JPH029286Y2 - - Google Patents

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JPH029286Y2
JPH029286Y2 JP14273084U JP14273084U JPH029286Y2 JP H029286 Y2 JPH029286 Y2 JP H029286Y2 JP 14273084 U JP14273084 U JP 14273084U JP 14273084 U JP14273084 U JP 14273084U JP H029286 Y2 JPH029286 Y2 JP H029286Y2
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JP
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fuel
wick
refueling
combustion
auxiliary tank
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JP14273084U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、一般家庭で使用する石油燃焼器具
の安全性を向上させたものに関する。
〈従来の技術〉 従来よりこの種の石油燃焼器具に於いて、一般
的に給油が容易で取り扱いも便利なカートリツジ
式の給油タンクが用いられている。
そしてその構成は、給油タンク本体の底部に着
脱自在な給油口キヤツプが取り付けられ、給油時
に給油口キヤツプを離別して給油タンク本体に給
油後再び給油口キヤツプを装着し、この状態で給
油タンク本体を石油燃焼器具に装着して燃焼させ
るものであつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところでこの従来の燃焼器具に於いては、燃焼
中でも給油することが多く、従つて燃焼中に給油
する時、給油タンク本体へ給油後給油口キヤツプ
の装着が不充分な事が多く、燃油が燃焼器具上に
洩れ、これにまだ消火し切れない燃焼中の炎で引
火して火災となるケースが非常に多く、又これを
防止するには給油口キヤツプを充分に装着する
か、あるいは給油時の消火操作を使用者が徹底し
てもらえば良いのであるが、実際使用上に於いて
まだこれが守られないのが現状である。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案はこの点に着目し上記欠点を解消する
ため、主タンクの一方に燃焼部を備え且つ他方に
燃油補給用の給油口を設け更に前記燃焼部を近傍
に通常時は燃芯を係止部で上方に保持し且つ振動
時等には鍾りで感知し係止部に伝達し燃芯の保持
を解除して降下させる自動消火装置を備え更に前
記給油口には燃油補給時のみカートリツジ式の補
助タンクを装着させ且つ前記補助タンクの給油口
への装着時自動消火装置と関連させた給油安全機
構の可動板がこれを検知して自動消火装置に伝達
し係止部の保持を解除し燃芯を降下させる如く成
した石油燃焼器具に係るものである。
〈作用〉 燃焼器具の主タンク1内に燃油が充分な場合、
給油口11には補助タンク10を装着しない状態
で燃焼させている。
次に主タンク1内の燃油が空又は空になりそう
になつた場合、補助タンク10を持参し給油口1
1に装着すると、補助タンク10から主タンク1
内に簡単に給油が行えるものである。
この補助タンク10の主タンク1への装着時、
給油安全機構14の可動板16の一端が補助タン
ク10底部と当接し、該補助タンク10と共に降
下されるので、他端が作用スプリング17の附勢
力に反して上昇され、感震部4の作動板6の一端
と係合し、該作動板6を感震時と同じくバネ8の
作用力に反して持ち上げ、係止部7によるラチエ
ツト9の係止を解除させ、燃芯を降下させてしま
い、補助タンク10を離別するまでこの状態を保
持するものである。
従つて主タンク1への給油時もし燃焼中であれ
ば、上記と同様にラチエツト9の係止が外れて燃
芯が急降下する自動消火作動が行なわれると共
に、給油中に燃焼しようとしても復帰スプリング
の復帰力をラチエツト9が保持出来ないので燃焼
を行うことは不可能となり、従来のように燃焼中
に給油して燃油の漏れの為に引火し火災などが発
生する危険は未然に防止され、極めて安全なもの
である。
〈実施例〉 1は燃油を貯油する固定式の主タンクで、上部
には燃芯(図示せず)を上下動自在に調節し燃焼
を行う燃焼部2を備えると共に、該燃焼部2上方
には複筒式の燃焼筒3が載置されている。
4は燃焼部2近傍に備えられた自動消火装置の
感震部で、地震等の震動を感知して揺動する鍾り
5と、該鍾り5の下部が貫通した作動板6とから
成り、更にこの作動板6の一端の係止部7はパネ
8の作用力によつて常に燃芯上昇操作に伴つて復
帰スプリング(図示せず)などに蓄力される芯降
下方向への復帰力を保持するラチエツト9を係止
し、地震等の発生又は手動操作で作動板6をラチ
エツト9との係止を解除することで復帰スプリン
グの蓄力が解放され自動的に燃芯を降下させて瞬
間消火するものである。
10は通常時は離別され給油時のみ主タンク1
の給油口11上に装着され該主タンク1に燃油の
補給を行うプラスチツク等の合成樹脂から成るカ
ートリツジ式の補助タンクで、底部には弁装置
(図示せず)を内装した合成樹脂から成る給油キ
ヤツプ12が螺合されており、又上部には補助タ
ンク10と一体成形で形成された把手部13が備
えられている。
14は補助タンク10から主タンク1への給油
時に燃焼部2での燃焼を停止又は禁止する給油安
全機構で、主タンク1上に立設された支持板15
と、該支持板15に中間部を回動自在に保持され
一端は自動消火装置の作動板6と対向する下方に
位置し且つ他端は主タンク1へ給油の為装着され
る補助タンク10底部に当接可能な位置にそれぞ
れ備えた可動板16と該可動板16と対向する作
動板6一端を常に下方へ附勢する作用スプリング
17とによつて構成され、補助タンク10の主タ
ンク1への装着によつて可動板16を介して感震
部4を強制的に作動させ、係止部7がラチエツト
9との係止を解除して復帰スプリングの蓄力が解
放され燃芯を降下し、従つて燃焼不可能な禁止状
態として安全を確保するものである。
18は主タンク1の給油口11内方に備えられ
挿入される補助タンク10の給油キヤツプ12を
受ける受け皿で、中央には給油キヤツプ12の弁
装置を開弁状態とする為の押圧棒19が立設され
ている。
20は主タンク1への給油終了後の補助タンク
10を、再び燃油を満量近く補給した状態で収納
ケースで、上方には開閉蓋21を備え補助タンク
10を入出自在としている。
22は給油終了後の給油口11に燃油の漏れや
ゴミの混入を阻止するため閉口する蓋体である。
23は燃焼部2を覆い主タンク1の給油口11
側を外方に露呈させた枠体で、内方には燃焼部2
と燃焼筒3側を仕切る下反射板24と、燃焼筒3
の燃焼による赤熱状態を前方へ反射し輻射暖房を
行う上反射板25とが備えられている。
次にこの考案一実施例の作動についと説明す
る。
今燃焼器具の主タンク1内の燃油が空となつた
場合や又は空になりそうな場合には、予め屋外に
設置された油タンク等から燃油を補給しておいた
補助タンク10を収納ケース20より取り出し、
これを主タンク1に装着すれば、押圧棒19によ
つて弁装置が開弁され燃油が補助タンク10より
給油キヤツプ12及び受け皿18を介して主タン
ク1内に補給されるものであり、そしてこの補助
タンク10の主タンク1への装着時、給油安全機
構14の可動板16の一端が補助タンク10底部
と当接し、該補助タンク10と共に降下されるの
で、他端が作用スプリング17の附勢力に反して
上昇され、感震部4の作動板6の一端と係合し、
該作動板6を感震時と同じくバネ8の作用力に反
して持ち上げ、係止部7によるラチエツト9の係
止を解除させ、燃芯を降下させてしまい、補助タ
ンク10を離別するまでこの状態を保持するもの
である。
従つて主タンク1への給油時もし燃焼中であれ
ば、上記と同様にラチエツト9の係止が外れて燃
芯が急降下する自動消火作動が行なわれると共
に、給油中に燃焼しようとしても復帰スプリング
の復帰力をラチエツト9が保持出来ないので燃焼
を行うことは不可能となり、従来のように燃焼中
に給油して燃油の漏れの為に引火し火災などが発
生する危険は未然に防止され、極めて安全なもの
である。
更に補助タンク10の装着時は燃焼が出来ない
ので、この補助タンク10の材質は耐熱性を考え
る必要がなく、ブロー成形などで容易に製造出来
る合成樹脂材で良く、極めて安価に提供出来るも
のである。
又給油終了後補助タンク10を主タンク1より
取り外せば、可動板16及び作動板6共に作用ス
プリング17の附勢力が元の状態に戻るので、ラ
チエツト9は係止部7によつて係止され燃芯の上
昇操作することで復帰スプリングに蓄力しつつ該
燃芯を上昇位置で保持し、燃焼可能状態と出来ね
ものである。
更に主タンク1より取り外した後補助タンク1
0は、次の燃油の補給に備えて燃油を満量近くま
で補充して、燃焼器具近くの収納ケース20内に
収納しておけば、いつでも必要な時に容易に主タ
ンク1への給油が出来極めて便利である。
一方補助タンク10が取り外された後の主タン
ク1の給油口11には蓋体22が嵌合され、燃油
の漏れ及びゴミ等の混入を阻止するものである。
〈考案の効果〉 主タンク1の一方に燃焼部2を備え且つ他方に
燃油補給用の給油口11を設け更に前記燃焼部2
の近傍に通常時は燃芯を係止部7で上方に保持し
且つ揺動時等には鍾り5で感知し係止部7に伝達
し燃芯の保持を解除して降下させる自動消火装置
を備え更に前記給油口11には燃油補給時のみカ
ートリツジ式の補助タンク10を装着させ且つ前
記補助タンク10の給油口11への装着時自動消
火装置と関連させた給油安全機構24の可動板1
6がこれを検知して自動消火装置に伝達し係止部
7の保持を解除し燃芯を降下させる如く成したも
のであるから、補助タンクによる主タンクへの給
油時には、常に燃焼が不可能となり且つ燃焼中の
ものは燃焼が停止されることになるので、従来の
ように給油中に漏れた燃油に引火して火災等の原
因となることがなく、極めて安全であり危険を未
然に防止出来、常に安心して使用出来るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案一実施例を示す燃焼器具の断面
図。 1……主タンク、2……燃焼部、4……給油安
全機構、5……鍾り、7……係止部、10……補
助タンク、11……給油口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主タンク1の一方に燃焼部2を備え且つ他方に
    燃油補給用の給油口11を設け更に前記燃焼部2
    の近傍に通常時は燃芯を係止部7で上方に保持し
    且つ振動時等には鍾り5で感知し係止部7に伝達
    し燃芯の保持を解除して降下させる自動消火装置
    を備え更に前記給油口11には燃油補給時のみカ
    ートリツジ式の補助タンク10を装着させ且つ前
    記補助タンク10の給油口11への装着時自動消
    火装置と関連させた給油安全機構14の可動板1
    6がこれを検知して自動消火装置に伝達し係止部
    7の保持を解除し燃芯を降下させる如く成した石
    油燃焼器具。
JP14273084U 1984-09-19 1984-09-19 Expired JPH029286Y2 (ja)

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JPS6158402U JPS6158402U (ja) 1986-04-19
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JPH0512606Y2 (ja) * 1988-12-12 1993-03-31
JP5532869B2 (ja) * 2009-11-30 2014-06-25 株式会社トヨトミ 石油燃焼器のカートリッジタンクの検出装置

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