JP3007722U - カ−トリッジ式給油タンク - Google Patents

カ−トリッジ式給油タンク

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JP3007722U
JP3007722U JP1994011062U JP1106294U JP3007722U JP 3007722 U JP3007722 U JP 3007722U JP 1994011062 U JP1994011062 U JP 1994011062U JP 1106294 U JP1106294 U JP 1106294U JP 3007722 U JP3007722 U JP 3007722U
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JP
Japan
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oil
locking
base
shaft
operation button
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Application number
JP1994011062U
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English (en)
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鐵衛 内田
力 内田
英一 五十嵐
佐敏 南雲
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Corona Corp
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Corona Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】手を油で汚すことなくワンタッチで注油が行え
ると共に極めて安全なカ−トリッジ式給油タンクを提供
する。 【構成】油受皿41上に倒立させて載置し燃油を供給す
るタンク本体1の注油口3に、軸25を支点として起伏
自在とした基部8に設けた注油口キャップ7を密接する
と共に、この密接状態を保持及び解除する係止ロット2
9とフック金具33とから成る係止手段38を備え、更
にこの係止手段38の係止を解除する操作ボタン32を
基部8の端縁と同等か内側に位置させ、引っかかって不
用意に係止解除することを防止するので、極めて安全で
あり常に安心して使用出来るものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は石油スト−ブ・石油ファンヒ−タ−等の石油燃焼器具に用いるカ− トリッジ式給油タンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種のものに於いては、例えば実公平5−12607号公報に開示 されている如く、注油口キャップを軸を支点に起伏自在とすることで、手を汚す ことなくワンタッチで注油口の開閉が行えるようにしたものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところでこの従来のものでは、注油口を開口する為に係止手段の係止を解除す る係止ロットの操作ボタンが基部より外方に突出しているので、器具へのタンク 本体の出し入れや、注油や注油完了後の移動時に、この操作ボタンが器具或いは 室内の家具や柱等に引っかかり、使用者の意図に反して係止が解除されてしまう 不具合があり、特に注油後に不用意に解除されると室内を燃油で汚してしまった り、或いは器具の近くでは火災につながる危険も有するものであった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
この考案はこの点に着目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、油受皿上 に倒立させて載置し燃油を供給するタンク本体の注油口に、軸を支点として起伏 自在とした基部に設けた注油口キャップを密接すると共に、この密接状態を保持 及び解除する係止手段を備えたものに於いて、前記係止手段は軸とは反対側に備 えられ、基部に取り付けられたフック金具と、該フック金具が係止する固定板上 に備えられた係止ロットとから構成され、更に係止ロット端部に設けられた操作 ボタンは基部の端縁と同等かこれより内側に位置させたものである。
【0005】
【作用】 注油口3と注油口キャップ7との密接状態を保持する係止手段35の係止を解 除する係止ロット29の操作ボタン32は、少なくとも基部8よりは外方に突出 していないので、器具や家具等に引っかかる心配がなく、不用意に係止解除され て火災に至る等の危険もなく極めて安全であり、常に安心して使用出来るもので ある。
【0006】
【実施例】
次にこの考案に係るカ−トリッジ式給油タンクを図面に示された好適な一実施 例で説明する。 1は縦長状で周知の石油スト−ブや石油ファンヒ−タ−等の石油燃焼器具2に 用いるカ−トリッジ式のタンク本体で、一壁面に螺子を形成した注油口3を突出 開口している。 前記注油口3を設けた側の壁面で且つ注油口3の根元に板状の固定板4を接着 剤等の接着手段を介して接着した後、螺子を形成し略ラッパ状の押さえ環5を注 油口3に螺合し、その先端の押圧部6で押圧し固定板4を固定し、更にこの時押 さえ環5の後端は注油口3の先端より高さを低くしている。
【0007】 7は固定板4に支持される基部8のほぼ中央より突設した逆凹状の注油口キャ ップで、該注油口キャップ7の外径は注油口3及び押さえ環5の外径より大と成 し、且つその高さは注油口3より低くしている。 9は燃油を落差で供給する給油装置で、注油口キャップ7内中央にカシメられ て取り付けられ、開閉弁10と心棒11と該開閉弁10を常に弾設するスプリン グ12と連通口13を有した弁ケ−ス14とから構成されている。
【0008】 15は注油口キャップ7の内面に取り付けられる耐油性で筒状のパッキンで、 上下端には外方に延びたテ−パ−部16・17が設けられ、更にこのテ−パ−部 16・17間にはパッキン15の伸縮をガイドする金属製のガイド筒18と、パ ッキン15の抜けを複数のダボ19との係止で防止する合成樹脂製のパッキン支 持筒20とを間にコイル状のスプリング21を介在させて備えている。 前記パッキン15の両テ−パ−部16・17内端には、注油口キャツプ7内面 と密接する上舌状部22と、閉蓋時注油口3上端と密接する下舌状部23とが設 けられ、この上舌状部22は先端部をあまり突出させず巻き込みを防止しながら 受圧面積を広くする為に、根元部を内方にく字状に切欠いて形成している。
【0009】 又パッキン15のほぼ中央部には、パッキン15の伸縮を吸収する内方に突出 した伸縮吸収部24が形成され、この突部の深さはパッキン15の肉厚の2倍以 内として、収縮力を抑え上・下舌状部22・23のシ−ル性を良好としている。 前記基部8はその周縁を下方に屈曲させると共に、一方は軸25を支持するカ −リング状の支持部26を設け、対応する固定板4の端部にも軸25を支持する カ−リング状の支持部27を設け、更に各支持部26・27のいずれか一方の内 径は他の内径より大径として遊びを持たせている。 又前記軸25には基部8をタンク本体1の反対方向に持ち上げるように作用す る弾性部材28が設けられ、基部8全体が軸25を中心にして注油口キャップ7 が注油口3を覆い、パッキン15に密接するよう起伏自在に成す。
【0010】 29は固定板4から切り起こされた支持片30に摺動自在に支持された係止ロ ットで、スプリング31によって常に内側方向に弾設され、一端にはこのスプリ ング31に反して係止ロット29を摺動させる操作ボタン32が備えられており 、この操作ボタン32は基部8の端縁より外方に突出せず、しかも操作の容易性 を考えてここでは基部8の端縁と同等位置に備えられているものである。 しかし、器具や家具等との引っかかりを防止出来れば、操作ボタン32を小さ くして基部8内方に位置させても良く、又基部8から庇状のカバ−部を延設させ て操作ボタン32を覆うようにしても良いものである。 尚、ここでは安全性を考慮して操作ボタン32を引張ることで係止解除される ようにしているが、押し込むことで係止解除しても良いことは勿論である。
【0011】 33は基部8側で係止ロット29と対向する位置に備えられたフック金具で、 切り起こされた軸支片34に挿通する支軸35に回動自在に取り付けられ、係止 ロット29の押圧でバネ36に反して回動し先端のカギ形部分で該係止ロット2 9と係止するもので、更にこのフック金具33には係止状態を越えての回動を阻 止すると共に、係止完了を「パチン」と言う音で報知する為に基部8と当接する 当接部37が形成されている。 又上記係止ロット29とフック金具33とで、注油口3と注油口キャップ7と の密接状態の係止及び解除を行う係止手段38を構成するものである。
【0012】 39はタンク本体1に燃油を注油する時に満量近くを知る為に利用される注油 計である。 40は石油燃焼器具2の一側方に設けたタンク室で、下方には油受皿41を位 置させ、そのほぼ中央より押上ピン42を立設し、タンク本体1を倒立して載置 させ、燃焼に必要な燃油を供給し燃焼筒43で燃焼させる。
【0013】 次にタンク本体1に燃油を注油する場合は、注油口キャップ7側を上にした状 態で床に置き、この状態で操作ボタン32を引張れば、係止ロット29が外方に 移動しフック金具33の係止が外れて、弾性部材28の反発作用で基部8が軸2 5を支点として起立させられ、注油口キャップ7は注油口3を開口しここからホ −スポンプ等で燃油の注油を行い、満量を注油計39で確認すれば注油は完了す るものである。 又注油後は注油口3に注油口キャップ7が密接するように、基部8を軽く手で 押圧すれば、手を油で汚すことなくワンタッチで注油が行われるものである。
【0014】 一方上記した操作ボタン32は、基部8の端縁と同等で該基部8外周より外方 へは突出していないので、石油燃焼器具2への出し入れ時や移動時等に操作ボタ ン32が器具や家具等に引っかかって、使用者の意図に反して係止手段38の係 止が解除されてしまう等の不具合はなく、操作ボタン32はどこにも引っかかる 心配がなく、従って不用意に係止が解除されて注油口3から燃油がこぼれて室内 を汚したり、或いは火災につながる等の危険がなく常に安心して使用出来るもの である。
【0015】
【考案の効果】
要するにこの考案は、油受皿41上に倒立させて載置し燃油を供給するタンク 本体1の注油口3に、軸25を支点として起伏自在とした基部8に設けた注油口 キャップ7を密接すると共に、この密接状態を保持及び解除する係止手段38を 備えたものに於いて、前記係止手段38は軸25とは反対側に備えられ、基部8 に取り付けられたフック金具33と、該フック金具33が係止する固定板4上に 備えられた係止ロット29とから構成され、更に係止ロット29端部に設けられ た操作ボタン32は基部8の端縁と同等かこれより内側に位置させたものである から、手を油で汚すことなくワンタッチでタンク本体への注油が行えることは勿 論、係止解除用の操作ボタンが器具や家具等に引っかかって不用意に注油口が開 口してしまう等の不具合はなく、極めて安全であり常に安心して使用出来るもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案一実施例を付したタンク本体の開蓋状
態の要部斜視図。
【図2】同注油口キャップの断面図。
【図3】同閉蓋状態の要部断面図。
【図4】同器具内にセットした状態の要部断面図。
【図5】同タンク本体の要部斜視図。
【図6】同要部の断面図。
【図7】同一部を切欠いた石油燃焼器具の正面図。
【符号の説明】
1 タンク本体 3 注油口 4 固定板 7 注油口キャップ 8 基部 25 軸 29 係止ロット 32 操作ボタン 33 フック金具 38 係止手段 41 油受皿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 南雲 佐敏 新潟県三条市東新保7番7号 株式会社コ ロナ内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油受皿41上に倒立させて載置し燃油を
    供給するタンク本体1の注油口3に、軸25を支点とし
    て起伏自在とした基部8に設けた注油口キャップ7を密
    接すると共に、この密接状態を保持及び解除する係止手
    段38を備えたものに於いて、前記係止手段38は軸2
    5とは反対側に備えられ、基部8に取り付けられたフッ
    ク金具33と、該フック金具33が係止する固定板4上
    に備えられた係止ロット29とから構成され、更に係止
    ロット29端部に設けられた操作ボタン32は基部8の
    端縁と同等かこれより内側に位置させた事を特徴とする
    カ−トリッジ式給油タンク。
JP1994011062U 1994-08-11 1994-08-11 カ−トリッジ式給油タンク Expired - Lifetime JP3007722U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014052083A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Corona Corp カ−トリッジ式給油タンク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014052083A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Corona Corp カ−トリッジ式給油タンク

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