JP3010711B2 - 加工治具 - Google Patents

加工治具

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JP3010711B2
JP3010711B2 JP2253979A JP25397990A JP3010711B2 JP 3010711 B2 JP3010711 B2 JP 3010711B2 JP 2253979 A JP2253979 A JP 2253979A JP 25397990 A JP25397990 A JP 25397990A JP 3010711 B2 JP3010711 B2 JP 3010711B2
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哲哉 矢野
実 今井
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は複数の組合せ部品からなるワークを加工する
ために固定する加工治具に関する。
(従来の技術) 一般に、複数の組合せ部品からなるワークはパレット
上に載置固定され、この状態で加工ステーションまで搬
送される。
加工ステーションにおいて、ワークを載置したパレッ
トは加工治具上に固定され、ワークに対して各種加工作
業、例えば中グリ加工作業等が行なわれる。
第4図に、複数の組合せ部品からなるワークをパレッ
トに載置した状態を示す。第4図に示すように、組合せ
部品35a,35bからなるワーク35は、パレット15上に載置
固定されている。この組合せ部品35a,35bは、組合せ面4
0で互いに向合っている。
ワーク35を構成する組合せ部品35a,35bは、通常、ボ
ルトによってすべての緊結部が締付けられている。この
ように組合せ部分35a,35bのすべての緊結部を締付ける
のは、ワークの加工精度を高めるたである。
しかしながら、ボルトを自動的に締付けることができ
ない緊結部については、手作業によるボルト締めを行な
うか、あるいは第4図に示すようにパレット15上に設け
られたクランプ機構37,38によって組合せ部品35a,35bを
互いに押圧保持している。
(発明が解決しようとする課題) 上述のように、ボルトを自動的に締付けられない緊結
部については、手作業によってボルト締付けを行なう
か、あるいはパレット上にクランプ機構を設けて組合せ
部品を互いに緊結している。
しかしながら、ボルトの手動締付け作業は、手作業工
程が入るため、加工設備ラインの無人化が図れないとい
う問題がある。
又、パレット上にクランプ機構を設けた場合は、ワー
クを載置する全パレットにクランプ機構を設ける必要が
あり、設備費の増加となってしまう。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであ
り、加工設備ラインの無人化を図ることができるととも
に、設備費の低減を図ることができる加工治具を提供す
ることを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、複数の組合せ部品からなるワークを載置し
たパレットをパレット引込位置で引込み、パレットクラ
ンプ位置で固定する固定台と、この固定台に揺動自在に
取付けられ、前記パレットを貫通して上方に延びる一対
のワーク押えアームを備え、この一対のワーク押えアー
ムは、前記パレットがパレット引込位置からパレットク
ランプ位置まで降下する間、パレットを貫通して上方に
延び各々ワークの組合せ部品に対応する位置までくると
ともに、複数の組合せ部品が互いに押圧される方向に、
複数の部品を挟持することを特徴とする加工治具であ
る。
(作 用) パレット引込位置で固定台上にワークを載置したパレ
ットを引込み、パレットをパレットクランプ位置まで降
下させて固定する。パレットがパレット引込位置からパ
レットクランプ位置まで降下する間、一対のワーク押え
アームがパレットを貫通して上方へ延び各々ワークの組
合せ部品に対応する位置までくる。組合せ部品は、その
後一対のワーク押えアームにより押圧されて挟持され
る。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
第1図乃至第3図は本発明による加工治具の一実施例
を示す図である。
まず、第1図により加工治具の概略を説明する。第1
図は便宜上ワークを取外した状態を示す図である。第1
図において、加工治具10はパレット15を支持して固定す
る固定台11を備えている。また固定台11は、パレット15
を支持する支持部17と、パレット15を支持部17側へ押圧
保持するパレットクランプ16を有している。
加工治具10はパレット15上のワークを所定位置に固定
し、各種加工作業を行なうものである。
また、第1図に示すように、固定台11には、パレット
15を貫通して上方に延びる一対のワーク押えアーム12a,
12bが揺動自在に取付けられている。この一対のワーク
押えアーム12a,12bは、ワーク35を構成する組合せ部品3
5a,35bを互いに押圧して挟持するものである。
次に一対のワーク押えアーム12a,12bの揺動機構につ
いて第2図及び第3図により詳述する。第3図は便宜的
にパレットを取外した状態を示す図である。第3図にお
いて、一対のワーク押えアーム12a,12bは固定台11に取
付けられた回動ピン21a,21bを中心としてそれぞれ揺動
するようになっている。また一対のワーク押えアーム12
a,12bは、各々の下端部に設けられた作動ピン23a,23bを
介して作動体22a,22bに連結されている。作動体22a,22b
は水平方向(第3図左右方向)に配置され、各々水平方
向に移動可能となっている。
また、一方の作動体22a内には、回転ボルト25が回動
自在に配設されている。この回転ボルト25は回転駆動部
27によって回転しながら、軸線方向(水平方向)に移動
し、作動体22aを水平方向に駆動するものである。また
回転ボルト25の外周にはナット26が取付けられている。
ナット26は軸線方向(水平方向)に移動自在となってい
るが、回転方向に対してはキー30によって拘束されてい
る。ナット26は回転ボルト25の回転に合わせて軸線方向
に移動し、作動体22bを水平方向に駆動するようになっ
ている。
次にこのような構成からなる本実施例の作用について
説明する。
第1図において、はじめに支持部17を上昇させ、パレ
ット引込位置(第1図L1位置)に待機させておく。次
に、組合せ部品35a,35bからなるワーク35が載置された
パレット15が、引込装置19により支持部17上に引込まれ
て支持部17に支持される。
この場合、パレット15上のワーク35のうち、自動的に
締付けることができる緊結部については、予めボルトに
よる締付けがなされている。
次に支持部17がパレットクランプ位置(第1図L2
置)まで降下し、パレット15はパレットクランプ16(第
2図)により支持部17に対して押圧され保持される。
パレット15がパレットクランプ位置(L2位置)まで降
下する間、一対のワーク押えアーム12a,12bはパレット1
5を貫通して上方に延び、一対のワーク押えアーム12a,1
2bは、各々ワーク35の組合せ部品35a,35bに対応する位
置までくる。
続いて、駆動部27が回転すると回転ボルト25が回転
し、回転ボルト25とナット26は互いに軸線方向に沿って
離れる方向に相対的に移動する。すなわち回転ボルト25
は第3図左方向へ、ナット26は第3図右方向へそれぞれ
移動する。この間、作動体22aは回転ボルト25により第
3図左方向へ駆動され、作動体22bはナット26により第
3図右方向へ駆動される。そしてこのような作動体22a,
22bの移動によって、一方のワーク押えアーム12aは回動
ピン21aを中心として第3図時計方向に揺動し、他方の
ワーク押えアーム12bは回動ピン21bを中心として第3図
反時計方向に回転する。このようにして組合せ部品35a,
35bは互いに押圧し挟持される。
このように組合せ部品35a,35bが互いに挟持されたワ
ーク35は、その後適当な加工手段によって加工される。
加工終了後、組合せ部品35a,35bを挟持する一対のワ
ーク押えアーム12a,12bの解除が行なわれる。一対のワ
ーク押えアーム12a,12bの解除は、上述とは逆の手順で
行なわれる。
次に支持部17がパレットクランプ位置(L2位置)から
パレット引込位置(L1位置)まで上昇し、パレット15は
外部へ排出される。
なお、一対のワーク押えアーム12a,12bには、固定台1
1側と当接する止めねじ28a,28bが取付けられ、また固定
台11側には一対のワーク押えアーム12a,12bと当接する
ストッパ29a,29bが取付けられている。このため、一対
のワーク押えアーム12a,12bを組合せ部品35a,35bから解
除した場合であっても、一対のワーク押えアーム12a,12
bを略垂直方向に維持することができ、一対のワーク押
えアーム12a,12bとパレット15との干渉を防止すること
ができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、パレットを固
定する固定台に一対のワーク押えアームを取付け、この
一対のワーク押えアームにより組合せ部品が互いに押圧
される方向に複数の組合せ部品を挟持したので、複数の
組合せ部品に対するボルトの手動締付けを作業を行なう
必要がなく、また各パレットに複数の組合せ部品を挟持
するクランプ機構を設ける必要がない。このため、加工
設備ラインの無人化が図れるとともに、設備費の低減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は加工治具の全体を示す概略図、第2図は本発明
による加工治具を示す側面図であって便宜上パレットか
らワークを取外した状態を示す図、第3図は一対のワー
ク押えアームを示す拡大図、第4図は従来のパレットを
示す側面図である。 10……加工治具、11……固定台、12a,12b……一対のワ
ーク押えアーム、15……パレット、17……支持部、22a,
22b……作動体、25……回転ボルト、26……ナット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−257548(JP,A) 特開 平2−163214(JP,A) 実開 昭63−91340(JP,U) 実開 昭54−5882(JP,U) 実開 平1−4531(JP,U) 特公 昭54−6755(JP,B2) 実公 平2−39710(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 3/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の組合せ部品からなるワークを載置し
    たパレットをパレット引込位置で引込み、パレットクラ
    ンプ位置で固定する固定台と、 この固定台に揺動自在に取付けられ、前記パレットを貫
    通して上方に延びる一対のワーク押えアームを備え、 この一対のワーク押えアームは、前記パレットがパレッ
    ト引込位置からパレットクランプ位置まで降下する間、
    パレットを貫通して上方に延び各々ワークの組合せ部品
    に対応する位置までくるとともに、複数の組合せ部品が
    互いに押圧される方向に、複数の部品を挟持することを
    特徴とする加工治具。
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