JP3016320B2 - リードフレームへのフィルム貼付け方法 - Google Patents

リードフレームへのフィルム貼付け方法

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JP3016320B2
JP3016320B2 JP5152910A JP15291093A JP3016320B2 JP 3016320 B2 JP3016320 B2 JP 3016320B2 JP 5152910 A JP5152910 A JP 5152910A JP 15291093 A JP15291093 A JP 15291093A JP 3016320 B2 JP3016320 B2 JP 3016320B2
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lead frame
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attaching
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達也 大高
隆志 鈴村
康晴 亀山
佐藤  巧
重夫 萩谷
茂治 高萩
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は接着剤付のプラスチック
フィルム,或いは金属条をリードフレームに貼付けるリ
ードフレームへのフィルム貼付け方法,及び装置に関
し、特に、リードフレームの変形を抑えながらフィルム
の貼付け位置精度を良好に保てるようにしたリードフレ
ームへのフィルム貼付け方法,及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リードフレームは、多ピン化に伴ってリ
ード幅が狭くなり、リードの剛性が小さくなってきてい
る。特に、最近の250ピン以上の超多ピンのもので
は、より微細なエッチングが行えるよう、42Niでは
厚さ0.125mm,銅系でも厚さ0.15mmの薄板
材を一般的に使用し、この他に厚さ0.1mm,0.0
8mmのものも登場していることから、更にリードの強
度は低下している傾向にある。
【0003】このような傾向から、多ピン,或いは超多
ピンのリードフレームのリード先端部の段差やシフトが
製品加工上、大きな問題になっている。このため、その
対策としてリードフレームのリード先端部に短冊状に切
断した接着剤付絶縁フィルムをリードに橋渡しするよう
に貼付け、リードのシフトを抑えることが一般的に行わ
れている。現在、160ピンクラス以上のリードフレー
ムでは、ほとんど全てがこのフィルムの貼付けによりリ
ードの補強がなされている。
【0004】リードフレームへのフィルムの貼付けに
は、例えば、打抜き金型が使用され、打抜きパンチでフ
ィルムを所定の形状に打抜き剪断した後、打ち抜いたフ
ィルムをそのまま下降させ、打抜きパンチの打抜力を利
用してヒータ上に位置するリードフレームのリード先端
部に貼着している。
【0005】フィルムを貼り付ける際、フィルムとリー
ドフレームの位置合わせを行うが、この位置合わせは一
般的には貼り付けの度、すなわち、ピース毎にリードフ
レームの所定の位置に形成された位置決め穴に金型から
突出したパイロットピンを通すことによって行ってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のリード
フレームへのフィルム貼付け方法によると、金型のパイ
ロットピンをリードフレームの位置決め穴に挿入すると
きにリードフレームの位置決め穴を変形させることがあ
り、フィルム貼付け工程の作業性を低下させ、且つ、歩
留りを低下させている。特に、上記した薄板材を使用し
た超多ピンのリードフレームでは、フレームそのものに
強度がなく、位置決め穴の変形が非常に起こり易いた
め、フィルム貼付け作業が難行するといった不都合があ
る。
【0007】従って、本発明の目的は超多ピンのリード
フレームにおいてもフレームの変形がない安定したフィ
ルム貼付け作業を行って、歩留りを向上させることがで
きるリードフレームのフィルム貼付け方法を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
み、超多ピンのリードフレームにおいてもフレームの変
形がない安定したフィルム貼付け作業を行って、歩留り
を向上させるため、リードフレームを下金型とヒータの
間に設けられた位置決め板に載置し、位置決め板を所定
の位置に位置決めした状態で接着剤付細片をリードフレ
ームに貼着するようにしたリードフレームへのフィルム
貼付け方法を提供するものである。
【0009】上記位置決め板の位置決めは、位置決め板
と一体にされたサーボモータ等の位置決め手段によって
行われる。また、位置決め手段によって位置決めの粗調
整を行い、その後に上金型に設けられたパイロットピン
を位置決め板に形成された位置決め穴に通すことによっ
て位置決めの微調整を行う。
【0010】また、上記の目的を達成する本発明のリー
ドフレームへのフィルム貼付け装置は、下金型とヒータ
の間に設けられ、リードフレームを載置する位置決め板
と、位置決め板を移動して位置決め板を所定の位置に位
置決めする位置決め手段を有して構成されている。
【0011】位置決め板は、リードフレームの位置決め
穴に挿入される位置決めピンと、下金型に設けられたパ
イロットピンが挿入される位置決め穴を有し、位置決め
手段は、位置決め板を移動させるサーボモータ等の駆動
手段と、位置決め板の位置を検出する検出手段を有して
いる。
【0012】
【実施例】以下、本発明のリードフレームへのフィルム
貼付け方法について添付図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0013】図1には、本発明の一実施例に係るリード
フレームへのフィルム貼付け装置が示されている。この
リードフレームへのフィルム貼付け装置は、矢印方向に
昇降する打抜きパンチ3を有した上金型1と、下降した
打抜きパンチ3を受ける下金型2と、供給装置6,及び
巻取装置7によって上金型1と下金型2の間に配置され
るフィルム5と、ヒートブロック受け15に固定され、
後述するリードフレームを所定の温度に加熱するヒート
ブロック14と、当該ヒートブロック14を矢印方向に
昇降させるエアシリンダー16と、下金型2とヒートブ
ロック14の間に配置され、リードフレーム10を載置
する位置決め板8と、モータ軸12を位置決め板8の連
結部11に連結して位置決め板8を矢印方向に移動させ
るサーボモータ13より構成されている。
【0014】位置決め板8は、リードフレーム10の位
置決め穴19に挿入されるパイロットピン9を有し、リ
ードフレーム10が所定の位置に載置されるようになっ
ている。このため、サーボモータ13の移動量が一定で
あれば、リードフレーム10を常にフィルム貼付け位置
に正確に位置決めすることができる。
【0015】以下、本発明のリードフレームへのフィル
ム貼付け方法を説明する。まず、リードフレーム10の
位置決め穴に位置決め板8のパイロットピン9を挿入
し、リードフレーム10を位置決め板8に載置する。そ
して、打抜きパンチ3を下降させてフィルム5を所定の
形状に打ち抜き、打ち抜いたフィルム5と予めヒートブ
ロック14によって接着剤の貼着温度まで加熱したリー
ドフレーム1を打抜きパンチ3とヒートブロック16で
挟み込み、リードフレーム1の所定の位置にフィルム5
を貼着する。
【0016】このようにしてリードフレーム1の所定の
ピースで貼付けが完了すると、サーボモータ13が位置
決め板8を所定量だけ移動させる。このとき、位置決め
板8に載置されたリードフレーム10も同時に移動し、
金型にはリードフレーム10の次のピースがセットされ
る。そして、上述したようにフィルム5の貼付けを行
い、以後、リードフレーム10の全てのピースのフィル
ム貼付けが完了するまで同様な作業を繰り返す。
【0017】以上説明したように、リードフレーム10
を位置決め板8の所定の位置に載置し、位置決め板8を
サーボモータ13で定寸移動させて、リードフレーム1
0の各ピース毎に位置決めを行っているため、リードフ
レーム10の位置決め穴を変形させることがなく、安定
したフィルム貼付け作業が行える。位置決め板8にリー
ドフレーム10を載置する場合、1度だけリードフレー
ム10の位置決め穴にパイロットピン9を通すが、この
場合バイロットピン9に対してリードフレーム10を上
から落とし込むかたちなので、位置決め穴が変形を起こ
すようなことはない。
【0018】図2には、本発明の第2の実施例が示され
ている。このリードフレームへのフィルム貼付け装置
は、前述した第1の実施例の構成に加え、上金型1にパ
イロットピン17が設けられ、位置決め板8に位置決め
穴(図示せず)が形成された構成を有している。このよ
うな構成では、サーボモータ13の定寸移動によって位
置決めの粗調整を行い、その後、パイロットピン17を
位置決め板の位置決め穴に通すことによって位置決めの
微調整を行うことができ、位置決め精度を更に高めるこ
とができる。
【0019】また、図3に示すように、所定の場所にフ
レーム認識カメラ18を設け、リードフレーム10の位
置決め穴19を画像処理により認識し、その情報をサー
ボモータ13にフィードバックしてリードフレーム10
の位置合わせを行うようにしても良い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のリードフ
レームへのフィルム貼付け方法によると、リードフレー
ムを下金型とヒータの間に設けられた位置決め板に載置
し、位置決め板を所定の位置に位置決めした状態で接着
剤付細片をリードフレームに貼着するようにしたため、
超多ピンのリードフレームにおいてもフレームの変形が
ない安定したフィルム貼付け作業を行って、歩留りを向
上させることができる。特に、0.15mm以下の薄板
材を使用した腰の弱いリードフレームに対し、リードフ
レームの位置決め穴の変形を抑えながらフィルムの位置
精度を良好に保つことができ、薄板材使用のリードフレ
ームを低コストに製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す説明図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す説明図。
【図3】本発明の第3の実施例を示す説明図。
【符号の説明】
1 上金型 2 下
金型 3 打抜きパンチ 5 フ
ィルム 6 供給装置 7 巻
取装置 8 位置決め板 9 パ
イロットピン 10 リードフレーム 11 連
結部 12 モータ軸 13 サ
ーボモータ 14 ヒートブロック 15 ヒ
ートブロック受け 16 エアシリンダー 17 パ
イロットピン 18 フレーム認識カメラ 19 位
置決め穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀山 康晴 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電 線株式会社 システムマテリアル研究所 内 (72)発明者 佐藤 巧 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電 線株式会社 システムマテリアル研究所 内 (72)発明者 萩谷 重夫 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電 線株式会社 システムマテリアル研究所 内 (72)発明者 高萩 茂治 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電 線株式会社 システムマテリアル研究所 内 (56)参考文献 特開 平4−30562(JP,A) 実開 平4−88056(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/50

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上金型に設けられた打抜きパンチで打ち抜
    いたプラスチックフィルム、金属条等の接着剤付細片
    を、下金型の下方に位置するヒータによって加熱された
    リードフレームに貼着するにあたり、前記リードフレー
    ムを前記下金型と前記ヒータの間に設けられた位置決め
    板に載置し、前記位置決め板を所定の位置に位置決めし
    た状態で前記接着剤付細片を前記リードフレームに貼着
    するリードフレームへのフィルム貼付け方法において、 前記位置決め板の位置決めは、前記位置決め板と一体に
    されたサーボモータ等の位置決め手段によって位置決め
    の粗調整を行い、その後に前記上金型に設けられたパイ
    ロットピンを前記位置決め板に形成された位置決め穴に
    通すことによって位置決めの微調整を行うことを特徴と
    するリードフレームへのフィルム貼付け方法。
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WO1999004432A1 (en) * 1997-07-18 1999-01-28 Hitachi Chemical Company, Ltd. Punched adhesive tape for semiconductor, method of manufacturing lead frame with the adhesive tape, lead frame with the adhesive tape, and semiconductor device comprising the lead frame
JP4678334B2 (ja) * 2006-05-29 2011-04-27 日立電線株式会社 フィルム打ち抜き貼り付け装置

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