電気信号変換部121において、正常chのchA,chB,chD(121a,121b,121d)が光信号を受信し、電気信号に変換する。スイッチング素子123は、この正常な3chの受信データのうち正常ch分はそのまま同じchに出力し、故障発生chについては、4ch分のデータから故障が発生しているch(chC)に出力するようch切り替えを行う。これにより、データバッファ部122(122a〜122d)を介して、故障発生chを含む全4chのデータを出力することができる。この受信部102も送信部101同様の動作レート(8Gbps×3ch=24Gbps)で動作するため、正常時の伝送帯域を確保したデータ伝送が行えるようになる。
(故障時のデータ送受信動作:その2)
図5は、故障時のデータの送受信を説明する図である。図5の例では、二つのch(chB,chC)に故障が発生した状態を示す。この場合、残る二つの正常なch(chA,chD)を用いて故障発生chのデータを振り分けて伝送する。正常時の全体の伝送帯域20Gbpsを維持するためには、正常な残りの2chの伝送レートを12Gbps(10bps以上)とすればよい。
(故障時におけるシステム全体の制御処理)
図6は、チャネル故障発生時における光通信システム全体の制御処理を示すシーケンス図である。図4,および図5を用いて説明したch故障時における送信側のトランシーバ100a、および受信側のトランシーバ100bが行う制御処理について記載してある。図6には、図4,および図5に示した各制御信号による制御処理に同一の符号を付してある。
図4に示したように一つのchC故障時には、送信側および受信側のトランシーバ100a,100bの制御部103は、それぞれ故障発生したchCを停止させ、残りの正常なchA,B,Dに故障発生chのデータを振り分けて伝送する。この際、正常なchA,B,Dの動作レートを変更(5Gbps→8Gbps)することにより、故障時においても正常時の伝送帯域を維持することができる。
また、図5に示したように、さらに一つのchBの故障時には、計二つのchB,Cが故障したことになるが、この場合でも図6に示すように、送信側および受信側のトランシーバ100a,100bの制御部103は、一つのchC故障時と同様の処理を行う。すなわち、故障発生chB,Cを停止させ、残りの正常なchA,Dに故障発生chB,Cのデータを振り分けて伝送する。この際、故障した二つのchに対応して正常なchA,Dの動作レートを変更(8Gbps→12Gbps)する。
(故障時の伝送レートの制御について)
図7は、トランシーバ間の伝送レートの変更制御を示す図表である。横軸は故障発生ch数、縦軸は伝送レートである。故障発生chが発生しない正常時には、正常時の規定の伝送レートで伝送を行う。この正常時には、一対のトランシーバ100aの送信部101とトランシーバ100bの受信部102は、規定の伝送レートと同じ動作レートで動作する。
一方、故障発生ch数が発生した場合でも、正常時の伝送帯域を確保するために一対の送信部101と受信部102は、規定の伝送レートより高い動作レートで動作させる。正常時には、システム全体の伝送レート=正常ch数×各正常chの伝送レートである。したがって、故障時においても正常時の伝送レートを維持するためには、正常ch数が少なくなった分、残りの正常chの伝送レート(動作レート)を高くする。したがって、図示のように、故障発生ch数が増加するにしたがい、伝送レートを線形(連続的に変化)させて一対の送信部101と受信部102を、より高い動作レートで動作させる。
図7に示す伝送レートは、図2に示す制御情報記憶部203に記憶された故障発生ch数と、伝送レートに基づき、制御部103が算出することとしてもよいし、あらかじめ設定情報として制御情報記憶部203に記憶しておき、故障発生ch数に対応した伝送レートを制御部103が読み出して設定変更することもできる。
(故障発生chデータの振り分け例について:その1)
図8は、故障チャネルのデータの振り分け例を示すタイムチャートである。図示の例では、全体で6ch(chA〜chF)有し、一つのchFで故障が発生したとする。(a)に示すように6chのデータがトランシーバ100aに入力され、各chのデータバッファ部111(111a〜111f)では入力されたデータをパケットごとにバッファリングし、正常時の動作レートで出力する。
そして、故障発生時には、故障が発生したch数に応じてトランシーバ間の伝送レートを上げる制御を行う。対応して、(b)に示すように、伝送レートの向上分だけ各パケットの送信期間が短くなる。なお、(a)と(b)の時間軸は共通である。たとえば、(a)に示すchCの3番目のパケット3は、期間TC31、バッファリング完了時期t1に、(b)に示すように光送信データとして短い期間TC32を有して送信開始される。
そして、伝送レートの向上分だけ残存する正常ch(chA〜chE)には、伝送するデータがない空き時間スロット701が生じる。この空き時間スロット701を利用して故障が発生したchFのデータを送信する。図示の例では、故障が発生したchFについて、chFのデータパケットごとに他の正常なchA〜chEに順次切り替えて空き時間スロット701に入れ、送信している。このチャネル番号は昇順または降順のいずれでもよい。
たとえば、chFの1番目のパケットF−1は、chAの初めの空き時間スロット701に格納し、送信する。つぎに、chFの2番目のパケットF−2は、つぎのchBの1番目のパケットB−1の後の空き時間スロット701に格納し、送信する。つぎに、chFの3番目のパケットF−3は、つぎのchCの3番目のパケットC−3の後の空き時間スロット701に格納し、送信する。つぎに、chFの4番目のパケットF−4は、つぎのchDの3番目のパケットD−3の後の空き時間スロット701に格納し、送信する。
また、データ送信のタイミングについて、故障発生chのデータを送信するタイミングと、正常chのデータを送信するタイミングが同じ場合には、正常chのデータ送信を優先する。そして、正常chのデータ送信が終了後、故障発生chのデータを送信する。故障発生chのデータを送信するタイミングと、正常chのデータを送信するタイミングが異なれば、データバッファ部111にバッファリングが終了したものから順次送信を行う。
上記の例では、故障が発生したchFのデータを順次chA〜chEに切り替え、空きスロットに振り分けている。また、正常なchのデータ送信を故障が発生したchのデータ送信よりも優先させている。しかし、故障が発生したchのデータの振り分けは、上記例に限定されることはなく、他の手法をとることも可能である。たとえば、空きスロットがあればchの順序に関係なくchAのつぎにchD、そのつぎにchCに故障が発生したchFのデータを振り分けて送信することもできる。
(故障発生chデータの振り分け例について:その2)
図9は、故障チャネルのデータの振り分け例を示すタイムチャートである。図9の(a),(b)は、図8の(a),(b)に相当する。ここで、図9の(a)において、chCの3番目のパケットと、chFの3番目のパケットの送信タイミングが一致しているとする(時期t1)。ここで、chFが故障したときには、(b)に示すように、chCのデータの送信タイミングは、正常なchCの3番目のパケットC−3を優先して送信した後に、故障発生chFの3番目のパケットF−3を送信する。
また、(a)に示すように、正常なchAの6番目のパケットと、故障発生chFの6番目のパケットのバッファリング終了タイミングを見てみる。故障発生chFの6番目のパケットのバッファリング終了(時期t2)の方が、正常なchAの6番目のパケットのバッファリング終了(時期t3)より先である。この場合、(b)に示すように、chAでは、バッファリングが先に終了した故障発生chFの6番目のパケットF−6を先に送信し、その後に正常なchAの6番目のパケットA−6を送信する。
つぎに、(c)に示すように、新たにchEが故障し、chFとあわせて計二つのchが故障したとする。この場合、図6に示した設定に基づき、残った四つの正常なch(chA〜chD)の空き時間スロットに故障したchE,chFのデータを振り分けて送信する。
そして、故障発生chが増えることにより、伝送レートが高くなる。たとえば、パケットD−5と、E−5に着目すると、これらは、図9の(b)のデータ送信期間に比べて、(c)では故障発生ch数の数に対応してさらに短くなり、パケットE−5の送信タイミングもt4からt5へと早い時期に変更になる。
図10は、トランシーバ間の伝送レートの変更制御の他の例を示す図表である。上述した図7では、伝送レートを線形に変更させる例としたが、伝送レートは、複数の段階を有して変更させてもよい。図10に示すように、故障発生chの数に所定範囲をもたせ、各範囲ごとの伝送レートを設定することができる。たとえば、スイッチング素子113等の回路素子は、内部の回路切り替え等で動作レートを離散的に変更することができ、このような回路素子の段階的な動作レートに対応した伝送レートを得ることができるようになる。
この場合、各段階の伝送レートは、最も故障発生chの多い場合に伝送帯域が正常時と同等以上となるレートに設定すればよい。この図10に示す設定情報についても、制御情報記憶部203に記憶しておくことができ、故障発生ch数に対応した伝送レートを制御部103が読み出して設定変更することもできる。
図11は、故障チャネルのデータの他の振り分け例を示すタイムチャートである。図10に示す段階的な伝送レートの設定に基づく制御例を示している。図11の(a)は図9の(a)と同じである。この後、(b)に示すように、一つのchFが故障したときには、所定の段階の伝送レートに変更し、故障が発生したchFについて、chFのデータパケットごとに他の正常なchA〜chEに順次切り替え、空き時間スロットに入れて送信する。
この後、(c)に示すように、さらに一つのchEが故障して計二つのchが故障のときにも、図10に示す伝送レートの設定にしたがう。図10の例では、故障発生ch数が一つおよび二つのいずれでも同じ伝送レートの設定である。このため、故障発生chが二つまでは同じ伝送レートを用いる。たとえば、パケットA−3に着目すると、これらは、図11の(b)および(c)のデータ送信期間が同じであり、送信タイミングも同じとなる。
なお、(c)に示す変更後の伝送レートは、二つのchまでの故障を想定し、正常時の伝送帯域を維持するためのレートに設定されている。したがって、図11の(b)に示した一つのchの故障時における伝送レートについても、図9の(b)に示した伝送レートより早い。このため、図11の(c)と図9の(c)とを対比すると、各パケットの送信期間および送信タイミングのいずれも図11(c)の方が早い。
(送信部のデータバッファ部の動作)
図12−1は、正常時の送信部のデータバッファ部の動作を説明する図である。chAのデータバッファ部111aを示している。ch故障発生がない正常時、送信部101のデータバッファ部111aは、chAのデータパケット1200をバッファリングせずにそのまま出力する。
つぎに、故障時について説明する。データバッファ部111は、いずれかのchで故障発生したとき、残りの正常なchにそれぞれデータパケット1200ごとに識別子(ヘッダ)を付与する。この識別子は、以下の二つからなる。
1.故障したchの振り分け先として使用するchを示すch識別子1
2.本来どのchのデータであるかを示すch識別子2
図12−2は、チャネル故障発生時の送信部のデータバッファ部の動作を説明する図である。故障発生chがchFであるとする。(a)には、故障発生していない正常chであるchAのデータバッファ部111aを示す。他のchFで故障発生したときにおいても、正常なすべてのch(chA)では、データバッファ部111aにより入力されたデータパケット1200をバッファリングし、識別子をデータパケット1200のヘッダに付与する。正常なこのchAでは、ch識別子1(1201)と、ch識別子2(1202)の情報は、いずれも同じ「A」(chAを意味する)となる。
(b)には、故障発生ch(chF)のデータバッファ部111fを示す。故障発生のchFのデータバッファ部111fは、入力されたデータパケット1200をバッファリングし、識別子をデータパケット1200のヘッダに付与する。このchFでは、ch識別子2(1202)の情報は「F」である。また、ch識別子1(1201)の情報については、データパケット1200の出力ごとに正常なchである「A」〜「E」に順次切り替わる。末尾のchEの後はchAに戻る。これにより、後段に設けられるスイッチング素子113は、ch識別子1(1201)の情報にしたがい、データバッファ部111fから出力される故障発生chのデータパケット1200を該当するchに振り分ける。
(送信部のスイッチング素子の動作)
図13は、送信部のスイッチング素子の動作を示す図である。上記同様にchFが故障時の送信部101のスイッチング素子113の動作について説明する。スイッチング素子113には、前段のデータバッファ部111(111a〜111f)から故障発生ch(chF)を含む全ch(chA〜chF)のデータパケット1200がそれぞれ入力される。
スイッチング素子113は、データパケット1200のヘッダに付与されたch識別子1(1201)の情報に基づき経路を決定する。たとえば、(a)に示すように、入力ポートBから入力されたchBのデータパケット1200は、ch識別子1(1201)の情報が「B」であるため、そのまま出力ポートBから出力する。また、故障が発生したchFについては、入力ポートFから入力されたchFのデータパケット1200は、ch識別子1(1201)の情報が「A」であるため、出力ポートAに切り替えて出力する。上述したように、故障発生chのデータパケット1200は、chA〜chEに順次切り替えて出力する。
つぎに、(b)に示すように、入力ポートAからchAのデータパケット1200が入力され、ch識別子1(1201)の情報が「A」であるとする。しかし、chAの出力ポートは、chFのデータパケット1200の出力中である。このような場合、スイッチング素子113は、入力ポートAに入力されたchAのデータパケット1200を一時保存し、出力ポートAが空くのを待つ。
つぎに、(c)に示すように、出力ポートAが空くことにより、スイッチング素子113は、一時保存したchAのデータパケット1200を出力ポートAから出力する。つぎに、(d)に示すように、入力ポートFに故障発生したchFのデータパケット1200が入力されたとする。このchFのデータパケット1200は、ch識別子1(1201)の情報が「B」である。しかし、chBの出力ポートは、chBのデータパケット1200の出力中である。したがって、スイッチング素子113は、入力ポートBに入力されたchFのデータパケット1200を一時保存し、出力ポートBが空くのを待つ。
つぎに、(e)に示すように、出力ポートBが空くことにより、スイッチング素子113は、一時保存したchFのデータパケット1200を出力ポートBから出力する。
(受信部のスイッチング素子の動作)
図14は、受信部のスイッチング素子の動作を示す図である。送信部101のスイッチング素子123の動作について説明する。送信部の動作の説明と同様に故障発生chがchFであるとする。この場合、スイッチング素子123には、故障発生ch(chF)を除く、残りのch(chA〜chE)のデータパケット1200がそれぞれ入力される。
スイッチング素子123は、データパケット1200のヘッダに付与されたch識別子2(1202)の情報に基づき経路を決定する。たとえば、(a)に示すように、入力ポートBから入力されたchBのデータパケット1200は、ch識別子2(1202)の情報が「B」であるため、そのまま出力ポートBから出力する。また、故障が発生したchFについては、入力ポートAから入力されたchFのデータパケット1200は、ch識別子2(1202)の情報が「F」であるため、出力ポートFに切り替えて出力する。
この後、(b)に示すように、入力ポートAにつぎのchAのデータパケット1200が入力され、ch識別子1(1201)の情報が「A」であるため、出力ポートAから出力する。同様に、入力ポートBにつぎのchBのデータパケット1200が入力され、ch識別子1(1201)の情報が「B」であるため、出力ポートBから出力する。
この後、(c)に示すように、入力ポートBにつぎのデータパケット1200が入力され、ch識別子1(1201)の情報が「F」であるため、出力ポートFに切り替え、(d)に示すように出力ポートFから出力する。
(受信部のデータバッファ部の動作)
図15は、受信部のデータバッファ部の動作を説明する図である。chAのデータバッファ部122aを示している。(a)に示すように、ch故障発生がない正常時、送信部101のデータバッファ部122aは、chAのデータパケット1200をバッファリングせずにそのまま出力する。
つぎに、いずれかのchで故障発生した場合について説明する。故障時、データバッファ部122(122a〜122d)の前段に設けられるスイッチング素子123により、故障発生chを含む全chのデータパケットを元のchに戻している。このため、データバッファ部122(122a〜122d)では、入力されたデータパケット1200をバッファリングし、ヘッダに付与されたch識別子1(1201)と、ch識別子2(1202)を除去して出力するだけでよい。
以上説明した実施の形態によれば、通常時において複数chの全てを使用したデータ伝送を行っている状態で、ある一つまたは複数のchに故障が発生した場合であっても、残ったchを用いて故障発生chのデータ伝送が行え、故障発生chのデータ伝送が途切れることなく継続できるようになる。また、故障発生ch数に応じて残った正常なchの伝送レートを上げて伝送することにより、あるchに故障が発生した場合であっても、正常時の伝送帯域を維持することができるため、高信頼性を有するリンクの形成が可能となる。
また、故障時を想定した冗長用の予備chなどをあらかじめ用意する必要がないため、初期コストの低減が可能となる。また、上記の方式によれば、伝送系内部で自律的に故障発生chの検出および故障発生chのデータの振り分けを行うことができるため、伝送するデータのプロトコルに依存せず故障時の対応が行えるようになるため、伝送システムに対する負担も低減できるようになる。
上述した各実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)複数のチャネルの入力信号を複数チャネルの光信号として伝送路を介して対向する受信部に送信する送信部と、
前記送信部と前記受信部との間の伝送障害を検出したときに、
当該伝送障害が発生したチャネルのデータを正常なチャネルに振り分け、
正常なチャネルの伝送レートを、所定の伝送レートに引き上げて故障チャネルを含む全チャネルのデータ伝送を継続させる制御部と、
を備えたことを特徴とする光伝送装置。
(付記2)前記制御部は、正常時の伝送帯域をチャネル数×各チャネルあたりの伝送レートとし、
正常なチャネルの伝送レートを、前記正常時の伝送帯域を確保する伝送レートに引き上げて故障チャネルを含む全チャネルのデータ伝送を継続させることを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記3)あらかじめ伝送障害が発生したチャネル数と、正常なチャネルの伝送レートとの関係を記憶する記憶部を備え、
前記制御部は、伝送障害が発生したチャネル数に応じて、正常なチャネルの伝送レートを前記記憶部から読み出し、前記送信部のうち正常なチャネルの伝送レートとして設定することを特徴とする付記1に記載の光伝送装置。
(付記4)前記記憶部には、伝送障害が発生したチャネル数と、正常なチャネルの伝送レートとの関係が連続的に変化する情報が記憶されていることを特徴とする付記3に記載の光伝送装置。
(付記5)前記記憶部には、伝送障害が発生したチャネル数と、正常なチャネルの伝送レートとの関係が、チャネル数に対し、伝送レートが離散的に変化する情報が記憶されていることを特徴とする付記3に記載の光伝送装置。
(付記6)前記制御部は、前記送信部に対し前記伝送路を介して対向する受信部からデータ受信の結果出力する伝送障害の情報の通知を受け、前記伝送障害時の制御を行うことを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の光伝送装置。
(付記7)前記送信部は、正常なチャネルのデータと、正常なチャネルに振り分けられた伝送障害が発生したチャネルのデータにそれぞれ識別子を付与し、対向する前記受信部に送信することを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の光伝送装置。
(付記8)前記送信部は、各チャネル毎に設けたデータバッファ部と、
前記データバッファ部から出力されたデータの経路を切り替えるスイッチング素子と、
切り替えられた経路のデータを電気/光変換する電気/光変換素子と、を備え、
前記データバッファ部は、前記識別子として、伝送障害が発生したチャネルの振り分け先として使用するチャネルを示す第1のチャネル識別子と、本来どのチャネルのデータであるかを示す第2のチャネル識別子とを全チャネルのデータに付与し、
前記スイッチング素子は、前記第1のチャネル識別子に基づきデータの経路を切り替えることを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載の光伝送装置。
(付記9)前記送信部は、伝送障害が発生したチャネルのデータを一定の単位で分割し、分割したそれぞれのデータを正常なチャネルのデータ伝送していない空き時間スロットを用いて送信することを特徴とする付記1〜8のいずれか一つに記載の光伝送装置。
(付記10)前記送信部は、前記分割したそれぞれのデータを正常なチャネル番号の昇順または降順に、データ伝送していない空き時間スロットを用いて送信することを特徴とする付記9に記載の光伝送装置。
(付記11)前記送信部は、正常なチャネルのデータと、伝送障害が発生したチャネルのデータとの送信タイミングが一致したときには、正常なチャネルのデータの送信を優先することを特徴とする付記1〜10のいずれか一つに記載の光伝送装置。
(付記12)伝送路を介して対向する送信部から複数のチャネルの光信号を受信する受信部と、
前記送信部と前記受信部との間の伝送障害を検出したときに、
前記伝送障害が発生したチャネルのデータを正常なチャネルから取り出し、正常なチャネルの伝送レートを、所定の伝送レートに引き上げて故障チャネルを含む全チャネルのデータ伝送を継続させる制御部と、
を備えたことを特徴とする光伝送装置。
(付記13)前記制御部は、正常時の伝送帯域をチャネル数×各チャネルあたりの伝送レートとし、
正常なチャネルの伝送レートを、前記正常時の伝送帯域を確保する伝送レートに引き上げて故障チャネルを含む全チャネルのデータ伝送を継続させることを特徴とする付記12に記載の光伝送装置。
(付記14)前記制御部は、前記受信部によるデータ受信の結果出力する伝送障害の検知を受けて、前記受信部に対向する前記送信部に対して伝送障害の情報を通知することを特徴とする付記12または13に記載の光伝送装置。
(付記15)前記受信部は、前記送信部により正常なチャネルのデータと、正常なチャネルに振り分けられた伝送障害が発生したチャネルのデータにそれぞれ付与された識別子に基づき、正常なチャネルのデータと、正常なチャネルに振り分けられた伝送障害が発生したチャネルのデータを識別し、伝送障害が発生したチャネルのデータを元のチャネルに戻し、前記識別子を除去して出力することを特徴とする付記12〜14のいずれか一つに記載の光伝送装置。
(付記16)前記受信部は、各チャネル毎に設けた光/電気変換素子と、
光/電気変換後のデータの経路を切り替えるスイッチング素子と、
切り替えられた経路のデータをバッファリングするデータバッファ部と、を備え、
前記受信部は、全チャネルのデータに付与された識別子として、伝送障害が発生したチャネルの振り分け先として使用するチャネルを示す第1のチャネル識別子と、本来どのチャネルのデータであるかを示す第2のチャネル識別子とを受信し、
前記スイッチング素子は、前記第2のチャネル識別子に基づきデータの経路を切り替えて元のチャネルに戻し、
前記データバッファ部では、前記第1のチャネル識別子と前記第2のチャネル識別子を除去して出力することを特徴とする付記12〜15のいずれか一つに記載の光伝送装置。
(付記17)複数のチャネルの入力信号を複数チャネルの光信号として送信部から伝送路を介して対向する受信部に送信する送信工程と、
前記送信部と前記受信部との間の伝送障害を検出したときに、前記送信部における前記伝送障害が発生したチャネルのデータを正常なチャネルに振り分け、正常なチャネルの伝送レートを、所定の伝送レートに引き上げて故障チャネルを含む全チャネルのデータ伝送を制御部により継続させる制御工程と、
を含むことを特徴とする光伝送方法。
(付記18)伝送路を介して対向する送信部から送信された複数のチャネルの光信号を受信部により受信する受信工程と、
前記送信部と前記受信部との間の伝送障害を検出したときに、前記伝送障害が発生したチャネルのデータを正常なチャネルから取り出し、正常なチャネルの伝送レートを、所定の伝送レートに引き上げて故障チャネルを含む全チャネルのデータ伝送を制御部により継続させる制御工程と、
を含むことを特徴とする光伝送方法。
(付記19)前記制御工程は、正常時の伝送帯域をチャネル数×各チャネルあたりの伝送レートとし、
正常なチャネルの伝送レートを、前記正常時の伝送帯域を確保する伝送レートに引き上げて故障チャネルを含む全チャネルのデータ伝送を継続させることを特徴とする付記17または18に記載の光伝送方法。
100(100a,100b) トランシーバ
101 送信部
102 受信部
103 制御部
111,122 データバッファ部
112 電気/光信号変換部
113,123 スイッチング素子
121 光/電気信号変換部
150 光伝送路
201 送信制御部
202 受信制御部
203 制御情報記憶部
204 通信部

Claims (18)

  1. 複数のチャネルの入力信号を複数チャネルの光信号として伝送路を介して対向する受信部に送信する送信部と、
    前記送信部と前記受信部との間の伝送障害を検出したときに、
    当該伝送障害が発生したチャネルのデータを正常なチャネルに振り分け、
    正常なチャネルの伝送レートを、所定の伝送レートに引き上げて故障チャネルを含む全チャネルのデータ伝送を継続させる制御部と、
    を備えたことを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記制御部は、正常時の伝送帯域をチャネル数×各チャネルあたりの伝送レートとし、
    正常なチャネルの伝送レートを、前記正常時の伝送帯域を確保する伝送レートに引き上げて故障チャネルを含む全チャネルのデータ伝送を継続させることを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. あらかじめ伝送障害が発生したチャネル数と、正常なチャネルの伝送レートとの関係を記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、伝送障害が発生したチャネル数に応じて、正常なチャネルの伝送レートを前記記憶部から読み出し、前記送信部のうち正常なチャネルの伝送レートとして設定することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  4. 前記記憶部には、伝送障害が発生したチャネル数と、正常なチャネルの伝送レートとの関係が連続的に変化する情報が記憶されていることを特徴とする請求項3に記載の光伝送装置。
  5. 前記記憶部には、伝送障害が発生したチャネル数と、正常なチャネルの伝送レートとの関係が、チャネル数に対し、伝送レートが離散的に変化する情報が記憶されていることを特徴とする請求項3に記載の光伝送装置。
  6. 前記制御部は、前記送信部に対し前記伝送路を介して対向する受信部からデータ受信の結果出力する伝送障害の情報の通知を受け、前記伝送障害時の制御を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の光伝送装置。
  7. 前記送信部は、正常なチャネルのデータと、正常なチャネルに振り分けられた伝送障害が発生したチャネルのデータにそれぞれ識別子を付与し、対向する前記受信部に送信することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の光伝送装置。
  8. 前記送信部は、各チャネル毎に設けたデータバッファ部と、
    前記データバッファ部から出力されたデータの経路を切り替えるスイッチング素子と、
    切り替えられた経路のデータを電気/光変換する電気/光変換素子と、を備え、
    前記データバッファ部は、前記識別子として、伝送障害が発生したチャネルの振り分け先として使用するチャネルを示す第1のチャネル識別子と、本来どのチャネルのデータであるかを示す第2のチャネル識別子とを全チャネルのデータに付与し、
    前記スイッチング素子は、前記第1のチャネル識別子に基づきデータの経路を切り替えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の光伝送装置。
  9. 前記送信部は、伝送障害が発生したチャネルのデータを一定の単位で分割し、分割したそれぞれのデータを正常なチャネルのデータ伝送していない空き時間スロットを用いて送信することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の光伝送装置。
  10. 前記送信部は、前記分割したそれぞれのデータを正常なチャネル番号の昇順または降順に、データ伝送していない空き時間スロットを用いて送信することを特徴とする請求項9に記載の光伝送装置。
  11. 前記送信部は、正常なチャネルのデータと、伝送障害が発生したチャネルのデータとの送信タイミングが一致したときには、正常なチャネルのデータの送信を優先することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の光伝送装置。
  12. 伝送路を介して対向する送信部から複数のチャネルの光信号を受信する受信部と、
    前記送信部と前記受信部との間の伝送障害を検出したときに、
    前記伝送障害が発生したチャネルのデータを正常なチャネルから取り出し、正常なチャネルの伝送レートを、所定の伝送レートに引き上げて故障チャネルを含む全チャネルのデータ伝送を継続させる制御部と、
    を備えたことを特徴とする光伝送装置。
  13. 前記制御部は、正常時の伝送帯域をチャネル数×各チャネルあたりの伝送レートとし、
    正常なチャネルの伝送レートを、前記正常時の伝送帯域を確保する伝送レートに引き上げて故障チャネルを含む全チャネルのデータ伝送を継続させることを特徴とする請求項12に記載の光伝送装置。
  14. 前記制御部は、前記受信部によるデータ受信の結果出力する伝送障害の検知を受けて、前記受信部に対向する前記送信部に対して伝送障害の情報を通知することを特徴とする請求項12または13に記載の光伝送装置。
  15. 前記受信部は、前記送信部により正常なチャネルのデータと、正常なチャネルに振り分けられた伝送障害が発生したチャネルのデータにそれぞれ付与された識別子に基づき、正常なチャネルのデータと、正常なチャネルに振り分けられた伝送障害が発生したチャネルのデータを識別し、伝送障害が発生したチャネルのデータを元のチャネルに戻し、前記識別子を除去して出力することを特徴とする請求項12〜14のいずれか一つに記載の光伝送装置。
  16. 前記受信部は、各チャネル毎に設けた光/電気変換素子と、
    光/電気変換後のデータの経路を切り替えるスイッチング素子と、
    切り替えられた経路のデータをバッファリングするデータバッファ部と、を備え、
    前記受信部は、全チャネルのデータに付与された識別子として、伝送障害が発生したチャネルの振り分け先として使用するチャネルを示す第1のチャネル識別子と、本来どのチャネルのデータであるかを示す第2のチャネル識別子とを受信し、
    前記スイッチング素子は、前記第2のチャネル識別子に基づきデータの経路を切り替えて元のチャネルに戻し、
    前記データバッファ部では、前記第1のチャネル識別子と前記第2のチャネル識別子を除去して出力することを特徴とする請求項12〜15のいずれか一つに記載の光伝送装置。
  17. 複数のチャネルの入力信号を複数チャネルの光信号として送信部から伝送路を介して対向する受信部に送信する送信工程と、
    前記送信部と前記受信部との間の伝送障害を検出したときに、前記送信部における前記伝送障害が発生したチャネルのデータを正常なチャネルに振り分け、正常なチャネルの伝送レートを、所定の伝送レートに引き上げて故障チャネルを含む全チャネルのデータ伝送を制御部により継続させる制御工程と、
    を含むことを特徴とする光伝送方法。
  18. 伝送路を介して対向する送信部から送信された複数のチャネルの光信号を受信部により受信する受信工程と、
    前記送信部と前記受信部との間の伝送障害を検出したときに、前記伝送障害が発生したチャネルのデータを正常なチャネルから取り出し、正常なチャネルの伝送レートを、所定の伝送レートに引き上げて故障チャネルを含む全チャネルのデータ伝送を制御部により継続させる制御工程と、
    を含むことを特徴とする光伝送方法。
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