JP3008109U - 構築用大型大重量ブロック - Google Patents

構築用大型大重量ブロック

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JP3008109U
JP3008109U JP1994011389U JP1138994U JP3008109U JP 3008109 U JP3008109 U JP 3008109U JP 1994011389 U JP1994011389 U JP 1994011389U JP 1138994 U JP1138994 U JP 1138994U JP 3008109 U JP3008109 U JP 3008109U
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ridge
rectangular parallelepiped
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construction
wall surface
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JP1994011389U
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Inventor
博志 正田
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博志 正田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 擁壁工事を簡単化する。 【構成】 横倒した直方体柱１０の上壁面１１の長手方
向に沿う中心線に沿って断面台形の突条１５を形成する
と共に、前記突条１５に合致した形状の底狭台形溝１６
を直方体柱１０の下壁面１２に設け、且つ両側壁面１
３，１３中央に挟持具３１先端嵌込用凹穴１７，１７を
設けたものである。直方体柱１０の母線方向長さは９０
ｃｍ程度，端面１４の直角を挟む２辺は各４０ｃｍ程
度，突条１５の高さは８．５ｃｍ程度，凹溝１７の深さ
は９．０ｃｍ，凹穴１７の深さは２．０〜３．０ｃｍ程
度である。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
この考案は、擁壁等の形成に用いる大型ブロックに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、擁壁等の壁面の構築に当っては、相平行させて立設した２枚の型板をセ パレーター棒で結び、両型板の外側に単管を上下方向及び左右方向に格子状に配 置し、コンクリートを投入させ養生硬化させている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来の方法による擁壁面等の構築は時間と手間が掛っていた。この考 案は、工事の迅速化する大型大重量ブロックを提案しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
第１のこの考案に係るコンクリート製擁壁等構築用大型大重量ブロックは、横 倒した直方体柱１０の上壁面１１の長手方向に沿う中心線に沿って断面台形の突 条１５を形成すると共に、前記突条１５に合致した形状の底狭台形溝１６を直方 体柱１０の下壁面１２に設け、且つ両側壁面１３，１３中央に挟持具３１先端嵌 込用凹穴１７，１７を設けたものである。
【０００５】 第２のこの考案に係るコンクリート製擁壁等構築用大型大重量ブロックは、第 １の考案において、直方体柱１０の母線方向長さを７０〜１００ｃｍ程度，端面 １４の直角を挟む２辺を各３０〜５０ｃｍ程度，突条１５の高さを７．５〜９． ５ｃｍ程度，凹溝１６の深さを８．５〜９．５ｃｍ程度，凹穴１７の深さを２． ０〜３．０ｃｍ程度としたものである。
【０００６】 第３のこの考案に係るコンクリート製擁壁等構築用大型大重量ブロックは、第 １の考案において、直方体柱１０の母線方向長さを９０ｃｍ程度，端面１４の直 角を挟む２辺を各４０ｃｍ程度，突条１５の高さを８．５ｃｍ程度，凹溝１６の 深さを９．０ｃｍ程度，凹穴１７の深さを２．０〜３．０ｃｍ程度としたもので ある。
【０００７】
【作用】
クレーンのワイヤー３０の挟持具３１の先端を凹穴１７，１７に係合させて引 揚げ、図７・図８に示す如く順次積上げる。このとき必要に応じ、コンクリート の基礎３５を予め作っておく。
【０００８】
【実施例】
横倒した直方体柱１０の上壁面１１の長手方向に沿う中心線に沿って断面台形 の突条１５が形成してある。該突条１５に合致した形状の底狭台形溝１６が直方 体柱１０の下壁面１２に設けてある。そして直方体１０の両側壁面１３，１３中 央に挟持具３１先端嵌込用凹穴１７，１７を設けてある。
【０００９】 直方体柱１０の母線方向長さは７０〜１００ｃｍ程度，端面１４の直角を挟む ２辺は３０〜５０ｃｍ程度，突条１５の高さは７．５〜９．５ｃｍ程度，凹溝１ ６の深さは８．５〜９．５ｃｍ程度が好ましい。
【００１０】 さらに好ましくは直方体柱１０の母線方向長さは９０ｃｍ程度，端面１４の直 角を挟む各２辺は４０ｃｍ程度，突条１５の高さは８．５ｃｍ程度，凹溝１６の 深さは９．０ｃｍ程度が好ましい。
【００１１】 このブロックの製造に当っては、図５に示す如く内面側に突子２１を有する２ 個のＬ型材２２を、図６に示す如くロック装置２３で連結したコンクリートＫを 注入養生硬化させたのち、ロック装置２３を外して取出して作る。このとき突子 ２１によって凹穴１７が形成される。
【００１２】
【考案の効果】 本考案に係るブロックを積上げるだけで擁壁が出来るので、著しく工事が簡単 化される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案品の正面図である。
【図２】本考案品の端面図である。
【図３】本考案品の平面図である。
【図４】本考案品の底面図である。
【図５】ブロック製作用の治具の開いた状態の平面図で
ある。
【図６】図５に示す治具の閉じた状態の平面図である。
【図７】作業状態を示す正面図である。
【図８】図７の側面図である。
【符号の説明】
１０ 直方体柱 １１ 上壁面 １２ 下壁面 １３ 側壁面 １４ 端面 １５ 突条 １６ 溝 １７ 凹穴 ２１ 突子 ２２ Ｌ型材 ２３ ロック装置 ３０ クレーンのワイヤー ３１ 挟持具 ３５ コンクリート基礎 Ｋ コンクリート

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 横倒した直方体柱（１０）の上壁面（１
    １）の長手方向に沿う中心線に沿って断面台形の突条
    （１５）を形成すると共に、前記突条（１５）に合致し
    た形状の底狭台形溝（１６）を直方体柱（１０）の下壁
    面（１２）に設け、且つ両側壁面（１３，１３）中央に
    挟持具（３１）先端嵌込用凹穴（１７，１７）を設けた
    ことを特徴とするコンクリート製擁壁等構築用大型大重
    量ブロック。
  2. 【請求項２】 直方体柱（１０）の母線方向長さを７０
    〜１００ｃｍ程度，端面（１４）の直角を挟む２辺を各
    ３０〜５０ｃｍ程度，突条（１５）の高さを７．５〜
    ９．５ｃｍ程度，凹溝（１６）の深さを８．５〜９．５
    ｃｍ程度，凹穴（１７）の深さを２．０〜３．０ｃｍ程
    度にしたことを特徴とする請求項１記載の擁壁等構築用
    コンクリート製大型大重量ブロック。
  3. 【請求項３】 直方体柱（１０）の母線方向長さを９０
    ｃｍ程度，端面（１４）の直角を挟む２辺を４０ｃｍ角
    程度，突条（１５）の高さを８．５ｃｍ程度，凹溝（１
    ６）の深さを９．０ｃｍ程度，凹穴（１７）の深さを
    ２．０〜３．０ｃｍ程度にしたことを特徴とする請求項
    １記載の擁壁等構築用コンクリート製大型大重量ブロッ
    ク。
JP1994011389U 1994-08-20 1994-08-20 構築用大型大重量ブロック Expired - Lifetime JP3008109U (ja)

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