JPH06342869A - リードフレームへのフィルム貼付け方法,及び装置 - Google Patents
リードフレームへのフィルム貼付け方法,及び装置Info
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- JPH06342869A JPH06342869A JP15291093A JP15291093A JPH06342869A JP H06342869 A JPH06342869 A JP H06342869A JP 15291093 A JP15291093 A JP 15291093A JP 15291093 A JP15291093 A JP 15291093A JP H06342869 A JPH06342869 A JP H06342869A
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Abstract
てもフレームの変形がない安定したフィルム貼付け作業
を行って歩留りを向上させることを目的とする。 【構成】 本発明のリードフレームへのフィルム貼付け
方法,及び装置は、リードフレーム10を下金型2とヒ
ータ14の間に設けられた位置決め板8に載置し、位置
決め板8を所定の位置に位置決めした状態で接着剤付細
片5をリードフレーム10に貼着するようにしている。
Description
フィルム,或いは金属条をリードフレームに貼付けるリ
ードフレームへのフィルム貼付け方法,及び装置に関
し、特に、リードフレームの変形を抑えながらフィルム
の貼付け位置精度を良好に保てるようにしたリードフレ
ームへのフィルム貼付け方法,及び装置に関する。
ード幅が狭くなり、リードの剛性が小さくなってきてい
る。特に、最近の250ピン以上の超多ピンのもので
は、より微細なエッチングが行えるよう、42Niでは
厚さ0.125mm,銅系でも厚さ0.15mmの薄板
材を一般的に使用し、この他に厚さ0.1mm,0.0
8mmのものも登場していることから、更にリードの強
度は低下している傾向にある。
ピンのリードフレームのリード先端部の段差やシフトが
製品加工上、大きな問題になっている。このため、その
対策としてリードフレームのリード先端部に短冊状に切
断した接着剤付絶縁フィルムをリードに橋渡しするよう
に貼付け、リードのシフトを抑えることが一般的に行わ
れている。現在、160ピンクラス以上のリードフレー
ムでは、ほとんど全てがこのフィルムの貼付けによりリ
ードの補強がなされている。
は、例えば、打抜き金型が使用され、打抜きパンチでフ
ィルムを所定の形状に打抜き剪断した後、打ち抜いたフ
ィルムをそのまま下降させ、打抜きパンチの打抜力を利
用してヒータ上に位置するリードフレームのリード先端
部に貼着している。
ドフレームの位置合わせを行うが、この位置合わせは一
般的には貼り付けの度、すなわち、ピース毎にリードフ
レームの所定の位置に形成された位置決め穴に金型から
突出したパイロットピンを通すことによって行ってい
る。
フレームへのフィルム貼付け方法によると、金型のパイ
ロットピンをリードフレームの位置決め穴に挿入すると
きにリードフレームの位置決め穴を変形させることがあ
り、フィルム貼付け工程の作業性を低下させ、且つ、歩
留りを低下させている。特に、上記した薄板材を使用し
た超多ピンのリードフレームでは、フレームそのものに
強度がなく、位置決め穴の変形が非常に起こり易いた
め、フィルム貼付け作業が難行するといった不都合があ
る。
フレームにおいてもフレームの変形がない安定したフィ
ルム貼付け作業を行って、歩留りを向上させることがで
きるリードフレームへのフィルム貼付け方法,及び装置
を提供することである。
み、超多ピンのリードフレームにおいてもフレームの変
形がない安定したフィルム貼付け作業を行って、歩留り
を向上させるため、リードフレームを下金型とヒータの
間に設けられた位置決め板に載置し、位置決め板を所定
の位置に位置決めした状態で接着剤付細片をリードフレ
ームに貼着するようにしたリードフレームへのフィルム
貼付け方法を提供するものである。
と一体にされたサーボモータ等の位置決め手段によって
行われる。また、位置決め手段によって位置決めの粗調
整を行い、その後に上金型に設けられたパイロットピン
を位置決め板に形成された位置決め穴に通すことによっ
て位置決めの微調整を行うようにしても良い。
ドフレームへのフィルム貼付け装置は、下金型とヒータ
の間に設けられ、リードフレームを載置する位置決め板
と、位置決め板を移動して位置決め板を所定の位置に位
置決めする位置決め手段を有して構成されている。
穴に挿入される位置決めピンと、下金型に設けられたパ
イロットピンが挿入される位置決め穴を有し、位置決め
手段は、位置決め板を移動させるサーボモータ等の駆動
手段と、位置決め板の位置を検出する検出手段を有して
いる。
貼付け方法,及び装置について添付図面を参照しながら
詳細に説明する。
フレームへのフィルム貼付け装置が示されている。この
リードフレームへのフィルム貼付け装置は、矢印方向に
昇降する打抜きパンチ3を有した上金型1と、下降した
打抜きパンチ3を受ける下金型2と、供給装置6,及び
巻取装置7によって上金型1と下金型2の間に配置され
るフィルム5と、ヒートブロック受け15に固定され、
後述するリードフレームを所定の温度に加熱するヒート
ブロック14と、当該ヒートブロック14を矢印方向に
昇降させるエアシリンダー16と、下金型2とヒートブ
ロック14の間に配置され、リードフレーム10を載置
する位置決め板8と、モータ軸12を位置決め板8の連
結部11に連結して位置決め板8を矢印方向に移動させ
るサーボモータ13より構成されている。
置決め穴19に挿入されるパイロットピン9を有し、リ
ードフレーム10が所定の位置に載置されるようになっ
ている。このため、サーボモータ13の移動量が一定で
あれば、リードフレーム10を常にフィルム貼付け位置
に正確に位置決めすることができる。
ム貼付け方法を説明する。まず、リードフレーム10の
位置決め穴に位置決め板8のパイロットピン9を挿入
し、リードフレーム10を位置決め板8に載置する。そ
して、打抜きパンチ3を下降させてフィルム5を所定の
形状に打ち抜き、打ち抜いたフィルム5と予めヒートブ
ロック14によって接着剤の貼着温度まで加熱したリー
ドフレーム1を打抜きパンチ3とヒートブロック16で
挟み込み、リードフレーム1の所定の位置にフィルム5
を貼着する。
ピースで貼付けが完了すると、サーボモータ13が位置
決め板8を所定量だけ移動させる。このとき、位置決め
板8に載置されたリードフレーム10も同時に移動し、
金型にはリードフレーム10の次のピースがセットされ
る。そして、上述したようにフィルム5の貼付けを行
い、以後、リードフレーム10の全てのピースのフィル
ム貼付けが完了するまで同様な作業を繰り返す。
を位置決め板8の所定の位置に載置し、位置決め板8を
サーボモータ13で定寸移動させて、リードフレーム1
0の各ピース毎に位置決めを行っているため、リードフ
レーム10の位置決め穴を変形させることがなく、安定
したフィルム貼付け作業が行える。位置決め板8にリー
ドフレーム10を載置する場合、1度だけリードフレー
ム10の位置決め穴にパイロットピン9を通すが、この
場合バイロットピン9に対してリードフレーム10を上
から落とし込むかたちなので、位置決め穴が変形を起こ
すようなことはない。
ている。このリードフレームへのフィルム貼付け装置
は、前述した第1の実施例の構成に加え、上金型1にパ
イロットピン17が設けられ、位置決め板8に位置決め
穴(図示せず)が形成された構成を有している。このよ
うな構成では、サーボモータ13の定寸移動によって位
置決めの粗調整を行い、その後、パイロットピン17を
位置決め板の位置決め穴に通すことによって位置決めの
微調整を行うことができ、位置決め精度を更に高めるこ
とができる。
レーム認識カメラ18を設け、リードフレーム10の位
置決め穴19を画像処理により認識し、その情報をサー
ボモータ13にフィードバックしてリードフレーム10
の位置合わせを行うようにしても良い。
レームへのフィルム貼付け方法,及び装置によると、リ
ードフレームを下金型とヒータの間に設けられた位置決
め板に載置し、位置決め板を所定の位置に位置決めした
状態で接着剤付細片をリードフレームに貼着するように
したため、超多ピンのリードフレームにおいてもフレー
ムの変形がない安定したフィルム貼付け作業を行って、
歩留りを向上させることができる。特に、0.15mm
以下の薄板材を使用した腰の弱いリードフレームに対
し、リードフレームの位置決め穴の変形を抑えながらフ
ィルムの位置精度を良好に保つことができ、薄板材使用
のリードフレームを低コストに製作することができる。
金型 3 打抜きパンチ 5 フ
ィルム 6 供給装置 7 巻
取装置 8 位置決め板 9 パ
イロットピン 10 リードフレーム 11 連
結部 12 モータ軸 13 サ
ーボモータ 14 ヒートブロック 15 ヒ
ートブロック受け 16 エアシリンダー 17 パ
イロットピン 18 フレーム認識カメラ 19 位
置決め穴
Claims (5)
- 【請求項1】 上金型に設けられた打抜きパンチで打ち
抜いたプラスチックフィルム,金属条等の接着剤付細片
を、下金型の下方に位置するヒータによって加熱された
リードフレームに貼着するリードフレームへのフィルム
貼付け方法において、 前記リードフレームを前記下金型と前記ヒータの間に設
けられた位置決め板に載置し、 前記位置決め板を所定の位置に位置決めした状態で前記
接着剤付細片を前記リードフレームに貼着することを特
徴とするリードフレームへのフィルム貼付け方法。 - 【請求項2】 前記位置決め板の位置決めは、前記位置
決め板と一体にされたサーボモータ等の位置決め手段に
よって行われる請求項1のリードフレームへのフィルム
貼付け方法。 - 【請求項3】 前記位置決め板の位置決めは、前記位置
決め手段によって位置決めの粗調整を行い、その後に前
記上金型に設けられたパイロットピンを前記位置決め板
に形成された位置決め穴に通すことによって位置決めの
微調整を行う請求項2のリードフレームへのフィルム貼
付け方法。 - 【請求項4】 上金型に設けられた打抜きパンチで打ち
抜いたプラスチックフィルム,金属条等の接着剤付細片
を、下金型の下方に位置するヒータによって加熱された
リードフレームに貼着するリードフレームへのフィルム
貼付け装置において、 前記下金型と前記ヒータの間に設けられ、前記リードフ
レームを載置する位置決め板と、 前記位置決め板を移動して前記位置決め板を所定の位置
に位置決めする位置決め手段を有することを特徴とする
リードフレームへのフィルム貼付け装置。 - 【請求項5】 前記位置決め板は、前記リードフレーム
の位置決め穴に挿入される位置決めピンと、下金型に設
けられたパイロットピンが挿入される位置決め穴を有
し、 前記位置決め手段は、前記位置決め板を移動させるサー
ボモータ等の駆動手段と、前記位置決め板の位置を検出
する検出手段を有する請求項4のリードフレームへのフ
ィルム貼付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5152910A JP3016320B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | リードフレームへのフィルム貼付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5152910A JP3016320B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | リードフレームへのフィルム貼付け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06342869A true JPH06342869A (ja) | 1994-12-13 |
JP3016320B2 JP3016320B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=15550818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5152910A Expired - Lifetime JP3016320B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | リードフレームへのフィルム貼付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3016320B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0446918A2 (en) * | 1990-03-15 | 1991-09-18 | Nec Corporation | Thermal ink-jet printhead having improved heater arrangement |
WO1999004432A1 (en) * | 1997-07-18 | 1999-01-28 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Punched adhesive tape for semiconductor, method of manufacturing lead frame with the adhesive tape, lead frame with the adhesive tape, and semiconductor device comprising the lead frame |
JP2007318026A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Hitachi Cable Ltd | フィルム打ち抜き貼り付け装置 |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP5152910A patent/JP3016320B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
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US6523446B1 (en) * | 1997-07-18 | 2003-02-25 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Punched adhesive tape for semiconductor, method of manufacturing lead frame with the adhesive tape, lead frame with the adhesive tape, and semiconductor device comprising the lead frame |
US7273654B2 (en) | 1997-07-18 | 2007-09-25 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Punched adhesive tape for semiconductor, method of manufacturing lead frame with the adhesive tape, lead frame with the adhesive tape, and semiconductor device comprising the lead frame |
US7449076B2 (en) | 1997-07-18 | 2008-11-11 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Punched adhesive tape for semiconductor, method of manufacturing lead frame with the adhesive tape, lead frame with the adhesive tape, and semiconductor device comprising the lead frame |
JP2007318026A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Hitachi Cable Ltd | フィルム打ち抜き貼り付け装置 |
JP4678334B2 (ja) * | 2006-05-29 | 2011-04-27 | 日立電線株式会社 | フィルム打ち抜き貼り付け装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3016320B2 (ja) | 2000-03-06 |
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