JP3008874B2 - 伝送路切替システム - Google Patents
伝送路切替システムInfo
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- JP3008874B2 JP3008874B2 JP9021888A JP2188897A JP3008874B2 JP 3008874 B2 JP3008874 B2 JP 3008874B2 JP 9021888 A JP9021888 A JP 9021888A JP 2188897 A JP2188897 A JP 2188897A JP 3008874 B2 JP3008874 B2 JP 3008874B2
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- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は伝送路切替システム
に関し、特に信頼性を向上するために冗長構成の2系統
の伝送路を有する伝送通信システムにおける伝送路切替
方式に関するものである。
に関し、特に信頼性を向上するために冗長構成の2系統
の伝送路を有する伝送通信システムにおける伝送路切替
方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冗長構成の2系統の伝送路を有する伝送
通信システムにおいては、受信端においてパス警報を検
出した場合に、主信号に影響を与えることなく無瞬断で
切替えを実現するパス切替区間と、主信号の自動救済の
ためのAPS(Automatic Protection Switch) 信号によ
って伝送路間の切替えを行う伝送路(セクション)切替
区間とが設けられている。
通信システムにおいては、受信端においてパス警報を検
出した場合に、主信号に影響を与えることなく無瞬断で
切替えを実現するパス切替区間と、主信号の自動救済の
ためのAPS(Automatic Protection Switch) 信号によ
って伝送路間の切替えを行う伝送路(セクション)切替
区間とが設けられている。
【0003】図2はこの種の伝送システムのブロック図
である。図2を参照すると、伝送路(セクション)切替
区間においては、現用系(0系)と予備系(1系)との
2系統の伝送路A,Bは選択部1へ入力される。この選
択部1においては、例えば現用系Aが選択器1,2によ
り夫々選択されて後段のパス切替区間へ2系統(冗長な
現用/予備系)に分けられて導出される様になってい
る。
である。図2を参照すると、伝送路(セクション)切替
区間においては、現用系(0系)と予備系(1系)との
2系統の伝送路A,Bは選択部1へ入力される。この選
択部1においては、例えば現用系Aが選択器1,2によ
り夫々選択されて後段のパス切替区間へ2系統(冗長な
現用/予備系)に分けられて導出される様になってい
る。
【0004】パス切替区間においては、前段の伝送路切
替区間からの冗長な2系統(図2の例では、共に前段の
0系が2分岐されて、このパス切替区間での0系/1系
となる)が選択部2へ入力されている。
替区間からの冗長な2系統(図2の例では、共に前段の
0系が2分岐されて、このパス切替区間での0系/1系
となる)が選択部2へ入力されている。
【0005】この選択部2では、各系において、位相調
整器21,22及び警報検出器23,24が夫々設けら
れている。位相調整器21,22では、両系の信号に対
して、図示せぬ送信部で付加された位相情報を基にし
て、位相組合わせを行うものである。
整器21,22及び警報検出器23,24が夫々設けら
れている。位相調整器21,22では、両系の信号に対
して、図示せぬ送信部で付加された位相情報を基にし
て、位相組合わせを行うものである。
【0006】パス警報検出器23,24では、パス警報
を検出して、選択器25においてパス切替を実施する様
に制御するものである。この場合、位相調整器21,2
2にて位相合せがなされているので、無瞬断切替が可能
となる。
を検出して、選択器25においてパス切替を実施する様
に制御するものである。この場合、位相調整器21,2
2にて位相合せがなされているので、無瞬断切替が可能
となる。
【0007】伝送路切替区間においては、伝送路間の切
替えをAPS信号に応答して実施するものであるが、こ
の場合、伝送路切替えを実現するための選択器は、通常
図2に示す様に、2個設けられており、これ等2個の選
択器11,12は常に同一系を選択していることが必要
である。
替えをAPS信号に応答して実施するものであるが、こ
の場合、伝送路切替えを実現するための選択器は、通常
図2に示す様に、2個設けられており、これ等2個の選
択器11,12は常に同一系を選択していることが必要
である。
【0008】従って、両選択器11,12は同時に制御
されることが望ましいが、0系/1系と夫々異なる場所
に設置されていること、APS信号の処理が極めて複雑
であること等の理由から、選択器の制御は、マイクロプ
ロセッサによりいずれか一方の系の選択器から固定的か
つシーケンシャル(例えば、0系先発,1系後発)に行
っているのが実状である。
されることが望ましいが、0系/1系と夫々異なる場所
に設置されていること、APS信号の処理が極めて複雑
であること等の理由から、選択器の制御は、マイクロプ
ロセッサによりいずれか一方の系の選択器から固定的か
つシーケンシャル(例えば、0系先発,1系後発)に行
っているのが実状である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この様に、従来の伝送
路切替システムでは、前段にセクション切替による冗長
方式を採用した伝送路切替区間があって、その後段に無
瞬断でパス切替を行うパス切替区間がある場合、前段に
切替えが発生すると、後段においても切替えが発生する
という問題がある。
路切替システムでは、前段にセクション切替による冗長
方式を採用した伝送路切替区間があって、その後段に無
瞬断でパス切替を行うパス切替区間がある場合、前段に
切替えが発生すると、後段においても切替えが発生する
という問題がある。
【0010】すなわち、前段において切替えが発生する
と、前述した如く、選択器11,12が同時に切替制御
されないために、2系統信号間に位相差が生じ、信号に
瞬断が生じ、よって警報検出器23,24による警報に
よって、後段でも切替えが発生してしまうのである。
と、前述した如く、選択器11,12が同時に切替制御
されないために、2系統信号間に位相差が生じ、信号に
瞬断が生じ、よって警報検出器23,24による警報に
よって、後段でも切替えが発生してしまうのである。
【0011】本発明の目的は、前段の伝送路切替区間の
切替えによる後段のパス切替区間に生ずる不用意な切替
の発生を防止する様にした伝送路切替システムを提供す
ることである。
切替えによる後段のパス切替区間に生ずる不用意な切替
の発生を防止する様にした伝送路切替システムを提供す
ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、障害情
報の受信に応答して伝送路の切替えを行う伝送路切替手
段と、この伝送路切替手段による切替え後の出力を冗長
構成の2系統のパスとして受信し、この2系統のパスの
択一的導出をなす選択手段とを含む伝送路切替システム
であって、前記伝送路切替手段による切替えに応答して
この切替え出力に対して切替えたことを示す切替情報を
付加する切替情報付加手段と、この切替情報の検出に応
答して前記選択手段の選択状態の切替えを禁止する制御
手段とを含むことを特徴とする伝送路切替システムが得
られる。
報の受信に応答して伝送路の切替えを行う伝送路切替手
段と、この伝送路切替手段による切替え後の出力を冗長
構成の2系統のパスとして受信し、この2系統のパスの
択一的導出をなす選択手段とを含む伝送路切替システム
であって、前記伝送路切替手段による切替えに応答して
この切替え出力に対して切替えたことを示す切替情報を
付加する切替情報付加手段と、この切替情報の検出に応
答して前記選択手段の選択状態の切替えを禁止する制御
手段とを含むことを特徴とする伝送路切替システムが得
られる。
【0013】本発明の作用を述べる。前段の伝送路切替
区間において切替えが発生すると、この切替えが発生し
た旨の切替え情報を信号に付加して送出し、後段におい
ては、この切替え情報を検出して、後段での切替えを禁
止する様にしている。
区間において切替えが発生すると、この切替えが発生し
た旨の切替え情報を信号に付加して送出し、後段におい
ては、この切替え情報を検出して、後段での切替えを禁
止する様にしている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、図面を用いて本発明の実
施例について説明する。
施例について説明する。
【0015】図1は本発明の実施例のシステムブロック
図であり、図2と同等部分は同一符号にて示している。
本例においては、前段の伝送路切替区間において、切替
情報付加部13を設け、選択部1にて切替えが生じた時
に、切替えを示す情報を切替後の出力に付加するもので
ある。
図であり、図2と同等部分は同一符号にて示している。
本例においては、前段の伝送路切替区間において、切替
情報付加部13を設け、選択部1にて切替えが生じた時
に、切替えを示す情報を切替後の出力に付加するもので
ある。
【0016】後段のパス切替区間においては、この切替
え情報を検出する切替え情報検出部26を設け、この検
出出力により選択器25の選択切替え動作を禁止する様
にしている。
え情報を検出する切替え情報検出部26を設け、この検
出出力により選択器25の選択切替え動作を禁止する様
にしている。
【0017】本発明の実施例の動作について詳述する。
伝送路切替区間の切替えは選択部1において実施され、
その切替情報は付加部13により両系の信号に夫々付加
される。パス切替区間の受信部の位相調整器21,22
では、両系双方の信号から、夫々送信部において付加さ
れた位相情報を基に位相合せを行う。その後、パス警報
検出器23,24において検出されたパス警報により、
後段の選択器25においてパス切替を実施する。
伝送路切替区間の切替えは選択部1において実施され、
その切替情報は付加部13により両系の信号に夫々付加
される。パス切替区間の受信部の位相調整器21,22
では、両系双方の信号から、夫々送信部において付加さ
れた位相情報を基に位相合せを行う。その後、パス警報
検出器23,24において検出されたパス警報により、
後段の選択器25においてパス切替を実施する。
【0018】尚、切替情報検出部26は、両系双方の信
号から夫々切替情報を検出しパス切替禁止信号により選
択器25の切替を禁止する。
号から夫々切替情報を検出しパス切替禁止信号により選
択器25の切替を禁止する。
【0019】更に述べると、伝送路切替区間で0系から
1系への切替が起こった場合、選択部1より切替情報が
付加部13に通知される。また、伝送路切替区間で選択
された系の信号は0系/1系の冗長をもってパス切替区
間へ送出される。付加部5はパス切替区間の両系の信号
に切替情報を付加する。この場合は、信号のオーバヘッ
ドの所定箇所に付加するものとする。
1系への切替が起こった場合、選択部1より切替情報が
付加部13に通知される。また、伝送路切替区間で選択
された系の信号は0系/1系の冗長をもってパス切替区
間へ送出される。付加部5はパス切替区間の両系の信号
に切替情報を付加する。この場合は、信号のオーバヘッ
ドの所定箇所に付加するものとする。
【0020】パス切替区間の受信端では、切替情報検出
部26が両系の信号より切替情報を収集し、伝送路切替
区間で切替が起きた時に選択部25の切替を禁止する。
部26が両系の信号より切替情報を収集し、伝送路切替
区間で切替が起きた時に選択部25の切替を禁止する。
【0021】また、両系の信号は夫々位相調整器21,
22で位相を合わせられ、警報検出器23,24にてパ
ス警報を検出する。パス警報を検出すると選択器25に
てパス切替を行うが、パス切替禁止信号により選択器2
5は切替禁止となっているため切替は発生しない。これ
により、伝送路切替区間で切替が発生した時の、パス切
替区間における不用意な切替を防止することができる。
22で位相を合わせられ、警報検出器23,24にてパ
ス警報を検出する。パス警報を検出すると選択器25に
てパス切替を行うが、パス切替禁止信号により選択器2
5は切替禁止となっているため切替は発生しない。これ
により、伝送路切替区間で切替が発生した時の、パス切
替区間における不用意な切替を防止することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の効果は、伝送路切替区間の切替
を実施する際に、パス切替区間の不用意な切替を防止す
ることである。
を実施する際に、パス切替区間の不用意な切替を防止す
ることである。
【0023】その理由は、伝送路切替区間で起きた切替
を切替情報として信号に付加し、パス切替区間で切替情
報を監視することで伝送路切替区間での切替発生時はパ
ス切替区間の切替を禁止しているからである。
を切替情報として信号に付加し、パス切替区間で切替情
報を監視することで伝送路切替区間での切替発生時はパ
ス切替区間の切替を禁止しているからである。
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】従来の技術を示すブロック図である。
1,2 選択部 11,12,25 選択器 13 切替情報付加部 21,22 位相調整器 23,24 警報検出器 26 切替情報検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 1/22 H04L 29/14
Claims (3)
- 【請求項1】 障害情報の受信に応答して伝送路の切替
えを行う伝送路切替手段と、この伝送路切替手段による
切替え後の出力を冗長構成の2系統のパスとして受信
し、この2系統のパスの択一的導出をなす選択手段とを
含む伝送路切替システムであって、前記伝送路切替手段
による切替えに応答してこの切替え出力に対して切替え
たことを示す切替情報を付加する切替情報付加手段と、
この切替情報の検出に応答して前記選択手段の選択状態
の切替えを禁止する制御手段とを含むことを特徴とする
伝送路切替システム。 - 【請求項2】 前記障害情報は、主信号の自動救済のた
めのAPS(Automatic Protection Switch )信号であ
ることを特徴とする請求項1記載の伝送路切替システ
ム。 - 【請求項3】 前記切替情報付加手段は、伝送信号のオ
ーバヘッドの所定箇所に前記切替情報を付加するように
したことを特徴とする請求項1または2記載の伝送路切
替システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9021888A JP3008874B2 (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 伝送路切替システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9021888A JP3008874B2 (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 伝送路切替システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10224430A JPH10224430A (ja) | 1998-08-21 |
JP3008874B2 true JP3008874B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=12067658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9021888A Expired - Fee Related JP3008874B2 (ja) | 1997-02-05 | 1997-02-05 | 伝送路切替システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3008874B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5228727B2 (ja) | 2008-09-12 | 2013-07-03 | 日本電気株式会社 | データ送信装置及びデータ送信方法 |
JP2017147503A (ja) | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 株式会社東芝 | 送信システム |
-
1997
- 1997-02-05 JP JP9021888A patent/JP3008874B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10224430A (ja) | 1998-08-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |