JP3015244U - 筋かい金具 - Google Patents
筋かい金具Info
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- JP3015244U JP3015244U JP1995001177U JP117795U JP3015244U JP 3015244 U JP3015244 U JP 3015244U JP 1995001177 U JP1995001177 U JP 1995001177U JP 117795 U JP117795 U JP 117795U JP 3015244 U JP3015244 U JP 3015244U
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- Japan
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- bracing
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- metal
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 この考案は木造建物の仕口間に筋かい鉄筋を
張設する場合に使用することを目的としたものである。 【構成】 金属板１に木造建物の仕口部へ嵌入固定でき
る取付片２，３と、筋かい鉄筋４端を固定する屈折片５
とを設け、前記金属板の適所に釘孔６を設けたことを特
徴とする筋かい金具７。
張設する場合に使用することを目的としたものである。 【構成】 金属板１に木造建物の仕口部へ嵌入固定でき
る取付片２，３と、筋かい鉄筋４端を固定する屈折片５
とを設け、前記金属板の適所に釘孔６を設けたことを特
徴とする筋かい金具７。
Description
【０００１】
この考案は、木造建物の仕口間に筋かい鉄筋を張設する場合に使用することを 目的とした筋かい金具に関するものである。
【０００２】
従来木造建物の筋かいは、抜き板を斜に固着するのが一般的であった。
【０００３】
前記従来の抜き板についても、多大の効果があるけれども、大型地震に対して は強度不十分となる。また抜き板は柱を切込み又は柱の孔を貫通して設けるので 、柱の強度低下を招くおそれがあった。
【０００４】
然るにこの考案は、仕口部へ固着する筋かい金具を提案し、前記従来の問題点 を解決したのである。
【０００５】 即ちこの考案は金属板に木造建物の仕口部へ嵌入固定できる取付片と、筋かい 鉄筋端を固定する屈折片とを設け、前記金属板の適所に釘孔を設けたことを特徴 とする筋かい金具である。また他の考案は矩形金属板の長縁と直角に狭い巾の取 付片を設けると共に、前記取付片に接しない二隅部に筋かい鉄筋端を固定する屈 折片を設け、金属板の適所に釘孔を設けたことを特徴とする筋かい金具である。 更に他の考案は金属板は二本の柱と梁にまたがる広さであって少なくとも２本の 鉄筋端を固定する２つの屈折片を設けたことを特徴とする筋交い金具である。
【０００６】 前記における金属板は、筋かいの引張り及び筋かいに掛る予測引張力に十分耐 え得る強度を有し、柱等との固定についても前記引張力に耐え得るように配慮す ることは当然である。前記釘はねじ釘又は逆目釘を用いる。
【０００７】 ここに使用する金属板は鉄板又は鋼板である。
【０００８】
この考案によれば、一枚の金属板を仕口に固定し、対向仕口に固定した金属板 との間に筋かい鉄筋を張設するので、強度を予め計算できる強力な筋かいとする ことができる。
【０００９】
【実施例１】 この考案の実施例を図１について説明する。
【００１０】 方形の金属板１の隣接２辺に沿って、小巾の取付片２、３を直角に成形し、対 角隅に筋かい鉄筋４を固定する屈折片５を成形し、前記金属板１及び取付片２、 ３に夫々釘孔６、６を設けてこの考案の筋かい金具７を得た。
【００１１】 前記筋かい金具７は、図３のように、柱８と梁９の仕口１０に固定して使用す る。
【００１２】 この固定に対しては、柱８と、梁９へ切込溝１１、１２を設け、この溝に前記 取付片２、３を打入し、ついで釘孔６に釘を打込んで固定する。
【００１３】
【実施例２】 この考案の実施例を図２について説明する。
【００１４】 矩形の金属板１３の長辺に沿って小巾の取付片１４を直角に形成し、取付片１ ４に接しない隅部に筋かい鉄筋４端を固定する屈折片１５、１６を設け、前記金 属板１３と、取付片１４に釘孔６、６を設けて筋かい金具１７を得た。
【００１５】 前記筋かい金具は、図３のように、２本の柱８、８と、梁９との仕口１８に使 用し、取付片１４を柱８、８と、梁９に嵌入すると共に、釘を打込んで固定する 。ついで各屈折片１５、１６の鉄筋孔２１に筋かい鉄筋４、４端を挿通しナット １９で締付固定する。
【００１６】 前記筋かい鉄筋４、４ａは、ターンバックル２０により適度の張力を与えるこ とにより、各仕口間に所定の引張力を付与し、強度を保つことができる。
【００１７】
この考案は木造建物の仕口部に固定する金具に筋かい鉄筋を固定する屈折片を 設けたので、建物の仕口間に所定の対角張力を付与し、耐震構造を得る効果があ る。
【００１８】 然して仕口部を補強することもできる効果がある。
【図１】この考案の実施例の斜視図。
【図２】同じく他の実施例の斜視図。
【図３】同じく使用状態を示す一部を省畧した正面図。
１ 金属板 ２、３ 取付片 ４ 筋かい鉄筋 ５ 屈折片 ６ 釘孔 ７ 筋かい金具 ８ 柱 ９ 梁 １０ 仕口 １１、１２ 切込溝 １３ 金属板 １４ 取付片 １５、１６ 屈折片 １７ 筋かい金具 １８ 仕口 １９ ナット ２０ ターンバックル ２１ 鉄筋孔
Claims (3)
- 【請求項１】 金属板に木造建物の仕口部へ嵌入固定で
きる取付片と、筋かい鉄筋端を固定する屈折片とを設
け、前記金属板の適所に釘孔を設けたことを特徴とする
筋かい金具。 - 【請求項２】 矩形金属板の長縁と直角に狭い巾の取付
片を設けると共に、前記取付片に接しない二隅部に筋か
い鉄筋端を固定する屈折片を設け、金属板の適所に釘孔
を設けたことを特徴とする筋かい金具。 - 【請求項３】 金属板は二本の柱と梁にまたがる広さで
あって少なくとも２本の鉄筋端を固定する２つの屈折片
を設けたことを特徴とする筋交い金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1995001177U JP3015244U (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 筋かい金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1995001177U JP3015244U (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 筋かい金具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3015244U true JP3015244U (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=43150817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1995001177U Expired - Lifetime JP3015244U (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 筋かい金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3015244U (ja) |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP1995001177U patent/JP3015244U/ja not_active Expired - Lifetime
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