JP3014302B2 - プリズムシートおよびバックライト - Google Patents
プリズムシートおよびバックライトInfo
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Description
携帯用液晶TV等に使用される液晶表示装置のバックラ
イトおよびそれに使用されるプリズムシートに関するも
のであり、さらに詳しくは、液晶表示装置の輝度を高く
することのできるプリズムシートおよびバックライトに
関するものである。
ートパソコンや、カラー液晶パネルを使った携帯用液晶
TVあるいはビデオ一体型液晶TV等として種々の分野
で広く使用されてきている。液晶表示装置は、基本的に
バックライトと液晶表示素子部とから構成されている。
バックライトとしては、液晶表示素子の直下に光源を設
けた直下方式や導光体の側面に光源を設けたエッジライ
ト方式があり、液晶表示装置のコンパクト化からエッジ
ライト方式が多用されてきている。このエッジライト方
式は、板状の導光体の側面部に光源を配置して、導光体
の表面全体を発光させる方式のバックライトである。
リーによって駆動されるため、液晶表示装置の消費電力
がバッテリー駆動時間を伸ばすための障害になってい
る。中でも、液晶表示装置に使われているバックライト
の消費電力の割合は大きく、この消費電力をできる限り
低く抑えることがバッテリー駆動時間を伸ばし、上記製
品の実用価値を高める上で重要な課題とされている。し
かし、バックライトの消費電力を抑えることによって、
バックライトの光度を低下させたのでは液晶表示が見難
くなり好ましくない。そこで、バックライトの光度を犠
牲にすることなく消費電力を抑えるために、バックライ
トの光学的な効率を改善することが望まれている。
図1に示した。図中1は蛍光灯等の光源であり、導光体
2の一方の側面(入射面)に対向して設置されている。
光源1から導光体2へ有効に光を導入するために、光源
1および導光体2の入射面を内側に反射剤を塗布したケ
ースやフィルム4で覆うように構成されている。また、
導光体2の裏面には、入射光線を出射面から出射させる
拡散手段3が形成されている。光源1の光は、導光体2
に入射して導光体内を伝わって全面に広がり、拡散手段
3によって拡散され導光体2の前面へ出射される。この
出射光は、法線方向に対して40〜70度程度傾いた指
向性を有しており、この指向性光を整えて法線方向に対
して20〜40度程度の方向に向けるために、あるいは
出射光の均一化を図るために、図2に示したように導光
体2の出射面上に拡散シート5を載置している。さら
に、この指向性光を整えて略法線方向に向けるために、
片面に多数のプリズム列を平行に形成したプリズムシー
ト6を1枚あるいは複数枚を重ね合せて載置している。
ックライトにおいては、出射光の偏光は概ねランダムで
あるが、厳密には特定の偏光成分が強い部分偏光となっ
ていることが解った。すなわち、図2に示したように導
光体2の出射面上に拡散シート5を載置した時の出射光
の偏光強度を測定したところ、光源1が配置された導光
体2の端面と平行な偏光成分(水平偏光)が、これと垂
直な偏光成分(垂直偏光)よりも5%程度強いものであ
った。従って、バックライト上に配置される液晶パネル
では、入射光の一方の偏光成分しか使用されないため
に、上記のようなバックライトにおいては水平偏光を使
用した方が光学的な効率がよくなるものである。
ズムシート6のプリズム列に対して垂直な偏光成分を透
過し易く、平行な偏光成分は透過し難いという性質を有
しており、その透過率の差は数%〜十数%程度となる。
このため、載置されるプリズムシート6のプリズム列の
向きにによってバックライトの偏光強度は変化する。通
常、このようなプリズムシート6は、図1に示したよう
に拡散シート5の上に光源1が配置された導光体2の端
面とレンズ列が平行となるように載置されている。この
場合、拡散シート5から出射する出射光は水平偏光が強
く、プリズムシート6は垂直偏光を良く透過させるため
に、両者の効果は打ち消されプリズムシート6から出射
する出射光はランダム偏光に近いものとなり、液晶パネ
ルにおける光学的な効率を十分に向上させることはでき
なかった。
れを透過する光の偏光面を制御する機能を付与すること
によって、導光体からの出射光の均一化や指向性の制御
という透明シート本来の機能を損なうことなく、液晶パ
ネルで使用する際の光学的な効率を向上させ、液晶表示
装置としての輝度の向上を図れるプリズムシートおよび
バックライトを提供することを目的とする。
シートは、λ/8〜7λ/8位相板相当の光制御機能を
有する透明基材の少なくとも一方の面に、多数のプリズ
ム列が平行に形成されていることを特徴とするものであ
る。また、本発明のバックライトは、光源と、該光源に
対向する少なくとも一つの入射面および出射面を有する
板状の導光体から構成され、λ/8〜7λ/8位相板相
当の光制御機能を有する透明基材の少なくとも一方の面
に、多数のプリズム列が平行に形成されているプリズム
シートが、導光体の出射面側に設置されていることを特
徴とするものである。
示したように、光源1と導光体2から構成され、導光体
2の厚さ方向の少なくとの一つの面(入射面)に光源1
が配設されている。導光体2は、少なくとも一つの側面
を入射面とし、これと略直交する一つの面を出射面と
し、光線透過率の高い合成樹脂から構成される。導光体
2を構成する合成樹脂としては、メタクリル樹脂、アク
リル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、塩化ビニル系樹
脂等の高透明性の種々の合成樹脂を使用することができ
る。特に、メタクリル樹脂が、その光線透過率の高さ、
耐熱性、力学的特性、成形加工性にも優れており、導光
体用材料として最適である。
ル酸メチルを主成分とする樹脂であり、メタクリル酸メ
チルが80重量%以上であることが好ましい。メタクリ
ル酸メチル以外の共重合成分としては、アクリル酸メチ
ル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブ
チル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)ア
クリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸フェ
ニル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メタ)アクリル
酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸グリシジ
ル、(メタ)アクリル酸ジエチルアミノエチル等の(メ
タ)アクリル酸エステル類、(メタ)アクリル酸類、エ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロ
ールプロパントリ(メタ)アクリレート、アリル(メ
タ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)
アクリレート等の多官能(メタ)アクリレート類、スチ
レン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル単量体類、
フェニルマレイミド、シクロヘキシルマレイミド等のマ
レイミド類、無水マレイン酸等が挙げられる。また、メ
タクリル樹脂の耐衝撃性の向上を目的として、アクリル
酸エステルを主成分とするゴム状共重合体にメタクリル
酸エステルを主成分とする共重合体をグラフトした共重
合体を含むものも使用できる。
て光源1が設置され、エッジライト方式のバックライト
が構成される。光源1から導光体2へ有効に光を導入す
るために、光源1および導光体2の入射面を内側に反射
剤を塗布したケースやフィルム5で覆うように構成する
ことが好ましい。導光体2の裏面は、拡散面を構成する
ために拡散層3が形成されており、これによって入射光
線を出射面から出射させる。
線を二次元的あるいは三次元的に拡散あるいは集束する
微細な形状が形成されている拡散シート5を介して、透
明フィルムあるいはシートからなる透明基材の少なくと
も一方の面に多数のプリズム列が平行に形成されたプリ
ズムシート6が載置されており、導光体2からの出射光
の均一化や指向性の制御が行われる。本発明において
は、このプリズムシート6を構成する透明基材として、
λ/8〜7λ/8位相板相当の光制御機能を有する位相
フィルムまたは位相シートを使用することが重要であ
る。なお、本発明において、λ/8〜7λ/8位相板相
当の光制御機能とは、光がプリズムシートを透過する際
にその偏光面を制御する機能である。
される透明基材としては、ポリエステル系樹脂、アクリ
ル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、塩化ビニル系樹
脂、ポリメタクリルイミド系樹脂等の透明樹脂からなる
フィルムあるいはシートが使用される。本発明において
は、透明基材にλ/8〜7λ/8位相板相当の光制御機
能を付与するためには、例えば、フィルム化あるいはシ
ート化工程において、λ/8〜7λ/8位相板と同等の
光制御機能を発揮するように、複屈折率や厚さ等を適宜
調整することが必要である。これは、透明基材にλ/8
〜7λ/8位相板と同等の光制御機能を付与することに
よって、プリズムシート6に、それを透過する光の偏光
面を制御する機能を付与することができるものであり、
それによって液晶パネルで使用する際の光学的な効率を
向上させ、液晶表示装置としての輝度の向上を図ること
ができる。この範囲を逸脱すると、上記のような本願発
明の効果が得られないものであり、好ましくはλ/4〜
5λ/8位相板と同等の光制御機能を付与したものであ
り、さらに好ましくはλ/2位相板と略同等の光制御機
能を付与したものである。
のような透明基材8に、図4に示したように、その少な
くとも一方の表面に多数のプリズム列9が平行に形成さ
れている。本発明のプリズムシート6は、透明基材8の
表面に紫外線、電子線等の活性エネルギー線で硬化し得
る活性エネルギー線硬化型樹脂を用いてプリズム列9を
形成してもよいし、透明基材8の表面に加熱プレス等の
方法によってプリズム列9を形成してもよい。また、本
発明のプリズムシート6においては、その厚さは0.1
〜3mm程度、プリズム列9のピッチは30μm〜0.
5mm程度とすることが好ましい。活性エネルギー線硬
化型樹脂を用いて透明シートを製造する場合には、ま
ず、所定のプリズムパターンを形成したレンズ型に活性
エネルギー線硬化型樹脂液を注入し、透明基材8を重ね
合わせる。次いで、透明基材8を通して紫外線、電子線
等の活性エネルギー線を照射し、活性エネルギー線硬化
型樹脂液を重合硬化して、型から剥離してプリズムシー
ト6を得る。
る活性エネルギー線硬化型樹脂としては、ビス(メタク
ロイルチオフェニル)スルフォイド、2,4−ジブロモ
フェニル(メタ)アクリレート、2,3,5−トリブロ
モフェニル(メタ)アクリレート、2,2−ビス(4−
(メタ)アクリロイルオキシフェニル)プロパン、2,
2−ビス(4−(メタ)アクリロイルオキシエトキシフ
ェニル)プロパン、2,2−ビス(4−(メタ)アクリ
ロイルオキシジエトキシフェニル)プロパン、2,2−
ビス(4−(メタ)アクリロイルペンタエトキシフェニ
ル)プロパン、2,2−ビズ(4−(メタ)アクリロイ
ルオキシエトキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−(メタ)アクリロイルオキシジ
エトキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、2,
2−ビス(4−(メタ)アクリロイルオキシペンタエト
キシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、2,2−
ビス(4−(メタ)アクリロイルオキシエトキシ−3,
5−ジメチルフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−
(メタ)アクリロイルオキシエトキシ−3−フェニルフ
ェニル)プロパン、ビス(4−(メタ)アクリロイルオ
キシフェニル)スルフォン、ビス(4−(メタ)アクリ
ロイルオキシエトキシフェニル)スルフォン、ビス(4
−(メタ)アクリロイルオキシペンタエトキシフェニ
ル)スルフォン、ビス(4−(メタ)アクリロイルオキ
シエトキシ−3−フェニルフェニル)スルフォン、ビス
(4−(メタ)アクリロイルオキシエトキシ−3,5−
ジメチルフェニル)スルフォン、ビス(4−(メタ)ア
クリロイルオキシフェニル)スルフィド、ビス(4−
(メタ)アクリロイルオキシエトキシフェニル)スルフ
ィド、ビス(4−(メタ)アクリロイルオキシペンタエ
トキシフェニル)スルフィド、ビス(4−(メタ)アク
リロイルオキシエトキシ−3−フェニルフェニル)スル
フィド、ビス(4−(メタ)アクリロイルオキシエトキ
シ−3,5−ジメチルフェニル)スルフィド、ジ((メ
タ)アクリロイルオキシエトキシ)フォスフェート、ト
リ((メタ)アクリロイルオキシエトキシ)フォスフェ
ート等の多官能(メタ)アクリル化合物等が挙げられ
る。これらは、単独または2種以上を混合して使用する
こともできる。
物とともに、活性エネルギー線硬化型樹脂の屈折率を調
整するために、スチレン、ビニルトルエン、クロルスチ
レン、ジクロルスチレン、ブロモスチレン、ジブロモス
チレン、ジビニルベンゼン、1−ビニルナフタレン、2
−ビニルナフタレン、N−ビニルピロリドン等のビニル
化合物、フェニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メ
タ)アクリレート、ビフェニル(メタ)アクリレート、
等の(メタ)アクリル酸エステル類、ジアリルフタレー
ト、ジメタリルフタレート、ジアリルビフェニレート等
のアリル化合物、バリウム、鉛、アンチモン、チタン、
錫、亜鉛等の金属と(メタ)アクリル酸等との金属塩を
使用することもできる。これらは、単独または2種以上
を混合して使用することもできる。
樹脂に使用される光ラジカル発生触媒としては、例え
ば、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパ
ン−1−オン、ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケト
ン、メチルフェニルグリオキシレート、2,4,6−ト
リメチルベンゾイルフォスフィンオキサイド、ベンジル
ジメチルケタール等を挙げることができる。本発明のプ
リズムシート6は、λ/8〜7λ/8位相板と同様の光
制御機能を有する透明基材8を用いて構成されるが、そ
の透明基材8の光軸をプリズム列9と35〜55゜の角
度をなすように構成することが好ましい。特に、この角
度を45゜とした場合に、最も大きな効果が得られるも
のである。
ート6をプリズム列9が光源1が配置された導光体2の
端面と平行になるように載置して使用する場合、導光体
2から出射した出射光が、拡散シート5によって指向性
が変換された出射光となる。この拡散シート5から出射
した出射光は垂直偏光が強い光線となる。この出射光が
プリズムシート6を透過することによって、その指向性
が略法線方向に変換された出射光となる。この際、プリ
ズムシート6を構成する透明基材8を透過することによ
って、拡散シート5から出射した出射光の偏光面が回転
して垂直偏光の強い光となり、さらにプリズム列9の垂
直偏光を透過させ易いという特性によって、プリズムシ
ート6から出射する出射光は垂直偏光のより強いものと
なる。従って、この出射光は、その垂直偏光が水平偏光
より10〜20%程度強いものとなり、この垂直偏光を
液晶パネルで使用することによって、液晶表示装置の輝
度を従来のものよりも数%〜十数%程度高くすることが
可能となる。
ムシート6(本発明のプリズムシート)をプリズム列9
が光源1が配置された導光体2の端面と平行になるよう
に載置して、その上に第2のプリズムシート7(本発明
のプリズムシート)をプリズム列9が第1のプリズムシ
ート6のプリズム列9と直交するように載置して使用す
る場合には、上記のように第1のプリズムシート6から
出射する出射光は垂直偏光が強い光となる。この出射光
が、第2のプリズムシート7を構成する透明基材8を通
過することによって、第1のプリズム6から出射した出
射光の偏光面が回転して水平偏光の強い光となり、さら
に第2のプリズムシート7のプリズム列9の水平偏光を
透過させ易いという特性によって、第2のプリズムシー
ト7から出射する出射光は水平偏光のより強いものとな
る。従って、この出射光は、その水平偏光が垂直偏光よ
り強いものとなり、この水平偏光を液晶パネルで使用す
ることによって、液晶表示装置の輝度を従来のものより
も数%〜十数%程度高くすることが可能となる。
ズムシート6をプリズム列9が光源1が配置された導光
体2の端面と垂直になるように載置して、その上に第2
のプリズムシート7をプリズム列9が第1のプリズムシ
ート6のプリズム列9と直交するように載置して使用す
る場合には、第2のプリズムシート7のみをλ/8〜7
λ/8位相板と同様の光制御機能を有する透明基材8を
用いて構成した本発明のプリズムシートとすることが好
ましい。この場合には、拡散シート5から出射する出射
光は水平偏光が強い光となり、この出射光が第1のプリ
ズムシート6の水平偏光を良く透過させるとうい特性に
よって、水平偏光のより強い出射光が第1のプリズムシ
ート6から出射される。この出射光が、第2のプリズム
シート7を構成する透明基材8を通過することによっ
て、その偏光面が回転して垂直偏光の強い光となり、さ
らに第2のプリズムシート7のプリズム列9の垂直偏光
を透過させ易いという特性によって、第2のプリズムシ
ート7から出射する出射光は垂直偏光のより強いものと
なる。従って、この出射光は、その垂直偏光が水平偏光
より強いものとなり、この水平偏光を液晶パネルで使用
することによって、液晶表示装置の輝度を従来のものよ
りも数%〜十数%程度高くすることが可能となる。
る。プリズムシート λ/2位相板と同等の光制御機能を有するポリカーボネ
ート延伸位相フィルムの片面に、ピッチ50μm、頂角
90゜のプリズム列を平行に多数有するレンズパターン
を形成した金型を用いて、アクリル系紫外線硬化型樹脂
(屈折率1.52)によりプリズム部を形成し、プリズ
ムシートAを得た。λ/2位相板と同等の光制御機能を
有するポリエステル延伸位相フィルムの片面に、ピッチ
50μm、頂角90゜のプリズム列を平行に多数有する
レンズパターンを形成した金型を用いて、アクリル系紫
外線硬化型樹脂(屈折率1.52)によりプリズム部を
形成し、プリズムシートBを得た。位相フィルムとして
の光制御機能を有さないポリメチルメタクリレート延伸
フィルムの片面に、ピッチ50μm、頂角90゜のプリ
ズム列を平行に多数有するレンズパターンを形成した金
型を用いて、アクリル系紫外線硬化型樹脂(屈折率1.
52)によりレンチキュラーレンズ形成し、レンズシー
トEを得た。なお、プリズムシートAおよびBにおいて
は、透明基材の光軸とプリズム列が45゜となるように
形成した。
うなバックライトを組立てた。この時の水平偏光と垂直
偏光の正面輝度を測定し、その結果を比較例1の正面輝
度を100とした場合の相対値で表1に示した。
したようなバックライトを組立てた。この時の水平偏光
と垂直偏光の正面輝度を測定し、その結果を比較例1の
正面輝度を100とした場合の相対値で表1に示した。
したようなバックライトを組立てた。この時の水平偏光
と垂直偏光の正面輝度を測定し、その結果を比較例1の
正面輝度を100とした場合の相対値で表1に示した。
されるプリズムシートを、特定の位相板と同等の光制御
機能を有する透明基材を用いて形成することによって、
プリズムシートを透過する光の偏光面を制御する機能を
付与し、導光体からの出射光の指向性の制御というプリ
ズムシート本来の機能を損なうことなく、液晶パネルで
使用する際の光学的な効率を向上させ、液晶表示装置と
しての輝度の向上を図れるものである。
ある。
視図である。
る。
視図である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 λ/8〜7λ/8位相板相当の光制御機
能を有する透明基材の少なくとも一方の面に、多数のプ
リズム列が平行に形成されていることを特徴とするプリ
ズムシート。 - 【請求項2】 λ/8〜7λ/8位相板相当の光制御機
能を有する透明基材の光軸とプリズム列が35〜55゜
の角度をなすように構成されていることを特徴とする請
求項1記載のプリズムシート。 - 【請求項3】 光源と、該光源に対向する少なくとも一
つの入射面および出射面を有する板状の導光体から構成
され、λ/8〜7λ/8位相板相当の光制御機能を有す
る透明基材の少なくとも一方の面に、多数のプリズム列
が平行に形成されているプリズムシートが、導光体の出
射面側に設置されていることを特徴とするバックライ
ト。 - 【請求項4】 プリズムシートを構成するλ/8〜7λ
/8位相板相当の光制御機能を有する透明基材の光軸と
プリズム列が35〜55゜の角度をなすように構成され
ていることを特徴とする請求項3記載のバックライト。
Priority Applications (1)
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JP7217935A JP3014302B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | プリズムシートおよびバックライト |
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JPH0961817A JPH0961817A (ja) | 1997-03-07 |
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