JPS5817029Y2 - 吊荷の振れ止め装置 - Google Patents
吊荷の振れ止め装置Info
- Publication number
- JPS5817029Y2 JPS5817029Y2 JP1978118048U JP11804878U JPS5817029Y2 JP S5817029 Y2 JPS5817029 Y2 JP S5817029Y2 JP 1978118048 U JP1978118048 U JP 1978118048U JP 11804878 U JP11804878 U JP 11804878U JP S5817029 Y2 JPS5817029 Y2 JP S5817029Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide frame
- suspended
- trolley
- rest device
- slide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ロープで吊荷を吊り下げた横行トロすが減速
停止する際に、慣性によって吊荷が振れないようにした
吊荷の振れ止め装置に関するものである。
停止する際に、慣性によって吊荷が振れないようにした
吊荷の振れ止め装置に関するものである。
横行トロリよりロープで吊り下げた吊荷が減速停止する
際、慣性によって振れないようにするため、従来におい
てはガーダ−ブーム上に２台の横行トロリを一定の距離
を隔てて設け、２台の横行トロリよりそれぞれ垂下した
ロープによって１個の吊荷を吊り下げ、横から見てロー
プがＶ字状になるようにして振れを防止していた。
際、慣性によって振れないようにするため、従来におい
てはガーダ−ブーム上に２台の横行トロリを一定の距離
を隔てて設け、２台の横行トロリよりそれぞれ垂下した
ロープによって１個の吊荷を吊り下げ、横から見てロー
プがＶ字状になるようにして振れを防止していた。
ところがこのような従来の方法では横行トロリを２台設
ける必要があるため設備費が高価になり、また２台の横
行トロリを同一速度で走行させなければならないため、
制御が困難である欠点があった。
ける必要があるため設備費が高価になり、また２台の横
行トロリを同一速度で走行させなければならないため、
制御が困難である欠点があった。
本考案はこのような欠点を改善し、１台の横行トロリで
吊荷の振れを防止できるようにしたもので、ガーダ−ブ
ームに沿って走行する１台の横行トロリと、該横行トロ
リ上に前記ガーダ−ブームと並行な方向に移動し得るよ
うに設けられたスライドフレームと、該スライドフレー
ムに取り付けられた吊り下げ用のロープと、前記スライ
ドフレームの移動を駆動するスライド駆動装置とを有す
ることを特徴とする吊荷の振れ止め装置を要旨とするも
のである。
吊荷の振れを防止できるようにしたもので、ガーダ−ブ
ームに沿って走行する１台の横行トロリと、該横行トロ
リ上に前記ガーダ−ブームと並行な方向に移動し得るよ
うに設けられたスライドフレームと、該スライドフレー
ムに取り付けられた吊り下げ用のロープと、前記スライ
ドフレームの移動を駆動するスライド駆動装置とを有す
ることを特徴とする吊荷の振れ止め装置を要旨とするも
のである。
次に本考案の一実施例を図について説明すると、第１図
ないし第３図において１はガーダ−ブームであって、１
台の横行トロリ２が車輪３を介して吊り下げられ、ガー
ダ−ブーム１に沿って走行するようになっている。
ないし第３図において１はガーダ−ブームであって、１
台の横行トロリ２が車輪３を介して吊り下げられ、ガー
ダ−ブーム１に沿って走行するようになっている。
横行トロリ２上には、車輪またはローラ４（第５図参照
）を介してスライドフレーム５が設けられていて、スラ
イドフレーム５は横行トロリ２上をガーダ−ブーム１と
並行な方向に移動できるようになっている。
）を介してスライドフレーム５が設けられていて、スラ
イドフレーム５は横行トロリ２上をガーダ−ブーム１と
並行な方向に移動できるようになっている。
スライドフレーム５と横行トロリ２との間には、第２図
ないし第４図、第６図に示すようにスライド駆動装置６
がガーダ−ブーム１と並行になるように取り付けられて
いる。
ないし第４図、第６図に示すようにスライド駆動装置６
がガーダ−ブーム１と並行になるように取り付けられて
いる。
スライド駆動装置６としては、油圧シリンダー、パワー
シリンダー等が使用され、横行トロリ２に設けである図
示しない運転室で操作ハンドルにより電気回路、油圧回
路等を切り換えることによってスライド駆動装置を作動
させると、横’ＩＴ トロＩＪ２上においてスライドフ
レーム５をガーダ−ブーム１と並行な方向に、強制的に
移動させることができる。
シリンダー等が使用され、横行トロリ２に設けである図
示しない運転室で操作ハンドルにより電気回路、油圧回
路等を切り換えることによってスライド駆動装置を作動
させると、横’ＩＴ トロＩＪ２上においてスライドフ
レーム５をガーダ−ブーム１と並行な方向に、強制的に
移動させることができる。
スライドフレーム５にはシーブ７が取り付けてあって、
シーブ７からは第１図に示すようにロープ８が垂下され
、吊具９によって吊荷（図示しない）を吊り下げること
ができるようになっている。
シーブ７からは第１図に示すようにロープ８が垂下され
、吊具９によって吊荷（図示しない）を吊り下げること
ができるようになっている。
上述した装置の吊具９に吊荷を取り付け、ロープ８で吊
り下げながら横行トロリ２をガーダ−ブーム１に沿って
走行させた後横行トロリ２を減速すると、ロープ８によ
って吊り下げられている吊具９および吊荷は、慣性によ
って進行方向に移動しようとする。
り下げながら横行トロリ２をガーダ−ブーム１に沿って
走行させた後横行トロリ２を減速すると、ロープ８によ
って吊り下げられている吊具９および吊荷は、慣性によ
って進行方向に移動しようとする。
このときスライド駆動装置６を作動させてスライドフレ
ーム５を横行トロリ２の進行方向に移動すると、ロープ
８を垂直状態に保つことができるようになる。
ーム５を横行トロリ２の進行方向に移動すると、ロープ
８を垂直状態に保つことができるようになる。
スライドフレーム５の移動速度、移動量等を荷役状態や
風等の気象条件に合わせて調整することにより、横行ト
ロリ２の停止後の吊荷の振れを無くすことができる。
風等の気象条件に合わせて調整することにより、横行ト
ロリ２の停止後の吊荷の振れを無くすことができる。
なおスライド駆動装置６の作動は、ロープ８に角度検出
器を取り付けてロープ８の振れ角度を検出し、これを電
気的指令に変えて吊具９、吊荷の振れに対して自動的に
作動させることもできる。
器を取り付けてロープ８の振れ角度を検出し、これを電
気的指令に変えて吊具９、吊荷の振れに対して自動的に
作動させることもできる。
本考案は以上説明したように、１台のトロリにより荷を
吊り下げるようにした簡単な装置で吊荷の振れを止める
ことができ、運転操作も容易となり、さらにスライドフ
レームの移動を吊荷の振れに対して自動的に作動させる
ようにすれば、コンテナクレーン横行速度をさらに増大
し、吊具とコンテナとの心合わせを迅速に行なってコン
テナ荷役の高速化を図ることができる。
吊り下げるようにした簡単な装置で吊荷の振れを止める
ことができ、運転操作も容易となり、さらにスライドフ
レームの移動を吊荷の振れに対して自動的に作動させる
ようにすれば、コンテナクレーン横行速度をさらに増大
し、吊具とコンテナとの心合わせを迅速に行なってコン
テナ荷役の高速化を図ることができる。
第１図は本考案の一実施例の側面図、第２図は第１図の
■−■線における平面図、第３図ないし第５図はそれぞ
れ第１図のＩ−１線、ＩＶ−ＩＶ線、■＝ｖ線より見た
正面図、第６図は第２図の■■線における側面図である
。 １・・・・・・ガーダ−ブーム、２・・・・・・横行ト
ロリ、５・・・・・・スライドフレーム、８・・・・・
・ロープ。
■−■線における平面図、第３図ないし第５図はそれぞ
れ第１図のＩ−１線、ＩＶ−ＩＶ線、■＝ｖ線より見た
正面図、第６図は第２図の■■線における側面図である
。 １・・・・・・ガーダ−ブーム、２・・・・・・横行ト
ロリ、５・・・・・・スライドフレーム、８・・・・・
・ロープ。
Claims (1)
- ガーダ−ブームに沿って走行する１台の横行十ロリと、
該横行トロリ上に前記ガーダ−ブームと並行な方向に移
動し得るように設けられたスライドフレームと、該スラ
イドフレームに取り付けられた吊り下げ用のロープと、
前記スライドフレームの移動を駆動するスライド駆動装
置とを有することを特徴とする吊荷の振れ止め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978118048U JPS5817029Y2 (ja) | 1978-08-29 | 1978-08-29 | 吊荷の振れ止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978118048U JPS5817029Y2 (ja) | 1978-08-29 | 1978-08-29 | 吊荷の振れ止め装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5535044U JPS5535044U (ja) | 1980-03-06 |
| JPS5817029Y2 true JPS5817029Y2 (ja) | 1983-04-06 |
Family
ID=29072027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978118048U Expired JPS5817029Y2 (ja) | 1978-08-29 | 1978-08-29 | 吊荷の振れ止め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5817029Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4420041Y1 (ja) * | 1965-07-26 | 1969-08-27 |
-
1978
- 1978-08-29 JP JP1978118048U patent/JPS5817029Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4420041Y1 (ja) * | 1965-07-26 | 1969-08-27 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5535044U (ja) | 1980-03-06 |
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