JP3007458B2 - ワイヤボンディング方法 - Google Patents

ワイヤボンディング方法

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JP3007458B2
JP3007458B2 JP3276482A JP27648291A JP3007458B2 JP 3007458 B2 JP3007458 B2 JP 3007458B2 JP 3276482 A JP3276482 A JP 3276482A JP 27648291 A JP27648291 A JP 27648291A JP 3007458 B2 JP3007458 B2 JP 3007458B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイヤボンディング方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤボンディング装置にあっては、ボ
ンディング作業に先立ち、リードフレーム上に既にマウ
ントされたペレットの位置検出を行なっている。
【0003】ここで、ペレットの位置検出を行なう理由
は以下の如くである。即ち、ワイヤボンディング工程の
前工程にペレットボンディング工程があるが、この工程
において、ペレットが正規の位置から多少ずれてボンデ
ィングされてしまうことがある(通常ずれる)。この場
合、ワイヤボンディング位置に位置付けられたペレット
上における実際のボンディング点の位置座標は、予め記
憶されている正規の位置座標に対してずれてしまうこと
となる。そこで、ボンディング作業に先立ってこのずれ
量を検出し、検出したずれ量から、実際のボンディング
点全ての位置座標を補正演算で求め、この求めた位置に
キャピラリを移動させ、ボンディングを行なうようにし
ているのである。
【0004】然るに、従来のペレットの位置ずれ補正
は、下記(1) 〜(4) によりなされている。
【0005】(1) ペレット上において、基準となる2つ
の定点を設定する。これにはまず、図2に示す例のよう
に、ペレットの対角位置にあるパターンE1 とE2 を基
準パターンとして予め位置認識装置の記憶部に登録して
おく。各パターンE1 とE2は、少なくとも1つの電極
A、Bと、ペレットのコーナー部を含むパターンとす
る。そして、理想のボンディング点P1 、P2 は各電極
A、Bの中心にとり、そのボンディング点座標も位置認
識装置に登録しておく。
【0006】(2) ボンディング位置に位置決めされたペ
レット上の実際のボンディング点P´1 、P´2 を検出
し、その座標と(1) で登録された理想のボンディング点
1、P2 の座標とを比較し、P´1 、P´2 のxy方
向のずれを算出する。実際のボンディング点P´1 、P
´2 の検出は、ボンディング位置に位置決めされたペレ
ットにおける対角線上にある2つのコーナー部の画像を
カメラにより取り込んで画像処理(例えば2値化処理)
を施し、そのパターンの中から基準パターンE1 、E2
と一致する(マッチングする)部分を見つけ出す(パタ
ーンマッチング)ことにより行なわれる。
【0007】(3) P´1 、P´2 を結ぶ直線とP1 とP
2 を結ぶ直線とのθ方向のずれ(角度ずれ)を算出す
る。
【0008】(4)(2)、(3) で算出したxy方向並びにθ
方向のずれに基づいて、ペレット上における全てのボン
ディング点座標を補正演算により求める。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、パター
ンマッチングにより、実際のボンディング点P´1 、P
´2 の検出を行なっていたため、いま図4に示すように
ペレット19が割れていたとしても、ペレットより取り
込んだ画像において、登録されている基準パターンE1
とE2 とマッチングする部分が存在しさえすれば、ボン
ディング点座標が自動的に補正演算され、ボンディング
作業が行なわれてしまっていた。
【0010】そこでこの割れを検出するため、次の対策
が試みられている。即ち、検出された実際のボンディン
グ点P´1 、P´2 から両者間の距離L1 を演算により
求め、登録された2点P1 、P2 間の正規の距離Lと比
較する。そして距離L1 とLとが相違したとき、異常が
ある(ペレットの割れや位置認識装置による誤検出)と
判断しボンディング作業を行なわないようにしている。
【0011】尚、LとL1 との比較においては、熱膨張
を加味して、異常と判断しない許容値を設定しておく。
【0012】ところがこの方法であっても、図3に示す
ように、割れたペレット上にある一方のボンディング点
P´2 が、他方のボンディング点P´1 を中心とする円
弧上に丁度位置してしまったような場合、点P1 、P2
間の距離Lと、点P´1 、P´2 間の距離L2 とが一致
するため、異常にもかかわらず、正常と判断しボンディ
ング作業が行なわれてしまうという問題点がある。
【0013】本発明は、リードフレームにボンディング
されたペレットの位置検出精度を向上することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、ペレット上に2つのパターンを定めると共に、各パ
ターン内にそれぞれ1つの定点を定め、リードフレーム
にボンディングされるペレットの上記2つの定点の正規
の位置に対し、実際にボンディングされたペレットの上
記2つの定点がなすずれを検出し、このずれ検出結果に
基づいてペレット上におけるボンディング点座標を補正
演算するワイヤボンディング方法において、リードフレ
ームにボンディングされるペレットの上記2つのパター
ンの正規の位置に対し、実際にボンディングされたペレ
ットの上記2つのパターンがなす傾きθ1 、θ2 を検出
し、傾きθ1 、θ2 を相互に比較し、傾きθ1 、θ2
一致したことを条件に、前記検出ずれに基づくボンディ
ング点座標の補正演算を行なうようにしたものである。
【0015】請求項2に記載の本発明は、ペレット上に
2つのパターンを定めると共に、各パターン内にそれぞ
れ1つの定点を定め、リードフレームにボンディングさ
れるペレットの上記2つの定点の正規の位置に対し、実
際にボンディングされたペレットの上記2つの定点がな
すずれを検出し、このずれ検出結果に基づいてペレット
上におけるボンディング点座標を補正演算するワイヤボ
ンディング方法において、リードフレームにボンディン
グされるペレットの上記2つのパターンの正規の位置に
対し、実際にボンディングされたペレットの上記2つの
パターンがなす傾きθ1 、θ2 を検出し、傾きθ1 、θ
2 を相互に比較すると共に、リードフレームに実際にボ
ンディングされたペレットの上記2つの定点間の実際の
距離Lxを検出し、この実際の距離Lx を正規の距離L
と比較し、傾きθ1 、θ2 が一致し、且つ距離Lx 、L
が一致したことを条件に、前記検出ずれに基づくボンデ
ィング点座標の補正演算を行なうようにしたものであ
る。
【0016】請求項3に記載の本発明は、ペレット上に
1つのパターンを定めると共に、当該パターン内に1つ
の定点を定め、リードフレームにボンディングされるペ
レットの上記1つの定点の正規の位置に対し、実際にボ
ンディングされたペレットの上記1つの定点がなすずれ
を検出すると共に、リードフレームにボンディングされ
るペレットの上記1つのパターンの正規の位置に対し、
実際にボンディングされたペレットの上記1つのパター
ンがなす傾きθ1 を検出し、このずれ及び傾き検出結果
に基づいてペレット上におけるボンディング点座標を補
正演算するワイヤボンディング方法において、ペレット
上に他の1つのパターンを定め、リードフレームにボン
ディングされるペレットの上記他の1つのパターンの正
規の位置に対し、実際にボンディングされたペレットの
上記他の1つのパターンがなす傾きθ2 を検出し、傾き
θ1 、θ2 を相互に比較し、傾きθ1 、θ2 が一致した
ことを条件に、前記検出ずれに基づくボンディング点座
標の補正演算を行なうようにしたものである。
【0017】請求項4に記載の本発明は、ペレット上に
1つのパターンを定めると共に、当該パターン内に1つ
の定点を定め、リードフレームにボンディングされるペ
レットの上記1つの定点の正規の位置に対し、実際にボ
ンディングされたペレットの上記1つの定点がなすずれ
を検出すると共に、リードフレームにボンディングされ
るペレットの上記1つのパターンの正規の位置に対し、
実際にボンディングされたペレットの上記1つのパター
ンがなす傾きθ1 を検出し、このずれ及び傾き検出結果
に基づいてペレット上におけるボンディング点座標を補
正演算するワイヤボンディング方法において、ペレット
上に他の1つのパターンを定め、リードフレームにボン
ディングされるペレットの上記他の1つのパターンの正
規の位置に対し、実際にボンディングされたペレットの
上記他の1つのパターンがなす傾きθ2 を検出し、傾き
θ1 、θ2 を相互に比較すると共に、リードフレームに
実際にボンディングされたペレットの上記2つの定点間
の実際の距離Lx を検出し、この実際の距離Lx を正規
の距離Lと比較し、傾きθ1 、θ2が一致し、且つ距離
x 、Lが一致したことを条件に、前記検出ずれに基づ
くボンディング点座標の補正演算を行なうようにしたも
のである。
【0018】請求項5に記載の本発明は、リードフレー
ムにボンディングされるペレットの正規の位置に対し、
実際にボンディングされたペレットがxy方向並びにθ
方向になすずれを検出し、このずれ検出結果に基づいて
ペレット上におけるボンディング点座標を補正演算する
ワイヤボンディング方法において、ペレット上に少なく
とも2つのパターンを定め、各パターン毎に、正規の位
置に対する傾きを検出し、それらの傾きが相互に一致し
たことを条件に、前記検出ずれに基づくボンディング点
座標の補正演算を行なうようにしたものである。
【0019】
【作用】ペレットの位置検出時に、ペレット上に定めた
少なくとも2つのパターンの傾きθ1 、θ2 を比較し、
更に必要により、2つの定点間の距離Lx をその正規の
距離Lに対して比較することにより、ペレットの割れや
位置認識装置による誤検出の有無を判断できる。
【0020】
【実施例】図1は本発明が実施されるワイヤボンディン
グ装置を示す模式図、図2はペレットの位置検出状態を
示す模式図、図3は割れたペレットの一例を示す模式
図、図4は割れたペレットの他の例を示す模式図であ
る。
【0021】ワイヤボンディング装置10は、図1に示
す如く、XYテーブル11上にボンディングヘッド12
及びカメラ13を搭載し、ボンディングヘッド12にボ
ンディングアーム14、キャピラリ15を備える。
【0022】そして、ワイヤボンディング装置10は、
位置認識装置16、制御装置17を有しており、位置認
識装置16の認識結果に基づく制御装置17の制御指令
により、XYテーブル11、ボンディングヘッド12を
駆動し、リードフレーム18(基板を含む)にボンディ
ングされているペレット19に対するワイヤボンディン
グ作業を実行可能とする。
【0023】以下、ワイヤボンディング装置10におけ
る位置認識装置16の位置認識動作、制御装置17の制
御動作について説明する。
【0024】(1) ペレット19の対角線上にある2つの
コーナー部に基準パターンE1 、E2 を定めると共に、
各基準パターンE1 、E2 内にそれぞれ1つの定点(理
想のボンディング点)P1 、P2 を定め、位置認識装置
16が有する記憶部に、2基準パターンE1 、E2 と、
2定点P1 、P2 の座標と、P1 、P2 間の正規の距離
Lとを登録しておく。
【0025】尚、基準パターンE1 、E2 としてコーナ
ー部を含むことは特に必要とせず、特徴のあるパターン
となり得ればよい。
【0026】(2) ボンディング位置に位置決めされたペ
レット19における対角線上にある2つのコーナー部近
辺の画像をカメラ13により取り込む。図2において、
Cはカメラ13の検出視野である。この取り込んだ画像
を位置認識装置16にて画像処理し、画像処理されたパ
ターンの中から記憶部に記憶されている基準パターンE
1 、E2 と一致する部分パターンを見つけ出し、実際の
ボンディング点P´1、P´2 を検出する。この検出に
より、位置認識装置16は、実際のボンディング点P´
1 、P´2 が理想のボンディング点P1 、P2 に対する
xy方向のずれを求めると共に、2点P1 、P2 を結ぶ
直線と2点P´1 、P´2 を結ぶ直線とのθ方向のずれ
(角度のずれ)を求める。
【0027】(3) 更に、位置認識装置16は、カメラ1
3から取り込んだ2つの画像内で、対応する基準パター
ンE1 、E2 とマッチングすると判断される部分パター
ンを見つけ出したとき、その部分パターンの、対応する
基準パターンE1 、E2 に対する傾きθ1 、θ2 を検出
し、傾きθ1 、θ2 を相互に比較する。この傾きとは、
記憶部に登録された基準パターンE1 、E2 を基準と
し、この基準パターンE1 、E2 に対してカメラ13か
ら取り込んだ画像中でマッチングすると判断された部分
パターンが傾いている割合である。
【0028】(4) そして更に、位置認識装置16は、求
めた実際のボンディング点P´1 、P´2 の座標から、
2点P´1、P´2 間の実際の距離Lx を算出し、予め
記憶部に記憶されているLと比較する。
【0029】(5) その結果、位置認識装置16は、2つ
の傾きθ1 、θ2 同志、及び距離LとLx とが一致した
ときのみ、検出したxy方向並びにθ方向のずれに基づ
いて、全てのボンディング点座標の補正演算を行ない、
制御装置17の制御下でボンディング作業を行なう。異
なる場合、ペレット19が割れているか、あるいは位置
認識装置16が誤検出をしているものと判断してボンデ
ィング作業は行なわない。
【0030】次に、本実施例の作用効果について説明す
る。ペレットの位置検出時に、カメラ7より取り込んだ
2つのパターンの傾きθ1、θ2 を検出し、互いに比較
し、更に2つの定点P´1 、P´2の距離Lx を正規の
距離Lに対して比較することにより、ペレット19の割
れの有無や、位置認識装置16による検出の正常、異常
を判別することができる。従って図3のように、割れた
ペレットの一方の点P´2 が他方の点P´1 を中心とし
た円弧上にずれた場合においても、θ1 とθ2 とが相違
することとなり、ペレット19の割れ等の異常を確実に
検出することができる。
【0031】尚、本発明の実施においては、以下の変形
が可能である。(1)ボンディング点座標の補正演算を行
なうことの前提条件として、2つの定点間の距離Lx
正規の距離Lと一致しているか否かは考慮せず、2つの
パターンの傾きθ1 、θ2 が一致することのみを当該補
正演算を行なうことの条件とすること。
【0032】(2) ボンディング点座標の補正演算自体の
手法として、2つのパターン内に定めた2つの定点のず
れに基づいて補正演算するものでなく、1つのパターン
内に定めた1つの定点のずれと当該パターンの傾きとに
基づいて補正演算するもの。
【0033】(3) ボンディング点座標の補正演算を行な
うことの前提条件として、2つのパターンの傾きが一致
するか否かを検出するに際し、当該パターンは、ボンデ
ィング点座標の補正演算のためのずれ検出自体とは無関
係に選定されたものであってもよいこと。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、リードフ
レームにボンディングされたペレットの位置検出精度を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明が実施されるワイヤボンディング
装置を示す模式図である。
【図2】図2はペレットの位置検出状態を示す模式図で
ある。
【図3】図3は割れたペレットの一例を示す模式図であ
る。
【図4】図4は割れたペレットの他の例を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
10 ワイヤボンディング装置 16 位置認識装置 17 制御装置 18 リードフレーム 19 ペレット

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペレット上に2つのパターンを定めると
    共に、各パターン内にそれぞれ1つの定点を定め、リー
    ドフレームにボンディングされるペレットの上記2つの
    定点の正規の位置に対し、実際にボンディングされたペ
    レットの上記2つの定点がなすずれを検出し、このずれ
    検出結果に基づいてペレット上におけるボンディング点
    座標を補正演算するワイヤボンディング方法において、
    リードフレームにボンディングされるペレットの上記2
    つのパターンの正規の位置に対し、実際にボンディング
    されたペレットの上記2つのパターンがなす傾きθ1
    θ2 を検出し、傾きθ1 、θ2 を相互に比較し、傾きθ
    1 、θ2 が一致したことを条件に、前記検出ずれに基づ
    くボンディング点座標の補正演算を行なうことを特徴と
    するワイヤボンディング方法。
  2. 【請求項2】 ペレット上に2つのパターンを定めると
    共に、各パターン内にそれぞれ1つの定点を定め、リー
    ドフレームにボンディングされるペレットの上記2つの
    定点の正規の位置に対し、実際にボンディングされたペ
    レットの上記2つの定点がなすずれを検出し、このずれ
    検出結果に基づいてペレット上におけるボンディング点
    座標を補正演算するワイヤボンディング方法において、
    リードフレームにボンディングされるペレットの上記2
    つのパターンの正規の位置に対し、実際にボンディング
    されたペレットの上記2つのパターンがなす傾きθ1
    θ2 を検出し、傾きθ1 、θ2 を相互に比較すると共
    に、リードフレームに実際にボンディングされたペレッ
    トの上記2つの定点間の実際の距離Lx を検出し、この
    実際の距離Lx を正規の距離Lと比較し、傾きθ1 、θ
    2 が一致し、且つ距離Lx 、Lが一致したことを条件
    に、前記検出ずれに基づくボンディング点座標の補正演
    算を行なうことを特徴とするワイヤボンディング方法。
  3. 【請求項3】 ペレット上に1つのパターンを定めると
    共に、当該パターン内に1つの定点を定め、リードフレ
    ームにボンディングされるペレットの上記1つの定点の
    正規の位置に対し、実際にボンディングされたペレット
    の上記1つの定点がなすずれを検出すると共に、リード
    フレームにボンディングされるペレットの上記1つのパ
    ターンの正規の位置に対し、実際にボンディングされた
    ペレットの上記1つのパターンがなす傾きθ1 を検出
    し、このずれ及び傾き検出結果に基づいてペレット上に
    おけるボンディング点座標を補正演算するワイヤボンデ
    ィング方法において、ペレット上に他の1つのパターン
    を定め、リードフレームにボンディングされるペレット
    の上記他の1つのパターンの正規の位置に対し、実際に
    ボンディングされたペレットの上記他の1つのパターン
    がなす傾きθ2 を検出し、傾きθ1 、θ2 を相互に比較
    し、傾きθ1 、θ2 が一致したことを条件に、前記検出
    ずれに基づくボンディング点座標の補正演算を行なうこ
    とを特徴とするワイヤボンディング方法。
  4. 【請求項4】 ペレット上に1つのパターンを定めると
    共に、当該パターン内に1つの定点を定め、リードフレ
    ームにボンディングされるペレットの上記1つの定点の
    正規の位置に対し、実際にボンディングされたペレット
    の上記1つの定点がなすずれを検出すると共に、リード
    フレームにボンディングされるペレットの上記1つのパ
    ターンの正規の位置に対し、実際にボンディングされた
    ペレットの上記1つのパターンがなす傾きθ1 を検出
    し、このずれ及び傾き検出結果に基づいてペレット上に
    おけるボンディング点座標を補正演算するワイヤボンデ
    ィング方法において、ペレット上に他の1つのパターン
    を定め、リードフレームにボンディングされるペレット
    の上記他の1つのパターンの正規の位置に対し、実際に
    ボンディングされたペレットの上記他の1つのパターン
    がなす傾きθ2 を検出し、傾きθ1 、θ2 を相互に比較
    すると共に、リードフレームに実際にボンディングされ
    たペレットの上記2つの定点間の実際の距離Lx を検出
    し、この実際の距離Lx を正規の距離Lと比較し、傾き
    θ1 、θ2 が一致し、且つ距離Lx 、Lが一致したこと
    を条件に、前記検出ずれに基づくボンディング点座標の
    補正演算を行なうことを特徴とするワイヤボンディング
    方法。
  5. 【請求項5】 リードフレームにボンディングされるペ
    レットの正規の位置に対し、実際にボンディングされた
    ペレットがxy方向並びにθ方向になすずれを検出し、
    このずれ検出結果に基づいてペレット上におけるボンデ
    ィング点座標を補正演算するワイヤボンディング方法に
    おいて、ペレット上に少なくとも2つのパターンを定
    め、各パターン毎に、正規の位置に対する傾きを検出
    し、それらの傾きが相互に一致したことを条件に、前記
    検出ずれに基づくボンディング点座標の補正演算を行な
    うことを特徴とするワイヤボンディング方法。
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