JPH0578365U - 溶鋼鍋用の付着地金除去設備 - Google Patents

溶鋼鍋用の付着地金除去設備

Info

Publication number
JPH0578365U
JPH0578365U JP1680092U JP1680092U JPH0578365U JP H0578365 U JPH0578365 U JP H0578365U JP 1680092 U JP1680092 U JP 1680092U JP 1680092 U JP1680092 U JP 1680092U JP H0578365 U JPH0578365 U JP H0578365U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molten steel
steel ladle
ladle
metal
carriage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1680092U
Other languages
English (en)
Inventor
孝教 小南
智 池永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP1680092U priority Critical patent/JPH0578365U/ja
Publication of JPH0578365U publication Critical patent/JPH0578365U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠隔操作によって、溶鋼鍋の天端に付着して
いる地金を、高能率でしかも地金屑を溶鋼鍋中の溶鋼に
脱落させることなく除去する。 【構成】 走行台車用軌道R1 の上を往復動自在に走行
する走行台車1aと、この走行台車1a上で走行台車用
軌道R1 と直交する方向に走行する横行台車1bとから
なる移動台車1に保温蓋着脱装置2と、溶鋼鍋Lの天端
1 に付着している地金6の除去屑を溶鋼鍋Lの外方に
移動させる方向に回転されるスクリューカッタ5aを有
するスクリューカッタ駆動装置5を昇降かつ旋回自在に
支持して、保温蓋着脱装置2で保温蓋Cを吊持して開蓋
し、スクリューカッタ駆動装置5を下降させて溶鋼鍋L
の天端L1 に沿って旋回させることにより、高能率でし
かも地金屑を溶鋼鍋中の溶鋼W中に脱落させることなく
除去することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は付着地金除去設備に係り、より詳しくは傾動させて滓を排滓するに際 して、溶鋼鍋の天端に付着した地金を、遠隔操作によって高能率で除去し得るよ うにした溶鋼鍋用の付着地金除去設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、溶鋼鍋は、溶鋼を例えば転炉から受鋼した後に傾動されて溶鋼 の上に溜まっている滓が滓鍋に排滓され、再び保温蓋で閉蓋されると共に、クレ ーン等によって吊持して所定の位置に運搬される。ところで、排滓に際して溶鋼 鍋の天端に滓や地金が付着して、閉蓋した保温蓋と溶鋼鍋の天端との間に隙間が 生じて保温効果が減じて溶鋼の温度を所定の温度範囲に維持することができなく なってしまうので、例えばエヤーブレーカやバールを用いて天端に付着している 地金を除去して、溶鋼鍋を隙間なく保温蓋で閉蓋し得るようにしている。
【0003】 一方、鍋精錬を行う溶鋼鍋の場合には、溶鋼鍋の内部を真空にするために脱ガ スを行っても真空不良になり、またアーク加熱装置で溶鋼鍋内の溶鋼を加熱する に際しては内部に大気(N2 ,O2 ,H2 )が吸入されるので、溶鋼が成分不良 となり、何れにしても地金付着に起因して生じる隙間が溶鋼の品質に悪影響を及 ぼしてしまうので、この場合にも上記の場合と同様に、エヤーブレーカやバール を用いて溶鋼鍋の天端に付着している地金を除去している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、保温蓋の着脱に対する機械化は従来より行われているものの、溶鋼 鍋の天端に付着した地金の除去作業は、上記のように、現在も作業者等の人手に たよっているのが現状である。このような作業は、溶鋼鍋に溶鋼が注湯されてい る状態で行われるため、熱暑で厳しい作業にならざるを得ないのに加えて、地金 除去作業能率が低劣であるという、地金除去作業の作業環境並びに地金除去作業 能率上の解決すべき課題がある他、除去された地金(酸化している)が溶鋼鍋中 の溶鋼に脱落して溶鋼の成分に悪影響を及ぼすという解決すべき課題もあった。
【0005】 従って、本考案の目的とするところは、遠隔操作によって機械的に溶鋼鍋の天 端に付着した地金を容易かつ高能率で、しかも溶鋼鍋中の溶鋼に脱落させるのを 防止しながら除去し得る溶鋼鍋用の付着地金除去設備を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、従来から実施されている遠隔操作によって操作される保温蓋着脱装 置に付着地金除去装置を付設すれば、熱暑環境下で除去作業を行うまでもなく、 遠隔操作によって容易にしかも高能率で、溶鋼鍋の天端に付着している地金を除 去することが可能になると知見してなしたものである。
【0007】 従って、本考案の請求項1に係る付着地金除去装置の特徴とするところは、水 平方向に移動作動される移動部材に、溶鋼鍋の保温蓋を吊上げ・吊下げる吊持部 材を昇降させる保温蓋着脱装置と、下方に突出する回転軸を有する駆動装置が昇 降自在に支持され、前記回転軸の端部に旋回アームが付設されると共に、該旋回 アームの先端において、溶鋼鍋の天端に押当てられる螺旋状の歯を備える一方、 該溶鋼鍋の天端から除去した地金を溶鋼鍋の外方に送り出す方向に回転されるス クリューカッタを有するスクリューカッタ駆動装置が水平軸心回りに揺動作動自 在に支持されてなる地金除去装置とを設けた構成にしたところにある。
【0008】 また、本考案の請求項2に係る付着地金除去装置の特徴とするところは、請求 項1記載の付着地金除去設備において、前記移動部材が、溶鋼鍋の外径より広い 間隔で、かつ該溶鋼鍋の高さよりも上方位置に敷設された軌道上を往復動自在に 走行する走行台車と、該走行台車の上において、該走行台車の走行方向と直交す る方向に敷設した軌道上に往復動自在に走行され、かつ前記保温蓋着脱装置と地 金除去装置とを支持する横行台車とからなる構成にしたところにある。
【0009】 また、本考案の請求項3に係る付着地金除去装置の特徴とするところは、請求 項1記載の付着地金除去設備において、前記移動部材が、溶鋼鍋の高さより上方 位置において垂直軸心回りに揺動される揺動アームの先端に付設されてなる構成 にしたところにある。
【0010】
【作用】
本考案の請求項1と2とに係る付着地金除去装置によれば、水平方向に移動さ れる移動部材が、溶鋼鍋の外径より広い間隔で、かつ該溶鋼鍋の高さよりも上方 位置に敷設された軌道上を往復動自在に走行する走行台車と、該走行台車の上に おいて、該走行台車の走行方向と直交する方向に敷設した軌道上に往復動自在に 走行され、かつ保温蓋着脱装置と地金除去装置とを支持する横行台車とからなる 構成であるため、先ず走行台車と横行台車とを移動させて溶鋼鍋に合わせ、保温 蓋着脱装置の吊持部材により保温蓋を吊上げると共に、地金除去装置を溶鋼鍋に 合わせるべく走行台車が移動される。
【0011】 次いで、駆動装置が下降され、かつスクリューカッタが溶鋼鍋の天端に付着し ている地金の表面に合うようにスクリューカッタ駆動装置が揺動されて、スクリ ューカッタが天端に押当てられると共に、スクリューカッタが回転されかつ駆動 装置により回転軸が回転されるが、スクリューカッタが溶鋼鍋の天端から除去し た地金を溶鋼鍋の外方に送り出す方向に回転されるので、地金の除去屑は溶鋼鍋 の外側方向に移動される。
【0012】 このようにして、溶鋼鍋の天端に付着している地金の除去作業が終了すると、 駆動装置が上昇されると共に、走行台車が再び移動されて保温蓋着脱装置の吊持 部材により保温蓋が下降され、そして溶鋼鍋を保温蓋で閉蓋した後にこの走行台 車は溶鋼鍋の上方位置から退避される。
【0013】 また、本考案の請求項1と3とに係る付着地金除去装置によれば、保温蓋着脱 装置と地金除去装置とを支持する支持部材は、揺動アームの揺動作動によって溶 鋼鍋の上方に移動される一方、溶鋼鍋の上方から退避されるが、保温蓋の着脱と 溶鋼鍋の天端に付着している地金の除去とは上記と同様に行われる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案に係る溶鋼鍋用の付着地金除去設備の実施例を、その平面図の図 1と、図1のA−A線断面図の図2と、図1のB−B線断面図の図3と、旋回ア ームの低速域旋回角度検出説明図の図4とをしながら説明すると、図に示す符号 R1 は、溶鋼鍋Lの外径よりも広い間隔で、かつ溶鋼鍋の高さよりも高い位置に 敷設されてなる走行台車用軌道R1 で、この走行台車用軌道R1 には後述する構 成になる移動部材としての移動台車1が往復動自在に配設されている。
【0015】 上記移動台車1は、走行台車用軌道R1 を走行する枠状の走行台車1aと、こ の走行台車1aの上に、走行台車軌道R1 と直交する方向に敷設されてなる横行 台車用軌道R2 上を、走行台車1aの上部端部に設けられた横行台車作動シリン ダ1cのロッドの伸縮によって往復作動され、かつ後述する構成になる保温蓋着 脱装置2と地金除去装置3とが付設される、横行台車1bとからなっている。
【0016】 なお、走行台車1aは、その車輪を支持する車輪軸に従動スプロケットが外嵌 され、この従動スプロケットと、走行台車1aに設けた台車駆動装置1dの出力 軸に外嵌されてなる駆動スプロケットとに跨がって掛装されてなるチェーン1e によって走行される構成である。
【0017】 先ず、上記保温蓋着脱装置2は、図3に示すように、梁部材2aが昇降機構に よって昇降自在に支持され、この梁部材2aの下側には水平軸心回りに回転され 、かつ両端部のそれぞれを2か所で支持する軸受部材2bの間において、保温蓋 Cのフック掛部C1 に係合される吊持部材としての吊フック2dを備えたフック 軸2cが設けられている。つまり、上記フック軸2cの回転によって、吊フック 2dが保温蓋Cのフック掛部C1 に係合し、またフック軸2cの逆回転によって 係合が解除されるものであって、周知の構成になるものである。
【0018】 次に、上記地金除去装置3は、図2と図3とに示すように、内壁側において上 下方向に配設されたガイド3bを有する枠体3aが、上側を横行台車1bの上方 に、また下側を下方にそれぞれ突出させた状態でこの横行台車1bに固着されて いる。そして、枠体3aの上端部には、トラニオンマウントタイプの駆動装置昇 降シリンダ3cがそのロッド側を下側にして垂直付設されてなる上部横梁3dが 架設されており、上記駆動装置昇降シリンダ3cのロッドの下端は、上記ガイド 3bに案内されて昇降される後述の構成になる駆動装置4に連結されている。
【0019】 上記駆動装置4は、下方に突出する回転軸4aを備えて、この回転軸4aの先 端に、図2と3とにおいて斜め下方に延びる旋回アーム4bが付設されている。 また、上記旋回アーム4bの先端には、後述する構成になるスクリューカッタ 駆動装置5が水平軸心回りに揺動可能に支持されており、この旋回アーム4bと スクリューカッタ駆動装置5とに跨がってカッタ揺動シリンダ4cが架設されて いる。つまり、上記スクリューカッタ駆動装置5は、カッタ揺動シリンダ4cの ロッドの伸縮作動によって、上記旋回アーム4bの先端において水平軸心回りに 揺動される構成になっている。
【0020】 さらに、上記スクリューカッタ駆動装置5は、図1に示すように、回転軸4a の回転中心をとおる軸線と、その回転中心をとおる軸線とのなす角度が30°に 設定されると共に、外周に螺旋状の切刃が周設され、かつ反揺動支持側の端面に 付設されてなる電動機5bによって、除去された地金6の地金屑を電動機5b側 に移動させる方向に回転されるスクリューカッタ5aを下側に有してなる構成に なっている。
【0021】 以下、上記構成になる付着地金除去設備の作用態様を説明すると、先ずクレー ン等により、保温蓋Cで閉蓋されてなる排滓後の溶鋼鍋Lが吊持されて、走行台 車用軌道R1 の間に横持ちされて移動されると、台車駆動装置1dの駆動によっ て走行台車1aが溶鋼鍋Lの上方に移動されると共に、横行台車1bが横行台車 作動シリンダ1cによって作動されて、溶鋼鍋Lと保温蓋着脱装置2の位置合わ せが行われる。
【0022】 次いで、保温蓋着脱装置2の梁部材2aが下降され、フック軸2cの回転によ り吊フック2dが、保温蓋Cのフック掛部2dに係合されると、梁部材2aが上 昇されると共に、今度は台車駆動装置1dの駆動によって走行台車1aが移動さ れると共に、溶鋼鍋Lと地金除去装置3の位置合わせが行われる。
【0023】 このようにして、溶鋼鍋Lと地金除去装置3の位置合わせが終了すると、駆動 装置昇降シリンダ3cのロッドが伸長されて駆動装置4が下降され、カッタ揺動 シリンダ4cのロッドが伸縮作動されることによりスクリュカッタ5aと溶鋼鍋 Lの天端L1 に沿うように揺動され、電動機5bの駆動によってスクリュカッタ 5aが回転される一方、駆動装置4が駆動されて旋回アーム4bが回転される。
【0024】 この場合、天端L1 に付着している地金6の付着量が多い位置、つまり地金付 着層が厚い位置では旋回アーム4bが低速回転で回転され、また地金付着層が薄 い位置では旋回アーム4bの回転速度が速められるようになっている。つまり、 地金付着層の厚さの相違により旋回アーム4bの回転速度を加減するには、図4 に示すように、旋回アーム4bは地金付着量の多いA部の低速旋回域を低速旋回 するが、a点に旋回アーム4bが来ると、LS1 によりその位置が検出されて低 速になり、A部の低速旋回域を低速旋回し、そしてb点のLS2 によって旋回ア ーム4bの低速旋回域終了を検出して高速旋回に戻るように構成にすれば良い。
【0025】 このようにして、溶鋼鍋Lの天端L1 に付着している地金6が除去されるが、 天端L1 に付着している地金6を除去するスクリユーカッタ5aは、上記したよ うに、回転軸4aの回転中心をとおる線と、その回転中心をとおる線とのなす角 度が30°に設定されると共に、除去された地金屑を電動機5b側に移動させる 方向に回転されるので、溶鋼鍋L内に注湯されている溶鋼W中への地金屑の脱落 量が少なくなる。
【0026】 上記旋回アーム4bが1回転されて、天端L1 に付着している地金6の除去作 業が終了すると、スクリューカッタ5aと旋回アーム4bの回転とが停止され、 駆動装置昇降シリンダ3cのロッドが縮小作動されてスクリューカッタ駆動装置 5が上昇されると共に、移動台車1を移動させることによって保温蓋着脱装置2 と溶鋼鍋Lとの位置合わせが行われる。
【0027】 そして、保温蓋着脱装置2により保温蓋Cが下降されて保温蓋Cの下面が溶鋼 鍋Lの天端L1 に載置されると、フック軸2cが回転されて吊フック2dとフッ ク掛部C1 との係合が解除され、次いで梁部材2aが上昇されると共に、移動台 車1が溶鋼鍋Lの上方位置から退避させられることになる。
【0028】 勿論、図示省略しているが、上記したような移動台車1、保温蓋着脱装置2並 びに地金除去装置3のそれぞれの作動は、付着地金除去設備の外方に設けた操作 装置によって遠隔操作されるようになっており、従ってこれによって作業者等が 熱暑部位に立ち入る必要がなくなる。
【0029】 なお、以上では、移動台車1によって保温蓋着脱装置2と地金除去装置3とが 支持されてなる例を説明したが、作業床に支柱を立設し、この支柱により旋回フ レームを旋回作動自在に支持すると共に、この旋回フレームの先端において保温 蓋着脱装置2と地金除去装置3とが付設された移動部材を支持してなる構成にし たとしても、上記旋回フレームの旋回作動によって溶鋼鍋Lに保温蓋着脱装置2 と地金除去装置3との位置を合わせ得る一方、これら保温蓋着脱装置2と地金除 去装置3とを溶鋼鍋Lの上方から退避させることができるので、このような構成 例もまた上記実施例と同等の効果を発揮することができる。
【0030】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案に係る付着地金除去設備によれば、水平方向に移 動される移動部材を移動させて、保温蓋着脱装置と溶鋼鍋の位置合わせを行って 保温蓋を着脱することができ、そして再び移動部材を移動させて、地金除去装置 と溶鋼鍋の位置合わせを行って、地金除去装置の駆動装置を下降させ、かつスク リューカッタが溶鋼鍋の天端に付着している地金の表面に合うようにスクリュー カッタ駆動装置が揺動させ、スクリューカッタが天端面に押当てられると共に、 スクリューカッタが回転されかつ駆動装置により回転軸が回転され、スクリュー カッタが溶鋼鍋の天端から除去した地金を溶鋼鍋の外方に送り出す方向に回転さ れるので、自動的に極めて容易に、しかも除去した地金の除去屑を溶鋼鍋に脱落 させることなく溶鋼鍋の天端に付着している地金を除去することができる。 そのため、従来のような熱暑における厳しい作業が不要になると共に、地金除 去作業能率が大幅に向上するので、天端に付着している地金除去作業の作業環境 の向上、地金除去作業能率上の向上並びに溶鋼製品の品質の向上に対して極めて 多大な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る付着地金除去設備の平面
図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】旋回アームの低速域旋回角度検出説明図であ
る。
【符号の説明】
1…移動台車、1a…走行台車、1b…横行台車、1c
…横行台車作動シリンダ、1d…台車駆動装置、1e…
チェーン、2…保温蓋着脱装置、2a…梁部材、2b…
軸受部材、2c…フック軸、2d…吊フック、3…地金
除去装置、3a…枠体、3b…ガイド、3c…駆動装置
昇降シリンダ、3d…上部横梁、4…駆動装置、4a…
駆動装置の回転軸、4b…旋回アーム、4c…カッタ揺
動シリンダ、5…スクリューカッタ駆動装置、5a…ス
クリューカッタ、5b…電動機、6…地金、C…保温
蓋、C1 …フック掛部、L…溶鋼鍋、L1 …溶鋼鍋の天
端、R1 …走行台車用軌道、R2 …横行台車用軌道、W
…溶鋼。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に移動作動される移動部材に、
    溶鋼鍋の保温蓋を吊上げ・吊下げる吊持部材を昇降させ
    る保温蓋着脱装置と、下方に突出する回転軸を有する駆
    動装置が昇降自在に支持され、前記回転軸の端部に旋回
    アームが付設されると共に、該旋回アームの先端におい
    て、溶鋼鍋の天端に押当てられる螺旋状の歯を備える一
    方、該溶鋼鍋の天端から除去した地金を溶鋼鍋の外方に
    送り出す方向に回転されるスクリューカッタを有するス
    クリューカッタ駆動装置が水平軸心回りに揺動作動自在
    に支持されてなる地金除去装置とを設けたことを特徴と
    する溶鋼鍋用の付着地金除去設備。
  2. 【請求項2】 前記移動部材が、溶鋼鍋の外径より広い
    間隔で、かつ該溶鋼鍋の高さよりも上方位置に敷設され
    た軌道上を往復動自在に走行する走行台車と、該走行台
    車の上において、該走行台車の走行方向と直交する方向
    に敷設した軌道上に往復動自在に走行され、かつ前記保
    温蓋着脱装置と地金除去装置とを支持する横行台車とか
    らなる請求項1記載の溶鋼鍋用の付着地金除去設備。
  3. 【請求項3】 前記移動部材が、溶鋼鍋の高さより上方
    位置において垂直軸心回りに揺動される揺動アームの先
    端に付設されてなる請求項1記載の溶鋼鍋用の付着地金
    除去設備。
JP1680092U 1992-03-27 1992-03-27 溶鋼鍋用の付着地金除去設備 Pending JPH0578365U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1680092U JPH0578365U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 溶鋼鍋用の付着地金除去設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1680092U JPH0578365U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 溶鋼鍋用の付着地金除去設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0578365U true JPH0578365U (ja) 1993-10-26

Family

ID=11926234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1680092U Pending JPH0578365U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 溶鋼鍋用の付着地金除去設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0578365U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100621929B1 (ko) * 2005-04-28 2006-09-15 주식회사 포스코 용강 래들의 슬래그 파쇄장치
KR100902823B1 (ko) * 2002-10-04 2009-06-12 주식회사 포스코 래들 상부의 부착 지금 제거장치
KR20210151535A (ko) 2020-06-05 2021-12-14 주식회사 포스코 운반장치 및 운반방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6021633A (ja) * 1983-07-18 1985-02-04 Akiyufueezu Kk 受信回路
JPH03111488A (ja) * 1989-09-25 1991-05-13 Tokyo Gas Co Ltd コークス炉炉蓋底部掃除装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6021633A (ja) * 1983-07-18 1985-02-04 Akiyufueezu Kk 受信回路
JPH03111488A (ja) * 1989-09-25 1991-05-13 Tokyo Gas Co Ltd コークス炉炉蓋底部掃除装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100902823B1 (ko) * 2002-10-04 2009-06-12 주식회사 포스코 래들 상부의 부착 지금 제거장치
KR100621929B1 (ko) * 2005-04-28 2006-09-15 주식회사 포스코 용강 래들의 슬래그 파쇄장치
KR20210151535A (ko) 2020-06-05 2021-12-14 주식회사 포스코 운반장치 및 운반방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2010122900A1 (ja) 取鍋搬送台車
CN110923601B (zh) 加锌装置及自动加锌锭系统
JPH0578365U (ja) 溶鋼鍋用の付着地金除去設備
JP2009285689A (ja) 鍋蓋搬送装置
US4599967A (en) Vessel nozzle cleaning apparatus and methods
JPH0810938A (ja) 取鍋の付着物除去装置
CN112501531B (zh) 一种快速离心镀锌件的自动化设备及其工作方法
JPH08164470A (ja) 鍋蓋脱着装置
CN212244718U (zh) 一种包盖的开合机构
CN211199371U (zh) 加锌装置及自动加锌锭系统
CN209792588U (zh) 一种具有过滤功能的金属加工装置
JPH09314316A (ja) 溶鋼鍋内の付着物除去方法
CN218168645U (zh) 一种多功能球化系统
CN214443053U (zh) 一种浇包铝液自动捞渣装置
JPH06174380A (ja) 除滓装置付溶解炉
JPH09271933A (ja) 溶湯搬送装置
JPH0528553U (ja) 自動排滓設備
JPS59202159A (ja) 溶鋼取鍋の鍋蓋脱着装置
JPS6236838Y2 (ja)
RU2033895C1 (ru) Установка для заливки металла в литейные формы
JPH024775Y2 (ja)
JPH0335479Y2 (ja)
CN114212679A (zh) 一种带有可旋转小车的冶金专用起重机
JPH059753U (ja) 溶鋼鍋スラグラインのノロ地金除去装置
JP2560093Y2 (ja) 連続鋳造設備の排滓装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980512