JPH05504605A - 相互間に幅広い間隙をもって地面を舗装するための成形石材セットおよび成形石材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 相互間に幅広い間隙をもって地面を舗装するための成形石材セットおよび成形石 材 本発明は、相互間に幅広い間隙をもって地面を舗装するための成形石材セットお よび成形石材に関するものである。

このような成形石材はしばしば「芝生舗装石材」と呼ばれる。これらの成形石材 は、舗装区域において相互間に比較的幅広い間隙を生じるようにそれぞれの外周 に離間突起を備える。これらの間隙は土壌で充填され、このような土壌を充填さ れた幅広い間隙の中に芝が成長する事ができる。このようにして舗装された区域 は、自然に近い好ましい外観を与えられるが、これらの成形石材によって舗装さ れた区域の上を車によって走行する事ができる。他の方法として、前記の幅広い 間隙を例えば比較的粗大なまたは細かな砂利あるいは砕石によって充填する事が できる。その結果、いずれの場合にも、表面水の少なくとも大部分が成形石材の 間隙の中に入り、舗装区域の表面に沿って排水溝まで排水される必要がない。

前記の芝生舗装石材は、いわゆる芝生グリッドプレートとは区別しなければなら ない。これらのグリッドプレートは芝を成長させるための内部開口またはパー７ オレ−ンヨンを有する。

本発明による成形石材セットは下記の特色を有する・（ａ）前記成形石材セット は、比較的広い上側面を有する第１成形石材と、比較的狭い上側面を有する第２ 成形石材とを含み、 （ｂ）前記の２種類の成形石材の一方のみが、成形石材舗装において幅広い間隙 を画成するための複数の一体的離間突起をその外周に備える。

本発明の成形石材セットの成形石材によって舗装された地面は、単一パタンの成 形石材の単調な繰り返しでないので、生き生きとした楽しい外観を呈する。本発 明によれば、幅広い間隙が直線的に延在せず、あるいは例えば非直線的輪郭の故 に直線から少しずれただけの形状を育するのではなく、輪郭パタンから相当に横 方向に片寄った間隙が得られる。この事は舗装された地面上の車の走行性を増進 し、これは間隙が幅広いので特に重要な意味を持っている。さらに成形石材セッ トは製造が容易で安価である。これは、２種類の成形石材の一方のみが比較的製 造困難な離間突起を有するからである。

本発明のさらに他のアスペクトによれば、本発明による成形石材は下記の特色を 有する。

本発明のさらに他のアスペクトによれば、成形石材は下記の特色を有する： （ａ）成形石材は石材ブリッジによって相互に一体的に連結された、少なくと、 一比較的大きな上側面を有する第１部分成形石材と、−比較的小さい上側面を有 する第２部分成形石材とを有し、 （ｂ）幅広い間隙を画成するための複数の一体的離間突起が２つの部分成形石材 のいずれか一方のみの外周に配置される。

この成形石材で舗装された地面においては、前記の本発明の成形石材セットにつ いて述べられたものと同一の外観および間隙パタンに関する利点が得られる。製 造工程の改良に関しては、成形石材の外周の大部分が離間突起を有しないので、 前記の製造上の利点が得られる。

本発明による成形石材セットと成形石材の好ましい改良点はクレーム２−８およ びクレーム１０−１８に記載されている。本発明による改良点に関して、一部は 下記に説明し、また一部は下記の好ましい実施例について説明する。

「２種類の成形石材または２種類の部分成形石材の相異なる形状」とは、前記の 平面におけるサイズの差異以外の形状の差異を意味する。本発明はその最も広い 意味において、それぞれ同等の形状の第１成形石材および第１部分成形石材と、 同等形状の第２成形石材および第２部分成形石材とを含み、例えば、大きな正方 形と小さな正方形、大きな六角形と小さな六角形、大きな八角形と小さな八角形 、大きな円と小さな円とを含むのであるが、本発明の改良点は基本的幾何学形状 の交代にある。

第１形状の成形石材または部分成形石材が八角形であり、また第２形状の成形石 材または部分成形石材が正方形の場合、前記正方形の辺の長さは、平面において この正方形に対向する八角形の辺の長さと実質的に同一である。

クレーム６とクレーム１４に記載の離間突起のサイズと長さの結果、第１形状の 成形石材または部分成形石材と第２形状の成形石材または部分成形石材との平面 におけるサイズの差異にも係わらず、舗装された地面または並置された成形石材 グループの中にまっすぐな輪郭線が形成される。このようにして、成形石材グル ープを機械的クランプグリッパによって簡便容易に持ち上げる事ができ、また同 時に機械的に敷設できるので、このような効果は非常に重要である。

クレーム８およびクレーム１８における「使用面に対して平行」とは、離間突起 または石材ブリッジの上側面が使用面と同一の高さレベルに延在する極端な場合 をも含むものとする。

また本発明による成形石材は、数個の策１部分成形石材と数個の第２部分成形石 材とを含む事ができ、従って例えば４個、６個、８個などの部分成形石材から成 る一体的組立体を形成する事ができる。

さらに、本発明による成形石材セントと成形石材はそれぞれ２種類以上の成形石 材パタンおよび部分成形石材パタンを有する事ができ、例えば３種類または４種 類のベタンを有する事ができる。

本発明による成形石材セットと成形石材はそれぞれ好ましくはコンクリートから 成るが、生状態で成形するに適したその他の適当材料から成る事ができ、例えば レンガ材料、砂−石灰材料などから成る事ができる。

本発明の目的はさらに、コンクリート成形石材の製造機のテーブル上において複 数のコンクリート成形石材を同時的に製造する金属製金型において、前記金型は クレームに記載の型の成形石材を成形する成形区域を含む金型を提供する。

最後に本発明の目的は、成形石材の間に広い間隙を備え、数列の隣接配置された 成形石材を含む地面舗装において、クレームに記載の第１成形石材と第２成形石 材が前記列方向において、また前記列方向に対して横方向において順次に交代す るように成された成形石材の地面舗装を提供するある。

以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明するが本発明はこれに限定 されるものではない。

第１図は成形石材セットの平面図、 第２図は第１図の成形石材セットの斜視図、第３図は成形石材の平面図、 第４図は第３図の成形石材の斜視図、 第５図は東１図乃至第２図の成形石材セットおよび第３図乃至第４図の成形石材 によって舗装された地面の一部の平面図、また 第６図は製造金型の水平断面図である。

第１図と第２図に図示の成形石材セット２は、平面において八角形の第１成形石 材４と、平面において正方形であって正方形の各辺から突出した長方形離間突起 ８を有する第２成形石材６とから成る。第１成形石材４の平面へ角形は中心点対 称であって、八角形の長辺１０が短辺１２と交互に配置される。第２成形石材６ の平面正方形の辺１４は第１成形石材４の長辺１０と実質的に同一長を有する。

理解しやすくするため、第１図と第２図において第１成形石材４と第２成形石材 ６はその間にスペースを備えて図示されている。地面を舗装するための成形石材 は、離間突起８が第１成形石材４の長辺側面１０の中心に当接するように相互に 近接して敷かれる事は理解されよう。

第２図に図示のように、第１成形石材４と第２成形石材６は、それぞれ使用面と しての平面区域１６．１８の縁に沿って延在するベベル２０．２２を備える。ま た、離間突起８の上側面２４が成形石材の使用面１６．１８の下方レベルにこれ らの面に対して平行に延在する事が見られる。しかし上側面２４は、平行に延在 するのでなく、下方外側に傾斜し、または使用面１８と整列させられ、またはこ れらの上側面２４は第２成形石材６の中心から放射方向外側に延在する棟線を有 する切妻屋根状に形成される事ができる。

第１図において、第２成形石材６が第１成形石材４に向かって左側に移動させら れる際に、成形石材セット２全体に外接する長方形輪郭を容易に想像する事がで きよう。この実施態様において、この輪郭は２正方形から成る長方形輪郭である 。この長方形輪郭は、第１成形石材８の４長辺１０の３辺に沿って延在し、また 第２成形石材６においては、その４離間突起８の３突起の末端に接触する。従っ て、このような成形石材セット２、または数成形石材セット２から成るグループ は、長方形クランプジョーを有する機械的クランプグリッパによって容易かつ安 全に把持される。

他の実施態様は、第２成形石材６にも平面においてベベル隅部を備えるように設 計し、いわば第１成形石材４の平面において縮小されたバージョンを成すにある 。さらに、第２成形石材６ではなく、第１成形石材４の上に離間突起８を配置す る事ができる。このような変形は策３図および第４図の成形石材についても可能 である。

第３図と第４図による一体的成形石材３２は下記の点において第１図および第２ 図の成形石材と相違する。

（ａ）第１成形石材４と第２成形石材６ではなく、第１部分成形石材３４と第２ 部分成形石材３６とが石材ブリッジ３８によって（第１図の第２成形石材４の左 側に突起した離間突起８ではなく）によって一体的に接合される。

（ｂ）石材ブリッジ３８は、第２部分成形石材３６の対応の正方形辺の長手方に 測定して、すなわち第２部分成形石材３６の中心に対していわば接線方向に測定 して、他の３離間突起８の幅より大きい幅を有する。

第１図および第２図の第１実施態様について述べた離間突起８の上側面設計の変 形が、この場合にも石材ブリッジ３８の上側面について同様に適用される事を注 意しよう。

第３図と第４図の実施態様において、石材ブリッジ３８は第２部分成形石材３６ の平面正方形の辺の長さより狭い幅を有する。他の実施態様として、石材ブリッ ジ３８に対して、この正方形辺の長さに対応する幅を与える事ができる。さらに 、数個の石材ブリッジ３８を並列させる事もできる。

第５図の舗装パタンは、地面を策１図および第２図の成形石材セットによって舗 装する事により、または第３図および第４図の成形石材によって舗装した時に形 成される。これらの成形石材と部分成形石材の間に、それぞれ同一幅の間隙５０ が舗装全体にわたって形成される。

離間突起８または材料ブリッジ３８のそれぞれの上側面が対応の成形石材または 部分成形石材の使用面のレベルの下方にあるので、これらの離間突起８および石 材ブリッジ３８の上方スペースも土壌または透過性の充填材料によって充填され 、従ってこれらの離間突起８および石材突起３８はもはや見えない。間隙５０の 中に成長した芝も付図において図示されている。第５図において水平方向の列５ ２と、この列に対して直角方向の列において、八角形の大型石材が四角形の小型 石材と交互に配置される。この場合、各正方形石材はその４辺において４個の八 角形石材によって包囲され、また各八角形石材はその４辺において４個の正方形 石材によって包囲される（またこの場合、各八角形の短辺がそれぞれ「対角線」 方向に隣接した八角形石材に対向配置される）。また最後に、間隙５０は第５図 において水平方向および垂直方向において、相当に横方向に互い違いに片寄って 進んでいるので、例えば乗用車の車輪は間隙の縁のみに沿って進む事がない。車 輪が常に成形石材の主要面にも乗る程度に隣接の間隙部分が相互に片寄らされて いる。

第６図はコンクリート成形石材製造機の水平テーブル６２上において第３図と第 ４図に図示の複数の成形石材３２を製造する金型６０の隅部の水平断面図である 。この第６図の左上隅部には、成形石材３２が図示され、第２成形石材３２がそ の下方に図示され、上方成形石材３２の第１部分成形石材３４が左向きに配置さ れ、下方の第２成形石材３２の第１部分成形石材３４が右向きに配向されている 。他の隣接成形石材３２は部分的に図示されている。

影線で図示の金型６０の中において、完全に包囲された金型フレーム６４と、こ の金型フレーム６４に隣接した金型内部６６とを区別する事ができる。この金型 ６０は部品を相互に溶接した構造とし、または中実材料からレーザビームによっ て焼却形成される。成形フレーム６４と金型内部６６の内側壁体は、製造される 成形石材３２に対応する成形区域６８が形成されるように設計される。離間突起 ８および石材ブリッジ３８の上側面、および成形石材３２の使用面４２．４４は 、まだ柔らかな状態のコンクリート材料の中に上から押圧されるように上下運動 する成形ダイス型（図示されず）によって形成される。

コンクリート成形石材の製造機のテーブル上で複数の第１成形石材４または第２ 成形石材６を同時に製造する金型６０の類似性は容易に想到できよう。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. １．相互間に幅広い間隙（５０）を備えて地面を舗装する成形石材セットにおい て、 （ａ）前記成形石材セットは、比較的広い上側面を有する第１成形石材（４）と 、比較的狭い上側面を有する第２成形石材（６）とを含み、 （ｂ）前記の２種類の成形石材（４、６）の一方のみが、成形石材舗装において 幅広い間隙（５０）を画成するための複数の一体的離間突起（８）をその外周に 備える事を特徴とする成形石材セット。
2. ２．第２成形石材（６）のみが離間突起（８）を備える事を特徴とする請求項１ に記載の成形石材セット。
3. ３．第１成形石材（４）の形状と第２成形石材（６）の形状が相違する事を特徴 とする請求項１または２に記載の成形石材セット。
4. ４．第１成形石材（４）は平面図において、八角形、好ましくは中心点対称八角 形であって、４長辺と４短辺とを有する事を特徴とする請求項１乃至３のいずれ かに記載の成形石材セット。
5. ５．第２成形石材（６）は平面において正方形である事を特徴とする請求項１乃 至４のいずれかに記載の成形石材セット。
6. ６．第２成形石材（６）に備えられた離間突起（８）は、第２成形石材（６）が 第１成形石材（４）に隣接して整列された時にこれら１対の成形石材が共通の輪 郭長方形によって外接されてこの輪郭長方形が第１成形石材（４）の外周に接触 し離間突起（８）の末端に接触する程度に突出している事を特徴とする請求項２ 乃至５のいずれかに記載の成形石材セット。
7. ７．離間突起（８）の上側面（２４）は対応の成形石材（６）の使用面（１８） より低いレベルに配置される事を特徴とする請求項１乃至６のいずれかに記載の 成形石材セット。
8. ８．離間突起（８）の上側面は対応の成形石材（６）の使用面（１８）に対して 平行であり、または下向き外側に傾斜され、または切妻屋根の形状を有する事を 特徴とする請求項１乃至７のいずれかに記載の成形石材セット。
9. ９．相互間に幅広い間隙を備えて地面を舗装する成形石材（３２）において、 （ａ）成形石材（３２）は石材ブリッジ（３８）によって相互に一体的に連結さ れた、少なくと、−比較的大きな上側面を有する第１部分成形石材（３４）と、 −比較的小さい上側面を有する第２部分成形石材（３６）とを有し、 （ｂ）幅広い間隙（５０）を画成するための複数の一体的離間突起（８）が２つ の部分成形石材（３４、３６）のいずれか一方のみの外周に配置される事を特徴 とする成形石材。
10. １０．離間突起（８）が第２部分成形石材（３６）のみの外周に備えられる事を 特徴とする請求項９に記載の成形石材。
11. １１．第１部分成形石材（３４）の形状と第２部分成形石材（３６）の形状が相 違する事を特徴とする請求項９または１０に記載の成形石材。
12. １２．第１部分成形石材（３４）は平面図において、八角形、好ましくは中心点 対称八角形であって、４長辺と４短辺とを有する事を特徴とする請求項９乃至１ １のいずれかに記載の成形石材。
13. １３．第２部分成形石材（３６）は平面において正方形である事を特徴とする請 求項９乃至１２のいずれかに記載の成形石材。
14. １４．第２部分成形石材（３６）上の離間突起（８）は、成形石材（３２）が長 方形輪郭によって外接されまたこの長方形輪郭が第１部分成形石材（３４）の外 周に接触し離間突起（８）の末端に接触する程度に突出する事を特徴とする請求 項１０乃至１３のいずれかに記載の成形石材。
15. １５．第２部分成形石材（３６）の中心に対して接線方向に測定された石材ブリ ッジ（３８）の幅は相互に対向する対応の第１および第２部分成形石材の外周部 分の幅より小であるが、好ましくは他の離間突起（８）の幅より大である事を特 徴とする請求項９乃至１４のいずれかに記載の成形石材。
16. １６．第２部分成形石材（３６）の中心に対して放射方向に測定された石材ブリ ッジ（３８）の長さは離間突起（８）と実質的に同一の長さである事を特徴とす る請求項９乃至１５のいずれかに記載の成形石材。
17. １７．前記離間突起（８）および／または石材ブリッジ（３８）の上側面は成形 石材（３２）の使用面より低いレベルに配置される事を特徴とする請求項９乃至 １６のいずれかに記載の成形石材。
18. １８．離間突起（８）および／または石材ブリッジ（３８）の上側面は、成形石 材（３２）の使用面に対して平行であり、または下方外側に傾斜され、または切 妻屋根の形状を有する事を特徴とする請求項９乃至１７のいずれかに記載の成形 石材。
19. １９．コンクリート成形石材の製造機のテーブル上において複数のコンクリート 成形石材を同時的に製造する金属製金型（６０）において、 前記金型（６０）は請求項１乃至１８のいずれかによる成形石材を成形する成形 区域を含む事を特徴とする金型。
20. ２０．成形石材（４、６）の間に広い間隙（５０）を備え、数列の隣接配置され た成形石材（４、６）を含む地面舗装において、請求項１乃至８のいずれかによ る第１成形石材（４）と第２成形石材（６）が前記列方向において、また前記列 方向に対して横方向において順次に交代する事を特徴とする地面舗装。