JP3011037B2 - 鍋蓋脱着装置 - Google Patents

鍋蓋脱着装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鍋蓋脱着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】取鍋の上部開口を塞ぐ鍋蓋の脱着装置に
関しては、例えば実公昭61−45972号公報「移
動式鍋蓋着脱装置」や実公昭60−5975号公報
「取鍋用保温蓋着脱装置」の技術が提案されている。上
記は、同公報の第2図に示される通り、クレーンガー
ダレール状のレール1,1に天井クレーン状の走行台車
9を上架し、この走行台車9に蓋着脱機26を取付けて
なり、蓋着脱機26で蓋44をを吊り上げ、走行台車9
を走行させることで、前記蓋44を蓋仮置き場へ移動す
るというものである。
【0003】また、上記は、同公報の第2図及び第3
図に示される通り、枠形状の主フレーム1に枠形状の昇
降フレーム3を収納し、この昇降フレーム3に把持爪7
等を取付け、且つ1台の昇降部材2で前記昇降フレーム
3を昇降する構成のものであり、昇降フレーム3の振れ
は、主フレーム1の内面に取付けたガイドプレート4に
昇降フレーム3側のスライドプレート5を摺接すること
で抑える構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記は、天井クレー
ンに蓋着脱機26を取付けたものと基本的に同構造であ
るため、水平(走行)方向に位置ずれが発生しやすい。
そこで、オペレータが位置ずれを補正する操作を加える
必要がある。また、詳細な説明によると「図示せぬリミ
ットスイッチにより」自動運転されるとされているが、
4個の係合爪43が蓋44側の吊金具45に正しく係合
されない恐れがある。なぜなら、鍋7の上面縁にはどう
してものろや地金が付着し、この付着物のために蓋44
は高さ位置が変動したり、傾斜し、このために係合不良
が発生しやすいが、この点に対する対策は記載されてい
ない。
【0005】上記は、振れ止めを図るために昇降フレ
ーム3を立体枠構造とせざるをえず、装置全体が大型に
なる。また、上記同様に、のろや地金による蓋6の傾
斜や高さ変動に対する配慮がなされていない。そこで、
本発明目的は装置の簡略化を図ること、及びのろや地金
による鍋蓋の傾斜や高さ変動に有効な対策を打つことに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、取鍋の上方を跨ぐように水平に渡され直接
又は間接的に基礎に強固に取付けられた架構と、この架
構に取付けられた2基の電動ホイストと、これらの電動
ホイストで吊られた横長の昇降フレームと、この昇降フ
レームに取付けられたトング開閉機構と、前記トング開
閉機構で開閉されて鍋蓋の上部フレームを把持する2組
のトングとからなる鍋蓋脱着装置において、昇降フレー
ムから鍋蓋の上部フレームまでの距離が所定の距離にな
るまで電動ホイストの下降動作を継続させることで、鍋
蓋に対するトングの下限位置を決定するトング下限位置
検出機構を、昇降フレームの両端に各々設け、一方のト
ング下限位置検出機構で一方の電動ホイストの下降動作
を制御し、他方のトング下限位置検出機構で他方の電動
ホイストの下降動作を制御することで、傾いた鍋蓋に平
行になるように昇降フレームを傾けることができるよう
にしたことを特徴とする。
【0007】
【0008】
【作用】トング開閉機構で鍋蓋の上部フレームを把持
し、電動ホイストでトング開閉機構とともに鍋蓋を上昇
させ、取鍋から分離する。鍋蓋を水平方向へ移動させる
機構を含まないので、鍋蓋脱着装置を簡単で小型に構成
できる。
【0009】電動ホイストを2基とし、これらに各々ト
ング下限位置検出機構を付設したことにより、昇降フレ
ームを傾斜させることが可能となり、傾斜した鍋蓋をも
確実に脱着することができる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を添付図に基づいて以下に説
明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。図
1は本発明に係る鍋蓋脱着装置の斜視図であり、鍋蓋脱
着装置1は、取鍋47の上方を跨ぐように水平に渡され
基礎45に強固に取付けられた架構2と、この架構2に
取付けられたホイスト機構10と、このホイスト機構1
0で昇降された昇降フレーム20と、この昇降フレーム
20に取付けられたトング開閉機構30と、前記トング
開閉機構30で開閉されて鍋蓋40の上部フレーム4
1,41を把持する2組のトング28…(2個のトング
28,28で1組。…は複数個を示す。以下同様。)と
からなる。図中、43は取鍋台車、44,44はレー
ル、46はピットである。
【0011】前記架構2は、例えば2本の主桁3,3
と、これら主桁3,3同士を連結する2本のクロス桁
4,4と、前記主桁3,3に立設された逆V字形脚フレ
ーム5,5と、これら脚フレーム5,5上に掛け渡され
たクロスフレーム6とからなる。ホイスト機構10は、
クロスフレーム6に一定の間隔を保って平行に取付けら
れた2基の電動ホイスト11,11が好適である。電動
ホイスト11は図6(a)に示す通り、例えば減速機付
きモータ12とワイヤドラム13と取付けブラケット1
4とからなる。
【0012】図2は本発明に係る鍋蓋脱着装置の要部斜
視図であり、ワイヤドラム13を正逆回転することでワ
イヤ15及び滑車16を介してフック17を昇降できる
ことを示す。昇降フレーム20は、平面視ロ型の枠であ
り、前記フック17,17に対応するブラケット21,
21を備え、ブラケット21,21に挿通したピン2
2,22にフック17,17を掛ける構造である。図3
は図2の3−3線断面図であり、昇降フレーム20の4
辺中2辺はチャンネル24,24を一定間隔を保って背
面を向い合わせにしたものであり、これらチャンネル2
4,24の上面/下面にカー25Lの上部車輪26/下
部車輪27を当接し、カー25Lからトング28をチャ
ンネル24,24間を通した状態で垂下し、スクリュー
31にて図表裏方向にカー25L並びにトング28が移
動するようにしたことを示す。
【0013】図2に戻って、トング移動機構30は、前
記トング28を備えたカー25L,25R(25Lは左
のカー、25Rは右のカーである。)と、これらのカー
25L,25Rを移動するために左ねじ及び右ねじを一
軸上に刻設したスクリュー31,31と、これらのスク
リュー31,31を回動するためのスプロケット32,
32、テンショナープロケット33,33、チェーン3
4,34、二列スプロケット35及び減速機付きモータ
36とからなる。スクリュー31を正転させることによ
りカー25Lとカー25Rが互いに接近し、逆転させる
ことによりカー25Lとカー25Rが互いに分離する。
【0014】本実施例の鍋蓋脱着装置1には、次に示す
3種類のセンサ機構が装備されている。これらはトン
グ28の下限位置を決定するトング下限位置検出機構、
トング28の上限位置(又は待機位置)を決定するト
ング上限位置検出機構、トング28の往復移動位置を
決定するトング水平位置検出機構であり、次に説明す
る。
【0015】図4(a),(b)は本発明に係るトング
下限位置検出機構の構成図兼作用図であり、トング下限
位置検出機構50は昇降フレーム20に垂下したブラケ
ット51と、このブラケット51に取付けたリミットス
イッチ53及び揺動レバー54と、揺動レバー54の一
端に鎖55を介して吊り下げたおもり56と、揺動レバ
ー54の他端に取付けたバランスウエイト57とからな
る。このバランスウエイト57より前記おもり56によ
る偶力が大きい。(a)はおもり56が揺動レバー54
の一端を引き下げている状態を示し、揺動レバー54は
ピン58を中心に図反時計方向に回転して、リミットス
イッチ53は「オフ」である。(b)はおもり56が上
部フレーム41に載り、鎖55がたるんだため、揺動レ
バー54が図時計方向へ回転し、リミットスイッチ53
が「オン」となった状態を示す。このとき、揺動レバー
54はストッパピン59で回動が制限されるので、揺動
レバー54が過度に回転することはない。
【0016】図5(a),(b)は本発明に係る蓋検出
機構の構成図兼作用図であり、蓋検出機構80は図4で
述べたトング下限位置検出機構50とほぼ同じ構成物で
あり、鎖85のみが前記鎖55よりも長いことを特徴と
する。その他の構成要素は同一であるが区別するために
80番台の符号を新たに付した。即ち、蓋検出機構80
は昇降フレーム20に垂下したブラケット81と、この
ブラケット81に取付けたリミットスイッチ83及び揺
動レバー84と、揺動レバー84の一端に鎖85を介し
て吊り下げたおもり86と、揺動レバー84の他端に取
付けたバランスウエイト87とからなる。このバランス
ウエイト87より前記おもり86による偶力が大きい。
(a)はおもり86が揺動レバー84の一端を引き下げ
ている状態を示し、揺動レバー84はピン88を中心に
図反時計方向に回転して、リミットスイッチ83は「オ
フ」である。(b)はおもり86が上部フレーム41に
載り、鎖85がたるんだため、揺動レバー84が図時計
方向へ回転し、リミットスイッチ83が「オン」となっ
た状態を示す。このとき、揺動レバー84はストッパピ
ン89で回動が制限されるので、揺動レバー84が過度
に回転することはない。
【0017】図6(a),(b)は本発明に係るトング
水平位置検出機構の構成図兼作用図(図4,5の6矢視
図に相当)であり、トング水平位置検出機構60は、
(a)に示す通り、カー25Rに取付けたストライカ6
1と、昇降フレーム20側に取付けたトング開限センサ
62及びトング閉限センサ63とからなる。(a)はト
ング28とトング28とが開いた状態を示し、この時に
はストライカ61がトング開限センサ62を蹴っている
ものとする。トング28L,28Rを昇降フレーム20
とともに矢印,のごとく下降させると、おもり5
6,86が上部フレーム41の上面に当接する。(b)
はおもり56,86が上部フレーム41の上面に当接し
た結果、鎖55,85がたわむ(,)ので、図4
(b)の要領でリミットスイッチ53はトング28の下
限位置を検出する。この検出信号に基づいて、図示せぬ
制御部は図2のモータ36を始動してカー25L,25
Rを矢印,の如く駆動する。ストライカ61がトン
グ閉限センサ63を蹴ったら、このセンサ63の信号に
よりカー25L,25Rを停止する。想像線で示すトン
グ28,28は閉限位置にある。
【0018】図7は蓋検出機構の作用図である。図6
(b)において昇降フレーム20を上昇させると、図7
に示す通り、トング28,28が上部フレーム41のフ
ランジに引っ掛かる。このときに、長さの短い鎖55は
緊張しておもり56を上部フランジ41から浮せ、リミ
ットスイッチ53をオフになる。一方、長い鎖85はた
わんだままなのでリミットスイッチ83はオンのままで
ある。従って、蓋を吊り上げている間は、おもり86、
鎖85及びリミットスイッチ83にて「蓋有り」を確認
することができる。
【0019】以上に述べた取鍋脱着装置の作用を次に説
明する。図1において、鍋蓋40の被せられた取鍋47
を取鍋台車43にて水平に移動し、当該鍋蓋脱着装置1
の下方に位置させる(図8(a)矢印参照)。取鍋台
車43は図示せぬ位置決めセンサやブレーキシステム
(例えば、段階的にブレーキを効かせる。)にて数mm
〜数十mm(例えば20mm)の精度で停止させること
ができる。
【0020】図8(a)〜(d)は本発明に係る取鍋脱
着装置の標準的作動説明図である。(a)は4個(図に
おいて前後左右)のトング28…が上限(又は待機)位
置にあることを示す。上限位置(又は待機)位置は昇降
フレーム20を電動ホイスト11で上昇させ、サブワイ
ヤ71及びその先端のおもり72を介してトング上限位
置検出センサ73を蹴らせることにより決定する。具体
的にはセンサ73の検知信号によりモータ12を停止す
る。すなわち、本実施例では上記のサブワイヤ71、お
もり72及びトング上限位置検出センサ73で、トング
上限位置検出機構70を構成する。ただし、センサ73
は図示せぬブラケットにて架構2に固着されている。
【0021】(b)はトング28…の下降動作を示し、
モータ12にてワイヤドラム13を回動して、トング2
8…を下降させたものである。(c)はトング28…を
閉限位置へ移動した状態を示す。この(c)及び前記
(b)の作動は図6(b)で説明した通りである。
(d)は鍋蓋40の吊り上げ動作を示し、モータ12に
てワイヤドラム13を巻上げ側に回動することで、トン
グ28…にて鍋蓋40を吊り上げ、取鍋47から分離す
る。なお、この際のモータ12の停止は、上限位置検出
センサ73の検知信号によるか、あるいはタイマ、モー
タの回転数若しくは昇降フレーム20の高さ位置検出モ
ニタ(図示せず)など何れの手段によってもよい。
【0022】図8(a)〜(d)で鍋蓋40の開放操作
を説明したが、鍋蓋40の閉操作、すなわち鍋蓋40を
取鍋47に被せる操作は、図8(d)→(c)→(b)
→(a)の順で実施すればよい。
【0023】図9(a),(b)は本発明に係る傾斜し
た鍋蓋に関する作用説明図であり、図6(b)の9矢視
図に相当する(但し変形例)。図9(a),(b)にお
いて、添え字Lは左、Rは右を示し説明の便利のために
付した。取鍋47は溶鋼を取扱うものであるから、地金
75が上縁に付着することがままある。鍋蓋着脱装置1
は、このような地金75の付着にも十分に対応できるこ
とを以下に説明する。(a)は取鍋47の上縁の一部に
地金75が付着しているために、鍋蓋40が角度θだけ
傾斜した状態で被せられていることを示す。この鍋蓋4
0を開けるために昇降フレーム20を下ろすと、上部フ
レーム41Lが上部フレーム41Rより高位置にあるた
めに、上部フレーム41Lにおもり56Lが当接し、リ
ミットスイッチ53Lを「オン」にし、電動ホイスト1
1Lを停止する。一方、向って右のおもり56Rはまだ
上部フレーム41Rに当接していないので、右の電動ホ
イスト11Rは下降動作を継続する。
【0024】(b)は右のおもり56Rが上部フレーム
41Rに当接し、リミットスイッチ53Rを「オン」に
し、電動ホイスト11Rを停止したことを示す。これ
で、2基の電動ホイスト11L,11Rがともに停止
し、吊られた昇降フレーム20は鍋蓋40と同様に角度
θだけ傾斜し、結果的に左右のトング28L,28Rは
ともにほぼ同一寸法d,dだけ上部フレーム41L,4
1Rにラップしたことになる。この後に、リミットスイ
ッチ53Lとリミットスイッチ53Rのアンド信号によ
りトング28L,28Rを閉限位置へ移動する。従っ
て、かなりの程度鍋蓋40が傾斜したとしても、この傾
斜に昇降フレーム20を合わせることができるので、ト
ング28L,28Rが「掴み損い」という不都合の発生
する心配はない。
【0025】尚、本実施例で説明した位置センサはリミ
ットスイッチが好適であるが、これに限るものではな
く、近接スイッチ、光電子スイッチなどの位置検出スイ
ッチであれば種類は問わない。また、本実施例では架構
2を直接基礎45に固着したが、適当なフレームを介し
て、すなわち間接的に架構2を基礎45に固着してもよ
い。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の鍋蓋脱着装置は、取鍋の上方を跨ぐよ
うに水平に渡され直接又は間接的に基礎に強固に取付け
られた架構と、この架構に取付けられた2基の電動ホイ
ストと、これらの電動ホイストで吊られた横長の昇降フ
レームと、この昇降フレームに取付けられたトング開閉
機構と、前記トング開閉機構で開閉されて鍋蓋の上部フ
レームを把持する2組のトングとからなり、鍋蓋を水平
方向へ移動させる機構を含まないので、鍋蓋脱着装置を
簡単な構造にでき、十分に小型に構成できる。
【0027】更には、電動ホイストを2基とし、これら
に各々トング下限位置検出機構を付設したことにより、
昇降フレームを傾斜させることが可能となり、傾斜した
鍋蓋をも確実に脱着することができ、装置運転者の負担
を大いに軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鍋蓋脱着装置の斜視図
【図2】本発明に係る鍋蓋脱着装置の要部斜視図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】本発明に係るトング下限位置検出機構の構成図
兼作用図
【図5】本発明に係る蓋検出機構の構成図兼作用図
【図6】本発明に係るトング水平位置検出機構の構成図
兼作用図
【図7】本発明に係る蓋検出機構の作用図
【図8】本発明に係る取鍋脱着装置の標準的作動説明図
【図9】本発明に係る傾斜した鍋蓋に関する作用説明図
【符号の説明】
1…鍋蓋脱着装置、2…架構、10…ホイスト機構、1
1…電動ホイスト、13…ワイヤドラム、20…昇降フ
レーム、25,25L,25R…カー、28,28L,
28R…トング、30…トング開閉機構、31…スクリ
ュー、36…モータ、40…鍋蓋、41,41L,41
R…上部フレーム、43…取鍋台車、45…基礎、47
…取鍋、50…トング下限位置検出機構、60…トング
水平位置検出機構、70…トング上限位置検出機構、7
5…地金。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−75166(JP,A) 実開 昭58−4273(JP,U) 実開 昭52−123972(JP,U) 実開 昭64−20956(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 41/00 B22D 41/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取鍋の上方を跨ぐように水平に渡され直
    接又は間接的に基礎に強固に取付けられた架構と、この
    架構に取付けられた2基の電動ホイストと、これらの電
    動ホイストで吊られた横長の昇降フレームと、この昇降
    フレームに取付けられたトング開閉機構と、前記トング
    開閉機構で開閉されて鍋蓋の上部フレームを把持する2
    組のトングとからなる鍋蓋脱着装置において、 前記昇降フレームから鍋蓋の上部フレームまでの距離が
    所定の距離になるまで前記電動ホイストの下降動作を継
    続させることで、鍋蓋に対する前記トングの下限位置を
    決定するトング下限位置検出機構を、前記昇降フレーム
    の両端に各々設け、一方のトング下限位置検出機構で一
    方の電動ホイストの下降動作を制御し、他方のトング下
    限位置検出機構で他方の電動ホイストの下降動作を制御
    することで、傾いた鍋蓋に平行になるように昇降フレー
    ムを傾けることができるようにしたことを特徴とする
    蓋脱着装置。
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