JP3010051B2 - 画像形成装置における画像読取開始位置の表示装置 - Google Patents
画像形成装置における画像読取開始位置の表示装置Info
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- JP3010051B2 JP3010051B2 JP1299003A JP29900389A JP3010051B2 JP 3010051 B2 JP3010051 B2 JP 3010051B2 JP 1299003 A JP1299003 A JP 1299003A JP 29900389 A JP29900389 A JP 29900389A JP 3010051 B2 JP3010051 B2 JP 3010051B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、デジタル複写機等の画像形成装置に係り、
特に原稿の画像信号の読取開始位置のずれを表示するこ
とのできる画像形成装置における画像読取開始位置の表
示装置に関する。
特に原稿の画像信号の読取開始位置のずれを表示するこ
とのできる画像形成装置における画像読取開始位置の表
示装置に関する。
例えばデジタル複写機等の画像形成装置においては、
原稿載置台の左端部に原稿サイズに応じて所定範囲内に
原稿が載置されるように原稿セット位置を表示した基準
板が設けられている。この基準板は、光学系の走査方向
(以下、副走査方向という)における原稿の画像信号の
読取開始の基準位置を設定するとともに、光学系の走査
方向に対する垂直方向(以下、主走査方向という)にお
ける原稿の載置位置を指定する機能を有している。ま
た、第1及び第2光学系からなる光学系を駆動部材の所
定の位置に配設するとともに、光学系の移動範囲内の所
定位置に、例えばフォトインターラプタ等のセンサを配
設し、該所定位置に移動した第1光学系を検知して副走
査方向の画像信号の読み取りを開始するようにしてい
る。そして、原稿載置台の前記基準位置から正確に原稿
の画像信号が読み取られるために、製品製造時やフィー
ルドでのメンテナンスにおけるCCD基板、フォトインタ
ーラプタ、基準板等の交換時には該基準位置の画像がCC
Dに入射されるタイミングで第1光学系が前記センサに
より検出されるように基準板、フォトインターラプタ等
のセンサ及び第1光学系の各取付位置が調整されてい
る。
原稿載置台の左端部に原稿サイズに応じて所定範囲内に
原稿が載置されるように原稿セット位置を表示した基準
板が設けられている。この基準板は、光学系の走査方向
(以下、副走査方向という)における原稿の画像信号の
読取開始の基準位置を設定するとともに、光学系の走査
方向に対する垂直方向(以下、主走査方向という)にお
ける原稿の載置位置を指定する機能を有している。ま
た、第1及び第2光学系からなる光学系を駆動部材の所
定の位置に配設するとともに、光学系の移動範囲内の所
定位置に、例えばフォトインターラプタ等のセンサを配
設し、該所定位置に移動した第1光学系を検知して副走
査方向の画像信号の読み取りを開始するようにしてい
る。そして、原稿載置台の前記基準位置から正確に原稿
の画像信号が読み取られるために、製品製造時やフィー
ルドでのメンテナンスにおけるCCD基板、フォトインタ
ーラプタ、基準板等の交換時には該基準位置の画像がCC
Dに入射されるタイミングで第1光学系が前記センサに
より検出されるように基準板、フォトインターラプタ等
のセンサ及び第1光学系の各取付位置が調整されてい
る。
従来、上記副走査方向における画像信号の読取位置の
調整は、テスト原稿を読取った画像信号から副走査方向
1ライン分の画像信号を抽出し、その画像信号の走査方
向における波形を高速オシロスコープ、ロジックアナラ
イザ又はD/A変換器等の測定機器に表示させ、画像信号
の読取位置のずれをモニタしながら上記基準板、センサ
及び第1光学系等の各取付位置を調節して行われてい
る。
調整は、テスト原稿を読取った画像信号から副走査方向
1ライン分の画像信号を抽出し、その画像信号の走査方
向における波形を高速オシロスコープ、ロジックアナラ
イザ又はD/A変換器等の測定機器に表示させ、画像信号
の読取位置のずれをモニタしながら上記基準板、センサ
及び第1光学系等の各取付位置を調節して行われてい
る。
ところで、上記高速オシロスコープ、ロジックアナラ
イザ等の測定機器は高価であるため、製造部門ではそれ
らに代わる廉価で簡易な測定機器を用いて副走査方向に
おける画像信号の読取開始位置の調整を行なえることが
望まれている。また、サービス部門では、メンテナンス
を要するフィールドの広域化、前記測定機器の保育台数
の制限等により前記測定機器のフィールドへの搬出が容
易でなく、前記測定機器を使用することなく副走査方向
における画像信号の読取開始位置の調整を行うことが多
い。このため原稿セット用の基準板、センサ及びCCD基
板等の交換はできてもそれらの正確な取付位置の調整は
行えず、十分なメンテナンスが困難となっている。
イザ等の測定機器は高価であるため、製造部門ではそれ
らに代わる廉価で簡易な測定機器を用いて副走査方向に
おける画像信号の読取開始位置の調整を行なえることが
望まれている。また、サービス部門では、メンテナンス
を要するフィールドの広域化、前記測定機器の保育台数
の制限等により前記測定機器のフィールドへの搬出が容
易でなく、前記測定機器を使用することなく副走査方向
における画像信号の読取開始位置の調整を行うことが多
い。このため原稿セット用の基準板、センサ及びCCD基
板等の交換はできてもそれらの正確な取付位置の調整は
行えず、十分なメンテナンスが困難となっている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、副
走査方向における原稿の画像信号の読取開始位置のずれ
を表示することのできる画像形成装置における画像読取
開始位置の表示装置を提供することを目的とする。
走査方向における原稿の画像信号の読取開始位置のずれ
を表示することのできる画像形成装置における画像読取
開始位置の表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、一方端部に位
置合せ用の基準位置が形成された原稿載置台に当該基準
位置に原稿端を合わせて原稿が載置され、その原稿面に
沿って光学系を移動させつつ原稿像を撮像手段に導き、
当該撮像手段で原稿像を画像信号に光電変換して読み取
り、その画像信号に基づいて画像を形成する画像形成装
置において、上記光学系がホームポジションから所定の
原稿読取開始位置に移動したことを検出する第1の検出
手段と、上記原稿装置台に載置された原稿端から所定距
離の位置に図形が画かれたテスト原稿の画像を上記撮像
手段で読み取り、その読取画像から当該図形を検出する
第2の検出手段と、上記第1の検出手段の検出時点から
上記第2の検出手段の検出時点までの上記光学系の移動
距離を算出する算出手段と、上記光学系の移動距離と上
記テスト原稿に画かれた図形の原稿端からの距離とから
上記原稿載置台の基準位置と上記光学系の画像読取開始
位置との距離差を演算する演算手段と、上記演算手段の
演算結果を表示する表示手段とを備えたものである。
置合せ用の基準位置が形成された原稿載置台に当該基準
位置に原稿端を合わせて原稿が載置され、その原稿面に
沿って光学系を移動させつつ原稿像を撮像手段に導き、
当該撮像手段で原稿像を画像信号に光電変換して読み取
り、その画像信号に基づいて画像を形成する画像形成装
置において、上記光学系がホームポジションから所定の
原稿読取開始位置に移動したことを検出する第1の検出
手段と、上記原稿装置台に載置された原稿端から所定距
離の位置に図形が画かれたテスト原稿の画像を上記撮像
手段で読み取り、その読取画像から当該図形を検出する
第2の検出手段と、上記第1の検出手段の検出時点から
上記第2の検出手段の検出時点までの上記光学系の移動
距離を算出する算出手段と、上記光学系の移動距離と上
記テスト原稿に画かれた図形の原稿端からの距離とから
上記原稿載置台の基準位置と上記光学系の画像読取開始
位置との距離差を演算する演算手段と、上記演算手段の
演算結果を表示する表示手段とを備えたものである。
上記のように構成された画像形成装置における画像読
取開始位置の表示装置においては、原稿端から所定距離
の位置に図形が画かれたテスト原稿を原稿載置台に載置
して画像の読取動作を行なわせると、光学系がホームポ
ジションから原稿載置台の基準位置の方向に移動され、
第1の検出手段で光学系が検出されるタイミングで撮像
手段によるテスト原稿の画像読取動作が開始される。撮
像手段でテスト原稿の画像が読み取られると、その読取
画像から図形が検出され、テスト原稿の画像読取開始タ
イミングから当該画像の検出タイミングまでの光学系の
移動距離が算出される。
取開始位置の表示装置においては、原稿端から所定距離
の位置に図形が画かれたテスト原稿を原稿載置台に載置
して画像の読取動作を行なわせると、光学系がホームポ
ジションから原稿載置台の基準位置の方向に移動され、
第1の検出手段で光学系が検出されるタイミングで撮像
手段によるテスト原稿の画像読取動作が開始される。撮
像手段でテスト原稿の画像が読み取られると、その読取
画像から図形が検出され、テスト原稿の画像読取開始タ
イミングから当該画像の検出タイミングまでの光学系の
移動距離が算出される。
そして、その光学系の移動距離とテスト原稿に画かれ
た図形の原稿端からの距離とから原稿載置台の基準位置
と光学系の画像読取開始位置との距離差が演算され、そ
の演算結果が表示手段に表示される。すなわち、テスト
原稿に画かれた図形の原稿端からの距離をD、光学系の
画像読取開始位置と上記原稿載置台の基準位置との距離
差をD′、第1の検出手段による光学系の検出タイミン
グから第2の検出手段による図形の検出タイミングまで
の時間をT、光学系の移動速度をVとすると、V・T=
D+D′であるから、距離差D′はD′=V・T−Dに
より演算され、その演算結果が表示手段に表示される。
た図形の原稿端からの距離とから原稿載置台の基準位置
と光学系の画像読取開始位置との距離差が演算され、そ
の演算結果が表示手段に表示される。すなわち、テスト
原稿に画かれた図形の原稿端からの距離をD、光学系の
画像読取開始位置と上記原稿載置台の基準位置との距離
差をD′、第1の検出手段による光学系の検出タイミン
グから第2の検出手段による図形の検出タイミングまで
の時間をT、光学系の移動速度をVとすると、V・T=
D+D′であるから、距離差D′はD′=V・T−Dに
より演算され、その演算結果が表示手段に表示される。
本発明に係る画像形成装置の画像読取開始位置の表示
装置について第1図〜第7図を用いて説明する。
装置について第1図〜第7図を用いて説明する。
第2図は、本発明に係る画像読取開始位置の表示装置
を有するデジタル複写機(画像形成装置)の全体構成を
示す側断面図である。同図において、複写機本体1の上
面にはコンタクトガラス2により原稿載置台が形成さ
れ、その左端部には原稿載置位置の基準板4が設けられ
ている。また、前記コンタクトガラス2に対向して載置
された原稿Gを押さえるための原稿押え3が設けられて
いる。前記基準板4は、第3図(デジタル複写機の上部
斜視図)に示すように原稿サイズに対応した原稿載置位
置の指示線4aが形成され、ネジ41により複写機本体1に
主走査方向Bに位置調整可能に取付られている。また、
基準板4により形成される副走査方向Aの基準線Rは、
後述するようにCCD21による原稿Gの画像信号の読取開
始位置となっている。第2図に戻り、複写機本体1内の
上部には、第1光学系L1、第2光学系L2、レンズ部11及
びCCD12より構成された画像データ読取部が配設されて
いる。前記第1光学系L1は、主に反射傘5、ハロゲンラ
ンプ6(光源)及び反射鏡7等からなり、前記第2光学
系L2は、主に反射鏡9,10から構成され、第1及び第2光
学系L1,L2は不図示の駆動機構により原稿面に沿って副
走査方向Aに往復動するようになされている。上記画像
データ読取部では、ハロゲンランプ6により原稿Gに光
が照射され、その反射光が反射鏡7,9,10を介してレンズ
部11に導かれ、該レンズ部11により結像された原稿Gの
画像信号がCCD12により読み取られ、不図示の記憶装置
に記憶される。この画像信号の読取開始タイミングは、
複写機本体1の所定位置に配設されたフォトインターラ
プタ13による第1光学系L1の検出信号により行われる。
すなわち、フォトインターラプタ13は、前記基準線Rに
おける原稿Gの画像がCCD12に入射されるタイミングで
第1光学系L1の検出信号が出力されるような位置に配設
されている。また、第1光学系L1の適所には仕切板8が
取り付けられており、該仕切板8での前記フォトインタ
ーラプタ13の光路が遮断されることによりホームポジシ
ョンから往動してきた第1光学系L1が検出され、該検出
信号によりCCD12を画像信号の読み取りが開始される。
従って、第1光学系L1及びフォトインターラプタ13のそ
れぞれの取付位置が好適であれば、フォトインターラプ
タ13の検出信号により基準線Rから画像信号の読み取り
が開始されることになる。14は原稿走査の上流側(図
中、左側)における第1光学系L1の停止位置、すなわ
ち、ホームポジションに配設されているフォトインター
ラプタである。フォトインターラプタ14により復動して
きた第1光学系L1が検出されると、該検出信号により光
学系の駆動が停止され、第1及び第2光学系L1,L2は所
定のホームポジションに停止される。
を有するデジタル複写機(画像形成装置)の全体構成を
示す側断面図である。同図において、複写機本体1の上
面にはコンタクトガラス2により原稿載置台が形成さ
れ、その左端部には原稿載置位置の基準板4が設けられ
ている。また、前記コンタクトガラス2に対向して載置
された原稿Gを押さえるための原稿押え3が設けられて
いる。前記基準板4は、第3図(デジタル複写機の上部
斜視図)に示すように原稿サイズに対応した原稿載置位
置の指示線4aが形成され、ネジ41により複写機本体1に
主走査方向Bに位置調整可能に取付られている。また、
基準板4により形成される副走査方向Aの基準線Rは、
後述するようにCCD21による原稿Gの画像信号の読取開
始位置となっている。第2図に戻り、複写機本体1内の
上部には、第1光学系L1、第2光学系L2、レンズ部11及
びCCD12より構成された画像データ読取部が配設されて
いる。前記第1光学系L1は、主に反射傘5、ハロゲンラ
ンプ6(光源)及び反射鏡7等からなり、前記第2光学
系L2は、主に反射鏡9,10から構成され、第1及び第2光
学系L1,L2は不図示の駆動機構により原稿面に沿って副
走査方向Aに往復動するようになされている。上記画像
データ読取部では、ハロゲンランプ6により原稿Gに光
が照射され、その反射光が反射鏡7,9,10を介してレンズ
部11に導かれ、該レンズ部11により結像された原稿Gの
画像信号がCCD12により読み取られ、不図示の記憶装置
に記憶される。この画像信号の読取開始タイミングは、
複写機本体1の所定位置に配設されたフォトインターラ
プタ13による第1光学系L1の検出信号により行われる。
すなわち、フォトインターラプタ13は、前記基準線Rに
おける原稿Gの画像がCCD12に入射されるタイミングで
第1光学系L1の検出信号が出力されるような位置に配設
されている。また、第1光学系L1の適所には仕切板8が
取り付けられており、該仕切板8での前記フォトインタ
ーラプタ13の光路が遮断されることによりホームポジシ
ョンから往動してきた第1光学系L1が検出され、該検出
信号によりCCD12を画像信号の読み取りが開始される。
従って、第1光学系L1及びフォトインターラプタ13のそ
れぞれの取付位置が好適であれば、フォトインターラプ
タ13の検出信号により基準線Rから画像信号の読み取り
が開始されることになる。14は原稿走査の上流側(図
中、左側)における第1光学系L1の停止位置、すなわ
ち、ホームポジションに配設されているフォトインター
ラプタである。フォトインターラプタ14により復動して
きた第1光学系L1が検出されると、該検出信号により光
学系の駆動が停止され、第1及び第2光学系L1,L2は所
定のホームポジションに停止される。
複写機本体1内の下部適所には、レーザダイオード1
5、ポリゴンミラー16及び反射鏡17から構成される画像
データ出力部が配設されている。画像データ出力部で
は、後述する画像処理回路で生成された画像データがレ
ーザダイオード15によりレーザ光に変調されてポリゴン
ミラー16に出力され、該オリゴンミラー16の回転により
ライン走査され、反射鏡17を経て感光体ドラム18側へ導
かれる。
5、ポリゴンミラー16及び反射鏡17から構成される画像
データ出力部が配設されている。画像データ出力部で
は、後述する画像処理回路で生成された画像データがレ
ーザダイオード15によりレーザ光に変調されてポリゴン
ミラー16に出力され、該オリゴンミラー16の回転により
ライン走査され、反射鏡17を経て感光体ドラム18側へ導
かれる。
複写機本体1内の下部適所には、転写機構と給紙機構
及び排紙機構とから構成される像形成手段が配設されて
いる。前記転写機構は、感光体ドラム18、帯電装置19、
現像装置20、転写装置21、分離装置22及びクリーニング
装置23等から構成されている。帯電装置19により帯電さ
れた感光体ドラム18は、上記画像データ出力部から出力
された画像データの静電潜像が形成された後、上記現像
装置20により該画像データの静電潜像が顕像化され、上
記転写装置21により顕像化された画像データが給紙機構
により送給された用紙に転写される。そして、分離装置
22により感光体ドラム18から転写用紙が分離された後、
転写用紙は排紙機構を経て排紙トレイ31に排出され、感
光体ドラム18は上記クリーニング装置23によりドラム表
面に残留したトナーが除去される。給紙機構は、複写機
本体1の底部に設けられた給紙カセット24、給紙ローラ
25,給紙ガイド26及び搬送ローラ対27から構成され、上
記給紙ローラ25により給紙カセット24から送り出された
用紙は、給紙ガイド26、搬送ローラ対27により感光体ド
ラム18に給送される。また、排紙機構は、搬送ベルト2
8、定着部29及び排紙ローラ対30により構成され、上記
分離装置22により感光体ドラム18から分離された転写用
紙は、搬送ベルト28により定着部29に搬送され、該定着
部29で定着された後、排紙ローラ対30により排紙トレイ
31に排出される。
及び排紙機構とから構成される像形成手段が配設されて
いる。前記転写機構は、感光体ドラム18、帯電装置19、
現像装置20、転写装置21、分離装置22及びクリーニング
装置23等から構成されている。帯電装置19により帯電さ
れた感光体ドラム18は、上記画像データ出力部から出力
された画像データの静電潜像が形成された後、上記現像
装置20により該画像データの静電潜像が顕像化され、上
記転写装置21により顕像化された画像データが給紙機構
により送給された用紙に転写される。そして、分離装置
22により感光体ドラム18から転写用紙が分離された後、
転写用紙は排紙機構を経て排紙トレイ31に排出され、感
光体ドラム18は上記クリーニング装置23によりドラム表
面に残留したトナーが除去される。給紙機構は、複写機
本体1の底部に設けられた給紙カセット24、給紙ローラ
25,給紙ガイド26及び搬送ローラ対27から構成され、上
記給紙ローラ25により給紙カセット24から送り出された
用紙は、給紙ガイド26、搬送ローラ対27により感光体ド
ラム18に給送される。また、排紙機構は、搬送ベルト2
8、定着部29及び排紙ローラ対30により構成され、上記
分離装置22により感光体ドラム18から分離された転写用
紙は、搬送ベルト28により定着部29に搬送され、該定着
部29で定着された後、排紙ローラ対30により排紙トレイ
31に排出される。
第1図は、上記デジタル複写機における本発明に係る
画像読取開始位置の表示装置に関するシステム構成図を
示したものである。同図において、第2図に示す部材と
同一部材には同一番号を付している。32はハロゲンラン
プ6の発光量を制御するAVRユニットである。AVRユニッ
ト32は不図示のボリュームにより設定された光量となる
ようにハロゲンランプ6の発光量を制御する。33はCCD1
2により読み取られた画像信号を補正する補正回路であ
り、例えばCCD12を構成している各画素の受光感度のば
らつきによる画像信号のばらつきやレンズ部11の明るさ
の偏差による画像信号の偏差等を補正し、受光量の誤差
を補正する。34は前記画像信号の取込先を選択するため
の入力セレクタであり、マイクロコンピュータ36(以
下、CPUという)からの指令信号により前記画像信号を
後段の画像処理回路35又はCPU36内の画像メモリ37に選
択的に出力する。35はCCD12から入力される画像信号か
ら感光体ドラム18において静電潜像を形成するための画
像データを生成する画像処理回路である。36は複写機の
コピー動作を集中制御するCPUであり、前記CCD12から入
力される画像信号を記憶する画像メモリ37を内蔵してい
る。CPU36はコピー動作に際して第1及び第2光学系L1,
L2をプリスキャンさせ、原稿Gの画像信号を読み取り、
該画像信号から画像処理条件を演算して、前記画像処理
回路35に出力する。画像処理回路35は前記画像処理条件
に基づいてCCD12から入力される画像信号(正規のスキ
ャンによる画像信号)から静電潜像を形成するための画
像データに生成し、その画像データをレーザダイオード
15に出力する。また、CPU36は画像信号の読取開始位置
調整モードになると、(このモードは作業者からの指示
により設定される)、後述する画像信号の読取開始位置
表示用の画像データを生成し、該画像データを表示装置
40に出力する。38及び39はそれぞれROMとRAMであり、RO
M38にはCPU36の処理プログラムが記憶され、RAM39は処
理プログラムやCPU36で演算されたデータが記憶され
る。40は複写機本体1の操作パネル(第3図参照)上に
設けられたLCD又はLEDからなる表示装置である。
画像読取開始位置の表示装置に関するシステム構成図を
示したものである。同図において、第2図に示す部材と
同一部材には同一番号を付している。32はハロゲンラン
プ6の発光量を制御するAVRユニットである。AVRユニッ
ト32は不図示のボリュームにより設定された光量となる
ようにハロゲンランプ6の発光量を制御する。33はCCD1
2により読み取られた画像信号を補正する補正回路であ
り、例えばCCD12を構成している各画素の受光感度のば
らつきによる画像信号のばらつきやレンズ部11の明るさ
の偏差による画像信号の偏差等を補正し、受光量の誤差
を補正する。34は前記画像信号の取込先を選択するため
の入力セレクタであり、マイクロコンピュータ36(以
下、CPUという)からの指令信号により前記画像信号を
後段の画像処理回路35又はCPU36内の画像メモリ37に選
択的に出力する。35はCCD12から入力される画像信号か
ら感光体ドラム18において静電潜像を形成するための画
像データを生成する画像処理回路である。36は複写機の
コピー動作を集中制御するCPUであり、前記CCD12から入
力される画像信号を記憶する画像メモリ37を内蔵してい
る。CPU36はコピー動作に際して第1及び第2光学系L1,
L2をプリスキャンさせ、原稿Gの画像信号を読み取り、
該画像信号から画像処理条件を演算して、前記画像処理
回路35に出力する。画像処理回路35は前記画像処理条件
に基づいてCCD12から入力される画像信号(正規のスキ
ャンによる画像信号)から静電潜像を形成するための画
像データに生成し、その画像データをレーザダイオード
15に出力する。また、CPU36は画像信号の読取開始位置
調整モードになると、(このモードは作業者からの指示
により設定される)、後述する画像信号の読取開始位置
表示用の画像データを生成し、該画像データを表示装置
40に出力する。38及び39はそれぞれROMとRAMであり、RO
M38にはCPU36の処理プログラムが記憶され、RAM39は処
理プログラムやCPU36で演算されたデータが記憶され
る。40は複写機本体1の操作パネル(第3図参照)上に
設けられたLCD又はLEDからなる表示装置である。
次に、本発明に係るデジタル複写機の画像信号の読取
開始位置の表示動作について説明する。
開始位置の表示動作について説明する。
画像信号の読取開始位置を表示させる場合は、まず、
CPU36のプログラムモードを画像信号の読取開始位置調
整モードに設定し、例えば第4図に示すようなテスト原
稿GTのQ端を原稿載置台の基準線R(第3図参照)に合
せて載置し、読取走査を行う。第4図に示すテスト原稿
GTは原稿端Qから距離Dの位置Pを境にして右側を全面
黒色(図では斜線で示している)、左側を全面白色にし
たものである。テスト原稿GTは、後述するようにテスト
原稿GTの画像信号から前記Pラインにおける画像信号の
変化が検出されるものであればよく、例えばPラインを
境界とする黒色ラインやPラインを境界とした模様等の
マークを描いたものでもよい。従って、第4図に示すテ
スト原稿GTの副走査方向の長さは、Pラインで左右に色
分けされた部分を有していれば、同図に示すものより短
くてもよい。また、色分けも白黒逆にしてもよく、トー
ン差が明瞭であれば、色分けは有彩色であってもよい。
CPU36のプログラムモードを画像信号の読取開始位置調
整モードに設定し、例えば第4図に示すようなテスト原
稿GTのQ端を原稿載置台の基準線R(第3図参照)に合
せて載置し、読取走査を行う。第4図に示すテスト原稿
GTは原稿端Qから距離Dの位置Pを境にして右側を全面
黒色(図では斜線で示している)、左側を全面白色にし
たものである。テスト原稿GTは、後述するようにテスト
原稿GTの画像信号から前記Pラインにおける画像信号の
変化が検出されるものであればよく、例えばPラインを
境界とする黒色ラインやPラインを境界とした模様等の
マークを描いたものでもよい。従って、第4図に示すテ
スト原稿GTの副走査方向の長さは、Pラインで左右に色
分けされた部分を有していれば、同図に示すものより短
くてもよい。また、色分けも白黒逆にしてもよく、トー
ン差が明瞭であれば、色分けは有彩色であってもよい。
読取走査を行うと、第1及び第2光学系L1,L2は予め
定められた距離(前記Pラインを越える十分な距離)を
走査してテスト原稿GTの画像信号が読み取られる。すな
わち、ホームポジションから移動してきた第1光学系L1
がフォトインターラプタ13により検出されると、この検
出信号を受けてCCD12の画像信号の読み取りが開始さ
れ、読み取られた画像信号は上述した補正回路33で所定
の補正を施された後、入力セレクタ34を介してCPU36内
の画像メモリ37に記憶される。CPU36は、記憶した画像
信号を用いて画像信号の読取開始からテスト原稿GTにお
けるPラインの画像信号が検出されるまでの第1光学系
L1の移動距離Lを算出する。この移動距離Lは、例えば
画像信号の読取開始からPラインの画像信号が読み取ら
れるまでの時間Tを算出し、該時間Tに第1光学系L1の
移動速度V(一定速度)を乗じて算出される。前記時間
Tは、例えば主走査方向1ライン分の画像信号は第1光
学系L1の移動速度に応じて一定時間毎に読み取られるか
ら、Pラインの画像信号が読み込まれるまでの主走査方
向のライン数を前記画像信号から算出し、このライン数
に前記主走査方向1ライン分の読取時間を乗ずることに
より算出することができる。なお、主走査方向のライン
数に対応する第1光学系L1の移動距離の変換テーブルを
設けていれば、前記算出したライン数から直接移動距離
Lを算出することもできる。
定められた距離(前記Pラインを越える十分な距離)を
走査してテスト原稿GTの画像信号が読み取られる。すな
わち、ホームポジションから移動してきた第1光学系L1
がフォトインターラプタ13により検出されると、この検
出信号を受けてCCD12の画像信号の読み取りが開始さ
れ、読み取られた画像信号は上述した補正回路33で所定
の補正を施された後、入力セレクタ34を介してCPU36内
の画像メモリ37に記憶される。CPU36は、記憶した画像
信号を用いて画像信号の読取開始からテスト原稿GTにお
けるPラインの画像信号が検出されるまでの第1光学系
L1の移動距離Lを算出する。この移動距離Lは、例えば
画像信号の読取開始からPラインの画像信号が読み取ら
れるまでの時間Tを算出し、該時間Tに第1光学系L1の
移動速度V(一定速度)を乗じて算出される。前記時間
Tは、例えば主走査方向1ライン分の画像信号は第1光
学系L1の移動速度に応じて一定時間毎に読み取られるか
ら、Pラインの画像信号が読み込まれるまでの主走査方
向のライン数を前記画像信号から算出し、このライン数
に前記主走査方向1ライン分の読取時間を乗ずることに
より算出することができる。なお、主走査方向のライン
数に対応する第1光学系L1の移動距離の変換テーブルを
設けていれば、前記算出したライン数から直接移動距離
Lを算出することもできる。
CPU36は、更に算出した移動距離Lとテスト原稿GTに
形成された距離D(この値は、例えばROM39に予め記憶
されている)との距離差ΔLを算出するとともに、該距
離差ΔLに対応する表示用画像データを生成する。ここ
に前記移動距離L及び距離差ΔLは、第5図に示すよう
な関係になっている。
形成された距離D(この値は、例えばROM39に予め記憶
されている)との距離差ΔLを算出するとともに、該距
離差ΔLに対応する表示用画像データを生成する。ここ
に前記移動距離L及び距離差ΔLは、第5図に示すよう
な関係になっている。
第5図は、フォトインターラプタ13が正規の位置より
ホームポジション側にずれて配置されている場合の画像
データ読取部の構成を示した側断面である。同図におい
て、第2図に示す部材と同一部材には同一番号を付して
いる。同図に示すようにフォトインターラプタ13は正規
の位置よりホームポジション側に距離D′だけずれて設
置されているため、CCD12による画像信号の読取開始タ
イミングはR′点となる。従って、上述した画像信号か
ら算出される第1光学系L1の移動距離Lは、前記距離
D′とテスト原稿GTにおける距離Dとの和(D+D′)
となり、前記距離差ΔLはD−(D+D′)=−D′と
なる。CPU36は、前記距離差ΔL(=−D′)のデータ
値と該データ値に対応する表示用画像データとを生成
し、これらのデータを表示装置40に出力する。表示装置
40では、例えば第6図に示すような表示が行われる。同
図において、42はLCD又はLEDからなる表示領域、43は基
準ライン、44は前記距離差ΔLの表示ライン、45は前記
距離差ΔLのデジタル表示値〔mm〕である。基準ライン
43は距離差ΔLを基準線Rからのずれ量として表示する
ための表示上の基準位置である。また、基準ライン43と
表示ライン44との差dは表示スケール上の距離差ΔLに
対応した距離を示している。画像信号の読取開始タイミ
ングが基準線Rよりホームポジション側にずれていれ
ば、距離差ΔLは「−」となり、表示ライン44は基準ラ
イン43より下側になり、画像信号の読取開始タイミング
が基準線Rより走査方向側にずれていれば、距離差ΔL
は「+」となり、表示ライン44は基準ライン43より上側
になる。第5図の例では、画像信号の読取開始タイミン
グが基準線Rよりホームポジション側にD′だけずれて
いるので、第6図では表示ライン44は基準ライン43より
下側に表示され、その距離差ΔL(図ではΔL=−5mm
として表示)が表示されている。フォトインターラプタ
13が正規の位置より走査方向側に距離D″だけずれて配
置されている場合は、前記移動距離Lは(D−D″)と
なり、距離差ΔLはD−(D−D″)=D″となるの
で、表示装置40には表示ライン44が基準ライン43より上
側に表示され、距離差ΔL(=D″)がデジタル表示値
45に表示される。なお、表示装置40の表示形式は、第6
図に示した表示形式に限られるものではなく、例えば水
平ラインで示した前記基準ライン43及び表示ライン44を
垂直ラインで表示してもよい。また、位置ずれの表示マ
ークもライン以外に矢印、三角印等その他、種々の図形
を用いることができる。
ホームポジション側にずれて配置されている場合の画像
データ読取部の構成を示した側断面である。同図におい
て、第2図に示す部材と同一部材には同一番号を付して
いる。同図に示すようにフォトインターラプタ13は正規
の位置よりホームポジション側に距離D′だけずれて設
置されているため、CCD12による画像信号の読取開始タ
イミングはR′点となる。従って、上述した画像信号か
ら算出される第1光学系L1の移動距離Lは、前記距離
D′とテスト原稿GTにおける距離Dとの和(D+D′)
となり、前記距離差ΔLはD−(D+D′)=−D′と
なる。CPU36は、前記距離差ΔL(=−D′)のデータ
値と該データ値に対応する表示用画像データとを生成
し、これらのデータを表示装置40に出力する。表示装置
40では、例えば第6図に示すような表示が行われる。同
図において、42はLCD又はLEDからなる表示領域、43は基
準ライン、44は前記距離差ΔLの表示ライン、45は前記
距離差ΔLのデジタル表示値〔mm〕である。基準ライン
43は距離差ΔLを基準線Rからのずれ量として表示する
ための表示上の基準位置である。また、基準ライン43と
表示ライン44との差dは表示スケール上の距離差ΔLに
対応した距離を示している。画像信号の読取開始タイミ
ングが基準線Rよりホームポジション側にずれていれ
ば、距離差ΔLは「−」となり、表示ライン44は基準ラ
イン43より下側になり、画像信号の読取開始タイミング
が基準線Rより走査方向側にずれていれば、距離差ΔL
は「+」となり、表示ライン44は基準ライン43より上側
になる。第5図の例では、画像信号の読取開始タイミン
グが基準線Rよりホームポジション側にD′だけずれて
いるので、第6図では表示ライン44は基準ライン43より
下側に表示され、その距離差ΔL(図ではΔL=−5mm
として表示)が表示されている。フォトインターラプタ
13が正規の位置より走査方向側に距離D″だけずれて配
置されている場合は、前記移動距離Lは(D−D″)と
なり、距離差ΔLはD−(D−D″)=D″となるの
で、表示装置40には表示ライン44が基準ライン43より上
側に表示され、距離差ΔL(=D″)がデジタル表示値
45に表示される。なお、表示装置40の表示形式は、第6
図に示した表示形式に限られるものではなく、例えば水
平ラインで示した前記基準ライン43及び表示ライン44を
垂直ラインで表示してもよい。また、位置ずれの表示マ
ークもライン以外に矢印、三角印等その他、種々の図形
を用いることができる。
上記のように表示装置40において画像信号の読取開始
位置のずれ量とずれ方向とがアナログとデジタルの両方
で表示されるので、該表示内容を確認しながら第7図に
示すように距離差ΔLが0となるようにフォトインター
ラプタ13、第1光学系L1或いは基準板4等の取付位置の
調節を行なうことにより副走査方向における画像信号の
読取開始位置の調整を簡単に行うことができる。
位置のずれ量とずれ方向とがアナログとデジタルの両方
で表示されるので、該表示内容を確認しながら第7図に
示すように距離差ΔLが0となるようにフォトインター
ラプタ13、第1光学系L1或いは基準板4等の取付位置の
調節を行なうことにより副走査方向における画像信号の
読取開始位置の調整を簡単に行うことができる。
なお、上記実施例では、記憶した画像信号からPライ
ンの画像信号が読み取られるまでの時間Tを算出し、該
時間Tから第1光学系L1の移動距離Lを算出していた
が、光学系の駆動用モータの駆動を制御している基準ク
ロックやCPU36の内蔵している基準クロック、或いはそ
の他の基準となるクロックを用いて前記移動距離Lを算
出することもできる。例えばフォトインターラプタ13の
検出信号により基準クロックのパルスカウントを開始さ
せ、読み取られる画像信号の色を判定しながらPライン
の画像信号が検出されると、基準クロックのパルスカウ
ントを停止させ、このカウントされたパルス数にパルス
周期を乗ずることにより前記時間Tを算出して前記移動
距離Lに換算する。あるいは前記パルス数に対応する移
動距離の換算テーブルを設けておき、カウントされたパ
ルス数から対応する移動距離Lを直接算出するようにし
てもよい。これらの方法は、画像信号を一旦読み取った
後、画像信号の読取開始からPラインの画像信号が検出
されるまでの第1光学系L1の移動時間T又は移動距離L
を算出するのではなく、第1光学系L1が所定の走査範囲
を移動する間に前記移動時間T又は移動距離Lが算出さ
れるので、処理時間の短縮化を図ることができる。
ンの画像信号が読み取られるまでの時間Tを算出し、該
時間Tから第1光学系L1の移動距離Lを算出していた
が、光学系の駆動用モータの駆動を制御している基準ク
ロックやCPU36の内蔵している基準クロック、或いはそ
の他の基準となるクロックを用いて前記移動距離Lを算
出することもできる。例えばフォトインターラプタ13の
検出信号により基準クロックのパルスカウントを開始さ
せ、読み取られる画像信号の色を判定しながらPライン
の画像信号が検出されると、基準クロックのパルスカウ
ントを停止させ、このカウントされたパルス数にパルス
周期を乗ずることにより前記時間Tを算出して前記移動
距離Lに換算する。あるいは前記パルス数に対応する移
動距離の換算テーブルを設けておき、カウントされたパ
ルス数から対応する移動距離Lを直接算出するようにし
てもよい。これらの方法は、画像信号を一旦読み取った
後、画像信号の読取開始からPラインの画像信号が検出
されるまでの第1光学系L1の移動時間T又は移動距離L
を算出するのではなく、第1光学系L1が所定の走査範囲
を移動する間に前記移動時間T又は移動距離Lが算出さ
れるので、処理時間の短縮化を図ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、一方端部に位
置合せ用の基準位置が形成された原稿載置台に当該基準
位置に原稿端を合わせて原稿が載置され、その原稿面に
沿って光学系を移動させつつ原稿像を撮像手段に導き、
当該撮像手段で原稿を読み取って原稿画像を複製する画
像形成装置における画像読取開始位置の表示装置であっ
て、原稿載置台に載置された原稿端から所定距離の位置
に図形が画かれたテスト原稿の画像を読み取り、当該テ
スト原稿の画像読取開始タイミングから当該テストの原
稿の図形の検出タイミングまでの光学系の移動距離を算
出するとともに、その算出結果とテスト原稿に画かれた
図形の原稿端からの処理とから光学系の画像読取開始位
置の原稿載置台の基準位置からのずれを算出して表示す
るようにしたので、この表示内容を確認しながら光学系
の検出手段や原稿載置台に設けられる基準位置等の位置
調整を行うことにより画像信号の読取開始位置の調整を
簡単かつ正確に行うことができる。また、特別な測定機
器を必要としないので、フィールドにおける前記部材の
交換、修理等の後に画像信号の読取開始位置の調整を簡
単かつ短時間に行うことができる。
置合せ用の基準位置が形成された原稿載置台に当該基準
位置に原稿端を合わせて原稿が載置され、その原稿面に
沿って光学系を移動させつつ原稿像を撮像手段に導き、
当該撮像手段で原稿を読み取って原稿画像を複製する画
像形成装置における画像読取開始位置の表示装置であっ
て、原稿載置台に載置された原稿端から所定距離の位置
に図形が画かれたテスト原稿の画像を読み取り、当該テ
スト原稿の画像読取開始タイミングから当該テストの原
稿の図形の検出タイミングまでの光学系の移動距離を算
出するとともに、その算出結果とテスト原稿に画かれた
図形の原稿端からの処理とから光学系の画像読取開始位
置の原稿載置台の基準位置からのずれを算出して表示す
るようにしたので、この表示内容を確認しながら光学系
の検出手段や原稿載置台に設けられる基準位置等の位置
調整を行うことにより画像信号の読取開始位置の調整を
簡単かつ正確に行うことができる。また、特別な測定機
器を必要としないので、フィールドにおける前記部材の
交換、修理等の後に画像信号の読取開始位置の調整を簡
単かつ短時間に行うことができる。
第1図は本発明に係る画像形成装置における画像読取開
始位置の表示装置のシステム構成図、第2図は本発明に
係る画像読取開始位置の表示装置を有する画像形成装置
の全体構成を示す側断面図、第3図は本発明に係る画像
形成装置の上部斜視図、第4図はテスト原稿を示す図、
第5図は画像信号の読取開始位置がずれている場合の画
像データ読取部の側断面図、第6図は画像信号の読取開
始位置がずれている場合の表示装置に表示される一表示
例を示す図、第7図は画像信号の読取開始位置が一致し
ている場合の表示装置に表示される一表示例を示す図で
ある。 1……複写機本体、4……基準板、5……反射傘、6…
…ハロゲンランプ(光源)、7,9,10……反射鏡、8……
仕切板、11……レンズ部、12……CCD、13,14……フォト
インターラプタ、15……レーザダイオード、33……補正
回路、34……入力セレクタ、36……CPU(マイクロコン
ピュータ)、37……画像メモリ、38……ROM、39……RA
M、40……表示装置、42……表示領域、43……基準ライ
ン、44……表示ライン、45……表示値、GT……テスト原
稿。
始位置の表示装置のシステム構成図、第2図は本発明に
係る画像読取開始位置の表示装置を有する画像形成装置
の全体構成を示す側断面図、第3図は本発明に係る画像
形成装置の上部斜視図、第4図はテスト原稿を示す図、
第5図は画像信号の読取開始位置がずれている場合の画
像データ読取部の側断面図、第6図は画像信号の読取開
始位置がずれている場合の表示装置に表示される一表示
例を示す図、第7図は画像信号の読取開始位置が一致し
ている場合の表示装置に表示される一表示例を示す図で
ある。 1……複写機本体、4……基準板、5……反射傘、6…
…ハロゲンランプ(光源)、7,9,10……反射鏡、8……
仕切板、11……レンズ部、12……CCD、13,14……フォト
インターラプタ、15……レーザダイオード、33……補正
回路、34……入力セレクタ、36……CPU(マイクロコン
ピュータ)、37……画像メモリ、38……ROM、39……RA
M、40……表示装置、42……表示領域、43……基準ライ
ン、44……表示ライン、45……表示値、GT……テスト原
稿。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹原 辰夫 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 藤原 義幸 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−62963(JP,A) 特開 昭59−178864(JP,A) 特開 昭58−87964(JP,A) 特開 平3−158066(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/04 - 1/207
Claims (1)
- 【請求項1】一方端部に位置合せ用の基準位置が形成さ
れた原稿載置台に当該基準位置に原稿端を合わせて原稿
が載置され、その原稿面に沿って光学系を移動させつつ
原稿像を撮像手段に導き、当該撮像手段で原稿像を画像
信号に光電変換して読み取り、その画像信号に基づいて
画像を形成する画像形成装置において、上記光学系がホ
ームポジションから所定の原稿読取開始位置に移動した
ことを検出する第1の検出手段と、上記原稿載置台に載
置された原稿端から所定距離の位置に図形が画かれたテ
スト原稿の画像を上記撮像手段で読み取り、その読取画
像から当該図形を検出する第2の検出手段と、上記第1
の検出手段の検出時点から上記第2の検出手段の検出時
点までの上記光学系の移動距離を算出する算出手段と、
上記光学系の移動距離と上記テスト原稿に画かれた図形
の原稿端からの距離とから上記原稿載置台の基準位置と
上記光学系の画像読取開始位置との距離差を演算する演
算手段と、上記演算手段の演算結果を表示する表示手段
とを備えたことを特徴とする画像形成装置における画像
読取開始位置の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1299003A JP3010051B2 (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | 画像形成装置における画像読取開始位置の表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1299003A JP3010051B2 (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | 画像形成装置における画像読取開始位置の表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03159364A JPH03159364A (ja) | 1991-07-09 |
JP3010051B2 true JP3010051B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=17866980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1299003A Expired - Lifetime JP3010051B2 (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | 画像形成装置における画像読取開始位置の表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3010051B2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-16 JP JP1299003A patent/JP3010051B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03159364A (ja) | 1991-07-09 |
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---|---|---|---|
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