JPH07130049A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH07130049A
JPH07130049A JP5271813A JP27181393A JPH07130049A JP H07130049 A JPH07130049 A JP H07130049A JP 5271813 A JP5271813 A JP 5271813A JP 27181393 A JP27181393 A JP 27181393A JP H07130049 A JPH07130049 A JP H07130049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
fast
speed
tape
rewinding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5271813A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Sugai
勝好 菅井
Koji Hirose
耕司 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5271813A priority Critical patent/JPH07130049A/ja
Publication of JPH07130049A publication Critical patent/JPH07130049A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 早送り、巻き戻し時にテープの走行速度が落
ちた時はテープの走行方法を変えることにより早送り、
巻き戻しに要する時間が長くなることを抑え、装置の破
損を未然に防ぐことができる、優れた磁気記録再生装置
を提供することを目的とする。 【構成】 早送り動作、巻き戻し動作を行っている時に
テープが巻き取られる側のリール台41の回転速度があ
らかじめ設定した規定値より小さくなったときに、早送
り動作中であれば早送り再生動作へ、同様に、巻き戻し
動作中であれば巻き戻し再生動作へ移行することによ
り、所用時間が長くなることを抑え、装置の破損を防ぐ
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープを用いたビデオ・
テープ・レコーダ(以下、VTRと記す)における、テ
ープの早送り、巻き戻しの制御に利用して有効な磁気記
録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、VTRは装置の静音化を図るため
種々の改良が行なわれており、走行中の速度についても
早送り、巻き戻しの時間短縮と静音化を同時に実現する
ために特別な制御が行われている。
【0003】以下に従来のVTRについて説明する。図
3は従来のVTRの早送り動作、巻き戻し動作における
リール駆動の形態を示すものである。図3において、6
1は早送り動作、巻き戻し動作時にテープを巻き取る側
となるリール(以下、駆動側リールと記す)である。6
2は早送り動作、巻き戻し動作時にテープが巻き取られ
る側となるリール(以下、従動側リールと記す)であ
る。63はリール駆動部、64はリール駆動部63に対
して速度を制御するリール速度制御部である。
【0004】以上のように構成されたVTRについて、
以下、その動作について説明する。まず、早送り動作、
巻き戻し動作の時は、リール速度制御部64がリール駆
動部63に対して所定の速度で駆動側リール61を回転
させるよう制御する。回転制御を受けたリール駆動部6
3は、駆動側リール61が所定の速度になるよう駆動側
リール61を駆動する。駆動側リール61が回転するこ
とにより、従動側リール62に最初巻いてあったテープ
が引き出され、駆動側リールに巻き取られる。ここでは
省略しているが、早送り動作と巻き戻し動作ではリール
の駆動側と従動側が入れ替わるため、実際のVTRでは
各リールに対し同じ判断部と制御部を設けるか、早送り
の時と巻き戻しの時とによって切換えるといった処置が
必要になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、駆動側リールにテープが巻き取られて外
周が大きくなると、テープの走行負荷がわずかに増えた
だけで駆動側のリールの回転速度が規定の速度に達しな
いようになることがあり、早送り動作、巻き戻し動作に
要する時間が長くなり、リール駆動部の駆動能力オーバ
ーにより発熱し装置を破損することがあるという問題点
を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、テープの負荷変動に対して静かで安定した早送り動
作、巻き戻し動作を行うVTRを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のVTRは、早送り動作、巻き戻し動作時にテ
ープが巻き取られる側のリールの回転速度が規定値以下
になった場合に、早送り動作、巻き戻し動作から早送り
再生動作、巻き戻し再生動作へ移行することができるメ
カニズム部の構成を有している。
【0008】
【作用】この構成によって、早送り動作、巻き戻し動作
を行っている時に、テープが巻き取られる側のリールの
回転速度があらかじめ設定した値より小さくなったとき
に、早送り動作中であれば早送り再生動作へ、同様に巻
き戻し動作中であれば巻き戻し再生動作へ移行すること
により、テープの走行における負荷が増大したときに早
送り動作、巻き戻し動作に要する時間が長くなることを
防ぎ、リール駆動部に対しても負荷の増加による発熱な
どによる破損を未然に防ぐことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0010】図1において、41は早送り動作、巻き戻
し動作時に巻き取る側となるリール(以下、駆動側リー
ルと記す)である。42は早送り動作、巻き戻し動作時
に巻き取られる側となるリール(以下、従動側リールと
記す)である。43はリール駆動部、44はリール駆動
部43に対して速度を制御するリール速度制御部であ
る。45は、従動側リールの速度を測定判別するリール
回転速度判別部である。46は、テープの走行を早送り
動作、巻き戻し動作から、早送りの時には早送り再生動
作、巻き戻しの時には巻き戻し再生動作に切換えるメカ
ニズム制御部である。早送り動作、巻き戻し動作ではリ
ールを駆動して走行させるが、早送り再生動作、巻き戻
し再生動作では、テープ走行経路の中にあるテープその
ものを挟み込んで走行させるため、テープの走行におけ
る負荷が増えたときに走行速度が遅くなることを防ぐこ
とができる。
【0011】以上のように構成されたVTRについて、
以下その動作を説明する。まず、早送り動作、巻き戻し
動作の時は、リール速度制御部44がリール駆動部43
に対して所定の速度で駆動側リール41を回転させるよ
う制御する。回転制御を受けたリール駆動部43は、駆
動側リール41が制御を受けた速度になるように駆動側
リール41を駆動する。駆動側リール41が回転するこ
とで、従動側リール42に最初巻いてあったテープが引
き出されて駆動側リールに巻き取られる。従動側リール
に設けられたリール回転速度判別部45が従動側のリー
ル回転速度を監視し、規定速度以下になった場合には、
メカニズム制御部46を制御し、早送り動作、巻き戻し
動作から、早送り動作の時には早送り再生動作、巻き戻
し動作の時には巻き戻し再生動作に切換える。こうする
ことにより、テープの走行負荷の増大などによりテープ
の走行速度が遅くなった場合に早送り動作、巻き戻し動
作の時間が極端に長くなることを避けることができ、リ
ール駆動部に無理な負担をかけた状態で長時間にわたり
動作させ、発熱などによりリール駆動部を破損させるこ
とを未然に防ぐことができる。
【0012】リール回転速度判別部45の動作を図2に
示す。図2において、本実施例の機能を実現するのが、
リールの速度を検出し、最低速度を下回った時に早送り
再生動作、巻き戻し再生動作に切換える制御部51であ
る。従動側リールの回転速度が規定値以下になると、メ
カニズム制御部に対しテープの走行方法を切換えるよう
に制御する。
【0013】本実施例において、従動側リールの回転速
度と比較する規定値は次のようにして決める。このま
ま、早送りまたは巻き戻し動作を続けるより早送り再生
動作または巻き戻し再生動作に移った方が早くテープを
巻き取れる値、すなわち早送り再生動作または巻き戻し
再生動作に移った時の従動側リールの回転速度とほぼ同
じか少ない値を選択する。
【0014】ここでは省略しているが、早送り動作と巻
き戻し動作ではリールの駆動側と従動側が入れ替わるた
め、実際のVTRでは各リールに対し同じ判断部と制御
部を設けるか、早送りの時と巻き戻しの時とによって切
換えるといった処置が必要になる。
【0015】以上のように本実施例によれば、従動側リ
ールの速度を測定判別し、早送り動作、巻き戻し動作中
の走行速度が規定値以下になった場合に、テープの走行
を早送り動作、巻き戻し動作から、早送りの時には早送
り再生動作、巻き戻しの時には巻き戻し再生動作に切換
えることにより、早送り動作、巻き戻し動作の時間が極
端に長くなることを避けることができ、リール駆動部が
破損することを未然に防ぐことができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、早送り動作、巻
き戻し動作を行っている時に、巻き取られる側のリール
の回転速度があらかじめ設定した値より小さくなったと
きに、早送り動作中であれば早送り再生動作へ、同様に
巻き戻し動作中であれば巻き戻し再生動作へ移行するこ
とにより、テープの走行における負荷が増大したときに
早送り動作、巻き戻し動作に要する時間が長くなること
を防ぎ、リール駆動部に対しても負荷の増加による発熱
などによる破損を未然に防ぐことができる優れたVTR
を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるVTRの早送り動
作、巻き戻し動作に関する構成図
【図2】本実施例におけるVTRの早送り、巻き戻しの
速度制御の説明図
【図3】従来のVTRの早送り動作、巻き戻し動作に関
する構成図
【符号の説明】
41 駆動側リール 42 従動側リール 43 リール駆動部 44 リール速度制御部 45 リール回転速度判別部 46 メカニズム制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープを巻き取る側のリール台の回転数
    を検出するための第1のリール回転パルス検出部と、テ
    ープが巻き取られる側のリール台の回転数を検出するた
    めの第2のリール回転パルス検出部と、リール台を任意
    の速度で駆動させることができるリール台駆動部と、早
    送り動作、巻き戻し動作から早送り再生動作、巻き戻し
    再生動作へ移行することができるメカニズムとを備え、
    早送り動作、巻き戻し動作を行っている時にテープを巻
    き取る側のリール台の回転速度、あるいはテープが巻き
    取られる側のリール台の回転速度があらかじめ設定した
    規定値より小さくなったときに、早送り動作中であれば
    早送り再生動作へ、同様に、巻き戻し動作中であれば巻
    き戻し再生動作へ移行する磁気記録再生装置であって、
    規定値を早送り再生動作または巻き戻し再生動作へ移っ
    た場合のリール台の回転速度とほぼ同じ値もしくは少な
    い値に設定したことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP5271813A 1993-10-29 1993-10-29 磁気記録再生装置 Pending JPH07130049A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5271813A JPH07130049A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 磁気記録再生装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5271813A JPH07130049A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 磁気記録再生装置

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Publication Number Publication Date
JPH07130049A true JPH07130049A (ja) 1995-05-19

Family

ID=17505213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5271813A Pending JPH07130049A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 磁気記録再生装置

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