JP3008214B2 - ベルト式無段変速機のスライドピース構造 - Google Patents

ベルト式無段変速機のスライドピース構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力軸に固着した固定
側プーリ半体および該入力軸に軸方向摺動自在に支持し
た可動側プーリ半体より成る駆動プーリと、可動側プー
リ半体の背面側に形成した環状凹所に臨むように配置さ
れて入力軸に固着したランププレートと、このランププ
レートと環状凹所との間に半径方向移動自在に配設した
遠心ウエイトとを備え、ランププレートの外周部に設け
たスライドピースを、環状凹所の内面に形成したガイド
部に軸方向摺動自在に係合させて成るベルト式無段変速
機のスライドピース構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動二輪車等において、無端ベル
トを巻き掛けた駆動プーリと従動プーリの有効半径を増
減させて変速比を変更するベルト式無段変速機が用いら
れている。かかるベルト式無段変速機の変速比変更機構
は、駆動プーリを支持する入力軸にランププレートを固
着し、このランププレートと駆動プーリの可動側プーリ
半体間に半径方向移動自在な遠心ウエイトを配設した構
造を備えており、前記入力軸の回転速度の増加に伴って
遠心ウエイトが半径方向外側に移動すると、可動側プー
リ半体が固定側プーリ半体に接近するように押圧されて
駆動プーリの有効半径が増加するとともに、この駆動プ
ーリに無端ベルトを介して接続された従動プーリの可動
側プーリ半体が固定側プーリ半体から離間するように押
圧されて有効半径が減少するようになっている。
【0003】かかるベルト式無段変速機において、駆動
プーリの可動側プーリ半体は入力軸に対して軸方向摺動
自在かつ相対回転自在に支持されているため、その駆動
プーリの可動側プーリ半体を入力軸すなわちランププレ
ートと一体に回転させるべく、該ランププレートの先端
に設けたスライドピースを可動側プーリ半体に設けたガ
イドリブに軸方向摺動自在かつ相対回転不能に係合させ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ベルト式無
段変速機の駆動プーリを組立てる際、あるいは駆動プー
リをアセンブリとして仮組みして運搬する際、可動側プ
ーリ半体が入力軸に対して軸方向に勝手に移動してスラ
イドピースとの係合が外れてしまう場合がある。このよ
うに、可動側プーリ半体のガイドリブとスライドピース
の係合が可動側プーリ半体の自重あるいは振動等により
簡単に外れてしまうと、駆動プーリの組立作業が困難に
なるばかりか折角仮組みした駆動プーリのアセンブリが
再び分解してしまう等の不都合が発生する。
【0005】このような不都合を回避するために、実開
昭59−27123号公報に記載されたベルト式無段変
速機は、可動側プーリ半体の外周にランププレートを覆
う環状のシールカバーを3本のボルトで固定しており、
可動側プーリ半体がランププレートから離れるように固
定側プーリ半体に向かってストロークした時に、前記シ
ールカバーをランププレートに当接させることにより可
動側プーリ半体の脱落を防止している。
【0006】しかしながら、上述のようにシールカバー
を用いた構造では、そのシールカバーを可動側プーリ半
体に取り付けるための座面やネジ孔の加工が必要になる
ばかりか、ボルトやシールカバー等の部品点数が増加し
て組付けの工数が増加する問題がある。
【0007】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、ランププレートにスライドピースを介して可動側プ
ーリ半体を係合させる際、簡単な構造で可動側プーリ半
体とスライドピースの分離を防止することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、入力軸に固着した固定側プーリ半体およ
び該入力軸に軸方向摺動自在に支持した可動側プーリ半
体より成る駆動プーリと、可動側プーリ半体の背面側に
形成した環状凹所に臨むように配置されて入力軸に固着
したランププレートと、このランププレートと環状凹所
との間に半径方向移動自在に配設した遠心ウエイトとを
備え、ランププレートの外周部に設けたスライドピース
、環状凹所の内面に形成したガイド部に軸方向摺動自
在に係合させて成るベルト式無段変速機のスライドピー
ス構造において、環状凹所の内面に当接して可動側プー
リ半体に軸方向の自由移動を規制する摩擦力を付与する
弾性突起がスライドピースに一体に形成され、駆動プー
リの組立状態で環状凹所の開放端が全面開放されてい
て、その開放面を通してランププレート及びスライドピ
ースの側面が露出していることを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0010】図1〜図5は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1はベルト式無段変速機を備えた自動二輪車の
全体側面図、図2は図1の2−2線断面図、図3は図2
の要部拡大図、図4は図3の4−4線矢視図、図5はス
ライドピースの拡大斜視図である。
【0011】図1に示すように、自動二輪車Vは鋼管よ
りなる車体フレームFを備え、その外側はレッグシール
ドB1 、ステップフロアB2 、および後部カバーB3
ら構成される合成樹脂製のボディBによって覆われる。
車体フレームFの前部には、上端に操向ハンドル1を備
えるとともに下端に前輪Wfを軸架したフロントフォー
ク2が枢支される。車体フレームFの後部には、後端に
後輪Wrを軸架したスイング式のパワーユニットPの前
部下端がリンク3を介して上下揺動自在に枢支され、そ
のパワーユニットPの後部上面と車体フレームFとはリ
ヤクッション4を介して連結される。パワーユニットP
は単気筒2サイクルのエンジンEを備え、そのエンジン
Eと後輪Wr間には後述のベルト式無段変速機と歯車減
速機を収納する伝動ケース5が設けられる。
【0012】次に、図2に基づいて前記パワーユニット
Pの構造を詳述する。伝動ケース5はベルト式無段変速
機Bおよび歯車減速機6を収納するとともにエンジンE
のクランクケースの左半部を兼ねる左側ケース7、この
左側ケース7の前部に接合されてクランクケースの右半
部を兼ねる右側ケース8、前記左側ケース7の前半部と
後半部をそれぞれ覆う前部カバー9および後部カバー1
0、前記歯車減速機6の左側面を覆う減速機カバー11
を備える。左側ケース7と右側ケース8により形成され
るクランクケースには一対のボールベアリング12,1
3を介してクランクシャフト14が回転自在に支持され
る。前記両ケース7,8にはシリンダブロック15およ
びシリンダヘッド16が接合され、そのシリンダブロッ
ク15に摺合するピストン17はコネクティングロッド
18を介してクランクシャフト14に連結される。クラ
ンクシャフト14の右端には交流発電機19とエンジン
Eを冷却するための冷却ファン20が設けられ、それら
エンジンE、交流発電機19、冷却ファン20の外周は
エンジンカバー21により覆われる。
【0013】伝動ケース5の内部に収納されるベルト式
無段変速機Bは、クランクシャフト14に設けた駆動プ
ーリ22と、左側ケース7および減速機カバー11に一
対のボールベアリング23,24を介して支持した減速
機入力軸25に設けた従動プーリ26と、これら駆動プ
ーリ22と従動プーリ26間に巻き掛けた無端ベルト2
7とを備える。駆動プーリ22はクランクシャフト14
に固着された固定側プーリ半体221 と、このクランク
シャフト14に軸方向摺動自在に支持された可動側プー
リ半体222 からなり、この可動側プーリ半体222
背面側には、クランクシャフト14を囲繞する環状凹所
22aが形成され、その環状凹所22aに臨むランププ
レート28がクランクシャフト14に固着される。その
環状凹所22aとランププレート28との間には遠心ウ
エイト29が半径方向に移動自在に配設される。従動プ
ーリ26は減速機入力軸25の外周に相対回転自在に嵌
合するカラー32と一体の固定側プーリ半体261 と、
前記カラー32に軸方向摺動自在に支持されてスプリン
グ33で固定側プーリ半体261 に向けて付勢された可
動側プーリ半体262 とよりなり、この従動プーリ26
に伝達された駆動力は自動遠心クラッチ34を介して前
記減速機入力軸25に伝達される。 左側ケース7と減
速機カバー11にそれぞれ設けた一対のボールベアリン
グ43,44によって支持した後輪Wrの車軸45と前
記減速機入力軸25との間には、歯車減速機6の中間軸
46が支持される。そして、減速機入力軸25の入力ギ
ヤ47の回転は中間軸46の2個の中間ギヤ48,49
を介して車軸45の出力ギヤ50に伝達される。
【0014】次に図3および図4を参照して駆動プーリ
22に設けられた変速比変更機構の構造を詳述する。左
側ケース7の内部に突出するクランクシャフト14には
ランププレート28、デスタンスカラー51、および駆
動プーリ22の固定側プーリ半体221 が順次挿入さ
れ、前記ランププレート28をクランクシャフト14に
形成した段部141 に対して押し付けるようにナット5
2を締め付けることにより、これらランププレート2
8、デスタンスカラー51、および固定側プーリ半体2
1 はクランクシャフト14に一体に結合される。デス
タンスカラー51の外周には駆動プーリ22の可動側プ
ーリ半体222 がブッシュ53を介して相対回転自在か
つ軸方向摺動自在に支持され、この可動側プーリ半体2
2 とランププレート28の間には円周方向に6個の遠
心ウエイト29が配設される。
【0015】ランププレート28の外周には、前記可動
側プーリ半体222 をランププレート28と一体に回転
させるべく、円周方向に3個のスライドピース54が装
着される。図5を併せて参照すると明らかなように、ス
ライドピース54は合成樹脂により一体形成された部材
であって、ランププレート28の外周に形成したU字状
の凹部281 に嵌合する取付溝541 と、前記可動側プ
ーリ半体222 環状凹所22a内面に軸方向に形成し
たガイドリブ55に摺動自在に係合する摺動溝542
を備える。また摺動溝542 の開口端には、弾性を有す
る2個の翼状突起543 が一体に形成され、この翼状突
起543 はスライドピース54が組付けられた状態で前
記ガイドリブ55の頂面に所定の面圧をもって摺接す
る。前記翼状突起543 により発生する摩擦力は、重力
や振動により可動側プーリ半体222 が勝手に移動しな
い範囲で可及的に小さくすることが望ましい。
【0016】而して駆動プーリ22の組立状態で可動側
プーリ半体22 2 の環状凹所22aの開放端がその全面
に亘り開放されており、その開放面を通してランププレ
ート28及びスライドピース54の側面が露出してい
る。従って上記環状凹所22aの開放端に環状カバーを
設けたような従来構造と比べて構造が簡単であるばかり
か、スライドピース54への空気の流通(従って該ピー
ス54の放熱性)が良好で、該ピース54や翼状突起5
3 の耐久性が向上する。
【0017】次に、本発明の第1実施例の作用を説明す
る。
【0018】エンジンEの回転速度が小さいとき自動遠
心クラッチ34は非係合状態にあってエンジンEの駆動
力は後輪Wrに伝達されない。この状態からエンジンE
の回転速度を増加させると、やがて自動遠心クラッチ3
4が係合してエンジンEの駆動力が後輪Wrに伝達され
る。エンジンEの回転速度が更に増加すると、クランク
シャフト14に固着したランププレート28に沿って遠
心ウエイト29が半径方向外側に移動し、駆動プーリ2
2の可動側プーリ半体222 を固定側プーリ半体221
に接近する方向に移動させる。これにより、駆動プーリ
22の有効半径が増加すると同時に、無端ベルト27を
介して従動プーリ26の可動側プーリ半体262 が固定
側プーリ半体261 から離間する方向に駆動され、その
有効半径が減少する。その結果ベルト式無段変速機Bの
減速比が次第に減少するため、後輪Wrの回転速度が増
加して車両が加速される。
【0019】このとき、クランクシャフト14に固着し
たデスタンスカラー51に相対回転自在かつ軸方向摺動
自在に支持された可動側プーリ半体222 は、同じくク
ランクシャフト14に固着したランププレート28に設
けたスライドピース54により駆動されるため、この可
動側プーリ半体222 は固定側プーリ半体221 および
ランププレート28と一体で回転することになる。そし
てクランクシャフト14の回転速度の変化に伴って可動
側プーリ半体222 が軸方向に摺動する際、その可動側
プーリ半体222 に設けたガイドリブ55は前記スライ
ドピース54の摺動溝542 に沿って案内される。
【0020】さて、駆動プーリ22の可動側プーリ半体
222 のアセンブリを組み立てるには、先ず可動側プー
リ半体222 の内部に6個の遠心ウエイト29を装着し
た後、その可動側プーリ半体222 の3本のガイドリブ
55にランププレート28に装着した3個のスライドピ
ース54の摺動溝542 を係合させ、更に前記可動側プ
ーリ半体222 の中心にデスタンスカラ51を嵌合させ
る。このとき、スライドピース54に設けた翼状突起5
3 が自己の弾性によりガイドリブ55の頂面に圧接さ
れるため、可動側プーリ半体222 とスライドピース5
4との間に所定の摩擦力が作用して可動側プーリ半体2
2 の勝手な移動が規制される。これにより、可動側プ
ーリ半体222 とスライドピース54の係合が外れた
り、折角組付けた遠心ウエイト29が落下する等の不都
合が回避され、また仮組みした可動側プーリ半体222
をアセンブリとして搬送する場合にも、可動側プーリ半
体222 が振動等で勝手に移動してアセンブリが分解す
る虞れがない。
【0021】なお、本実施例においては前記翼状突起5
3 の摩擦力を可動側プーリ半体222 の推力よりも遙
かに小さく設定しているので、その摩擦力によるベルト
式無段変速機Bの変速特性への影響を極力なくすことが
できる。また、前記翼状突起543 の弾性は経時変化に
より次第に弱まって摩擦力の大きさも減少するが、その
摩擦力の減少量はベルト式無段変速機Bの各摺動部の経
時変化のレベルの範囲であるため、従来のベルト式無段
変速機Bの変速特性の経時変化とほぼ同じである。
【0022】図6および図7は本発明の第2実施例を示
すものである。この実施例のスライドピース54は、可
動側プーリ半体222 のフランジ内周56に当接する2
個の針状突起544 を有する点に特徴を有している。
【0023】而して、この実施例によっても、前記針状
突起544 により可動側プーリ半体222 に所定の摩擦
力を作用させ、その可動側プーリ半体222 の不必要な
移動を規制することができる。
【0024】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく、種々の小
設計変更を行うことが可能である。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スライド
ピースに一体に形成した弾性突起を可動側プーリ半体
面側の環状凹所内面に当接させて、可動側プーリ半体に
軸方向の自由移動を規制する摩擦力を付与しているの
で、駆動プーリを組立てる際に可動側プーリ半体が重力
で勝手に移動して組付作業が困難になる不都合が回避さ
れるばかりか、仮組みの完了したアセンブリを搬送する
際に振動等により可動側プーリ半体とスライドピースの
係合が外れる虞れが無い。しかも駆動プーリの組立状態
で可動側プーリ半体の環状凹所の開放端を全面開放し
て、その開放面を通してランププレート及びスライドピ
ースの側面を露出させるから、従来可動側プーリ半体の
脱落を防止するために必要であった環状シールカバーや
その取付用ボルト等の部品が省略されて、部品点数の減
少によるコストの削減と組付工数の減少による生産性の
向上が可能となるばかりか、前記カバーを装着するため
のスペースが不要になってベルト式無段変速機の小型化
に寄与することが可能となり、更にスライドピースへの
空気の流通(従って該ピースの放熱性)を良好にして該
ピースや弾性突起の耐久性向上に寄与することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルト式無段変速機を備えた自動二輪車の全体
側面図
【図2】本発明の第1実施例によるベルト式無段変速機
を示す図1の2−2線断面図
【図3】図2の要部拡大図
【図4】図3の4−4線矢視図
【図5】スライドピースの拡大斜視図
【図6】本発明の第2実施例を示す、前記図3に対応す
る断面図
【図7】スライドピースの拡大斜視図
【符号の説明】
14 クランクシャフト(入力軸) 22 駆動プーリ 221 固定側プーリ半体 222 可動側プーリ半体22a 環状凹所 28 ランププレート 29 遠心ウエイト 54 スライドピース 543 翼状突起(弾性突起) 544 針状突起(弾性突起) 55 ガイドリブ(ガイド部)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸(14)に固着した固定側プーリ
    半体(221 )および該入力軸(14)に軸方向摺動自
    在に支持した可動側プーリ半体(222 )より成る駆動
    プーリ(22)と、可動側プーリ半体(22 2 )の背面
    側に形成した環状凹所(22a)に臨むように配置され
    入力軸(14)に固着したランププレート(28)
    と、このランププレート(28)と環状凹所(22a)
    との間に半径方向移動自在に配設した遠心ウエイト(2
    9)とを備え、ランププレート(28)の外周部に設け
    たスライドピース(54)を、環状凹所(22a)の内
    面に形成したガイド部(55)に軸方向摺動自在に係合
    させて成るベルト式無段変速機において、環状凹所(22a)の内面に当接して 可動側プーリ半体
    (222 )に軸方向の自由移動を規制する摩擦力を付与
    する弾性突起(54 3 ,54 4 )がスライドピース(5
    4)に一体に形成され、 駆動プーリ(22)の組立状態で環状凹所(22a)の
    開放端が全面開放されていて、その開放面を通してラン
    ププレート(28)及びスライドピース(54)の側面
    が露出している ことを特徴とする、ベルト式無段変速機
    のスライドピース構造。
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