JP2919878B2 - 画像形成装置における画像読取位置の表示装置 - Google Patents

画像形成装置における画像読取位置の表示装置

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JP2919878B2
JP2919878B2 JP1299004A JP29900489A JP2919878B2 JP 2919878 B2 JP2919878 B2 JP 2919878B2 JP 1299004 A JP1299004 A JP 1299004A JP 29900489 A JP29900489 A JP 29900489A JP 2919878 B2 JP2919878 B2 JP 2919878B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、デジタル複写機等の画像形成装置に係り、
特に主走査方向の画像信号の読取位置のずれを表示する
ことのできる画像形成装置における画像読取位置の表示
装置に関する。
〔従来の技術〕
例えばデジタル複写機等の画像形成装置においては、
原稿載置台の左端部に原稿サイズに応じて所定範囲内に
原稿が載置されるように原稿セット位置を表示した基準
板が設けられている。この基準板は、光学系の走査方向
(以下、副走査方向という)における原稿の画像信号の
読取開始の基準位置を設定するとともに、光学系の走査
方向に対する垂直方向(以下、主走査方向という)にお
ける原稿の載置位置を指定する機能を有している。特に
基準板の指定位置に載置された原稿の画像が正確にCCD
の画像読取範囲に結像し、その画像信号がCCDで読み取
られるためには、基準板で設定される主走査方向におけ
る原稿中心とCCDの画像読取範囲の中心とが一致してい
なければならない。そこで、製品製造時やフィールドで
のメンテナンスにおけるCCD基板、基準板等の交換時に
は上記両中心が一致するように主走査方向における基準
板の設置位置又はCCDの配設位置が調整されている。
従来、上記主走査方向における画像信号の読取位置の
調整は、主走査方向の中央に中心線の描かれたテスト原
稿の主走査方向1ライン分の画像信号をCCDで読み取
り、その画像信号の波形を高速オシロスコープ、ロジッ
クアナライザ又はD/A変換器等の測定機器に表示させ、C
CDの画像読取範囲の中心に対する上記テスト原稿の中心
線の位置のずれをモニタしながら上記基準板又はCCDの
取付位置を調節して行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記高速オシロスコープ、ロジックアナラ
イザ等の測定機器は高価であるため、製造部門ではそれ
らに代わる廉価で簡易な測定機器を用いて主走査方向に
おける画像信号の読取位置の調整を行なえることが望ま
れている。また、サービス部門では、メンテナンスを要
するフィールドの広域化、前記測定機器の保有台数の制
限等により前記測定機器のフィールドへの搬出が容易で
なく、前記機定機器を使用することなく主走査方向にお
ける画像信号の読取位置の調整を行うことが多い。この
ため原稿セット用の基準板及びCCD基板等の交換はでき
でもそれらの正確な取付位置の調整は行なえず、十分な
メンテナンスが困難となっている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、主
走査方向における原稿の画像信号の読取位置のずれ量を
表示することのできる画像形成装置における画像読取位
置の表示装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明は、撮像手段によ
り読み取られた原稿の画像信号から潜像形成用の画像デ
ータの生成し、該画像データを感光体に出力して画像形
成する画像形成装置において、上記撮像手段により主走
査方向に読み取られた、主走査方向の中心線の描かれた
テスト原稿の画像信号を記憶する記憶手段と、記憶され
た画像信号から前記中心線を示す画像信号の上記撮像手
段における検出位置を算出する第1の算出手段と、上記
撮像手段の主走査方向における画像読取範囲の中心に対
する前記検出位置の相対的なずれ量とずれ方向とを算出
する第2の算出手段と、該ずれ量及びずれ方向を表示す
る表示手段とを備えたものである。
〔作用〕
上記のように構成された画像形成装置における画像読
取位置の表示装置においては、撮像手段により主走査方
向の中心線の描かれたテスト原稿を主走査方向に読み取
り、その画像信号が記憶手段に記憶される。続いて記憶
された画像信号から前記中心線を示す画像信号の上記撮
像手段における検出位置が算出され、更に該検出位置
の、上記撮像手段の主走査方向における画像読取範囲の
中心に対する相対的なずれ量とずれ方向とが算出され
る。そして、算出された前記ずれ量及びずれ方向が表示
手段に表示される。
〔実施例〕
本発明に係る画像形成装置における画像読取位置の表
示装置について第1図〜第8図を用いて説明する。
第2図は、本発明に係る画像読取開始位置の表示装置
を有するデジタル複写機(画像形成装置)の全体構成を
示す側断面図である。同図において、複写機本体1の上
面にはコンタクトガラス2により原稿載置台が形成さ
れ、その左端部には原稿載置位置の基準板4が設けられ
ている。また、前記コンタクトガラス2に対向して載置
された原稿Gを押さえるための原稿押え3が設けられて
いる。前記基準板は、第3図(デジタル複写機の上部斜
視図)に示すように原稿サイズに対応した原稿載置位置
の指示線4aが形成され、ネジ41により複写機本体1に主
走査方向Bに位置調整可能に取付られている。また、基
準板4により形成される副走査方向Aの基準線RはCCD1
2による原稿Gの画像信号の読取開始位置となってい
る。第2図に戻り、複写機本体1内の上部には、第1光
学系L1、第2光学系L2、レンズ部11及びCCD12(画像デ
ータ読取装置)より構成された画像データ読取部が配設
されている。前記第1光学系L1は、主に反射傘5、ハロ
ゲンランプ6(光源)及び反射鏡7等からなり、前記第
2光学系L2は、主に反射鏡9,10から構成され、第1及び
第2光学系L1,L2は不図示の駆動機構により原稿面に沿
ってA方向に往復動するようになされている。上記画像
データ読取部では、ハロゲンランプ6により原稿Gに光
が照射され、その反射光が反射鏡7,9,10を介してレンズ
部11に導かれ、該レンズ部11により結像された原稿Gの
画像信号がCCD12により読み取られ、不図示の記憶装置
に記憶される。この画像信号の読取開始タイミングは、
複写機本体1の所定位置に配設されたフォトインターラ
ンプ13による第1光学系L1の検出信号により行われる。
すなわち、フォトインターラプタ13は、前記基準線Rに
おける原稿Gの画像がCCD12に入射されるタイミングで
第1光学系L1の検出信号が出力されるような位置に配設
されている。また、第1光学系L1の適所には仕切板8が
取り付けられており、該仕切板8で前記フォトインター
ランプ13の光路が遮断されることによりホームポジショ
ンから往動してきた第1光学系L1が検出され、該検出信
号によりCCD12の画像信号の読取が開始される。14は原
稿走査の上流側(図中、左側)における第1光学系L1
停止位置、すなわち、ホームポジションに配設されてい
るフォトインターラプタである。フォトインターラプタ
14により復動してきた第1光学系L1が検出されると、該
検出信号により光学系の駆動が停止され、第1及び第2
光学系L1,Lは所定のホームポジションに停止される。
複写機本体1内の下部適所には、レーザタイオード15
(画像データ出力装置)、ポリゴンミラー16及び反射鏡
17から構成される画像データ出力部が配設されている。
画像データ出力部では、後述する画像処理回路で生成さ
れた画像データがレーザイオード15によりレーザ光に変
調されてポリゴンミラー16に出力され、該ポリゴンミラ
ー16の回転によりライン走査され、反射鏡17を経て感光
体ドラム18側へ導かれる。
複写機本体1内の下部適所には、転写機構と給紙機構
及び排紙機構とから構成される像形成手段が配設されて
いる。前記転写機構は、感光体ドラム18、帯電装置19、
現像装置20、転写装置21、分離装置22及びクリーニング
装置23等から構成されている。帯電装置19により帯電さ
れた感光体ドラム18は、上記画像データ出力部から出力
された画像データの静電潜像が形成された後、上記現像
装置20により該画像データの静電潜像が顕像化され、上
記転写装置21により顕像化された画像データが給紙機構
により送給された用紙に転写される。そして、分離装置
22により感光体ドラム18から転写用紙が分離された後、
転写用紙は排紙機構を経て排紙トレイ31に排出され、感
光体ドラム18は上記クリーニング装置23によりドラム表
面に残留したトナーが除去される。給紙機構は、複写機
本体1の底部に設けられた給紙カセット24、給紙ローラ
25,給紙ガイド26及び搬送ローラ対27から構成され、上
記給紙ローラ25により給紙カセット24から送り出された
用紙は、給紙ガイド26、搬送ローラ対27により感光体ド
ラム18に給送される。また、排紙機構は、搬送ベルト2
8、定着部29及び排紙ローラ対30により構成され、上記
分離装置22により感光体ドラム18から分離された転写用
紙は、搬送ベルト28により定着部29に搬送され、該定着
部29で定着された後、排紙ローラ対30により排紙トレイ
31に排出される。
第1図は、上記デジタル複写機における本発明に係る
画像読取位置の表示装置に関するシステム構成図を示し
たものである。同図において、第2図に示す部材と同一
部材には同一番号を付している。32はハロゲンランプ6
の発光量を制御するAVRユニットである。AVRユニット32
は不図示のボリュームにより設定された光量となるよう
にハロゲンランプ6の発光量を制御する。33はCCD12に
より読み取られた画像信号を補正する補正回路であり、
例えばCCD12を構成している各画素の受光感度のばらつ
きによる画像信号のばらつきやレンズ部11の明るさの偏
差による画像信号の偏差等を補正し、受光量の誤差を補
正する。34は前記画像信号の取込先を選択するための入
力セレクタであり、マイクロコンピュータ36(以下、CP
Uという)からの指令信号により前記画像信号を後段の
画像処理回路35又はCPU36内の画像メモリ37に選択的に
出力する。35はCCD12から入力される画像信号から感光
体ドラム18において静電潜像を形成するための画像デー
タを生成する画像処理回路である。36は複写機のコピー
動作を集中制御するCPUであり、前記CCD12から入力され
る画像信号を記憶する画像メモリ37を内蔵している。CP
U36はコピー動作に際して第1及び第2光学系L1,L2をプ
リスキャンさせ、原稿Gの画像信号を読み取り、該画信
号から画像処理条件を演算して、前記画像処理回路35に
出力する。画像処理回路35は前記画像処理条件に基づい
てCCD12から入力される画像信号(正規のスキャンによ
る画像信号)から静電潜像を形成するための画像データ
に生成し、その画像データをレーザダイオード15に出力
する。また、CPU36は画像信号の読取位置調整モードに
なると(このモードは作業者からの指示により設定され
る)、後述する主走査方向における画像信号の読取位置
表示用の画像データを生成し、該画像データを表示装置
40に出力する。38及び39はそれぞれROMとRAMであり、RO
M38にはCPU36の処理プログラムが記憶され、RAM39は処
理プログラムやCPU36で演算されたデータが記憶され
る。40は複写機本体1の操作パネル(第3図参照)上に
設けられたLCD又はLEDからなる表示装置である。
次に、本発明に係るデジタル複写機の主走査方向にお
ける画像信号の読取位置の表示動作について説明する。
主走査方向における画像信号の読取位置を表示させる
場合は、まず、CPU36のプログラムモードを画像信号の
読取位置調査モードに設定し、例えば第4図に示すよう
なテスト原稿GTを、第5図に示すようにテスト原稿GT
原稿端Qを原稿載置台の基準線R(第3図参照)に合せ
るとともに、テスト原稿GTの主走査方向中央に描かれた
中心線LMを基準板4のセンタ表示Mに合せて原稿載置台
に載置し、読取走査を行う。
第4図に示すテスト原稿GTは、白色原稿の主走査方向
の両端部に一定幅の黒色部42,42′(図中、斜線で示
す)が形成され、中央に中心線LMが形成されたものであ
る。テスト原稿GTの主走査方向の長さWは、CCD12の読
取走査領域をカバーする大きさであり、本実施例におい
ては定形サイズの適宜のサイズ、例えばA3サイズになっ
ている。また、テスト原稿GTの副走査方向の長さLは、
主走査方向に画像信号が読み取られる位置P(第5図参
照)を十分にカバーする適宜の長さになっている。な
お、テスト原稿GTは、後述するようにテスト原稿GTの画
像信号から中心線LMが検出できるものであればよく、例
えばPラインを含む主走査方向の一定幅の帯に上記両端
部の黒色部42,42′と中心位置を示すマークを形成した
ものでもよい。また、上記テスト原稿GTの白黒部分を逆
にしてもよく、トーン差が明瞭であれば、色分けは有彩
色であってもよい。
読取走査を行うと、第1及び第2光学系L1,L2は予め
設定された距離を移動して停止し、副走査方向の所定位
置Pにおける主走査方向1ライン分の画像信号がCCD12
により読み取られる。
CCD12を構成している各センサで読み取られた画像信
号は上述した補正回路33で所定の補正を施された後、入
力セレクタ34を介してCPU36内の画像メモリ37に記憶さ
れる。そして、CPU36で記憶された画像信号から表示用
の画像データが生成され、該画像データが表示装置40で
第6図に示すように表示される。
第6図は、第5図に示す読取範囲w1で読み取られたテ
スト原稿GTの画像データを表示装置40に表示した一例で
ある。第5図において、読取範囲w1は、主走査方向にお
いてCCD12のセンサアレイ中心と原稿載位置の中心Mと
が一致するようにCCD12が設定されている場合の画像信
号の読取範囲を示している。この場合は、該読取範囲w1
の両端a,a′はテスト原稿GTの両端と略同一になり、CCD
12ではPライン上のテスト原稿GT全体の画像信号が読み
取られる。第6図に戻り、テスト原稿GTの画像データ
は、CCD12のa端からa′端の位置に対応して表示領域4
3の横軸x端からx′端に信号波形46として表示されて
いる。また、表示領域43の縦軸方向には、ライン45を基
準にして画像データのレベル値が表示されている。基準
ライン45は黒色のレベルを示し、白色度が大きいと、信
号波形46のレベル値は大きくなる。なお、表示領域43の
横軸方向の表示ドット数がCCD12で得られる画像データ
数より少ない場合は、例えば画像メモリ37から画像信号
が表示ドット数に対応するように所定ピッチでサンプリ
ングされて表示用画像データが生成されるか、あるいは
所定データ数毎の平均値レベルから表示用画像データが
生成されて信号波形46のように表示される。従って、表
示領域43には、CCD12で読み取ったPライン上の画像信
号の波形が表示されることになる。表示領域43の中央に
は表示の中心を示すセンタライン44が設けられている。
このセンタライン44は表示領域43を発光させて表示させ
てもよく、表示パネル上に該印等で表示してもよい。上
述したように表示領域43の表示範囲x−x′はCCD12の
画像信号の読取範囲に対応させているので、センタライ
ン44の位置にはCCD12のセンサアレイ中心の画像データ
が表示されることになる。第6図は、上述したようにテ
スト原稿GTに描かれた中心線LMとCCD12の中心とが一致
している場合の画像データを表示したものなので、中心
線LMを示すデップ点46aはセンタライン44の位置に表わ
れている。
第7図は、第5図に示す読取範囲w2で読み取られたテ
スト原稿GTの画像データを表示したものであり、第8図
は第5図に示す読取範囲w3で読み取られたテスト原稿GT
の画像データを表示したものである。読取範囲w2及び読
取範囲w3はそれぞれCCD12の取付位置が複写機の後側と
前側にずれている場合のテスト原稿GTの画像信号の読取
範囲を示している。CCD12自体の画像信号の読取範囲w2
及びw2のいずれの場合も同じであり、読取範囲w1に示さ
れるようにテスト原稿GTの主走査方向の幅Wと略同一に
なっている。従って、読取範囲w2又は読取範囲w3となる
ように設定されたCCD12ではPライン上で複写機の後側
又は前側にずれたテスト原稿GTの画像信号が読み取られ
ることになる。読取範囲w2は、主走査方向におけるテス
ト原稿GTの位置がCCD12対して相対的に複写機前側にあ
るので、第7図に示すように表示領域43に表示されるテ
スト原稿GTの画像は全体的にx側に寄り、中心線LMを示
すデップ点46aはセンタライン44より左側に表れる。一
方、読取範囲w3は、テスト原稿GTの位置がCCD12に対し
て相対的に複写機後側になるので、第8図に示すように
表示領域43に表示されるテスト原稿GTの画像は全体的に
x′側に寄り、中心線LMを示すデップ点46aはセンタラ
イン44より右側に表れることになる。そして、表示され
たセンタライン44とデップ点46aとの距離lはCCD12の取
付位置とテスト原稿GTの載置位置との主走査方向におけ
る相対的なずれ量を示している。
なお、上記説明では、原稿載位置を指定する基準板4
に対してCCD12の設置位置がずれている場合について説
明したが、CCD12に対してテスト原稿GTの載置位置がず
れている場合、すなわち、基準板4の設置位置がずれて
いる場合でも上述と同様にCCD12では複写機の後側又は
前側にずれたテスト原稿GTの画像信号が読み取られる。
従って、主走査方向における画像信号の読取位置の調整
は、上記表示装置40に表示されたデップ点46aのセンタ
ライン44からのずれ方向とずれ量とを観測しながら、基
準板4の取付位置を固定し、CCD12の取伝位置をデップ
点46aがセンタライン44に一致するように調整するか、
逆にCCDの取付位置を固定して基準板4の取付位置を調
整することにより行われる。
基準板4の位置調整は、第3図に示したようにネジ41
による主走査方向の基準板4の固定位置を調整すること
により行われる。また、CCD12は、第9図に示す偏心コ
ロ55を操作することによりその主走査方向(図中、D方
向)の位置が調整される。
第9図は、ユニット化されたレンズ部11及びCCD12の
斜視図である。同時において、レンズ部11は、レンズ11
aが収納されたレンズカバー11bがベース板48に固着され
ている。また、CCD12は、CCD取付板49の所定位置に固着
され(図では見えていない)、該CCD取付板49は高さ調
整板50の所定位置に取り付けられている。高さ調整板50
は、不図示のネジ部材により位置調整部材51に対して高
さ調整可能に取り付けられ、更にこの位置調整部材51
は、ネジ53により前記ベース板48に主走査方向に位置調
整可能に取り付けられている。そして、レンズ部11とCC
D12とが取付られた前記ベース板48は、ネジ54,54′及び
不図示のネジにより支持台47に副走査方向(図中、E方
向)に位置調整可能に取り付けられている。副走査方向
の位置調整は、支持台47の適所に設けられた孔を貫通し
てベース板48の適所に突設されたナット部48aに螺合さ
れたネジ56により行われる。すなわち、ネジ56を回転す
ることによりベース板48が支持台47に対して副走査方向
に移動し、ベース板48に載置されたレンズ部11及びCCD1
2全体の副走査方向の位置調整が行われる。
前記高さ調整板50の高さ調整は、高さ調整板50の上部
両端に設けられたネジ52,52′及びスプリング52a,52a′
からなる高さ調整機構により行われる。すなわち、ネジ
52又はネジ52′を回転させることにより、高さ調整板50
の両端部の高さがそれぞれ調整される。また、前記位置
調整部材51の主走査方向の位置調整は偏心コロ55により
行われる。偏心コロ55を回転させることにより位置調整
部材51が主走査方向に移動し、CCD12の主走査方向の位
置が調整される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、主走査方向に
テスト原稿の画像信号を読み取り、該画像信号からテス
ト原稿に描かれた中心線の画像信号のCCDにおける検出
位置を算出し、該検出位置のCCDの画像読取範囲中心か
らのずれ方向とずれ量とを複写機に設けられ表示装置に
表示するようにしたので、該表示内容を確認しながら原
稿載置位置を指定する基準板の取付位置又はCCDの取付
位置の調整を行うことにより主走査方向における画像信
号の読取位置の調整を簡単かつ正確に行うことができ
る。また、特別な測定機器を必要としないので、フィー
ルドにおける前記部材の交換、修理等の後に画像信号の
読取位置の調整を簡単かつ短時間に行うことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る画像形成装置における画像読取位
置の表示装置のシステム構成図、第2図は本発明に係る
画像読取位置の表示装置を有する画像形成装置の全体構
成を示す側断面図、第3図は本発明に係る画像形成装置
の上部斜視図、第4図はテスト原稿を示す図、第5図は
原稿載置台にテスト原稿を載置した平面図、第6図は主
走査方向の画像信号の読取位置が正常の場合の表示装置
に表示される一表示例を示す図、第7図及び第8図は主
走査方向の画像信号の読取位置が異常の場合の表示装置
に表示される一表示例を示す図、第9図はレンズ部及び
CCDが取り付けられたユニットを示す斜視図である。 1……複写機本体、4……基準板、5……反射傘、6…
…ハロゲンランプ(光源)、7,9,10……反射鏡、8……
仕切板、11……レンズ部、12……CCD(画像データ読取
装置)、13,14……フォトインターラプタ、15……レー
ザダイオード(画像データ出力装置)、33……補正回
路、34……入力セレクタ、36……CPU(マイクロコンピ
ュータ)、37……画像メモリ、38……ROM、39……RAM、
40……表示装置、41……ネジ、43……表示領域、44……
センタライン、45……基準ライン、46……信号波形、47
……支持台、48……ベース板、49……CCD取付板、50…
…高さ調整板、51……位置調整部材、55……偏心コロ、
GT……テスト原稿。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上平 和也 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 笹原 辰夫 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−13571(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/04 - 1/207

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像手段により読み取られた原稿の画像信
    号から潜像形成用の画像データを生成し、該画像データ
    を感光体に出力して画像形成する画像形成装置におい
    て、上記撮像手段により主走査方向に読み取られた、主
    走査方向の中心線の描かれたテスト原稿の画像信号を記
    憶する記憶手段と、記憶された画像信号から前記中心線
    を示す画像信号の上記撮像手段における検出位置を算出
    する第1の算出手段と、上記撮像手段の主走査方向にお
    ける画像読取範囲の中心に対する前記検出位置の相対的
    なずれ量とずれ方向とを算出する第2の算出手段と、該
    ずれ量及びずれ方向を表示する表示手段とを備えたこと
    を特徴とする画像形成装置における画像読取位置の表示
    装置。
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