JPH057307Y2 - - Google Patents

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JPH057307Y2
JPH057307Y2 JP2701788U JP2701788U JPH057307Y2 JP H057307 Y2 JPH057307 Y2 JP H057307Y2 JP 2701788 U JP2701788 U JP 2701788U JP 2701788 U JP2701788 U JP 2701788U JP H057307 Y2 JPH057307 Y2 JP H057307Y2
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cross
shaped
block
transverse
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、農業機械、例えば搬送トラツク、刈
取用ハーベスタ、トラクタ等の車両が横断する、
集排水溝を兼ねた横断溝を施工するのに用いる横
断溝用ブロツクに関する。
〔従来の技術〕
従来、圃場や農道等に施工される集排水溝、横
断溝は、U字形、箱形の断面形状を有する構造物
の上に蓋を乗せ掛けたものであり、横断溝の役割
を一緒に持たせていた。
また、従来、横断溝として皿形溝が知られてい
る。皿形溝は、最小溝で、底盤が円形状になつて
いる構造の溝である。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のU字形、箱形の横断溝は、施工される場
所が限定され、不便なことが多かつた。上に蓋を
取り付けているため、農業機械等のタイヤが蓋を
移動させたり破損させ易いため、横断溝に対して
略直角に横断しなければならず、斜め位置から乗
り入れて横断することができなかつた。
また、施工が現場での場所打ちとなり、熟練工
を必要とし、量産に適さなかつた。
さらに、皿形溝では、内断面を深くすればタイ
ヤがスリツプして横断できないので、有効排水断
面が取れないという問題点があつた。
そこで、本考案は、従来のU字形、箱形の、蓋
付きの溝や皿形溝の有する問題点を除去した横断
溝の施工に用いる横断溝用ブロツクを提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の横断溝用ブロツクは、その目的を達成
するため、コンクリート製の板状ブロツク本体の
上面に浅いV字形の溝を設けると共に、該溝の両
斜面にセメント補填用の凹部を対称的に設け、前
記板状ブロツク本体の溝側端部に接合凹部と接合
凸部とをそれぞれ設けたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案においては、上面の浅いV字形の溝の斜
面に凹部を設けたので、軽量な横断溝用ブロツク
の製造を行うことができる。
凹部は周りが平面状の斜面のため、セメントを
平坦に補填し易い。横断溝用ブロツクの凹部と凸
部とで接合されるため、農業機械等の荷重を全体
で分散支持する。
〔実施例〕
以下に、本考案の特徴を実施例によつて具体的
に説明する。
第1図ないし第6図において、コンクリート製
の板状ブロツク本体1の上面には、第3図及び第
6図のように浅いV字形の溝2を長手方向に設け
ている。溝2の両斜面には、セメント補填用の凹
部3が6個、対称的に設けられている。
凹部3は横断溝用ブロツクの軽量化のために設
けたものである。このため、横断溝用ブロツク
は、施工に当たつての運搬や取扱が容易になる。
そして、凹部3は横断溝の施工時にセメントを補
填して平坦な斜面に仕上げられ、且つ強化され
る。
また、板状ブロツク本体1の溝側端部には、切
欠状に形成した接合凹部4と接合凸部5とがそれ
ぞれ設けられている。
このため、横断溝用ブロツクは、複数個連続的
に並べて、相隣り合うブロツクの凹部4と凸部5
とを当接させてセメント等で一体に接合すること
ができる。
横断溝用ブロツクの寸法は、例えば長さ2000
mm、幅1000mm、高さ300mm、溝深さ100mmである
が、数種類のものを準備しておくことによつて、
たいていの要求を満たすことができる。
本考案の横断溝用ブロツクは、第7図に示すよ
うに、圃場6の農道9に沿つて横断溝7を施工す
る。
また、第8図に示すように圃場6,6の間に横
断溝7を施工してもよい。
さらに、第9図に示すように、農道9に沿うU
字形の水路10と横断溝7とを組み合わせて農業
用水路を構成することもできる。第9図において
11は集水桝である。
このように横断溝を形成することにより、第1
0図に示すように、農業用機械8は、横断溝7に
対して、圃場6から他の圃場6への横断や、圃道
9から圃場6への横断等、任意の角度での横断が
可能となる。
なお、第1図の形状のブロツクを中央より二分
割し、間にコンクリートを平面的に打設すること
により、幅広い横断溝7を形成することもでき
る。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案の横断溝用ブロ
ツクによれば、浅いV字形の溝を設けると共に、
溝の両斜面に、セメントを補填する凹部を設けて
いる。このため、軽量の成形品の量産ができ、運
搬や施工時の取扱が容易である。
横断溝用ブロツクの溝側端部には、接合凹部と
接合凸部とを設けたので、接合凹部と接合凸部と
を当接させてセメントにより一体化した横断溝を
施工することができる。凹部は、セメントにより
補填されて平坦化されると共に、著しく補強され
る。
また、施工に当たつては、熟練工を要せずに、
品質の良い横断溝を短時間で安価に仕上げること
ができる。
横断溝は、溝面が浅いので、農業機械等による
任意の角度からの横断ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の横断溝ブロツクの平面図、第
2図はその正面図、第3図は右側面図、第4図は
底面図、第5図は第1図の−線における断面
図、第6図は第2図の−線における断面図、
第7図及び第8図は圃場における横断溝ブロツク
の施工例を示す説明図、第9図は圃場に敷設され
た横断溝ブロツクを示す平面図、第10図は本考
案の横断溝を農業機械が横断している様子を示す
斜視図である。 1……板状ブロツク本体、2……溝、3……凹
部、4……接合凹部、5……接合凸部、6……圃
場、7……横断溝、8……農業用機械、9……農
道、10……U字形水路、11……集水桝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート製の板状ブロツク本体1の上面に
    浅いV字形の溝2を設けると共に、該溝2の両斜
    面にセメント補填用の凹部3,3を対称的に設
    け、前記板状ブロツク本体1の溝側端部に接合凹
    部4と接合凸部5とをそれぞれ設けたことを特徴
    とする横断溝用ブロツク。
JP2701788U 1988-02-29 1988-02-29 Expired - Lifetime JPH057307Y2 (ja)

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JPH01138928U JPH01138928U (ja) 1989-09-22
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JPH01138928U (ja) 1989-09-22

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