JP2605547Y2 - 壁板用長尺スタータ金物 - Google Patents
壁板用長尺スタータ金物Info
- Publication number
- JP2605547Y2 JP2605547Y2 JP1993075906U JP7590693U JP2605547Y2 JP 2605547 Y2 JP2605547 Y2 JP 2605547Y2 JP 1993075906 U JP1993075906 U JP 1993075906U JP 7590693 U JP7590693 U JP 7590693U JP 2605547 Y2 JP2605547 Y2 JP 2605547Y2
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- JP
- Japan
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- wall plate
- wall
- base material
- long starter
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- Finishing Walls (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は壁板用長尺スタータ金
物の改良に関する。
物の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の壁面を構築する場合、図
5に示すように壁下地材Aに無機質壁板などの壁板Bを
接続しつつ貼着け、広大な壁面とするいわゆる乾式工法
が非常に広く採用されている。この乾式工法はセメント
打設によるいわゆる湿式工法に対し、型枠工事や後の仕
上げ工程が全く不要となり工期の短縮が図れるばかりで
なく、外観の良い壁面が安価に構築できるといった種々
の利点を有する。
5に示すように壁下地材Aに無機質壁板などの壁板Bを
接続しつつ貼着け、広大な壁面とするいわゆる乾式工法
が非常に広く採用されている。この乾式工法はセメント
打設によるいわゆる湿式工法に対し、型枠工事や後の仕
上げ工程が全く不要となり工期の短縮が図れるばかりで
なく、外観の良い壁面が安価に構築できるといった種々
の利点を有する。
【0003】ところで、上記乾式工法において壁板Bを
壁下地材Aに取り付けるに際し、壁板Bの下端を一定状
態に揃えて固定する手段として壁板用長尺スタータ金物
Gが使用される。この壁板用長尺スタータ金物Gは図5
に示したように壁下地材Aに固定される基板部2下縁2
Aから壁下地材Aに対し立ち上がる段状部3を介して壁
板支持部4が一体に形成され、かつ該壁板支持部下縁4
Aに壁板Bの下端を受ける上方開放した断面コ字状の受
け部5を有した形状とされ、この断面コ字状の受け部5
に壁板Bを収納して固定する。
壁下地材Aに取り付けるに際し、壁板Bの下端を一定状
態に揃えて固定する手段として壁板用長尺スタータ金物
Gが使用される。この壁板用長尺スタータ金物Gは図5
に示したように壁下地材Aに固定される基板部2下縁2
Aから壁下地材Aに対し立ち上がる段状部3を介して壁
板支持部4が一体に形成され、かつ該壁板支持部下縁4
Aに壁板Bの下端を受ける上方開放した断面コ字状の受
け部5を有した形状とされ、この断面コ字状の受け部5
に壁板Bを収納して固定する。
【0004】
【従来技術の問題点】しかしながら、上記壁板用長尺ス
タータ金物Gにおいて、断面コ字状の受け部5は長さ方
向に連続した形状とされているため、壁下地材Aに不陸
がある場合、図6に示すように壁板用長尺スタータ金物
Gの接続部分で大きな段差hが生じ壁板固定が安定に行
えなくなる問題があり、また壁板Bに反りが生じていた
場合、上記受け部5に壁板Bが収まらなくなり、施工が
非常に面倒となる等の問題があった。
タータ金物Gにおいて、断面コ字状の受け部5は長さ方
向に連続した形状とされているため、壁下地材Aに不陸
がある場合、図6に示すように壁板用長尺スタータ金物
Gの接続部分で大きな段差hが生じ壁板固定が安定に行
えなくなる問題があり、また壁板Bに反りが生じていた
場合、上記受け部5に壁板Bが収まらなくなり、施工が
非常に面倒となる等の問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】この考案は上記問題点
に鑑み、壁下地材Aの不陸や壁板Bの反りが生じていて
も壁板Bを容易に固定できる壁板用長尺スタータ金物を
提供することを目的としてなされたものである。
に鑑み、壁下地材Aの不陸や壁板Bの反りが生じていて
も壁板Bを容易に固定できる壁板用長尺スタータ金物を
提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この考案の壁板用
長尺スタータ金物は、壁下地材Aに固定される基板部2
下縁2Aから壁下地材Aに対し立ち上がる段状部3を介
して壁板支持部4が一体に形成され、かつ該壁板支持部
下縁4Aに壁板Bの下端を受ける上方開放した断面コ字
状の受け部5を有した壁板用長尺スタータ金物1におい
て、壁板支持部下縁4Aに設けられる上方開放した断面
コ字状の受け部5…5を長さ方向に断続させたことを特
徴とするものである。
長尺スタータ金物は、壁下地材Aに固定される基板部2
下縁2Aから壁下地材Aに対し立ち上がる段状部3を介
して壁板支持部4が一体に形成され、かつ該壁板支持部
下縁4Aに壁板Bの下端を受ける上方開放した断面コ字
状の受け部5を有した壁板用長尺スタータ金物1におい
て、壁板支持部下縁4Aに設けられる上方開放した断面
コ字状の受け部5…5を長さ方向に断続させたことを特
徴とするものである。
【0007】
【実施例】次にこの考案の実施例を説明する。図1はこ
の考案の実施例の正面図、図2は図1の(x)-(x) 線断面
図、図3は図1の(y)-(y) 線断面図を示す。
の考案の実施例の正面図、図2は図1の(x)-(x) 線断面
図、図3は図1の(y)-(y) 線断面図を示す。
【0008】この考案の壁板用長尺スタータ金物1は、
壁下地材Aに固定される基板部2下縁2Aから壁下地材
Aに対し立ち上がる段状部3を介して壁板支持部4が一
体に形成され、かつ該壁板支持部下縁4Aに壁板Bの下
端を受ける上方開放した断面コ字状の受け部5…5を有
した壁板用長尺スタータ金物1において、壁板支持部下
縁4Aに設けられる上方開放した断面コ字状の受け部5
…5が、図1及び図2、図3に示すように長さ方向(矢
印L)に断続させて構成されている。上記実施例におい
て壁板用長尺スタータ金物1そのものは、アルミ軽合金
などによる一体成形あるいは薄金属板の折曲形成などに
より成形される。
壁下地材Aに固定される基板部2下縁2Aから壁下地材
Aに対し立ち上がる段状部3を介して壁板支持部4が一
体に形成され、かつ該壁板支持部下縁4Aに壁板Bの下
端を受ける上方開放した断面コ字状の受け部5…5を有
した壁板用長尺スタータ金物1において、壁板支持部下
縁4Aに設けられる上方開放した断面コ字状の受け部5
…5が、図1及び図2、図3に示すように長さ方向(矢
印L)に断続させて構成されている。上記実施例におい
て壁板用長尺スタータ金物1そのものは、アルミ軽合金
などによる一体成形あるいは薄金属板の折曲形成などに
より成形される。
【0009】
【作用】この考案の壁板用長尺スタータ金物1は、壁板
Bを受ける断面コ字状の受け部5…5が長さ方向(矢印
L)に断続させて状態となっているので、壁板Bに反り
が生じていても壁板用長尺スタータ金物1の中間部分で
壁板Bを接続することが容易となり、また、壁下地材A
に不陸が生じていても金具1を図4に示すように均一に
接続することが可能となる。
Bを受ける断面コ字状の受け部5…5が長さ方向(矢印
L)に断続させて状態となっているので、壁板Bに反り
が生じていても壁板用長尺スタータ金物1の中間部分で
壁板Bを接続することが容易となり、また、壁下地材A
に不陸が生じていても金具1を図4に示すように均一に
接続することが可能となる。
【0010】
【考案の効果】以上説明したように、この考案の壁板用
長尺スタータ金物1は受け部5…5を断続させた形状と
したので、下地不陸や壁板の反りがあってもこれらを吸
収しつつ固定することが可能となり施工の能率の向上が
図れる実用的効果を有する。
長尺スタータ金物1は受け部5…5を断続させた形状と
したので、下地不陸や壁板の反りがあってもこれらを吸
収しつつ固定することが可能となり施工の能率の向上が
図れる実用的効果を有する。
【図1】この考案の実施例の正面図である。
【図2】図1の(x)-(x) 線断面図である。
【図3】図1の(y)-(y) 線断面図である。
【図4】実施例の使用状態を示す断面図である。
【図5】従来例を示す要部破断斜視図である。
【図6】従来例を示す断面図である。
1…壁板用長尺スタータ金物 2…基板部 2A…基板部下縁 3…段状部 4…壁板支持部 5…断面コ字状の受け部 A…壁下地材 B…壁板
Claims (1)
- 【請求項1】 壁下地材Aに固定される基板部2下縁2
Aから壁下地材Aに対し立ち上がる段状部3を介して壁
板支持部4が一体に形成され、かつ該壁板支持部下縁4
Aに壁板Bの下端を受ける上方開放した断面コ字状の受
け部5を有した壁板用長尺スタータ金物1において、壁
板支持部下縁4Aに設けられる上方開放した断面コ字状
の受け部5…5を長さ方向に断続させたことを特徴とす
る壁板用長尺スタータ金物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993075906U JP2605547Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 壁板用長尺スタータ金物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993075906U JP2605547Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 壁板用長尺スタータ金物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0740878U JPH0740878U (ja) | 1995-07-21 |
JP2605547Y2 true JP2605547Y2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=13589852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993075906U Expired - Fee Related JP2605547Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 壁板用長尺スタータ金物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605547Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009084896A (ja) * | 2007-09-29 | 2009-04-23 | Nichiha Corp | 外壁施工構造 |
JP2009084895A (ja) * | 2007-09-29 | 2009-04-23 | Nichiha Corp | 外壁施工構造 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP1993075906U patent/JP2605547Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009084896A (ja) * | 2007-09-29 | 2009-04-23 | Nichiha Corp | 外壁施工構造 |
JP2009084895A (ja) * | 2007-09-29 | 2009-04-23 | Nichiha Corp | 外壁施工構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0740878U (ja) | 1995-07-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |