JPH0217563A - 共有メモリの初期化方法 - Google Patents
共有メモリの初期化方法Info
- Publication number
- JPH0217563A JPH0217563A JP63166676A JP16667688A JPH0217563A JP H0217563 A JPH0217563 A JP H0217563A JP 63166676 A JP63166676 A JP 63166676A JP 16667688 A JP16667688 A JP 16667688A JP H0217563 A JPH0217563 A JP H0217563A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shared memory
- initialization
- cpu
- completed
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 3
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 240000002853 Nelumbo nucifera Species 0.000 description 1
- 235000006508 Nelumbo nucifera Nutrition 0.000 description 1
- 235000006510 Nelumbo pentapetala Nutrition 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000008717 functional decline Effects 0.000 description 1
- 238000004092 self-diagnosis Methods 0.000 description 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Multi Processors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、共有メモリを介して情報の授受を行うマルチ
プロセッサシステムにおいて、t¥Ig投入直後に共有
メモリを使い始めるために共有メモリを初期化する方決
に関する。
プロセッサシステムにおいて、t¥Ig投入直後に共有
メモリを使い始めるために共有メモリを初期化する方決
に関する。
複数のプロセッサから構成されるマルチプロセッサシス
テムでは、各プロセッサ相互の情報授受の媒体として共
有メモリを使用する方式かめる。
テムでは、各プロセッサ相互の情報授受の媒体として共
有メモリを使用する方式かめる。
このようなシステムでは、情報の源泉→吸収関係にある
プロセッサ間で共有メモリ内のデータが情報の源泉側に
あるプロセッサが書き込んだものであるか否かにかかわ
らず、情報の吸収側にあるプロセッサは共有メモリから
データを読み出すことができるため、何らかの管理を施
さないと情報の吸収側にめるプロセッサが無効なデータ
に基づいて演算処理を実施してしまうおそれがある。こ
のため、一般には共有メモリの内容が有効でわるかどう
かを判定し、有効と判定されない場合は共有メモリのデ
ータを使用した演算処理を行わないようにしている。
プロセッサ間で共有メモリ内のデータが情報の源泉側に
あるプロセッサが書き込んだものであるか否かにかかわ
らず、情報の吸収側にあるプロセッサは共有メモリから
データを読み出すことができるため、何らかの管理を施
さないと情報の吸収側にめるプロセッサが無効なデータ
に基づいて演算処理を実施してしまうおそれがある。こ
のため、一般には共有メモリの内容が有効でわるかどう
かを判定し、有効と判定されない場合は共有メモリのデ
ータを使用した演算処理を行わないようにしている。
特に、電源投入直後の動作開始時点においては共有メモ
リの内容が保証されないため、その内容をめらかじめ決
められた状態に初期化しなければならない。従来はシス
テムを構成するプロセッサのうち、わらかしめ決められ
た特定のプロセッサが代表して、共有メモリの初期化を
行う方式が用いられてきた。し1」えば、第4図に示す
ようなマルチプロセッサシステムで、マイクロプロセッ
サ(CPU)11が共有メモリの初期化を行う場合、C
PU11による共有メモリのアクセスのための初期プロ
グラムのフローチャートは、それぞれ第5A図及び第5
B図のようになる。なお、第5A図は共有メモリの初期
化を行うCPUに対するフローチャートでめり、第5B
図は初期化をしないCPUに対するフローチャートであ
る。
リの内容が保証されないため、その内容をめらかじめ決
められた状態に初期化しなければならない。従来はシス
テムを構成するプロセッサのうち、わらかしめ決められ
た特定のプロセッサが代表して、共有メモリの初期化を
行う方式が用いられてきた。し1」えば、第4図に示す
ようなマルチプロセッサシステムで、マイクロプロセッ
サ(CPU)11が共有メモリの初期化を行う場合、C
PU11による共有メモリのアクセスのための初期プロ
グラムのフローチャートは、それぞれ第5A図及び第5
B図のようになる。なお、第5A図は共有メモリの初期
化を行うCPUに対するフローチャートでめり、第5B
図は初期化をしないCPUに対するフローチャートであ
る。
しかしながら、このような方式では、初期化を行つべく
指定されたプロセッサ(この場合はCPU11)が何ら
かの原因で共有メモリを初期化できないでいると、他の
健全なプロセッサはいつまでも共有メモリを使用するこ
とができなくなυ、一部プロセッサの障害がシステム全
体の障害につながシ、障害に対して敏感で脆弱なシステ
ムとなってしまうという問題点を有していた。
指定されたプロセッサ(この場合はCPU11)が何ら
かの原因で共有メモリを初期化できないでいると、他の
健全なプロセッサはいつまでも共有メモリを使用するこ
とができなくなυ、一部プロセッサの障害がシステム全
体の障害につながシ、障害に対して敏感で脆弱なシステ
ムとなってしまうという問題点を有していた。
また、共有メモリが初期化されるまでは共有メモリにめ
るデータを使用した処理が行えないために制御上の無駄
時間となることから、共有メモリの初期化を行うべく指
定されたプロセッサに障害が発生していない場合でも、
電源投入から共有メモリの初期化処理を開始するまでの
時間が他のプロセッサに比べて長い場合は、他のプロセ
ッサからみれば一時的な機能低下、無駄時間の発生をも
たらすという問題点を有していた。
るデータを使用した処理が行えないために制御上の無駄
時間となることから、共有メモリの初期化を行うべく指
定されたプロセッサに障害が発生していない場合でも、
電源投入から共有メモリの初期化処理を開始するまでの
時間が他のプロセッサに比べて長い場合は、他のプロセ
ッサからみれば一時的な機能低下、無駄時間の発生をも
たらすという問題点を有していた。
したがって、本発明は複数のプロセッサから構成される
マルチプロセッサシステムにおいて、システムを構成す
るプロセッサの一部に障害が発生しても、共有メモリの
使用に支障をきたさないようにすると〜もに、電源投入
時点から共有メモリが使用可能になるまでの待ち時間を
最短にすることを目的とする。
マルチプロセッサシステムにおいて、システムを構成す
るプロセッサの一部に障害が発生しても、共有メモリの
使用に支障をきたさないようにすると〜もに、電源投入
時点から共有メモリが使用可能になるまでの待ち時間を
最短にすることを目的とする。
共有メモリと、該共有メモリを介して互いに情報の交換
を行う複数のプロセッサと、該プロセッサ各々の共有メ
モリに対するアクセスを排他制御するバス調停手段と、
前記共有メモリ内の特定のデータが所定の値でるるか否
かにより共有メモリ内データの有効・無効を判定する第
1の判定手段と、該第1判定手段により共有メモリのデ
ータが有効と判定されたときにその初期化が終了してい
るか否かを判定する第2の判定手段とを設け、前記第1
判定手段により共有メモリのデータが無効と判定された
ときは、自らが共有メモリの初期化を実施するものとし
て他のプロセッサに対して第1、第2判定手段を用いて
共有メモリのデータは有効であるが初期化が終了してい
ない旨通知して共有メモリの初期化を実施し、初期化を
完了すると第2判定手段で初期化が終了したことを他の
プロセッサに通知する一方、第1判定手段により共有メ
モリ内のデータが有効と判定されたときは、共有メモリ
の所期化が他のプロセッサによって開始されていると判
断して初期化終了の有無を第2判定手段で判定し、初期
化処理が終了していなければ共有メモリ内データを使用
した演算処理は実施しないようにする。
を行う複数のプロセッサと、該プロセッサ各々の共有メ
モリに対するアクセスを排他制御するバス調停手段と、
前記共有メモリ内の特定のデータが所定の値でるるか否
かにより共有メモリ内データの有効・無効を判定する第
1の判定手段と、該第1判定手段により共有メモリのデ
ータが有効と判定されたときにその初期化が終了してい
るか否かを判定する第2の判定手段とを設け、前記第1
判定手段により共有メモリのデータが無効と判定された
ときは、自らが共有メモリの初期化を実施するものとし
て他のプロセッサに対して第1、第2判定手段を用いて
共有メモリのデータは有効であるが初期化が終了してい
ない旨通知して共有メモリの初期化を実施し、初期化を
完了すると第2判定手段で初期化が終了したことを他の
プロセッサに通知する一方、第1判定手段により共有メ
モリ内のデータが有効と判定されたときは、共有メモリ
の所期化が他のプロセッサによって開始されていると判
断して初期化終了の有無を第2判定手段で判定し、初期
化処理が終了していなければ共有メモリ内データを使用
した演算処理は実施しないようにする。
従来技術の問題点は、共有メモリの初期化を特定のプロ
セッサの処理に限定したところにある。
セッサの処理に限定したところにある。
つまり、システムのアプリケーション上のMaster
5lave (Main Sub )の関係、をその
iまシステム構成上のMaster −5laveの関
係に置き換えたためであるが、システム構成上のMas
ter −5laveの関係と、アプリケーション上の
Master−5laveの関係とは必ずしも同一のも
のである必要はない。
5lave (Main Sub )の関係、をその
iまシステム構成上のMaster −5laveの関
係に置き換えたためであるが、システム構成上のMas
ter −5laveの関係と、アプリケーション上の
Master−5laveの関係とは必ずしも同一のも
のである必要はない。
本発明はこの点に着目し、システム構成上のプロセッサ
の役割を限定せずに、最初に共有メモリにアクセスした
任意のプロセッサが共有メモリの初期化を行うようにし
て、特定のプロセッサの障害がシステム全体の機能の低
下を招かないようにするものである。さらに、このこと
はシステム全体の中で一番最初に共有メモリの初期化を
行えるプロセッサが初期化を行うことで、共有メモリが
有効となる(初期化が終了する)までの無駄時間を最短
にしようとするものである。また、共有メモリを介して
プロセッサ相互間の情報の伝達を行う場合、共有メモリ
へのアクセス・タイミングの競合に起因する不整合を防
ぐために、いわゆる排他制御機能を利用する。
の役割を限定せずに、最初に共有メモリにアクセスした
任意のプロセッサが共有メモリの初期化を行うようにし
て、特定のプロセッサの障害がシステム全体の機能の低
下を招かないようにするものである。さらに、このこと
はシステム全体の中で一番最初に共有メモリの初期化を
行えるプロセッサが初期化を行うことで、共有メモリが
有効となる(初期化が終了する)までの無駄時間を最短
にしようとするものである。また、共有メモリを介して
プロセッサ相互間の情報の伝達を行う場合、共有メモリ
へのアクセス・タイミングの競合に起因する不整合を防
ぐために、いわゆる排他制御機能を利用する。
iI図は本発明の実施例を示すフローチャート、第2図
は本発明の詳細な説明するための状態遷移図、第3図は
本発明の詳細な説明するだめのタイムチャート、第4図
はマルチプロセッサシステムの一般的な例を示すブロッ
ク図である。
は本発明の詳細な説明するための状態遷移図、第3図は
本発明の詳細な説明するだめのタイムチャート、第4図
はマルチプロセッサシステムの一般的な例を示すブロッ
ク図である。
まず、第4図から説明する。マイクロコンピュータ(以
下、CPUと記す)11.CPU12゜CPU15.・
・・・・・ CPUINは共有バス4を介して共有メモ
リ2にアクセスする。バス調停回路3は板数のCPUが
同時に共有メモリ2にアクセスした場合、共有バス上で
信号が競合・交錯することがないように、あらかじめ決
められた優先順位に従ってひとつのCPUに共有メモリ
2へのアクセス権を与えるとともに、他のCPUが同時
にアクセスできないようにする。さらに、バス調停回路
3はあるCPUが共有メモリ2へのアクセス権を獲得し
た後、獲得したアクセス権を放棄するまでの間、他のC
PUが共有メモリ5ヘアクセスできなくする、いわゆる
排他制御を行う。
下、CPUと記す)11.CPU12゜CPU15.・
・・・・・ CPUINは共有バス4を介して共有メモ
リ2にアクセスする。バス調停回路3は板数のCPUが
同時に共有メモリ2にアクセスした場合、共有バス上で
信号が競合・交錯することがないように、あらかじめ決
められた優先順位に従ってひとつのCPUに共有メモリ
2へのアクセス権を与えるとともに、他のCPUが同時
にアクセスできないようにする。さらに、バス調停回路
3はあるCPUが共有メモリ2へのアクセス権を獲得し
た後、獲得したアクセス権を放棄するまでの間、他のC
PUが共有メモリ5ヘアクセスできなくする、いわゆる
排他制御を行う。
次に、第1図のフローチャートについて説明する。なお
、このフローチャートはシステムを構成する全てのCP
Uに共通しだものである。
、このフローチャートはシステムを構成する全てのCP
Uに共通しだものである。
(STEPl)
CPUは、まず共有メモリ2の所定のアドレスに書き込
まれたバス・ワード(特定のデータ)を排他モード状態
でチエツクし、それが所定の内容(有効)であれば既に
他のCPUが初期化を開始したものとして共有メモリ2
へのアクセス権を放棄しく排他モードを解除して)、ス
テップ(STEP)5へ進む。
まれたバス・ワード(特定のデータ)を排他モード状態
でチエツクし、それが所定の内容(有効)であれば既に
他のCPUが初期化を開始したものとして共有メモリ2
へのアクセス権を放棄しく排他モードを解除して)、ス
テップ(STEP)5へ進む。
また、バス・ワードが所定の内容と異なれば共有メモリ
2は初期化されていないものとして5TEP2へ進む。
2は初期化されていないものとして5TEP2へ進む。
(STEP2)
引続き排他モードにてバス・ワードを所定の内容に設定
するとともに、共有メモリ2の初期化終了フラグをリセ
ットしたのち、共有メモリへのアクセス権を放棄して排
他モードを解除し、5TEP3へ進む。
するとともに、共有メモリ2の初期化終了フラグをリセ
ットしたのち、共有メモリへのアクセス権を放棄して排
他モードを解除し、5TEP3へ進む。
(STEP3)
CPUはあらかじめ決められた方式で、共有メモリ2の
他の領域を必要に応じてRead afterWrit
eチエツク等によるメモリの自己診断を行った後、初期
化(例えばデータをすべて′0”にする)し、5TEP
4へ進む。
他の領域を必要に応じてRead afterWrit
eチエツク等によるメモリの自己診断を行った後、初期
化(例えばデータをすべて′0”にする)し、5TEP
4へ進む。
(STEP4)
CPUは共有メモリ2内部の所定アドレスに設けられた
初期化終了フラグをセットして初期化が終了したことを
他のCPUに通知し、5TEP6へ進む。
初期化終了フラグをセットして初期化が終了したことを
他のCPUに通知し、5TEP6へ進む。
(STEP5)
CPUは、共有メモリ2内部の所定のアドレスに設けら
れた初期化終了フラグがセットされているかどうかをチ
エツクする。セットされていれば共有メモリ2の初期化
が終了したものとして、5TEP6へ進む。
れた初期化終了フラグがセットされているかどうかをチ
エツクする。セットされていれば共有メモリ2の初期化
が終了したものとして、5TEP6へ進む。
初期化終了フラグがセットされていなければ、他のCP
Uによる共有メモリ2の初期化の処理中ン いは一定時間経過ののち丹び5TEP5実施して、初期
化終了フラグがセットされるまで待機する。
Uによる共有メモリ2の初期化の処理中ン いは一定時間経過ののち丹び5TEP5実施して、初期
化終了フラグがセットされるまで待機する。
(STEP6)
CPUは共有メモリ2へのアクセス動作を含む通常の処
理動作を実施する。
理動作を実施する。
ここで、パス・ワードは他のプロセッサによる共有メモ
リの初期化処理開始の有無、及び初期化が開始している
場合、初期化終了フラグの内容が有効(初期化を開始し
たプロセッサが設定したもの)かどうかを判定する作用
をもつ。また、初期化終了フラグは共有メモリの初期化
が終了しており、共有メモリ内のデータを使用して演算
処理を行ってもよいかどうかを判定する作用をもつ。5
TEP 1及び5TEP2は排他モードで実施されるか
ら、5TEP2を実施するCPUが共有メモリ2にパス
・ワードを省き込んでから初期化終了フラグをリセット
するまでの過渡状態に、他のCPUが共有メモリ2ヘア
クセスしてノ(ス・ワードが有効でかつ終了フラグがリ
セットされていない状態を判定することはない。従って
、共有メモリ2の初期化を複数のCPUが重複して実施
したり、共有メモリ2の初期化終了以前に他のCPUが
5TEP6の通常動作を開始することはない。
リの初期化処理開始の有無、及び初期化が開始している
場合、初期化終了フラグの内容が有効(初期化を開始し
たプロセッサが設定したもの)かどうかを判定する作用
をもつ。また、初期化終了フラグは共有メモリの初期化
が終了しており、共有メモリ内のデータを使用して演算
処理を行ってもよいかどうかを判定する作用をもつ。5
TEP 1及び5TEP2は排他モードで実施されるか
ら、5TEP2を実施するCPUが共有メモリ2にパス
・ワードを省き込んでから初期化終了フラグをリセット
するまでの過渡状態に、他のCPUが共有メモリ2ヘア
クセスしてノ(ス・ワードが有効でかつ終了フラグがリ
セットされていない状態を判定することはない。従って
、共有メモリ2の初期化を複数のCPUが重複して実施
したり、共有メモリ2の初期化終了以前に他のCPUが
5TEP6の通常動作を開始することはない。
第2図に第1図のプログラムのフローチャートによって
実現される状態遷移図を示す。また、第3図にCPU1
1〜14で構成される第4図の構成例で、CPU11が
最初に共有メモリにアクセスしてその初期化を行う場合
を例にとって、各CPUの状態(STEP)を時間の経
過とともに示す。
実現される状態遷移図を示す。また、第3図にCPU1
1〜14で構成される第4図の構成例で、CPU11が
最初に共有メモリにアクセスしてその初期化を行う場合
を例にとって、各CPUの状態(STEP)を時間の経
過とともに示す。
ここで、CPU11が初期状態から抜は出し共有メモリ
2ヘアクセスした時点で、他のプロセッサは共有メモリ
にアクセスしていない。従って、パス・ワードの内容は
有効な直に設定されていない。この結果、CPU11が
共有メモリ2の初期化処理を実施することになる。
2ヘアクセスした時点で、他のプロセッサは共有メモリ
にアクセスしていない。従って、パス・ワードの内容は
有効な直に設定されていない。この結果、CPU11が
共有メモリ2の初期化処理を実施することになる。
CPU12が共有メモリ2にノくス・ワードを読みに行
く時点(STEPl)ではすてにCPU11が排他モー
ドで初期化処理を開始しているから、CPU11が5T
EP3へ進むまで共有メモリ2へのアクセス権は与えら
れず、実際に共有メモリ2のパス・ワードを読むときに
はCPU11の初期化処理が終了しており、したがって
CPU12は5TEP5へと進む。CPU13は他のC
PU11、CPU12に遅れて起動されたため、既にパ
ス・ワードが設定されており5TEP1から直ちに5T
EP5へと進んでいる。従来のように共有メモリの初期
化処理がCPU13に限定されているとすると、CPU
13が起動されるまで共有メモリ2の初期化処理は開始
されず、システム全体が稼働状態になるまでの無駄時間
が長くなる。
く時点(STEPl)ではすてにCPU11が排他モー
ドで初期化処理を開始しているから、CPU11が5T
EP3へ進むまで共有メモリ2へのアクセス権は与えら
れず、実際に共有メモリ2のパス・ワードを読むときに
はCPU11の初期化処理が終了しており、したがって
CPU12は5TEP5へと進む。CPU13は他のC
PU11、CPU12に遅れて起動されたため、既にパ
ス・ワードが設定されており5TEP1から直ちに5T
EP5へと進んでいる。従来のように共有メモリの初期
化処理がCPU13に限定されているとすると、CPU
13が起動されるまで共有メモリ2の初期化処理は開始
されず、システム全体が稼働状態になるまでの無駄時間
が長くなる。
CPU14は何らかの原因で起動できないでいるが、他
のCPU11.CPU12.CPU13はそれとは無関
係に正常動作を行っている。この場合に、若しCPU1
4が共有メモリ2の初期化処理に指定されているものと
すれば、その初期化処理が実施されないためにシステム
全体の機能低下をもたらすことになる。
のCPU11.CPU12.CPU13はそれとは無関
係に正常動作を行っている。この場合に、若しCPU1
4が共有メモリ2の初期化処理に指定されているものと
すれば、その初期化処理が実施されないためにシステム
全体の機能低下をもたらすことになる。
本発明によれば、共有メモリの初期化を特定のCPUに
限定することなく、システムを構成するCPUのうち最
初に共有メモリへアクセスしたCPUがその初期化を行
うことから、共有メモリの初期化終了までの無駄時間を
最短にすることができる。また、システムを構成する一
部のCPUに障害が発生しても、共有メモリの初期化処
理を特定のCPUに限定していないことから、他の健全
なCPUによって共有メモリの初期化処理が必ず実行さ
れ、従来のように共有メモリを初期化すべく指定された
CPUの障害で共有メモリの稼働が妨げられるような状
態を回避することができる。
限定することなく、システムを構成するCPUのうち最
初に共有メモリへアクセスしたCPUがその初期化を行
うことから、共有メモリの初期化終了までの無駄時間を
最短にすることができる。また、システムを構成する一
部のCPUに障害が発生しても、共有メモリの初期化処
理を特定のCPUに限定していないことから、他の健全
なCPUによって共有メモリの初期化処理が必ず実行さ
れ、従来のように共有メモリを初期化すべく指定された
CPUの障害で共有メモリの稼働が妨げられるような状
態を回避することができる。
第1図は本発明の実施例を示すフルーチャート、第2図
は本発明の詳細な説明するだめの状態遷移図、第6図は
本発明の詳細な説明するためのタイムチャート、第4図
は本発明が適用されるシステムを示すブロック図、第5
A図および第5B図は従来例を説明するだめのフローチ
ャートである。 符号説明 11.12,15・・・・ 1N・・・・・・マイクロ
プロセッサ(CPU)、2・・・・・・共有メモリ、3
・・・・・・バス調停回路、 4・・・・・・共有ハス。
は本発明の詳細な説明するだめの状態遷移図、第6図は
本発明の詳細な説明するためのタイムチャート、第4図
は本発明が適用されるシステムを示すブロック図、第5
A図および第5B図は従来例を説明するだめのフローチ
ャートである。 符号説明 11.12,15・・・・ 1N・・・・・・マイクロ
プロセッサ(CPU)、2・・・・・・共有メモリ、3
・・・・・・バス調停回路、 4・・・・・・共有ハス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 共有メモリと、 該共有メモリを介して互いに情報の交換を行う複数のプ
ロセッサと、 該プロセッサ各々の共有メモリに対するアクセスを排他
制御するバス調停手段と、 前記共有メモリ内の特定のデータが所定の値であるか否
かにより共有メモリ内データの有効・無効を判定する第
1の判定手段と、 該第1判定手段により共有メモリのデータが有効と判定
されたときにその初期化が終了しているか否かを判定す
る第2の判定手段と、 を備え、前記第1判定手段により共有メモリのデータが
無効と判定されたときは、自らが共有メモリの初期化を
実施するものとして他のプロセッサに対して第1、第2
判定手段を用いて共有メモリのデータは有効であるが初
期化が終了していない旨通知して共有メモリの初期化を
実施し、初期化を完了すると第2判定手段で初期化が終
了したことを他のプロセッサに通知する一方、 第1判定手段により共有メモリ内のデータが有効と判定
されたときは、共有メモリの所期化が他のプロセッサに
よつて開始されていると判断して初期化終了の有無を第
2判定手段で判定し、初期化処理が終了していなければ
共有メモリ内データを使用した演算処理は実施しないこ
とを特徴とする共有メモリの初期化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63166676A JPH0217563A (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | 共有メモリの初期化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63166676A JPH0217563A (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | 共有メモリの初期化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0217563A true JPH0217563A (ja) | 1990-01-22 |
Family
ID=15835660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63166676A Pending JPH0217563A (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | 共有メモリの初期化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0217563A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5211119A (en) * | 1991-10-08 | 1993-05-18 | Brother Kogyo Kebuskiki Kaisha | Main-presser driving apparatus for automatic binding sewing machine |
JPH05216855A (ja) * | 1992-02-04 | 1993-08-27 | Fujitsu Ltd | マルチcpu制御方式 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6269309A (ja) * | 1985-09-20 | 1987-03-30 | Fujitsu Ltd | 周辺装置初期化制御方式 |
-
1988
- 1988-07-06 JP JP63166676A patent/JPH0217563A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6269309A (ja) * | 1985-09-20 | 1987-03-30 | Fujitsu Ltd | 周辺装置初期化制御方式 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5211119A (en) * | 1991-10-08 | 1993-05-18 | Brother Kogyo Kebuskiki Kaisha | Main-presser driving apparatus for automatic binding sewing machine |
JPH05216855A (ja) * | 1992-02-04 | 1993-08-27 | Fujitsu Ltd | マルチcpu制御方式 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100303947B1 (ko) | 다중프로세서시스템그리고그의초기화기능분산및자체진단시스템그리고그방법 | |
JP4234202B2 (ja) | コンピュータシステムのi/oアドレス空間にマップされたレジスタへのアクセスを制御するためのシステム | |
JPH0430053B2 (ja) | ||
US5163143A (en) | Enhanced locked bus cycle control in a cache memory computer system | |
JP4893427B2 (ja) | マイクロコンピュータシステム | |
JPS61182160A (ja) | デ−タ処理装置 | |
US20050289545A1 (en) | Method to enable user mode process to operate in a privileged execution mode | |
JP5999216B2 (ja) | データ処理装置 | |
US5182809A (en) | Dual bus microcomputer system with programmable control of lock function | |
JPH0217563A (ja) | 共有メモリの初期化方法 | |
US5325535A (en) | Lock signal extension and interruption apparatus | |
US5913225A (en) | Cache flush mechanism for a secondary cache memory | |
JPH02130666A (ja) | マルチプロセッサシステムのシステム再構成方式 | |
JPH054710B2 (ja) | ||
JPS59229662A (ja) | 共有メモリ制御回路 | |
JPS603049A (ja) | バスインタ−フエ−ス装置 | |
JPS6230105Y2 (ja) | ||
JPH0679306B2 (ja) | マルチプロセツサの制御方法 | |
JPH0589057A (ja) | レジスタ制御装置 | |
JPS63155254A (ja) | 情報処理装置 | |
JPH05242008A (ja) | データ処理装置 | |
JPH08161190A (ja) | エミュレーション用プロセッサおよびそれを搭載したエミュレータ | |
JPH0772882B2 (ja) | 共通メモリ保護方式 | |
JPH03278145A (ja) | 共有メモリ管理装置および共有メモリ | |
JPS6010377A (ja) | メモリ・マルチアクセス制御方式 |