JP3008835B2 - カセットテープのたるみ取り方法およびその装置 - Google Patents

カセットテープのたるみ取り方法およびその装置

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JP3008835B2
JP3008835B2 JP7307073A JP30707395A JP3008835B2 JP 3008835 B2 JP3008835 B2 JP 3008835B2 JP 7307073 A JP7307073 A JP 7307073A JP 30707395 A JP30707395 A JP 30707395A JP 3008835 B2 JP3008835 B2 JP 3008835B2
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健 菅原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カセットテープを
使用する機器におけるカセット内のテープのたるみを取
る方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カセット内のテープは、テープに
たるみが生じている場合が多く、テープがたるんだまま
の状態で走行を開始すると、テープの走行が不安定にな
るばかりでなく、ピンチローラやキャプスタンに巻き付
くなどの事故が生じやすい。このため、従来のカセット
プレーヤでは、再生動作に入る前に巻き戻しまたは早送
り動作を開始してテープのたるみを取り除くようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では、実際にテープのたるみが無くなってから、検
出回路がたるみが取れたことを検出して巻き戻しまたは
早送りを停止するまでにどうしても時間差が生じるた
め、テープを余計に進めてしまい、たるみを取った後の
再生開始位置がずれてしまうという問題があった。特
に、テープのリール台にブレーキ機構を備えていない場
合には、さらに余計にテープを進めてしまうことにな
る。また、たるみ取りのために巻き戻しまたは早送りを
高速で行うと、上記した再生開始位置のずれは益々大き
くなり、巻き戻しまたは早送りを低速で行うと、再生開
始位置のずれは最小限で済むが、テープのたるみ量が大
きい場合には、たるみ取り完了までに時間がかかり過ぎ
るという問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題を解決す
るもので、再生開始位置のずれを最小限にとどめるとと
もに、短時間でテープのたるみを取ることのできる優れ
たカセットテープのたるみ取り方法およびその装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、まず低速で巻き戻しまたは早送りを行
い、一定時間経過してもたるみが取れない場合に、テー
プの走行速度を高速に切り替えて巻き戻しまたは早送り
を行うようにしたものである。
【0006】したがって本発明によれば、テープのたる
み量が少ない場合には、低速で巻き戻しまたは早送りを
行うことにより、再生開始位置がずれる量を最小限にと
どめることができ、また、テープのたるみ量が多い場合
には、高速で巻き戻しまたは早送りを行うことにより、
短時間でテープのたるみを取ることができる。
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】 本願の第1 の発明は、低速で巻き
戻しまたは早送りを行い、一定時間経過してもたるみが
取れない場合に、テープの走行速度を高速に切り替えて
高速で巻き戻しまたは早送りを行うようにしたカセット
テープのたるみ取り方法であり、テープのたるみ量が少
ない場合には、低速で巻き戻しまたは早送りを行うこと
により、再生開始位置がずれる量を最小限にとどめるこ
とができ、テープのたるみ量が多い場合には、高速で巻
き戻しまたは早送りを行うことにより、短時間でテープ
のたるみを取ることができる。
【0009】本願の第2の発明は、カセットテープの巻
取側リールと供給側リールのうち、巻取側リールを低速
で駆動して所定時間内に供給側リールの回転が検知され
たか否かを判定する第1のステップと、第1のステップ
でテープのたるみが取れない場合に巻取側リールを高速
で駆動して所定時間内に供給側リールの回転が検知され
たか否かを判定する第2のステップとを備えたカセット
テープのたるみ取り方法であり、テープのたるみ量の多
少を自動的に判断して、たるみ量に応じた最適なたるみ
取りを行うことにより、再生開始位置のずれを最小限に
とどめるとともに、たるみを取りを短時間で行うことが
できる。
【0010】本願の第3の発明は、カセットテープの巻
取側リールと供給側リールのうち、供給側リールの回転
を検出する回転検出回路と、巻取側リールを低速で駆動
し、所定時間内に回転検出回路が供給側リールの回転を
検知した場合は巻取側リールの回転を停止し、所定時間
内に回転検出回路が供給側リールの回転を検知しない場
合は巻取側リールの回転を所定時間だけ高速に切り替え
て駆動する制御部とを備えたカセットテープのたるみ取
り装置であり、テープのたるみ量の多少を自動的に判断
して、たるみ量に応じた最適なたるみ取りを行うことに
より、再生開始位置のずれを最小限にとどめるととも
に、たるみを取りを短時間で行うことができる。
【0011】(実施の形態)以下、本発明の実施の形態
について説明する。図1は本発明の一実施の形態による
カセットテープのたるみ取り装置の構成を示すものであ
る。図1において、1はカセットテープをセットするた
めのリール台であり、駆動側である巻取側と従動側であ
る供給側の2つのリール台からなる。2は2つのリール
台のうち、供給側のリール台の回転を検出するリール台
回転検出回路である。3は巻取側のリール台を駆動する
モータであり、4はモータ3を回転させるモータドライ
バである。5はモータドライバ4の制御を行い、リール
台回転検出回路2がリール台1の回転を検出した時にモ
ータ3の回転速度を切り替える制御部である。6は制御
部5によって任意の時間がセット可能なタイマである。
タイマ6のカウント開始は制御部5によって行われ、タ
イマ6はカウント終了を制御部5に通知する。
【0012】次に上記装置の動作を図2のフロー図を参
照して説明する。まず制御部5は、タイマ6に適当な値
をセットしてカウントを開始し(ステップ11)、モー
タドライバ4を制御して低速の巻き戻しを行う(ステッ
プ12)。その後、制御部5は、リール台回転検出回路
2を監視し、供給側リール台の回転検知を行う。リール
台回転検出回路2が供給側のリール台が回転したことを
検知すると、その信号を受けた制御部5は、テープのた
るみが取れたものと判断して(ステップ13)、モータ
ドライバ4にモータ3を停止させる信号を出力させて巻
き戻しを停止し(ステップ20)、処理を正常に終了す
る(ステップ21)。
【0013】タイマ6にセットした時間が終了してもた
るみが取れない場合は(ステップ14)、改めてタイマ
6に適当な時間をセットしてカウントを開始し(ステッ
プ15)、モータドライバ4を制御して高速の巻き戻し
を行う(ステップ16)。その後、制御部5は、リール
台回転検出回路2を監視し、供給側リール台の回転検知
を行う。リール台回転検出回路2が供給側のリール台が
回転したことを検知すると、その信号を受けた制御部5
は、テープのたるみが取れたものと判断して(ステップ
17)、モータドライバ4にモータ3を停止させる信号
を出力させて巻き戻しを停止し(ステップ20)、処理
を正常に終了する(ステップ21)。タイマ6にセット
した時間が終了してもたるみが取れない場合は(ステッ
プ18)、テープ切れなどテープに何らかの異常があっ
たものと判断して、異常終了をユーザに知らせる(ステ
ップ19)。
【0014】上記実施の形態では、巻き戻しによってテ
ープのたるみ取りを行っているが、もちろん早送りによ
ってテープのたるみ取りを行ってもよい。また、速度の
切り替えを2段階で行っているが、速度切り替えの段階
数を増やせば、それだけたるみ量に応じたきめ細かなた
るみ取りを行うことができる。
【0015】また、テープのたるみ取りは、カセットテ
ープの装填直後の起動時に行うのがよいが、停止状態か
らの起動や再生中のたるみ発生検知時などに行ってもよ
い。さらに、低速駆動と高速駆動のタイマ設定時間は、
両者とも同じ時間でも異なる時間でもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記実施の形態から明らかな
ように、まず低速で巻き戻しまたは早送りを行い、一定
時間経過してもたるみが取れない場合に、テープの走行
速度を高速に切り替えて高速で巻き戻しまたは早送りを
行うようにしたので、テープのたるみ量が少ない場合に
は、低速で巻き戻しまたは早送りを行うことにより、再
生開始位置がずれる量を最小限にとどめることができ、
また、テープのたるみ量が多い場合には、高速で巻き戻
しまたは早送りを行うことにより、短時間でテープのた
るみを取ることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるカセットテープの
たるみ取り装置の構成を示すブロック図
【図2】同装置によるカセットテープのたるみ取り方法
を示すフロー図
【符号の説明】
1 リール台 2 リール台回転検出回路 3 モータ 4 モータドライバ 5 制御部 6 タイマ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低速で巻き戻しまたは早送りを行い、一
    定時間経過してもたるみが取れない場合に、テープの走
    行速度を高速に切り替えて高速で巻き戻しまたは早送り
    を行うようにしたカセットテープのたるみ取り方法。
  2. 【請求項2】 カセットテープの巻取側リールと供給側
    リールのうち、巻取側リールを低速で駆動して所定時間
    内に供給側リールの回転が検知されたか否かを判定する
    第1のステップと、第1のステップでテープのたるみが
    取れない場合に巻取側リールを高速で駆動して所定時間
    内に供給側リールの回転が検知されたか否かを判定する
    第2のステップとを備えたカセットテープのたるみ取り
    方法。
  3. 【請求項3】 カセットテープの巻取側リールと供給側
    リールのうち、供給側リールの回転を検出する回転検出
    回路と、巻取側リールを低速で駆動し、所定時間内に回
    転検出回路が供給側リールの回転を検知した場合は巻取
    側リールの回転を停止し、所定時間内に回転検出回路が
    供給側リールの回転を検知しない場合は巻取側リールの
    回転を所定時間だけ高速に切り替えて駆動する制御部と
    を備えたカセットテープのたるみ取り装置。
JP7307073A 1995-11-27 1995-11-27 カセットテープのたるみ取り方法およびその装置 Expired - Fee Related JP3008835B2 (ja)

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