JP3006636B2 - 自動玉縁縫製機の大押え駆動制御装置 - Google Patents

自動玉縁縫製機の大押え駆動制御装置

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JP3006636B2
JP3006636B2 JP3290878A JP29087891A JP3006636B2 JP 3006636 B2 JP3006636 B2 JP 3006636B2 JP 3290878 A JP3290878 A JP 3290878A JP 29087891 A JP29087891 A JP 29087891A JP 3006636 B2 JP3006636 B2 JP 3006636B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動玉縁縫製機の大押
え駆動制御装置に関し、特に相対向して設けられた1対
の大押えの各々を、設定された指令値に応じて接近・離
隔方向へ独立に移動駆動できるようにしたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ポケット等に用いる玉縁を縫製可
能な自動玉縁縫製機においては、両玉縁縫いや片玉縁
(右片玉縁又は左片玉縁)縫いが可能である。ところ
で、この玉縁縫製機で両玉縁縫いや片玉縁縫いを切換え
て実行する場合には、1対の大押えの間隔である大押え
幅を、縫製する両玉縁或いは片玉縁の種類に応じてその
都度変更する必要がある。そこで、最近、これら1対の
大押えの各々を接近・離隔方向へ独立に移動可能に構成
し、しかもこれら大押えを玉縁縫いの種類に応じて夫々
独立に接近・離隔方向へ移動駆動するようにした自動玉
縁縫製機が各種提案されている。
【0003】例えば、実公平2─17563号公報に
は、左生地クランプ(左大押え)と右生地クランプ(右
大押え)とを、エアシリンダにより相互に接近・離隔す
る方向に独立に移動可能に構成する一方、玉縁縫いの縫
製時に使用するT型定規(バインダ)のうち、両玉縁縫
い用のT型定規にのみその一部に切欠き部を形成し、こ
の切欠き部をスイッチのON/OFFで検出して両玉縁
縫い或いは片玉縁縫いを検知し、スイッチのON/OF
F信号に基いてエアシリンダを夫々駆動して、両生地ク
ランプを夫々独立に所定の移動位置に移動させるように
した玉縁縫製機が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、前記
実公平2─17563号公報に記載の玉縁縫製機におい
ては、T型定規に形成された1種類の切欠き部をスイッ
チのON/OFFで検出するだけなので、両玉縁縫い或
いは片玉縁縫いを検知できても、これら玉縁縫いの玉縁
幅は特定の1種類の玉縁幅にしか設定することができな
いこと、両生地クランプの移動の為にエアシリンダを用
いているので、所定の玉縁幅となるように両生地クラン
プを精度よく移動設定できないこと、などの問題があ
る。
【0005】更に、玉縁縫いを行なう縫製ミシンに用い
る2本の縫針の針幅(2本の縫針間距離)を変更した場
合には、その針幅に応じた玉縁幅となるように両生地ク
ランプ間距離を変更するのが一般的であるが、この場合
には、手動で両生地クランプ間距離を変更しなければな
らず、玉縁幅変更時の操作が複雑化するという問題があ
る。
【0006】本発明の目的は、両玉縁縫いや片玉縁縫い
における玉縁幅の為の指令値を入力するだけで、両大押
えを指令値に基いて相互に接近・離隔する方向に夫々独
立に精度良く移動できるような自動玉縁縫製機の大押え
駆動制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動玉縁縫
製機の大押え駆動制御装置は、図1の機能ブロック図に
示すように、相互に接近・離隔する方向へ独立に移動可
能に機枠に支持された1対の相対向した大押えを備え、
両玉縁縫製と片玉縁縫製が可能な自動玉縁縫製機におい
て、両大押えの各々を、ステッピングモータにより接近
・離隔方向へ独立に移動駆動する1対の移動駆動手段
と、両大押えを所定の初期位置に設定する為に、各ステ
ッピングモータを原点位置に設定する初期設定手段と、
初期設定手段による設定後、両ステッピングモータに対
して共通に又は夫々独立に入力設定された指令値に基い
て両ステッピングモータを制御する制御手段とを備えた
ものである。
【0008】
【作用】本発明に係る自動玉縁縫製機の大押え駆動制御
装置においては、玉縁縫いの為の玉縁幅に関連する指令
値が入力設定されたとき、1対の相対向した大押えの各
々を一旦所定の初期位置に設定する為に、これら大押え
を移動させるステッピングモータは初期設定手段により
原点位置に設定される。この初期設定手段による初期設
定後、これらステッピングモータは、両ステッピングモ
ータに対して共通に又は夫々独立に設定された指令値に
基いて制御手段により制御され、両大押えは、これらス
テッピングモータの駆動により1対の移動駆動手段を介
して接近・離隔方向へ独立に移動駆動される。
【0009】即ち、これら指令値が玉縁幅に関連する各
種の設定値であっても、この指令値に基いてステッピン
グモータが駆動され、その結果、両大押えは指令値に対
応する所定の移動位置に精度良く移動できる。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る自動玉縁縫製機の大押え駆
動制御装置によれば、〔作用〕の項で説明したように、
1対の移動駆動手段と初期設定手段と制御手段とを設
け、両大押えが所定の初期位置に設定された後、設定さ
れた指令値に基づいて両ステッピングモータが駆動され
るので、両大押えを指令値に対応する所定の移動位置に
精度良く移動させることができる。しかも、玉縁縫いの
種類を問わず、玉縁幅変更に伴う手動による大押えの移
動操作を一切省略することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、両玉縁縫いや片玉縁縫いが可能
な自動玉縁縫製機に本発明を適用した場合のものであ
る。この自動玉縁縫製機1は一般的なものなので、その
構成を簡単に説明すると、図2に示すように、ミシン本
体2はミシンテーブル6上に配設され、このアーム部3
から下方へ延びる針棒4は、アーム部3内に設けられた
針棒駆動機構(図示略)により上下往復駆動され、この
針棒4の下端には2本の縫針5が取付けられている。こ
の縫針5の下方のミシンテーブル6下側には、縫針5に
供給される上糸を捕捉する糸輪捕捉器(図示略)が設け
られている。
【0012】次に、ミシンテーブル6上に設けられ、玉
縁縫いに用いる身生地W1や玉縁布W2などを押圧保持
するクランプ装置10について、図2〜図4に基いて説
明する。このクランプ装置10は、図2に示すようにミ
シンテーブル6上を、2点鎖線で示す準備位置から縫針
5の近傍の縫製位置を経て実線で示す待機位置まで図示
外の駆動機構により移動可能に構成されている。また、
断面略逆T字状のバインダ11は、クランプ装置10の
準備位置において、昇降機構(図示略)によりミシンテ
ーブル6上面の下降位置と上昇した上昇位置とに亙って
昇降駆動される。尚、このクランプ装置10は、左側の
第1クランプ機構12と右側の第2クランプ機構13と
からなり、これらクランプ機構12・13は対象的に構
成されているので、第1クランプ機構12について説明
するものとする。
【0013】ミシンテーブル6上に載置された身生地W
1をミシンテーブル6に押圧する大押え14Lは、その
基端部において支持板15Lに固着され、この支持板1
5Lは揺動部材16Lに固着されている。そして、この
揺動部材16Lは、前後方向に延びる支軸17に回動可
能に且つ軸方向に移動可能に枢支され、この支軸17の
両端部は枠体32の側壁部32bに夫々支持されてい
る。身生地W1の上側に載置された玉縁布W2をバイン
ダ11の形状に沿って側方から折り曲げて身生地W1上
に保持する折込み板18Lは、支持板15Lに支持され
るとともに、その基端部がエアシリンダ19Lのピスト
ンロッドに連結されている。従って、このエアシリンダ
19Lの駆動によるピストンロッドの進出又は退入によ
り、折込み板18Lが折込み位置と退避位置とに亙って
移動可能になっている。
【0014】前記玉縁布W2の側端部上に載置されたフ
ラップ布W3を折込み板18L上に押圧するフラップ押
え20Lは、支持板15Lに支持されるとともに、その
基端部がエアシリンダ21Lのピストンロッドに連結さ
れている。従って、このエアシリンダ21Lの駆動によ
るピストンロッドの進出又は退入により、フラップ押え
20Lが押え位置と退避位置とに亙って移動可能になっ
ている。即ち、1対の大押え14L・14R、折込み板
18L・18R及びフラップ押え20L・20Rは、夫
々相対向して設けられている。ここで、前記揺動部材1
6Lは、連結機構22Lを介してエアシリンダ23Lの
ピストンに連結され、このエアシリンダ23Lはミシン
テーブル6から立設された取付け板24Lに固着されて
いる。従って、このエアシリンダ23Lの駆動によるピ
ストンロッドの進出により、第1クランプ機構12は支
軸17を回動中心として上方に揺動する。
【0015】次に、1対の大押え14L・14Rつまり
両クランプ機構12・13を相互に接近・離隔する方向
へ移動駆動する第1移動駆動機構30と第2移動駆動機
構31とについて説明するが、これら両移動駆動機構3
0・31は対象的に構成されているので、第1移動駆動
機構30について説明するものとする。前記揺動部材1
6Lに対応するミシンテーブル6上にはベースプレート
7が配設され、このベースプレート7上に側面視略門型
の枠体32が架設されている。上下方向に延びる移動板
33Lの下端部は揺動部材16Lに形成された切欠き3
4Lに嵌合し且つ支軸17を挿通し、その上端部は枠体
32の上壁部32aに形成されたスリット35に嵌合さ
れている。
【0016】この移動板33Lに螺合して左右方向向き
に配設されたスピンドル36Lは、その基端部が側壁部
32bに取付けた第1モータ37の駆動軸に連結され、
他端部は枢支板39に支持されている。従って、第1モ
ータ37の回転により移動板33Lが支軸17の軸方向
に移動するので、移動板33Lと切欠き34Lとの係合
を介して揺動部材16Lつまり大押え14Lが支軸17
の軸方向に平行移動する。尚、第1モータ37及び第2
モータ38は夫々ステッピングモータで構成されてい
る。
【0017】従って、図4に示すように、このように構
成されたクランプ装置10が図2に示す準備位置に移動
された状態において、ミシンテーブル6上に載置された
身生地W1が1対の大押え14L・14Rによりテーブ
ル6面に夫々押圧保持される。この状態でバインダ11
が下降位置に駆動され、身生地W1上に載置した玉縁布
W2が押圧された後、1対の折込み板18L・18Rが
内側に接近移動され、玉縁布W2が両側から夫々折り曲
げられて身生地W1上に保持される。更に、これら折込
み板18L・18Rの上に載置された1対のフラップ布
W3は、1対のフラップ押え20L・20Rで夫々押圧
保持される。その後、この状態でクランプ装置10が縫
製位置へ移動され、これら身生地W1、玉縁布W2及び
フラップ布W3を縫製することより、両玉縁或いは片玉
縁の玉縁縫いが行なわれる。
【0018】前記ベースプレート7の端面には、大押え
14Lの初期位置(図3に1点鎖線で図示)つまり最も
内側に移動した位置を検出する為の第1センサ40と、
大押え14Rの初期位置(1点鎖線で図示)を検出する
為の第2センサ41とが取付けられている。これら第1
・第2センサ40・41は近接スイッチなどからなり、
大押え14L・14Rの初期位置を支持板15L・15
Rの接近により夫々検出する。ここで、両大押え14L
・14Rが夫々初期位置に移動したときには、両大押え
14L・14R間の大押え幅(玉縁幅に相当)Dは零で
ある。尚、図3に示すように、大押え14Lの初期位置
からの移動量つまり左大押え幅をDLとし、また大押え
14Rの初期位置からの移動量つまり右大押え幅をDR
とする。即ち、大押え幅Dは、これら2つの移動量DL
・DRを加えた距離である。
【0019】ここで、この自動玉縁縫製機1に設けられ
た操作パネル45には図5に示すように、針幅(mm)
Nの設定を開始する針幅設定キー46と、針幅Nを2桁
で設定する為のインクリメントキー47及びデクリメン
トキー48と、これらキー47・48により設定された
針幅Nを数値で表示する表示器49と、両玉縁縫いを指
令する両玉縁縫いキー50と、右片玉縫いを指令する右
片玉縫いキー51と、左片玉縫いを指令する左片玉縫い
キー52と、設定した針幅Nを確定する確定キー53及
び電源スイッチ54などが設けられている。
【0020】次に、自動玉縁縫製機1の制御系につい
て、図6のブロック図に基いて説明する。操作パネル4
5と、第1センサ40と、第2センサ41と、ミシンモ
ータMの為の駆動回路55と、第1モータ37の為の駆
動回路56と、第2モータ38の為の駆動回路57と、
両シリンダ19L・19Rを駆動する電磁弁58の為の
駆動回路61と、両シリンダ21L・21Rを駆動する
電磁弁59の為の駆動回路62と、両シリンダ23L・
23Rを駆動する電磁弁60の為の駆動回路64と、表
示器48を駆動する為の駆動回路64とは制御装置Cの
入出力インターフェース66に夫々接続されている。
【0021】制御装置Cは、CPU68と、このCPU
68にデータバスなどのバス67で接続されたROM6
9及びRAM70とから構成されている。ROM69に
は、モータ54・37・38を駆動するモータ駆動制御
や電磁弁58〜60を駆動する駆動制御の制御プログラ
ム、本案特有の後述の大押え駆動制御の制御プログラム
などが格納されている。RAM70には、設定された玉
縁縫いの種類と針幅のデータとを格納する玉縁縫いデー
タメモリ、演算された左大押え幅DLと右大押え幅DR
とを格納する大押え幅メモリ、CPU68で演算された
演算結果を一時的に格納する各種メモリなどが設けられ
ている。
【0022】次に、自動玉縁縫製機1の制御装置Cで行
なわれる大押え駆動制御のルーチンについて、図7のフ
ローチャートに基いて説明する。尚、図中符号Si(i
=30、31、32・・・・)は各ステップである。
【0023】針幅設定キー46が操作されるとこの制御
が開始され、先ずインクリメントキー47やデクリメン
トキー48の操作で針幅Nが設定されるとともに、玉縁
縫いの種類(両玉縁縫い或いは片玉縁縫い)が設定さ
れ、これら針幅Nのデータと玉縁縫いのデータとが玉縁
縫いデータメモリに格納され、確定キー53が操作され
て針幅設定処理が終了する(S30)。
【0024】次に、玉縁縫いデータメモリ内の玉縁縫い
のデータに基いて、両玉縁縫いのときには(S31:Y
es)、針幅Nから定数「0.5」を減算することによ
り左大押え幅DLと右大押え幅DRとが求められて大押
え幅メモリに格納される(S32)。ここで、前記定数
は、玉縁布W2の布厚に対応する値であり、この定数を
玉縁布W2の布厚に応じ2度変更することが可能であ
る。次に、第1・第2センサ40・41からのセンサ信
号に基いて、両大押え14L・14Rを初期位置に設定
する為に、両モータ37・38が原点位置に夫々設定さ
れ(S36)、大押え幅メモリのデータに基いて、大押
え14Lの大押え幅DLが求められた左大押え幅DLと
なるように第1モータ37が制御され、また大押え14
Rの大押え幅DRが求められた右大押え幅DRとなるよ
うに第2モータ38が制御され(S37)、この制御を
終了する。その結果、両玉縁縫いと針幅Nとに対応する
所定の大押え幅Dが設定される。尚、S36における大
押え14L・14Rの初期設定処理が電源投入後に最初
に実行されたとき、両大押え14L・14L間の初期設
定幅を記憶しておき、2回目以降にこの初期設定幅を用
いるようにして、S36の初期設定処理を省略してもよ
い。
【0025】一方、左片玉縁縫いのときには(S31・
S33:No)、「1.5 」倍の針幅Nから「1」を減算
して左大押え幅DLが求められ、更に半分の針幅Nに
「1」を加算して右大押え幅DRが求められる(S3
4)。そして、S36・S37を経て第1・第2モータ
37・38が夫々独立に駆動制御され、右片玉縁縫いと
針幅Nとに対応する所定の大押え幅Dが設定される。ま
た、右片玉縁縫いのときには(S31:No、33:Y
es)、半分の針幅Nに「1」を加算して左大押え幅D
Lが求められ、更に「1.5 」倍の針幅Nから「1」を減
算して右大押え幅DRが求められる(S35)。そし
て、S36・S37を経て第1・第2モータ37・38
が夫々独立に駆動制御され、右片玉縁縫いと針幅Nとに
対応する所定の大押え幅Dが設定される。
【0026】以上説明したように、玉縁縫いに必要な玉
縁幅を針幅Nと玉縁縫いの種類とで入力設定したとき、
これら針幅Nと玉縁縫いの種類とに基いて左大押え14
Lの為の左大押え幅DLと右大押え14Rの為の右大押
え幅DRとが所定の演算式により求められ、両大押え1
4L・14Rが一旦所定の初期位置に移動された後、こ
れら両大押え幅DL・DRに基づいて第1・第2モータ
37・38が駆動されるので、両大押え14L・14R
を針幅N及び玉縁縫いの種類つまり玉縁幅に対応する所
定の移動位置に精度良く移動させることができる。しか
も、玉縁縫いの種類を問わず、玉縁幅変更に伴う手動に
よる両大押え14L・14Rの移動操作を一切省略する
ことができる。
【0027】尚、両大押え14L・14Rの初期位置へ
の設定時に、大押え幅Dに隙間Sが発生するときには、
この隙間Sを加味して両大押え幅DL・DRを求めても
よい。尚、前記大押え駆動制御において、両大押え幅D
L・DRを演算で求める代わりに、針幅Nと玉縁縫いの
種類とに基いて求めた演算結果を予め大押え幅テーブル
に格納しておき、この大押え幅テーブルに基いてこれら
大押え幅DL・DRを読込むようにすることも可能であ
る。尚、操作パネル45から大押え幅DL・DRを夫々
設定するように構成してもよい。尚、第1移動駆動機構
30や第2位駆動機構31としては、前記実施例のもの
に限定されず、既存の種々の機構のものを用いることが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】自動玉縁縫製機の斜視図である。
【図3】クランプ装置の拡大斜視図である。
【図4】クランプ装置が準備位置に位置したときの要部
縦断断面図である。
【図5】操作パネルの正面図である。
【図6】自動玉縁縫製機の制御系のブロック図である。
【図7】大押え駆動制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【符号の説明】
1 自動玉縁縫製機 2 ミシン本体 10 クランプ装置 14L 大押え 14R 大押え 30 第1移動駆動機構 31 第2移動駆動機構 37 第1モータ 38 第2モータ 40 第1センサ 41 第2センサ 36L スピンドル 36R スピンドル 46 針幅設定キー 68 CPU 69 ROM 70 RAM C 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 和司 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号ブラザー 工業株式会社内 (56)参考文献 実公 平2−17563(JP,Y2) 実公 昭63−10146(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D05B 3/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に接近・離隔する方向へ独立に移動
    可能に機枠に支持された1対の相対向した大押えを備
    え、両玉縁縫製と片玉縁縫製が可能な自動玉縁縫製機に
    おいて、 前記両大押えの各々を、ステッピングモータにより接近
    ・離隔方向へ独立に移動駆動する1対の移動駆動手段
    と、 前記両大押えを所定の初期位置に設定する為に、各ステ
    ッピングモータを原点位置に設定する初期設定手段と、 前記初期設定手段による設定後、両ステッピングモータ
    に対して共通に又は夫々独立に入力設定された指令値に
    基いて両ステッピングモータを制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする自動玉縁縫製機の大押え駆動
    制御装置。
JP3290878A 1991-10-08 1991-10-08 自動玉縁縫製機の大押え駆動制御装置 Expired - Fee Related JP3006636B2 (ja)

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