JP3015922B2 - 伝熱部品、その伝熱部品を備えた電子装置、および該伝熱部品の製造方法、並びに電子装置の冷却方法 - Google Patents

伝熱部品、その伝熱部品を備えた電子装置、および該伝熱部品の製造方法、並びに電子装置の冷却方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品で発生した熱
を放熱板側へ伝熱する伝熱部品、および該伝熱部品を備
えた電子装置、および前記伝熱部品の製造方法、並びに
電子装置の冷却方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子装置においては、電子部品を実装し
た複数枚のプリント板が筐体内に並列に収納されてい
る。この電子装置を冷却するため、一般に筐体にはファ
ンが取付けられ、該ファンによって電子部品を強制空冷
するようになっている。
【0003】しかし、ファンによる強制空冷では、筐体
にファンが取付けられるために電子装置全体が大型化す
るとともに、電子部品に直接風を当てるため空気中の塵
埃によって電子部品の信頼性が低下するという問題があ
る。
【0004】このような問題点の解決策としては、特開
昭57−84199号公報に記載されているものを挙げ
ることができる。それは、電子部品を実装したプリント
板とアルミ材などで構成された放熱板とが平行に配置さ
れ、この位置関係を保持したままで、プリント板と放熱
板の間の空間にシリコン樹脂が注入・硬化されている。
これによって、シリコン樹脂を中間媒体としてプリント
板と放熱板とを一体化することができ、この放熱板を備
えたプリント板を筐体にねじ等で固定すれば電子装置が
得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、プリント板に実装された電子部品が故障し
た場合、シリコン樹脂で固められているために、プリン
ト板から放熱板を取り除くことが難しく、また故障した
電子部品を交換した後に再度シリコン樹脂を注入しなけ
ればならず、その注入作業が煩雑となる欠点がある。
【0006】また、放熱板と一体化したプリント板を電
子装置の筐体に固定する場合、伝熱効果を高めるために
中間媒体であるシリコン樹脂を押し縮める方向に力を加
える必要があるが、シリコン樹脂に力を加えると、プリ
ント板に実装された電子部品の凹凸によりシリコン樹脂
に局所的に大きな圧力がかかり、シリコン樹脂の内部か
ら液体がしみ出すという欠点もある。このしみ出した液
体は、電子装置と他の電子装置とを互いに接続するコネ
クタ部に達して、コネクタ部の接触不良を引き起こす恐
れがある。
【0007】本発明の目的は、プリント板上の電子部品
が故障しても、その交換が容易に行え、かつ液体がしみ
出すことがない伝熱部品、その該伝熱部品を備えた電子
装置を提供することである。
【0008】また、本発明の他の目的は、前記伝熱部品
の製造方法並びに電子装置の冷却方法を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の伝熱部品は、放熱板の少なくとも一方の面
に、液体を含有するゲル状樹脂が固着され、かつ該ゲル
状樹脂の前記放熱板への固着面以外の表面の一部または
全部が液体の浸透を阻止する絶縁性皮膜で覆われ、前記
物質または絶縁性皮膜の表面に電子部品を密着させたと
き、該電子部品からの熱を前記放熱板側に伝熱するよう
にしたものである。
【0010】また、本発明の伝熱部品は、放熱板の少な
くとも一方の面にゲル状樹脂が固着され、かつ該ゲル状
樹脂表面の一部または全部が液体の浸透を阻止する絶縁
性皮膜で覆われ、前記ゲル状樹脂または絶縁性皮膜の表
面に電子部品を密着させたとき、該電子部品からの熱を
前記放熱板側に伝熱するようにしたものである。
【0011】また、本発明の伝熱部品は、ゲル状樹脂表
面全体が液体の浸透を阻止する絶縁性皮膜で覆われ、か
つその絶縁性皮膜で覆われたゲル状樹脂の一方の側に放
熱板が密接して設けられ、前記ゲル状樹脂の他方の側に
電子部品を密着させたとき、該電子部品からの熱を前記
放熱板側に伝熱するようにしたものである。
【0012】さらに、本発明の電子装置は、放熱板の少
なくとも一方の面に液体を含有するゲル状樹脂が固着さ
れ、かつ該ゲル状樹脂の前記放熱板への固着面以外の
面の一部または全部が液体の浸透を阻止する絶縁性皮膜
で覆われた伝熱部品を、プリント板の電子部品搭載面側
に密着させて配置したものである。
【0013】また、本発明の電子装置は、ゲル状樹脂表
面全体が液体の浸透を阻止する絶縁性皮膜で覆われ、か
つその絶縁性皮膜で覆われたゲル状樹脂の一方の側に放
熱板が密接して設けられた伝熱部品を、プリント板の電
子部品搭載面側に密着させて配置したものである。
【0014】さらに、本発明の伝熱部品の製造方法は、
放熱板の少なくとも一方の面に断面形状凹形の型枠を配
置して、前記放熱板と型枠とで形成される空間に液状樹
脂を注入し、その注入した液状樹脂を加熱硬化させて
体を含有するゲル状樹脂とした後に前記型枠を外し、次
に液体の浸透を阻止する絶縁性皮膜を前記ゲル状樹脂
前記放熱板への固着面以外の表面の一部または全部に塗
布し、さらにその絶縁性皮膜を硬化させるようにしたこ
とである。
【0015】また、本発明の伝熱部品の製造方法は、液
体の浸透を阻止する絶縁性皮膜を断面形状凹形の型枠の
内部に予め形成しておき、放熱板の少なくとも一方の面
に前記型枠を配置して、前記絶縁性皮膜と放熱板とで形
成される空間に液状樹脂を注入し、その注入した液状樹
脂を加熱硬化させてゲル状樹脂とした後に前記型枠を外
すようにしたことである。
【0016】さらに、本発明の電子装置の冷却方法は、
放熱板の少なくとも一方の面に液体を含有するゲル状樹
脂が固着され、かつ該ゲル状樹脂の前記放熱板への固着
面以外の表面の一部または全部が液体の浸透を阻止する
絶縁性皮膜で覆われた伝熱部品を、プリント板の電子部
品搭載面側に密着させて配置し、前記電子部品から発生
する熱を前記ゲル状樹脂を介して前記放熱板側へ伝達
し、該放熱板表面から放熱させるようにしたこと。
【0017】また、本発明の電子装置の冷却方法は、ゲ
ル状樹脂表面全体が液体の浸透を阻止する絶縁性皮膜で
覆われ、かつその絶縁性皮膜で覆われたゲル状樹脂の一
方の側に放熱板が密接して設けられた伝熱部品を、プリ
ント板の電子部品搭載面側に密着させて配置し、前記電
子部品から発生する熱を前記ゲル状樹脂を介して前記放
熱板側へ伝達し、該放熱板表面から放熱させるたように
したことである。
【0018】
【作用】上記構成によれば、伝熱部品をプリント板の電
子部品搭載面側に密着させて配置したときに、伝熱部品
からの熱は熱伝導率に優れた弾力性を有する物質(例え
ば、ゲル状樹脂)を介して放熱板側へ伝達され、その放
熱板から外部に放熱される。
【0019】上記伝熱部品を、電子部品を実装したプリ
ント板と共に電子装置筐体内に固定する場合、電子部品
から伝熱部品への熱伝達性を良くするために電子部品と
伝熱部品との密着性を高める必要がある。そのために、
ゲル状樹脂に圧力を加えなければならないが、ゲル状樹
脂に長時間圧力を加えるとゲル状樹脂内から液体がしみ
出してくる。ところが、上記構成の伝熱部品では、ゲル
状樹脂の前記放熱板への固着面以外の表面の一部または
全部に液体の浸透を阻止する絶縁性皮膜が設けられてい
るので、ゲル状樹脂に圧力が加わっても伝熱部品からの
液体のしみ出しを防ぐことができる。
【0020】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に従って説明
する。図1は本発明の伝熱部品の外観を示す斜視図であ
る。図に示すように、本発明の伝熱部品1では、放熱板
2上に成形されたゲル状樹脂3が固着されている。放熱
板2は、電子部品の発熱を板全体に効率良く伝導させる
ために、熱伝導率に優れた例えばアルミ板または銅板で
構成されている。ゲル状樹脂3は、熱伝導率に優れ、電
子装置に組み込んだ際に電子部品との密着性を高め、か
つ接する電子部品を傷つけることがないように弾力性に
富むことが必要であり、例えばシリコンゲルやエポキシ
ゲルが用いられている。そして、ゲル状樹脂3の側面全
体と上面周縁部を覆うようにして、絶縁性皮膜としての
シリコンゴム4が塗布されている。
【0021】上記伝熱部品を電子装置に装着した一例を
図2に示す。複数の電子部品5およびコネクタ6を実装
したプリント板7の上には、図1に示した伝熱部品1が
配置されている。プリント板7と伝熱部品1は平行に配
置され、この位置関係を保持したままで、両者は熱伝導
率の良いアルミ板や銅板で形成された電子装置筐体8内
に収納されている。そして、伝熱部品1の放熱板2と筐
体8の上面内壁が接触し、また伝熱部品1のゲル状樹脂
3の表面が電子部品5に接触するように構成されてい
る。
【0022】電子装置筐体8内に固定されたプリント板
7と伝熱部品1は、ねじ・ばね等により圧力を加えられ
て互いに密着し、電子部品5から伝熱部品1への熱伝達
率が高くなるようになっている。
【0023】上記のような構成によれば、プリント板7
に実装された電子部品5から発生した熱はゲル状樹脂3
内を伝熱して、さらに放熱板2から電子装置筐体8に伝
達して、電子装置筐体8の表面から外部に放熱する。
【0024】また、ゲル状樹脂3と電子部品5は密着性
が高いほど、良好な熱伝達性を示すため、ゲル状樹脂3
に圧力を加えて電子装置筐体8内に固定しなければなら
ないが、ゲル状樹脂3に長時間圧力を加えると、ゲル状
樹脂3内の液体がしみ出してくる恐れがある。そこで上
記構成のように、ゲル状樹脂3の側面にシリコンゴム4
を塗布すれば、液体のしみ出しはシリコンゴム4によっ
て抑えられ、液体のしみ出しによるコネクタの接触不良
等の故障を防止することができる。
【0025】電子装置筐体8内には、熱伝導率の悪い空
気が存在する空間が少ないほど良いが、本実施例では、
電子部品5の発熱をゲル状樹脂3および放熱板2を介し
て電子装置筐体8の表面より放熱させる構造のため、空
気が存在する空間を極めて小さくでき、電子装置全体を
小型化することが可能となる。
【0026】また、本実施例によれば、電子装置筐体8
を密閉構造とすることにより、電子部品5およびコネク
タ6を大気から遮断することができるため、塵埃が多い
環境や、電子部品5のピンやコネクタ6の金属部分など
を腐食させる腐食性ガスが多い環境でも当該電子装置を
使用することができる。
【0027】また、本実施例では、伝熱部品1をプリン
ト板7から分離して独立した構造にしたため、電子部品
5およびプリント板7の保守点検時の解体と組立を容易
に行うことができる。
【0028】なお、本実施例では、図1に示すように、
ゲル状樹脂3の外周部からしみ出した液体が、ゲル状樹
脂3の側面10と放熱板2との境界線(ゲル状樹脂3と
放熱板2との接触面の外周)11から表面張力により放
熱板2の周辺部に伝わる性質を持つため、これを抑える
ために放熱板2上には境界線11近傍の狭い範囲の平面
12にのみシリコンゴム4を塗布した。なお、ゲル状樹
脂3の弾力性を損なわない範囲において、放熱板の露出
面全体にシリコンゴム4を塗布するようにしても良い。
また放熱板2を含んでゲル状樹脂3の表面全体にシリコ
ンゴム4を塗布しても良い。
【0029】さらに、本実施例では放熱板2とゲル状樹
脂3とが直接接触するようにしたが、ゲル状樹脂3の表
面全体をシリコンゴム4で覆って、そのシリコンゴム4
で覆われたゲル状樹脂3に放熱板2を密着させる構成に
することも可能である。
【0030】また、放熱板2または電子装置筐体8に冷
却フィンを形成すれば、放熱効果を更に高めることがで
きる。
【0031】次に本発明の伝熱部品の製造方法について
説明する。本発明の伝熱部品は図3に示すような手順に
よって製造することができる。まずステップ21におい
て、製作しようとするゲル状樹脂3の大きさに形成され
た断面形状凹形の型枠と放熱板2とを平行に配置して組
み立てる。次にステップ22において、凹形の型枠と放
熱板2によって作られた空間内にシリコンゲル等の液状
樹脂を注入する。その後、ステップ23において液状樹
脂を加熱して硬化させ、ステップ24において凹形の型
枠を外すことによって放熱板2の上にゲル状樹脂3が成
形される。さらにステップ25においてゲル状樹脂3の
表面全体あるいは表面の一部にシリコンゴム4を塗布し
て、ステップ26で硬化させて伝熱部品1が完成する。
【0032】以上のようにして、熱伝導率の良いゲル状
樹脂3にシリコンゴム4等を塗布することにより、ゲル
状樹脂3の弾力性を損なうことがなく、またゲル状樹脂
3の内部からの液体のしみ出しを防ぐことが可能な伝熱
部品を簡単に製作することができる。
【0033】また、図4は本発明の伝熱部品の他の製造
方法を示している。まずステップ31において、製作し
ようとするゲル状樹脂3の大きさに形成された断面形状
凹形の型枠内に、シリコンゴム4の膜を形成する。そし
て、ステップ32において、その凹形の型枠に平行して
放熱板2を配置する。次にステップ33において、凹形
の型枠と放熱板2によって作られた空間内にシリコンゲ
ル等の液状樹脂を注入する。その後、ステップ34にお
いて液状樹脂を加熱して硬化させ、ステップ35におい
て凹形の型枠を外すことによって放熱板2の上にゲル状
樹脂3が成形されて、伝熱部品1が完成する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子装置の解体・組立が簡単になり、接触不良の心配な
しに、プリント板やプリント板に実装された電子部品等
の保守点検を容易に行なうことができる。
【0035】また、冷却ファンを設ける必要がないので
電子装置内の空間を小さくすることができ、電子装置全
体の小型化を図ることが可能である。
【0036】さらに、電子部品から発生する熱をゲル状
樹脂と放熱板を介して電子装置の筐体表面から放熱させ
る構造にしたので、筐体を密閉構造にすることができ、
電子装置の耐環境性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る伝熱部品の斜視図である。
【図2】本発明に係る電子装置の斜視図である。
【図3】本発明に係る伝熱部品の製造方法を示すフロー
チャートである。
【図4】本発明に係る伝熱部品の他の製造方法を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 伝熱部品 2 放熱板 3 ゲル状樹脂 4 シリコンゴム 5 電子部品 6 コネクタ 7 プリント板 8 電子装置筐体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 溝河 貞生 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株式会社 日立製作所 大みか工場内 (72)発明者 冨沢 宏 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株式会社 日立製作所 大みか工場内 (72)発明者 丸山 久幸 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株式会社 日立製作所 大みか工場内 (72)発明者 川野 栄一 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株式会社 日立製作所 大みか工場内 (72)発明者 鎌田 安治 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日立プロセスコンピュータエンジニアリ ング株式会社内 (72)発明者 佐竹 雅人 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株式会社 日立製作所 大みか工場内 (56)参考文献 特開 昭58−101498(JP,A) 特開 昭57−84199(JP,A) 特開 昭62−261199(JP,A) 実開 昭58−72893(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 7/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放熱板の少なくとも一方の面に、液体を
    含有するゲル状樹脂が固着され、かつ該ゲル状樹脂の前
    記放熱板への固着面以外の表面の一部または全部が前記
    液体の浸透を阻止する絶縁性皮膜で覆われ、前記物質ま
    たは絶縁性皮膜の表面に電子部品を密着させたとき、該
    電子部品からの熱を前記放熱板側に伝熱することを特徴
    とする伝熱部品。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の伝熱部品において、前記
    絶縁性皮膜は、前記ゲル状樹脂の側面と前記放熱板の露
    出面の少なくとも一部を覆っていることを特徴とする伝
    熱部品。
  3. 【請求項3】 放熱板の少なくとも一方の面に液体を含
    有するゲル状樹脂が固着され、かつ該ゲル状樹脂の前記
    放熱板への固着面以外の表面の一部または全部が前記
    体の浸透を阻止する絶縁性皮膜で覆われた伝熱部品を、
    プリント板の電子部品搭載面側に密着させて配置したこ
    とを特徴とする電子装置。
  4. 【請求項4】 放熱板の少なくとも一方の面に断面形状
    凹形の型枠を配置して、前記放熱板と型枠とで形成され
    る空間に液状樹脂を注入し、その注入した液状樹脂を加
    熱硬化させて液体を含有するゲル状樹脂とした後に前記
    型枠を外し、次に前記液体の浸透を阻止する絶縁性皮膜
    を前記ゲル状樹脂の前記放熱板への固着面以外の表面の
    一部または全部に塗布し、さらにその絶縁性皮膜を硬化
    させることを特徴とする伝熱部品の製造方法。
  5. 【請求項5】 放熱板の少なくとも一方の面に液体を含
    有するゲル状樹脂が固着され、かつ該ゲル状樹脂の前記
    放熱板への固着面以外の表面の一部または全部が前記
    体の浸透を阻止する絶縁性皮膜で覆われた伝熱部品を、
    プリント板の電子部品搭載面側に密着させて配置し、前
    記電子部品から発生する熱を前記ゲル状樹脂を介して前
    記放熱板側へ伝達し、該放熱板表面から放熱させること
    を特徴とする電子装置の冷却方法。
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