JP3012586U - スリット材保持具 - Google Patents
スリット材保持具Info
- Publication number
- JP3012586U JP3012586U JP1994016616U JP1661694U JP3012586U JP 3012586 U JP3012586 U JP 3012586U JP 1994016616 U JP1994016616 U JP 1994016616U JP 1661694 U JP1661694 U JP 1661694U JP 3012586 U JP3012586 U JP 3012586U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slit material
- fitting groove
- holder
- slit
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 断面略Ｕ字形のスリット材嵌入溝（７）を長
手方向に設け、さらに該嵌入溝を形成する一方の側壁の
下方の延長方向に帯板状の取付溝（８）を一体に設けた
ことを特徴とするスリット材保持具。 【効果】 スリット材と保持具との組付けが簡単である
ため型枠へのスリット材の取付けが容易で、スリット材
の保持力が大きく全体としてコストダウンが図れる。
手方向に設け、さらに該嵌入溝を形成する一方の側壁の
下方の延長方向に帯板状の取付溝（８）を一体に設けた
ことを特徴とするスリット材保持具。 【効果】 スリット材と保持具との組付けが簡単である
ため型枠へのスリット材の取付けが容易で、スリット材
の保持力が大きく全体としてコストダウンが図れる。
Description
【０００１】
本考案はマンション等のコンクリート建築物の建築に際して用いられるスリッ ト材を固定する保持具に関するものである。
【０００２】
鉄筋コンクリート造りの建物において柱部と壁部をとは通常コンクリートで連 続した一体構造であるが、例えば地震の際の建物（柱）の崩壊を防ぐ目的等で該 柱部と壁部との境界部等に縦方向に沿って溝状にコンクリートを打設しないスリ ットを設けることが行われている。そしてこのようなスリットは、これら柱部や 壁部の型枠を組立てる際に、図５に示すように柱部（１）と壁部（２）との境界 部に縦方向に断面Ｌ字形取付具（３）を釘（４）等で型枠（５）に固定し、該取 付具（３）の立設面にスリット材（６）である伸縮材（ポリエチレンフォーム等 ）の片面を接着しておくことにより、型枠（５）内にコンクリートを打設するこ とでコンクリート壁内にスリット材（６）を埋め込んで設けられている。
【０００３】 ところがこのような従来のスリット材取付具（３）でスリット材（６）を固定 する方法では、該スリット材を取付具（３）に接着する手間が必要のため作業時 間が長くてコスト高となり、またコンクリートを打設する際には通常柱部（１） から流し込むがそのコンクリートの流れによってスリット材が外れたり破損し易 かったりといった不具合があった。
【０００４】
本考案はこのような問題に鑑み検討の結果、スリット材の設置が容易でコンク リート打設時にも外れたりする不具合の発生しない新規なスリット材の保持具を 提供するものである。
【０００５】 即ち本考案保持具の一つは、断面略Ｕ字形のスリット材嵌入溝を長手方向に設 け、さらに該嵌入溝を形成する一方の側壁の下方の延長方向に帯板状の取付帯を 一体に設けたことを特徴とするものである。
【０００６】 また本考案保持具の他の一つは、断面略Ｕ字形のスリット材嵌入溝を長手方向 に設け、さらに該嵌入溝を形成する底板の側方の延長方向に帯板状の取付帯を一 体に設けたことを特徴とするものである。
【０００７】
以下に本考案の実施例を説明する。 （実施例１） 図１に示すように断面略Ｕ字形のスリット材嵌入溝（７）を有し、その一方の 側壁の下方の延長方向に帯板状の取付帯（８）を有するスリット材保持具（９） を塩ビ製押出材で一体に製造した。 このスリット材保持具（９）はスリットを柱部（１）と壁部（２）の境界部に 位置させる場合に有利に利用できるもので、図２に示すように嵌入溝（７）に所 定のスリット材（６）を嵌め込み、嵌入溝（７）の底板を壁部（２）の型枠（5a ）に当接させて取付帯（８）を柱部（１）側の型枠（5b）に釘（４）により固定 して用いる。 このようなスリット材保持具によればスリット材の取付作業が容易で、コンク リートを柱部から流し込む場合でも保持具自体の取付け強度も大きく、スリット 材も溝内に収納されているので脱落しずらい。
【０００８】 （実施例２） 図３に示すように断面略Ｕ字形のスリット材嵌入溝（７）を有し、その底板の 一方の側方の延長方向に帯板状の取付帯（８′）を有するスリット材保持具（９ ′）を塩ビ製押出材で一体に製造した。 このスリット材保持具（９′）は壁部（２）の外部目地の位置により柱部（１ ）際から離れた場所にスリットを設ける場合に利用できるもので、図４に示すよ うに嵌入溝（７）に所定のスリット材（６）を嵌め込み、嵌入溝（７）の底板と 取付帯（８′）とを壁部の型枠（5a）に当接させて取付帯（８′）を釘（４）に より該型枠（5a）に固定して用いる。 このようなスリット材保持具は取付位置が任意であり、さらに図４のように固 定すればコンクリート打設時にも取付け強度は大きい。
【０００９】
このように本考案によれば、スリット材と保持具との組付けが簡単であるため 型枠へのスリット材の取付けが容易で、スリット材の保持力が大きく、全体とし てコストダウンにつながる等の効果を有する。
【図１】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図２】同上の保持具の使用例を示す断面図である。
【図３】本考案の他の実施例を示す断面図である。
【図４】同上の保持具の使用例を示す断面図である。
【図５】従来例を示す断面図である。
１ 柱部 ２ 壁部 ３ 断面Ｌ字形取付具 ４ 釘 ５ 型枠 ６ スリット材 ７ Ｕ字形溝 ８ 取付帯 ９ スリット材保持具
Claims (2)
- 【請求項１】 断面略Ｕ字形のスリット材嵌入溝を長手
方向に設け、さらに該嵌入溝を形成する一方の側壁の下
方の延長方向に帯板状の取付帯を一体に設けたことを特
徴とするスリット材保持具。 - 【請求項２】 断面略Ｕ字形のスリット材嵌入溝を長手
方向に設け、さらに該嵌入溝を形成する底板の側方の延
長方向に帯板状の取付帯を一体に設けたことを特徴とす
るスリット材保持具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994016616U JP3012586U (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | スリット材保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994016616U JP3012586U (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | スリット材保持具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3012586U true JP3012586U (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=43148278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1994016616U Expired - Lifetime JP3012586U (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | スリット材保持具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3012586U (ja) |
-
1994
- 1994-12-16 JP JP1994016616U patent/JP3012586U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3012586U (ja) | スリット材保持具 | |
| JP2645257B2 (ja) | 補強基板付き装飾体 | |
| JPH022808Y2 (ja) | ||
| JPH0218149Y2 (ja) | ||
| JPH019848Y2 (ja) | ||
| KR200241654Y1 (ko) | 거푸집 고정대 | |
| JP2536687Y2 (ja) | 建築用開口部の欠込み成形型材 | |
| JP4398690B2 (ja) | 立ち上がり配管用型枠固定具 | |
| JPH0573108U (ja) | 建築用打継ぎ目地材 | |
| JPS5891252A (ja) | 建築物の壁体構成方法 | |
| JPH0750489Y2 (ja) | コンクリート接続装置 | |
| JP2605547Y2 (ja) | 壁板用長尺スタータ金物 | |
| KR100422090B1 (ko) | 거푸집 고정대 | |
| JP3033672U (ja) | 安全正確支持製品 | |
| JPH0723448Y2 (ja) | 床面スラブコンクリート止め型枠 | |
| JPH0232773Y2 (ja) | ||
| KR200314985Y1 (ko) | 콘크리트 매립용 구조물 고정부재 | |
| JPS627791Y2 (ja) | ||
| KR20050092990A (ko) | 화장실 방수턱을 형성하기 위한 거푸집 | |
| JP2532929Y2 (ja) | 縦子埋設孔成形治具 | |
| JPH0738388U (ja) | バルコニー等における手摺子の固定構造 | |
| JP3033640U (ja) | コンクリート側溝のフタ安定装置 | |
| JP3007456U (ja) | 型枠保持具 | |
| JPS5818515Y2 (ja) | 無機質押出成形板の取付構造 | |
| JP3032128B2 (ja) | 目地施工法 |