JP5228727B2 - データ送信装置及びデータ送信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、誤り訂正符号化機能を備えたデータ送信装置及びデータ送信方法に関する。
データ伝送システムにおいては、運用系及び予備系から成る冗長構成を採用することによって、データ伝送の信頼性を向上させることができる。たとえば、系切り替え装置と、運用系及び予備系で構成されたデータ送信装置と、データ受信装置を備えたデータ伝送システムが利用されている。このようなデータ伝送システムにおいては、運用系に障害がないときは、系切り替え装置は、データ送信装置の運用系のデータを選択して、そのデータをデータ受信装置へ送信する。データ送信装置の運用系に障害が発生すると、系切り替え装置は、予備系のデータを選択して、そのデータをデータ受信装置へ送信する。このようにして、運用系と予備系とを備えたデータ送信装置は、運用系に障害が発生した場合でも通信の継続を可能とする。その結果、データ伝送の信頼性が向上する。
送信側に冗長構成を備えた通信システムに関連する技術の例としては、特許文献1に記載された送信装置がある。特許文献1に記載された送信装置は、データ送信装置の運用系と予備系との間でデータのフレーム同期を取ることで、系切り替え時にデータ受信装置でフレームの同期はずれが発生することを防止している。
また、特許文献2は、0系および1系の拡散処理部を備えた無線基地局装置において、一方の系に障害が発生すると、両方の系の出力制御部に切り替え制御信号を送る構成を開示している。
さらに、特許文献3は、切り替え情報の検出出力により選択器の切り替え動作を禁止する切り替えシステムの構成を開示している。
特開平08−008886号公報(第3頁) 特開2002−290314号公報(第10頁) 特開平10−224430号公報(第3頁)
冗長構成を備えたデータ送信装置は、さらに誤り訂正符号化処理を行う機能を備えている場合がある。この場合、データ送信装置の運用系と予備系との間で、誤り訂正符号化処理の同期を実施していなければ、運用系から予備系への切り替えを実施した際に、受信装置の誤り訂正処理が正常に行えなくなるという問題が発生する。
その理由を、以下に説明する。データ送信装置における誤り訂正符号化処理機能は、複数個のデータの送出単位(例えば、パケット)毎に誤り訂正情報を生成する。そして、誤り訂正情報が、その送出単位を構成するデータに付加される。送出単位を構成するデータと付加された誤り訂正情報とを合わせた全体のデータを、誤り訂正符号化処理の単位ブロック(以下、「訂正ブロック」という。)と呼ぶ。運用系と予備系との間で、出力される訂正ブロックの生成が同期している場合には、運用系と予備系との間で送信出力を切り替えた際に、訂正ブロックが不連続になることはない。
ここで、訂正ブロックの生成タイミングと内容とが運用系と予備系とで一致している状態、すなわち、同一のタイミングで生成される訂正ブロックが、同一のデータ及びその誤り訂正符号で構成されている状態を「訂正ブロックの生成が同期している状態」という。この状態においては、訂正ブロックの途中で切り替えが発生しても、切り替えの前後で訂正ブロックの連続性は失われない。
もし、訂正ブロックの生成が同期していない状態で、送信装置が運用系から予備系への系切り替えを実施すると、切り替えの前後において、受信装置が受信する訂正ブロックを構成するパケットの連続性が失われる。その結果、受信装置は、切り替え後から、不正な訂正ブロックを受信する。受信装置が不正な訂正ブロックを受信すると、受信装置は誤った訂正を行ったり、受信データの異常により処理が停止したりする可能性がある。
ところが、特許文献1に記載の技術では、運用系と予備系との間でフレーム同期を行う構成を開示しているが、フレームの内部に含まれる訂正ブロックの生成の同期を行っていない。すなわち、特許文献1に記載の構成では、フレームの内部に含まれる訂正ブロックの生成の同期を行うことができない。従って、特許文献1の記載の構成は、訂正ブロックの生成の同期が取れていない状態で、送信装置が系切り替えを実施すると、受信装置において重大な障害が発生する可能性がある。
また、特許文献2および特許文献3も、フレームの内部に含まれる訂正ブロックの生成の同期を行っていない。従って、運用系から予備系への切り替えを実施した場合に、受信装置の誤り訂正処理が正常に行えなくなる。
本発明の目的は、誤り訂正符号を付加したデータを送信する送信装置が系切り替えを実施すると、そのデータを受信する受信装置において重大な障害が発生する可能性があるという、上述した課題を解決するためのデータ送信装置及びデータ送信方法を提供することにある。
本発明のデータ送信装置は、データに誤り訂正情報を付加して送信する機能を備え、第1の送信部と、第2の送信部と、系切り替え部とを備え、第1の送信部は、第1のデータ及び第1のデータのタイミング情報に基づき第1の誤り訂正情報を生成し、第1のデータと第1の誤り訂正情報とを多重化して生成した第1の訂正ブロックを系切り替え部に出力し、第1のデータのタイミング情報及び第1のデータを特定する第1の特定情報を第2の送信部へ送信し、第1の送信部に故障が発生した場合には故障情報を第2の送信部及び系切り替え部に送信し、第2の送信部は、第1の送信部から故障情報を受信しない場合、第2のデータ及び第1のデータのタイミング情報に基づき第2の誤り訂正情報を生成し、第2のデータと第2の誤り訂正情報とを多重化して生成した第2の訂正ブロックを系切り替え部に出力し、第1のデータのタイミング情報が示すタイミングにおいて、第2のデータを特定する第2の特定情報と第1の特定情報とを比較し、第2の特定情報と第1の特定情報との第1の比較結果を系切り替え部に送信し、系切り替え部は、第1の送信部から故障情報を受信しない場合、かつ、第1の比較結果が第2の特定情報と第1の特定情報との一致を示していない場合は、入力された第1の訂正ブロックを選択して送信する、ことを特徴とする。
また、本発明のデータ送信方法は、第1のデータ及び第1のデータのタイミング情報に基づき第1の誤り訂正情報を生成するステップと、第1のデータと第1の誤り訂正情報とを多重化して生成した第1の訂正ブロックを系切り替え部に出力するステップと、第1のデータのタイミング情報及び第1のデータを特定する第1の特定情報を第2の送信部に送信するステップと、第1の送信部に故障が発生した場合には故障情報を第2の送信部及び系切り替え部に送信するステップと、第1の送信部から故障情報を受信しない場合、第2のデータ及び第1のデータのタイミング情報に基づき第2の誤り訂正情報を生成するステップと、第2のデータと第2の誤り訂正情報とを多重化して生成した第2の訂正ブロックを系切り替え部に出力するステップと、第1のデータのタイミング情報が示すタイミングにおいて、第2のデータを特定する第2の特定情報と第1の特定情報とを比較するステップと、第2の特定情報と第1の特定情報との第1の比較結果を系切り替え部に送信するステップと、第1の送信部から故障情報を受信しない場合、かつ、第1の比較結果が第2の特定情報と第1の特定情報との一致を示していない場合は、入力された第1の訂正ブロックを選択して送信するステップと、を備えることを特徴とする。
本発明の効果は、データ送信装置において運用系から予備系への系切り替えが行なわれた場合に、データ受信装置における誤り訂正処理に異常が発生することを防止できることである。
その理由は、データ送信装置において、運用系送信部と予備系送信部との間で、誤り訂正符号化処理及びデータ伝送装置から送出される訂正ブロックの生成動作の同期状態を確認しているからである。
(第1の実施形態)
図1は、本発明のデータ送信装置の第1の実施形態を示す。第1の実施形態において、データ送信装置は、信号分配部10、運用系送信部11、予備系送信部12及び系切り替え部16を備える。
信号分配部10は、入力データ38を、送信データ20及び24として同一のタイミングで運用系送信部11と予備系送信部12とへ分配する。
運用系送信部11と予備系送信部12とは、同一の構成を備える。運用系送信部11と予備系送信部12とは、入力された送信データをパケタイズ(パケット化)し、誤り訂正符号化処理を行い、誤り訂正符号化処理の単位ブロックである訂正ブロックを生成する。これらの機能を実現するために、運用系送信部11と予備系送信部12とは、それぞれ、送信データパケタイズ部13及び17、誤り訂正情報生成部14及び18、多重化部15及び19、制御部28及び29を備える。
図1に示された、第1の実施形態の動作を説明する。送信データパケタイズ部13は、入力された送信データ20をパケタイズする。そして、送信データパケタイズ部13は、パケタイズされた送信データ21を多重化部15へ送出する。並行して、誤り訂正情報生成部14は、パケタイズされた送信データ21から誤り訂正情報22を生成し、多重化部15へ送出する。多重化部15では送信データ21と誤り訂正情報22とを時系列的に並べた訂正ブロックを生成し、多重化送信データ23として系切り替え部16へ送出する。ここでは、データ、情報等を時系列的に並べることを、以降、「多重化」という。
また、制御部28は、運用系送信部11の故障状態の情報を保持している。
以上は運用系送信部11の動作に関する説明である。予備系送信部12の動作も同様であるので、上記に対応する予備系送信部12の動作の説明は省略する。
また、系切り替え部16が運用系送信部11のデータを選択して回線30に出力している場合、誤り訂正情報生成部14は、誤り訂正情報生成部18へ、誤り訂正処理同期信号32を送信している。誤り訂正処理同期信号32は、誤り訂正符号化処理の同期のために必要な情報と、誤り訂正符号化開始のタイミングとを含んでいる。誤り訂正符号化処理が同期している状態とは、誤り訂正情報生成部14と誤り訂正情報生成部18とが、同時に同一の送信データにより誤り訂正情報を生成している状態をいう。誤り訂正符号化処理の同期のために必要な情報としては、たとえば1回の誤り訂正情報を生成する際に、その対象となるパケット(以下、「訂正対象パケット」という。)の先頭を示すタイミング情報(以下、「先頭パケットタイミング情報」という。)や、訂正対象パケットの先頭のパケット番号(以下、「先頭パケット番号」という。)がある。
さらに、系切り替え部16が運用系送信部11のデータを選択して回線30に出力している場合、多重化部15は、多重化部19へ、多重化同期信号33を送信する。多重化同期信号33は、多重化処理の同期のために必要な情報を含んでいる。多重化処理が同期している状態とは、多重化部15と多重化部18とが、同時に同一の多重化されたデータを系切り替え部16に出力している状態をいう。多重化の同期のために必要な情報は、多重化部15において訂正ブロックが生成されるタイミングの情報や、多重化部15が、時間軸上で、送信データあるいは誤り訂正情報のどちらのパケットの、それぞれ何番目を出力しているか、という情報を含んでいる。
ここで、制御部29は、系切り替え部16が、運用系送信部11の出力を選択して回線30に出力しているときは、運用系送信部11との間の訂正ブロック生成の同期状態の情報を保持する。そして、制御部28は、系切り替え部16が、予備系送信部12の出力を選択して回線30に出力しているときは、予備系送信部12との同期状態の情報を保持する。
また、制御部28及び29との間では、各々の制御部が保持する情報を、制御信号35を用いて相互に転送することができる。さらに、制御部28、29は、系切り替え部16に対して、切り替え信号36及び37を出力している。
系切り替え部16は、多重化されたデータ信号23及び27を受信する。また、系切り替え部16は、切り替え信号36及び37を受信する。系切り替え部16は、切り替え信号36及び37に従って、多重化されたデータ信号23または多重化されたデータ信号27を選択して回線30に出力する。
図2は、本発明の第1の実施形態における、訂正ブロック43、46、49、52の間の位相関係を示す図である。図1及び図2を用いて、本実施形態の訂正ブロックの生成手順及び同期確認方法を説明する。
送信データパケタイズ部13は、パケタイズされた送信データ21を、多重化部15に送出する。ここで、パケタイズされた送信データ21は、図2における、パケット番号がnであるデータパケット41およびそれに続くパケットである。
図1において、誤り訂正情報生成部14は、パケット番号がnであるデータパケット41からパケット番号(n+3)までの4パケットを、訂正ブロック43における誤り訂正符号化処理の対象、すなわち、訂正対象パケットとする。
誤り訂正情報生成部14は、訂正対象パケットに含まれるデータパケットから、誤り訂正情報42(F1)を生成する。誤り訂正情報生成部14は、生成された誤り訂正情報42(F1)を、多重化部15に送出する。
多重化部15は、送信データパケタイズ部13から受信したデータパケット41(パケット番号n)からパケット番号(n+3)までの4パケットと、誤り訂正情報生成部14から受信した誤り訂正情報42とを、時間軸上で多重化して訂正ブロック43を生成する。このようにして、多重化部15は、誤り訂正処理の単位ブロックである訂正ブロック43を周期的に生成し、多重化送信データ23、27として系切り替え部16に出力している。
誤り訂正情報生成部14は、誤り訂正処理同期信号32を用いて、先頭パケットタイミング情報及び先頭パケット番号を、予備系送信部12の誤り訂正情報生成部18に転送する。先頭パケットタイミング情報は、訂正対象パケットの先頭パケットのタイミング情報である。また、先頭パケット番号は、訂正対象パケットの先頭にあるパケットのパケット番号であり、訂正ブロック43の生成に関しては、データパケット41のパケット番号nが先頭パケット番号となる。
誤り訂正情報生成部18は、入力されたデータパケット47(パケット番号n)からパケット番号が(n+3)までの4パケットを、訂正対象パケットとする。さらに、誤り訂正情報生成部18は、訂正対象パケットから、誤り訂正情報48(F1)を生成する。誤り訂正情報生成部18は、生成された誤り訂正情報48(F1)を、多重化部19に送出する。
多重化部19は、データパケット47(パケット番号n)からパケット番号(n+3)までの4パケットと誤り訂正情報48とを時間軸上で多重化して訂正ブロックを生成する。
以上が、パケット番号nからパケット番号n+3までを訂正対象パケットとする訂正ブロック43及び訂正ブロック49の生成手順である。
パケット番号n+4からパケット番号n+7までを訂正対象パケットとする訂正ブロック46及び訂正ブロック52も、同様に以下のように生成される。
誤り訂正情報生成部14は、パケタイズされたデータ信号44(パケット番号はn+4)からパケット番号が(n+7)番目までの4パケットを、次の訂正ブロック46における訂正対象パケットとする。そして、誤り訂正情報生成部14は、誤り訂正情報45(F2)を生成して多重化部15に送出する。
多重化部15は、パケタイズされたデータパケット44(パケット番号はn+4)からパケット番号(n+7)までの4パケットと誤り訂正情報45(F2)とを時間軸上で多重化して、訂正ブロック46を生成する。
誤り訂正情報生成部18は、誤り訂正情報生成部14から、新たに先頭パケットタイミング情報および先頭パケット番号(n+4)を受信する。そして、データパケット50(パケット番号はn+4)からパケット番号が(n+7)までの4パケットを、次の訂正ブロック52における訂正対象パケットとする。誤り訂正情報生成部18は、誤り訂正情報51(F2)を生成する。
多重化部19は、データパケット50(パケット番号はn+4)からパケット番号(n+7)までの4パケットと誤り訂正情報51とを時間軸上で多重化して、訂正ブロック52を生成する。
このように、運用系送信部11と予備系送信部12において、同期した誤り訂正情報の生成が、訂正ブロックの周期で繰り返される。
予備系送信部12における、訂正対象パケット43と49の同期状態を確認する方法について以下に説明する。
誤り訂正情報生成部18は、誤り訂正情報生成部14から、先頭パケットタイミング情報及び先頭パケット番号(n)を受信する。誤り訂正情報生成部18は、先頭パケットタイミング情報により、誤り訂正情報生成部14に訂正対象パケットが入力されるタイミングを知る。訂正対象パケットが入力されるタイミングは、たとえば、誤り訂正情報生成部14が、訂正対象パケットの先頭を受信したタイミングである。
誤り訂正情報生成部18は、先頭パケットタイミング情報が示すタイミングにおける、パケタイズされた送信データ25のパケット番号を、訂正ブロック先頭パケット番号が示すパケット番号と比較する。
パケット番号を比較する手順としては、たとえば、先頭パケットタイミング情報が示すタイミングにおいて、誤り訂正情報生成部18に入力されているパケットを抽出し、そのパケット番号と、先頭パケット番号とを比較する方法がある。あるいは、先頭パケットタイミング情報が示すタイミングの後、新たに誤り訂正情報生成部18に到着するパケットのパケット番号と、先頭パケット番号とを比較する方法もある。
そして、誤り訂正情報生成部18は、比較したパケット番号が同一であれば、運用系送信部11と予備系送信部12との間で、誤り訂正情報の生成は同期していると判断する。
もし、誤り訂正情報生成部14と誤り訂正情報生成部18との間で、同じタイミングで処理されているパケットが異なると、多重化部15と多重化部19とが同じタイミングで生成する訂正ブロックの内容が異なることになる。このような状態で系切り替えが行われると、受信装置が受信する訂正ブロックの正常性が失われ、受信装置は、系切り替え後に、内容が連続していない不正な訂正ブロックを受信する。そして、不正な訂正ブロックを受信した受信装置は、誤った訂正を行う恐れがある。
そこで、誤り訂正情報生成部18は、入力されたデータ信号47のパケット番号がnと異なる場合、同期が不正であると判断する。
誤り訂正情報生成部18は、誤り訂正情報生成部18において検出した誤り訂正符号の同期状態を、制御部29へ通知する。また、送信データパケタイズ部17は、パケタイズされた送信データの同期状態を制御部29へ通知する。制御部29は、制御信号35により、送信データパケタイズ部17および誤り訂正情報生成部18における同期状態を、制御部28へ転送する。
また、制御部29は、誤り訂正情報生成部19の同期状態を、切り替え制御信号37を用いて系切り替え部16へ通知する。これにより、系切り替え部16は、予備系送信部12の誤り訂正情報と、運用系送信部11の誤り訂正情報との同期状態を知ることができる。そして、同期状態が不正な場合は、系切り替え部16は、予備系送信部12への切り替えを抑止する。その結果、不正な同期状態にある予備系送信部16への切り替えを防止することができる。
このようにして、運用系送信部11と予備系送信部12との間で、訂正ブロック生成の同期状態を確認することで、同期が不正である場合に、受信装置が誤った訂正を行うことを防止することができる。
さらに、送信データパケタイズ部13、誤り訂正情報生成部14及び多重化部15は、制御部28にそれぞれの故障情報を通知する。故障情報は、それぞれの部分が故障しているかどうかを示す情報を含んでいる。このようにして、制御部28は、運用系送信部11に故障が発生しているかどうかの情報を収集して保持する。
制御部28は、制御部29を経由して、誤り訂正情報生成部18へ運用系送信部11の故障状態を転送する。なお、誤り訂正情報生成部18への故障状態の転送は、制御部28から誤り訂正情報生成部14を経由してもよい。
誤り訂正情報生成部18へ転送された運用系送信部11の故障状態に、運用系送信部11の内部で故障が発生しているという情報が含まれている場合には、誤り訂正情報生成部18は、故障中の運用系送信部11との間で不正な同期が発生したとみなす。そして、誤り訂正情報生成部18は、予備系送信部12における、運用系送信部11に対する誤り訂正の同期を停止する。その際に、予備系送信部12は、運用系送信部11が故障するまでの間に、運用系送信部11と同期して生成していた誤り訂正情報を廃棄することなく、誤り訂正符号化処理を継続する。このようにすることによって、予備系送信部は、運用系送信部11が故障した後も、訂正ブロックの生成を継続することができる。
送信データパケタイズ部13、誤り訂正情報生成部14及び多重化部15から通知された故障情報のいずれかに、故障状態を示す情報が含まれている場合、運用系送信部11は故障状態にある。このとき、制御部28は、切り替え信号36により、系切り替え部16に運用系送信部11が故障状態であることを通知する。
系切り替え部16は、運用系送信部11が故障状態であるとの通知を受けると、予備系送信部12からの切り替え信号37が予備系送信部12の多重化送信データ27を選択可能であることを示している場合には、系切り替えを行う。そして、予備系送信部12の多重化送信データ27を回線30に出力する。ここで、予備系送信部12の故障などの理由により、予備系送信部12からの切り替え信号37が、予備系送信部12の多重化送信データ27を選択不可と通知している場合には、系切り替え部16は、系切り替えを行わない。
予備系送信部12への切り替え後に運用系送信部の故障が復旧した場合には、運用系送信部11と予備系送信部12とは、以上の説明において運用系送信部11と予備系送信部12とを入れ換えたように動作する。すなわち、予備系送信部12は、運用系送信部11に誤り訂正処理同期信号32および多重化同期信号33を送信する。そして、運用系送信部11は、多重化部15からの送出タイミングが多重化送信データ27と同期した、多重化送信データ23を生成する。また、制御部28は、誤り訂正情報生成部18の同期状態を、切り替え制御信号36を用いて系切り替え部16へ通知する。ここで、予備系送信部12から運用系送信部11への系切り替えは、予備系送信部12の故障を契機としてもよい。あるいは、運用系送信部11が復旧した後に、切り替え信号36及び37を用いて、データを送信する系を強制的に予備系送信部12から運用系送信部11に切り替えてもよい。
データを送信する系を強制的に予備系送信部12から運用系送信部11に切り替える手順の例を以下に示す。まず、切り替え信号36により、運用系送信部11の送信データ23を選択可能であることを通知する。そして、予備系送信部12の状態にかかわらず、系切り替え部16に、予備系送信部11が故障状態であることを、制御部29が切り替え信号37を用いて通知する。そうすると、系切り替え部16は、運用系送信部11から送出された送信データ23を選択し、回線30に出力する。これにより、データを送信する系を強制的に予備系送信部12から運用系送信部11に切り替えることができる。
なお、訂正処理方法が、誤り訂正情報の生成単位ごとに訂正ブロックを生成する手順を備える訂正処理方法であれば、同期に必要な情報を運用系から予備系へ転送することにより、第1の実施形態と同様に、訂正ブロックを同期させるという効果を得ることができる。訂正ブロックの大きさや内容が第1の実施形態と異なるデータ送信装置であっても、訂正ブロックの生成タイミングや訂正ブロックを構成するパケットを指定する情報を運用系から予備系へ転送することで、訂正ブロックの生成の同期を取ることができる。
以上のように、本発明の第1の実施形態においては、運用系から予備系への切り替え前後において、受信装置が誤った訂正を行うことを防止できるという効果がある。
その理由は、予備系送信部12における誤り訂正情報の生成の際に、運用系送信部11との間でパケットの同期が取れているかどうかの確認を行っているからである。そして、予備系への切り替えが、予備系送信部12と運用系送信部11との間で訂正ブロックの生成処理が同期している場合に実施される結果、運用系から予備系への切り替え前後において、訂正ブロックの連続性が保たれるからである。
(第2の実施形態)
次に、本発明の伝送装置の第2の実施形態について、図3から図6を参照して説明する。
図3は、本発明のデータ送信装置の第2の実施形態を示す図である。第2の実施形態は、本発明を、IP(Internet Protocol)ネットワークを用いた映像伝送システムに適用している。図3に示された映像伝送システムは、映像入力部101から入力された映像信号201を、映像信号分配部102を用いて運用系送信部103及び予備系送信部104へ分配する。
映像信号201は、HDTV(High Definition Television)信号、SDTV(Standard Definition Television)信号などの非圧縮信号だけでなく、映像信号を圧縮したTS(Transport Stream)信号でもよい。
運用系送信部103と予備系送信部104は、映像信号や誤り訂正パケットをIPパケット202として系切り替え部105へ送出する。IPパケット202は、イーサネット(登録商標)フレームに格納される。系切り替え部105は、運用系送信部103及び予備系送信部104のうちどちらか一方のIPパケット202を選択しIPネットワーク106へ送出する。
IPパケット転送部107は、IPネットワーク106からIPパケット202を受信し、受信部108へIPパケットを転送する。受信部108は、IPパケット202から映像信号201を再生し、映像信号出力部109に送信する。
図4は、第2の実施形態における、運用系送信部103及び予備系送信部104におけるパケタイズ動作を説明する図である。図4において、パケタイズ動作は、運用系送信部103及び予備系送信部104に共通であるので、以下では運用系送信部103に関して説明する。
映像信号パケタイズ部110は、映像信号分配部102から入力された映像信号201を、映像信号RTP(Real-time Transport Protocol)パケット203へパケタイズする。
また、誤り訂正パケット生成部111は、映像信号RTPパケット203を元に、誤り訂正パケット204を生成する。
さらに、映像信号パケタイズ部110と誤り訂正パケット生成部111は、それぞれ映像信号RTPパケット203及び誤り訂正パケット204をUDP(User Datagram Protocol)、IPパケット及びイーサネットフレームを処理する各プロトコルにおいてパケタイズする。パケット多重化部112は、映像信号RTPパケット203及び誤り訂正パケット204を多重化し、IPパケット202として、系切り替え部105へ送出する。
図5は、本発明のデータ送信装置の第2の実施形態における、誤り訂正処理及び誤り訂正パケットの生成手順を示す図である。図5を参照して、運用系送信部103及び予備系送信部104における、誤り訂正パケットの生成について説明する。
図5において、訂正ブロック401は映像信号RTPパケット203−1〜203−16及び誤り訂正パケット204−1〜204−8から構成されている。
映像信号RTPパケット203−1〜203−16において、203−Mの添字「M」 は、映像信号RTPパケットが伝送される順序を示す。また、誤り訂正パケット204−1〜204−8において、204−Nの添字「N」は、誤り訂正の単位である映像信号RTPパケット203−1〜203−16に付加される、誤り訂正パケットの生成順序を示す。
添字M、Nの最大値は、図5に示した第2の実施形態では、それぞれ16および8である。しかし、訂正ブロック401の大きさは映像伝送システムの設定により定まる。従って、添字M、Nの最大値は、映像伝送システムにより異なる場合がある。
以下の(1)〜(8)に、映像信号RTPパケット203−1〜203−16に対する誤り訂正パケットの生成手順を説明する。
(1)誤り訂正パケット生成部111は、映像信号RTPパケット203−1〜203−4にXOR(eXclusive OR、排他的論理和)演算を行うことによって、誤り訂正パケット204−1を生成する。この生成単位を演算行402とする。演算行とは、映像信号RTPパケットと、それから生成された誤り訂正パケットとから成る行である。映像信号RTPパケットにXOR(排他的論理和)演算を行い、誤り訂正パケットを生成する手順は広く知られているので、詳細な説明は省略する。
誤り訂正パケット204−1は、映像信号RTPパケット203−1が処理単位の先頭であることを示す情報(以下、「先頭パケット情報」という)と、誤り訂正パケット204−1の生成の対象となった映像信号RTPパケットの情報(以下、訂正対象パケット情報という)を含んでいる。すなわち、誤り訂正パケット204−1においては、先頭パケット情報は映像信号RTPパケット203−1を示し、訂正対象パケット情報は、訂正対象パケットが映像信号RTPパケット203−1から203−4の範囲であることを示す。
(2)誤り訂正パケット生成部111は、映像信号RTPパケット203−5〜203−8にXOR演算を行うことで、誤り訂正パケット204−2を生成する。この生成単位を演算行403とする。すなわち、先頭パケット情報は映像信号RTPパケット203−5を示し、訂正対象パケット情報は、訂正対象パケットが映像信号RTPパケット203−5から203−8の範囲であることを示す。
(3)誤り訂正パケット生成部111は、映像信号RTPパケット203−9〜203−12にXOR演算を行うことで、誤り訂正パケット204−3を生成する。この生成単位を演算行404とする。すなわち、パケット情報は映像信号RTPパケット203−9を示し、訂正対象パケット情報は、訂正対象パケットが映像信号RTPパケット203−9から203−12の範囲であることを示す。
(4)誤り訂正パケット生成部111は、映像信号RTPパケット203−13〜203−16にXOR演算を行うことで、誤り訂正パケット204−4を生成する。この生成単位を演算行405とする。すなわち、先頭パケット情報は映像信号RTPパケット203−13を示し、訂正対象パケット情報は、訂正対象パケットが映像信号RTPパケット203−13から203−16の範囲であることを示す。
(5)誤り訂正パケット生成部111は、同様に、映像信号RTPパケット203−1、203−5、203−9、203−13から、誤り訂正パケット204−5を生成する。この生成単位を演算列406とする。演算列とは、映像信号RTPパケットと、それから生成された誤り訂正パケットとから成る列である。ここでは、先頭パケット情報は映像信号RTPパケット203−1を示し、訂正対象パケット情報は、訂正対象パケットが映像信号RTPパケット203−1、203−5、203−9、203−13であることを示す。
(6)誤り訂正パケット生成部111は、同様に、映像信号RTPパケット203−2、203−6、203−10、203−14から、誤り訂正パケット204−6を生成する。この生成単位を演算列407とする。すなわち、先頭パケット情報は映像信号RTPパケット203−2を示し、訂正対象パケット情報は、訂正対象パケットが映像信号RTPパケット203−2、203−6、203−10、203−14であることを示す。
(7)誤り訂正パケット生成部111は、同様に、映像信号RTPパケット203−3、203−7、2011−11、203−15から、誤り訂正パケット204−7を生成する。この生成単位を演算列408とする。すなわち、先頭パケット情報は映像信号RTPパケット203−3を示し、訂正対象パケット情報は、訂正対象パケットが映像信号RTPパケット203−3、203−7、203−11、203−15であることを示す。
(8)誤り訂正パケット生成部111は、同様に、映像信号RTPパケット203−4、203−8、2012−12、203−16から、誤り訂正パケット204−8を生成する。この生成単位を演算列409とする。すなわち、先頭パケット情報は映像信号RTPパケット203−4を示し、訂正対象パケット情報は、訂正対象パケットが映像信号RTPパケット203−4、203−8、203−12、203−16であることを示す。
以上により、映像信号RTPパケット203−1〜203−16から、誤り訂正パケット204−1〜204−8が生成される。
演算行402においては、誤り訂正パケット204−1を用いることによって、映像信号RTPパケット203−1〜203−4のうち1つのパケットが欠落した場合に、受信部108はそのパケットを復元することができる。演算列406においては、誤り訂正パケット204−5を用いることによって、映像信号RTPパケット203−1、203−5、203−9、203−13のうち1つのパケットが欠落した場合に、受信部108はそのパケットを復元することができる。さらに、1つの処理演算行・演算列内に2つ以上のパケットロスが生じた場合でも、受信部108は、演算行・列の組で誤り訂正を繰り返すことで、パケットを復元することができる。
このようなパケットロスが発生した場合のパケットの復元手順は、一般的に知られているので、詳細な説明は省略する。
第2の実施形態では、この訂正ブロック401を単位として、運用系送信部103及び予備系送信部104の間で同期処理が実施される。
図6は、本発明の伝送装置の第2の実施形態における、訂正ブロック単位での誤り訂正処理、誤り訂正パケットの生成の同期処理を説明する図である。以下に、運用系送信部103における、訂正ブロック単位での誤り訂正処理、誤り訂正パケットの生成の同期処理について説明する。なお、予備系送信部104は、運用系送信部103と同一の構成であるので、その説明を省略する。以下の運用系送信部103に関する説明において、運用系送信部103から予備系送信部104への送信機能や制御機能は、予備系送信部104も、予備系送信部104から運用系送信部103への送信機能や制御機能として同様な機能を備えている。
以下の[1]〜[5]に、第2の実施形態における、運用系送信部103及び予備系送信部104の動作を説明する。
[1]運用系送信部103は、入力された映像信号201を映像信号パケタイズ部110でパケタイズする。この際、映像信号パケタイズ部110は、映像信号パケタイズ部160におけるパケタイズのために必要な情報を、映像信号パケタイズ同期信号301として映像信号パケタイズ部160へ出力する。映像信号パケタイズ同期信号301は、パケタイズのタイミング及び映像信号の構成(シンタックス)に関する情報、及び、送出するパケットを個別に特定する情報(以下、「個別情報」という。)を含んでいる。個別情報の例としては、パケット番号やシーケンス番号がある。しかし、個別情報はパケットを一意に特定できる情報であればよく、パケット番号やシーケンス番号以外の情報であってもよい。予備系送信部104は、この映像信号パケタイズ同期信号301を元に、予備系送信部104におけるパケタイズのタイミング及びシンタックスを運用系送信部103と同期させる。
このようにして、映像信号パケタイズ部110及び160は、同一のタイミングで映像信号RTPパケット203を生成する。すなわち、図5で説明した手順に従い、映像信号パケタイズ部110及び160は、同期した映像信号RTPパケット203を生成する。
上記の手順により、映像信号RTPパケット203の生成について、運用系送信部103と予備系送信部104との間で同期を取ることができる。その結果、誤り訂正パケット生成部111に同一の映像信号RTPパケット203を同じタイミングで入力させることができる。
[2]映像信号パケタイズ部110は、映像信号RTPパケット203を誤り訂正パケット生成部111へ送る。誤り訂正パケット生成部111は、映像信号RTPパケット203を受信すると、訂正ブロック401の生成を開始する。
このとき、誤り訂正パケット生成部111は、映像信号RTPパケット203−1を、訂正ブロックの先頭であり、演算行402、演算列406に属すると判断する。そして、誤り訂正パケット生成部111は、映像信号RTPパケット203−1のタイミング及び映像信号RTPパケット203−1のパケット番号を、訂正ブロック401の訂正ブロック先頭タイミング情報及び訂正ブロック先頭パケット番号として保持する。映像信号RTPパケット203−1のタイミングとしては、映像信号RTPパケット203−1の先頭ビットの時間的な位置をタイミングとしてもよい。あるいは、映像信号RTPパケット203−1内の他のビットの特定の位置をタイミングとしてもよい。
また、誤り訂正パケット生成部111は、訂正ブロック先頭タイミング情報、訂正ブロック先頭パケット番号及び生成した誤り訂正パケットの個別情報を、誤り訂正パケット生成部161に通知する。
誤り訂正パケット生成部161は、訂正ブロック先頭タイミング情報を用いて、誤り訂正パケット生成部111が生成する訂正ブロック先頭タイミングと同期した、誤り訂正パケットを生成する。
ここで、映像信号RTPパケット203−1の先頭ビットの位置を訂正ブロックの先頭タイミングとした場合は、訂正ブロックの先頭タイミングは、映像信号RTPパケット203−1の先頭ビットのタイミングと一致する。
そして、誤り訂正パケット生成部161は、訂正ブロック先頭パケット番号から始まる映像信号RTPパケットに対する、各演算行、各演算列における誤り訂正パケットを生成する。
運用系送信部103及び予備系送信部104において、訂正ブロックの生成処理に関わる設定、たとえば図5に示した訂正ブロック401の構成を同じ設定にしておくことで、図5に示す各演算行、演算列の処理順序を一致させることができる。訂正ブロックの構成は、あらかじめシステムの既定値として運用系送信部103及び予備系送信部104に設定しておいてもよい。あるいは、誤り訂正処理同期信号302を用いて、運用系送信部103が予備系送信部104に訂正ブロックの構成を通知してもよい。
このように、第2の実施形態では、予備系送信部104は、映像信号パケタイズ同期信号301を元に、映像信号パケタイズ部160におけるパケタイズのタイミング及びシンタックスを映像信号パケタイズ部110と同期させている。そして、訂正ブロックタイミング情報と訂正ブロック先頭パケット番号を、誤り訂正パケット生成部111から誤り訂正パケット生成部161に伝達することで、誤り訂正パケット生成部111と誤り訂正パケット生成部161との間で誤り訂正パケット生成の同期をとることが可能となる。
その結果、運用系送信部103及び予備系送信部104は、同一のパケットを先頭とする訂正ブロックを同一のタイミングで生成することができる。
このように、第2の実施形態においても、映像信号RTPパケットに対して誤り訂正パケットを生成する際に、運用系送信部103と予備系送信部104とで誤り訂正パケットの生成を同期させることが可能になる。
上記[1][2]の手順により、同期して生成された映像信号RTPパケット203および誤り訂正パケット204が、パケット多重化部112に送られる。
[3]パケット多重化部112は、系切り替え部に送出するパケットの個別情報を、パケット多重化同期信号303を用いてパケット多重化部162に通知する。
パケット多重化部162は、パケット多重化同期信号303により、パケット多重化部が送信しているパケットの個別情報を知ることができる。そして、パケット多重化部162は、RTPパケット253と誤り訂正パケット254の多重化時に、パケット多重化部112が送信しているパケットと同一の個別情報を持つパケットを、パケット多重化部112と同一のタイミングで系切り替え部105に送信する。これにより、系切り替え部105には、運用系送信部103及び予備系送信部104から、同一のタイミングで同一のIPパケット202及びIPパケット205が到着する。
ここで、パケット多重化部162は、パケット多重化部162が出力しようとするIPパケット252の個別情報とIPパケット202の個別情報とを比較する。
IPパケット252の個別情報とIPパケット202の個別情報とを比較した結果、個別情報が不一致であった場合は、多重化部162は、制御部163に、個別情報が不一致である旨を通知する。
[4]映像信号パケタイズ部110からは、映像信号パケタイズ同期信号301を用いて、映像信号RTPパケット203の個別情報が、映像信号パケタイズ部160に伝達される。また、誤り訂正パケット生成部111からは、誤り訂正処理同期信号302を用いて、誤り訂正パケット204の個別情報が誤り訂正パケット生成部161に伝達される。さらに、パケット多重化部112は、系切り替え部に送出するパケットの個別情報を、パケット多重化同期信号303を用いてパケット多重化部162に通知する。
映像信号パケタイズ部160は、出力しようとする映像信号RTPパケット253の個別情報と、映像信号パケタイズ部110から受信した映像信号RTPパケット203の個別情報とを比較する。個別情報が不一致の場合は、映像信号パケタイズ部160は、制御部163に、個別情報が不一致である旨を通知する。
誤り訂正パケット生成部161は、出力しようとする誤り訂正パケット254の個別情報と、誤り訂正パケット生成部111から受信した誤り訂正パケット204の個別情報とを比較する。個別情報が不一致の場合は、誤り訂正パケット生成部161は、制御部163に、個別情報が不一致である旨を通知する。
[5]映像信号パケタイズ部160、誤り訂正パケット生成部161または多重化部162から、個別情報が不一致との通知を受けた制御部163は、同期状態通知信号354により、運用系送信部103と予備系送信部104との同期が異常である旨を系切り替え部105に通知する。
系切り替え部105は、運用系送信部103と予備系送信部104との同期が異常である旨の通知を受けて、予備系送信部104への切り替えを禁止する。
このような機能を実装することで、運用系送信部103と予備系送信部104との間で、訂正ブロックの生成が同期していない状態で系切り替えが行われ、系切り替え部105が、連続性が失われた訂正ブロックを送出することが防止できる。
以上[1]〜[5]が、第2の実施形態の動作の説明である。
第2の実施形態の各手順の変形例としては、以下の構成がある。すなわち、上記[5]において、予備系送信部104から系切り替え部105への通知は、制御部163を介さず、映像信号パケタイズ部160または誤り訂正パケット生成部161から直接行ってもよい。さらに、系切り替え部105への制御は、第1の実施形態で説明したような、切り替え信号を用いてもよい。
さらに別の変形例として、映像信号パケタイズ部110及び誤り訂正パケット生成部111が故障した場合に同期処理を停止する手順を以下に説明する。
映像信号パケタイズ部110は、映像信号パケタイズ同期信号301を用いて自己の故障状態を映像信号パケタイズ部160へ通知する。また、誤り訂正パケット生成部111は、誤り訂正処理同期信号302を用いて自己の故障状態を誤り訂正用パケット生成部161へ通知する。そして、映像信号パケタイズ部160及び誤り訂正用パケット生成部161は、映像信号パケタイズ部110または誤り訂正パケット生成部111から故障情報を受信すると、それぞれにおける運用系送信部103との同期処理を停止する。
映像信号パケタイズ部110または誤り訂正パケット生成部111が故障している場合、予備系送信部104の内部においては、運用系送信部103との同期処理を行うことなく、入力された映像信号201を映像信号RTPパケットにパケタイズし、誤り訂正パケットを付加してパケット多重化部112で多重化し、IPパケットとして系切り替え部に送信する。
以上が、第2の実施形態の変形例の説明である。
なお、運用系送信部103と予備系送信部104とは同一の構成であるので、運用系から予備系への切り替えが発生した後の動作は、以上の説明において運用系送信部103と予備系送信部104とを入れ替えたものとなる。たとえば、制御部113は、映像信号パケタイズ部110、誤り訂正パケット生成部111または多重化部112から個別情報が不一致との通知を受けると、同期状態通知信号304により、運用系送信部103と予備系送信部104との同期が異常である旨を系切り替え部105に通知する。
また、系切り替え後に運用系の故障が復旧した場合における、運用系送信部103と予備系送信部104の動作は、第1の実施形態と同様に考えることができる。すなわち、予備系送信部104から運用系送信部103への系切り替えは、予備系送信部104の故障発生時に、上記[4]で説明した手順により行ってもよいし、運用系送信部103の復旧後に強制的に行ってもよい。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態は、第1の実施形態と同様に、受信装置が誤った訂正を行うことを防止できるという効果がある。
その理由は、運用系送信部103が送信しているパケットの個別情報を予備系送信部104に通知し、運用系送信部と予備系送信部のデータの同期状態を確認しているからである。また、運用系が故障した場合に、予備系において運用系と同期した訂正ブロックの生成処理を停止しているからである。
加えて、本発明の第2の実施形態では、受信装置が誤った訂正を行うことを、より確実に防止できるという効果がある。その理由は、映像信号RTPパケット、誤り訂正パケット及びパケット多重化部が送出するパケットの個別情報を、それぞれが送出される時点で運用系と予備系とで比較しているからである。そして、これらの比較結果が不一致である場合にも、系切り替えを禁止しているからである。
図7は、本発明のデータ送信装置の第3の実施形態を示す図である。第3の実施形態においては、本発明のデータ送信装置を、必須の要素のみで構成している。図7のブロック図において、本発明のデータ伝送装置は、運用系送信部502、予備系送信部503及び系切り替え部504を備える。
運用系送信部502と予備系送信部503とは、同一の構成を備える。運用系送信部502は、入力データ512をパケタイズし、パケタイズされた送信データから誤り訂正情報を生成する。そして、運用系送信部502は、パケタイズされた入力データと、パケタイズされた入力データから生成された誤り訂正情報とを時間軸上で多重化して、訂正ブロック514を生成し、系切り替え部504へ送出する。
ここで、運用系送信部502は、予備系送信部503との間の誤り訂正情報の生成を同期させるための情報を、訂正ブロック同期信号516として、予備系送信部503へ送出する。
予備系送信部503は、入力された入力データ513をパケタイズし、パケタイズされた入力データから誤り訂正情報を生成する。そして、予備系送信部503は、パケタイズされた入力データと、パケタイズされた入力データから生成された誤り訂正情報とを時間軸上で多重化して、訂正ブロック514と同期した訂正ブロック515を生成する。予備系送信部503は、生成した訂正ブロック515を系切り替え部504へ送出する。
予備系送信部503は、訂正ブロック同期信号516から抽出した誤り訂正情報の生成を同期させるための情報を用いて、運用系送信部502と同一のタイミングで同一のデータから誤り訂正情報が生成されているかを確認する。予備系送信部503は、運用系送信部502との間で誤り訂正符号化処理が同期していない場合、すなわち、同一のタイミングで同一のデータから誤り訂正情報が生成されていない場合は、系切り替え部504の系切り替えを禁止する。
系切り替え部504は、運用系送信部502及び予備系送信部503から、訂正ブロック514、515を受信する。系切り替え部503は、通常は訂正ブロック514を選択して送信データ517として出力する。
ここで、予備系送信部503によって系切り替えが禁止されていない場合は、運用系送信部504が故障状態になると、系切り替え部504は、訂正ブロック515を送信データ517として送出する。
一方、予備系送信部503によって系切り替えが禁止されている場合は、系切り替え部504は、運用系送信部504の状態にかかわらず、系切り替えを行わない。
すなわち、図7に示す構成を備えたデータ送信装置は、運用系送信部502と、予備系送信部503との間で、誤り訂正符号化処理が同期していない場合に、系切り替えを禁止する。
このため、図7に記載のデータ送信装置も、誤り訂正符号化処理が同期していない場合に系切り替えが実施されることで、受信装置において誤った訂正が行われる可能性があるという課題を解決する。














本発明のデータ送信装置の第1の実施形態を示す図である。 本発明のデータ送信装置の第1の実施形態における、訂正ブロックの間の位相関係を示す図である。 本発明のデータ送信装置の第2の実施形態を示す図である。 本発明の伝送装置の第2の実施形態における、運用系送信部及び予備系送信部におけるパケタイズ動作を説明する図である。 本発明の伝送装置の第2の実施形態における、誤り訂正処理及び誤り訂正パケットの生成手順を示す図である。 本発明の伝送装置の第2の実施形態における、訂正ブロック単位での誤り訂正処理、誤り訂正パケットの生成の同期処理を説明する図である。 本発明のデータ送信装置の第3の実施形態を示す図である。
符号の説明
10 信号分配部
11 運用系送信部
12 予備系送信部
13 送信データパケタイズ部
14 誤り訂正情報生成部
15 多重化部
16 系切り替え部
17 送信データパケタイズ部
18 誤り訂正情報生成部
19 多重化部
20 送信データ
21 パケタイズされた送信データ
22 誤り訂正情報
23 多重化送信データ
24 送信データ
25 パケタイズされた送信データ
26 誤り訂正情報
27 多重化送信データ
28 制御部
29 制御部
30 回線
32 誤り訂正処理同期信号
33 多重化同期信号
35 制御信号
36 切り替え制御信号
37 切り替え制御信号
38 入力データ
41 データパケット
42 誤り訂正情報
43 訂正ブロック
44 データパケット
45 誤り訂正情報
46 訂正ブロック
47 データパケット
48 誤り訂正情報
49 訂正ブロック
50 データパケット
51 誤り訂正情報
52 訂正ブロック
101 映像信号入力部
102 映像信号分配部
103 運用系送信部
104 予備系送信部
105 運用系及び予備系切り替え部
106 IPネットワーク
107 IPパケット転送部
108 受信部
109 映像信号出力部
110 映像信号パケタイズ部
111 誤り訂正パケット生成部
112 パケット多重化部
113 制御部
160 映像信号パケタイズ部
161 誤り訂正パケット生成部
162 パケット多重化部
163 制御部
201 映像信号
202 IPパケット
203 映像信号RTPパケット
204 誤り訂正パケット
251 映像信号
252 IPパケット(イーサネットフレーム)
253 映像信号RTPパケット
254 誤り訂正パケット
301 映像信号パケタイズ同期信号
302 誤り訂正処理同期信号
303 パケット多重化同期信号
304 同期状態通知信号
305 制御信号
354 同期状態通知信号
401 訂正ブロック
402 演算行
403 演算行
404 演算行
405 演算行
406 演算列
407 演算列
408 演算列
409 演算列
502 運用系送信部
503 予備系送信部
504 系切り替え部
512 入力データ
513 入力データ
514 訂正ブロック
515 訂正ブロック
516 訂正ブロック同期信号
517 送信データ

Claims (8)

  1. データに誤り訂正情報を付加して送信する機能を備えたデータ送信装置において、
    前記データ送信装置は、
    第1の送信部と、第2の送信部と、系切り替え部とを備え、
    前記第1の送信部は、
    第1のデータ及び前記第1のデータのタイミング情報に基づき第1の誤り訂正情報を生成し、
    前記第1のデータと前記第1の誤り訂正情報とを多重化して生成した第1の訂正ブロックを前記系切り替え部に出力し、
    前記第1のデータのタイミング情報及び前記第1のデータを特定する第1の特定情報を前記第2の送信部へ送信し、
    前記第1の送信部に故障が発生した場合には故障情報を前記第2の送信部及び前記系切り替え部に送信し、
    前記第2の送信部は、
    前記第1の送信部から前記故障情報を受信しない場合、第2のデータ及び前記第1のデータのタイミング情報に基づき第2の誤り訂正情報を生成し、
    前記第2のデータと前記第2の誤り訂正情報とを多重化して生成した第2の訂正ブロックを前記系切り替え部に出力し、
    前記第1のデータのタイミング情報が示すタイミングにおいて、前記第2のデータを特定する第2の特定情報と前記第1の特定情報とを比較し、
    前記第2の特定情報と前記第1の特定情報との第1の比較結果を前記系切り替え部に送信し、
    前記系切り替え部は、
    前記第1の送信部から故障情報を受信しない場合、かつ、前記第1の比較結果が前記第2の特定情報と前記第1の特定情報との一致を示していない場合は、
    入力された前記第1の訂正ブロックを選択して送信する、
    ことを特徴とするデータ送信装置。
  2. 前記第1の送信部は、
    第1の入力データをパケタイズして前記第1のデータを生成し、
    前記第1の入力データのタイミング情報及び前記第1の特定情報を前記第2の送信部へ送信し、
    前記第2の送信部は、
    前記第1の入力データのタイミング情報に基づき、第2の入力データをパケタイズして前記第2のデータを生成する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のデータ送信装置。
  3. 前記第1の送信部は、
    前記第1の訂正ブロックに含まれるパケットの、前記系切り替え部への送出タイミング情報及び送出順序情報、並びに前記第1の訂正ブロックに含まれるパケットを特定する第3の特定情報を前記第2の送信部に送信し、
    前記第2の送信部は、
    前記送出順序情報に基づき第2の訂正ブロックを前記系切り替え部に出力し、
    前記送出タイミング情報が示すタイミングにおいて、前記第2の訂正ブロックに含まれるパケットを特定する第4の特定情報と前記第3の特定情報とを比較し、
    前記第4の特定情報と前記第3の特定情報との第2の比較結果を前記系切り替え部に送信し、
    前記系切り替え部は、
    前記第2の比較結果が前記第4の特定情報と前記第3の特定情報との一致を示していない場合は、
    入力された前記第1の訂正ブロックを選択して送信する、
    ことを特徴とする、請求項1乃至2のいずれかに記載のデータ送信装置。
  4. 前記第2の送信部または前記系切り替え部が、前記第1の送信部から故障情報を受信した場合には、
    前記第2の送信部は、前記第1のデータのタイミング情報に基づくことなく前記第2の誤り訂正情報を生成し、さらに、前記系切り替え部は、前記第2の訂正ブロックを選択して送信する、
    ことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のデータ送信装置。
  5. 第1のデータ及び前記第1のデータのタイミング情報に基づき第1の誤り訂正情報を生成するステップと、
    前記第1のデータと前記第1の誤り訂正情報とを多重化して生成した第1の訂正ブロックを系切り替え部に出力するステップと、
    前記第1のデータのタイミング情報及び前記第1のデータを特定する第1の特定情報を第2の送信部に送信するステップと、
    前記第1の送信部に故障が発生した場合には故障情報を前記第2の送信部及び系切り替え部に送信するステップと、
    前記第1の送信部から前記故障情報を受信しない場合、第2のデータ及び前記第1のデータのタイミング情報に基づき第2の誤り訂正情報を生成するステップと、
    前記第2のデータと前記第2の誤り訂正情報とを多重化して生成した第2の訂正ブロックを前記系切り替え部に出力するステップと、
    前記第1のデータのタイミング情報が示すタイミングにおいて、前記第2のデータを特定する第2の特定情報と前記第1の特定情報とを比較するステップと、
    前記第2の特定情報と前記第1の特定情報との第1の比較結果を前記系切り替え部に送信するステップと、
    前記第1の送信部から故障情報を受信しない場合、かつ、前記第1の比較結果が前記第2の特定情報と前記第1の特定情報との一致を示していない場合は、入力された前記第1の訂正ブロックを選択して送信するステップと、
    を備えることを特徴とするデータ送信方法。
  6. 第1の入力データをパケタイズして前記第1のデータを生成するステップと、
    前記第1の入力データのタイミング情報及び前記第1の特定情報を前記第2の送信部へ送信するステップと、
    前記第1の入力データのタイミング情報に基づき、第2の入力データをパケタイズして前記第2のデータを生成するステップと、
    を備えることを特徴とする、請求項5に記載のデータ送信方法。
  7. 前記第1の訂正ブロックに含まれるパケットの、前記系切り替え部への送出タイミング情報及び送出順序情報、並びに前記第1の訂正ブロックに含まれるパケットを特定する第3の特定情報を前記第2の送信部に送信するステップと、
    前記送出順序情報に基づき第2の訂正ブロックを前記系切り替え部に出力するステップと、
    前記送出タイミング情報が示すタイミングにおいて、前記第2の訂正ブロックに含まれるパケットを特定する第4の特定情報と前記第3の特定情報とを比較するステップと、
    前記第4の特定情報と前記第3の特定情報との第2の比較結果を前記系切り替え部に送信するステップと、
    前記第2の比較結果が前記第3の特定情報と前記第4の特定情報との一致を示していない場合は、入力された前記第1の訂正ブロックを選択して送信するステップと、
    を備えることを特徴とする、請求項5乃至6のいずれかに記載のデータ送信方法。
  8. 前記第1の送信部から故障情報を受信した場合には、
    前記第1のデータのタイミング情報に基づくことなく前記第2の誤り訂正情報を生成し、さらに、前記第2の訂正ブロックを選択して送信するステップと、
    を備えることを特徴とする、請求項5乃至7のいずれかに記載のデータ送信方法。
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