JP3010924U - 組立式収納ケース - Google Patents

組立式収納ケース

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JP3010924U
JP3010924U JP1994013728U JP1372894U JP3010924U JP 3010924 U JP3010924 U JP 3010924U JP 1994013728 U JP1994013728 U JP 1994013728U JP 1372894 U JP1372894 U JP 1372894U JP 3010924 U JP3010924 U JP 3010924U
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JP
Japan
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vertical
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JP1994013728U
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剛 加藤
万紀 草刈
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Iris Ohyama Inc
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Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用途や設置場所に応じて単独或いは連結して
使用できる組立式収納ケースを提供する。 【構成】 底板2の後部枠上に、2つの垂直要素34と
当該垂直要素間を結合する水平要素35とからなる連結
部材33のいずれか一方の垂直要素の水平方向への移動
を規制する結合孔29を形成する。別の底板2に形成さ
れた結合手段により前記連結部材33の他方の垂直要素
34の水平方向への移動を規制することで、2つの組立
式収納ケースの背面同士が対峙して連結される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は複数の部材によって組み立てられる組立式収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、衣類などを整理する収納ケースには、例えば、図14に示すような組立 式整理ケース50が案出されている(実開平2−82929号公報参照)。該組 立式整理ケース50は、合成樹脂性であり、複数の部材により組み立てられるフ レームと、組み立てられたフレーム内に収容される引き出し51、・・・とによ り構成されている。前記フレームを構成する各部材は、複数の貫通穴52、・・ ・を有した底板53、棚板54、天板55と、各板53、54、55を連結する 複数の支柱56、・・・と、前記天板55の貫通穴52、・・・に挿入される止 部材57、・・・と、底板53に取り付けられる複数の保持具58、・・・とか らなる。
【0003】 前記支柱56は、前記貫通穴52より大きな外形寸法の筒状であり、下端には 前記貫通穴52より小さな外形寸法の挿入部56aが形成されている。一方、前 記止部材57の下端には、前記支柱56に内嵌する内嵌部57aが形成されてお り、また前記保持具58には、支柱56の挿入部56aが挿入される挿入口58 aが設けられている。
【0004】 前記フレームを組み立てる際には、底板53の貫通穴52、・・・に下段の支 柱56、・・・の挿入部56a、・・・を貫通させ、保持具58、・・・をこの 挿入部56aに嵌合させて各支柱56、・・・を底板53に固定する。そして、 この支柱56、・・・上に棚板54を乗せ、上段の支柱56、・・・の挿入部5 6aを棚板54の貫通穴52、・・・に貫通させるとともに、下段の支柱56、 ・・・に挿入させ、上段の支柱56、・・・を固定する。最後に、この上段の支 柱56、・・・上に天板を乗せ、前記止部材57、・・・の内嵌部57aを上段 の支柱56、・・・に内嵌させて固定する。このような組み立て作業を行うこと により、フレームを完成させることができるように構成されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このように構成された組立式整理ケースにあっては、引き出し51、・・・を 底板53と棚板54との間と、棚板54と天板55との間の前後からそれぞれ一 個づつ配して、前後方向から出し入れするようになっている。例えば、この整理 ケース50を部屋の片隅に置いた場合には、横向き、縦向きともに一方の引き出 し51、・・を引き出せないことを招く。
【0006】 本考案はこのような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、用途や 設置場所に応じて単独或いは連結して使用できる組立式収納ケースを提供するこ とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本考案にあっては、開口部を有するように枠状に形 成された複数の棚部材と、前記棚部材間を離間して結合するための、前記開口部 に切離し可能な連結部を介して前記棚部材と一体的に形成されるとともに、断面 がU字状あるいはコ字状などの前記棚部材の厚み方向に開口する形状を有する支 柱と、離間された前記棚部材間に引き出し自在に収容される引き出しとからなる 組立式収納ケースにおいて、前記棚部材の後部に、2つの垂直要素と当該垂直要 素間を結合する所定の長さを有する水平要素とからなる別対の連結部材のいずれ か一方又は他方の垂直要素の水平方向への移動を規制する結合手段を形成した。
【0008】
【作用】
棚部材の後部に形成された結合手段により別体の連結部材の一方の垂直要素の 水平方向への移動を規制し、別の棚部材に形成された結合手段により前記連結部 材の他方の垂直要素の水平方向への移動を規制することで、2つの組立式収納ケ ースの背面同士が対峙して連結される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図にしたがって説明する。図1に示すように、本実 施例に於ける組立式収納ケース1は、長方形板状の底板2、棚板3、3及び天板 4と、各板2、3、3、4を離間させて結合する支柱5、・・・と、各板2、3 、3、4の間に収容される引き出し6(1つのみ実施)とにより構成されている 。
【0010】 前記底板2及び前記棚板3、3は同形状であり、長方形状の板材からなり、図 2にも示すように、左右及び後縁部には上方に膨出した膨出部2a、3aが形成 されていると共に、長尺方向に2分された2ヵ所に長方形状の開口部7、7を有 する枠状に形成されている。また、両板2、3の周縁及び開口縁には、下方に折 り返された補強リブ8が全周に形成されており、両板2、3の四隅には、前記支 柱5の端部が内嵌する取付穴9、・・・が設けられている。
【0011】 一方、前記支柱5は、図3にも示すように、長さ方向に対する垂直断面が一方 向に開口するコ字状の支柱本体10を有しており、支柱本体10の上面には、前 記取付穴9に下方より内嵌する上嵌合部11が一体形成されている。上嵌合部1 1もまた垂直断面がコ字状であって、その上縁には内側に向かって突出する係合 爪12が形成されている。また、支柱5の下面には、前記取付穴9に上方より内 嵌する下嵌合部13が一体的に形成されており、該下嵌合部13も、支柱本体1 0と同じ方向に開口する垂直断面コ字状に形成されている。そして、下嵌合部1 3の下面には、前記上嵌合部11に内嵌可能な第二嵌合部14がさらに突設され ている。この第二嵌合部14は、図4にも示すように、垂直断面がコ字状であっ て、前記係合爪12が係合可能な係合穴15が設けられている。
【0012】 前記した支柱5、...は、4本づつ、底板2及び棚板3、3に夫々一体的に 成型されている。詳しくは、図5から図7に示すように、支柱5の長さ方向にて 対向する2ヵ所の部位、すなわち前記係合爪12及び第2嵌合部14が、これら より十分に細く切離し可能な連結部16によって、開口部7の開口縁に結合され ている。また、断面コ字状に形成された支柱5は、その開口方向が前記底板2、 あるいは棚板3の厚み方向と一致するように形成されている。
【0013】 また、前記引き出し6は、引き出し本体17と該引き出し本体17の前面を形 成する引き出し前部18とにより形成されている(図1参照)。
【0014】 なお、本実施例における組立式収納ケース1には、底板2と支柱5とを結合す るために用いられる、図8に示すような脚キャップ19が付属されている。すな わち、脚キャップ19は、前記取付穴9に下方より内嵌する上嵌合部11と同形 状の嵌合部20と、この嵌合部20の基端部一体的に形成された取付穴9より大 きな断面形状を有する底板21とから構成されている。また、脚キャップ19の 前記底板21の中央部に、これを貫通する取付孔22を形成する筒状の取付部2 3が突出されており、脚キャップ19の底面には、取付部23に嵌挿される嵌挿 部24を有するゴムキャップ25や自在方向キャスター26が選択的に装着でき るようになっている。さらに、図9に示すように底板2の底面には、取付穴9に 隣接してキャスター取付片27、27が形成されており、付属の一方向キャスタ ー28を取付片27、27に回動自在に軸止することもできる。
【0015】 ここで、図2及び図10に示すように、図前記した底板2、及び棚板3、3の 後側膨出部2a、3aの両端部付近には、垂直方向に貫通する本考案の結合手段 としての結合孔29が形成されている。この結合孔29は、直径L1を有する大 径円孔30と直径M1を有する小径円孔31と、それらの接点を結ぶ幅がSとな るようにそれらの中心を軸方向に離間した状態で形成された弾性変形部32とか ら構成されている。
【0016】 また、図11に示すように、前記結合孔29に着脱自在に嵌挿される連結部材 33は、2つの垂直要素34、34とこれら垂直要素34、34を結合する水平 要素35とから構成されている。垂直要素34、34は、前記大径円孔30の直 径L1よりも小さく小径円孔31の直径M1よりも大きな直径L2を有する大径 円筒部36と、小径円孔31の直径M1よりも若干小さく前記Sよりも大きな直 径M2を有し、かつ垂直方向長さが両板2、3、3の板厚より大きい小径円筒部 37とから構成される。また、水平要素35は、垂直要素34、34の小径円筒 部37の中心間を所定の間隔をもって結合する橋絡部38と、軸線方向に延在す るリブからなる取っ手部39とから構成される。前記所定の間隔は、図10に示 された小径円孔31の中心から両板2、3、3の背部までの距離Tの2倍よりも 若干大きく設定されている。
【0017】 以上に説明してきた組立式収納ケース1を組み立てる際には、前記した支柱5 、・・・を底板2、及び棚板3、3から切り離して、両板2、3、3の四隅形成 された取付穴9に支柱5、・・・を嵌合する一方、引き出し本体17と引き出し 前面部18を結合して引き出し6を形成し、支柱5、・・・により離間して形成 された空間にこの引き出し6を収容して組立式収納ケース1が完成する。
【0018】 このように構成された組立式収納ケース1同士を連結する際には、図12に示 すように、底板2、2の後部同士を合わせ(図には一方の端部のみを示す)、図 に矢印Aで示すように大径円孔30、30に、連結部材33の大径円筒部36、 36を挿入する。挿入された連結部材33は、橋絡部38が底板2、2の後側膨 出部2a、2a上に衝当するため下方向への移動を規制される。次に、連結部材 33を矢印B方向に移動させると、弾性変形部32が変形して小径円筒部37、 37が小径円孔31、31内に緩く圧入される。図示はしないが、他方の端部も 同様に連結される。
【0019】 よって、連結部材33の2つの垂直要素34、34がそれぞれ別の組立式収納 ケースの係合孔29、29によって水平方向への移動が規制されることから、そ の結果2台の組立式収納ケース1が連結されることとなる。
【0020】 したがって、2台の組立式収納ケース1は、背面同士を突き合わせた状態で連 結され、例えば押し入れなどに収納した場合には、前側に位置する組立式収納ケ ースを現在使用している或いは使用する可能性の高い衣類等を収納するために使 用し、後側に位置する組立式収納ケースを現在使用する可能性の低いもの或いは 次の季節で使用する衣類等を収納することができる。そして、前後を切り替える 際には、前側の組立式収納ケースを引き出すだけで後側の組立式収納ケースも引 き出されるため、2台の組立式収納ケースを同時に移動でき、切り替え作業が非 常に簡単になる。
【0021】 また、フロアーに置いて使用する際には、一般的に又本実施例の組立式収納ケ ースは1台で十分な収納容量を得ることができるため、単独で使用すれば良く、 その場合には連結部材を取り外すだけで良い。したがって、フロアーの如何なる 位置に設置しても引き出し操作を容易に行えることから、従来にあった不具合を 解消でき、フロアーを有効的に使用できる。
【0022】 なお、本考案の結合手段及び連結部材は上記したものに限定されるものではな く、図13に示すように、底板2の後側膨出部2aに垂直方向に貫通する結合孔 39を長手方向に穿設し、この結合孔39に嵌挿する垂直要素をもつ断面コ字状 の連結部材40を用いても同様の作用、効果を奏する。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の組立式収納ケースにあっては、別の組立式収納 ケースを連結できることから、例えば押し入れの有効活用を考えた場合、2台の 組立式収納ケースを並列に収容することが考えられ、この場合でも、連結されて いることから同時に移動でき、そのための作業の煩雑さを解消できる。また、フ ロアー等で使用したい場合には、単独で設置したほうがよい場合もあり、そのよ うな場合であっても連結部材を外すだけで要望に応じることができる。したがっ て、用途や設置場所に応じて単独或いは連結して組立式収納ケースを使用するこ とができ、使用者の要望に応じて自由に選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す組立式収納ケースの分
解斜視図である。
【図2】同実施例の底板或いは棚板を示す斜視図であ
る。
【図3】同実施例の底板或いはは棚板と支柱との関係を
説明するための部分分解斜視図である。
【図4】図3の矢視図である。
【図5】同実施例の底板あるいは棚板を示す部分平面図
である。
【図6】図5のB−B断面図である。
【図7】図5のC−C断面図である。
【図8】付属される脚キャップの説明図である。
【図9】同実施例の底板の裏面を示す部分斜視図であ
る。
【図10】同実施例の結合孔を拡大して示す部分平面図
である。
【図11】付属される結合手段を示す、(a)は平面
図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図12】同実施例の組立式収納ケースの連結手順を説
明するための部分斜視図である。
【図13】本考案の他の実施例を説明するための部分斜
視図である。
【図14】従来の組立式整理ケースを示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 組立式収納ケース 2 底板 3 棚板 4 天板 5 支柱 6 引き出し 7 開口部 16 連結部 29 結合孔(結合手段) 33 連結部材 34 垂直要素 35 水平要素

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を有するように枠状に形成された複
    数の棚部材と、 前記棚部材間を離間して結合するための、前記開口部に
    切離し可能な連結部を介して前記棚部材と一体的に形成
    されるとともに、断面がU字状あるいはコ字状などの前
    記棚部材の厚み方向に開口する形状を有する支柱と、 離間された前記棚部材間に引き出し自在に収容される引
    き出しとからなる組立式収納ケースにおいて、 前記棚部材の後部に、2つの垂直要素と当該垂直要素間
    を結合する所定の長さを有する水平要素とからなる別体
    の連結部材の一方又は他方の前記垂直要素の水平方向へ
    の移動を規制する結合手段を形成したことを特徴とする
    組立式収納ケース。
JP1994013728U 1994-11-08 1994-11-08 組立式収納ケース Expired - Lifetime JP3010924U (ja)

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