JP3008568B2 - チップバリスタ - Google Patents

チップバリスタ

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JP3008568B2 JP3183829A JP18382991A JP3008568B2 JP 3008568 B2 JP3008568 B2 JP 3008568B2 JP 3183829 A JP3183829 A JP 3183829A JP 18382991 A JP18382991 A JP 18382991A JP 3008568 B2 JP3008568 B2 JP 3008568B2
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康信 米田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧非直線抵抗体とし
て機能するチップバリスタに関し、特に内部電極と半導
体セラミックス層との界面でバリスタ特性を得るように
した場合の、バリスタ電圧のばらつきを低減できるとと
もに、漏れ電流を低減でき、さらに電極端部に電界が集
中するのを回避してサージ耐量を向上できるようにした
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、印加電圧に応じて抵抗値が非直
線的に変化する電圧非直線抵抗体(以下、バリスタと称
す)は、サージ吸収素子,電圧安定化素子として広く使
用されている。このようなバリスタの電気的特性は、I
/i=(V/Vi a で表される。上記Iは素子に流れ
る電流,Vは印加電圧,Vi は素子にiAの電流が流れ
たときの端子間電圧で、通常1mAの値をとりバリスタ電
圧V1mA と称されている。また、上記aは電圧非直線係
数であり、バリスタを電気回路に組み込んだ際に電圧が
いかに制御されるかを示すもので、このa値が大きいほ
ど電圧制御に優れている。また近年、通信機器等の電子
機器の分野においては、小型化,電子部品のIC化,集
積化が進んでおり、これに伴ってバリスタにおいても実
装密度の向上を図るための超小型化,あるいは低電圧化
の要求が強くなっている。このような要求に対応するも
のとして、従来、ディスク型に代わる積層型バリスタが
提案されている(例えば、特公昭58-23921号公報参照)
。この積層型バリスタによれば、半導体セラミックス
層の結晶粒子を巨大に成長させることなく内部電極間の
粒界数を小さくすることが可能であることから、動作電
圧の低電圧化が実現でき、小型化にも対応できる。ま
た、上記公報の積層型バリスタの改良型として、従来、
図5に示すような積層型バリスタが提案されている(特
願平1-302496号参照) 。この積層型バリスタ20は、多
数の半導体セラミックス層を積層してなる焼結体21内
に一対の内部電極22,23を埋設するとともに、該各
内部電極22,23の一端面22a,23aのみを上記
焼結体21の左, 右端面21a,21bに形成された外
部電極24,25に接続して構成されている。また、上
記内部電極22,23間のセラミックス層28内には上
記外部電極24,25に接続されない非接続内部電極2
7が埋設されており、該各非接続内部電極27は焼結体
21内に封入されている。この積層型バリスタ20で
は、上記各内部電極22,23及び非接続内部電極27
と半導体セラミックス層28との界面でバリスタ特性を
得るものである。この積層型バリスタ20では、内部電
極22,23及び非接続内部電極27間に挟まれたセラ
ミックス層28の厚さ方向の粒界数を2以下としたこと
から、上述の従来公報に比べてバリスタ電圧を低減で
き、さらにサージ耐量を向上できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
積層型バリスタは、セラミックスグリーンシートに各内
部電極,非接続内部電極を形成した後、一体焼結して焼
結体を得ることから、この焼成時に上記内部電極等の金
属の収縮や有機物の蒸発によって、焼成後の内部電極,
非接続内部電極に網目状の孔が生じ易い。その結果、こ
の孔を通して半導体結晶が成長し、バリスタ電圧にばら
つきが生じるとともに、漏れ電流が大きくなるという問
題がある。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するため
になされたもので、焼成時における半導体結晶の成長を
抑制してバリスタ電圧のばらつきを低減できるととも
に、漏れ電流を低減できるチップバリスタを提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】ここで、本件発明者ら
は、上記焼成時に内部電極,非接続内部電極に網目状の
孔が生じる原因について検討し、各電極がセラミックス
層の厚さ方向において重なり合っている点が有機物の蒸
発などによって孔を生じ易くしていると考えた。このこ
とから上記孔の発生を抑制するには内部電極,非接続内
部電極をできるだけ厚さ方向に重ならないよう配置する
ことが有効であるとの考えに想到した。そこで本件発明
者らは、図4(a) 及び図4(b) に示すようなチップバリ
スタ10を考案した。図4(a) に示すチップバリスタ1
0は、セラミックス焼結体11内に、第1,第2内部電
極12、13をセラミックス層14aの厚さ方向tにお
いて重なり合わないよう、かつ同一平面上に埋設すると
ともに、上記第1,第2内部電極12,13の一端面1
2a,13aのみを上記焼結体11の左, 右端面11
a,11bに形成された外部電極15,15に接続して
構成されている。また、上記焼結体11内には上記外部
電極15に接続されない非接続内部電極16が埋設され
ており、該非接続内部電極16は上記セラミックス層1
4aを挟んで上記第1,第2内部電極12,13と重な
り合っている。また、図4(b) に示す構造のものは、焼
結体11内に第1,第2内部電極12,13をセラミッ
クス層14aの厚さ方向tに重なり合わないよう、かつ
異なる平面上に配設し、上記第1内部電極12と同一平
面上に非接続内部電極17を配設するとともに、上記第
2内部電極13と同一平面上に同じく非接続内部電極1
8を配設して構成されている。上記構造の各チップバリ
スタ10によれば、セラミックス層14aの厚さ方向t
において各内部電極12,13と非接続内部電極16〜
18だけが重なることとなり、従来構造に比べて重なり
数を少なくできる。その結果、焼成時における孔の発生
を抑制することができ、それだけ半導体結晶の成長を低
減でき、ひいてはバリスタ電圧のばらつきを低減できる
とともに、漏れ電流を低減できる。
【0006】ところで、上記構造のチップバリスタで1
0では、各内部電極12,13同士,あるいは内部電極
12,13のそれぞれと非接続内部電極17,18のそ
れぞれ同士が同一平面上に位置していることから、これ
らの電極端部に電界が集中し易く、場合によってはサー
ジ電流が印加したときに破壊するおそれがあり、この点
での改善が要請されている。
【0007】そこで本発明は、複数の半導体セラミック
ス層を積層してなる焼結体内に、第1,第2内部電極を
上記セラミックス層の厚さ方向において重なり合わない
よう埋設するとともに、該第1,第2内部電極の一端面
のみを上記焼結体の左, 右端面に形成された外部電極に
接続し、上記焼結体内に上記外部電極に接続されない少
なくとも1つの非接続内部電極を、上記第1,第2内部
電極と上記半導体セラミックス層を介して重なるよう埋
設し、上記第1,第2内部電極及び非接続内部電極をそ
れぞれ異なる平面上に配置したことを特徴とするチップ
バリスタである。ここで、上記非接続内部電極を配設す
る場合、1つの非接続内部電極を第1,第2内部電極の
両方に重なるように配設してもよく、又は2つの非接続
内部電極のそれぞれを第1,第2内部電極のそれぞれに
重なるように配設してもよい。また、上記内部電極,非
接続内部電極は、厚さ方向において3つ以上重なり合わ
ないようにすることが望ましい。これを越えると孔の発
生の抑制効果が低下するからである。
【0008】
【作用】本発明に係るチップバリスタによれば、焼結体
内に第1,第2内部電極を厚さ方向において重なり合わ
ないよう配設し、上記第1,第2内部電極と半導体セラ
ミックス層を挟んで重なるよう非接続内部電極を配設し
たので、内部電極と非接続内部電極だけが厚さ方向に重
なることとなり、従来構造に比べて重なり数を少なくで
きる。従って、焼成時における孔の発生を抑制すること
ができ、それだけ半導体結晶が成長を低減できる。その
結果、バリスタ電圧のばらつきを低減できるとともに、
漏れ電流を低減できる。また、本発明では、上記第1,
第2内部電極及び非接続内部電極をそれぞれ異なる平面
上に配置したので、電極端部への局部的な電界の集中を
回避でき、それだけサージ耐量を向上でき、サージ電流
の侵入による破壊を確実に防止できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。図1及び図2は本発明の一実施例によるチップバリ
スタを説明するための図である。図において、1は本実
施例のチップバリスタであり、これは直方体状のセラミ
ックス焼結体2内に第1内部電極3,第2内部電極4を
埋設するとともに、非接続内部電極5を埋設し、上記焼
結体2の左, 右端面2a,2bに外部電極6,6を形成
して構成されている。
【0010】上記焼結体2は多数の半導体セラミックス
層7a〜7cを積層し、これを一体焼結して形成された
もので、上記焼結体2の第1,第2内部電極3,4と非
接続内部電極5とに挟まれた部分が電圧非直線性を発現
するセラミックス層7aとなっている。また上記焼結体
2のセラミックス層7a以外の上部,下部はダミーとし
てのセラミックス層7b,7cとなっている。
【0011】また、上記第1,第2内部電極3,4の一
端面3a,4aは、上記焼結体2の左, 右端面2a,2
bに露出して上記外部電極6に接続されており、各内部
電極3,4の残りの端面は上記焼結体2内に封入されて
いる。さらに、上記非接続内部電極5の各端面は上記焼
結体2の内側に位置しており、これにより非接続内部電
極5は外部電極6に電気的に接続されることなく焼結体
2内に封入されている。
【0012】そして、上記第1,第2内部電極3,4
は、上記セラミックス層7a〜7cの厚さ方向tに重な
り合わないよう焼結体2の両端部に位置している。また
上記第1,第2内部電極2,3は異なる平面上に配設さ
れており、上記第1内部電極3は焼結体2の上部に、第
2内部電極4は下部に位置している。また、上記非接続
内部電極5は上記第1,第2内部電極3,4間のセラミ
ックス層7a内に配設されており、これにより非接続内
部電極5は上記各内部電極2,3と異なる平面上に位置
している。さらに上記非接続内部電極5の両端部はセラ
ミックス層7aを挟んで第1,第2内部電極3,4と重
なっており、この両者の対向部分がバリスタ特性部とな
っている。
【0013】次に本実施例のチップバリスタ1の製造方
法について説明する。まず、ZnO,Bi2 3 ,Co
2 3 ,MnO,Sb2 3 ,及びCr2 3 をそれぞ
れ97.9 mol%,0.5mol %,0.5mol %,0.5mol %,0.3mol
%, 及び0.3mol%の組成比率となるよう秤量し、これに
イオン交換水を加えてボールミルで24時間混合する。次
に、これをろ過, 乾燥して800 ℃×2 時間で仮焼成した
後、再度粉砕して原料粉を作成する。さらにこの原料粉
に有機質バインダを混合してリバースローラ法により厚
さ20μmのセラミックスグリーンシートを形成し、この
グリーンシートを矩形状に切断して多数のセラミックス
層7a〜7cを形成する。次に、Ptからなる金属粉末
に有機ビヒクルを混合して電極ペーストを作成し、図2
に示すように、上記ペーストを上記1枚のセラミックス
層7aの上面に印刷して第1内部電極3を形成する。こ
の場合、該内部電極3の一端面3aのみがセラミックス
層7aの左端縁に位置し、残りの端面はセラミックス層
7aの内側に位置するように形成する。また、他のセラ
ミックス層7aの上面に上記ペーストを印刷して非接続
内部電極5を形成する。この場合は、これの全ての端面
がセラミックス層7aの周縁より内側に位置するよう形
成する。さらに、1枚のダミー用セラミックス層7cの
上面に上記ペーストを印刷して第2内部電極4を形成す
る。この場合も上記と同様に、内部電極4の一端面4a
のみがセラミックス層7aの右端縁に位置し、残りの端
面はセラミックス層7cの内側に位置するように形成す
る。次いで、図2に示すように、上記第1内部電極3が
形成されたセラミックス層7aの下面に非接続内部電極
5が形成されたセラミックス層7aを重ね、これの下面
に上記第2内部電極4が形成されたセラミックス層7c
を重ね、さらにこれの上部,下部にそれぞれダミー用セ
ラミックス層7b,7cを多数枚重ね、これの厚さ方向
に2t/cm2 の圧力を加えて圧着して積層体を形成し、
該積層体を所定寸法の大きさに切断する。そして、上記
積層体を空気中にて1200℃×2時間焼成し、焼結体2を
得る。この焼成時において焼結体2の厚さ方向tにおけ
る電極の重なりが2枚であることから有機物が蒸発し易
くなり、それだけ界面に生じる孔(ポア)が低減される
こととなる。最後に、上記焼結体2の、各内部電極3,
4の一端面3a,4aが露出された左, 右端面2a,2
bに、Agペーストを塗布した後、700 ℃×10分間焼き
付けて外部電極6を形成する。これにより本実施例のチ
ップバリスタ1が製造される。
【0014】このように本実施例によれば、第1,第2
内部電極3,4を厚さ方向tに重なり合わないように配
設し、非接続内部電極5を上記各内部電極3,4と半導
体セラミックス層7aを挟んで重なるよう配設したの
で、厚さ方向tにおける電極の重なりを2枚にでき、焼
成時における網目状の孔の発生を低減できる。その結
果、半導体結晶の成長を抑制してバリスタ電圧のばらつ
きを低減できるとともに、漏れ電流を低減できる。ま
た、本実施例では、上記第1,第2内部電極3,4及び
非接続内部電極5をそれぞれ異なる平面上に配置したの
で、サージ電流が侵入した場合の電極の端部に電界が集
中するのを回避でき、それだけサージ耐量を向上でき
る。
【0015】図3は上記実施例の他の例を説明するため
の図である。図中、図1と同一符号は同一又は相当部分
を示す。このチップバリスタ1´は、焼結体2内に第
1,第2内部電極3,4をセラミックス層7aの厚さ方
向tに重なり合わないよう、かつ異なる平面上に配置
し、上記第1,第2内部電極3,4間のセラミックス層
7a内に2つの非接続内部電極8,9を配設するととも
に、各非接続内部電極8,9を異なる平面上に配置して
構成されている。そして、上記第1内部電極3とセラミ
ックス層7aを介して非接続内部電極8が重なり合って
おり、第2内部電極4とセラミックス層7aを介して非
接続内部電極9が重なり合っている。この例において
も、厚さ方向tにおける電極の重なりを2枚にでき、し
かも各内部電極2,3及び各非接続内部電極8,9をそ
れぞれ異なる平面上に配置したので、バリスタ電圧のば
らつき,漏れ電流を低減できるとともに、サージ耐量を
向上でき、上記実施例と同様の効果が得られる。
【0016】
【表1】
【0017】表1は、上記実施例のチップバリスタ1の
効果を確認するために行った試験結果を示す。この試験
は、上述した製造方法により実施例試料を作成し、この
試料のバリスタ電圧V1mA ,制限電圧比V2A/ V1mA ,
サージ耐量A,絶縁抵抗値MΩ,及び静電容量pFを測
定した。なお、上記絶縁抵抗値はバリスタ電圧の50%の
電圧を30秒間印加した時の抵抗値である。また、比較す
るために、図4に示す構造のチップバリスタについても
同様の測定を行った。表からも明らかなように、実施例
試料,比較試料ともバリスタ電圧,制限電圧比,絶縁抵
抗値,及び静電容量は略同様の値が得られており、バリ
スタ電圧のばらつき,漏れ電流が改善されている。ま
た、サージ耐量では比較試料が20Aとなっており、電界
が集中している。これに対して本実施例試料では50Aと
なっており、サージ耐量が大幅に向上していることがわ
かる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明に係るチップバリス
タによれば、焼結体内に第1,第2内部電極を厚さ方向
において重なり合わないよう埋設するとともに、上記焼
結体内に外部電極に接続されない少なくとも1つの非接
続内部電極を埋設し、該非接続内部電極を上記第1,第
2内部電極と半導体セラミックス層を介して重なるよう
配設し、さらに上記第1,第2内部電極及び非接続内部
電極をそれぞれ異なる平面上に配置したので、焼成時に
おける半導体結晶の成長を抑制してバリスタ電圧のばら
つき,漏れ電流を低減できるとともに、電極端部におけ
る電界の集中を低減してサージ耐量を向上できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるチップバリスタを説明
するための断面図である。
【図2】上記実施例のチップバリスタの分解斜視図であ
る。
【図3】上記実施例の他の例によるチップバリスタを説
明するための断面図である。
【図4】本発明の成立過程を説明するためのチップバリ
スタの断面図である。
【図5】従来の積層型バリスタを示す断面図である。
【符号の説明】
1,1´ チップバリスタ 2 焼結体 2a,2b 焼結体の左, 右端面 3 第1内部電極 3a 一端面 4 第2内部電極 4a 一端面 5,8,9 非接続内部電極 6 外部電極 7a〜7c 半導体セラミックス層 t 厚さ方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米田 康信 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (72)発明者 坂部 行雄 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (72)発明者 後 外茂昭 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (56)参考文献 特開 平2−302003(JP,A) 特開 平2−260604(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01C 7/02 - 7/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の半導体セラミックス層を積層して
    なる焼結体内に、第1,第2内部電極を上記セラミック
    ス層の厚さ方向において重なり合わないよう埋設すると
    ともに、該第1,第2内部電極の一端面のみを上記焼結
    体の左, 右端面に形成された外部電極に接続し、上記焼
    結体内に上記外部電極に接続されない少なくとも1つの
    非接続内部電極を上記第1,第2内部電極と上記半導体
    セラミックス層を介して重なるよう埋設し、上記第1,
    第2内部電極及び非接続内部電極をそれぞれ異なる平面
    上に配置したことを特徴とするチップバリスタ。
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